JPH1165891A - ウォッチドッグ回路の診断システム - Google Patents

ウォッチドッグ回路の診断システム

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Publication number
JPH1165891A
JPH1165891A JP9221566A JP22156697A JPH1165891A JP H1165891 A JPH1165891 A JP H1165891A JP 9221566 A JP9221566 A JP 9221566A JP 22156697 A JP22156697 A JP 22156697A JP H1165891 A JPH1165891 A JP H1165891A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
watchdog
microcomputer
circuit
watchdog circuit
frequency
Prior art date
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Pending
Application number
JP9221566A
Other languages
English (en)
Inventor
Yasuo Saito
泰男 斉藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Marelli Corp
Original Assignee
Kansei Corp
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Publication date
Application filed by Kansei Corp filed Critical Kansei Corp
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Publication of JPH1165891A publication Critical patent/JPH1165891A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ウォッチドッグ回路のフィルタ回路部の故障
診断を可能にして、診断機能を向上させる。 【解決手段】 初期化ステップ、信号作成ステップ、ウ
ォッチドッグパルス出力制御ステップが1つのルーチン
の中で実行されるプログラムを有し、該プログラムが正
常に実行されているとき前記ウォッチドッグパルス出力
制御ステップによって、マイクロコンピュータからウォ
ッチドッグ回路にウォッチドッグパルスが出力され、そ
の出力が停止されたとき、前記マイクロコンピュータに
リセット信号を供給して、前記マイクロコンピュータを
初期化するウォッチドッグ回路において、該ウォッチド
ッグ回路の診断手段を設け、該診断手段は、前記マイク
ロコンピュータのウォッチドッグパルス出力制御ステッ
プで出力されるウォッチドッグパルスの周波数を所定の
周波数範囲の中でスキャンすることを特徴とするもので
ある。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、マイクロコンピ
ュータの暴走の監視を行うウォッチドッグ回路の診断シ
ステムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来のマイクロコンピュータのウォッチ
ドッグ回路の診断システムを図2に示す乗員保護装置に
基づいて説明する。すなわち、1は加速度センサ、2は
加速度センサ1から衝突に伴う加速度信号を入力するマ
イクロコンピュータ、3はマイクロコンピュータ2のプ
ログラム暴走を監視するウォッチドッグ回路、4はパワ
ーオンリセット回路、5はDC/DCコンバータ、6は
DC/DCコンバータ5によって充電されるバックアッ
プコンデンサ、7はマイクロコンピュータ2からハイレ
ベルの点火信号が供給されるとオンするスイッチングト
ランジスタ、8はスクイブ、9は機械式加速度スイッ
チ、16は警報装置である。
【0003】また、上記ウォッチドッグ回路3は、図3
に示すように前記マイクロコンピュータ2から、入力端
子Aにウォッチドッグパルスを受けるローパスフィルタ
10と、該ローパスフィルタからの抽出出力を入力する
ハイパスフィルタ11と、該ハイパスフィルタ11から
の抽出出力によってオン、オフ制御されるスイッチング
トランジスタ12と、抵抗13aとコンデンサ13bと
からなる時定数回路13と、電圧分割用抵抗14a,1
