JPH1115699A - 車両用マイクロコンピュータのリセット機構 - Google Patents

車両用マイクロコンピュータのリセット機構

Info

Publication number
JPH1115699A
JPH1115699A JP9164826A JP16482697A JPH1115699A JP H1115699 A JPH1115699 A JP H1115699A JP 9164826 A JP9164826 A JP 9164826A JP 16482697 A JP16482697 A JP 16482697A JP H1115699 A JPH1115699 A JP H1115699A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
microcomputer
reset
time
processing
routine
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP9164826A
Other languages
English (en)
Inventor
Takeo Okada
武夫 岡田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Marelli Corp
Original Assignee
Kansei Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kansei Corp filed Critical Kansei Corp
Priority to JP9164826A priority Critical patent/JPH1115699A/ja
Publication of JPH1115699A publication Critical patent/JPH1115699A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Debugging And Monitoring (AREA)
  • Microcomputers (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 マイクロコンピュータが暴走を開始してから
リセットされるまでの時間を短時間にし、マイクロコン
ピュータ装置の信頼性を向上させる。 【解決手段】 1つのプログラムの中に少なくとも分割
処理不可能な処理工程と分割処理可能な処理工程とを備
え、前記分割処理可能な処理工程を分割し並列処理にし
て、かつその分割された処理工程の直前に、行き先判定
工程が設けられて、分割不可能な処理工程が実行される
毎に、行き先判定工程によって前記分割された工程を順
次実行すると共に、暴走時にマイクロコンピュータをリ
セットする車両用マイクロコンピュータのリセット機構
であって、前記プログラムの中の1ルーチンの実行に要
した時間を計測する時間計測工程が介挿され、その時間
計測結果が所定時間を越えたとき、前記プログラム動作
をリセットして初期化する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、エアバッグ、プ
リテンショナ等の車両用乗員保護装置に用いられるマイ
クロコンピュータの如きマイクロコンピュータの暴走を
短時間内に検知して短時間内に正常状態に復帰させる必
要性を有する車両用マイクロコンピュータのリセット機
構に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、短時間内にマイクロコンピュータ
の暴走を検知して、マイクロコンピュータを短時間内に
正常に復帰させるものとして、例えば特開平7−186
847号の如きものがあるので、それを図3に基づいて
以下に説明する。すなわち、同図において、マイクロコ
ンピュータ1は該マイクロコンピュータ1に記憶された
メインのデータ処理プログラムに従って加速度センサ2
からの加速度信号Dが処理され、加速度信号Dのレベル
変化状態に基づいて車両が衝突したか否かが判断され
る。このために、メインのデータ処理プログラムは、所
定の一定時間間隔で割り込み起動され、加速度信号Dに
基づいて車両が衝突したか否かを判別するための第1ル
ーチン処理部3と、その他のバックグランドジョブを繰
り返し処理するための第2ルーチン処理部4と、プログ
ラム実行監視手段である監視タイマ処理部5とから構成
されている。
【0003】この第1ルーチン処理部3が所定の一定時
間間隔で起動されているか否かを監視するため、第1ル
ーチン処理部3からはその起動周期と同一周期でタイマ
リセット信号TRがウオッチドッグタイマ回路6に出力
されている。このタイマリセット信号TRは、マイクロ
コンピュータ1の外部に付設されているウオッチドッグ
タイマ回路6にリセット信号として供給されている。ウ
オッチドッグタイマ回路6は、タイマリセット信号TR
が所定時間間隔で供給されている限りマイクロコンピュ
ータ1をリセットするための第1リセット信号CR1を
出力することがない。
【0004】しかし、第1ルーチン処理部3においてプ
