JPH0542710B2 - - Google Patents

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JPH0542710B2
JPH0542710B2 JP6023185A JP6023185A JPH0542710B2 JP H0542710 B2 JPH0542710 B2 JP H0542710B2 JP 6023185 A JP6023185 A JP 6023185A JP 6023185 A JP6023185 A JP 6023185A JP H0542710 B2 JPH0542710 B2 JP H0542710B2
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JP
Japan
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coins
section
dispensing
withdrawal
coin
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JP6023185A
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Yoshiaki Ikuta
Takashi Tanaka
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Glory Ltd
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Publication date
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Publication of JPH0542710B2 publication Critical patent/JPH0542710B2/ja
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  • Financial Or Insurance-Related Operations Such As Payment And Settlement (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕 本発明は、銀行等の金融機関において、硬貨の
入金処理および出金処理を行なうことのできる循
環式硬貨入出金機に関する。 〔従来の技術〕 銀行等の金融機関では、硬貨の入金処理を行な
う硬貨入金機や出金処理を行なう硬貨出金機が別
個にそれぞれ設置されており、この硬貨入金機
は、入金の場合にのみ使用されて入金硬貨を受入
れて収納箱等に収納し、また、硬貨出金機は出金
の場合のみに使用され、予め多量に硬貨出金用の
硬貨を金種別に設けた硬貨投出筒に収納しておい
て、この各投出筒から1枚ずつ出金に必要とする
出金硬貨を投出するようになつている。 そして、銀行では、テラーが窓口で使用するた
めの入金機や出金機が窓口に設置され、また、銀
行のロビーや無人コーナーなどでは顧客自身で操
作する自動預金支払機などが設置されていた。 しかし、機械を入金用と出金用とにそれぞれ設
置すれば、入金硬貨および出金硬貨の資金効率が
悪く、設置スペースの問題や、機械の台数分の価
格アツプの問題等、種々の問題点がある。 そこで、上記問題点を解消するために、例えば
特開昭59−172090号公報または特開昭58−158789
号公報に記載されているように、1台の機械で入
金処理および出金処理を行ない、入金硬貨を出金
硬貨として循環させるようにした硬貨処理機が提
案されている。 このような従来の硬貨処理機では、入金処理時
に、入金硬貨の金種判別をした後、入金真貨を金
種別に分類して一時保留し、入金承認により収納
投出部に金種別に収納するか、入金真貨を一括し
て一時保留し、入金承認により金種別に分類して
収納投出部に金種別に収納するようにしている。
また、出金処理時に、金種別の収納投出部から硬
貨を1枚ずつ投出し、そのまま送り出すようにし
ている。 〔発明が解決しようとする問題点〕 しかし、上記のように従来は、入金処理時に、
入金真貨を金種別に分類収納するので、入金真貨
の収納完了までに非常に時間がかかり、しかも、
金種別に一時保留したり、金種別に収納するスペ
