JP2003117410A - 屋外型自動精米装置 - Google Patents

屋外型自動精米装置

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JP2003117410A
JP2003117410A JP2001314646A JP2001314646A JP2003117410A JP 2003117410 A JP2003117410 A JP 2003117410A JP 2001314646 A JP2001314646 A JP 2001314646A JP 2001314646 A JP2001314646 A JP 2001314646A JP 2003117410 A JP2003117410 A JP 2003117410A
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rice
polishing
white
hopper
milling
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JP2001314646A
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Yoshifumi Nagamine
義史 長峯
Koji Hashimoto
幸治 橋元
Kazuki Matsushita
和樹 松下
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Kubota Corp
Original Assignee
Kubota Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 小型化した白米ホッパを用いた場合でも、安
定した精米白度を維持しながら精米動作を良好に行うこ
とができる屋外型自動精米装置を提供する。 【解決手段】 精米機3から排出される精米済みの白米
を溜める白米ホッパ13において白米が満量溜まったこ
とを検知する白米上限レベルセンサ69と、この白米上
限レベルセンサ69にて白米が溜まったことを検知した
際に精米動作を一時的に中断させ、満量よりも白米が減
少したことを検知した際に精米動作を再開させる制御手
段とを設ける。これにより、白米ホッパ13として小型
のものを用いた場合でも、白米が白米ホッパ13からあ
ふれたり、精米機3から白米が正常に排出できなくなっ
たりすることが防止され、安定した精米白度を維持でき
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は自動精米装置、特に
屋外に設置可能である屋外型自動精米装置に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】コインや紙幣などの貨幣を投入すること
により自動的に精米作業を行わせる自動精米装置は知ら
れている。このような自動精米装置において、屋外に設
置するタイプのものとしては、特開平10−27237
3号公報などに開示されているように、建屋の内部を、
仕切壁(隔壁)にて、利用客が自由に行き来できる客室
と、管理者や保守点検員などの限定した人しか入ること
ができない機械室とに仕切り、機械室内に、実際に精米
動作を行う精米機や、石などの異物を除去する石抜機が
配設されているものが一般に知られている。
【0003】しかし、このように屋外に設置するタイプ
の自動精米装置として、建屋内に機械室と客室とを設け
た構成のものは、その設置面積として多大なスペースを
要するため、設置スペースとして広い場所を確保しやす
い郊外などの箇所には適している一方、人口が密集した
地域などではその設置スペースを確保できなくなること
が多くなる欠点がある。
【0004】この欠点を解消するものとして、特開平1
1−5037号公報に開示された自動精米装置がある。
この自動精米装置は、概略的にその外観が自動販売機形
状とされており、内部に、精米機と、投入された玄米を
精米機側に搬送する昇降機などが設けられている。そし
て、利用する際には、投入口を箱型の本体前面より手前
側に引き出して開口させ、この引き出した投入口から玄
米を投入するように構成している。また、白米が排出さ
