JPH11203555A - 精米自動販売機 - Google Patents

精米自動販売機

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Publication number
JPH11203555A
JPH11203555A JP689598A JP689598A JPH11203555A JP H11203555 A JPH11203555 A JP H11203555A JP 689598 A JP689598 A JP 689598A JP 689598 A JP689598 A JP 689598A JP H11203555 A JPH11203555 A JP H11203555A
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JP
Japan
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rice
hopper
white
milling
brown
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP689598A
Other languages
English (en)
Inventor
Kenji Kinoshita
賢二 木下
Hatsuhiko Matsushita
初彦 松下
Mutsumi Sunahata
睦巳 砂畠
Yuichiro Ueno
▲祐▼一郎 上野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kubota Corp
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Kubota Corp
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Kubota Corp, Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Kubota Corp
Priority to JP689598A priority Critical patent/JPH11203555A/ja
Publication of JPH11203555A publication Critical patent/JPH11203555A/ja
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  • Beverage Vending Machines With Cups, And Gas Or Electricity Vending Machines (AREA)
  • Adjustment And Processing Of Grains (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 玄米を精白する精米装置からの白米の2重排
米を防止した精米自動販売機を提供する。 【解決手段】 玄米を精白する精米装置21を備えると
共に、この精米装置21によって精白された米を溜める
白米ホッパ25を設け、この白米ホッパ25に、開閉自
在な白米排出口と、白米ホッパ25内の米の有無を検出
する白米検出センサ48とを設け、白米ホッパ25から
米が取り出されたことを白米検出センサ48によって検
出した後に、精米装置21が運転開始可能となるように
構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば所定金額を
投入して運転ボタンを押すことによって、所定量計量さ
れた玄米が精米されて排出されるようにした精米自動販
売機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、所定金額のお金を投入し、運転ボ
タンを押すことによって、玄米を貯留する玄米タンクか
ら所定量の玄米を計量し、この計量された玄米を精米装
置によって精米して排出するようにした精米自動販売機
がある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】前記のものにあって
は、精米装置から排出される白米を、直接、袋で受ける
ようにしたのでは、精米装置から白米が排出される間、
ずっと袋を持っていなければならないことから、精米装
置から排出される白米を溜める白米ホッパを設け、精米
装置の運転終了後、白米ホッパの白米排出口を開けて一
挙に白米を取り出すようにすることが考えられている。
【0004】しかしながら、精米装置の運転終了後、す
ぐに該精米装置の運転開始が可能であると、米を続けて
購入する場合等において、白米ホッパから白米を取り出
していないのに、あやまって所定金額のお金を投入し、
運転ボタンを押した場合に、2重に米を精米して白米ホ
ッパへと白米を排出することがあるという問題がある。
【0005】また、前記従来のものにおいて、玄米タン
クを精米装置の上方に配置すると、機械の高さが高くな
り、特に、玄米タンク及び精米装置を箱形ケース内にコ
ンパクトに収納するのに妨げとなる。そこで、精米装置
の側方に玄米タンクを配置し、この玄米タンクの下方側
に、該玄米タンクから排出されて定量計量された玄米を