ースが必要で、大形化するという問題点がある。 また、出金時に収納投出部から投出される硬貨
は、金種判別されることなく送り出されるが、収
納投出部への硬貨補充は入金真貨の硬貨選別によ
る自動補充とは別に始業時等に機械管理者が手作
業で補充するため、この手作業補給時に収納投出
部内へ他金種硬貨が混ざり込むことがあり、出金
時に所定金種硬貨が所定枚数投出されない誤投出
が発生する問題がある。なお、誤投出を防止する
ために出金硬貨の金種判別を行なうとすると、収
納投出部からは出金硬貨が1枚ずつしか投出され
ないことからも、出金処理に時間がかかる問題点
が生じる。 本発明は、このような点に鑑みなされたもの
で、入金真貨を複数金種一括して一時保留および
収納することにより、入金真貨の収納完了までの
時間を短くするとともに、スペースの小形化を図
り、また、出金硬貨の金種判別を行なつて出金時
の誤投出を防止するとともに、この出金硬貨の金
種判別を行ないながらも出金処理時間を短くする
ことができる循環式硬貨入出金機を提供すること
も目的とするものである。 〔問題点を解決するための手段〕 本発明は、多金種混在した複数枚の硬貨を一括
して受入れて保留する受入払出部3と、この受入
払出部3に保留された硬貨を受取つて1枚ずつ分
離して繰出す硬貨繰出部31と、この硬貨繰出部
31から繰出された硬貨の真偽、金種等を判別す
る判別部47、出金処理時の出金非該当貨を排出
する第1排出部55、出金処理時の出金該当貨お
よび入金真貨を排出する第2排出部(硬貨通路部
5の通路端末部)を有する硬貨通路部5と、上記
判別部47で判別され第2排出部から排出される
出金該当貨および入金真貨を一時保留する一時保
留部6と、予め金種別に設定された少なくとも1
回分の出金処理に必要な枚数分の硬貨を出金用と
して収納してなり、出金処理時には出金用硬貨全
量の一斉放出を行なうとともに硬貨通路部5の判
別部47を経由して第1排出部55から排出され
る出金非該当貨を回収収納する出金箱8と、上記
一時保留部6に保留されている硬貨を収納する収
納部10と、上記出金箱8から一斉放出される出
金用硬貨および収納部10から出金箱8への補充
処理のために収納部10から放出される硬貨を受
取つて上記硬貨繰出部31に送る第1搬送手段9
と、上記一時保留部6に保留されている硬貨を上
記受入払出部3または収納部10へ選択的に搬送
する第2搬送手段11と、上記出金箱8から一斉
放出される出金用硬貨を判別部47を経由させ、
この判別結果に基づき出金非該当貨は第1排出部
55から出金箱8へ回収収納させるとともに出金
該当貨は第2排出部から排出せしめる出金処理、
受入払出部3から入金された硬貨を判別部47に
て判別し、入金真貨を一時保留部6へ送る入金処
理、出金箱8に収納される出金用硬貨の金種と枚
数を記憶し、この記憶内容に基づき出金処理で放
出されて不足となつた出金箱8内の硬貨量を収納
部10から判別部47を経由させて出金箱8へ補
充させる補充処理の各処理を制御する制御部90
とを具備したものである。 〔作用〕 本発明では、入金処理時に、受入払出部3に受
入れた入金硬貨を硬貨通路部5に送り、判別部4
7で真偽、金種等を判別し、入金真貨を第2排出
部を通じて一時保留部6に一括して一時保留し、
そして、入金承認等により一時保留部6に保留さ
れている硬貨を収納部10に一括して収納する。 また、出金処理時に、出金箱8に予め収納され
た出金用硬貨を一斉放出し、硬貨通路部5の判別
部47を経由させて金種判別を行ない、出金非該
当貨を第1排出部55から出金箱8へ回収収納さ
せ、出金該当貨を第2排出部から排出させるとと
もに第2搬送手段11を通じて出金する。 さらに、補充処理時に、出金箱8に収納される
出金用硬貨の金種と枚数に基づき出金処理で放出
されて不足となつた出金箱8内の硬貨量を、収納
部10から硬貨通路部5の判別部47を経由させ
て出金箱8へ補充する。 〔実施例〕 次に、本発明の一実施例の構成を図面を参照し
て説明する。 第1図ないし第2図において、1は循環式硬貨
入出金機で、この硬貨入出金機1は、硬貨入出金
機1の該殻を成す筐体2と、この筐体2の一側部
に設けられ入金すべき硬貨Cあるいは出金される
硬貨Cがテラーまたは顧客によつて投入あるいは
取り出される受入払出部3と、筐体2の内部に設
けられ受入払出部3に投入された硬貨Cを1枚毎
に正損および金種等を判別させるために搬送する