4bとからなる基準値回路14と、該基準値回路14か
らの基準電圧を入力して前記時定数回路13のコンデン
サ13bの充電電圧と比較するコンパレータ15とから
なり、マイクロコンピュータ2から所定の周波数、すな
わちローパスフィルタ10と、ハイパスフィルタ11と
によるバンドパスフィルタを通過する周波数のウォッチ
ドッグパルスが供給されると、そのパルスによってスイ
ッチングトランジスタ12がオン、オフされて、時定数
回路13のコンデンサ13bには十分に充電されないの
で、コンパレータ15の出力、すなわちウォッチドッグ
回路3の出力端子Bはハイレベル状態を維持され、マイ
クロコンピュータ2のプログラム動作は正常に実行され
るが、マイクロコンピュータ2のプログラムが暴走をし
てウォッチドッグパルスが所定の周波数ではなくなり、
例えばローレベル状態またはハイレベル状態に維持され
ると、ハイパスフィルタ11からの抽出出力がなくなる
ので、スイッチングトランジスタ12がオフ状態に維持
され、コンデンサ13bの充電電圧が電源電圧まで上昇
して基準電圧を越えるので、出力はローレベルに切り替
わり(リセット信号の発生を意味する)、それによって
マイクロコンピュータ2のプログラム動作は、リセット
される。
【0004】次に、上記マイクロコンピュータ2のプロ
グラムのフローチャートを図4に基づいて説明する。す
なわち、電源が投入されると、マイクロコンピュータ2
はステップST100でパワーオンリセット回路4から
リセット信号を入力して、リセットし、その後ウォッチ
ドッグ回路3がマイクロコンピュータ2によって診断さ
れ、ウォッチドッグ回路3が正常であるか否かが内蔵R
AMに記憶されたデータに基づいて判断されて、ウォッ
チドッグ回路3が診断された結果、正常であると判断さ
れると、ステップST170に進む。
【0005】またウォッチドッグ回路3がまだ診断され
ていないと判断されると、ステップST120に進み、
内蔵RAMにウォッチドッグ回路3の診断が終了したこ
とを示す信号を事前に記憶する。その後、ステップST
130に進み、マイクロコンピュータ2からウォッチド
ッグ回路3へのウォッチドッグパルスの出力を停止する
と共に、ウォッチドッグ回路3からリセット信号が所定
時間の間に供給されるか否かを検出するために所定時間
の間、監視タイマをスタートさせ、ステップST140
でリセット信号がその所定の時間の間に供給されたか否
かが判断され、供給されたと判断するとステップST1
70に進み、まだ供給されないと判断すると、ステップ
ST150に進む。
【0006】ステップST150では、ステップST1
30でスタートさせた監視タイマがタイムアップしたか
否かが判断され、まだタイムアップしていないと判断す
ると、ステップST140に戻り、またタイムアップし
たと判断されるとステップST160に進む。ステップ
ST160では、ウォッチドッグ回路3が異常で、故障
していると判断されると、内蔵RAMにその旨が記憶さ
れる。
【0007】次に、ステップST170に進み、次のス
テップST180、ST190が所定の周期で実行され
ているか否かが判断され、所定の周期で実行されている
と判断されると、ステップST180に進み、所定の周
期に達していないと判断されると、このステップST1
70で所定の周期になるまで待つ。ステップST180
に進むと、ウォッチドッグ回路3にウォッチドッグパル
スを供給するために、このステップST180に進む度
にウォッチドッグパルスを出力する端子の論理を反転さ
せ、ウォッチドッグパルスを出力する。その後、ステッ
プST190に進むと、通常処理、すなわち衝突判断、
故障診断等を行い、例えば、スクイブ8が短絡、断線等
の故障を発生している場合には警報装置16を作動させ
た後にステップST170に戻る。
【0008】次に上記構成の作用説明を行う。乗員保護
装置に電源が投入されると、それと同時にパワーオンリ
セット回路4によってマイクロコンピュータ2がパワー
オンリセットされ、ウォッチドッグ回路3の故障診断の
有無を内蔵RAMに記憶されたデータに基づいて判断さ
れ、故障診断が既に終了していると判断された場合に
は、通常動作モードに入り(ステップST170〜ST
190)、マイクロコンピュータ2は、加速度センサ1
から供給される加速度信号の供給を受けて、衝突発生の
有無を判断すると共に、その衝突の規模を判断して乗員
の受ける傷害の程度が大きいと判断した場合には、スイ
ッチングトランジスタ7をオン作動させて、バックアッ
プコンデンサ6に充電された電荷をスクイブ8に供給し
て、エアバッグ等を作動させる。
