JP2001266204A - 硬貨受入れ装置および券売機 - Google Patents

硬貨受入れ装置および券売機

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JP2001266204A
JP2001266204A JP2000077879A JP2000077879A JP2001266204A JP 2001266204 A JP2001266204 A JP 2001266204A JP 2000077879 A JP2000077879 A JP 2000077879A JP 2000077879 A JP2000077879 A JP 2000077879A JP 2001266204 A JP2001266204 A JP 2001266204A
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Michio Tsuyuki
道男 露木
Kunio Unno
国雄 海野
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SANKO MUSEN KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 識別装置への硬貨の投入量を調整し、識別装
置に硬貨が詰まってしまうのを防止することができる硬
貨受入れ装置を提供する。 【解決手段】 硬貨受入れ装置3は、複数枚の硬貨が供
給される受皿23と、硬貨を金種別に識別する識別装置
へ前記受皿23に供給された硬貨を搬送するベルトコン
ベヤ21と、識別装置への硬貨の投入量を検知する量確
認センサ16と、量確認センサ16が所定量以上の硬貨
の投入量を検知したとき、前記ベルトコンベヤ21を停
止する制御手段とを備える。量確認センサ16が所定量
以上の硬貨の投入量を検知したとき、ベルトコンベヤ2
1が停止するので、識別装置への硬貨の投入量が所定量
以上になることがなく、識別装置に硬貨が詰まってしま
うのを防止することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、複数の硬貨を自
動的に処理する硬貨処理機、例えば銀行のATM機、券
売機等に用いられる硬貨受入れ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】銀行のATM機あるいは券売機等の硬貨
処理機は、複数の硬貨を自動的に処理するために、硬貨
を金種別に識別する識別装置を備えている。利用者が複
数枚の硬貨を受皿に供給すると、識別装置に硬貨が投入
される。識別装置は、硬貨の重さ、大きさ、材質を識別
し、硬貨を金種別に識別する。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、識別装
置は、複数枚の硬貨を一枚毎に識別するので、硬貨の処
理能力が限られてしまう。このため、大量の硬貨が投入
されると、硬貨が詰まってしまい、識別装置が硬貨を識
別できなくなるという問題があった。
【0004】そこで、本発明は、識別装置への硬貨の投
入量を調整し、識別装置に硬貨が詰まってしまうのを防
止することができる硬貨受入れ装置を提供することを目
的とする。
【0005】また、近年、消費税の導入により一般家庭
に大量の小銭が滞留することが多くなってきている。調
査によると一般家庭で滞留している小銭の額は、平均4
500円にも及ぶ。これを銀行等の金融機関に持ち込ん
で両替することは、金融機関側からは単なるサービス行
為にすぎず、現実的に難しい問題が残る。
【0006】そこで、本発明の他の目的は、一般家庭に
滞留している大量の硬貨を有効に活かすことができる券
売機を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明者は、識別装置への硬貨の投入量に応じて、
搬送手段から識別装置への硬貨の投入量を自動的に低減
した。具体的には、請求項1の発明は、複数枚の硬貨が
供給される受皿と、硬貨を金種別に識別する識別装置へ
前記受皿に供給された硬貨を搬送する搬送手段と、前記
識別装置への硬貨の投入量に応じて前記搬送手段の硬貨
の搬送量を低減する制御手段と、を備える硬貨受入れ装
置により、上述した課題を解決した。
【0008】この発明によれば、搬送手段から識別装置
への硬貨の投入量に応じて搬送手段の硬貨の搬送量を低
減するので、識別装置への硬貨の投入量を識別装置の処
理量を超えないようにすることができ、識別装置に硬貨
が詰まってしまうのを防止することができる。
【0009】また、請求項2の発明は、請求項1に記載
の硬貨受入れ装置において、前記識別装置への硬貨の投
入量を検知する検知手段を設け、前記制御手段は、前記