搬送部4と、この搬送部4から送られて来る硬貨
Cを必要に応じて分類する複数の分類孔を備えた
硬貨通路部5と、この硬貨通路部5の下流側(第
1図の左側)下部位置に配設され硬貨Cを一時保
留する一時保留部6と、上記硬貨通路部5の後述
するリジエクト口50より下流の下方位置に設け
られ予め設定された枚数分の硬貨Cを出金用とし
て保留する出金箱8と、この出金箱8から硬貨C
を受取つて上記搬送部4等を経て上記受入払出部
3へ送るための第1搬送手段9と、上記一時保留
部6に保留されている硬貨Cを一括して収納する
収納部10と、上記一時保留部6またはリジエク
ト口50から排出された硬貨Cを上記受入払出部
3または収納部10に搬送する第2搬送手段11
とから構成されている。 上記筐体2は、その操作面21に硬貨入出金機
1を操作するための入金取込・出金スタートスイ
ツチ、入金収納スタートスイツチ、ストツプスイ
ツチ、クリアースイツチ、収納キー、返却キー、
自動補充キー等を有した操作部22(第3図参
照)が設けられているとともに、金種別計数デー
タ、合計金額等の表示、あるいは異常時のアラー
ム表示を行なう表示部23が設けられている。 上記受入払出部3は、筐体2の操作面21の前
方上面に開口し図示しないシヤツターによつて開
閉される投入取出口25が設けられ、この投入取
出口25内に、多金種混在状態で一括投入された
入金硬貨Cまたは機内から出金された出金硬貨C
を受取る上面に開口した円弧状の受取ドラム26
が配設され、この受取ドラム26の下面には、硬
貨Cを搬送部4へ放出するためのシヤツター27
が受取ドラム26の外周に沿つて回動して開閉す
るように設けられている。また、このシヤツター
27の代りに、下端部が2分割されて開口するか
あるいは180゜回動するかして、この受取ドラム2
6内の硬貨Cを下方に放出するようにしてもよ
い。 上記搬送部4は、受取ドラム26の下方に位置
する硬貨繰出部31と、この硬貨繰出部31から
1枚ずつ繰出される硬貨Cを上記硬貨通路部5へ
送る搬送通路32とを有している。そして、この
硬貨繰出部31は、上記受取ドラム26から放出
される硬貨Cおよび上記第1搬送手段9から放出
される硬貨Cを筐体2の操作面21と平行な方向
(第2図a参照)に幅広に形成された案内体33
を介して一括して受取るとともに、この受取つた
硬貨Cを1枚ずつ連続的に搬送通路32に投出
し、また、搬送通路32は、駆動プーリ34と複
数の従動プーリ35とに架け渡された搬送ベルト
36a,36bを有し、硬貨繰出部31から投出
された硬貨Cを搬送ベルト36a,36b間に挾
持しつつ硬貨通路部5へ搬送する。 上記硬貨通路部5は、硬貨Cが搬送される分類
通路41を有し、この分類通路41は、分類通路
41の両側に沿つて配設された一対のガイド体4
2間に構成され、この分類通路41上には、上記
搬送通路32から送られて来た硬貨Cを分類通路
41に沿つて搬送する分類ベルト43が設けら
れ、この分類ベルト43は分類通路41の始端側
に配置されてモータで回転駆動される駆動プーリ
44と、分類通路41の終端に配置された従動プ
ーリ45とに架け渡されているとともに、この分
類ベルト43を上記分頼通路41面へ付勢し硬貨
Cを後述するリジエクト口50および出金補給口
55に落し込む複数の分類ローラ46が配設され
ている。 また、この分類通路41の始端位置には、判別
部47が配設されている。この判別部47は、始
端側から材質センサ48、イメージセンサ49が
配置されており、この材質センサ48は、分類通
路41に送られて来た硬貨Cの材質を検知する磁
気ヘツドを分類通路41面に臨ませて設けて硬貨
Cの材質を検知し、また、イメージセンサ49
は、例えばその受光部を分類通路41の上方に配
置して分類通路41の下部に配置した発光体から
の光を受光するようにし、分類通路41を搬送さ
れる硬貨Cの形状等を検出する。 また、分類通路41の上流位置でかつ上記判別
部47の下流位置には、判別部47にて識別不能
硬貨、損傷貨、偽貨、外国硬貨等を検出した時に
該当硬貨を分類通路41上から排除するリジエク
ト口50が設けられ、このリジエクト口50は、
第2図bに示すように、このリジエクト口50の
底部を構成するシヤツター51がソレノイドSD1
によつて分類通路41から外側(第2図b左側)
へ移動することにより開口し、該当硬貨を分類通
路41上から排除するとともに、リジエクトシユ
