JP2741461B2 - 車両用安全装置の点火制御装置 - Google Patents
車両用安全装置の点火制御装置Info
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- JP2741461B2 JP2741461B2 JP4234099A JP23409992A JP2741461B2 JP 2741461 B2 JP2741461 B2 JP 2741461B2 JP 4234099 A JP4234099 A JP 4234099A JP 23409992 A JP23409992 A JP 23409992A JP 2741461 B2 JP2741461 B2 JP 2741461B2
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は車両用安全装置の点火制
御装置に関するものであり、特に、故障診断中に割込み
処理で衝突判定をすることができる車両用安全装置の点
火制御装置に関する。
御装置に関するものであり、特に、故障診断中に割込み
処理で衝突判定をすることができる車両用安全装置の点
火制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】加速度センサの出力信号に基づいて車両
等の加速度を検出し、この検出信号から衝突判定を行っ
て安全装置を作動させるシステムが知られている。この
システムでは、前記加速度センサの出力信号の積分値が
予定のしきい値を超過した時点で衝突を検出し、点火手
段(スクィブ)を点火させ、エアバッグを急速に膨張さ
せたり、シートベルトの予備張力装置を作動させたりす
る。
等の加速度を検出し、この検出信号から衝突判定を行っ
て安全装置を作動させるシステムが知られている。この
システムでは、前記加速度センサの出力信号の積分値が
予定のしきい値を超過した時点で衝突を検出し、点火手
段(スクィブ)を点火させ、エアバッグを急速に膨張さ
せたり、シートベルトの予備張力装置を作動させたりす
る。
【0003】ところで、上記のシステムにおいて故障診
断が不可欠である。そこで、従来のシステムでは故障診
断と衝突判定とをメインルーチンで連続して交互に処理
することが行われていた。しかし、この処理では、故障
診断中に実際の衝突が生じたときに、衝突判定が遅れる
おそれがある。
断が不可欠である。そこで、従来のシステムでは故障診
断と衝突判定とをメインルーチンで連続して交互に処理
することが行われていた。しかし、この処理では、故障
診断中に実際の衝突が生じたときに、衝突判定が遅れる
おそれがある。
【0004】これに対し、メインルーチンにおいて制御
システムの故障を診断する故障診断手段と、設定時間毎
のタイマ割込みルーチンにおいて加速度信号に基づいて
衝突の有無を判定する衝突判定手段とを設けた車両安全
装置のための制御システムが提案されている(特開平3
−238357号公報)。
システムの故障を診断する故障診断手段と、設定時間毎
のタイマ割込みルーチンにおいて加速度信号に基づいて
衝突の有無を判定する衝突判定手段とを設けた車両安全
装置のための制御システムが提案されている(特開平3
−238357号公報)。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記の従来システムに
は次のような問題点があった。一定間隔で割込み処理す
る場合、1つの割込み処理が終了した後、次の割込みタ
イミングまでの間に、衝突の判定を開始すべきような大
きな加速度が発生したとしても、その時点では衝突判定
は開始されない。これを図6を参照して説明する。
は次のような問題点があった。一定間隔で割込み処理す
る場合、1つの割込み処理が終了した後、次の割込みタ
イミングまでの間に、衝突の判定を開始すべきような大
きな加速度が発生したとしても、その時点では衝突判定
は開始されない。これを図6を参照して説明する。
【0006】図6(a)は加速度センサの出力波形、図
6(b)は故障診断を含むメインルーチンのタイミング
チャート、図6(c)は衝突判定のための割込みルーチ
ンのタイミングチャートである。
6(b)は故障診断を含むメインルーチンのタイミング
チャート、図6(c)は衝突判定のための割込みルーチ
ンのタイミングチャートである。
【0007】図6において、加速度センサの出力信号レ
ベルが衝突判定開始のためのしきい値Thより低い場合
は、加速度センサの出力は読込まれない。すなわち衝突
判定は開始されない。そして、加速度センサの出力レベ
ルがしきい値Thを超過した場合、該超過した時点から
該加速度センサの出力を読込んで衝突判定を開始する。
ベルが衝突判定開始のためのしきい値Thより低い場合
は、加速度センサの出力は読込まれない。すなわち衝突
判定は開始されない。そして、加速度センサの出力レベ
ルがしきい値Thを超過した場合、該超過した時点から
該加速度センサの出力を読込んで衝突判定を開始する。
