JPH11205399A - Gmsk符号データ再生装置 - Google Patents

Gmsk符号データ再生装置

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JPH11205399A
JPH11205399A JP562198A JP562198A JPH11205399A JP H11205399 A JPH11205399 A JP H11205399A JP 562198 A JP562198 A JP 562198A JP 562198 A JP562198 A JP 562198A JP H11205399 A JPH11205399 A JP H11205399A
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JP
Japan
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Pending
Application number
JP562198A
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English (en)
Inventor
Hiroshi Imada
博 今田
Takatoshi Ono
貴敏 小野
Yoshiki Takeda
嘉樹 武田
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 複雑な回路を用いず、簡単な構成手段でクロ
ック再生および符号再生を行い、かつ、復調信号の振幅
が変化しても、正確に符号データの再生を行えるGMS
K符号データ再生装置の提供を目的とする。 【解決手段】 GMSK変調波を周波数検波した復調信
号を使用し、同相成分や直交成分に分離することなく、
クロック再生および符号データ再生を行い、また、符号
再生の閾値を復調信号から演算することによって、復調
信号の振幅が変化しても、正確に符号データの再生を行
うことができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、デジタルデータ通
信の一方式であるGMSK変調方式のGMSK符号デー
タ再生装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図5は従来のGMSK符号データ再生装
置の構成を示すブロック図である。従来、クロック再生
においては、GMSK変調波を同期検波回路20によ
り、同相成分と直交成分の復調信号に分け、同相成分と
直交成分とを乗算器21で乗算し、さらに狭帯域のバン
ドパスフィルタ回路22、ゼロクロス検出回路23を通
し、反転器24を通してクロック信号を再生している。
【0003】また、符号データ再生においては、同相成
分と直交成分のそれぞれの平均値を閾値と仮定し、比較
器25により復調信号の同相成分と閾値を比較するとと
もに、比較器26により直交成分と閾値を比較し、それ
ぞれの成分が閾値より大ならデータ符号を1、閾値より
小なら0と出力する。そして、クロック信号に同期して
データ保持回路27,28で、それぞれの比較器25,
26からの信号を取り込み、データ保持回路27,28
の出力を乗算器29で乗算する。データ保持回路30
は、クロック信号に同期して、乗算器29の乗算結果を
取り込み、符号データの再生を行うよう構成されてい
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら前記従来
のGMSK符号データ再生装置は、GMSK変調波を同
期検波し、同相成分と直交成分に分離するため、2系統
の回路構成になり、また、乗算器、比較器、フィルタ回
路、ゼロクロス検出回路などの回路が必要とされ、回路
が複雑になる傾向がある。
【0005】また、クロック再生においては、01交番
の符号が連続した場合、同相成分と直交成分の乗算は、
振幅の変化が逆方向となる信号の乗算となるため、乗算
出力の振幅が小さくなりクロック再生が困難になり、同
期はずれが生じ誤り率が増大するという問題がある。
【0006】また、符号データ再生においても、閾値に
各成分の平均値と仮定した固定値を用いているため、復
調信号の振幅幅が変化すると、正しく符号データ再生が
できなくなるという問題を有していた。
【0007】本発明は、このような従来の課題を解決
し、複雑な回路を用いず、簡単な構成手段でクロック再
生および符号データ再生を行い、かつ、復調信号の振幅
が変化しても、正確に符号データの再生を行うGMSK
符号データ再生装置を提供することを目的とするもので
ある。
【0008】
【課題を解決するための手段】この課題を解決するため
に本発明は、GMSK変調波を周波数検波手段で復調
し、その復調信号の0,1交番の符号データに当たるデ
ジタル値の平均値を閾値とし、その閾値と復調信号を比
較して、クロック再生および符号データ再生を行うGM
SK符号データ再生装置である。
【0009】これにより、簡単な構成手段でロクック再
