JPH1120603A - ウオッチドッグ回路の診断回路 - Google Patents
ウオッチドッグ回路の診断回路Info
- Publication number
- JPH1120603A JPH1120603A JP9172482A JP17248297A JPH1120603A JP H1120603 A JPH1120603 A JP H1120603A JP 9172482 A JP9172482 A JP 9172482A JP 17248297 A JP17248297 A JP 17248297A JP H1120603 A JPH1120603 A JP H1120603A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- watchdog
- circuit
- pulse
- microcomputer
- watchdog circuit
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Landscapes
- Air Bags (AREA)
- Debugging And Monitoring (AREA)
Abstract
診断を可能にして、診断機能を向上させる。 【解決手段】 初期化ステップ、信号作成ステップ、ウ
オッチドッグパルス出力制御ステップが1つのルーチン
の中で実行されるプログラムを有し、プログラムが正常
に実行されているときウオッチドッグパルス出力制御ス
テップによって、マイクロコンピュータからウオッチド
ッグ回路へ供給する一定周波数のウオッチドッグパルス
が出力が停止されたとき、マイクロコンピュータにリセ
ット信号を供給してマイクロコンピュータを初期化する
ウオッチドッグ回路の診断回路において、初期化ステッ
プとウオッチドッグパルス出力制御ステップとの間にウ
オッチドッグパルス出力制御ステップで出力されるウオ
ッチドッグパルスの周波数と異なる周波数のパルスをウ
オッチドッグパルスの代わりとして供給する。
Description
ュータの暴走の監視を行うウオッチドッグ回路の診断回
路に関するものである。
ドッグ回路の診断回路を図2及び図3に示す乗員保護装
置に基づいて説明する。すなわち、1は加速度センサ、
2は加速度センサ1から衝突に伴う加速度信号を入力す
るマイクロコンピュータ、3はマイクロコンピュータ2
のプログラム暴走を監視するウオッチドッグ回路、4は
パワーオンリセット回路、5はDC/DCコンバータ、
6はDC/DCコンバータによって充電されるバックア
ップコンデンサ、7はマイクロコンピュータ2からハイ
レベルの点火信号が供給されるとオンするスイチングト
ランジスタ、8はスクイブ、9は機械式加速度スイッ
チ、16は警報装置である。
に示すように前記マイクロコンピュータ2からウオッチ
ドッグパルスを受けるローパスフィルタ10と、該ロー
パスフィルタからの抽出出力を入力するハイパスフィル
タ11と、該ハイパスフィルタからの抽出出力によって
オン、オフ制御されるスイッチングトランジスタ12
と、抵抗13aとコンデンサ13bとからなる時定数回
路13と、基準値回路14と、該基準値回路14からの
基準電圧を入力して前記時定数回路13のコンデンサ1
3bの充電電圧と比較するコンパレータ15とからな
り、マイクロコンピュータ2から所定の周波数のウオッ
チドッグパルスが供給されると、そのパルスによってス
イッチングトランジスタ12が間欠的にオンされて、時
定数回路13のコンデンサ13bの充電電荷は放電され
るので、コンパレータ16の出力、すなわちウオッチド
ッグ回路3の出力はハイレベル状態を維持するが、マイ
クロコンピュータ2のプログラムが暴走をしてウオッチ
ドッグパルスが、例えばローレベル状態またはハイレベ
ル状態に維持されるようになると、ハイパスフィルタ1
1からの抽出出力がなくなり、スイッチングトランジス
タ12がオフ状態に維持され、コンデンサ13bの充電
電圧が上昇して基準電圧を越えるので、出力はローレベ
ルに切り替わり、それがマイクロコンピュータ2へのリ
セット信号となる。
グラムのフローチャートを図4に基づいて説明する。す
なわち、電源が投入されると、マイクロコンピュータ2
はステップST100でパワーオンリセット回路4から
リセット信号を入力して、リセットし、その後ウオッチ
ドッグ回路3がマイクロコンピュータ2によってウオッ
チドッグ回路3が正常であるか否かが、内蔵RAMに規
定値データが記憶されているか否かが読み取れるかによ
って判断され、ウオッチドッグ回路3が診断される。そ
の後、判断結果が正常であると判断されると、ステップ
ST180に進む。
ておらず、ウオッチドッグ回路3がまだ診断されていな
いと判断すると、ステップST120に進み、内蔵RA
Mにウオッチドッグ回路3の診断が終了したことを示す
信号を事前に記憶する。その後、ステップST130に
進み、ウオッチドッグ回路3からリセット信号が所定時
間後までの間に供給されるか否かを検出するために所定
時間の間、内蔵監視タイマをスタートさせ、ステップS