【0009】一方、ウォッチドッグ回路3の故障診断が
終了していないと判断された場合には、所定時間の間ウ
ォッチドッグパルスのウォッチドッグ回路3への供給を
停止して疑似的に故障を発生させ、その所定時間の間に
ウォッチドッグ回路3からマイクロコンピュータ2にリ
セット信号が供給されるとウォッチドッグ回路3は正常
であると判断する。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ようなウォッチドッグ回路の診断回路にあっては、ウォ
ッチドッグ回路からリセットパルスが出力されるか否か
の判断しか行わない構成になっているので、ウォッチド
ッグ回路のフィルタ回路部が故障したか否かの判断がで
きないという問題点があった。
【0011】そこで、この発明は、上記問題点に着目し
てなされたもので、ウォッチドッグパルスの周波数を所
定の範囲内でスキャンし、ウォッチドッグ回路の入力段
を構成するフィルタ回路の診断機能を向上させることを
目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】この発明に係るウォッチ
ドッグ回路の診断回路は、初期化ステップ、信号作成ス
テップ、ウォッチドッグパルス出力制御ステップが1つ
のルーチンの中で実行されるプログラムを有し、該プロ
グラムが正常に実行されているとき前記ウォッチドッグ
パルス出力制御ステップによって、マイクロコンピュー
タからウォッチドッグ回路にウォッチドッグパルスが出
力され、その出力が停止されたとき、前記マイクロコン
ピュータにリセット信号を供給して、前記マイクロコン
ピュータを初期化するウォッチドッグ回路において、該
ウォッチドッグ回路の診断手段を設け、該診断手段は、
前記マイクロコンピュータのウォッチドッグパルス出力
制御ステップで出力されるウォッチドッグパルスの周波
数を所定の周波数範囲の中でスキャンすることを特徴と
するものである。
【0013】
【発明の実施の形態】
実施の形態1.この発明による実施の形態1を図1に基
づいて以下に説明するが、この実施の形態の構成は、図
2に示したものと同一であるので構成の説明は省略し、
異なるマイクロコンピュータ2のフローチャートについ
てのみ以下に説明する。なお、図1において、既に図4
において説明したステップについては同一符号を付して
異なる部分、すなわちステップST200〜ステップS
T250についてのみ以下に説明する。
【0014】すなわち、ステップST200はウォッチ
ドッグパルスの周波数を変化させるための変数Nを0に
初期化し、ステップST210はウォッチドッグパルス
の出力端子の論理を反転させる。また、ステップST2
20はウォッチドッグパルスの周波数を変化させるため
に変数Nに1を加算する。ステップST230はステッ
プST220で加算された変数Nが1000以上か否か
を判断して1000より小さいと判断した場合にはウォ
ッチドッグパルスの周波数が最大値まで到達していない
と判断してステップST240で所定のスキャンモード
になるように所定時間待ってステップST210に戻
る。また、ステップST230で変数Nが1000以上
になったと判断した場合にはステップST250に進
み、ウォッチドッグ回路3がマイクロコンピュータ2に
対して、ウォッチドッグ回路2の所定の診断時間の間に
リセット信号を出力したか否か、またどのようなタイミ
ングでリセットパルスが発生したか否かが判断され、所
定のタイミングでリセット信号が出力されていると判断
した場合には、故障なしとしてステップST170に進
む。また、ステップST250でリセット信号が所定の
タイミングで出力されていないと判断した場合には、メ
モリにウォッチドッグ回路3が故障している旨を記憶せ
しめ、ステップST170に進み、通常動作モードを行
う。
【0015】それによって、ステップST200〜ステ
ップST250の間で所定時間の間にウォッチドッグパ
ルスの周波数を所定周波数範囲にわたって、換言する
と、ステップST210〜ステップST240のルーチ
ンで変数Nを1〜1000まで変化させることによって
ウォッチドッグパルスの周波数を所定範囲にわたってス
キャンせしめる。すなわち、周波数のスキャンは、例え
ば最初ローパスフィルタ10と、ハイパスフィルタ11
とを通過する周波数からローパスフィルタ10を通過し
ない高い周波数に向けてスキャンし、その後その高い周
波数からハイパスフィルタ11を通過しない低い周波数
に向けてスキャンし、さらにその低い周波数からスキャ
ンを開始した初期の周波数までスキャンする。
【0016】このように、ウォッチドッグパルスの周波
数が所定の周波数範囲にわたってスキャンさせられるこ
