JPH08127310A - エアバッグ制御装置 - Google Patents

エアバッグ制御装置

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JPH08127310A
JPH08127310A JP6292274A JP29227494A JPH08127310A JP H08127310 A JPH08127310 A JP H08127310A JP 6292274 A JP6292274 A JP 6292274A JP 29227494 A JP29227494 A JP 29227494A JP H08127310 A JPH08127310 A JP H08127310A
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deceleration
threshold value
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JP6292274A
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Toshinori Takahashi
利典 高橋
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Toyoda Gosei Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】加速度センサーのオフセット電圧ズレによるエ
アバッグ装置の作動を防止すること。 【構成】第一速度変化値V1が閾値TH4に達していて
も(164) 、演算経過時間tが時間閾値120msを超え
ている場合は(166) 、車両の衝突によって減速度が発生
したのではなく、加速度センサー15(図示しない)の
オフセット電圧ズレによるものと見なし、第一速度変化
値V1、第二速度変化値V2、演算経過時間tを全てゼ
ロとしリセットする(170) 。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、乗員を衝突から保護す
るためのエアバッグ制御装置において、良好なタイミン
グで起動させるようにした装置に関する。特に、加速度
センサーのオフセット電圧ズレによって作動しない装置
に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、エアバッグ装置の作動タイミング
は、衝突時の車両の減速度の所定の閾値に対する偏差を
積分して得られる速度変化値が所定値以上となったとき
としている。この場合、低速度(15km/h程度)に
おいても速度変化値が所定値以上となることがあるため
に、エアバッグの起動を必要としない低速度衝突でのエ
アバッグ装置の作動を回避する方法として、特開平4−
133840号公報等に示されるように、車両減速度の
積分演算の閾値を上げることにより低速度での作動を回
避する方法が知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記方
法では低速度衝突と中速度衝突との識別はなされるもの
の、衝突以外の要因によって減速度が発生する場合、例
えば、加速度センサーが1g(gは加速度及び減速度の
単位で、1gは9.8m/s2 )程度のオフセット電圧
ズレを生じた場合には、実際には減速度が発生していな
いのだが、電気的には1gの減速度を検出していること
となり、最終的に速度変化値が閾値に達し、エアバッグ
装置を作動する可能性がある。そのため、付加的回路が
必要である。
【0004】従って、本発明の目的は、加速度センサー
のオフセット電圧ズレによって、作動することのないエ
アバッグ装置を提供することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
め、本発明の構成は、加速度センサーにより車両の減速
度を検出し、その減速度を積分した速度変化値と予め設
定された所定の閾値とを比較し、速度変化値が所定の閾
値に達したときに、ガスを噴出するインフレータを起動
させ、インフレータからのガスによりエアバッグを膨張
させるエアバッグ制御装置において、減速度の第一基準
値に対する偏差の時間積分である第一速度変化値を演算
する第一速度変化値演算手段と、第一基準値よりも大き
な第二基準値に対する偏差の時間積分である第二速度変
化値を演算する第二速度変化値演算手段と、第二速度変
化値が閾値に達したときにインフレータを起動する起動