検知手段が所定量以上の硬貨の投入量を検知したとき、
前記搬送手段を停止することを特徴とする。検知手段
は、識別装置側に取り付けてもよいし、硬貨受入れ装置
側に取り付けてもよい。
【0010】この発明によれば、制御手段は、検知手段
が所定量以上の硬貨の投入量を検知したとき、搬送手段
を停止するので、識別装置への硬貨の投入量が所定量以
上になることがない。このため、確実に識別装置への硬
貨の投入量を識別装置の処理量を超えないようにするこ
とができる。
【0011】請求項3の発明は、請求項1または2に記
載の硬貨受入れ装置において、前記受皿は、前記搬送手
段に向かって下方に傾斜されると共に、前記受皿に供給
された硬貨が前記搬送手段へ移動可能なように加振され
ることを特徴とする。
【0012】この発明によれば、振動フィーダの原理
で、受皿に供給された硬貨を確実に搬送手段へ移動させ
ることができる。また、受皿を加振するので、移動中の
硬貨同士の位置関係も変化し、硬貨同士の干渉によって
硬貨が受皿に詰まってしまうのを防止することができ
る。
【0013】さらに、本発明は、請求項1ないし3いず
れかに記載の硬貨受入れ装置において、前記受皿は、底
面に複数の小孔を有することを特徴とする。
【0014】一般家庭で保管されている小銭には、糸、
埃等のごみがついていることが多い。この発明によれ
ば、受皿が底面に複数の小孔を有するので、硬貨につい
ているごみを小孔から落とすことができる。また、受皿
を加振するとごみが硬貨から取れ易くなり、また、移動
中にごみが複数の孔を通過するので、ごみをより一層小
孔から落とすことができる。さらに、小孔を有すること
で受皿の底面を硬貨が滑り易くなる。
【0015】請求項5の発明は、請求項3または4に記
載の硬貨受入れ装置において、前記受皿は、前記搬送手
段に向かって徐々に硬貨の通路が狭くなるように一対の
壁面を有し、該一対の壁面は、バネの弾性力に抗して狭
められた前記硬貨の通路を僅かに広げるように可動する
ことを特徴とする。
【0016】硬貨が受皿の通路を移動するとき、複数の
硬貨が一対の壁面間に並んでしまい、硬貨が詰まってし
まうブリッジが発生することがある。この発明によれ
ば、一対の壁面が僅かに動くので、硬貨のブリッジを崩
し、硬貨の詰まりを防止することができる。
【0017】さらに、請求項6の発明は、請求項1ない
し5いずれかに記載の硬貨受入れ装置において、前記搬
送手段の硬貨の搬送量を、前記識別装置の処理量以下に
設定することを特徴とする。
【0018】この発明によれば、搬送手段の硬貨の搬送
量を識別装置の処理量以下に設定するので、識別装置へ
の硬貨の投入量が識別装置の処理量を超えることがな
い。
【0019】さらに、請求項7の発明は、請求項1ない
し6いすれかに記載の硬貨受入れ装置において、前記搬
送手段は、所定の長さを有するベルトコンベヤからなる
ことを特徴とする。
【0020】この発明によれば、ベルトコンベヤが階段
の踊り場のような存在になり、受皿に硬貨を供給しただ
けで前記識別装置に硬貨が投入されてしまうのを防止す
ることができる。
【0021】請求項8の発明は、請求項7に記載の硬貨
受入れ装置において、前記受皿を加振する振動機構、お
よび前記ベルトコンベヤを一つのモータで駆動すること
を特徴とする。
【0022】この発明によれば、モータの数を減らすこ
とができ、コストの低減を図ることができる。
【0023】請求項9の発明は、請求項7または8に記
載の硬貨受入れ装置において、前記ベルトコンベヤは、
ベルトが巻かれるプーリが磁石製であることを特徴とす
る。
【0024】家庭に保管されている硬貨には、ピン等の
金属も混入することがある。この発明によれば、ベルト
に搬送される金属が、磁力によって磁石製のプーリに吸
い付けられ、プーリの下側に移動し、硬貨から選別され
る。例えば、プーリの下側に金属を掻き落とす掻き取り
バーを設ければ、金属を識別装置側に流すのを防止する
ことができる。この構成は、識別装置が回転ドラムを用
いている場合、回転するドラムに金属を入れると故障の
原因になるので特に有効である。
【0025】また、請求項10の発明は、複数枚の硬貨
が供給される受皿と、供給された硬貨を金種別に識別す
る識別装置と、前記識別装置からの出力に基づき供給さ
れた硬貨の合計金額を算出する合計金額算出手段と、前
記合計金額の金額データに基づいて払い出すべき金券を
算出する金券算出手段と、前記合計金額の金額データお
よび前記金券の金額データに基づいておつりの金額を算
出するおつり算出手段と、前記金券を払い出す金券払い
出し装置と、前記おつりを払い出すおつり払い出し装置
と、を備える券売機により、上述した課題を解決した。
金券には、商品券やプリペイドカード等を用いることが