T140でこの内蔵監視タイマが作動している間にリセ
ット信号が供給されたか否かが判断され、供給されたと
判断するとステップST170に進み、まだ供給されな
いと判断すると、ステップST150進む。
30でスタートさせた内蔵監視タイマがタイムアップし
たか否かが判断され、まだタイムアップしていないと判
断すると、ステップST140に戻り、またタイムアッ
プし、ウオッチドッグ回路3が異常と判断されるとステ
ップST160に進む。ステップST160では、ウオ
ッチドッグ回路3が異常で、故障している旨を内蔵RA
Mに記憶する。
テップST180、ST190が所定の周期で実行され
ているか否かが判断され、所定の周期で実行されてると
判断されると、ステップST180に進み、所定の周期
に達していないと判断されると、このステップST17
0で所定の周期になるまで待つ。ステップST180に
進むと、ウオッチドッグ回路3にウオッチドッグパルス
を供給する。すなわち、このステップST180に進む
度にウオッチドッグパルスを出力する端子の論理を反転
させ、ウオッチドッグパルスを出力する。その後、ステ
ップST190に進むと、通常処理、すなわち衝突判
断、故障診断等を行い、例えば、スクイブ8が短絡、断
線等の故障を発生している場合には警報装置16を作動
させ、また重大衝突事故が発生していると判断するとス
クイブ8に点火電流を流してステップST170に戻
る。
員保護装置に電源が投入されると、それと同時にパワー
オンリセット回路4によってマイクロコンピュータ2が
パワーオンリセットされ、ウオッチドッグ回路3の故障
診断の有無を、マイクロコンピュータの内蔵RAMに記
憶された規定値データに基づいて判断され、故障診断が
既に終了していると判断された場合には、通常動作に入
り(ステップST170〜ST190)、マイクロコン
ピュータ2は、加速度センサ1から供給される加速度信
号の供給を受けて、衝突発生の有無を判断すると共に、
その衝突の規模を判断して乗員の受ける傷害の程度が大
きいと判断した場合には、スイッチングトランジスタ7
をオン作動させて、バックアップコンデンサ6に充電さ
れた電荷をスクイブ8に供給して、エアバッグ等を作動
させる。
グ回路3の故障診断が終了していないと判断された場合
には、所定時間の間ウオッチドッグパルスのウオッチド
ッグ回路3への供給を停止して疑似的に故障を発生させ
(この時点では、ステップST170〜ST190に進
んでいないので、ウオッチドッグパルスは出力されてい
ないため)、その所定時間の間にウオッチドッグ回路3
からマイクロコンピュータ2にリセット信号が供給され
るのでウオッチドッグ回路3は正常であると判断する。
ようなウオッチドッグ回路の診断回路にあっては、例え
ば、ローパスフィルタ10が故障して、その出力がハイ
レベル状態に維持された場合には、ウオッチドッグ回路
が故障であるにも係わらずウオッチドッグ回路の出力が
ハイレベルとなり、マイクロコンピュータが暴走してい
てもウオッチドッグ回路からリセット信号が供給されな
いという問題点があった。
てなされたもので、ウオッチドッグ回路のフィルタ回路
部の故障診断もできるようにして、診断機能を向上させ
ることを目的とする。
ドッグ回路の診断回路は、初期化ステップ、ウオッチド
ッグパルス出力制御ステップ、制御信号作成ステップが
1つのルーチンの中で実行されるプログラムを有し、該
プログラムが正常に実行されているときに前記ウオッチ
ドッグパルス出力制御ステップによって、マイクロコン
ピュータからウオッチドッグ回路への一定周波数のウオ
ッチドッグパルスの出力が停止されたとき、前記マイク
ロコンピュータにリセット信号を供給してマイクロコン
ピュータを初期化するウオッチドッグ回路の診断回路に
おいて、前記初期化ステップとウオッチドッグパルス出
力制御ステップとの間に前記ウオッチドッグパルス出力
制御ステップで出力されるウオッチドッグパルスの周波
数よりも高い周波数のパルスを該ウオッチドッグパルス
の代わりとして出力することを特徴とする。
づいて以下に説明するが、この実施の形態は、図2に示
したものと同一構成であるので、その構成の説明は省略
し、異なるマイクロコンピュータ2のプログラムについ
て以下に説明する。 なお、図1において、既に図4に
おいて説明したステップと同一のもの、又は均等なもの
については同一符号を付して異なる部分についてのみ以
下に説明する。
グ回路3に供給されるウオッチドッグパルスを出力する
マイクロコンピュータ2の出力端子の論理を反転させる
ためのステップST200が、ステップST140とス
テップST150との間に介挿されている。
タイマを作動させてウオッチドッグ回路3の診断を行う
ときは、ステップST150でタイムアップするまでス
テップST140,ステップST200及びステップS
T150を巡回して繰り返し実行する。また従来はウオ
ッチドッグパルスとしてはステップST170,ST1
80,ST190の巡回ループの中のステップST18
0でウオッチドッグパルスの出力端子をこのステップS
T180に進んでくる度に反転させ、それによってウオ