一時停留する計量ホッパを配置し、この計量ホッパに収
容される定量の玄米を収容可能な精米機上ホッパを前記
精米装置の上方側に配置し、前記計量ホッパから精米機
上ホッパへと玄米を搬送する玄米搬送装置を設けること
が考えられている。
【0006】しかしながら、このものでは、玄米タンク
から計量ホッパへ玄米を所定量排出し、該計量ホッパか
ら玄米搬送装置によって精米機上ホッパへと玄米を搬送
するのに、相当の時間を要するので、白米の購入者がお
金を投入して白米が排出されるまでの待ち時間が長くな
るという問題が生じる。そこで、このものにあっては、
定量計量された玄米を精米機上ホッパに保留させて待機
させておくようにすることによって、白米の購入者が運
転ボタンを押すと、すぐに玄米の精白が行われるので、
待ち時間を短縮することができるが、白米ホッパから米
を取り出している最中に、計量ホッパから精米機上ホッ
パへ玄米が搬送されると、その作動音によって、白米の
購入者がおどろいて白米をこぼしたり、白米の購入者に
不安感を与えたりするという問題がある。また、白米ホ
ッパから白米を取り出す前に、計量ホッパから精米機上
ホッパへ玄米が搬送されると、白米の購入者がまだ精米
装置の運転が終了していないのではないかと誤認してし
まうという問題もある。また、精米装置の作動中に玄米
の計量動作が開始されると、精米装置の振動によって計
量値が安定しないという問題もある。
【0007】そこで、本発明は、前記問題点に鑑みて、
白米ホッパに白米の有無を検出する白米検出センサを設
けることで、白米ホッパから白米が取り出される以前
に、不都合な動作(例えば、2重排米、玄米搬送動作、
玄米計量動作等)が行われないようにすることを目的と
する。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明が前記目的を達成
するために講じた技術的手段は、玄米を精白する精米装
置21を備えると共に、この精米装置21によって精白
された米を溜める白米ホッパ25を設け、この白米ホッ
パ25に、開閉自在な白米排出口47と、白米ホッパ2
5内の米の有無を検出する白米検出センサ48とを設
け、白米ホッパ25から米が取り出されたことを白米検
出センサ48によって検出した後に、精米装置21が運
転開始可能となるように構成したことを特徴とする。
【0009】また、米の代金が支払われてから、その代
金に対する米が白米ホッパ25から取り出されたことを
白米検出センサ48によって検出するまでは、次の米の
代金の支払いを受付不能としたことも特徴とする。ま
た、玄米を精白する精米装置21の側方に玄米を貯留す
る玄米タンク18を配置し、この玄米タンク18の下方
側に、該玄米タンク18から排出されて定量計量された
玄米を一時停留する計量ホッパ20を配置し、この計量
ホッパ20に収容される定量の玄米を収容可能な精米機
上ホッパ22を前記精米装置21の上方側に配置し、前
記計量ホッパ20から精米機上ホッパ22へと玄米を搬
送する玄米搬送装置23を設け、前記精米装置21によ
って精白された米を溜める白米ホッパ25を設け、この
白米ホッパ25に、開閉自在な白米排出口47と、白米
ホッパ25内の米の有無を検出する白米検出センサ48
とを設け、定量計量された玄米を精米機上ホッパ22に
保留させて待機させるように構成すると共に、精米機上
ホッパ22内の玄米が精白された後において、白米ホッ
パ25から米が取り出されたことを白米検出センサ48
によって検出するまでは、計量ホッパ20から精米機上
ホッパ22へと玄米を搬送しないように構成したことを
特徴とする。
【0010】また、白米ホッパ25から米が取り出され
たことを白米検出センサ48によって検出するまでは、
玄米の計量動作も開始されないように構成したことも特
徴とする。また、白米ホッパ25から取り出されたこと
を白米検出センサ48によって検出してから所定時間経
過した後に、精米機上ホッパ22に玄米を搬送して保留
待機させるように構成したことも特徴とする。
【0011】また、白米ホッパ25から取り出されたこ
とを白米検出センサ48によって検出してから所定時間
経過した後に、玄米の計量動作が開始されるように構成
したことも特徴とする。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。図1〜図5において、1は、精米
機2をケース3内に収納してなる精米自動販売機であ
り、ケース3の前面にコイン投入口(及び紙幣投入口)
4と運転ボタン5とが設けられていて、所定額のコイン
(又は紙幣)を投入して運転ボタン5を押すことによっ
て、内部に収納した玄米を所定量計量して精白し、白米
として排出するものである。
【0013】なお、白米を購入するのに、プリペイドカ
ード等によって購入できるようにしてもよい。ケース3
は、上面パネル6、下面パネル7、左右一対の側面パネ
ル8、前面扉9及び背面パネル10とから箱形に形成さ
れており、高さ及び奥行き(前後幅)は、市販の清涼飲
料水等の自動販売機と略同程度の寸法に形成される。
【0014】前面扉9は右端側が上面パネル6、下面パ
ネル7等に支軸11等を介して上下方向の軸心廻りに回
動自在に枢着されており、この前面扉9によってケース
3の略前面全域が開放可能とされている。前面扉9の下
