JPH07196003A - 車両安全装置の制御システム - Google Patents

車両安全装置の制御システム

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JPH07196003A
JPH07196003A JP35239793A JP35239793A JPH07196003A JP H07196003 A JPH07196003 A JP H07196003A JP 35239793 A JP35239793 A JP 35239793A JP 35239793 A JP35239793 A JP 35239793A JP H07196003 A JPH07196003 A JP H07196003A
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circuit
pulse
safety device
vehicle safety
microcomputer
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JP35239793A
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Fumitake Tokugawa
文武 徳川
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 マイクロコンピュータの暴走による誤動作を
確実に防止することが可能な車両安全装置の制御システ
ムを提供する。 【構成】 車両安全装置4の駆動回路3と、車両の減速
度を検出する加速度センサ1と、該加速度センサ1から
の入力に基づき衝突の有無を判定して衝突であると判定
したとき車両安全装置4の作動指令信号を出力し、且つ
プログラムが正常に実行されているときウォッチドッグ
パルスを規則的に出力するマイクロコンピュータ2と、
前記ウォッチドッグパルスに基づきその正常を判別して
作動許可信号を出力する判別回路11と、該作動許可信
号と前記作動指令信号とが入力されたとき前記駆動回路
に作動指令信号を出力する接続回路5とを備えたもので
ある。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、マイクロコンピュータ
を使用した車両安全装置の制御システムに関する。
【0002】
【従来の技術】この種のマイクロコンピュータを使用し
た車両安全装置の制御システムの具体例を図5により説
明する(特開平3─238357、238358、23
8359号公報参照)。図1において、この制御システ
ムは、車両の減速度を検出する加速度センサ1からの入
力に基づきマイクロコンピュータ2が、衝突の有無を判
定し、衝突であると判定すると作動指令信号8、9をA
ND接続回路5を介して駆動回路3に出力し、この駆動
回路3により車両安全装置4が作動してエアバッグが展
開し、乗員を保護するようになっている。そして、マイ
クロコンピュータ2の暴走対策として、マイクロコンピ
ュータ2はプログラムが正常に実行されているときは一
定周期の方形波であるウォッチドッグパルス21を出力
し、このウォッチドッグパルス21が正常に出力されて
いるかどうかをウォッチドッグタイマ6で監視し、所定
時間内に該パルス21が検出されないときはマイクロコ
ンピュータ2にリセット信号24を出力してこれをリセ
ットするようになっている。また、作動指令信号を複数
(8、9)出力してAND回路5でこの両信号8、9が
入力されたときのみ駆動回路に作動指令信号を出力する
ようにするとともに、1つの作動指令信号9はウォッチ
ドッグパルス21の周期より長い遅延時間を有する遅延
回路7を経由させている。従って、マイクロコンピュー
タ2の暴走により、作動指令信号8、9が同時に出力さ
れても遅延回路7を経由する作動指令信号9がAND回
路5に到達する前に、ウォッチドッグタイマ6によりマ
イクロコンピュータ2がリセットされるようになってい
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述の
制御システムでは、マイクロコンピュータ2が暴走して
いるときは、その出力端子状態も全く保証されておら
ず、ウォッチドッグタイマ6がリセット信号24を出力
してもマイクロコンピュータ2のリセットがきかない、
あるいはリッセットに時間を要してリセットされるまえ
に車両安全装置4が誤動作する可能性がある。このよう
な事態を招く暴走の原因としては、例えば、プログラ
ムのバグ又は破壊、動作モード端子の接触不良、ク
ロックとなる水晶振動子の異常等が挙げられる。
【0004】本発明は、従来の技術の有するこのような
問題点に鑑みてなされたものであり、その目的とすると
ころは、マイクロコンピュータの暴走による誤動作を確
実に防止することが可能な車両安全装置の制御システム
を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明における車両安全装置の制御システムは、車