できる。
【0026】この発明によれば、利用者が自ら複数枚の
硬貨(1円から500円までの6金種の流通硬貨)を使
って商品券等の金券を購入することができ、一般家庭に
滞留している大量の硬貨を有効に活かすことができる。
【0027】請求項11の発明は、請求項10の発明に
おいて、前記金券算出手段は、前記金券の金額よりも低
い金額の金額データに基づいて払い出すべき金券を算出
することを特徴とする。
【0028】券売機を設置するスーパー、デパート、コ
ンビニ等の店側は、合計金額と等しい金額の商品券を販
売してもよいが、この発明のように、金券の金額よりも
低い金額の金額データに基づいて払い出すべき金券を算
出してもよい。これにより、合計金額よりも高い金額の
商品券を販売することができ、例えば、合計金額480
円で500円の商品券をサービス販売することができ、
客の獲得を期待できる。
【0029】請求項12の発明は、請求項10または1
1に記載の券売機において、前記合計金額が所定額以上
か否かを判断する判断手段と、この判断手段の判断結果
に基づいて警告を発する警告装置を備えることを特徴と
する。警報装置には、ブザーの発生装置、またはランプ
の点灯装置等を用いることができる。
【0030】この発明によれば、合計金額が所定金額未
満の場合、例えば500円の商品券に対して合計金額が
499円であるような場合、利用者に警告を発生するこ
とができる。
【0031】請求項13の発明は、請求項10ないし1
2いずれかに記載の券売機において、供給された硬貨の
合計金額を表示する表示装置と、利用者からの操作によ
って前記識別装置を再起動する入力装置とを設け、前記
合計金額算出手段は、再起動された前記識別装置からの
出力に基づき、前記合計金額と再度供給された硬貨の合
計金額とを合算することを特徴とする。
【0032】大量の硬貨を供給する場合、利用者は、最
初から供給する硬貨の合計金額がいくらになるかはわか
らない。この発明によれば、合計金額算出手段が、再起
動された前記識別装置からの出力に基づき、一端算出さ
れた合計金額と再度供給された硬貨の合計金額を合算す
るので、利用者は、合計金額が所定金額未満の場合にも
再度硬貨を供給し、所定金額にすることができる。例え
ば500円の商品券を販売する場合、合計金額が不足し
て499円であるようなときにも、利用者が再度1円硬
貨を供給して合計金額を500円にすることができる。
【0033】なお、金券以外にも、読み出し、書き込み
可能な携帯型のICカード等の記憶媒体も用いることも
できる。この場合、券売機に読み出し、書き込みを行う
記憶手段を設け、この記憶手段により前記合計金額算出
手段で算出した金額データを記憶媒体に記憶・更新する
ようにしてもよい。このようにすれば、利用者におつり
を払い出す必要がなくなる。
【0034】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施形態の券売
機を添付図面に基づいて説明する。図1は券売機の正面
図、図2は左側面図、図3は右側面図である。
【0035】券売機は、筐体1と、利用者が複数の硬貨
を供給する受皿2を有する硬貨受入れ装置3と、硬貨を
金種別に識別すると共に金種毎の数量を計数する識別装
置4と、プログラムにしたがって、供給された硬貨の合
計金額を算出し、合計金額の金額データに基づいて払い
出すべき商品券の数量を算出し、合計金額の金額データ
および前記商品券の金額データに基づいておつりの金額
を算出し、各装置を制御するCPUユニット5と、合計
金額等を表示する表示装置6と、商品券を払い出すディ
スペンサ7と、おつりを払い出すコインホッパー8a,
8b,8cと、おつりを返却する返却口9と、供給され
た硬貨を蓄えるスタッカー11a,11bと、供給され
た硬貨の金種別の入金枚数、合計金額、払い出した商品
券の枚数、つり銭を印刷し、利用者に発行するプリンタ
10を備えている。
【0036】図4は、この券売機の制御系のブロック図
を示す。前記CPUユニット5内に配設されたCPUボ
ード13には、プログラムに基づく各種の制御や判断を
実行する中央処理回路(CPU)、プログラム等のデー
タが格納されているROM、各種のデータを記憶するR
AM等が設けられる。CPUは、ROMに格納されたプ
ログラムにそって各装置を制御し、各種のデータをRA
Mに記憶する。また、CPUには、入出力(I/O)ボ
ード14を介して、硬貨受入れ装置3、識別装置4、表
示装置6、ディスペンサ7、コインホッパー11a,1
1b,11c、プリンタ10の各装置が接続されてい
る。電源系は、AC100Vからノイズフィルタ15を
介して、24V電源と5V電源とを備える。24V電源
は、コインホッパー11a,11b,11cや硬貨受入