部右側には、右側が上下方向の軸心廻りに回動自在に枢
支された扉12によって開閉自在に閉塞される白米取出
し口13が設けられている。また、前面扉9の下部左側
には、左側が上下方向の軸心廻りに回動自在に枢着され
た扉14によって開閉自在に閉塞される白米収納袋取出
し口15が設けられ、前記扉14の内側には、白米収納
袋16を掛けるための掛止バー17が設けられている。
【0015】精米機2は、玄米を貯留する玄米タンク1
8と、一定重量の玄米を計量する玄米計量手段19と、
玄米タンク18から排出されて玄米計量手段19によっ
て計量される玄米を停留させる計量ホッパ20と、玄米
を精白する精米装置21と、この精米装置21の上方に
配置された精米機上ホッパ22と、計量ホッパ20から
精米機上ホッパ22へと玄米を搬送する昇降機(玄米搬
送装置)23と、精米装置21から糠を抜いて収容する
糠収容装置24と、精米装置21によって精米された米
(白米)を貯留する白米ホッパ25とから主構成されて
いる。
【0016】玄米タンク18は、ケース3内の左側上下
中途部に配置され、前上部に前後揺動自在な開閉蓋26
によって開閉自在に閉塞された玄米投入口27が設けら
れ、下端側に下方開放状とされた玄米排出口28が形成
されている。この玄米排出口28は供給ゲート29によ
って開閉自在に閉塞され、この供給ゲート29は供給ソ
レノイド30によって水平方向にスライド移動され、こ
れによって玄米排出口28が開閉されるように構成され
ている。
【0017】計量ホッパ20は、玄米タンク18の玄米
排出口28の下方に配置され、玄米タンク18の下端側
に設けられたガイド筒31を介して玄米タンク18から
計量ホッパ20内に玄米が供給される。また、計量ホッ
パ20の下端側には下方開放状とされた玄米排出口32
が設けられ、この玄米排出口32は排出ゲート33によ
って開閉自在に閉塞され、この排出ゲート33は排出ソ
レノイド34によって上下に揺動され、これによって玄
米排出口32が開閉されるように構成されている。
【0018】玄米計量手段19はロードセルによって構
成され、計量ホッパ20とケース下面パネル7との間に
設けられ、この玄米計量手段19によって計量ホッパ2
0内の玄米の重量を検出することにより、定量の玄米を
計量するように構成されている。なお、玄米計量手段1
9は他の重量測定器によって構成してもよいし、玄米の
容量を計量するものであってもよい。
【0019】精米装置21は、ケース3内の右側の前後
及び上下の中途部に配置されており、玄米を精白する搗
精部35と、精米装置21の上方に配置された精米機上
ホッパ22から搗精部35へと玄米を送る横送り機構3
6及び縦送り機構37と、白米を排出する排出部38
と、搗精部35内の搗精ロールを駆動するモータ39
と、モータ39と搗精部35内の搗精ロールとを連動連
結するベルト巻掛伝動機構からなる伝動機構40とから
主構成されている。
【0020】昇降機23は、玄米タンク18と精米装置
21との間の、前後方向中途部に上下方向に配置されて
いる。また、この昇降機23は、ケーシング内に多数の
バケットを取り付けたチェーンを上下のスプロケットに
掛装してなり、モータによって駆動されるバケットエレ
ベータ(又はスクリュコンベア、スローワ、玄米を気流
に浮遊させて運搬するニューマチックコンベア等、玄米
を搬送できるものであればよい)から構成され、下端側
の左側面に、計量ホッパ20の下方に位置して計量ホッ
パ20からの玄米を昇降機23内下部に取り入れる供給
部41が形成され、上端側の右側面に、精米機上ホッパ
22の上方に位置して精米機上ホッパ22へと玄米を排
出する排出部42が設けられており、この昇降機23に
より計量ホッパ20から精米機上ホッパ22へと玄米が
搬送される。
【0021】精米機上ホッパ22は、計量ホッパ20と
同容量の玄米を収容可能であり、この精米機上ホッパ2
2には、該ホッパ22内の玄米の有無を検出するレベル
センサ(静電容量形近接スイッチ)等からなる玄米検出
センサ43が設けられている。前記精米装置21の排出
部38の下方側には、排出された白米を白米ホッパ25
へと案内するシュート44が配置されている。
【0022】白米ホッパ25は精米装置21の前下方
の、白米取出し口13に対応する位置に配置され、前面
扉9の内側に取付固定されていて、前面扉9と一緒に移
動する。この白米ホッパ25は、図6乃至図8に示すよ
うに、上端開口が蓋板45によって閉塞され、この蓋板
45に白米投入口46が形成され、下端側に円筒状の白
米排出口47が設けられている。この白米排出口47の
上端開口縁部は、上方に向かうにしたがって拡開状とさ
れたテーパ面47aに形成されている。
【0023】また、白米ホッパ25には、ホッパ25内
の白米の有無を検出するレベルセンサ(静電容量形近接
スイッチ)等からなる白米検出センサ48が設けられて
おり、白米排出口47には白米排出ゲート装置49が設
けられている。この白米排出ゲート装置49は白米排出
口47を開閉自在に閉塞するゲート50を備えている。
このゲート50は白米ホッパ25内に配置され、円錐形
状を呈しており、底面外周部が白米排出口47のテーパ
面47aに一致するテーパ面50aに形成され、このゲ
ート50のテーパ面50aが白米排出口47のテーパ面
47aに接当することで、白米排出口47を閉塞すると