【0008】ところが、図6に示した例では、タイミン
グt1で割込み処理を行った直後のタイミングt2にお
いて、しきい値Thを超過する大きい加速度が発生して
いる。しかし、タイミングt2ではメインルーチンによ
る故障診断処理が行われているので、その時点では衝突
判定が開始されず、タイミングt3において開始され
る。
グt1で割込み処理を行った直後のタイミングt2にお
いて、しきい値Thを超過する大きい加速度が発生して
いる。しかし、タイミングt2ではメインルーチンによ
る故障診断処理が行われているので、その時点では衝突
判定が開始されず、タイミングt3において開始され
る。
【0009】このように、加速度の状態とは無関係に一
定のタイミングで割込み処理を行っていたため、割込処
理と、次の割込処理との間隔を短くして対応していた。
この間隔の短縮のために処理能力の高い処理装置を必要
としていた。このような処置装置を使用するため、シス
テムが高価になるという問題点があった。
定のタイミングで割込み処理を行っていたため、割込処
理と、次の割込処理との間隔を短くして対応していた。
この間隔の短縮のために処理能力の高い処理装置を必要
としていた。このような処置装置を使用するため、シス
テムが高価になるという問題点があった。
【0010】本発明の目的は、上記の問題点を解消し、
安価な処理装置を用いることができる車両用安全装置の
点火制御装置を提供することにある。
安価な処理装置を用いることができる車両用安全装置の
点火制御装置を提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】 上記の課題を解決し、
目的を達成するための本発明は、タイマ割込みによって
衝突判定を行う衝突判定手段と、前記加速度センサの出
力信号および予定のトリガレベルを比較し、前記加速度
センサの出力信号の方が前記トリガレベルより大きいと
きに、前記衝突判定を開始させるトリガ信号を出力する
比較手段とを具備した点に特徴がある。
目的を達成するための本発明は、タイマ割込みによって
衝突判定を行う衝突判定手段と、前記加速度センサの出
力信号および予定のトリガレベルを比較し、前記加速度
センサの出力信号の方が前記トリガレベルより大きいと
きに、前記衝突判定を開始させるトリガ信号を出力する
比較手段とを具備した点に特徴がある。
【0012】また、本発明は、最初から割込み処理は可
能な状態に設定しておき、前記加速度センサの出力信号
の方が前記トリガレベルより大きいと判断された場合
に、新たな割込みタイミングに従って割込み処理を行う
ように構成した点に第2の特徴がある。
能な状態に設定しておき、前記加速度センサの出力信号
の方が前記トリガレベルより大きいと判断された場合
に、新たな割込みタイミングに従って割込み処理を行う
ように構成した点に第2の特徴がある。
【0013】
【作用】上記の特徴を有する本発明では、加速度センサ
の出力信号がしきい値を超過したことを検出したときか
ら割込み処理が開始されるので、この割込み処理開始時
から加速度センサの出力を取込んで直ちに衝突判定を行
うことができる。
の出力信号がしきい値を超過したことを検出したときか
ら割込み処理が開始されるので、この割込み処理開始時
から加速度センサの出力を取込んで直ちに衝突判定を行
うことができる。
【0014】また、第2の特徴を有する本発明では、加
速度センサの出力信号がしきい値を超過したことを契機
として、新たな割込みタイミングで割込み処理が行われ
る。
速度センサの出力信号がしきい値を超過したことを契機
として、新たな割込みタイミングで割込み処理が行われ
る。
【0015】
【実施例】以下、図面を参照して本発明を詳細に説明す
る。図1は本発明の一実施例に係る点火制御装置の構成
を示す図である。同図において、加速度センサ(以下、
Gセンサという)1の出力信号は、比較器2およびCP
U3に入力される。CPU3の出力信号は起動回路4に
供給される。該起動回路4には、前記CPU3からの出
力信号に応答してオン動作する半導体スイッチやこの半
導体スイッチのオン動作によって電流を供給されて点火
されるスクィブ(共に図示しない)が含まれる。スクィ
ブが点火されると、エアバッグ5が膨張して車両の搭乗
者は保護される。
る。図1は本発明の一実施例に係る点火制御装置の構成
を示す図である。同図において、加速度センサ(以下、
Gセンサという)1の出力信号は、比較器2およびCP
U3に入力される。CPU3の出力信号は起動回路4に
供給される。該起動回路4には、前記CPU3からの出
力信号に応答してオン動作する半導体スイッチやこの半
導体スイッチのオン動作によって電流を供給されて点火
されるスクィブ(共に図示しない)が含まれる。スクィ
ブが点火されると、エアバッグ5が膨張して車両の搭乗
者は保護される。
【0016】 Gセンサ1としては、例えば、加速度を
検出してこれを電気信号に変換するピエゾ抵抗素子を利