ッチドッグパルスを出力させていたが、この実施の形態
では、3つのステップST140,ST200,ST1
50のみを循環するのみで、かつ各ステップST14
0,ST150,ST200がステップST190のご
とく処理時間が多くかかるステップではないので、ステ
ップST200で出力されるウオッチドッグパルスは周
期が短く、すなわち周波数が高くなり、ウオッチドッグ
回路3のローパスフィルタ10の通過周波数帯域から外
れることになるので、マイクロコンピュータ2のプログ
ラムが疑似的に暴走したようになる。この疑似的暴走の
発生から所定時間後に、ウオッチドッグ回路3からマイ
クロコンピュータ2にリセット信号が供給されると、マ
イクロコンピュータ2はウオッチドッグ回路3が正常で
あると判断し、また供給されないと異常と判断する。
ば、マイクロコンピュータの正常時に出力されるウオッ
チドッグパルスの周波数が高い周波数に一時的にシフト
され、ウオッチドッグ回路のローパスフィルタの通過帯
域から離脱し、ウオッチドッグ回路の出力がローレベル
になり、リセット信号が出力されるので、これでウオッ
チドッグ回路の診断ができる。またウオッチドッグ回路
のハイパスフィルタの出力がハイレベル状態で故障する
と、ウオッチドッグ回路の出力がローレベルになり、リ
セット信号が出力されるので、これによってウオッチド
ッグ回路のフィルタ部分までも診断できるという効果が
発揮される。
ャート説明図である。
コンピュータ装置である。
図である。
するフローチャート説明図である。
Claims (1)
- 【請求項1】 初期化ステップ、ウオッチドッグパルス
出力制御ステップ、制御信号作成ステップが1つのルー
チンの中で実行されるプログラムを有し、該プログラム
が正常に実行されているときに前記ウオッチドッグパル
ス出力制御ステップによって、マイクロコンピュータか
らウオッチドッグ回路への一定周波数のウオッチドッグ
パルスの出力が停止されたとき、前記マイクロコンピュ
ータにリセット信号を供給してマイクロコンピュータを
初期化するウオッチドッグ回路の診断回路において、前
記初期化ステップとウオッチドッグパルス出力制御ステ
ップとの間に前記ウオッチドッグパルス出力制御ステッ
プで出力されるウオッチドッグパルスの周波数よりも高
い周波数のパルスを該ウオッチドッグパルスの代わりと
して出力することを特徴とするウオッチドッグ回路の診
断回路。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17248297A JP3897859B2 (ja) | 1997-06-27 | 1997-06-27 | ウオッチドッグ回路の診断回路 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17248297A JP3897859B2 (ja) | 1997-06-27 | 1997-06-27 | ウオッチドッグ回路の診断回路 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH1120603A true JPH1120603A (ja) | 1999-01-26 |
JP3897859B2 JP3897859B2 (ja) | 2007-03-28 |
Family
ID=15942815
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP17248297A Expired - Fee Related JP3897859B2 (ja) | 1997-06-27 | 1997-06-27 | ウオッチドッグ回路の診断回路 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3897859B2 (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN107656484A (zh) * | 2017-11-15 | 2018-02-02 | 巢湖学院 | 一种硬件看门狗安全置位电路 |
CN109445980A (zh) * | 2018-12-04 | 2019-03-08 | 中国航空工业集团公司西安航空计算技术研究所 | 一种基于x86架构的民用机载模块看门狗设计方法 |
CN111261080A (zh) * | 2020-04-02 | 2020-06-09 | 广东晟合技术有限公司 | 用于显示驱动芯片异常检测的模拟看门狗异常检测器 |
-
1997
- 1997-06-27 JP JP17248297A patent/JP3897859B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN107656484A (zh) * | 2017-11-15 | 2018-02-02 | 巢湖学院 | 一种硬件看门狗安全置位电路 |
CN107656484B (zh) * | 2017-11-15 | 2023-09-26 | 巢湖学院 | 一种硬件看门狗安全置位电路 |