共に、ゲート50が白米排出口47から下方へ抜け出な
いように構成されている。
【0024】前記ゲート50はシャフト52の上部に取
付固定され、シャフト52の下端側にはネジ部53が形
成され、このネジ部53は横方向に配置された支持バー
54の軸方向中央部に螺合されている。一方、白米取出
し口13の下部の径方向対称位置(左右両側)には、下
方に開放状とされた上下方向のガイド溝55が形成さ
れ、このガイド溝55に前記支持バー54の軸方向端部
が下方から上下方向移動自在に挿入されている。
【0025】また、白米排出口47には、円筒状の筒体
56が上下方向移動自在に外嵌されており、この筒体5
6の下端側に前記支持バー54の軸方向両端が固定さ
れ、筒体56の上端側の径方向対称位置には、径方向外
方に突出状とされたレバー57が設けられている。した
がって、白米の購入者が白米収納袋の開口縁部側を把持
して、該白米収納袋を白米排出口47の下方に上方開口
状として配置し、白米収納袋を持ち上げると共に、購入
者の手でレバー57を、支持バー54がガイド溝55の
上端に接当するまで、押し上げることによって、ゲート
50が上方移動して、白米排出口47が開かれると共
に、ゲート50によって白米ホッパ25下部の白米が突
き崩されて、白米が白米収納袋へと排出される。
【0026】そして、ゲート50の持上げ力を解除する
(レバー57から手をはなす、又はレバー57を押し上
げている手を下げる)ことによって、ゲート50等が自
重で落下して、白米排出口47が閉塞される。前記糠収
容装置24は、糠を収容する糠収容体61と、モータに
よって駆動されて搗精部35から吸引ダクト63を介し
て糠を吸引すると共に該糠を糠収容体61へと圧送する
ブロワからなる糠ファン62とから主構成されている。
【0027】糠収容体61は精米装置21の下方側に配
置され、内部に糠を収容する一端開口状の糠袋を上方開
口状に収容可能であると共に、上部が蓋部材によって開
閉自在とされていて、糠袋が取り出し可能とされてい
る。また、糠収容体61の底面四隅には、キャスタ−が
取り付けられており、このキャスタ−によって、糠収容
体61がケース下面パネル7上を移動自在とされてい
て、糠収容体61が、図に示す、糠を収容する糠収容位
置から前方に引き出し可能とされ、そして、前面扉9を
開けることによって、糠収容体61をケース3の外に引
き出すことができるように構成されている。
【0028】前記玄米タンク18の上方には精米機2の
運転動作の制御を行う制御装置64が配置され、また、
前面扉9の前面側に設けた表示部65には、前述した運
転ボタン5の他、運転ランプ、売り切れランプ、準備中
ランプ、精米中ランプ、残米精米ランプ、取り出しラン
プが設けられている。また、現金投入部には、販売中、
1000円札中止、100円釣り銭切れ、10円釣り銭
切れの各ランプが設けられている。
【0029】次に、図9〜図21に示す流れ図を参照し
ながら精米機2の運転動作を説明する。全体的な運転動
作としては、図9に示すように、先ず、精米装置21に
より精米処理が行われ、すなわち玄米が精白されて白米
ホッパ25に排出され(ステップS1)、精米処理が終
了すると計量処理が行われ、すなわち玄米タンク18内
の玄米が所定重量分計量されて精米機上ホッパ22に搬
送・保留されて次回販売用として待機する(ステップS
2)。その後、販売処理が行われると、すなわち白米の
購入者から所定額の金銭が投入されて運転ボタン5が押
されると(ステップS3)、ステップS1にもどって精
米処理が行われる。
【0030】図10は状態の遷移を示し、販売処理が行
われる前の待機状態では、精米処理フラグ及び計量処理
フラグがOFFで、販売処理フラグがONとされる(ス
テップS4)。精米中では精米処理フラグがONで、計
量処理フラグ及び販売処理フラグがOFFとされて計量
処理及び販売処理が行われない(ステップS5)。精米
処理が行われた後の事前計量では、精米処理フラグがO
FFで、計量処理フラグ及び販売処理フラグがONとさ
れて、計量処理が行われる(ステップS6)。このと
き、販売処理フラグがONであるので、販売処理が行わ
れて精米処理が必要となったときには、先に計量処理を
行い、その後、精米処理に移る(ステップS7)。
【0031】次に、精米処理、計量処理、販売処理を順
に説明する。精米処理は、図11〜13に示すように、
先ず、計量処理フラグがONか否かを判別し、計量処理
フラグがONでなければ精米処理フラグがONか否かを
判別し、精米処理フラグがONであれば玄米検出センサ
43がONか否かを判別し、玄米検出センサ43がON
でなければ、すなわち精米機上ホッパ22内に玄米がな
ければ、昇降機23が作動していないか否かを判別し、
昇降機23が作動している場合には精米処理を終了し、
昇降機23が作動していない場合には、すなわち、玄米
の搬送を終了したにもかかわらず、玄米検出センサ43
が玄米を検出しないときには、異常処理1に進む(ステ
ップS8〜11)。
【0032】また、計量処理フラグがONであれば精米
処理を終了して次の計量処理に進み、また、精米処理フ
ラグがONでなければ精米処理を終了して次の計量処理
に進む。玄米検出センサがON、すなわち精米機上ホッ
パ22内に玄米があれば、糠ファン62のモータを作動