用したセンサが使用できる。比較手段としての比較器2
には、Gセンサ1から加速度を表す信号が入力され、ト
リガレベル設定器6から入力されるトリガレベルと比較
される。該トリガレベルとしては、例えば図6(a)に
おけるしきい値Thに相当する電圧を設定する。
検出してこれを電気信号に変換するピエゾ抵抗素子を利
用したセンサが使用できる。比較手段としての比較器2
には、Gセンサ1から加速度を表す信号が入力され、ト
リガレベル設定器6から入力されるトリガレベルと比較
される。該トリガレベルとしては、例えば図6(a)に
おけるしきい値Thに相当する電圧を設定する。
【0017】 比較器2は、トリガレベル設定器6から
供給されるしきい値よりもGセンサ1から供給される信
号の方が大きい場合に、CPU3の割込み入力ピンIN
Tにトリガ信号を入力する。
供給されるしきい値よりもGセンサ1から供給される信
号の方が大きい場合に、CPU3の割込み入力ピンIN
Tにトリガ信号を入力する。
【0018】 CPU3は前記トリガ信号に応答してタ
イマ割込みによる衝突判定を行う。すなわち、CPU3
の機能として設けられる衝突判定手段により、CPU3
の入力ピンA/Dに接続されているGセンサ1の出力信
号に基づいて衝突判定が行われる。
イマ割込みによる衝突判定を行う。すなわち、CPU3
の機能として設けられる衝突判定手段により、CPU3
の入力ピンA/Dに接続されているGセンサ1の出力信
号に基づいて衝突判定が行われる。
【0019】衝突判定のためのアルゴリズムとしては、
Gセンサ1から入力される値の積分値が予定の衝突判定
レベルを超過したときに、起動回路4に点火指令を出す
ように構成したものを使用することができる。また、G
センサ1から得られる出力波形(G波形)が予定の衝突
パターンと略一致しているかどうかを判定し、その判定
結果に従って起動回路4に点火指令を出すように構成す
ることもできる。
Gセンサ1から入力される値の積分値が予定の衝突判定
レベルを超過したときに、起動回路4に点火指令を出す
ように構成したものを使用することができる。また、G
センサ1から得られる出力波形(G波形)が予定の衝突
パターンと略一致しているかどうかを判定し、その判定
結果に従って起動回路4に点火指令を出すように構成す
ることもできる。
【0020】次に、前記衝突判定手段を起動させるため
の割込みタイミングの例を図2〜図5を参照して説明す
る。同図において、上段はメインルーチンのタイミング
を示す図、下段は衝突判定のための割込みタイミングを
示す図である。
の割込みタイミングの例を図2〜図5を参照して説明す
る。同図において、上段はメインルーチンのタイミング
を示す図、下段は衝突判定のための割込みタイミングを
示す図である。
【0021】 まず、図2に示した例では、前記比較器
2からトリガ信号が供給されるまでは、タイマ割込みは
許可されていない。該トリガ信号が供給された時点t0
から初めてタイマ処理による割込みすなわちタイマ割込
みが開始され、以後、間隔T0毎に割込みが発生し、例
えばGセンサ1の出力信号の積分値に基づき衝突判定が
なされる。
2からトリガ信号が供給されるまでは、タイマ割込みは
許可されていない。該トリガ信号が供給された時点t0
から初めてタイマ処理による割込みすなわちタイマ割込
みが開始され、以後、間隔T0毎に割込みが発生し、例
えばGセンサ1の出力信号の積分値に基づき衝突判定が
なされる。
【0022】 また、図3に示した例では、前記トリガ
信号が供給される以前にも、タイマ割込みは実行されて
いて、間隔T0毎に割込みは発生している。そして、前
記トリガ信号が供給された時点t0で、タイマ処理のた
めのタイマがリセットされ、前記時点t0から間隔T0
毎に割込みを発生させるタイマ割込み処理が改めて開始
される。なお、図示のように、前記タイマのリセットと
同時に割込みが発生する。
信号が供給される以前にも、タイマ割込みは実行されて
いて、間隔T0毎に割込みは発生している。そして、前
記トリガ信号が供給された時点t0で、タイマ処理のた
めのタイマがリセットされ、前記時点t0から間隔T0
毎に割込みを発生させるタイマ割込み処理が改めて開始
される。なお、図示のように、前記タイマのリセットと
同時に割込みが発生する。
【0023】 さらに、図4に示した例では、前記トリ
ガ信号が供給される以前にも、タイマ割込みは実行され
ていて、間隔T0毎に割込みは発生している。そして、
前記トリガ信号が供給された時点t0で、タイマ処理の
ためのタイマがリセットされると共に、タイマ処理間隔
がT0から、それよりも短い間隔T1に変更される。
ガ信号が供給される以前にも、タイマ割込みは実行され
ていて、間隔T0毎に割込みは発生している。そして、
前記トリガ信号が供給された時点t0で、タイマ処理の
ためのタイマがリセットされると共に、タイマ処理間隔
がT0から、それよりも短い間隔T1に変更される。
【0024】 またさらに、図5に示した例では、前記