れ装置3のモータの電源として用いられ、5V電源は、
各種制御系の電源として用いられる。識別装置4には、
後述する量確認センサ16(図1参照)が設けられる。
それぞれのスタッカー11a,11bにも満タンを検出
する満タンセンサが設けられる。これらのセンサの出力
は、I/Oボードを介してCPUに伝えられる。また、
キーボード20は、各種の入力、例えば、商品券のナン
バー、コインホッパー8a,8b,8cヘの補充金額、
店名、日付け、店の電話番号等の入力に用いられ、さら
には1日の売上の締め、コインホッパー8a,8b,8
cの強制払い出し等にも使用する。
【0037】券売機の処理概要を図5に示すフローチャ
ートを参照して説明する。電源を投入すると(S1)、
CPUは、ディスペンサ7の初期化、コインホッパー8
a,8b,8cの初期化を行う(S2)。そして、初期
異常があるか否かを判断して(S3)、ある場合は、表
示装置6に異常表示する(S4)。異常が復帰されたら
再びステップS2に戻り、ディスペンサ7の初期化、コ
インホッパー8a,8b,8cの初期化を行う。一方、
初期異常がない場合は、表示装置6にREADY表示が
行われる(S5)。そして、利用者による硬貨の投入を
待つ(S6)。利用者が硬貨を供給して販売スイッチ1
7(図4参照)を押すとプログラムにしたがって各装置
が作動する。すなわち、利用者が販売スイッチ17を押
すと、硬貨受入れ装置3および識別装置4が起動する
(S7)。硬貨受入れ装置3は、ごみを取りながら硬貨
を識別装置4に搬送する。識別装置4は、硬貨を金種別
に識別し、金種別の数量を計数し、CPUに出力する。
また識別装置4は、硬貨を1円硬貨とそれ以外とに分別
する。CPUは、識別装置4からの出力に基づき、供給
された金額の合計金額を算出し、表示装置6にこの合計
金額を表示する(S8)。CPUは、全識別が完了した
か否かを判断し(S9)、完了した場合には、硬貨受入
れ装置3および識別装置4を停止する(S10)。
【0038】次に、CPUは、合計金額が所定額、具体
的には商品券の金額以上か否かを判断する(S11)。
合計金額が商品券の金額未満の場合は、表示装置6に投
入金不足が表示されてブザー18で警告され(図4参
照)、また、不足ランプ19(図4参照)が点灯される
(S12)。利用者が再度硬貨を投入し、再度販売スイ
ッチ17を押すと(S13)、再びステップS7〜ステ
ップS11の処理が実行され、識別装置4が再起動す
る。このとき、CPUは、一旦算出した合計金額と再度
供給された硬貨の合計金額とを合算する。利用者が一定
の時間、例えば10秒間何もしないと(S14)、投入
金額が返却され(S15)、ステップS5に戻る。とこ
ろで、投入金額が商品券の金額未満の場合、供給された
硬貨をそのまま返却してもよいが、後述するおつりを算
出する工程を経て、より金額の大きな硬貨に両替して返
却してもよい。すなわち、投入金額が商品券の金額未満
の場合は、券売機が両替機として使われても良い。
【0039】合計金額が商品券の金額以上の場合、CP
Uは、前記合計金額の金額データに基づいて払い出すべ
き商品券の枚数を決定し、前記合計金額の金額データお
よび前記商品券の金額データに基づいておつりの金額を
算出する。ディスペンサ7には、一定の金額例えば50
0円の商品券が大量に収納されている。CPUは、例え
ば、合計金額が1600円のときは、500円の商品券
が3枚とおつりが100円というように商品券の枚数と
おつりを算出する。また、一般には商品券の金額と等し
い金額の金額データに基づいて商品券の枚数が算出され
るが、商品券の金額よりも低い金額の金額データに基づ
いて払い出すべき商品券の枚数を算出し、合計金額より
も高い金額の商品券を販売してもよい。例えば、合計金
額480円で500円の商品券をサービス販売するよう
にしてもよい。なお、ディスペンサ7を複数台設置する
ことによって、複数の金額の商品券、例えば500円の
商品券や1000円の商品券を払い出すようにすること
もできる。また、商品券だけでなく、プリペイドカード
を組合わせて払い出すことも可能である。
【0040】次に、CPUからの指示によりディスペン
サ7から商品券が払い出され、コインホッパー8a,8
b,8cからおつりが払い出される(S16)。次に、
コインホッパー残金および商品券残り枚数がチェック
(S17,S18)され、不足しているときは、それぞ
れ表示装置6にて残金不足表示および商品券不足表示が
行われ(S19,S20)、再びステップS5に戻る。
【0041】本発明と上記実施形態との対応において、
本発明の合計金額算出手段、金券算出手段、おつり算出
手段、判断手段は、実施形態のCPUに対応し、金券払
い出し装置はディスペンサ7に対応し、おつり払い出し