れる排出口が本体内部に設けられており、この排出口の
手前側部分を手前側に引き出して、白米を収容する袋を
予め入れ、この袋を収容した箇所を元に戻しておいた状
態で精米動作を開始させるようになっている。
【0005】この種の自動精米装置によれば、その幅や
奥行を最小限に抑えることができるので、少ない設置面
積でも設置でき、人口が密集した都市などでも、その設
置スペースを確保し易くなる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】このように、少ない設
置面積でも設置できる自動販売機型の自動精米装置を、
さらに小型化しようとすると、利用客が玄米を投入する
張込ホッパを小さくしたり、精米された白米を一時的に
溜める白米ホッパを小さくすることが考えられる。
【0007】しかし、張込ホッパを小さくした場合に
は、利用客が玄米を投入するので、多くの玄米を投入し
て、張込ホッパから玄米があふれてしまうなどの不具合
が生じてしまうおそれがあり、この場合には自動精米装
置側で制御することができない。
【0008】したがって、張込ホッパの大きさはそのま
まで、白米ホッパを小さくすることが考えられるが、こ
の場合には、白米ホッパから玄米があふれてしまうおそ
れがある。また、白米ホッパから玄米があふれないよう
に、精米機と白米ホッパとの間にこれらの間の空間を覆
うカバーなどを設けると、白米ホッパ内で満量となった
白米が精米機内に流れ込むなどして、精米機からの玄米
の排出が正常に行えなくなり、精米白度が不安定になる
など、良好な精米動作が行えないおそれがある。
【0009】本発明は上記課題を解決するもので、小型
化した白米ホッパを用いた場合でも、白米ホッパから玄
米があふれてしまうことを防止でき、安定した精米白度
を維持しながら精米動作を良好に行うことができる屋外
型自動精米装置を提供することを目的とするものであ
る。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に請求項1記載の発明は、精米機を有する精米装置本体
自体が屋外に露出した状態で設置可能であり、自動的に
精米作業を行う屋外型自動精米装置であって、精米機か
ら排出される精米済みの玄米である白米を溜める白米ホ
ッパにおいて前記白米が満量または満量に近い量溜まっ
たことを検知する検知手段と、この検知手段にて前記白
米が満量または満量に近い量溜まったことを検知した際
に精米動作を一時的に中断させ、満量または満量に近い
量よりも前記白米が減少したことを検知した際に精米動
作を再開させる制御手段とを設けたことを特徴とする。
【0011】この構成によれば、白米が白米ホッパにお
いて満量または満量に近い量溜まると、この状態が検知
手段により検知され、精米動作が一時的に中断される。
また、白米ホッパ内の白米が排出されて満量または満量
に近い量よりも減少すると精米動作が再開される。これ
により、白米ホッパとして小型のものを用いた場合で
も、白米が白米ホッパからあふれたり、精米機から白米
が正常に排出できなくなったりすることが防止され、安
定した精米白度を維持しながら精米動作を良好に行うこ
とができる。
【0012】請求項2記載の発明は、請求項1に記載の
屋外型自動精米装置において、精米機に、精米室へ玄米
を供給する供給用スクリュを設け、制御手段は、精米動
作の中断時に、供給用スクリュの供給停止動作を行った
後に精米室の精米動作を停止させるように制御すること
を特徴とする。
【0013】この構成によれば、精米動作を中断させる
際に、精米室に玄米が供給されない状態で精米動作が行
われた後に停止されるため、精米室内の糠が比較的除去
された状態となって、この後の精米動作再開時での精米
機に対する負荷を軽減させることができ、精米動作を良
好に再開することができる。
【0014】請求項3記載の発明は、請求項1または2
に記載の屋外型自動精米装置において、精米機に、精米
室へ玄米を供給する供給用スクリュを設け、制御手段
は、精米動作の再開時に、精米室の精米動作を再開させ
た後に供給用スクリュの供給動作を再開させるように制
御することを特徴とする。
【0015】この構成によれば、精米動作を再開する際
