JPH11175844A - 精米自動販売機 - Google Patents

精米自動販売機

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Publication number
JPH11175844A
JPH11175844A JP33618997A JP33618997A JPH11175844A JP H11175844 A JPH11175844 A JP H11175844A JP 33618997 A JP33618997 A JP 33618997A JP 33618997 A JP33618997 A JP 33618997A JP H11175844 A JPH11175844 A JP H11175844A
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JP
Japan
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brown rice
rice
brown
tank
milling
Prior art date
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Pending
Application number
JP33618997A
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English (en)
Inventor
Yuichiro Ueno
▲祐▼一郎 上野
Mutsumi Sunahata
睦巳 砂畠
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Kubota Corp
Original Assignee
Kubota Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 精米自動販売機において、支払い金額(投入
金額)に応じた量の米を販売できるよう考慮する。 【解決手段】 玄米を貯留する玄米タンク18と、所要
量の玄米を玄米タンク18から計量する玄米計量手段1
9と、玄米を精白する精米装置21とを備え、米の代金
が支払われ、運転ボタン5が押されることによって玄米
タンク18内の玄米を計量し、精米装置21によって精
白して排出するようにした精米自動販売機において、支
払われた金額と、玄米の単価とから玄米の計量値を演算
する玄米計量値演算手段を備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、お金等を投入して
運転ボタンを押すことにより、玄米が計量され、精白さ
れて排出されるようにした精米自動販売機に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】従来、一定金額のお金を投入して運転ボ
タンを押すと、一定重量の玄米が玄米タンクから計量さ
れて、精米装置によって精白されて排出されるようにし
た精米機がある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】前記従来のものにあっ
ては、一定金額の販売価格によって一定重量の玄米を白
米にして販売するものであり、決められた販売価格又は
重量でしか米を販売・購入することができず、支払い金
額、玄米の重量値、玄米単価等といった条件の変更に応
じた米の販売ということができなかった。
【0004】具体的には、一定額の販売価格以外の金額
では販売(購入)するということができなく(換言する
と、一定量の販売重量よりも多め、又は、少なめの重量
のお米を購入することができなく、所望の重量のお米を
購入することができない)。また、米の販売量が定めら
れた精米自動販売機において、玄米単価に応じた販売価
格により米を販売するということもできなく、さらに、
玄米の設定計量値に応じた販売価格により米を販売する
ということもできなく、さらに、また、米の販売価格が
定められた精米自動販売機において、玄米単価に応じた
玄米の計量値により米を販売するということもできなか
った。
【0005】そこで、本発明は、前記問題を解消した精
米自動販売機を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明が前記目的を達成
するために講じた技術的手段は、玄米を貯留する玄米タ
ンク18と、所要量の玄米を玄米タンク18から計量す
る玄米計量手段19と、玄米を精白する精米装置21と
を備え、米の代金が支払われ、運転ボタン5が押される
ことによって玄米タンク18内の玄米を計量し、精米装
置21によって精白して排出するようにした精米自動販
売機において、支払われた金額と、玄米の単価とから玄
米の計量値を演算する玄米計量値演算手段130を備え
たことを特徴とする。
【0007】また、前記構成に加えて、玄米の単価の設
定をする玄米単価設定手段128を備えたことも特徴と
する。また、玄米を貯留する玄米タンク18と、所要量
の玄米を玄米タンク18から計量する玄米計量手段19
と、玄米を精白する精米装置21とを備え、米の代金が
支払われ、運転ボタン5が押されることによって玄米タ
ンク18内の玄米を計量し、精米装置21によって精白
して排出するようにした精米自動販売機において、玄米