ート52を介して上記第2搬送手段11へ導出す
るようになつている。 また、分類通路41の上記リジエクト口50の
下流位置には、出金補給するための補給硬貨Cを
上記出金箱8へ収納させる出金補給口55が設け
られ、この出金補給口55は、第2図cに示すよ
うに、出金補給口55の底部を構成するシヤツタ
ー56がソレノイドSD2によつて分類通路41か
ら外側(第2図c左側)へ移動することにより開
口し、該当硬貨を分類通路41上から排除して出
金箱8へ導出する。 上記一時保留部6は、分類通路41の終端下方
に位置し分類通路41の終端から放出される硬貨
Cを上面に一括して保留する保留ベルト60を有
し、この保留ベルト60は、第2図dに示すよう
に、駆動プーリ61と従動プーリ62とに分類通
路41と直交する方向に沿つて架け渡され、そし
て、この保留ベルト60の両端部は、第2搬送手
段11および後述する取忘れ硬貨収納箱88の各
上方に臨んで、この保留ベルト60の正転あるい
は逆転により保留ベルト60上に保留された硬貨
Cを第2搬送手段11あるいは取忘れ硬貨収納箱
88に導出する。また、保留ベルト60の両端部
には、その上面に臨ませて第1保留シヤツター6
3および第2保留シヤツター64が設けられ、こ
の保留ベルト60上に保留される硬貨Cが保留ベ
ルト60の両端部から落下するのを防止し、この
各保留シヤツター63,64は、ソレノイド
SD3,SD4によつて導出時にいずれか一方が開放
動作される。また、保留ベルト60に沿つた一側
には分類通路41から放出される硬貨Cが受取る
ための受取板65が設けられている。 上記出金箱8は、上記分類通路41の出金補給
口55の下部に、上端に開口させた硬貨受入口7
0を臨ませ、出金補給口55から落下して導入さ
れる硬貨Cを貯留部71内に保留する。この出金
箱8の下部には、上記第1搬送手段9上に開口す
る硬貨出金口72が設けられ、硬貨出金口72
は、通常シヤツター73により閉鎖されており、
ソレノイドSD5の駆動により開放されて、貯留部
71内の出金硬貨Cを第1搬送手段9上に放出す
る。 なお、この出金箱8内に保留される各金種毎の
保留枚数は、下表に示すように、約2回の出金を
可能とする枚数に設定する。
【表】 上記第1搬送手段9は、駆動プーリ75と従動
プーリ76とに架け渡された導出ベルト77を有
し、この導出ベルト77は、一端部が上記案内体
33内に進入して硬貨繰出部31上に臨み、他端
部上に出金箱8および収納部10から放出および
導出された硬貨を硬貨繰出部31に搬送する。 上記収納部10は、筐体2の後部位置に筐体2
の内外に着脱自在に配設される補充箱80から構
成され、第2搬送手段11によつて導入される硬
貨Cを補充箱80内の貯留部81に収納する。こ
の補充箱80の貯留部81は、底部に位置する硬
貨繰出ベルト82に貯留部81内に硬貨Cを寄せ
集めるホツパー83で形成されており、この硬貨
繰出ベルト82により上記導出ベルト77上に貯
留部81内の硬貨Cを繰り出す。 上記第2搬送手段11は、駆動プーリ83と従
動プーリ84とに架け渡された出金収納ベルト8
5を有し、この出金収納ベルト85の一端部は上
記受入払出部3の受取ドラム26内に進入し、他
端部は上記補充箱80上に位置し、この出金収納
ベルト85の右回転によりこの出金収納ベルト8
5上に導出された硬貨Cを受入払出部3の受取ド
ラム26に搬送し、また、この出金収納ベルト8
5の左回転によりこの出金収納ベルト85上の硬
貨Cを補充箱80内に回収する。 また、この出金収納ベルト85の上記補充箱8
0上に臨む端部には、ソレノイドSD6によつて開
閉される回収シヤツター86が設けられ、保留ベ
ルト60からこの出金収納ベルト85上に導出さ
れた硬貨Cが出金収納ベルト85の端部から落下
するのを防止し、また、硬貨回収時に開放され
る。 また、上記保留ベルト60の出金収納ベルト8
5上に臨む一端部に対して他端部の下部位置で、
かつ、補充箱80の上部位置には、上記受取ドラ
ム26内に取忘れた硬貨Cを回収して収納する取
忘れ硬貨収納箱88が筐体2に対して着脱可能に
配置されている。 次に第3図のブロツク図に制御部90による硬
貨入出金機1の制御を示す。 この制御部90は、中央処理装置(以下CPU
と呼ぶ)91と、入金出金制御のプログラムなど
を記憶するリードオンリーメモリ(以下ROMと
呼ぶ)92と、各種メモリ・フラグを有したラン