ログラムの暴走が生じ、タイマリセット信号TRの発生
時間間隔が上記所定の時間間隔より長くなると、ウオッ
チドッグタイマ回路6から出力される第1リセット信号
CR1がマイクロコンピュータ1のリセット入力端子E
に印加され、これによりマイクロコンピュータ1がリセ
ットされる。
【0005】また第2ルーチン処理部4において所定の
プログラムルーチンが1回実行される毎に第2ルーチン
処理部4からは監視タイマ処理部5にタイマクリア指令
コードCDが出力され、監視タイマ処理部5は、このタ
イマクリア指令コードCDに応答してそのタイマ値がリ
セットされる。監視タイマ処理部5のタイマ時間は、上
記プログラムルーチンの1回の実行に要するプログラム
サイクル時間よりも若干長い時間にセットされており、
第2ルーチン処理部4のプログラム実行に何らかの不都
合が生じることにより、プログラムサイクル時間が所定
タイマ時間より長くなると、監視タイマ処理部5からマ
イクロコンピュータ1をリセットするための第2リセッ
ト信号CR2がリセット入力端子Eに出力される。
【0006】従って、第2ルーチン処理部4が正常に実
行されている場合には、監視タイマ処理部5のタイマ時
間が終了する前にタイマクリア指令コードCDが監視タ
イマ処理部5に入力されるので、第2リセット信号CR
2が出力されることはない。一方、第2ルーチン処理部
4の実行がプログラム暴走等の理由により正常に実行さ
れなくなり、タイマクリア指令コードCDの出力時間間
隔がタイマ時間より長くなると、監視タイマ処理部5か
ら第2リセット信号CR2がマイクロコンピュータ1の
リセット入力端子Eに印加されることになる。この結
果、マイクロコンピュータ1はリセットされ、マイクロ
コンピュータ1の動作の正常化を図ることができる。
【0007】換言すると、図4に示すように、第1ルー
チン処理部3は所定の一定時間間隔で起動されており、
起動後、まずステップST21でタイマリセット信号T
Rを出力し、これによりウオッチドッグタイマ回路6を
リセットする。しかる後、ステップST22に入り、こ
こで加速度信号Dに基づく車両の衝突判断のための処理
が行われる。またステップST22において車両の衝突
が判断された場合には、第1及び第2起動信号K1,K
2が出力され、スクイブ7,8に通電され、火薬が点火
される。一方、ステップST22において車両の衝突が
判断されなければ、第1及び第2起動信号K1,K2は
出力されず、第1ルーチン処理部3の実行が終了し、再
度、上記各ステップST21,22が繰り返し実行され
る。仮に何らかの理由でプログラム暴走が発生し、衝突
判断処理のステップST22の実行が終了しなくなって
しまう等の理由によりタイマリセット信号TRの発生間
隔がウオッチドッグタイマ回路6のタイマ時間より長く
なってしまうと、ウオッチドッグタイマ回路6から第1
リセット信号CR1が出力されてしまい、マイクロコン
ピュータ1がリセットされる。
【0008】また、第2ルーチン処理部4は、図5
(A)に示すように電源の投入によって起動され、ステ
ップST31で初期化された後、ステップST32で車
両安全装置の各部のチェックを行うための初期診断が行
われる。次いで、ステップST33−1から33−Nに
おいて予め定められているバックグランド処理1からバ
ックグランド処理Nが順次実行され、ステップST34
で監視タイマ処理部5をリセットするためのタイマリセ
ット指令コードCDが出力され、ステップST33−1
に戻る。この後は、ステップST33−1から34から
なるプログラムサイクルが繰り返し実行される。
【0009】監視タイマ処理部5は、一定時間間隔で繰
り返し起動され、ステップST41でカウンタ値Aを1
だけ増加させた後、ステップST42でこのカウンタ値
Aが所定のタイマ値Mより大きくなったか否かが判別さ
れる。A≦Mの場合にはそのままプログラムの実行が終
了する。このようにして監視タイマ処理部5が繰り返し
実行される毎に、カウンタ値Aは1ずつ増加する。この
カウンタ値Aがタイマ値Mに達するのに要する時間は、
第2ルーチン処理部4におけるプログラムサイクルの1
回の実行に要する時間よりも若干長く設定されている。
従って、プログラムサイクルが正常に繰り返し実行され
ていれば、A>Mとなることはない。しかし、プログラ
ムの暴走が生じる等によりA>Mの状態が生じると、ス
テップST42における判別結果がYESとなり、ステ
ップST43に入り、第2リセット信号CR2が出力さ
れ、マイクロコンピュータ1がリセットされる。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ようなマイクロコンピュータのリセット機構にあって
は、マイクロコンピュータの暴走を、マイクロコンピュ
ータから出力された一定周波数のパルスの有無を外部の
外付けウオッチドッグタイマ回路で監視して、一定周波
数のパルス出力が停止した場合には、マイクロコンピュ
ータをリセットし、再起動させていたので、マイクロコ
ンピュータの作動が暴走してからリセットされるまでの
時間が長く、暴走の有無を知るためのパルスの周期の数
倍もの時間が必要とされて、短時間内のリセットが必要
な場合には、間に合わないという問題点があった。