に、供給用スクリュによって精米室に玄米が送り込まれ
ない状態で精米室の精米動作が開始されるため、精米動
作開始時での負荷が軽減されて、精米動作を良好に再開
することができる。
【0016】請求項4記載の発明は、請求項1〜3の何
れかに記載の屋外型自動精米装置において、白米が満量
または満量に近い量溜まった際に、利用者に対して、白
米ホッパ内の白米の排出を促す告知手段を設けたことを
特徴とする。
【0017】この構成によれば、白米が満量または満量
に近い量溜まった際には、告知手段により利用者に対し
て白米ホッパ内の白米の排出が促され、この結果、利用
者による白米ホッパ内の白米の排出が早めに行われ易く
なり、その後の精米動作を早めに再開できる。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態にかか
る屋外型自動精米装置を図面に基づき説明する。
【0019】図1〜図7に示すように、この屋外型自動
精米装置の精米装置本体1は建屋を有しておらず、客室
を含まない構造とされている。そして、精米機3と異物
を除去する石抜機2などが設けられている精米装置本体
1自体が屋外に露出した状態で設置可能とされている。
なお、図1における100は、精米装置本体1から排出
された糠を溜める糠小屋である。
【0020】精米装置本体1は略長方体形状とされ、前
面部分には、向かって右側の下部に、利用者が持参した
玄米を入れた袋Xを載置する載せ台4が前方に突出して
設けられ、この載せ台4の上方には、精米装置本体1の
前面から、奥側ほど狭くなるように略V字形状に窪む投
入用空間部5が設けられている。また、この投入用空間
部5の下面箇所に、利用者が玄米を投入するための投入
口6が設けられているとともに、この投入口6を開閉す
る投入口開閉扉7が設けられている。精米装置本体1内
部における投入口6の下方には、投入された玄米を受け
る張込ホッパ8が配設され、この張込ホッパ8の下方に
は、玄米から石などの異物を除去する石抜機2が配設さ
れている。石抜機2の奥側には、石などの異物が除去さ
れた玄米を集める玄米シュート9が設けられ、石抜機2
の手前側である載せ台4の内部には、石抜機2で集めた
石などの異物が排出される異物収容箱10が設けられて
いる。
【0021】玄米シュート9には、玄米シュート9から
送られた玄米を上方に送り出すスクリューコンベアから
なる昇降機11が隣接して配置され、昇降機11の上端
開口部から排出された玄米は、精米装置本体1内の左側
上部に配設された玄米タンク12に排出され、玄米タン
ク12からの玄米が、玄米タンク12の下方に配設され
た精米機3で精米されて白米とされた後、精米機3の下
方に配設された白米ホッパ13に、精米済みの白米が溜
められる。白米ホッパ13の下方には、利用者が持参す
るなどした白米収容袋Y(玄米を入れた袋Xを兼用して
もよい)を置く白米収容部15が、精米装置本体1の前
面部1aより奥側に窪んで外部に露出する状態で設けら
れており、この白米収容部15に白米収容袋Yを置いた
状態で、載せ台4の下端部近傍箇所に配設した白米排出
用ペダル40を踏むことで、白米ホッパ13に溜められ
た白米が白米収容袋Y内に排出されるようになってい
る。
【0022】図2に示すように、精米装置本体1の前面
部における向かって右側の上部には、複数の白度選択押
ボタン16、もち米選択ボタン17、コイン投入口18
などを有するとともに精米装置本体1の制御機能を備え
た操作制御盤20が設けられており、さらに操作制御盤
20には、精米済みの白米が白米ホッパ13において満
量に溜まった際に、利用者に対して、白米ホッパ13内
の白米の排出を促す告知手段としての、警告ブザー(図
示せず)および警告表示部80が設けられている。
【0023】以下、精米装置本体1の各部分について詳
細に説明する。図8、図9に示すように、投入口6は、
投入用空間部5の下面をなす投入部下面板21に開口さ
れて形成され、この投入部下面板21は手前側が下方と
なるように少しだけ傾斜されて配設されている。投入部
下面板21の奥部上面両側部には、横軸の回転支持軸2
2が回転自在に支持され、投入口開閉扉7はこの回転支
持軸22を中心として、投入用空間部5において、図8
(a)において、実線で示す閉姿勢から、仮想線で示す