トリガ信号が供給される以前にも、タイマ割込みは実行
されていて、間隔T0毎に割込みは発生している。そし
て、前記トリガが供給された時点t0では、タイマ処理
のためのタイマのリセットは行わず、タイマ処理間隔を
T0からそれよりも短い間隔T1に変更している。つま
り、時点t0後の次の割込み発生時から間隔T1毎に割
込みが発生するようにタイマ処理が変更される。
トリガ信号が供給される以前にも、タイマ割込みは実行
されていて、間隔T0毎に割込みは発生している。そし
て、前記トリガが供給された時点t0では、タイマ処理
のためのタイマのリセットは行わず、タイマ処理間隔を
T0からそれよりも短い間隔T1に変更している。つま
り、時点t0後の次の割込み発生時から間隔T1毎に割
込みが発生するようにタイマ処理が変更される。
【0025】図2〜図4の例ではGセンサ1の出力レベ
ルが衝突判定を開始するためのしきい値以上になったと
きから、確実にGセンサ1の値を読取って衝突判定を行
うことができる。また、図4,図5に示した例では、G
センサ1の出力レベルが衝突判定を開始するためのしき
い値以上になったときに、割込み処理の間隔をそれまで
以上に短くして、より正確にGセンサ1の出力を検出で
きるようにした。
ルが衝突判定を開始するためのしきい値以上になったと
きから、確実にGセンサ1の値を読取って衝突判定を行
うことができる。また、図4,図5に示した例では、G
センサ1の出力レベルが衝突判定を開始するためのしき
い値以上になったときに、割込み処理の間隔をそれまで
以上に短くして、より正確にGセンサ1の出力を検出で
きるようにした。
【0026】このように、割込処理開始トリガが供給さ
れるまでは、衝突判定のための割込み処理をまったく行
わないか、または割込み間隔を長くして、システム自体
の故障診断の方により重点をおいて制御を行い、衝突が
起こった可能性が認められた後は、衝突判定の優先度を
大きくしている。
れるまでは、衝突判定のための割込み処理をまったく行
わないか、または割込み間隔を長くして、システム自体
の故障診断の方により重点をおいて制御を行い、衝突が
起こった可能性が認められた後は、衝突判定の優先度を
大きくしている。
【0027】なお、タイマ時間すなわち割込み処理間隔
は、衝突時のG波形に含まれる周波数成分を考慮し、現
実的なCPUで処理できる最も高い周波数に基づいて決
定するのが望ましい。
は、衝突時のG波形に含まれる周波数成分を考慮し、現
実的なCPUで処理できる最も高い周波数に基づいて決
定するのが望ましい。
【0028】例えば、車両で検出される周波数成分が4
00Hz前後であれば、サンプリング定理によってその
倍以上の値、すなわち1m秒周期程度の割込み処理間隔
が設定される。
00Hz前後であれば、サンプリング定理によってその
倍以上の値、すなわち1m秒周期程度の割込み処理間隔
が設定される。
【0029】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
によれば、Gセンサで検出された加速度が予定値を超過
したときを基準として開始される定期的な割込み処理に
よって、確実に衝突判定を行える。また、割込み処理の
開始時期判断のために基準を設定できるので、処理能力
の高い処理装置は必要とせず、安価な処理装置によって
構成できる。
によれば、Gセンサで検出された加速度が予定値を超過
したときを基準として開始される定期的な割込み処理に
よって、確実に衝突判定を行える。また、割込み処理の
開始時期判断のために基準を設定できるので、処理能力
の高い処理装置は必要とせず、安価な処理装置によって
構成できる。
【図1】 点火制御装置のハード構成を示すブロック図
である。
である。
【図2】 実施例の動作を示すタイミングチャートであ
る。
る。
【図3】 変形例の動作を示すタイミングチャートであ
る。
る。
【図4】 変形例の動作を示すタイミングチャートであ
る。
る。
【図5】 変形例の動作を示すタイミングチャートであ
る。
る。
【図6】 従来技術の動作を示すタイミングチャートで
ある。
ある。
1…Gセンサ、 2…比較器、 3…CPU、 4…起
動回路、 5…エアバッグ、 6…トリガレベル設定器
動回路、 5…エアバッグ、 6…トリガレベル設定器
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 鈴木 宏章 埼玉県和光市中央一丁目4番1号 株式 会社 本田技術研究所内 (56)参考文献 特開 平3−238357(JP,A) 特開 平4−133840(JP,A)
Claims (4)
- 【請求項1】 車両に加わる加速度を検出する加速度セ
ンサの出力信号に基づいて得られた衝突判定信号で起動
回路を動作させてスクィブを起動するように構成された
車両用安全装置の点火制御装置において、前記 加速度センサの出力信号および予定のトリガレベル
を比較し、前記加速度センサの出力信号の方が前記トリ