【0011】そこで、この発明は、上記問題点に着目し
てなされたもので、マイクロコンピュータが暴走を開始
してからリセットされるまでの時間を短時間にし、マイ
クロコンピュータ装置の信頼性を向上させることを目的
とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】このマイクロコンピュー
タ装置に係る第1の発明は、1つのプログラムの中に少
なくとも分割処理不可能な処理工程と分割処理可能な処
理工程とを備え、前記分割処理可能な処理工程を分割し
並列処理にして、かつその分割された処理工程の直前
に、行き先判定工程が設けられて、分割不可能な処理工
程が実行される毎に、行き先判定工程によって前記分割
された工程を順次実行すると共に、暴走時にマイクロコ
ンピュータをリセットする車両用マイクロコンピュータ
のリセット機構であって、前記プログラムの中の1ルー
チンの実行に要した時間を計測する時間計測工程が介挿
され、その時間計測結果が所定時間を越えたとき、前記
プログラム動作をリセットして初期化することを特徴と
する車両用マイクロコンピュータのリセット機構であ
る。
【0013】第2の発明は、時間計測工程は、前記分割
処理可能な処理工程を除く部分に設けられた内部監視タ
イマを作動させる工程を有し、該内部監視タイマが作動
開始してから、次回該工程に戻ってくるのに要した時間
が所定時間を超えたとき前記マイクロコンピュータの動
作をリセットし、また戻ってくるのに要した時間が所定
時間内のときには該内部監視タイマをリセットすること
を特徴とする請求項1記載の車両用マイクロコンピュー
タのリセット機構である。
【0014】第3の発明は、内部監視タイマの所定時間
は、該内部監視タイマをスタートさせる工程に戻ってく
る時間の略1.1倍に設定されていることを特徴とする
請求項2記載の車両用マイクロコンピュータのリセット
機構である。
【0015】第4の発明は、分割処理不可能な処理工程
は、制御信号を作成する工程であることを特徴とする請
求項1記載の車両用マイクロコンピュータのリセット機
構である。
【0016】第5の発明は、分割処理可能な処理工程
は、診断機能を実行する工程であることを特徴とする請
求項1記載の車両用マイクロコンピュータのリセット機
構である。
【0017】
【発明の実施の形態】
実施の形態1.この発明による実施の形態1を図1に示
すエアバッグシステム等の乗員保護装置に基づいて説明
する。すなわち、21は加速度センサ、22は加速度セ
ンサ21から衝突に伴う加速度信号を入力するマイクロ
コンピュータ、23はマイクロコンピュータ22から、
例えば1周期が20msecのウオッチドッグパルスを
入力して該マイクロコンピュータ22の暴走を監視し、
暴走した場合にマイクロコンピュータ22にリセット信
号を出力するウオッチドッグタイマ回路、24はバッテ
リ電圧を昇圧するDC/DCコンバータ、25はDC/
DCコンバータ24によって充電されるバックアップコ
ンデンサ、26はマイクロコンピュータ22からハイレ
ベルの点火信号が供給されるとオンするスイッチングト
ランジスタ、27はスクイブ、28は機械式加速度スイ
ッチである。
【0018】すなわち上記構成において、マイクロコン
ピュータ22が加速度センサ21からの加速度信号に基
づいて重大衝突が発生したと判断すると、出力をハイレ
ベルに切り換えて、スイッチングトランジスタ26をオ
ンしてバックアップコンデンサ25に充電された電力を
スクイブ27に供給して火薬に点火してエアバッグ等を
展開させる。また、一方でマイクロコンピュータ22
は、暴走を開始すると、ウオッチドッグタイマ回路23
によって、少なくとも20msec後にリセットされ
る。
【0019】次に、マイクロコンピュータ22を詳細に
説明する。すなわち、マイクロコンピュータ22は、パ
ワーオンリセット回路(不図示)、ウオッチドッグタイ
マ回路23からのリセット信号によって作動する初期化
処理手段30と、第1ルーチン手段31の暴走を監視し
て、暴走を検出した場合に初期化処理手段30にリセッ
ト信号を出力する内部監視タイマ手段33と、加速度セ
ンサ21からの加速度信号に基づいて衝突判断を行い、
重大衝突が発生したと判断した場合に出力をハイレベル
にして点火信号を出力する第1ルーチン手段31と、乗
員保護装置の各種診断を行い、かつプログラム処理が正
常に実行されているときに一定周波数のウオッチドッグ
パルスを出力する第2ルーチン手段32とで構成されて
いる。
【0020】ここで、上記構成によるマイクロコンピュ
ータ22のプログラム動作を図2を参照して以下に説明
する。すなわち、電源が投入されると、スタートステッ
プST100から初期化処理ステップST110に進む
(このステップSTは図1の初期化処理手段30で行
う)。ここで内部RAM等の初期化を行うと共に一定周
期を作成するためにタイマの初期化を行い、ステップS
T120で、前記タイマにより一定時間が経過したか否
かが判断され、一定時間が経過していない場合には一定
時間が経過するまでステップST120で待つ。ステッ
プST120で一定時間が経過したと判断された場合に
は、ステップST130に進む。ステップST130で
は、内部監視タイマ手段33を起動し、ルーチンを一周
するのに必要な時間が、規定値の1.1倍以内か否かを
判定するためのタイマ時間の計測を開始し(図1の内部
監視タイマ手段33で行う)、次のステップST140
へ進む。内部監視タイマ手段33が時間計測を開始する
と、常にステップST190で設定した値を超えたか否
かの判断を行い、設定値、例えば500msecを超え
ると、マイクロコンピュータ22に割り込みを発生さ
せ、優先的にマイクロコンピュータ22をステップST
200で再初期化して、ステップST110に進み、即
座にリセットする。
【0021】ステップST140は図1の第1ルーチン
手段31で行う第1ルーチンで、加速度センサ1から供
給される加速度信号に基づいて、衝突判断を行い、重大
衝突と判断した場合には、出力をハイレベルにしてスイ
ッチングトランジスタ26がオンされる。
【0022】ステップST150は、ウオッチドッグタ
イマ回路23に一定周波数のウオッチドッグパルスを出
力するためにステップST171〜ステップST17n
の全てを1回実行する毎に、ウオッチドッグパルスを出
力する端子の論理状態を反転させ、ステップST160
に進むが、その論理の反転動作によってウオッチドッグ
パルスが作成されてウオッチドッグタイマ回路23に供
給される。なお、ステップST160は、1ルーチン毎
にステップST171〜ステップST17n(n:2〜
N迄の整正数)までのステップSTのうちの1つのステ
ップSTを選択してステップST120に戻る。また次
のルーチンでは別のステップSTが順次実行されてい
く。
【0023】なお、ステップST171〜ステップST
17nのそれぞれは、個々に独立した診断プログラム
で、それぞれのプログラムで個々の回路を診断できる分
割可能な診断プログラムに対して、ステップST140
の第1ルーチンは全体を実行することによって1つの結
果を出すような分割できない制御プログラムのようなも
のである。
【0024】ステップST180は内部監視タイマ手段
33で、ステップST130によって起動され、動作を
開始すると常にステップST190で所定時間、すなわ
ちステップST130を終了してから次にステップST
130を終了するまでの時間の1.1倍を超えたか否か
を判断し、1.1倍に達しない場合は繰り返しステップ
ST190の判断を実行し続けるが、1.1倍に達した
場合には割り込み処理で優先的に通常の処理を中断し、
ステップST200で再処理化を行い、ステップST1
10に戻る。
【0025】上記構成において、マイクロコンピュータ
22は、図2に示されるフローチャートに従って順次プ
ログラムを実行していくが、このルーチンを一周するの
に必要とされる時間内に再度ステップST130に戻っ
てくるか否かがステップST190で計測されて、その
計測時間を満足しない場合、例えばどこかのステップS
Tで循環ルーチンに入り込み、暴走してしまった場合に
は即座にステップST110に進み、マイクロコンピュ
ータ22内でソフト的にリセット処理して初期化する。
また一方で、ステップST150が実行される毎にウオ
ッチドッグパルスが出力端子から出力されて、それによ
ってマイクロコンピュータ22の第2ルーチン手段32
からウオッチドッグタイマ回路23に対してウオッチド
ッグパルスが供給されるので、仮に何れかのステップS
Tで暴走して循環ルーチンに入り込んでしまっても外部
接続されたウオッチドックタイマ回路23によってハー
ド的にマイクロコンピュータ22がリセットされて初期
化される。
【0026】なお、上記実施の形態においてはエアバッ
グシステム等の乗員保護装置を例にとって説明したが、
アンチスキッドシステム、エンジン制御システム等の、
マイクロコンピュータの暴走を早期に復帰させる必要の
ある車両用コントローラに本願発明を適用しても何ら問
題はないものであることはいうまでもないことである。
【0027】
【発明の効果】以上説明したように、この発明によれ
ば、プログラム暴走のリセットに関わる部分が1つのル
ーチンの中で実行され、サブルーチン構造にされていな
いので、マイクロコンピュータが暴走を開始してもリセ
ットされるまでの時間を短時間にでき、それによってマ
イクロコンピュータ装置の信頼性を向上させることがで
きるという効果が発揮される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるマイクロコンピュータ装置の回路
ブロック説明図である。
【図2】図1のマイクロコンピュータ2のフローチャー
ト説明図である。
【図3】乗員保護装置に用いられている従来のマイクロ
コンピュータ装置である。
【図4】図3に示す第1ルーチンを示すフローチャート
である。
【図5】図3に示す第2ルーチン及び監視タイマを示す
フローチャートである。
【符号の説明】
21 加速度センサ 22 マイクロコンピュータ 23 ウオッチドッグタイマ回路 24 DC/DCコンバータ 25 バックアップコンデンサ 26 スイッチングトランジスタ 27 スクイブ 28 機械式加速度スイッチ 30 初期化処理手段 31 第1ルーチン手段 32 第2ルーチン手段 33 内部監視タイマ手段

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 1つのプログラムの中に少なくとも分割
    処理不可能な処理工程と分割処理可能な処理工程とを備
    え、前記分割処理可能な処理工程を分割し並列処理にし
    て、かつその分割された処理工程の直前に、行き先判定
    工程が設けられて、分割不可能な処理工程が実行される
    毎に、行き先判定工程によって前記分割された工程を順
    次実行すると共に、暴走時にマイクロコンピュータをリ
    セットする車両用マイクロコンピュータのリセット機構
    であって、前記プログラムの中の1ルーチンの実行に要
    した時間を計測する時間計測工程が介挿され、その時間
    計測結果が所定時間を越えたとき、前記プログラム動作
    をリセットして初期化することを特徴とする車両用マイ
    クロコンピュータのリセット機構。
  2. 【請求項2】 前記時間計測工程は、前記分割処理可能
    な処理工程を除く部分に設けられた内部監視タイマを作
    動させる工程を有し、該内部監視タイマが作動開始して
    から、次回該工程に戻ってくるのに要した時間が所定時
    間を超えたとき前記マイクロコンピュータの動作をリセ
    ットし、また戻ってくるのに要した時間が所定時間内の
    ときには該内部監視タイマをリセットすることを特徴と
    する請求項1記載の車両用マイクロコンピュータのリセ
    ット機構。
  3. 【請求項3】 前記内部監視タイマの所定時間は、該内
    部監視タイマをスタートさせる工程に戻ってくる時間の
    略1.1倍に設定されていることを特徴とする請求項2
    記載の車両用マイクロコンピュータのリセット機構。
  4. 【請求項4】 前記分割処理不可能な処理工程は、制御
    信号を作成する工程であることを特徴とする請求項1記
    載の車両用マイクロコンピュータのリセット機構。
  5. 【請求項5】 前記分割処理可能な処理工程は、診断機
    能を実行する工程であることを特徴とする請求項1記載
    の車両用マイクロコンピュータのリセット機構。
JP9164826A 1997-06-20 1997-06-20 車両用マイクロコンピュータのリセット機構 Pending JPH1115699A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9164826A JPH1115699A (ja) 1997-06-20 1997-06-20 車両用マイクロコンピュータのリセット機構

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9164826A JPH1115699A (ja) 1997-06-20 1997-06-20 車両用マイクロコンピュータのリセット機構

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH1115699A true JPH1115699A (ja) 1999-01-22

Family

ID=15800663

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP9164826A Pending JPH1115699A (ja) 1997-06-20 1997-06-20 車両用マイクロコンピュータのリセット機構

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH1115699A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2010055562A1 (ja) * 2008-11-13 2010-05-20 富士通マイクロエレクトロニクス株式会社 マイクロコンピュータ

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2010055562A1 (ja) * 2008-11-13 2010-05-20 富士通マイクロエレクトロニクス株式会社 マイクロコンピュータ
JP5115628B2 (ja) * 2008-11-13 2013-01-09 富士通セミコンダクター株式会社 マイクロコンピュータ
US8522081B2 (en) 2008-11-13 2013-08-27 Fujitsu Semiconductor Limited Microcomputer outputting failure detection result

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH0858524A (ja) 自動車の受動安全装置の試験方法
KR0178761B1 (ko) 차량 탑승자 안전 시스템
US5850514A (en) Malfunction monitoring circuit of microcomputer system
JP2004514215A (ja) プロセッサを監視するための装置
JP2999016B2 (ja) 車両安全装置の制御システム
JP3324220B2 (ja) 乗員拘束装置の制御装置
JPH1115699A (ja) 車両用マイクロコンピュータのリセット機構
US6879892B2 (en) Electronic control system and method thereof
JP2002041493A (ja) マイクロコンピュータ
JP2924428B2 (ja) エアバックシステムの故障記録装置
JPH08115235A (ja) 制御装置の異常検出装置およびその方法
JP3804454B2 (ja) 電子制御装置
JPH1120603A (ja) ウオッチドッグ回路の診断回路
JP3795188B2 (ja) データ通信回路
JP3713790B2 (ja) エアバッグ制御装置
JPH1120602A (ja) 車両用マイクロコンピュータ装置
JPH1169663A (ja) 乗員保護装置の駆動装置
JPH1165891A (ja) ウォッチドッグ回路の診断システム
JPH07245786A (ja) 多重通信装置
US7503580B2 (en) Vehicle occupant protection system with disable mode
JPH07231489A (ja) ウォッチドック診断機能付き制御装置
KR100362251B1 (ko) 폭주검지회로의진단회로
JP2557809Y2 (ja) 暴走監視装置
JP2741461B2 (ja) 車両用安全装置の点火制御装置
JP2002347569A (ja) 乗員保護装置の点火制御装置