両安全装置の駆動回路と、車両の減速度を検出する加速
度センサと、該加速度センサからの入力に基づき衝突の
有無を判定して衝突であると判定したとき車両安全装置
の作動指令信号を出力し、且つプログラムが正常に実行
されているときウォッチドッグパルスを規則的に出力す
るマイクロコンピュータと、前記ウォッチドッグパルス
に基づきその正常を判別して作動許可信号を出力する判
別回路と、該作動許可信号と前記作動指令信号とが入力
されたとき前記駆動回路に作動指令信号を出力する接続
回路とを備えたものである。
【0006】
【作用】正常なウォッチドッグパルスが検出されている
ときのみ作動許可信号によりマイクロコンピュータから
の作動指令信号が駆動回路に出力され車両安全装置が作
動する。従って、マイクロコンピュータが暴走して正常
なウォッチドッグパルスが出力されないときは、マイク
ロコンピュータからの作動指令信号が駆動回路に出力さ
れることはなく、誤動作が防止される。
【0007】
【実施例】以下、本発明の実施例について図面を参照し
つつ説明する。図1は本発明の車両安全装置の制御シス
テムの概要を示すブロック図、図2は図1の車両安全装
置の制御システムの詳細を示すブロック図、図3は本発
明の車両安全装置の制御システムの信号処理を示すグラ
フ図、図4は車両安全装置の制御システムの他の実施例
の概要を示すブロック図である。なお、図1において、
図5と同様の作用を有する部分には同一の符号を付して
その説明を省略する。
【0008】まず、全体の構成を図1に基づき説明す
る。図1において、図5と異なる点は、図5ではマイク
ロコンピュータ2は複数の作動指令信号8、9を出力
し、その一つ(9)を遅延回路7を経てAND回路5に
入力しているのに対して、図1ではマイクロコンピュー
タ2は1つの作動指令信号12を出力し、一方、ウォッ
チドッグパルス21を入力される判別回路11が作動許
可信号14を出力し、これら両信号12、14をAND
回路5に入力するようにした点である。この判別回路1
1は、ウォッチドッグパルス21が正常か否かを判別
し、正常であると作動許可信号14を出力するようにな
っている。従って、正常なウォッチドッグパルス21が
検出されているときのみ、作動許可信号14によりマイ
クロコンピュータ2からの作動指令信号12が駆動回路
3に出力され車両安全装置4が作動する。このため、マ
イクロコンピュータ2が暴走して正常なウォッチドッグ
パルス21が出力されないときは、マイクロコンピュー
タ2からの作動指令信号12が駆動回路3に出力される
ことはなく、誤動作が防止される。
【0009】つぎに、この制御システムの構成の詳細を
図2に基づき説明する。図2において、SQはエアバッ
グ等の車両安全装置を作動させるスクイブであり、この
スクイブSQ、トランジスタ等からなる半導体スイッチ
SW、及び誤爆防止用のセーフィングセンサSSがスク
イブ電源であるバックアップコンデンサCに直列に接続
されている。このバックアップコンデンサCは図示され
ない昇圧回路を介して車載バッテリVB に接続されてい
る。これらスクイブSQ、半導体スイッチSW、セーフ
ィングセンサSS、及びバックアップコンデンサCが駆
動回路3を構成する。バックアップコンデンサCは、衝
突等で車載バッテリVB からの電気の供給が失われても
スクイブSQに十分な電流が供給できるよう電荷を蓄え
る役目をしている。
【0010】マイクロコンピュータ2は、ウォッチドッ
グパルスWDP及び作動指令信号S1の各出力端子と、
加速度信号A/D、リセット信号RES、及びシステム
電源Vccの各入力端子とを有しており、各出力端子W
DP、S1からそれぞれウォッチドッグパルス21、作
動指令信号12が出力され、入力端子A/Dには加速度
センサ1からのアナログ加速度信号が入力されている。
【0011】ウォッチドッグパルス21はマイクロコン
ピュータの正常動作を示す一定周期のパルスであり、ウ
ォッチドッグタイマ6に入力されており、ウォッチドッ
グタイマ6は、ウォッチドッグパルス21が所定時間内
に検出されなかったり、その周期が異常であれば、リセ
ット信号24をマイクロコンピュータ2の入力端子RE
Sに出力するようになっている。ウォッチドッグタイマ
6は、ここではこのシステムの電源の制御のために存置
されている。
【0012】ウォッチドッグパルス21は、また、ロー
パスフィルタLPFを介して単安定マルチバイブレータ
等のワンショットパルス発生回路15に入力され、この
パルス発生回路15に抵抗とコンデンサ18からなる積
分器16が接続され、さらにこの積分器16に演算比較
器17が接続され、この演算比較器17の出力が作動許
可信号14として出力される。これらパルス発生回路1
5、積分器16、及び演算比較器17が判別回路11を
構成する。
【0013】マイクロコンピュータ2から出力される作
動指令信号12と前記作動許可信号14とが接続手段で
あるAND回路5に入力され、このAND回路5の出力