させて該糠ファン62を駆動させ、精米装置運転指令信
号を出す(ステップS10、12〜14)。
【0033】次に、精米装置運転指令が出されると、タ
イマー1が作動すると共に、昇降機23が作動し、タイ
マー1がT1chk時間すぎると、精米装置21が作動
しているか否かを判別し、精米装置21が作動していな
いと、タイマー1をリセットして、もう一度精米装置運
転指令を出し、それでも精米装置21が作動していない
場合(精米装置21から精米装置運転中信号が返ってこ
なかったとき)には、異常処理2に進む(ステップS1
5〜21)。
【0034】次に、精米装置21が作動していると、タ
イマー1がT1時間すぎると昇降機23が停止され、準
備中ランプが点滅から点灯にかわり、精米中ランプが点
滅し、そして、タイマー1がT1out時間すぎても玄
米検出センサ43がOFFにならない(すなわち、精米
機上ホッパ22内の玄米が空になったという信号が入ら
ない)と、タイマー1をリセットして異常処理3に進む
(ステップS22〜27)。
【0035】タイマー1がT1out時間に達する前に
玄米検出センサ43がOFFになると、タイマー1がリ
セットされて、精米中ランプが点滅から点灯にかわり、
残米精米ランプが点滅する(ステップS26,28〜3
1)。次に、タイマー2が作動し、タイマー2がT2時
間未満ではステップS35に進み、タイマー2がT2時
間すぎると糠ファン62のモータをOFFする信号が出
される(ステップS32〜34)。
【0036】次に、精米装置21が運転停止されている
か否かを判別し、タイマー2がT2out時間に達する
前に精米装置21が運転停止されている場合には、タイ
マー2がリセットされて糠ファン62のモータをOFF
する信号が出され、タイマー2がT2out時間をすぎ
ても精米装置21が運転停止されていない場合(精米装
置21から運転停止信号が返ってこなかったとき)に
は、タイマー2がリセットされて異常処理4に進む(ス
テップS35〜39)。
【0037】なお、精米装置21は、玄米の供給がなく
なり、搗精部35内の搗精ロールの負荷がなくなると、
搗精部35内の白米を排出した後に自動的に運転が停止
される。次に、タイマー3が作動し、T3時間経過後、
タイマー3がリセットされ、行程ランプがOFFされ、
取り出しランプが点滅し、運転ランプが消灯し、釣り銭
があるときは返却される。(ステップS40〜46)そ
して、白米ホッパ25から白米が取り出されて白米検出
センサ48がOFFになると、取り出しランプが消灯
し、精米処理フラグがOFFとなる(ステップS47〜
49)。
【0038】次に、糠満量検出センサがONして糠の収
容量が所定量(満量)であることが検出されると異常処
理5に進み、糠満量検出センサがOFFであると、タイ
マー4が作動して、T4時間経過後、計量フラグがON
され、販売処理フラグがONされ、計量処理に進む(ス
テップS50〜55)。次に計量処理について説明す
る。
【0039】図14及び図15は、精米機上ホッパ22
にのみ玄米を保留して1回分の玄米を保留する場合を示
し、図16及び図17は、精米機上ホッパ22と計量ホ
ッパ20とに玄米を保留して2回分の玄米を保留する場
合を示している。図14及び図15の場合にあっては、
精米処理が終わると、計量ホッパ20及び精米機上ホッ
パ22内には玄米は保留されていない。
【0040】図14、図15において、計量処理フラグ
がONでなければステップS87へ進み、計量処理フラ
グがONであれば、玄米計量手段(ロードセル)19の
ゼロ付近チェック、すなわち計量ホッパ20に玄米が残
っていないことをチェックし、玄米計量手段19のゼロ
点が大きくずれているときには、異常処理6に進む(ス
テップS56,57)。
【0041】玄米計量手段19のゼロ点が大きくくずれ
ていないときには、玄米計量手段19の表示をゼロに
し、供給ソレノイド30をONして供給ゲート29を開
き、玄米を計量ホッパ20に供給する(ステップS5
8,59)。次に、タイマー5を作動させ、正味重量
(玄米検出手段19による計量重量値)が定量(玄米設
定重量)から落差(排出途中の玄米の重量値)分を引い
た値と同じになると供給ソレノイド30をOFFして供
給ゲート29を閉じ、タイマー5をリセットし、また、
タイマー5がT5時間すぎても正味重量が定量から落差
分を引いた値よりも小さいとき(玄米タンク18から計
量ホッパ20に玄米を供給したにもかかわらず定量設定
値に到達しないとき)には、タイマー5をリセットして
供給ソレノイドをOFFし、ステップ60に戻って前記
動作を繰り返し、それでも正味重量が定量から落差分を
引いた値よりも小さいときには、異常処理7に進む(ス
テップS59〜69)。
【0042】次にタイマー6を作動させて、T6時間計
量値が安定するための時間待ちを行う(ステップS71
〜73)。次に、排出ソレノイド34をONして排出ゲ
ート33を開き、玄米を昇降機23に供給すると共に、
昇降機23をONして玄米を精米機上ホッパ22へと搬
送する(ステップS75,76)。
【0043】その後、タイマー7を作動させて、T7時
間排出ゲート33を開いた状態とし、次いで、正味重量
がW1gより小か否かを判別し、正味重量がW1gより
大であれば、排出ゲート33を閉じて(排出ソレノイド
34をOFFして)ステップS75にもどり、再び排出