ダムアクセスメモリ(以下RAMと呼ぶ)93と
から構成されている。 このCPU91には、通信用インターフエイス
94、表示部23、操作部22、材質検知センサ
48およびイメージセンサ49からの信号に基づ
いて、金種、真偽、変形、外国硬貨等を判別する
判別部47、投入取出口28の受取ドラム26内
での硬貨Cの有無を検知する硬貨検知手段95、
モータ駆動用インターフエイス96、ソレノイド
駆動用インターフエイス97、補充箱80内の硬
貨Cの貯留状態を検知する各検知手段101,1
02,103がそれぞれ接続されている。 上記通信用インターフエイス94には、テラー
が硬貨入出金機1による入金取引処理および出金
取引処理を行なうために操作するテラーズマシン
105が接続されている。 上記モータ駆動用インターフエイス97にはシ
ヤツター27を駆動し受取ドラム26内の硬貨取
込み動作を行なうモータM1、硬貨繰出部31の
硬貨Cを1枚ずつ繰り出す動作を行なうモータ
M2、搬送ベルト36a,36bを回転駆動する
モータM3、分類ベルト43を回転駆動するモー
タM4、保留ベルト60を正逆方向に回転駆動す
るモータM5、出金収納ベルト85を正逆方向に
回転駆動するモータM6、導出ベルト77を回転
駆動するモータM7、硬貨繰出ベルト82を回転
駆動するモータM8がそれぞれ接続されている。 上記ソレノイド駆動用インターフエイス97に
は、リジエクト口50のシヤツター51を開閉動
作させるソレノイドSD1、出金補給口55のシヤ
ツター56を開閉動作させるソレノイドSD2、第
1保留シヤツター63を開閉動作させるソレノイ
ドSD3、第2保留シヤツター64を開閉動作させ
るソレノイドSD4、出金箱8のシヤツター73を
開閉動作させるソレノイドSD5、硬貨回収時に回
収シヤツター86を開放するソレノイドSD6がそ
れぞれ接続されている。 上記各検知手段101,102,103は、補
充箱80内に硬貨Cが無くなつたエンプテイの状
態を検知するエンプテイ検知手段101、補充箱
80内に硬貨Cが所定量以下になつたことを検知
するニアーエンド検知手段101、補充箱80内
に硬貨Cが満杯になつた状態を検知するオーバー
フロー検知手段103から構成され、これら各検
知手段101,102,103は補充箱80の内
部に配設した光センサ等により検知するようにな
つている。 また、上記RAM93は第4図に示すように各
種メモリを各金種毎に有しており、この各種メモ
リは、出金箱8内に貯留されている硬貨Cの枚数
を記憶する保留金種メモリ(HKM)、テラーま
たは顧客によつて入力される出金データに基づく
金種別硬貨枚数を記憶する出金金種メモリ
(SKM)出金時判別部47によつて計数した硬貨
の枚数を記憶する出金計数メモリ(SCM)、入金
時に判別部47によつて計数した硬貨の枚数を記
憶する入金計数メモリ(NCM)、取忘れ硬貨の
枚数を10回の出金取引まで記憶するとともにテラ
ーによる出金時にはテラーの個人番号、また、顧
客による出金時には暗証番号をそれぞれの出金取
引毎に記憶する取忘れメモリ(TWM1
TWM10)とから構成されている。 次に、本実施例の硬貨入出金機1の作用につい
て説明する。 本実施例の硬貨入出金機1は、例えば銀行等の
金融機関における窓口において、窓口係としての
テラーがテラーズマシン105を操作することに
より硬貨Cの入金取引、出金取引を行なえるよう
にしたものであるが、顧客自身で操作して取引を
行なうようにしてもよい。 まず、入金処理動作を第5図に示すフローチヤ
ートに基づいて説明する。 テラーが入金処理を行なう場合、操作部22が
操作されると、テラーにより入金処理が開始され
る(ステツプ)。 テラーによつて投入取出口25から受取ドラム
26に入金硬貨Cが投入されて(ステツプ)取
込スタートスイツチが押されると(ステツプ)、
所定時間モータM1が駆動されて受取ドラム26
のシヤツター27が開放および所定時間後に閉鎖
して受取ドラム26内の入金硬貨Cが硬貨入出金
機1内に取り込まれるとともに、モータM3
M4,M6が駆動され(ステツプ)、かつ、その
後モータM2が駆動され(ステツプ)、取込まれ
た硬貨Cは、硬貨繰出し部31により順次1枚ず
つ繰り出され、搬送通路32を介して分類通路4
1に送られる。 この分類通路41上を搬送される硬貨Cに対し
て、材質センサおよびイメージセンサ49によつ
て真偽、金種、外国硬貨等を識別し(ステツプ