手段とを備え、第一速度変化値が正になってからの時間
が所定の時間を超えて、第一速度変化値が閾値に達した
とき、インフレータの起動判定を行なわないことを特徴
とする。
【0006】
【作用】第一の作用は、車両の減速度の第一基準値に対
する偏差の時間積分である第一速度変化値が正になって
からの時間が所定の時間を超えて、第一速度変化値が所
定の閾値に達したとき、インフレータの起動判定を行な
わず、第一速度変化値、第二速度変化値及び第一速度変
化値が正になってからの時間をリセットする。(請求項
1)
【0007】
【発明の効果】第一の効果は、第一速度変化値が正にな
ってからの時間が所定の時間を超えて、第一速度変化値
が所定の閾値に達したとき、加速度センサーのオフセッ
ト電圧ズレによって減速度を検知したものと見なし、イ
ンフレータの起動判定を行なわずに、第一速度変化値、
第二速度変化値及び第一速度変化値が正になってからの
時間をリセットすることにより、加速度センサーのオフ
セット電圧ズレを起因としたエアバッグ装置の作動を回
避することができる。(請求項1)
【0008】
【実施例】以下、本発明を具体的な実施例に基づいて説
明する。図1は、本実施例の構成を示した模式図であ
る。エアバッグ制御装置9は、加速度センサー15の検
出する加速度信号を入力して、衝突判定演算を実行した
後、衝突と判定された場合には、インフレータを起動す
る信号をインフレータの点火装置4にそれぞれ直列接続
されたトランジスタ31に出力する。このトランジスタ
がオンすることにより、点火装置4に通電されてインフ
レータが起動する。
【0009】次に、制御装置9の詳細を図2に示す。制
御装置9は、CPU91と制御プログラム及び衝突判定
プログラムを記憶したROM92と外部から書き込み可
能なEEPROM93と各種データを記憶するRAM9
4とA/D変換器95及びIF(インターフェイス)9
6とから構成される。RAM94には加速度センサー1
5からの減速度信号に基づく車両の物理的な変位量に対
応してインフレータの起動を判定するための閾値を記憶
する閾値メモリ領域941が形成されている。加速度セ
ンサー15からの減速度信号はIF96及びA/D変換
器95を介してCPU91に入力されている。
【0010】図3〜図5は制御装置9内のCPU91の
処理手順を示すメインフローチャートである。まず、図
3中のステップ100にて演算経過時間tに1(ms)
を加え、1ms単位で時間を計測していき、ステップ1
02にて加速度センサー15から車両の減速度Gを読み
取る。ここで、車両に加わる加速度方向を負とし、減速
度Gの方向を正とした。
【0011】次に、ステップ104にて乗員の後突時等
のエアバッグの作動防止のために、車両減速度Gが−2
(g)より小さいか否かを判定する。図3において、車
両減速度Gが−2(g)より小さい場合には、ステップ
104にてYESと判定され、ステップ106にて2g
カウンタに2を加算し、続いてステップ108にて2g
カウンタが15以上であるか否かの判定を行なう。
【0012】2gカウンタが15以上であるときには、
ステップ108にてYESと判定され、続いてステップ
110にて2gフラグを1とし、ステップ118の2g
フラグが1であるか否かの判定においてYESと判定さ
れ、続くステップ120にて第一速度変化値V1、第二
速度変化値V2、演算経過時間tを全てゼロとして、ス
テップ122にてリターンする。2gカウンタが15よ
り小さいときは、ステップ108にてNOと判定され、
ステップ118にて2gフラグの判定においてNOと判
定され、ステップ124の積分演算に移行する。
【0013】ステップ104にて車両減速度Gが−2
(g)以上の場合は、NOと判定され、続くステップ1
12にて2gカウンタから1を減算する。2gカウンタ
の値がゼロ以上であるときには、ステップ114にてN
Oと判定され、ステップ118に移行する。2gカウン
タの値がゼロより小さいときには、ステップ114にて
YESは判定され、ステップ116にて2gカウンタを
ゼロ、2gフラグをゼロとしてステップ118に移行す
る。
【0014】上記に示されるステップ104からステッ
プ118までの処理は、2gカウンタが15以上となる
と、第一速度変化値V1、第二速度変化値V2、演算経
過時間tを全てクリアにすることにより、−2(g)よ
り小さい減速度が7.5ms以上続いたときには、車両
の衝突ではないと見なし、インフレータの起動をしな
い。
【0015】続いて、ステップ118にて2gフラグが
1でないと判定されると、ステップ124に移行し、減