装置はコインホッパー8a,8b,8cに対応し、警告
装置はブザー18、不足ランプ19に対応し、入力装置
は販売スイッチ17に対応するが、本発明は上述の実施
形態の構成のみに限定されるものではない。
【0042】券売機の各部の構成について詳細する。図
6および図7は、硬貨が供給される受皿を有する硬貨受
入れ装置3を示す。図6は平面図、図7は側面図を示
す。硬貨受入れ装置3は、供給された大量の硬貨を識別
装置4に送り込む装置で、硬貨を送りこみながら硬貨と
共に混入している異物を除去する。また、この硬貨受入
れ装置3は、組み込まれた搬送手段の搬送量を操作し
て、識別装置4への硬貨の送り込み量を制御する。具体
的には、硬貨受入れ装置3は、本体フレーム22と、複
数枚の硬貨が供給される受皿23と、硬貨を金種別に識
別する識別装置4へ受皿23に供給された硬貨を搬送す
る搬送手段としてのベルトコンベヤ21と、識別装置4
への硬貨の投入量を検知する検知手段としての量確認セ
ンサ16(図1参照)と、識別装置4への硬貨の投入量
に応じてベルトコンベヤ21の硬貨の搬送量を低減する
制御手段としてのCPUとを備える。CPUは、上述し
たCPUボード13に取り付けられ、識別装置4へ投入
される硬貨の量が識別装置の処理量を超えないように、
量確認センサ16が所定量以上の硬貨の投入量を検知し
たとき、ベルトコンベヤ21を停止する。また、量確認
センサ16が所定量以上の硬貨の投入量を検知しなくな
ると、再び硬貨受入れ装置3のベルトコンベヤ21が起
動される。なお、この実施形態では、制御手段として券
売機全体を制御するCPUを用いているが、硬貨受入れ
装置側に設けた別個のCPUを用いてもよく、また、制
御手段を論理回路で構成してもよい。また、この実施形
態では、量確認センサ16を識別装置4の硬貨受皿4a
に取り付けたが(図1参照)、後述する硬貨受入れ装置
3側の硬貨排出シュート24に設けてもよい。
【0043】本体フレーム22は略枠形状で、その内部
には、受皿23、ベルトコンベヤ21が配置される。こ
の本体フレーム22は、ネジ等によって券売機本体上面
に固定される。本体フレーム22の受皿23の下方に
は、ごみ排出シュート25が設けられ、ベルトコンベヤ
21の排出端の下方には硬貨排出シュート24が設けら
れる。
【0044】受皿23は、箱形状で、硬貨が載せられる
底面23aと、硬貨の移動を案内する一対の側面23b
と、背面23cとを有する。受皿23のベルトコンベヤ
側の端部は、支持軸26に回動可能に支持される。ま
た、受皿23は受皿を加振する回転カム27によって支
持される。すなわち、受皿23は、支持軸26および回
転カム27によって4点支持され、ベルトコンベヤ21
に向かって下方に傾斜している。支持軸26は、本体フ
レーム22に回転可能に取り付けられ、その両端には中
間プーリ28が設けられる。回転カム27は、本体フレ
ーム22に取り付けたレバー29に回転可能に支持され
る。レバー29は、本体フレーム22に設けた円弧状の
長孔35によって、本体フレーム22に対して傾斜角度
を変更できるようになっている。レバー29の傾斜角度
を変更することにより、受皿23の傾斜角度も変更す
る。中間プーリ28と回転カム27との間にはベルト3
0が掛け渡され、中間プーリ28の回転が回転カム27
に伝動されるようになっている。この中間プーリ28
は、モータ31によって駆動される。中間プーリ28を
モータ31によって回転駆動できるように、中間プーリ
28、後述するベルトコンベヤ21の原動プーリ32、
およびモータ31の出力軸34の間にもベルト33が掛
け渡される。
【0045】受皿23の底面23aには、1円玉の径よ
りも小さい直径9〜10mm程度の小孔36が複数設け
られる。この小孔36は、硬貨が受皿23の底面23a
を滑り落ち易くするのと同時に、硬貨に付着したごみを
落す役目を果たしている。硬貨に付着したごみは、この
小孔36から落ち、ごみ排出シュート25を経由して本
体フレーム22下部に設けたごみトレー37(図1参
照)に溜まる。ごみトレー37にごみが溜まったら、本
体フレーム22からごみトレー37が引き出され、溜ま
ったごみが排出される。なお、図6では底面23aの部
分的に小孔36を示しているが、小孔36は底面23a
の全体にわたって設けられている。また、小孔36の大
きさは上記の役目を果たす限りにおいて、上記の直径寸
法には限定されない。
【0046】図6に示したように、受皿23のベルトコ
ンベヤ21側には、ベルトコンベヤ21に向かって徐々
に硬貨の通路38が狭くなるように一対の壁面39a,
39bが設けられる。この一対の壁面39a,39bの
基端43は、側面23b,23bに回動可能に取り付け
られる。そして、一対の壁面39a,39b間にはコイ