開姿勢まで上下に開閉自在とされている。
【0024】また、投入用空間部5の上面をなす投入部
上傾斜板23には、投入口開閉扉7が開けられた際に磁
着して投入口開閉扉7を開状態に維持する開状態維持用
磁石24が取り付けられている。投入口開閉扉7の前面
には、投入口開閉扉7を利用者が開けるための取手25
が取り付けられ、また、投入口開閉扉7の前面部裏面に
は、斜め下方に屈曲して延びる係止フック26が取り付
けられ、さらに、投入部下傾斜板21における投入口6
の前端部よりも手前箇所の下面に、その出退ロッド27
aが係止フック26に係合して(図8(b)参照)投入
口開閉扉7を閉姿勢にロックするロック手段としてのソ
レノイド27が取り付けられている。また、投入口開閉
扉7が閉じられていることを検知する閉状態検知センサ
28が、投入口6の奥端部に臨むように取り付けられて
おり、前記ソレノイド27で投入口開閉扉7を閉姿勢に
ロックする際には、この閉状態検知センサ28にて投入
口開閉扉7が閉じられていることを検知した状態で、図
8(b)において仮想線で示すように、ソレノイド27
の出退ロッド27aを突出させて係止フック26に係合
させるようになっている。
【0025】図4に示すように、張込ホッパ8の下端部
近傍箇所には、この張込ホッパ8内に玄米があることを
検知する張込状態検知用レベル計29が張込ホッパ8の
裏面側に取り付けられている。また、張込ホッパ8の下
端に設けられている排出口8aの開口面積は手動で昇降
可能な調整扉19にて調節可能とされており、石抜機2
の処理能力などに合わせて調節できるようになってい
る。
【0026】図4、図10に示すように、石抜機2は、
手前の石抜口31a側が上方となるように傾斜した状態
で揺動され、通気性を有するスクリーン31と、このス
クリーン31を揺動させる揺動用駆動モータ32などの
駆動機構と、スクリーン31の下方から空気を吹き上げ
るための風車33や風車箱34などを備えている。そし
て、一方の石抜口側を高くし他方の玄米取出口側を低く
してなる傾斜姿勢で揺動させたスクリーン31に対し
て、下方から上方に空気を吹き上げかつ揺動させた状態
でスクリーン31上に玄米を供給することで、閉鎖状態
の石抜口31a側に玄米に含まれる石などの異物を溜め
ながら、奥側の玄米取出口31b側から溢れ出る玄米を
排出するようになっている。また、石抜口31aに開閉
自在に設けた石排出シャッタ35を、玄米供給終了時な
どに開けることで、石抜口31a側に集まった異物を玄
米とともに排出する。
【0027】また、スクリーン31における片側には、
スクリーン31上に残った残米を排出するための残米戻
し通路36が仕切板37にて区画形成されており、前述
した石排出動作の後に、仕切板37の石抜口31aに近
い位置に開閉自在に設けた残米排出シャッタ38を開け
ることで、スクリーン31上に残った残米が、残米戻し
通路36を介して、残米出口36aから排出されるよう
になっている。
【0028】図4に示すように、上述したように、精米
装置本体1に向かって右寄り箇所の下部前方には、利用
者が持参した玄米を入れた袋xを載せる載せ台4が精米
装置本体1の前面に密着して配設されている。この載せ
台4は、袋xを載せる載せ面4aが奥側ほど下方となる
傾斜面で構成されている。また、載せ台4の内部に配設
されている異物収容箱10には、石抜機2からの石など
の異物が、石抜機2の手前側に配設された異物排出口8
1および石排出ガイド39を通して排出される。載せ台
4の前面部には、施錠装置41を解除することにより開
けられる異物排出用開閉扉42が設けられ、この異物排
出用開閉扉42を開けることで、石などの異物が溜めら
れた異物収容箱10を外部に取り出せるようになってい
る。
【0029】石抜機2におけるスクリーン31の玄米取
出口31bは、玄米シュート9内に突入され、石などの
異物が除去された玄米が玄米シュート9から昇降機11
内に導入される。
【0030】昇降機11から玄米が供給される玄米タン
ク12には、この下限レベル位置に配設されて、玄米タ
ンク12への玄米の供給動作が開始したことや玄米が玄
米タンク12からなくなったことなどの供給状態を検出
する下限レベルセンサ43と、上限レベル位置に配設さ