速度Gの積分演算が行なわれる。第一速度変化値V1
は、車両減速度Gの閾値1(g)に対する偏差の積分で
あり、第二速度変化値V2は、車両減速度Gの閾値α
(g)に対する偏差の積分である。ここで、閾値α
(g)は1(g)より大きく、本実施例では閾値α
(g)は6(g)とした。ステップ124での積分演算
の後、第一速度変化値V1が負のときには、ステップ1
26にてNOと判定され、ステップ120に移行し、第
一速度変化値V1、第二速度変化値V2、演算経過時間
tを全てクリアにする。
【0016】第一速度変化値V1、第二速度変化値V2
がともにゼロ以上であるとき、図4のステップ130に
移行し、演算経過時間tと閾値t1との大小比較を行な
う。この閾値t1は、ハンマーブロー等の衝撃がECU
の近辺に加わった場合に大きな減速度Gが発生するが、
それによってエアバッグ装置が作動しないようにすると
ともに、後述する低速度衝突と中速度衝突との識別のた
めに設けたものである。図6は、ハンマーブロー時の減
速度Gの波形を示したものであり、パルス幅が短く振動
波形となっているため演算時間が長くなるが、パルス幅
が数msであるから演算開始後において数ms間は点火
の禁止を行なう。
【0017】図4のステップ130にて、演算経過時間
t、即ち、積分演算を開始してからの時間が閾値t1よ
り大きいとき、NOと判定され、ステップ146に移行
する。ステップ130にて、演算経過時間tが閾値t1
以下のときYESと判定され、ステップ132に移行す
る。ステップ132にて、t=t1のときにYESと判
定され、ステップ134に移行し、ステップ134にて
第一速度変化値V1が閾値TH1より小さいときはNO
と判定され、ステップ146に移行する。
【0018】ステップ134にて、第一速度変化値V1
が閾値TH1以上となったとき、YESと判定され、ス
テップ136にて高速衝突フラグを1とする。ステップ
132にて、t≠t1のとき、即ち、t<t1のときに
は、NOと判定され、ステップ138に移行し、作動判
定を行なわないようにする。尚、本実施例では閾値t1
を6msとした。
【0019】上記に示されるステップ130からステッ
プ136の処理内容は、積分演算を開始してからの時間
が6msに達しないときはエアバッグ装置の作動判定を
行なわず、積分演算を開始してからの時間が6msに達
したときに作動判定を行なうというものであり、ハンマ
ーブローにより減速度Gが発生しても、6msの間は作
動しない措置を取る。
【0020】ステップ132にて、演算経過時間tが閾
値t1より小さいとき、ステップ138に移行し、演算
経過時間tの閾値判定を行なう。すなわち、演算経過時
間tが閾値(xx+1)より大きいときは、ステップ1
38にてNOと判定され、ステップ144にてリターン
される。演算経過時間tが閾値(xx+1)以下である
ときは、ステップ138にてYESと判定され、ステッ
プ140にて第二速度変化値V2の閾値判定を行なう。
【0021】第二速度変化値V2が閾値TH2より小さ
いときは、ステップ140にてNOと判定され、ステッ
プ144にてリターンされる。第二速度変化値V2が閾
値TH2以上のときは、ステップ140にてYESと判
定され、続いてステップ142にて第一速度変化値V
1、第二速度変化値V2をゼロとし、ステップ144に
てリターンする。
【0022】上記のステップ138からステップ144
までの処理内容は、演算経過時間tが6ms未満で、さ
らに、演算経過時間tが閾値(xx+1)以下であると
きに、第二速度変化値V2が閾値TH2に達した場合で
あってもリセットするというものである。短時間にてフ
ルスケール(−36g)以上の減速度が発生するケース
として、加速度センサー15の断線が考えられる。
【0023】よって、演算経過時間tが閾値(xx+
1)以下で、第二速度変化値V2が閾値TH2に達した
場合は、加速度センサー15が断線したために車両の衝
突以外の減速度Gが発生したものと見なし、作動判定を
行なわないようにする。なお、ステップ138における
xxは点火時間を意味し、式1にて定義されるものであ
る。
【0024】
【数1】 xx = TH2 / G …(1) ここで、TH2は第二速度変化値V2の閾値、Gはフル
スケールでの車両減速度を示す。
【0025】ステップ134にて、第一速度変化値V1
が閾値TH1以上であるとき、高速衝突フラグを1と
し、ステップ146に移行し、ステップ146にてYE
Sと判定され、ステップ148に移行する。ステップ1
48にて、第二速度変化値V2が閾値TH2以上である
ときに、YESと判定され、ステップ150にてインフ