ルバネ40が架け渡される。壁面39a,39bは、コ
イルバネ40の弾性力に抗して、狭められた硬貨の通路
38を僅かに広げるように回動する。
【0047】利用者が大量の硬貨を受皿23に供給し、
販売スイッチ17を押すと、モータ31が起動し、モー
タ31の駆動力が中間プーリ28を介して回転カム27
に伝達される。回転カム27の外周にはカム曲線が形成
されているので、回転カム27の回転によって受皿23
が支持軸26を中心として、時計方向、反時計方向に交
互に微少量回動する。この受皿23の振動によって、振
動フィーダの原理で受皿23上に供給された硬貨がベル
トコンベヤ21側に移動する。また、受皿23は加振さ
れるので、移動中の硬貨同士の位置関係も変化し、硬貨
同士の干渉によって硬貨が受皿23に詰まってしまうの
が防止される。また、壁面39a,39bは、バネ力に
抗して僅かに動き、硬貨のブリッジを崩すので、硬貨の
詰まりがより防止される。
【0048】ベルトコンベヤ21は、受皿23から投入
された硬貨を搬送し、硬貨排出シュート24へ落下させ
る。ベルトコンベヤ21は、原動プーリ32と従動プー
リ41との間に搬送ベルト42を掛け渡した周知の機構
からなる。ベルトコンベヤ21は、受皿23に供給され
た硬貨がそのまま硬貨排出シュート24から排出される
のを防止するように所定の長さを有する。上述したよう
に、原動プーリ32とモータ31の出力軸34との間に
も原動プーリ32を駆動するためのベルト33が掛け渡
されている。すなわち、モータ31は、一つでベルトコ
ンベヤ21および受皿23を加振する回転カム27の両
方を駆動する。このため、ベルトコンベヤ21および回
転カム27は同時に駆動し、同時に停止する。また、図
示しないが、搬送ベルト42が巻かれる原動プーリ32
を磁石にし、原動プーリ32の下側に原動プーリ32に
吸い付けられた金属を掻き落とす掻き取りバーを設け、
掻き落とされた金属をごみ排出シュート25から排出し
てもよい。このようにすれば、硬貨に混入された金属が
識別装置4に流れ込むのを防止できる。ベルトコンベヤ
21の搬送速度は、識別装置4の硬貨の搬送速度以下に
設定される。厳密には、ベルト幅、硬貨の搬送高さ等を
考慮してベルトコンベヤ21の搬送量が識別装置の処理
量以下になるようにベルトコンベヤ21の搬送速度を決
定する。
【0049】ベルトコンベヤ21から搬送された硬貨
は、識別装置4に投入される。図8は、識別装置4を示
す。この識別装置4は、識別装置用受皿4aと、投入さ
れた硬貨を搬送する搬送部46と、硬貨を金種別に識別
する識別部47と、硬貨を金種別に分別する分別部48
とを備える周知の構成からなる。識別装置用受皿4aに
は、上述の量確認センサ16が取り付けられる。この量
確認センサ16には、例えば透過式の光電センサ等を用
いることができる。そして、上述のように量確認センサ
16が所定量以上の硬貨の投入量を検知したとき、硬貨
受入れ装置3のベルトコンベヤ21が停止される。搬送
部46は、ベルトコンベヤから構成される周知の機構か
らなる。識別部47は、1,5,10,50,100,
500円の6金種の硬貨を識別し、それぞれの金種別の
数量を計数してCPUへ出力する。分別部48は、2つ
のリジェクトレバー49a,49bを有し、硬貨を3種
類、例えば1円硬貨と、その他の硬貨と、硬貨以外の異
物とに分別する。そして、1円硬貨だと識別した場合、
2つのリジェクトレバー49a,49bをソレノイド等
で上げ、1円硬貨を搬送部46の終端まで搬送し、第1
の排出位置から排出する。1円硬貨以外の硬貨だと識
別した場合、リジェクトレバー49aを上げ、リジェク
トレバー49bを下げ、硬貨を第2の排出位置から排
出する。偽硬貨等、硬貨以外の異物だと識別した場合、
リジェクトレバー49aを下げ、硬貨を異物排出位置
から排出する。この実施形態では、1円硬貨が大量に供
給されることを想定してこのように硬貨を分類したが、
硬貨の分類の仕方は、供給される硬貨に応じて適宜決定
される。図1に示すように、第1の排出位置から排出
された1円硬貨は、シュート50を経由して1円スタッ
カー11aに貯えられる。また、第2の排出位置から
排出された1円以外の5金種の硬貨は、シュート51を
経由して5金種混合スタッカー11bに貯えられる。ま
た、異物排出位置から排出された異物は、シュート5
2を経由して返却口9に返却される。なお、上記識別装
置4に1金種又は2金種以上を正硬貨として受け付け
ず、これを偽硬貨もしくは異物として返却する機能を持
たせることもできる。例えば、最近のように500円の
偽造硬貨が大量に出回っているような場合に、キーボー
ド入力などによって500円硬貨を受け付けないように
設定し、投入された500円硬貨が正硬貨であってもこ