れて玄米タンク12でのオーバーフロー状態を検知する
ための上限レベルセンサ44とが取り付けられている。
そして、玄米タンク12と玄米シュート9とにわたっ
て、玄米タンク12の上限レベルを超えたオーバーフロ
ー分を玄米シュート9へ戻す戻し通路45が設けられて
いる。
【0031】精米機3は、図11に示すような構造とさ
れている。縦方向に配置された本体ケーシング51内
に、精米機3の駆動モータ52(図5、図6参照)によ
り駆動プーリ53を介して回転される中空の回転軸54
が配設され、回転軸54の上部に送りロール55が、ま
た回転軸54の下部に突条部を有する精米ロール56が
それぞれ取り付けられ、これらの送りロール55および
精米ロール56が回転軸54とともに一体的に回転す
る。また、57は送りロール55および精米ロール56
の外周側に配置されて精米室58の外殻部分をなす金属
製の網で、網57内の糠は、精米装置本体1内の左寄り
側下部に配置された糠用送風機59(図5、図6参照)
により、空気とともに吸引されて糠小屋100内に排出
される。また、本体ケーシング51の上部には、玄米タ
ンク12からの玄米を精米室58内に送り込む供給用ス
クリュ60および供給用ケーシング61を配設してい
る。
【0032】本体ケーシング51の下端部には、精米室
58からの開度を調節することで精米の際の圧力などを
調整する開度規制部材62と、この開度規制部材62と
精米ロール56との間から排出される白米を下方に案内
する排出筒63とが、それぞれ昇降自在に嵌合されてい
る。そして、精米ロール56を駆動させる駆動モータ5
2の電力量などから精米ロール56の負荷を検出しなが
ら、開度調整用モータ64を作動させて、開度調整用ア
ーム65を介して開度規制部材62の上下位置を変える
ことで、利用客が選択した精米白度に合った白度の米が
得られるように白度制御が行われる。
【0033】精米機3の下方に配設された白米ホッパ1
3は、精米装置本体1よりも前方に突出していない、小
型のものが用いられており、これにより精米装置本体1
自体もコンパクト化されている。また、精米装置本体1
における左側上部には、側方へ開閉自在のカバーとして
の前面扉50が設けられ、この前面扉50の下部によ
り、精米機3と白米ホッパ13との間の空間が前方より
覆われている。この前面扉50の下部には、精米機3か
ら排出されている白米を見ることができるように、透明
性を有する板材が嵌め込まれた確認用窓部66が設けら
れている。そして、この確認用窓部66を通して、精米
機3から排出されている白米の白度などの確認を行うこ
とができるようになっている。また、白米の白度を確認
しながら、精米途中で、白度選択押ボタン16を押し直
すことで、その時点からの精米白度の変更調整も行える
ようになっている。なお、図2における67は、前面扉
51に設けられ、玄米タンク12内の玄米の残り状態を
確認する視認窓、68は、前面扉51に設けられたレバ
ー付き施錠装置で、このレバー付き施錠装置68にキー
(図示せず)を挿し込んで解錠し、前面扉51を開ける
ことで、精米機3のメンテナンス作業などを容易に行う
ことができる。
【0034】白米ホッパ13の上部には、白米が白米ホ
ッパ13の上限レベル(満量レベル)まで達したことを
検知する白米上限レベルセンサ69が設けられている。
そして、精米動作途中で、白米が白米ホッパ13の上限
レベルまで達して、これが白米上限レベルセンサ69に
て検知された際には、この精米機3の精米室58への玄
米の供給動作ならびに精米機3の精米動作が一時的に中
断される。この後、利用者が白米排出用ペダル40を踏
んで、白米を白米収容袋Yに収容し、白米が白米ホッパ
13の上限レベルよりも減少した時点で、精米機3への
玄米の供給動作ならびに精米機3の精米動作が再開され
るようになっている。
【0035】白米ホッパ13の排出口を開けるための白
米排出用ペダル40は、精米装置本体1内を通されたワ
イヤケーブル71により、白米ホッパ13の排出口に設
けられた排出ゲート72が連動されて開けられるよう構
成されている。また、白米排出用ペダル40は、図2に
示すように、載せ台4の左側下部に設けられた窪み部4
bに配設されている。そして、この窪み部4bに白米排