レータへの点火が行なわれる。
【0026】ステップ130、ステップ134にてNO
と判定されると、高速衝突フラグはゼロであるから、ス
テップ146にてNOと判定され、ステップ152に移
行する。ステップ152で、第一速度変化値V1と第二
速度変化値V2との比が所定の閾値K以上のとき、YE
Sと判定しステップ154にて不規則衝突フラグを1と
する。
【0027】続くステップ156では不規則衝突フラグ
が1であるから、YESと判定されステップ158に移
行し、第二速度変化値V2と閾値TH3との大小比較を
行なう。ここで、閾値TH3は閾値TH2より大きい。
第二速度変化値V2が閾値TH3以上のとき、ステップ
158にてYESと判定され、続くステップ160にて
点火が行なわれる。
【0028】第一速度変化値V1と第二速度変化値V2
との比が閾値Kより小さいとき、ステップ152にてN
Oと判定され、不規則衝突フラグはゼロであるから、続
くステップ156にてNOと判定され、図5のステップ
162に移行する。また、第二速度変化値V2が閾ちT
H3より小さいとき、ステップ158にてNOと判定さ
れ、ステップ162に移行する。
【0029】上記のステップ130〜ステップ136及
びステップ146〜ステップ150の処理は、演算経過
時間tが6ms経過したときに第一速度変化値V1と第
二速度変化値V2とがそれぞれ閾値TH1、TH2 に達
していればインフレータの起動を行なうというものであ
る。また、ステップ146からステップ152へのライ
ンは、演算経過時間tが所定の閾値t1に達しても第一
速度変化値V1が閾値TH1に達していない場合には、
作動判定の閾値を上げることを意味する。
【0030】ここで、低速度(15km/h程度)衝突
の場合と中速度(30km/h程度)衝突の場合の減速
度Gの波形を図7、図8に示すが、低速度衝突の場合は
中速度衝突に比較して衝突初期時の減速度Gの立ち上が
りが緩やかであるため、所定の時間閾値t1だけ経過し
ても第一速度変化値V1が閾値TH1に達しないため、
ステップ146からステップ152へのラインを設ける
ことにより、低速度衝突での作動を回避し、中速度衝突
でのエアバッグ装置の作動を可能とする。
【0031】上記ステップ152〜ステップ160の処
理は、演算経過時間tが6ms以上経過したときには、
第一速度変化値V1と第二速度変化値V2との比が閾値
K以上であるとき、第二速度変化値V2の閾値をTH2
より大きいTH3にするということであり、換言すれ
ば、演算経過時間tが6ms以上経過し、第二速度変化
値V2の第一速度変化値V1に対する比が所定の閾値K
より小さいとき、第二速度変化値V2の閾値を上げると
いうことである。
【0032】ここで、図7に示されるように低速度衝突
では減速度Gの波形において、減速度Gの立ち上がりが
緩やかであるため、低減速度成分の割合が高減速度成分
の割合に比べて多く、所定の時間以上の間で、第二速度
変化値V2の第一速度変化値V1に対する比が所定の閾
値Kより小さいときに第二速度変化値V2の閾値を上げ
ることにより、低速度衝突での作動を回避することがで
きる。
【0033】図4のステップ148、156、158に
てNOと判定されると、図5のステップ162にて閾値
TH4から1を減算し、ステップ164にて第一速度変
化値V1と閾値TH4との比較を行なう。第一速度変化
値V1が閾値TH4以上であるとき、ステップ164に
てYESと判定されステップ166に移行し、ステップ
166にて演算経過時間tが120ms以下である場合
にYESと判定され、ステップ168にて点火が行なわ
れる。
【0034】ステップ166にて演算経過時間tが12
0msより大きいときはNOと判定されステップ170
に移行し、ステップ170にて第一速度変化値V1、第
二速度変化値V2、演算経過時間tを全てクリアにし、
ステップ172にてリターンされる。ステップ164に
て第一速度変化値V1が閾値TH4より小さい場合はN
Oと判定され、続くステップ172にてリターンされ
る。
【0035】上記ステップ162〜ステップ172まで
の処理は、第一速度変化値V1が閾値TH4に達して
も、演算経過時間tが120ms以上のときはリセット
するということであり、加速度センサー15のオフセッ
ト電圧ズレが生じた場合の作動防止を図るものである。
即ち、加速度センサー15にオフセットズレが生じる
と、例えば、1gだけマイナス方向にオフセット電圧ズ
レを生じていると、1gの減速度の入力との区別ができ
ないために、長時間にわたって演算を行なうと起動判定