れを全て返却させることができる。また、500円や1
00円などの高額硬貨が異常に多くカウントされたよう
な場合には、機械を止めてアラーム音などを発生させる
ような機能も持たせることができる。
【0050】商品券を払い出すディスペンサ7は、図1
ないし図3に示したように、CPUからの支持に応じて
所定枚数の商品券を払い出す周知の金券払い出し装置で
ある。ディスペンサ7には、例えば500円の商品券が
数百枚収納されている。商品券は、商品券出口53に払
い出される(図3参照)。ディスペンサ7内の商品券の
枚数が数十枚に減ると商品券不足信号がCPUに出力さ
れる。
【0051】おつりを払い出すコインホッパー8a,8
b,8cは、つり銭の払い出し用として、1円、10
円、100円の3種類のコインホッパー8a,8b,8
cを供える。各コインホッパー8a,8b,8cは、C
PUからの指示により回転して必要な枚数の硬貨を払い
出す周知の回転式コインホッパーである。各コインホッ
パー8a,8b,8cは、600枚〜800枚の硬貨を
収納する。なお、各コインホッパー8a,8b,8cへ
の硬貨のセッティング枚数を記録することにより、払出
枚数、残量、および払出し枚数不足を事前に把握するこ
とが可能になる。
【0052】プリンタ10には、CPUからの印刷デー
タを印刷する周知の感熱式プリンタが用いられる。この
プリンタ10は、取引ごとに領収書を印刷し、プリンタ
受け口54から領収書を発行する。この領収書には、供
給された硬貨の金種毎の数量、総額、払い出し商品券の
枚数、お釣りの額が記載される。また、プリンタ10
は、締め(集計)をすることにより、以下の情報を印刷
する。入金:金種毎の枚数と合計額(6金種)、コ
インホッパー補給額:金種毎の枚数と合計額(3金種)
コインホッパー残量:金種毎の残枚数と合計残額、
出金:金種毎の出金枚数と出金総額、販売商品券:販
売枚数、残り枚数、販売商品券番号、残り商品券番号、
商品券販売機の稼動回数。
【0053】表示装置6は、周知のLED表示装置、C
RT、液晶等から構成され、CPUから指示される表示
データを表示する。この表示装置6には、入金額、つり
銭金額の金額データ、券売機の使用の可/不可、エラー
表示が表示される。また、表示装置6は、キーボードの
入力時には、モニターとして使用され、例えばコインホ
ッパー8a,8b,8cへの入力金額が表示されるよう
になっている。
【0054】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
硬貨受入れ装置が、複数枚の貨が供給される受皿と、硬
貨を金種別に識別する識別装置へ前記受皿に供給された
硬貨を搬送する搬送手段と、前記識別装置への硬貨の投
入量に応じて前記搬送手段の硬貨の搬送量を低減する制
御手段とを備えるので、識別装置へ投入される硬貨の量
が識別装置の処理量を超えないように、識別装置への硬
貨の投入量を自動的に制御することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態における券売機を示す正面
図である。
【図2】上記券売機を示す左側面図である。
【図3】上記券売機を示す右側面図である。
【図4】上記券売機のブロック図である。
【図5】上記券売機の処理フローチャートである。
【図6】硬貨受入れ装置を示す平面図である。
【図7】上記図6の断面図である。
【図8】識別装置を示す平面図である。
【符号の説明】
2 受皿 3 硬貨受入れ装置 4 識別装置 6 表示装置 7 ディスペンサ(金券払い出し装置) 8a,8b,8c コインホッパー(おつり払い出し装
置) 16 量確認センサ(検出手段) 17 販売スイッチ(入力装置) 18 ブザー(警報装置) 19 不足ランプ(警報装置) 21 ベルトコンベヤ(搬送手段) 23 受皿 23a 底面 27 回転カム(振動機構) 31 モータ 32 原動プーリ(プーリ) 36 小孔 38 硬貨の通路 40 バネ 39a,39b 壁面
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成12年3月28日(2000.3.2
8)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0032
【補正方法】変更
【補正内容】
【0032】大量の硬貨を供給する場合、利用者は、最
初から供給する硬貨の合計金額がいくらになるかはわか
らない。この発明によれば、合計金額算出手段が、再起
動された前記識別装置からの出力に基づき、一旦算出さ
れた合計金額と再度供給された硬貨の合計金額を合算す
るので、利用者は、合計金額が所定金額未満の場合にも
再度硬貨を供給し、所定金額にすることができる。例え
ば500円の商品券を販売する場合、合計金額が不足し