出用ペダル40を配設することで、意識的に載せ台4の
窪み部4bに足を突っ込み、白米排出用ペダル40を踏
んで白米ホッパ13の排出動作を行うことができ、白米
収容部15に白米収容袋Yを置く際などに誤って白米排
出用ペダル40を踏まないように図られている。また、
白米収容部15の底面部分はトレイ(図示せず)を置く
ことが可能とされ、雨水などがたまった際に、取り出し
て排水可能とされている。
【0036】上記構成によれば、白米ホッパ13として
小型のものを用いて、白米ホッパ13が精米装置本体1
よりも前方に突出していないように構成したことで、狭
い箇所にこの屋外型自動精米装置を設置した場合でも、
屋外型自動精米装置の前方に置かれたものなどに白米ホ
ッパ13が当接するような不具合が生じず、狭い箇所で
も支障なく屋外型自動精米装置を設置できて、精米装置
本体1の設置スペースを最小限に抑えることができ、人
口が密集した都会などでも、その設置スペースを一層確
保し易くなる。
【0037】さらに、白米ホッパ13として容量が小さ
いものを用いることで、白米ホッパ13内の白米が上限
レベルに達することがあるが、この状態が白米上限レベ
ルセンサ69にて検知された際は、精米機3への玄米の
供給動作ならびに精米機3の精米動作が一時的に中止さ
れるので、白米ホッパ13から精米済みの白米があふれ
たり、精米機3の精米動作に支障をきたしたりすること
は防止される。
【0038】ここで、この際の制御動作を、図12〜図
14に示すフローチャートに従って、さらに詳しく説明
する。精米動作中には、白米上限レベルセンサ69にて
白米が白米ホッパ13の上限レベルまで達したかどうか
が随時検出されており(図12におけるステップS1,
S2)、白米ホッパ13の上限レベルまで達した(白米
上限レベルセンサ69がON状態に切り換わった)こと
が検知された際には、精米動作などの中断処理(ステッ
プS3)が行われる。中断処理は、図13に示すよう
に、まず、供給用スクリュ60が停止されて、精米室5
8への玄米の供給動作が一時的に停止され(ステップS
31)、さらにこの5秒後に、駆動モータ52が停止さ
れて回転軸54の回転動作が停止されるとともに糠用送
風機59も停止される(ステップS32)。
【0039】これにより、精米動作を中断させる際に、
精米室58に玄米が供給されない状態で所定時間だけ精
米動作が行われ、この後に精米動作が停止されるため、
中断中は精米室58内の糠が比較的除去された状態とな
り、この後の精米動作再開時での精米機3に対する負荷
を軽減させることができ、したがって精米動作を良好に
再開することができる。
【0040】また、中断処理の実行に続いて、図12に
おけるステップS4に進んで、告知処理が行われる。告
知処理としては、例えば、警告ブザーによる警告音が発
生されるとともに、警告表示部80に設けられたランプ
が点滅されて、「白米の排出をお願いします」等の表示
がなされる。これにより、利用者は白米ホッパ13内が
白米で満量となったことに、すぐに気付くこととなり、
白米ホッパ13からの白米の排出を早めに行うことがで
きる。なお、これに代えて、告知処理として、音声案内
を出力したり、画像表示などを行ったりしてもよく、こ
れらの中の1つの告知動作や、複数の告知動作を組み合
わせてもよい。
【0041】利用者が告知処理に応じて白米排出用ペダ
ル40を踏み、白米ホッパ13内の白米を白米収容袋Y
に排出させると、白米が白米ホッパ13の上限レベルよ
り減少するため、白米上限レベルセンサ69がOFF状
態に切り換る。この時点で、ステップS5からステップ
S6に進んで前記告知処理が解除され、さらにステップ
S7に進んで精米動作を復帰させる処理が行われる。精
米復帰処理は、図14に示すように、まず、駆動モータ
52が起動されて回転軸54が回転され始め(ステップ
S71)、その1秒後に糠用送風機59も起動される
(ステップS72)。次に、この5秒後に供給用スクリ
ュ60が低速で回転され始め(ステップS73)、さら
に5秒後に供給用スクリュ60が高速で回転される(ス
テップS74)。そして、さらに5秒後経過した時点
で、精米動作の通常運転制御に復帰される(ステップS
75)。
【0042】このように、精米動作が復帰されて再開さ
れる際には、まず、精米室58に玄米が送り込まれない
状態で精米動作が開始されるので、その後の精米動作開
始時での負荷が軽減され、精米室58への玄米の供給量
が段階的に増加されて、精米動作での負荷が徐々にかけ
られるため、精米動作を良好に再開することができる。
【0043】なお、白米ホッパ13内の白米が上限レベ
ルに達して、この状態が白米上限レベルセンサ69にて
検知された際での、精米動作の中断および再開動作を、
図15に示すように、告知処理を省いて行ったり、図1
6、図17に示すように、白米が白米ホッパ13から排
出された時点で、利用者に再スタートの確認操作とし
て、白度選択押ボタン16が再操作されたこと(ステッ
プS11;または別途に復帰用のスイッチを設けて、こ
の復帰用のスイッチもよい)を検出した時点で精米復帰
処理を行ってもよい。利用者による再スタートの確認操
作があった際には、操作制御盤20の制御部により、再
スタートの確認操作による入力信号を検知した時点で、
精米動作を再開させる。このように、精米動作の再開指
示を手動により行ってもよい。
【0044】なお、上記の実施の形態においては、残米
回収機能つきの石抜機2を用いた場合を述べたが、残米
回収機能がない石抜機を用いた場合にも適用できること
はもちろんである。また、精米機3として、縦型のもの
を用いた場合を述べたが、横型など、その他の種類の精
米機にも適用できることもいうまでもない。
【0045】また、上記の実施の形態においては、白米
上限レベルセンサ69にて白米が白米ホッパ13内の上
限レベルに達したことを検知した場合を述べたが、白米
上限レベルセンサ69に代えて、白米ホッパ13内の上
限レベルよりも少し低いレベルを検知しても差し支えな
い。さらに、上限レベルを検知する第1検知手段と、こ
れよりも少し低いレベルを検知する第2検知手段とを設
けて、第1検知手段により白米が白米ホッパ13内の上
限レベルに達したことを検知した場合に精米動作を中断
し、第2検知手段により白米が白米ホッパ13内の上限
レベルよりも所定量低いレベルに達したことを検知した
時点で精米動作を再開するようにしてもよい。
【0046】また、上記実施の形態においては、前面扉
50の下部に、透明性を有する板材が嵌め込まれた確認
用窓部66を設けた場合を述べたが、この確認用窓部6
6に、透明性を有する開閉自在の扉体を設けて、この扉
体を開けて手を差し入れることで、精米機3から排出さ
れる白米を手にとって触ったり見たりすることができる
ように構成してもよい。
【0047】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、精米機か
ら排出される精米済みの玄米である白米を溜める白米ホ
ッパにおいて前記白米が満量または満量に近い量溜まっ
たことを検知する検知手段と、この検知手段にて前記白
米が満量または満量に近い量溜まったことを検知した際
に精米動作を一時的に中断させ、満量または満量に近い
量よりも前記白米が減少したことを検知した際に精米動
作を再開させる制御手段とを設けることにより、白米ホ
ッパとして小型のものを用いた場合でも、白米が白米ホ
ッパからあふれたり、精米機から白米が正常に排出でき
なくなったりすることが防止され、安定した精米白度を
維持しながら精米動作を良好に行うことができる。ま
た、このように、白米ホッパとして小型のものを用いた
場合でも、支障なく精米動作を行うことができるので、
白米ホッパとして小型のものを用いることで精米装置本
体も小型化することができ、その結果、人口が密集した
地域などでもその設置スペースを確保し易くなる。
【0048】また、精米機に、精米室へ玄米を供給する
供給用スクリュを設け、制御手段により、精米動作の中
断時に、供給用スクリュの供給停止動作を行った後に精
米室の精米動作を停止させるように制御したり、制御手
段により、精米動作の再開時に、精米室の精米動作を再
開させた後に供給用スクリュの供給動作を再開させるよ
うに制御することで、精米動作再開時での精米機に対す
る負荷を軽減させることができて、精米動作を良好に再
開することができ、信頼性が向上する。
【0049】また、白米が満量または満量に近い量溜ま
った際に、利用者に対して、白米ホッパ内の白米の排出