に至る場合がある。
【0036】この加速度センサー15のオフセット電圧
ズレによる作動を回避するために、一定時間以上演算を
行なっても第一速度変化値V1が閾値TH4に達しない
ときは衝突ではないと判断し、判定演算をリセットする
こととする。尚、本実施例では閾値TH4は演算経過時
間tとともに1ずつ減少するように設定した。また、本
実施例では30km/hでの不規則衝突時において10
0%の点火を図るため、その場合の演算経過時間tが1
00msに達していることから、暫定的に閾値を120
msとした。
【0037】本実施例は上記作用により、第一速度変化
値V1が正になってからの時間、即ち、演算経過時間t
が所定の閾値120msを超えて、第一速度変化値V1
が閾値TH4に達したとき、加速度センサー15のオフ
セット電圧ズレによるものと見なし、作動判定をせずに
第一速度変化値V1、第二速度変化値V2、演算経過時
間tを全てクリアにすることにより、加速度センサー1
5にオフセット電圧ズレによるエアバッグ装置の作動を
防止し、エアバッグ装置の品質の向上を図ることができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係わる第一実施例の構成を示した構造
図。
【図2】制御装置の詳細ブロック図。
【図3】制御装置のCPUの処理手順を示すメインフロ
ーチャート。
【図4】制御装置のCPUの処理手順を示すメインフロ
ーチャート。
【図5】制御装置のCPUの処理手順を示すメインフロ
ーチャート。
【図6】ハンマーブロー時の減速度の波形図。
【図7】低速(15km/h程度)衝突時の減速度の波
形図。
【図8】中速(30km/h程度)衝突時の減速度の波
形図。
【符号の説明】
4 点火装置 9 エアバッグ制御装置 15 加速度センサー 31 トランジスタ G 車両減速度 V1 第一速度変化値 V2 第二速度変化値 t 演算経過時間 xx 点火時間 TH1、TH4 第一速度変化値の閾値 TH2、TH3 第二速度変化値の閾値 t1 演算経過時間の閾値 K 第一速度変化値と第二速度変化値との比の閾値

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】加速度センサーにより車両の減速度を検出
    し、その減速度を積分した速度変化値と予め設定された
    所定の閾値とを比較し、前記速度変化値が前記所定の閾
    値に達したときに、ガスを噴出するインフレータを起動
    させ、インフレータからのガスによりエアバッグを膨張
    させるエアバッグ制御装置において、 前記減速度の第一基準値に対する偏差の時間積分である
    第一速度変化値を演算する第一速度変化値演算手段と、 前記第一基準値よりも大きな第二基準値に対する偏差の
    時間積分である第二速度変化値を演算する第二速度変化
    値演算手段と、 前記第一速度変化値或いは第二速度変化値が前記閾値に
    達したときに、前記インフレータを起動する起動手段と
    を備え、 前記第一速度変化値が正になってからの時間が所定の時
    間を超えて、前記第一速度変化値が前記閾値に達したと
    き、前記インフレータの起動判定を行なわないことを特
    徴とするエアバッグ制御装置。
JP6292274A 1994-04-28 1994-10-31 エアバッグ制御装置 Pending JPH08127310A (ja)

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JP6292274A JPH08127310A (ja) 1994-10-31 1994-10-31 エアバッグ制御装置
US08/428,326 US5668720A (en) 1994-04-28 1995-04-25 Air bag controlling apparatus

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5983148A (en) * 1996-03-25 1999-11-09 Trw Occupant Restraint Systems Gmbh Method of controlling activation of a vehicle occupant restraint system, control system and vehicle occupant restraint system
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