て499円であるようなときにも、利用者が再度1円硬
貨を供給して合計金額を500円にすることができる。
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0050
【補正方法】変更
【補正内容】
【0050】商品券を払い出すディスペンサ7は、図1
ないし図3に示したように、CPUからの指示に応じて
所定枚数の商品券を払い出す周知の金券払い出し装置で
ある。ディスペンサ7には、例えば500円の商品券が
数百枚収納されている。商品券は、商品券出口53に払
い出される(図3参照)。ディスペンサ7内の商品券の
枚数が数十枚に減ると商品券不足信号がCPUに出力さ
れる。

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数枚の硬貨が供給される受皿と、硬貨
    を金種別に識別する識別装置へ前記受皿に供給された硬
    貨を搬送する搬送手段と、前記識別装置への硬貨の投入
    量に応じて前記搬送手段の硬貨の搬送量を低減する制御
    手段と、を備えることを特徴とする硬貨受入れ装置。
  2. 【請求項2】 前記識別装置への硬貨の投入量を検知す
    る検知手段を設け、 前記制御手段は、前記検知手段が所定量以上の硬貨の投
    入量を検知したとき、前記搬送手段を停止することを特
    徴とする請求項1に記載の硬貨受入れ装置。
  3. 【請求項3】 前記受皿は、前記搬送手段に向かって下
    方に傾斜されると共に前記受皿に供給された硬貨が前記
    搬送手段へ移動可能なように加振されることを特徴とす
    る請求項1または2に記載の硬貨受入れ装置。
  4. 【請求項4】 前記受皿は、底面に複数の小孔を有する
    ことを特徴とする請求項1ないし3いずれかに記載の硬
    貨受入れ装置。
  5. 【請求項5】 前記受皿は、前記搬送手段に向かって徐
    々に硬貨の通路が狭くなるように一対の壁面を有し、 該一対の壁面は、バネの弾性力に抗して狭められた前記
    硬貨の通路を僅かに広げるように、可動することを特徴
    とする請求項3または4に記載の硬貨受入れ装置。
  6. 【請求項6】 前記搬送手段の硬貨の搬送量を、前記識
    別装置の硬貨の処理量以下に設定することを特徴とする
    請求項1ないし5いずれかに記載の硬貨受入れ装置。
  7. 【請求項7】 前記搬送手段は、所定の長さを有するベ
    ルトコンベヤからなることを特徴とする請求項1ないし
    6いすれかに記載の硬貨受入れ装置。
  8. 【請求項8】 前記受皿を加振する振動機構、および前
    記ベルトコンベヤを一つのモータで駆動することを特徴
    とする請求項7に記載の硬貨受入れ装置。
  9. 【請求項9】 前記ベルトコンベヤは、ベルトが巻かれ
    るプーリが磁石製であることを特徴とする請求項7また
    は8に記載の硬貨受入れ装置。
  10. 【請求項10】 複数枚の硬貨が供給される受皿と、供
    給された硬貨を金種別に識別する識別装置と、前記識別
    装置からの出力に基づき供給された硬貨の合計金額を算
    出する合計金額算出手段と、前記合計金額の金額データ
    に基づいて払い出すべき金券を算出する金券算出手段
    と、前記合計金額の金額データおよび前記金券の金額デ
    ータに基づいておつりの金額を算出するおつり算出手段
    と、前記金券を払い出す金券払い出し装置と、前記おつ
    りを払い出すおつり払い出し装置と、を備える券売機。
  11. 【請求項11】 前記金券算出手段は、前記金券の金額
    よりも低い金額の金額データに基づいて払い出すべき金
    券を算出することを特徴とする請求項10に記載の券売
    機。
  12. 【請求項12】 前記合計金額が所定額以上か否かを判
    断する判断手段と、この判断手段の判断結果に基づいて
    警告を発する警告装置を備えることを特徴とする請求項
    10または11に記載の券売機。
  13. 【請求項13】 供給された硬貨の合計金額を表示する
    表示装置と、利用者からの操作によって前記識別装置を
    再起動する入力装置とを設け、 前記合計金額算出手段は、再起動された前記識別装置か
    らの出力に基づき、前記合計金額と再度供給された硬貨
    の合計金額とを合算することを特徴とする請求項10な
    いし12いずれかに記載の券売機。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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