生および符号データ再生を行うことができ、かつ、復調
信号の振幅が変化しても、正確に符号データの再生を行
えるGMSK符号データ再生装置が得られる。
【0010】
【発明の実施の形態】本発明の請求項1に記載の発明
は、GMSK変調波を周波数検波し、復調信号を出力す
る周波数検波手段と、前記復調信号を一定周期でサンプ
リングし、デジタル値に変換するAD変換手段と、前記
デジタル値の中から、0,1交番の符号データに当たる
デジタル値を抽出する01符号部抽出手段と、前記抽出
したデジタル値の平均値を演算する平均値演算手段と、
前記平均値演算手段で得られた前回平均値と今回平均値
を比較し、一致すれば、その値を閾値とする閾値決定手
段と、前記閾値決定手段で決定したと前記AD変換手段
で得られたデジタル値を比較し、一致した時点を符号デ
ータの変化点とし、符号データの中央でクロック信号を
発生するクロック再生手段と、前記クロック信号に同期
して、前記閾値決定手段で決定した閾値と前記AD変換
手段で得られたデジタル値を比較し、符号データの再生
を行う符号再生手段とで構成GMSK符号データ再生装
置であり、復調信号を同相成分および直交成分に分離す
ることなく、また、乗算器、比較器、フィルタ回路、ゼ
ロクロス検出回路などの回路も必要とせず、簡単な手段
で構成でき、かつ、復調信号の振幅が変化した場合に
は、復調信号の振幅の中心値が閾値となり、復調信号の
振幅変化に対応した閾値になるという作用を有する。
【0011】請求項2に記載の発明は、01符号部抽出
手段で得られたデータの中から最大値と最小値を検出す
るピーク値検出手段と、符号再生手段の前回の結果によ
り符号再生手段の閾値を、前記最大値または前記最小値
に切り替える閾値再決定手段を設けた請求項1記載のG
MSK符号データ再生装置であり、復調信号にノイズが
ある場合にも、符号データ再生時の復調信号と閾値との
比較に余裕が生じるという作用を有する。
【0012】請求項3に記載の発明は、01符号部抽出
手段に代えて、0011符号部抽出手段を設けた請求項
1記載のGMSK符号データ再生装置であり、0011
交番符号でのクロック再生は、01交番符号時のクロッ
ク再生に比べ、復調振幅が大きいため、平均値演算での
誤差が小さくなるという作用を有する。
【0013】以下、本発明の実施の形態について、図1
から図3を用いて説明する。 (実施の形態1)図1は本発明の第1の実施の形態にお
けるGMSK符号データ再生装置のブロック図を示す。
図1において、1は周波数検波手段、2はAD変換手
段、3は01符号部抽出手段、4は平均値演算手段、5
は閾値決定手段、6はクロック再生手段、7は符号再生
手段で構成されている。
【0014】周波数検波手段1は、GMSK変調波を周
波数検波し、復調信号を出力する。その復調信号をAD
変換手段2で、一定周期でサンプリングし、デジタル値
に変換する。01の交番符号データを含む復調信号は、
図4のように、振幅のaの部分にデータが集まるので、
その範囲を予め決めておく。ここで、決めた範囲は、
0.35から0.65となる。01符号部抽出手段3
は、その範囲の任意のデジタル値、例えば0.55(図
4のA点)からデータを取り込み、範囲内にあるデジタ
ル値を連続して符号データの2ビット分相当のデジタル
値を抽出し、平均値演算部に出力する。ここで、デジタ
ル値の抽出中に、範囲外のデータ(図4のB点)がくれ
ば、再度、0.55(図4のC点)の値からデータを取
り込み、符号データの2ビット分相当の区間(図4のC
点からD点)のデジタル値を抽出する。平均値演算手段
4では、01交番判定部で得られたデータの平均値を算
出する。閾値決定手段5では、平均値演算手段4で得ら
れた前回の平均値と今回の平均値を比較し、その値が一
致すれば、その値を閾値として符号再生手段7およびク
ロック再生手段6部に出力する。クロック再生手段6で
は、復調波のデータと平均値を比較し、一致した時点が
符号データの変化点として、その時点から符号データの
1/2ビット分遅らせた時間をクロック信号として、符
号再生手段7に出力する。符号再生手段7では、前記ク
ロック信号に同期して、A/D変換のデジタル値と閾値
を比較し、A/D値≧閾値なら1、A/D値<閾値なら
0として符号データの再生を行う。
【0015】(実施の形態2)図2は本発明の第2の実
施の形態におけるGMSK符号データ再生装置のブロッ
ク図を示す。図2において、図1と重複する符号の説明
は省くが、8は閾値再決定手段、9はピーク値検出手段
である。
【0016】ピーク値検出手段9は、01符号部抽出手
段3で得られたデータの中から最大値と最小値を検出
し、閾値再決定手段8へ出力する。閾値再決定手段8
は、符号再生手段7で得られた結果により、閾値を変更
し、次回の符号データ再生を行う。すなわち、前回の符
号データが1の場合、閾値再決定手段8は、符号再生手
段7へピーク値検出手段9で得られた最大値を閾値とし
て出力する。前回の符号データが0の場合、閾値再決定
手段8は、符号再生手段7へピーク値検出手段9で得ら