CN109445980A (zh) * | 2018-12-04 | 2019-03-08 | 中国航空工业集团公司西安航空计算技术研究所 | 一种基于x86架构的民用机载模块看门狗设计方法 |
CN109445980B (zh) * | 2018-12-04 | 2023-09-05 | 中国航空工业集团公司西安航空计算技术研究所 | 一种基于x86架构的民用机载模块看门狗设计方法 |
CN111261080A (zh) * | 2020-04-02 | 2020-06-09 | 广东晟合技术有限公司 | 用于显示驱动芯片异常检测的模拟看门狗异常检测器 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP3897859B2 (ja) | 2007-03-28 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US9662989B2 (en) | Fault diagnostic device for vehicle charging system | |
JPH0858524A (ja) | 自動車の受動安全装置の試験方法 | |
US6597181B2 (en) | High and low side driver tests for airbag module | |
JPH1120603A (ja) | ウオッチドッグ回路の診断回路 | |
JPH1120602A (ja) | 車両用マイクロコンピュータ装置 | |
JP2007041824A (ja) | 電子制御ユニットのリセット回路 | |
JPH08115235A (ja) | 制御装置の異常検出装置およびその方法 | |
JP6597456B2 (ja) | 電子制御装置 | |
JP3795188B2 (ja) | データ通信回路 | |
JP3901230B2 (ja) | パチンコゲーム機 | |
JPH1165891A (ja) | ウォッチドッグ回路の診断システム | |
JPH0796815A (ja) | エアバック装置のための電気制御装置 | |
JP4030990B2 (ja) | 乗員保護装置の通信制御装置 | |
JP2022123551A (ja) | 電源制御装置 | |
JP3713790B2 (ja) | エアバッグ制御装置 | |
JPH07245786A (ja) | 多重通信装置 | |
JP2924428B2 (ja) | エアバックシステムの故障記録装置 | |
JP2002347569A (ja) | 乗員保護装置の点火制御装置 | |
KR100362251B1 (ko) | 폭주검지회로의진단회로 | |
JP2020015339A (ja) | 故障検出装置 | |
JPH1115699A (ja) | 車両用マイクロコンピュータのリセット機構 | |
JPH1169663A (ja) | 乗員保護装置の駆動装置 | |
JPH04256038A (ja) | ウオッチドックタイマ検査装置 | |
JPH08202589A (ja) | 情報処理装置及び故障診断方法 | |
JP3623310B2 (ja) | 多重通信装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20060328 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20060411 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20060606 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20060822 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20061006 |
|
A911 | Transfer of reconsideration by examiner before appeal (zenchi) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A911 Effective date: 20061027 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20061121 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20061220 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
S531 | Written request for registration of change of domicile |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100105 Year of fee payment: 3 |
|
R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |