JP4034702B2 - 遊技機 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、メダルを投入してゲームを行なうゲーム装置に関し、さらに詳細にはテーブル型スロットマシンにメダルを投入するメダル投入シュートの位置決めに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、テーブル型スロットマシンと称する回胴式遊技機は、例えば、メダル投入孔よりメダルが投入されると遊技可能状態となり、所定のボタンスイッチ、ジョイスティック等が操作されると外周面に各種絵柄が設けられたリールが回転する。そして、所定のボタンスイッチを操作するとリールが停止し、絵柄の並び状態により適宜メダルが払い出される。
【0003】
この種の回胴式遊技機は、筐体を構成する本体部の開口部に開閉自在に枢支された開閉蓋体にメダル投入孔が設けられ、前記本体部にセレクタ部が設けられている。この場合、開閉蓋体が本体部の開口部を閉塞してこれらが互いに接合した際に、前記メダル投入孔とセレクタ部とが互いに近接してメダルの通路が形成される(例えば、特許文献1参照)。
【特許文献1 特開2002−346030号公報】
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、特許文献1に記載される回胴式遊技機は、メダル投入孔とセレクタ部とはそれぞれ開閉蓋体と本体部に取り付けられているため、前記開閉蓋体により本体部の開口部を閉塞した際、前記メダル投入孔とセレクタ部との芯出し作業が困難でメダル通路の調整を容易に行なうことができない。
また、金属製の開閉蓋体と木製の本体部とがヒンジ、蝶番などを介してねじ部材により結合されている。このため、開閉蓋体と本体部と結合の緩みによりメダル投入孔とセレクタ部とのメダル通路がずれてメダル投入孔より投入されたメダルが例えば、セレクタ部内で詰まるという不具合があった。
【0005】
本発明は、上記の不具合を解決するためになされたもので、開閉蓋体に取り付けられたメダル投入孔に対しメダル投入シュートをセレクタ部に可動自在に設けることにより、前記メダル投入孔と前記セレクタ部とのメダル通路のズレが自動的に補正され、該メダルの詰まりを防止する遊技機を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
前記課題を解決するため、本発明は、複数の絵柄を回転表示させる表示手段と、前記複数の絵柄の回転を開始させる起動スイッチおよび該絵柄の回転を各々停止させる停止スイッチを有する操作手段とを本体の前面に備えた遊技機であって、
前記本体に開閉可能に設けられた開閉部材に形成された遊技媒体投入孔と、前記遊技媒体投入孔に対向して前記本体に取り付けられたシュート部材とを備え、
前記遊技媒体投入孔に対向する前記シュート部材の上方を末広がりに開口させるとともに、前記遊技媒体投入孔から投入された遊技媒体の流れに応じて前記シュート部材を可動自在とすべく、前記シュート部材は、前記遊技媒体投入孔の下方のセレクタ部にねじ部材を用いて取り付けられるとともに、当該シュート部材の取付部には、前記ねじ部材により固定されたスペーサ部材の外径よりも口径が大である長円の孔が設けられ、当該長円の孔を前記スペーサ部材に遊挿することにより、前記シュート部材の取付位置を前記セレクタ部に対して調整自在としたことを特徴とする。
【0007】
本発明によれば、開閉部材の位置が変位しても前記シュート部材を介して前記遊技媒体投入孔と該シュート部材とのメダル通路を整合させることができる。
この場合、前記シュート部材は、取付部に形成した開口部に緩挿されたスペーサ部材により支持されるので、円周方向に容易に回動させることができるのでよい。
さらに、前記スペーサ部材は、横断面略円筒形状であると、前記シュート部材を円滑に回動させることができるのでよい。
【0008】
【発明の実施の形態】
本発明に係る遊技機について好適な実施の形態を挙げ、添付図面を参照しながら以下詳細に説明する。
【0009】
図1により、本発明に係る遊技機10の構成について説明する。図1に示されるように遊技機10は、床面に設置されたテーブル型スロットマシンを示し、基本的には筐体(本体)11と、演出ユニット12と、操作手段13と、電源ユニット14と、遊技状況検出ユニット15と、回胴ユニット(表示手段)16および遊技媒体搬入出ユニット17とを備える。
【0010】
筐体11は、例えば、一対の側板部20と、前記側板部20の上端部に取着された天板部21と、前記側板部20の下端部に取着された底板部22と、前記側板部20と、天板部21と、前記底板部22の一端側を遮蔽する背面板部23とを備える。
さらに、図2に示されるように前記筐体11は、枠体としての正面上板部24と、仕切板である上部仕切板25と、肘掛け部26と、ユニット載置部27と、正面蓋板部28と、開閉板29とを備え、テーブル型の枠体に構成されている。
【0011】
前記正面上板部24は、側板部20の表示側面部20Cの正面側縁における上端および下端の位置で架橋する状態に一対設けられている。さらに、側板部20および正面上板部24には、略矩形状の表示窓24A(図2参照)が形成される。
また、前記正面上板部24の内面側には、演出ユニット12を構成する遊技機用表示パネル30を着脱自在に取り付ける取付枠部31が設けられている。
【0012】
そして、前記取付枠部31には、スピーカ、ブザー等の発音手段32および図示しないランプ、発光ダイオード等の光源あるいは該光源を保持するランプホルダ(図示しない)が取り付けられている。
【0013】
なお、遊技機用表示パネル30には、少なくとも一部が投光可能に遊技機10の遊技内容の関連する絵柄(図示しない)が形成され、該遊技機用表示パネル30は、背面板部23に配設された照明装置(図示しない)により絵柄が表示される。この場合、遊技機用表示パネル30と、背面板部23に配設された照明装置、取付板部31に配設された副表示装置(図示しない)、発音手段32、光源(図示しない)により、前記演出ユニット12が構成される。
【0014】
前記肘掛け部26は、軸長方向に側板部20の肘掛け側面部20Bの周縁に沿うように略筒状に形成され、肘掛け可能となっている。この肘掛け部26の外周面には、側板部20の肘掛け側面部20Bの先端側に対応する位置にクッション部材(図示しない)が取り付けられる。さらに、前記肘掛け部26の上面部分には、遊技の際に利用される複数の操作ボタンスイッチ、例えば、起動スイッチ34A、停止スイッチ34Bを備える操作手段13が配設される。
【0015】
図2に示されるように、筐体11に設けられたユニット載置部27には、ユニット載置面部27Aと、基板載置板部27Bと、ユニット押え板部27Cとを備える。
【0016】
図1に示されるように、前記ユニット載置部27には、作業開口部11A1を介して基板載置板部27Bが視認可能に筐体11内に配設されている。さらに、図2に示すように、ユニット載置部27により筐体11内には、該ユニット載置部27の上方に作業開口部11A1に連通するユニット室11Aが画成されるとともに、ユニット載置部27の下方に上方が作業開口部11A1に連通するメダル貯留室11Bが区画されている。そして、ユニット室11Aには、電源ユニット14、遊技状況検出ユニット15および回胴ユニット16が収納され、メダル貯留室11Bには、遊技媒体搬出入ユニット17が収納される。
【0017】
正面蓋板部28は、側板部20の肘掛け側面部20Bの下方に位置し、側板本体部20Aの幅寸法と略同じで略長方形状の板状に形成されている。
【0018】
開閉板(開閉部材)29は、正面上板部24の下縁と肘掛け部26との間に開口する作業開口部11A1に開閉自在に設けられ、図示しない施錠装置により筐体11に開閉可能に閉塞される。
【0019】
開閉本体29Aは、例えば、鋼板にて形成され、正面上板部24側に沿って幅広となる略等脚台形状に開口する四角形状の主表示窓(図示しない)が形成されている。この開閉本体29Aは、正面上板部24の下縁に一端が上下方向に図示しないヒンジ部材、蝶番により回動可能に軸支されている。
さらに、開閉本体29Aは、ユニット載置部27に下端が取り付けられた油圧、空圧のシリンダ機構29Cに連結され、前記シリンダ機構29Cにより回動可能に保持される。
また、開閉本体29Aの上面には、メダルX(図4参照)が投入されるメダル投入孔(遊技媒体投入孔)29Daを開口するメダル投入ガイド部材29Dが設けられている。
【0020】
枠体29Bは、例えば、鋼板により開閉本体29Aの主表示窓(図示しない)に対応して略等脚台形状に形成されている。この枠体29Bは、図示しないねじ部材により開閉本体29Aに取着される。なお、枠体29Bには、開閉本体29Aの主表示窓(図示しない)を遮蔽するように表示パネル(図示しない)が取着される。そして、枠体29Bは、開閉本体29Aの主表示窓を遮蔽するように一端部が蝶番(図示しない)により回動可能に軸支されている。なお、枠体29Bには、回路基板29Eが設けられる。前記回路基板29Eは、表示装置(図示しない)に各種遊技状況を表示させる機能を備える。
【0021】
ユニット室11A内に収納される電源ユニット14は、ユニット載置部27に配設されている。前記電源ユニット14は、演出ユニット12、遊技状況検出ユニット15、回胴ユニット16、遊技媒体搬出入ユニット17に電力を供給して動作させる。
【0022】
さらに、遊技状況検出ユニット15は、メダル判別手段46を構成するセレクタ部46A、回胴ユニット16の主制御基板37から遊技用のメダルを取得した旨の信号を認識する。
また、遊技状況検出ユニット15は、遊戯媒体搬出入ユニット17のメダル搬送手段42を構成する計数手段42D、主制御基板37および遊技搬出入ユニット17から払い出されたメダルの枚数に関する信号を取得する。そして、前記遊技状況検出ユニット15は、取得した信号に基づいてその遊技機10により回収したメダルの総枚数などを判断して該遊技機10の状況を判断する。
【0023】
回胴ユニット16は、ユニット室11A内に着脱可能に設けられている。前記回胴ユニット16は、ユニットケース38と、リールユニット39と、前記主制御基板37と、副制御基板40とを備える。
【0024】
前記ユニットケース38は、ユニット室11A内の電源ユニット14に隣接する状態でユニット載置面部27Aおよびユニット押え板部27Cに図示しないねじ部材により着脱可能に取り付けられる。
【0025】
リールユニット39は、リールボックス39Aと、3つの回胴式変動装置としてのリール部材39Bと、4つのシールド部材39Cとを備える。
【0026】
リール部材39Bには、駆動手段としてのモータ(図示しない)と、リール本体39Dと、回転位置検出手段と、投光手段(いずれも図示しない)とを備えている。
【0027】
前記主制御基板37は、複数の電気部品が取着された回路基板で、ユニットケース38に収納されて封止される。この主制御基板37は、電源ユニット14からの電力が供給され、遊技に関する動作を制御する。具体的には、操作手段13の操作に基づいて適宜、メダルの払出処理や遊技状況に対応して副制御基板40に各種信号を出力して発音、表示、光源の点灯、点滅等の演出処理を制御する。
【0028】
前記副制御基板40は、複数の電気部品が搭載された回路基板で、主制御基板37により制御されて演出ユニット12に適宜動作、例えば、点灯、点滅あるいは表示、発音等により、遊技状況を告知させる制御する。
【0029】
図2に示されるように、メダル貯留室11Bに収納される遊技媒体搬出入ユニット17は、背面板部23に取り付けられたシュート部41、メダル搬送手段42、メダルタンク43、補給ホッパ44、余剰メダル収容タンク45と、メダル判別手段46とを備える。
【0030】
メダル搬送手段42は、貯留ホッパ42Aと、排出装置42Bと、ガイド部42Cと、前記計数手段42Dとを備える。
【0031】
余剰メダル収容タンク45は、メダルタンク43の排出シュート部43Aおよび貯留分排出口43Bの下方に配置され、上方で前記排出シュート部43Aおよび貯留分排出口43Bから排出されるメダルを確実に収容することができる。
【0032】
メダル判別手段46は、セレクタ部46Aと、搬送ガイド部46Bとを備える。
セレクタ部46Aは、閉塞板29の開閉本体29Aに設けられたメダル投入ガイド部材29Dの下方に位置し、かつメダル受皿47の背面側に位置して肘掛け部26の背面側に取り付けられている。このセレクタ部46Aは、メダル投入ガイド部材29Dのメダル投入孔29Daから投入されるメダルを収得し、遊技用メダルか否が判別される。
そして、セレクタ部46Aは、遊技用メダルを取得した場合、下方に排出するとともにメダルを収得した旨の信号を主制御基板37あるいは遊技状況検出ユニット15に出力する。
【0033】
また、セレクタ部46Aは、遊技用メダル以外の通貨などの異物を収得した場合に、前記異物が該案内シュート(図示しない)を介して返却口47Bよりメダル受皿47に排出される。なお、入賞により得られたメタルXは、ガイド部42Cから排出口47Aを介してメダル受皿47に排出される。
【0034】
図3に示されるように、メダル投入シュート(シュート部材)48はセレクタ部46Aの上部にねじ部材49により取り付けられる。
メダル投入シュート48は、上方が末広がりに開口し、下方に1枚の遊技用メダルを通過可能にする導通路48Aを形成し、下部にセレクタ部46Aに取り付けられる取付部48Bが設けられる。前記取付部48Bには、後述するスペーサ(スペーサ部材)50の外径よりも口径が大である長円の孔48C(図4参照)が設けられる。
図4示されるように、孔48Cは横断面略円筒形のスペーサ(スペーサ部材)50を遊挿し、前記スペーサ50が座金51を介してねじ部材49によりセレクタ部46Aに取り付けられる。この場合、前記スペーサ50の外径は、長円の孔48Cの幅よりも大にするとメダル投入シュート48がスペーサ50から離脱するのを阻止することができる。
よって、メダル投入シュート48は、セレクタ部46Aに対し取付位置が適宜自在に調整される。
なお、スペーサ50と座金51とは分離されているが、前記スペーサ50と座金51とを一体にしてねじ部材49を挿通しても勿論よい。さらに、ねじ部材49と座金51とを一体にしても勿論よい。
【0035】
本発明の実施の形態に係る遊技機10は、基本的には以上のように構成されるものであり、次にその動作ならびに作用効果について説明する。
図示しない遊技媒体貸出装置より貸出しされたメダルX(図3を参照)を遊技機10のメダル投入孔29Daに投入する。投入されたメダルXは、メダル投入シュート48よりセレクタ部46Aに送給され、遊技用のメダルXか否か判断する。セレクタ部46Aが遊技用のメダルX以外の異物と認識した場合には、返却口47Bよりメダル受皿47に返却される。
一方、セレクタ部46Aは、遊技用のメダルであると判断すると、搬送ガイド部46BへメダルXを排出し、メダルXを取得した旨の信号を発する。
【0036】
なお、搬送ガイド部46Bへ搬出されたメダルXは、前記搬送ガイド部46Bを介してメダルタンク43内に投入され、前記メダルタンク43からメダル搬送手段42の貯留ホッパ42Aに落下させて貯留、あるいは前記貯留ホッパ42Aが満杯である場合にはメダルタンク43に貯留される。さらに、メダルタンク43が満杯である場合には、メダルタンク43へ投入されたメダルXは排出シュート部43Aを落下して貯留分排出口43Bより余剰メダル収容タンク45内に投入されて貯留される。
【0037】
そして、セレクタ部46AからメダルXを取得した旨の信号が出力されたことを主制御基板37が認識すると、回路基板29Eに所定の信号が出力され、前記回路基板29Eの所定の表示装置(図示しない)が投入されたメダルXに対応する枚数を加算表示する。さらに、主制御基板37は、リール本体39Dを回転させるための起動スイッチ34Aを操作可能にする。例えば、操作手段13である起動スイッチ34Aに組み込まれた光源を点灯させて、操作可能である旨を告知する。
【0038】
この操作手段13におけるリール本体39Dを回転させるための起動スイッチ34Aが遊技者により操作されると、その操作に対応した信号が主制御基板37から操作手段13に取得され、リール本体39Dの回転を制御する。すなわち、リール本体39Dを構成するモータ(図示しない)を駆動させ、各リール本体39Dを所定の速度で回転させる。この後、主制御基板37は、リール本体39Dの回転を停止させる旨の停止スイッチ34Bを操作可能とする。
遊技者が開閉板29に配設したリール表示窓(図示しない)を介してリール本体39Dが回転したことを認識して停止スイッチ34Bを適宜操作する。この操作に対応した信号を主制御基板37が操作手段13から取得すると、プログラムに基づいて適宜、モータ(図示しない)を停止させリール本体39Dの回転を停止させる。
【0039】
リール本体39Dの回転により、リール部材39Bの回転位置検出手段(図示しない)がリール本体39Dの停止状況を判断し、主制御基板37の停止信号を出力する。この停止信号を主制御基板37が感知し、リール表示窓(図示しない)を介してリール本体39Dの絵柄の組み合わせを判断する。そして、絵柄が所定の組み合わせで表示される状態にリール本体39Dが停止したことを主制御基板37が判断すると、所定枚数のメダルXを払い出す制御をする。すなわち、遊技媒体搬入出ユニット17の排出装置42Bを制御し、所定枚数のメダルXを前記排出装置42Bからガイド部42Cを介して計数手段42Dに排出され、計数される。
メダルXは、計数手段42Dにより所定の枚数を計数するまで排出装置42Bから排出され、ガイド部42Cからメダル排出口47Aを介してメダル受皿47へ排出されて払い出され、1回の遊技が終了する。
【0040】
このように動作する遊技機10において、メダル投入孔29Daに投入されたメダルXがメダル投入シュート48の導通路48Aよりセレクタ部46Aの導通路46Aaに導入される際、前記メダル投入シュート48がメダルXの流れに応じて可動自在に設けされている。
これにより、メダルXがメダル投入孔29Daよりメダル投入シュート48に落下して導通路48Aに導入される際、例えば、送給方向に対して若干傾いて前記メダル投入シュート48に落下しても傾いたメダルX1(図示しない)は、メダル投入シュート48の可動にり傾きが補正されて導通路48Aよりセレクタ部46Aの導通路46Aaに送給される。このように、メダル投入シュート48は、セレクタ部46Aに対し取付位置が適宜自在に調整されることにより、開閉板29に設けられたメダル投入孔29Daとメダル投入シュート48の導通路48Aとのメダル通路のズレを容易に補正することができる。
【0041】
さらに、筐体11に取着されるヒンジ部材、蝶番(図示しない)取付位置のズレの発生により、セレクタ部46Aに対するメダル投入孔29Daのメダル通路が変位しても、常時、メダル投入シュート48が可動状態に保持されているので、メダル投入孔29Daとメダル投入シュート48とのメダル通路の芯合わせを容易に行うことができる。
従って、メダルXは、メダル投入シュート48内で詰まることなく、円滑にセレクタ部46Aに送給される。
【0042】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明は、開閉部材の位置が変位しても前記遊技媒体投入孔に対し前記シュート部材の位置を適宜に調整することができ、遊技媒体投入孔とシュート部材とのメダル通路を整合させることができる。
【0043】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係る遊技機の概略構造図である。
【図2】図1の遊技機内部構造を示す側面図である。
【図3】図1のメダル投入孔とメダル投入シュートおよびセレクタ部の相互関係を示す分解斜視図である。
【図4】図3のメダル投入シュートとセレクタ部との取付状態を示す概略構造図である。
【符号の説明】
10…遊技機
11…筐体
12…演出ユニット
13…操作手段
14…電源ユニット
15…遊技状況検出ユニット
16…回胴ユニット
17…遊技媒体搬出入ユニット
29…開閉板
38…ユニットケース
39…リールユニット
46…メダル判別手段
46A…セレクタ部
46B…搬送ガイド部
48…メダル投入シュート
48A…導通路
48B…取付部
48C…孔
49…ねじ部材
50…スペーサ
51…座金
Claims (2)
- 複数の絵柄を回転表示させる表示手段と、前記複数の絵柄の回転を開始させる起動スイッチおよび該絵柄の回転を各々停止させる停止スイッチを有する操作手段とを本体の前面に備えた遊技機であって、
前記本体に開閉可能に設けられた開閉部材に形成された遊技媒体投入孔と、前記遊技媒体投入孔に対向して前記本体に取り付けられたシュート部材とを備え、
前記遊技媒体投入孔に対向する前記シュート部材の上方を末広がりに開口させるとともに、前記遊技媒体投入孔から投入された遊技媒体の流れに応じて前記シュート部材を可動自在とすべく、前記シュート部材は、前記遊技媒体投入孔の下方のセレクタ部にねじ部材を用いて取り付けられるとともに、当該シュート部材の取付部には、前記ねじ部材により固定されたスペーサ部材の外径よりも口径が大である長円の孔が設けられ、当該長円の孔に前記スペーサ部材を遊挿することにより、前記シュート部材の取付位置を前記セレクタ部に対して調整自在としたことを特徴とする遊技機。 - 請求項1記載の遊技機において、
前記スペーサ部材は、横断面略円筒形状であることを特徴とする遊技機。
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