ソレノイド34をONして前記動作を繰り返し、それで
も正味重量がW1gより大であれば、異常処理8に進
み、正味重量がW1gより小であれば、排出ソレノイド
34をOFFして排出ゲート33を閉じ、計量処理を終
了する(ステップS77〜85)。
【0044】計量処理終了後、タイマー8を作動させ、
T8時間昇降機23を運転状態とした後、昇降機23を
停止させる。また、図16及び図17の場合にあって
は、精米処理が終了した後は、精米機上ホッパ22内に
は玄米は保留されておらず、計量ホッパ20内には玄米
は保留されている。
【0045】図16及び図17において、計量処理フラ
グがONでなければ計量処理を終了し、計量処理フラグ
がONであれば、ステップS91からステップS101
で、前記ステップS74からステップS84と同様の動
作(計量ホッパ20から玄米を排出して昇降機23によ
って精米機上ホッパ22へと搬送する)を行い、その
後、ステップS102からステップS105で、前記ス
テップS86からステップS89と同様の動作(昇降機
23運転)を行い、次いで、ステップS106からステ
ップS122で、前記ステップS57からステップS7
3と同様の動作(玄米タンク18から玄米を排出して計
量ホッパ20に所定重量の玄米を保留する)を行い計量
処理を終了する。
【0046】以上のように、精米機上ホッパ22に玄米
を保留待機させることによって、運転ボタン5を押して
から白米ホッパ25に白米を排出するまでの時間の短縮
化が図られている。次に販売処理を説明する。図18に
おいて、販売処理フラグがONでなければ販売処理を終
了し、販売処理フラグがONであれば、札、コインを受
け付け、投入された金額が販売設定金額より大か否かを
判別し、投入金額が販売設定金額よりも小であるときに
は、運転ランプは消灯のままとされ、投入金額が販売設
定金額よりも大であるときには、運転ランプを点滅させ
る(ステップS125〜128)。
【0047】次いで、運転ボタン5が押されると、札、
コインが受け付け不能とされ、販売処理フラグがOFF
され、運転ランプが点滅から点灯にかわり、準備中ラン
プが点滅し、精米処理フラグがONとなる(ステップS
129〜ステップS134)。したがって、この精米自
動販売機1にあっては、白米の購入者が米の代金を投入
し、運転ボタン5を押して精米装置21の運転が開始さ
れると、例えば、お金を入れてもすぐに返却されるか、
又はコイン投入口(及び紙幣投入口)4をシャッターで
閉じる等することにより、お金の受け付けが不能とな
り、販売処理フラグがOFFとなり、その後、販売処理
フラグがONにならないと、お金が受け付けられないこ
ととなり、精米装置21の運転が開始可能とはならな
い、つまり精米装置21は運転ボタン5を押して運転が
開始されて運転終了まで精米動作するが、該運転終了後
は精米装置21の運転が開始できない状態となる。
【0048】そして、前記精米動作が終了し、白米ホッ
パ25から白米が取り出されて、白米検出センサ48が
OFFになった後に、販売処理フラグがONとなるの
で、次の分の米の代金の受け付けが可能となり、精米装
置21の運転が開始可能となる。これによって、精米装
置21から白米ホッパ25への米の2重排米が防止され
ている。
【0049】なお、運転ボタン5を押してから白米ホッ
パ25から白米が取り出されるまでの間、お金の受け付
けを不能とする代わりに、運転ボタン5を押してから白
米ホッパ25から白米が取り出されるまでは、お金を入
れて運転ボタン5を押しても精米装置21を作動させる
信号が出力されないようにしてもよい。また、この精米
自動販売機1にあっては、白米の購入者が米の代金を投
入し、運転ボタン5を押すと、精米機上ホッパ22に保
留待機させていた玄米が精米装置21に送られて精白さ
れるが、精米機上ホッパ22から玄米が全部排出されて
玄米検出センサ43がOFFとなっても、白米ホッパ2
5から白米が取り出されて、白米検出センサ48がOF
Fになるまでは、玄米計量手段19による玄米の計量動
作、及び、計量ホッパ20から精米機上ホッパ22への
玄米搬送がなされないように構成されている。
【0050】すなわち、図14及び図15に示す、精米
機上ホッパ22にのみ玄米を保留して1回分の玄米を保
留する場合にあっては、図13に示すように、白米ホッ
パ25から白米が取り出されて白米検出センサ43がO
FFとなり、所定時間経過すると、計量フラグがONと
なり、図14及び図15に示すように、玄米タンク18
から計量ホッパ20に定量の玄米が排出され、該玄米が
計量ホッパ20から精米機上ホッパ22へと搬送され、
ここで保留・待機される。
【0051】また、図16及び図17に示す、精米機上
ホッパ22と計量ホッパ20とに玄米を保留して2回分
の玄米を保留する場合にあっては、白米検出センサ43
がOFFとなり、所定時間経過すると、計量フラグがO
Nとなり、図16及び図17に示すように、先ず、計量
ホッパ20内の定量の玄米が精米機上ホッパ22へと搬
送され、その後、玄米タンク18から計量ホッパ20に
定量の玄米が排出され計量ホッパ20に保留・待機され
る。
【0052】これによって、白米ホッパ25から白米を
取り出している最中に、玄米の計量開始動作及び搬送開
始動作の作動音によって、白米の購入者がおどろいて白