とによって、例えば、ローパスフィルタ10が全ての周
波数を通過させるような故障をしていると、ハイパスフ
ィルタ11を通過する高い周波数ではリセット信号は出
力されない。一方、ハイパスフィルタ11が全ての周波
数を通過させるような故障をしていた場合には、低い周
波数側では、リセット信号は出力されない。その結果、
その途中のどのタイミングでリセット信号がウォッチド
ッグ回路2からマイクロコンピュータ2に提供されたか
を該マイクロコンピュータ2が判断すると、ウォッチド
ッグ回路3はローパスフィルタ10、ハイパスフィルタ
11のいずれが故障しているのか、また正常であるのか
を判断できる。
【0017】
【発明の効果】以上説明したように、この発明によれ
ば、ウォッチドッグ回路のフィルタ回路故障まで診断す
ることができるので、マイクロコンピュータの信頼性を
向上させることができるという効果が発揮される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるマイクロコンピュータ2のフロー
チャート説明図である。
【図2】乗員保護装置に用いられているマイクロコンピ
ュータ装置である。
【図3】図2に示すウォッチドッグ回路3の詳細回路説
明図である。
【図4】図2に示すマイクロコンピュータ2の作動を説
明するフローチャート説明図ある。
【符号の説明】
1 加速度センサ 2 マイクロコンピュータ 3 ウォッチドッグ回路 5 DC/DCコンバータ 6 バックアップコンデンサ 7 スイッチングトランジスタ 8 スクイブ 9 機械式加速度スイッチ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 初期化ステップ、信号作成ステップ、ウ
    ォッチドッグパルス出力制御ステップが1つのルーチン
    の中で実行されるプログラムを有し、該プログラムが正
    常に実行されているとき前記ウォッチドッグパルス出力
    制御ステップによって、マイクロコンピュータからウォ
    ッチドッグ回路にウォッチドッグパルスが出力され、そ
    の出力が停止されたとき、前記マイクロコンピュータに
    リセット信号を供給して、前記マイクロコンピュータを
    初期化するウォッチドッグ回路において、該ウォッチド
    ッグ回路の診断手段を設け、該診断手段は、前記マイク
    ロコンピュータのウォッチドッグパルス出力制御ステッ
    プで出力されるウォッチドッグパルスの周波数を所定の
    周波数範囲の中でスキャンすることを特徴とするウォッ
    チドッグ回路の診断システム。
JP9221566A 1997-08-18 1997-08-18 ウォッチドッグ回路の診断システム Pending JPH1165891A (ja)

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JP9221566A JPH1165891A (ja) 1997-08-18 1997-08-18 ウォッチドッグ回路の診断システム

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JP9221566A JPH1165891A (ja) 1997-08-18 1997-08-18 ウォッチドッグ回路の診断システム

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JPH1165891A true JPH1165891A (ja) 1999-03-09

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JP (1) JPH1165891A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011131664A (ja) * 2009-12-23 2011-07-07 Autonetworks Technologies Ltd 処理装置及び制御方法
JP2017166932A (ja) * 2016-03-15 2017-09-21 日立オートモティブシステムズ株式会社 車両用制御装置及びその評価方法

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2011131664A (ja) * 2009-12-23 2011-07-07 Autonetworks Technologies Ltd 処理装置及び制御方法
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