)、ここで偽貨や識別不能な異常硬貨が識別さ
れると(ステツプ)、リジエクト用のソレノイ
ドSD1を所定時間作動してリジエクト硬貨のみを
リジエクト口50からリジエクトシユート52を
介して出金収納ベルト85に排除し、この出金収
納ベルト85により受取ドラム26に返却する
(ステツプ)。 また、ステツプで正常と識別された硬貨C
は、入金計数メモリ(NCM)の該当する金種に
+1が加算されるとともに、分類通路41を搬送
されてこの分類通路41の終端から保留ベルト6
0上に導出され、この保留ベルト60上に全金種
が一括して一時保部される。 また、イメージセンサ49で所定時間以上硬貨
Cが検知されないと入金硬貨Cは全て搬送された
ものとして判断されて(ステツプ)、モータ
M2,M3,M4,M6が停止され(ステツプ)、
上記入金計数メモリ(NCM)に記憶した金種別
の計数値を表示部23に表示し、この表示をテラ
ーが確認し、テラーによつて操作部22の入金収
納スタートスイツチが押されると(ステツプ)、
入金収納動作が開始し、また、入金収納スイツチ
が押されずに返却スイツチが押されると(ステツ
プ)、モータM6が所定時間駆動されるとともに
ソレノイドSD3が所定時間駆動されて(ステツプ
)、出金収納ベルト85が回転および第1保留
シヤツター63が開放され、さらに、モータM5
が所定時間駆動されて(ステツプ)、保留ベル
ト60上の硬貨Cが出金収納ベルト85上に放出
され、出金収納ベルト85上の硬貨Cは投出取出
口25の受取ドラム26に返却される。 ステツプで入金収納スイツチが押されると、
ソレノイドSD3,SD6が所定時間駆動されてシヤ
ツター63,80が開放されるとともに、(ステ
ツプ

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 多金種混在した複数枚の硬貨を一括して受入
    れて保留する受入払出部と、 この受入払出部に保留された硬貨を受取つて1
    枚ずつ分離して繰出す硬貨繰出部と、 この硬貨繰出部から繰出された硬貨の真偽、金
    種等を判別する判別部、出金処理時の出金非該当
    貨を排出する第1排出部、出金処理時の出金該当
    貨および入金真貨を排出する第2排出部を有する
    硬貨通路部と、 上記判別部で判別され第2排出部から排出され
    る出金該当貨および入金真貨を一時保留する一時
    保留部と、 予め金種別に設定された少なくとも1回分の出
    金処理に必要な枚数分の硬貨を出金用として収納
    してなり、出金処理時には出金用硬貨全量の一斉
    放出を行なうとともに硬貨通路部の判別部を経由
    して第1排出部から排出される出金非該当貨を回
    収収納する出金箱と、 上記一時保留部に保留されている硬貨を収納す
    る収納部と、 上記出金箱から一斉放出される出金用硬貨およ
    び収納部から出金箱への補充処理のために収納部
    から放出される硬貨を受取つて上記硬貨繰出部に
    送る第1搬送手段と、 上記一時保留部に保留されている硬貨を上記受
    入払出部または収納部へ選択的に搬送する第2搬
    送手段と、 上記出金箱から一斉放出される出金用硬貨を判
    別部を経由させ、この判別結果に基づき出金非該
    当貨は第1排出部から出金箱へ回収収納させると
    ともに出金該当貨は第2排出部から排出せしめる
    出金処理、受入払出部から入金された硬貨を判別
    部にて判別し、入金真貨を一時保留部へ送る入金
    処理、出金箱に収納される出金用硬貨の金種と枚
    数を記憶し、この記憶内容に基づき出金処理で放
    出されて不足となつた出金箱内の硬貨量を収納部
    から判別部を経由させて出金箱へ補充する補充処
    理の各処理を制御する制御部と を具備したことを特徴とする循環式硬貨入出金
    機。
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JPS6419494A (en) * 1987-07-15 1989-01-23 Glory Kogyo Kk Recovery replenishment processing for circulation type coin teller machine
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