米をこぼしたり、白米の購入者に不安感を与えたりする
ということがなく、また、白米ホッパ25から白米を取
り出す前に、玄米の計量動作及び搬送動作の作動音によ
って、白米の購入者がまだ精米装置の運転が終了してい
ないのではないかと誤認してしまうということもない。
また、精米装置21の作動中に玄米の計量動作がなされ
ないので、つまり精米装置21の停止中に玄米の計量動
作なされるので、玄米の計量値が安定する。
【0053】さらに、白米ホッパ25から白米を取り出
すまでは、計量ホッパ20から精米機上ホッパ22に玄
米が搬送されないので、これによっても精米装置21か
ら白米ホッパ25への米の2重排米が防止される。次
に、異常処理1〜8を説明する。異常処理1は、図19
に示すように、運転停止処理を行い、預かり金を返却
し、札,コインを受け付け不能とし、運転ランプをOF
F(消灯)し、行程ランプをOFF(消灯)し、売り切
れランプをON(点灯)する(ステップS135〜14
0)。
【0054】異常処理2〜4及び6〜8も同一の処理が
なされる。異常処理5は、図20に示すように、札,コ
インの受け付けを不能とし、売り切れランプをON(点
灯)する(ステップS141,142)。次に、運転停
止処理を説明すると、図21に示すように、精米装置運
転停止指令をOFFし、供給ソレノイド30をOFF
し、排出ソレノイド34をOFFし、昇降機23のモー
タをOFFし、糠ファン62のモータをOFFする(ス
テップS143〜147)。
【0055】本発明は、前記のように箱形のケース3内
に精米機2を収納した精米自動販売機の他、他の形式の
精米機(例えば、販売店又は精米所に設置されるもの
等)にも採用される。
【0056】
【発明の効果】本発明によれば、玄米を精白する精米装
置21を備えると共に、この精米装置21によって精白
された米を溜める白米ホッパ25を設け、この白米ホッ
パ25に、開閉自在な白米排出口47と、白米ホッパ2
5内の米の有無を検出する白米検出センサ48とを設
け、白米ホッパ25から米が取り出されたことを白米検
出センサ48によって検出した後に、精米装置21が運
転開始可能となるように構成することにより、精米装置
21から白米ホッパ25への米の2重排米を防止するこ
とができる。
【0057】また、玄米を精白する精米装置21の側方
に玄米を貯留する玄米タンク18を配置し、この玄米タ
ンク18の下方側に、該玄米タンク18から排出されて
定量計量された玄米を一時停留する計量ホッパ20を配
置し、この計量ホッパ20に収容される定量の玄米を収
容可能な精米機上ホッパ22を前記精米装置21の上方
側に配置し、前記計量ホッパ20から精米機上ホッパ2
2へと玄米を搬送する玄米搬送装置23を設け、前記精
米装置21によって精白された米を溜める白米ホッパ2
5を設け、この白米ホッパ25に、開閉自在な白米排出
口47と、白米ホッパ25内の米の有無を検出する白米
検出センサ48とを設け、定量計量された玄米を精米機
上ホッパ22に保留させて待機させるように構成すると
共に、精米機上ホッパ22内の玄米が精白された後にお
いて、白米ホッパ25から米が取り出されたことを白米
検出センサ48によって検出するまでは、計量ホッパ2
0から精米機上ホッパ22へと玄米を搬送しないように
構成したことにより、運転時間の短縮化が図れると共
に、白米ホッパ25から白米を取り出している最中に、
玄米の搬送開始動作の作動音によって、白米の購入者が
おどろいて白米をこぼしたり、白米の購入者に不安感を
与えたりするということがなく、また、白米ホッパ25
から白米を取り出す前に、玄米の搬送動作の作動音によ
って、白米の購入者がまだ精米装置の運転が終了してい
ないのではないかと誤認してしまうということもない。
さらに、白米ホッパ25から白米を取り出すまでは、計
量ホッパ20から精米機上ホッパ22に玄米が搬送され
ないので、精米装置21から白米ホッパ25への米の2
重排米が防止される。
【0058】また、白米ホッパ25から米が取り出され
たことを白米検出センサ48によって検出するまでは、
玄米の計量動作が開始されないように構成することによ
って、玄米の計量開始動作の作動音による白米購入者の
誤動作を防止できると共に、精米装置21の停止中に玄
米の計量動作なされるので、玄米の計量値が安定する。
【0059】また、前記玄米の計量動作や搬送動作を、
白米ホッパ25から取り出されたことを白米検出センサ
48によって検出してから所定時間経過した後に、行う
ようにすることにより、作動音による白米購入者の誤動
作を確実に防止することが可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】精米自動販売機内の右側面図である。
【図2】精米自動販売機内の正面図である。
【図3】精米自動販売機内の平面図である。
【図4】精米自動販売機内の左側面図である。
【図5】精米自動販売機の正面外観図である。
【図6】白米ホッパの正面断面図である。
【図7】白米ホッパ右側面断面図である。
【図8】白米ホッパの白米排出部分の平面断面図であ
る。
【図9】精米自動販売機の全体動作を示す流れ図であ
る。
【図10】状態の遷移を示す流れ図である。
【図11】精米処理の流れ図である。
【図12】精米処理の流れ図である。
【図13】精米処理の流れ図である。