ガレベルより大きいときに、トリガ信号を出力する比較
手段と、前記トリガ信号に応答して起動され、タイマ割込みによ
って衝突判定を行う衝突判定手段と、 を具備したことを
特徴とする車両用安全装置の点火制御装置。 - 【請求項2】 車両に加わる加速度を検出する加速度セ
ンサの出力信号に基づいて得られた衝突判定信号で起動
回路を動作させてスクィブを起動するように構成された
車両用安全装置の点火制御装置において、タイマ割込みによって衝突判定を行う衝突判定手段と、 前記 加速度センサの出力信号および予定のトリガレベル
を比較し、前記加速度センサの出力信号の方が前記トリ
ガレベルより大きいときに、それ以前に行われていた前
記衝突判定の割込みタイマをリセットするトリガ信号を
出力する比較手段とを具備したことを特徴とする車両用
安全装置の点火制御装置。 - 【請求項3】 車両に加わる加速度を検出する加速度セ
ンサの出力信号に基づいて得られた衝突判定信号で起動
回路を動作させてスクィブを起動するように構成された
車両用安全装置の点火制御装置において、タイマ割込みによって衝突判定を行う衝突判定手段と、 前記 加速度センサの出力信号および予定のトリガレベル
を比較し、前記加速度センサの出力信号の方が前記トリ
ガレベルより大きいときに、前記衝突判定手段のタイマ
割込み間隔を、それ以前に行われていたよりも短い間隔
に変更するトリガ信号を出力する比較手段とを具備した
ことを特徴とする車両用安全装置の点火制御装置。 - 【請求項4】 車両に加わる加速度を検出する加速度セ
ンサの出力信号に基づいて得られた衝突判定信号で起動
回路を動作させてスクィブを起動するように構成された
車両用安全装置の点火制御装置において、 タイマー割込みによって衝突判定を行う衝突判定手段
と、 前記 加速度センサの出力信号および予定のトリガレベル
を比較し、前記加速度センサの出力信号の方が前記トリ
ガレベルより大きいときに、それ以前に行われていた前
記衝突判定の割込みタイマをリセットして改めてタイマ
割込みを開始させるとともに、前記衝突判定手段のタイ
マ割込み間隔を、それ以前に行われていたよりも短い割
込み間隔に変更するトリガ信号を出力する比較手段とを
具備したことを特徴とする車両用安全装置の点火制御装
置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4234099A JP2741461B2 (ja) | 1992-08-11 | 1992-08-11 | 車両用安全装置の点火制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4234099A JP2741461B2 (ja) | 1992-08-11 | 1992-08-11 | 車両用安全装置の点火制御装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0655994A JPH0655994A (ja) | 1994-03-01 |
JP2741461B2 true JP2741461B2 (ja) | 1998-04-15 |
Family
ID=16965612
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4234099A Expired - Fee Related JP2741461B2 (ja) | 1992-08-11 | 1992-08-11 | 車両用安全装置の点火制御装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2741461B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2004243955A (ja) | 2003-02-14 | 2004-09-02 | Denso Corp | エアバッグ駆動装置 |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH03238357A (ja) * | 1990-02-16 | 1991-10-24 | Zexel Corp | 車両安全装置のための制御システム |
JPH04133840A (ja) * | 1990-09-26 | 1992-05-07 | Zexel Corp | 車輛用安全装置の作動制御装置 |
-
1992
- 1992-08-11 JP JP4234099A patent/JP2741461B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0655994A (ja) | 1994-03-01 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
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