が半導体スイッチSWのゲートに入力されている。従っ
て、両信号12、14の入力があったときのみ導体スイ
ッチSWのゲートがトリガされてこれが導通し、スクイ
ブSQが通電されて安全装置が作動するようになってい
る(衝突時にはセーフィングセンサSSも導通する)。
作動許可信号14は、許可時には作動指令信号12の指
令時と同様にHIGHとなり、接続不良その他で異常な
場合や不許可時にはLOWとなっている。
【0014】つぎに、この制御システムの作動を図3に
基づき説明する。図3(a)に示すように、マイクロコ
ンピュータのプログラムランが正常であるとき、その出
力されるウォッチドッグパルス21は一定周期T0 を有
する方形波である。ここで、ウォッチドッグパルス21
をプログラムランにより発生させるのは、常時ループの
プログラム中であっても、点火判断のタイマループのプ
ログラム中であってもよい。なお、図2のマイクロコン
ピュータ2のA/D端子に入力される加速度信号を取り
込むタイミングは、ウォッチドッグパルス21発生と同
期していても、いなくてもよい。
【0015】そして、図3(b)に示すように、パルス
発生回路で前記方形波21の立ち下がり21aにより一
定幅T1 を有するワンショットパルス22を発生させ
る。このパルス幅T1 は後述のしきい値等を考慮して適
宜設定される。図3(c)に示すように、積分回路で前
記ワンショットパルス22を積分する。この積分値23
はワンショットパルスの立ち上がり部分22aで一定の
時定数で漸増し始め、立ち下がりの部分22bで同様に
漸減し始める曲線を描く。そして、演算比較器でこの積
分値23の立ち上がり部分23a、23b、23cの値
を予め設定されたしきい値24と比較し、図示するよう
にこの値がしきい値24を超えると、図3(d)に示す
ように、作動許可信号14を出力する(24a)。従っ
てウオッチドッグパルス21が規則的に出力されている
とこの積分値は常にしきい値24を上回り、作動許可信
号14が常時出力されるため、AND回路はマイクロコ
ンピュータからの作動指令信号に従い半導体スイッチの
ゲートをトリガしてスクイブSQを通電させる。一方、
マイクロコンピュータの暴走によりウオッチドッグパル
ス21が出力されないと、積分値23は新たに発生せ
ず、しきい値24を下回って作動許可信号14が消滅
し、マイクロコンピュータから作動指令信号が出力され
てもAND回路はこれを半導体スイッチのゲートに出力
しない。よって、マイクロコンピュータの暴走による車
両安全装置の誤動作が防止される。また、ウオッチドッ
グパルス21を直接用いるのではなく、その交流成分か
ら一旦ワンショットパルスを生成してこれを積分してし
きい値と比較するので、ウオッチドッグパルス21が方
形波のHIGH又はLOWのいずれの状態で停止しても
積分値23は発生せず、その異常を検出することができ
る。
【0016】このようなウオッチドッグパルス21がH
IGH又はLOWの状態で停止した例を図2及び図4に
より説明する。図2において、まず、ウオッチドッグパ
ルス21がHIGHで停止すると、パルス発生回路15
はLOWで固定され、コンデンサ18は交流成分がない
から比較器17はLOWを出力し、作動許可信号14は
LOWとなる。一方、図4(a)に示すように、ウオッ
チドッグパルス21がLOWで停止すると、図4(b)
に示すように、ウオッチドッグパルス21がHIGHか
らLOWとなった直後(21a)に、パルス発生回路か
ら幅T1のワンショットパルス22一個が発生し、図4
(c)に示すように、積分回路でこれが積分されて符号
23で示す曲線となり、この積分値23の立ち上がり部
分でしきい値24を上回り、立ち下がりの部分でしきい
値24を下回って、図4(d)に示すようなパルス状の
作動許可信号14が出力される。すなわち、このパルス
状の作動許可信号14は、図3(a)のウオッチドッグ
パルス21の1パルス分の時間経過後はLOWとなる。
この状況はリセットパルス24が発生した直後と考えて
もよい。ウオッチドッグパルス21がLOWのまま保持
された場合は、作動許可信号14はLOWのままである
ことは自明である。
【0017】つぎに、この制御システムの優位性を説明
する。図1において、自動車の時速50km程度以上の
高速衝突では、衝突の瞬間から40ms程度でエアバッ
グが展開する必要があり、エアバッグ自身の展開自体に
30ms程度必要であるから、10ms程度が衝突検出
と点火駆動完了までの時間となる。そのためには、少な
くともT0 =0.5ms程度の速度で加速度センサ1の
信号を演算処理する必要がある。この場合、図3のウオ
ッチドッグパルス21の変化は0.5ms毎に行われ
る。他方マイクロコンピュータ2の異常をウオッチドッ
グパルス21で判断するのは、図1又は図5のウオッチ
ドッグタイマ6である。通常のウオッチドッグタイマ6
のリセット開始に必要な時間は電源立ち上がり時には2
0〜50ms、マイクロコンピュータ2の暴走時には8