れた最小値を閾値として出力する。
【0017】(実施の形態3)図3は本発明の第3の実
施の形態におけるGMSK符号データ再生装置のブロッ
ク図を示す。図3において、図1と重複する符号の説明
は省くが、10は、01符号部抽出手段3に代えて、0
011符号部抽出手段である。
【0018】0011の交番符号データを含む復調信号
は、図4のaとbの範囲にデータが集まるので、その範
囲を予め決めておく。ここで、決めた範囲は、0.05
から0.95となる。0011符号部抽出手段10は、
その範囲の任意のデジタル値、例えば0.2(図4のE
点)からデータを取り込み、範囲内にあるデジタル値を
連続して符号データの2ビット分相当のデジタル値を抽
出し、平均値演算部に出力する。ここで、デジタル値の
抽出中に、範囲外のデータ(図4のF点)がくれば、再
度、0.7(図4のG点)の値からデータを取り込み、
符号データの4ビット分相当の区間(図4のG点からH
点)のデジタル値を抽出する。
【0019】
【発明の効果】以上のように本発明によるGMSK符号
データ再生装置は、GMSK変調波の復調に周波数検波
を使用し、復調信号を同相成分および直交成分に分離す
ることなく、また、簡単な手段による構成とすること
で、乗算器、比較器、フィルタ回路、ゼロクロス検出回
路などの回路も必要としない。また、クロック再生にお
いても復調信号の同相成分と直交成分の乗算結果を用い
ずに、直接復調信号からクロックを再生するため、クロ
ック抽出用信号の振幅の劣化がなく、クロックを再生す
ることができる。また、復調信号の振幅が変化したとき
も、その振幅の変化に応じて閾値が変化するように、閾
値を常時演算しているので、正確に符号データ再生がで
きる。また、復調信号にノイズがある場合にも、前回の
符号データにより符号再生時の閾値を変更させること
で、符号データ再生時の閾値に余裕ができ、正確に符号
データの再生を行うことができるという有利な効果が得
られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1によるGMSK符号デー
タ再生装置のブロック図
【図2】本発明の実施の形態2によるGMSK符号デー
タ再生装置のブロック図
【図3】本発明の実施の形態3によるGMSK符号デー
タ再生装置のブロック図
【図4】GMSK変調波の復調信号波形図
【図5】従来のGMSK符号データ再生装置のブロック
【符号の説明】
1 周波数検波手段 2 AD変換手段 3 01符号部抽出手段 4 平均値演算手段 5 閾値決定手段 6 クロック再生手段 7 符号再生手段 8 閾値再決定手段 9 ピーク値検出手段 10 0011符号部抽出手段

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 GMSK変調波を周波数検波し、復調信
    号を出力する周波数検波手段と、前記復調信号を一定周
    期でサンプリングし、デジタル値に変換するAD変換手
    段と、前記デジタル値の中から、0,1交番の符号デー
    タに当たるデジタル値を抽出する01符号部抽出手段
    と、前記抽出したデジタル値の平均値を演算する平均値
    演算手段と、前記平均値演算手段で得られた前回平均値
    と、今回平均値を比較し、一致すれば、その値を閾値と
    する閾値決定手段と、前記閾値決定手段で決定した値と
    前記AD変換手段で得られたデジタル値を比較し、一致
    した時点を符号データの変化点とし、符号データの中央
    でクロック信号を発生するクロック再生手段と、前記ク
    ロック信号に同期して、前記閾値決定手段で決定した閾
    値と前記AD変換手段で得られたデジタル値を比較し、
    符号データの再生を行う符号再生手段とで構成したGM
    SK符号データ再生装置。
  2. 【請求項2】 01符号部抽出手段で得られたデータの
    中から最大値と最小値を検出するピーク値検出手段と、
    符号再生手段の前回の結果により符号再生手段の閾値
    を、前記最大値または前記最小値に切り替える閾値再決
    定手段を設けた請求項1記載のGMSK符号データ再生
    装置。
  3. 【請求項3】 01符号部抽出手段に代えて、0011
    符号部抽出手段を設けた請求項1記載のGMSK符号デ
    ータ再生装置。
JP562198A 1998-01-14 1998-01-14 Gmsk符号データ再生装置 Pending JPH11205399A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006332878A (ja) * 2005-05-24 2006-12-07 Japan Radio Co Ltd 2シンボル区間積分出力の閾値設定装置
WO2012132103A1 (ja) * 2011-03-25 2012-10-04 日本電気株式会社 位相補償受信器

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