【図14】計量処理の流れ図である。
【図15】計量処理の流れ図である。
【図16】計量処理の流れ図である。
【図17】計量処理の流れ図である。
【図18】販売処理の流れ図である。
【図19】異常処理の流れ図である。
【図20】異常処理の流れ図である。
【図21】運転停止処理の流れ図である。
【符号の説明】
21 精米装置 25 白米ホッパ 47 白米排出口 48 白米検出センサ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 砂畠 睦巳 大阪府八尾市神武町2番35号 株式会社ク ボタ久宝寺工場内 (72)発明者 上野 ▲祐▼一郎 大阪府八尾市神武町2番35号 株式会社ク ボタ久宝寺工場内

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 玄米を精白する精米装置(21)を備え
    ると共に、この精米装置(21)によって精白された米
    を溜める白米ホッパ(25)を設け、この白米ホッパ
    (25)に、開閉自在な白米排出口(47)と、白米ホ
    ッパ(25)内の米の有無を検出する白米検出センサ
    (48)とを設け、白米ホッパ(25)から米が取り出
    されたことを白米検出センサ(48)によって検出した
    後に、精米装置(21)が運転開始可能となるように構
    成したことを特徴とする精米自動販売機。
  2. 【請求項2】 米の代金が支払われてから、その代金に
    対する米が白米ホッパ(25)から取り出されたことを
    白米検出センサ(48)によって検出するまでは、次の
    米の代金の支払いを受付不能としたことを特徴とする請
    求項1に記載の精米自動販売機。
  3. 【請求項3】 玄米を精白する精米装置(21)の側方
    に玄米を貯留する玄米タンク(18)を配置し、この玄
    米タンク(18)の下方側に、該玄米タンク(18)か
    ら排出されて定量計量された玄米を一時停留する計量ホ
    ッパ(20)を配置し、この計量ホッパ(20)に収容
    される定量の玄米を収容可能な精米機上ホッパ(22)
    を前記精米装置(21)の上方側に配置し、前記計量ホ
    ッパ(20)から精米機上ホッパ(22)へと玄米を搬
    送する玄米搬送装置(23)を設け、前記精米装置(2
    1)によって精白された米を溜める白米ホッパ(25)
    を設け、この白米ホッパ(25)に、開閉自在な白米排
    出口(47)と、白米ホッパ(25)内の米の有無を検
    出する白米検出センサ(48)とを設け、定量計量され
    た玄米を精米機上ホッパ(22)に保留させて待機させ
    るように構成すると共に、精米機上ホッパ(22)内の
    玄米が精白された後において、白米ホッパ(25)から
    米が取り出されたことを白米検出センサ(48)によっ
    て検出するまでは、計量ホッパ(20)から精米機上ホ
    ッパ(22)へと玄米を搬送しないように構成したこと
    を特徴とする精米自動販売機。
  4. 【請求項4】 白米ホッパ(25)から米が取り出され
    たことを白米検出センサ(48)によって検出するまで
    は、玄米の計量動作も開始されないように構成したこと
    を特徴とする請求項3に記載の精米自動販売機。
  5. 【請求項5】 白米ホッパ(25)から取り出されたこ
    とを白米検出センサ(48)によって検出してから所定
    時間経過した後に、精米機上ホッパ(22)に玄米を搬
    送して保留待機させるように構成したことを特徴とする
    請求項3に記載の精米自動販売機。
  6. 【請求項6】 白米ホッパ(25)から取り出されたこ
    とを白米検出センサ(48)によって検出してから所定
    時間経過した後に、玄米の計量動作が開始されるように
    構成したことを特徴とする請求項4に記載の精米自動販
    売機。
JP689598A 1998-01-16 1998-01-16 精米自動販売機 Withdrawn JPH11203555A (ja)

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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003117410A (ja) * 2001-10-12 2003-04-22 Kubota Corp 屋外型自動精米装置
JP2008104975A (ja) * 2006-10-26 2008-05-08 Taiwa Seiki:Kk コイン精米機の精米再開装置
CN102773126A (zh) * 2012-06-07 2012-11-14 北京工商大学 自助式胚芽米碾米机
CN108109271A (zh) * 2018-01-09 2018-06-01 深圳市农大田园生态科技有限公司 一种现碾不同精度鲜米的智能售米机及其售米方法
JP2018140359A (ja) * 2017-02-28 2018-09-13 井関農機株式会社 精米設備の遠隔操作システム

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