を促す告知手段を設けることで、利用者に対して白米ホ
ッパ内の白米の排出が素早く促されるため、利便性が向
上するとともに、いたずらに、使用時間が増えたりする
不具合も生じない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態にかかる屋外型自動精米装
置の概略構成を示す側面図である。
【図2】同屋外型自動精米装置における精米装置本体の
正面図である。
【図3】同精米装置本体の前面部よりも後方部分を概略
的に示す正面図である。
【図4】同精米装置本体の右側面断面図である。
【図5】同精米装置本体の左側面断面図である。
【図6】同精米装置本体の背面部より前方部分を裏面よ
り見た図である。
【図7】同精米装置本体の下部の概略的な平面図であ
る。
【図8】(a)は同精米装置本体の投入用空間部箇所の
側面断面図、(b)はその要部拡大側面断面図である。
【図9】同精米装置本体の投入口開閉扉およびその近傍
の概略的な平面図である。
【図10】同精米装置本体における石抜機のスクリーン
の平面図である。
【図11】同精米装置本体における精米機の断面図であ
る。
【図12】同精米装置本体における白米排出に関する制
御動作を示すフローチャートである。
【図13】同精米装置本体における精米中断処理の制御
動作を示すフローチャートである。
【図14】同精米装置本体における精米復帰処理の制御
動作を示すフローチャートである。
【図15】同精米装置本体における白米排出に関するそ
の他の制御動作を示すフローチャートである。
【図16】同精米装置本体における白米排出に関するそ
の他の制御動作を示すフローチャートである。
【図17】同精米装置本体における白米排出に関するそ
の他の制御動作を示すフローチャートである。
【符号の説明】
1 精米装置本体 3 精米機 12 玄米タンク 13 白米ホッパ 15 白米収容部 20 操作制御盤(制御手段) 40 白米排出用ペダル 69 白米上限レベルセンサ 80 警告表示部(告知手段)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 松下 和樹 大阪府八尾市神武町2番35号 株式会社ク ボタ久宝寺工場内 Fターム(参考) 4D043 DA03 HA01 HB01 HB07 HB09 JC02 JF07 LA18 MA21 MB01 MB08

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 精米機を有する精米装置本体自体が屋外
    に露出した状態で設置可能であり、自動的に精米作業を
    行う屋外型自動精米装置であって、精米機から排出され
    る精米済みの玄米である白米を溜める白米ホッパにおい
    て前記精米済みの玄米が満量または満量に近い量溜まっ
    たことを検知する検知手段と、この検知手段にて前記白
    米が満量または満量に近い量溜まったことを検知した際
    に精米動作を一時的に中断させ、満量または満量に近い
    量よりも前記白米が減少したことを検知した際に精米動
    作を再開させる制御手段とを設けたことを特徴とする屋
    外型自動精米装置。
  2. 【請求項2】 精米機に、精米室へ玄米を供給する供給
    用スクリュを設け、制御手段は、精米動作の中断時に、
    供給用スクリュの供給停止動作を行った後に精米室の精
    米動作を停止させるように制御することを特徴とする請
    求項1に記載の屋外型自動精米装置。
  3. 【請求項3】 精米機に、精米室へ玄米を供給する供給
    用スクリュを設け、制御手段は、精米動作の再開時に、
    精米室の精米動作を再開させた後に供給用スクリュの供
    給動作を再開させるように制御することを特徴とする請
    求項1または2に記載の屋外型自動精米装置。
  4. 【請求項4】 白米が満量または満量に近い量溜まった
    際に、利用者に対して、白米ホッパ内の白米の排出を促
    す告知手段を設けたことを特徴とする請求項1〜3の何
    れかに記載の屋外型自動精米装置。
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