0〜200msである。本実施例によれば、作動許可信
号14がマイクロコンピュータ2のウオッチドッグパル
ス21の異常を発見するには1〜2msあれば十分であ
る。さもなければ、もっと短いウオッチドッグパルス2
1を生成して送出すればよい。例えば、0.125ms
毎にウオッチドッグパルス21を発生すれば、異常の発
見は0.5〜1msで可能となる。
【0018】つぎに、本発明の車両安全装置の制御シス
テムは上述の実施例に限定されるものではない。例え
ば、図2の判別回路11は上述の実施例とは逆にウォッ
チドッグタイマ6として使用することができる。この場
合は、過去のウォッチドッグパルスによりリセットの判
断をするので、従来のものより出力反応が早いウォッチ
ドッグタイマとなる。また、図2において、作動許可信
号14は、常時出力され、マイクロコンピュータの正常
を示すもの故、これを診断の用途に使用することもでき
る。
【0019】また、図3(a)、(b)において、1つ
のウォッチドッグパルス21から周期の比較的近い複数
のパルスを発生させても、上記と同様の効果が得られ
る。
【0020】また、図3(c)、(d)において、しき
い値24を1つのみ設けたが、これを上限しきい値及び
下限しきい値の2つ設け、積分値が上限しきい値を上回
ると作動許可信号14を出力し、下限しきい値を下回る
と作動許可信号を停止するよう構成してもよい。このよ
うにすると、さらに確実にウォッチドッグパルスの異常
を検出することが可能となる。
【0021】
【発明の効果】本発明の車両安全装置の制御システムは
上述のように、加速度センサからの入力に基づき衝突の
有無を判定して車両安全装置の作動指令信号を出力し、
且つウォッチドッグパルスを出力するマイクロコンピュ
ータと、このウォッチドッグパルスの正常を判別して作
動許可信号を出力する判別回路と、該作動許可信号と前
記作動指令信号とが入力されたとき前記駆動回路に作動
指令信号を出力する接続回路とを備えたものであるの
で、以下の効果を奏する。すなわち、ウォッチドッグ
パルスの異常を検出してマイクロコンピュータの暴走時
に誤動作を防止することが可能である。マイクロコン
ピュータにリセットがかからなくても誤動作や誤展開を
防止することが可能である。判別回路は常時は信号を
出力しているので容易に診断が可能である。この判別
回路が故障すると駆動回路は作動が禁止される。従っ
て、この判別回路追加により駆動回路の誤作動確率が増
加することはない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の車両安全装置の制御システムの概要を
示すブロック図である。
【図2】本発明の車両安全装置の制御システムの詳細を
示すブロック図である。
【図3】本発明の車両安全装置の制御システムの信号処
理を示すグラフ図である。
【図4】本発明の車両安全装置の制御システムの信号処
理を示すグラフ図である。
【図5】従来の車両安全装置の制御システムの概要を示
すブロック図である。
【符号の説明】 1 加速度センサ 2 マイクロコンピュータ 3 駆動回路 4 車両安全装置 5 AND回路(接続回路) 11 判別回路 15 パルス発生回路 16 積分器(積分回路) 17 演算比較器(比較回路)

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車両安全装置の駆動回路と、車両の減速
    度を検出する加速度センサと、該加速度センサからの入
    力に基づき衝突の有無を判定して衝突であると判定した
    とき車両安全装置の作動指令信号を出力し、且つプログ
    ラムが正常に実行されているときウォッチドッグパルス
    を規則的に出力するマイクロコンピュータと、前記ウォ
    ッチドッグパルスに基づきその正常を判別して作動許可
    信号を出力する判別回路と、該作動許可信号と前記作動
    指令信号とが入力されたとき前記駆動回路に作動指令信
    号を出力する接続回路とを備えた車両安全装置の制御シ
    ステム。
  2. 【請求項2】 前記判別回路は、ウォッチドッグパルス
    のエッジの変化率からワンショットパルスを発生するパ
    ルス発生回路と、該ワンショットパルスを積分する積分
    回路と、該積分値を所定のしきい値と比較してしきい値
    を超えるとき作動許可信号を出力する比較回路とを備え
    てなる請求項1記載の車両安全装置の制御システム。
  3. 【請求項3】 前記判別回路は、ウォッチドッグパルス
    のエッジの変化率からワンショットパルスを発生するパ
    ルス発生回路と、該ワンショットパルスを積分する積分
    回路と、該積分値を所定の上下のしきい値と比較して該
    積分値が所定範囲内にあるとき作動許可信号を出力する
    比較回路とを備えてなる請求項1記載の車両安全装置の
    制御システム。
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