の単価を設定する玄米単価設定手段134を備え、この
玄米単価設定手段134により設定された玄米単価と、
予め定められた玄米の計量値とから販売価格を演算する
販売価格演算手段135を備えたことも特徴とする。
【0008】また、玄米を貯留する玄米タンク18と、
所要量の玄米を玄米タンク18から計量する玄米計量手
段19と、玄米を精白する精米装置21とを備え、米の
代金が支払われ、運転ボタン5が押されることによって
玄米タンク18内の玄米を計量し、精米装置21によっ
て精白して排出するようにした精米自動販売機におい
て、玄米の計量値を設定する玄米計量値設定手段136
を備え、この玄米計量値設定手段136により設定され
た玄米の計量値と、予め定められた玄米単価とから販売
価格を演算する販売価格演算手段137を備えたことも
特徴とする。
【0009】また、玄米を貯留する玄米タンク18と、
所要量の玄米を玄米タンク18から計量する玄米計量手
段19と、玄米を精白する精米装置21とを備え、米の
代金が支払われ、運転ボタン5が押されることによって
玄米タンク18内の玄米を計量し、精米装置21によっ
て精白して排出するようにした精米自動販売機におい
て、玄米の単価を設定する玄米単価設定手段141を備
え、この玄米単価設定手段141により設定された玄米
単価と、予め定められた販売価格とから玄米の計量値を
演算する玄米計量値演算手段142を備えたことも特徴
とする。
【0010】また、玄米計量値演算手段により演算され
た玄米の計量値を外部から視認可能な表示部143に表
示するようにしたことも特徴とする。また、販売価格演
算手段によって演算された販売価格を外部から視認可能
な表示部143に表示するようにしたことも特徴とす
る。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。図1〜図5において、1は、精米
機2をケース3内に収納してなる精米自動販売機であ
り、ケース3の前面にコイン投入口(及び紙幣投入口)
4と運転ボタン5とが設けられていて、コイン(又は紙
幣)を投入して米の代金を支払い、運転ボタン5を押す
ことによって、内部に収納した玄米を計量して精白し、
白米として排出するものである。
【0012】なお、白米を購入するのに、プリペイドカ
ード等によって代金を支払って購入できるようにしても
よい。ケース3は、上面パネル6、下面パネル7、左右
一対の側面パネル8、前面扉9及び背面パネル10とか
ら箱形に形成されており、高さ及び奥行き(前後幅)
は、市販の清涼飲料水等の自動販売機と略同程度の寸法
に形成される。
【0013】前面扉9は右端側が上面パネル6、下面パ
ネル7等に支軸11等を介して上下方向の軸心廻りに回
動自在に枢着されており、この前面扉9によってケース
3の略前面全域が開放可能とされている。前面扉9の下
部右側には、右側が上下方向の軸心廻りに回動自在に枢
支された扉12によって開閉自在に閉塞される白米取出
し口13が設けられている。また、前面扉9の下部左側
には、左側が上下方向の軸心廻りに回動自在に枢着され
た扉14によって開閉自在に閉塞される白米収納袋取出
し口15が設けられ、前記扉14の内側には、白米収納
袋16を掛けるための掛止バー17が設けられている。
【0014】精米機2は、玄米を貯留する玄米タンク1
8と、一定重量の玄米を計量する玄米計量手段19と、
玄米タンク18から排出されて玄米計量手段19によっ
て計量される玄米を停留させる計量ホッパ20と、玄米
を精白する精米装置21と、この精米装置21の上方に
配置された精米機上ホッパ22と、計量ホッパ20から
精米機上ホッパ22へと玄米を搬送する昇降機(玄米搬
送装置)23と、精米装置21から糠を抜いて収容する
糠収容装置24と、精米装置21によって精米された米
(白米)を貯留する白米ホッパ25とから主構成されて
いる。
【0015】玄米タンク18は、前上部に前後揺動自在
な開閉蓋26によって開閉自在に閉塞された玄米投入口
27が設けられ、下端側に下方開放状とされた玄米排出
口28が形成され、この玄米排出口28は供給ゲート2
9によって開閉自在に閉塞され、この供給ゲート29は
供給ソレノイド30によって水平方向にスライド移動さ
れ、これによって玄米排出口28が開閉されるように構
成されている。
【0016】計量ホッパ20は、玄米タンク18の玄米
排出口28の下方に配置され、玄米タンク18の下端側
に設けられたガイド筒31を介して玄米タンク18から
計量ホッパ20内に玄米が供給される。また、計量ホッ
パ20の下端側には下方開放状とされた玄米排出口32
が設けられ、この玄米排出口32は排出ゲート33によ
って開閉自在に閉塞され、この排出ゲート33は排出ソ
レノイド34によって上下に揺動され、これによって玄
米排出口32が開閉されるように構成されている。
【0017】玄米計量手段19はロードセルによって構
成され、計量ホッパ20とケース下面パネル7との間に
設けられ、この玄米計量手段19によって計量ホッパ2
0内の玄米の重量を検出することにより、定量の玄米を
計量するように構成されている。精米装置21は、ケー
ス3内の右側の前後及び上下の中途部に配置されてお
り、玄米を精白する搗精部35と、精米装置21の上方
に配置された精米機上ホッパ22から搗精部35へと玄
米を送る横送り機構36及び縦送り機構37と、白米を
排出する排出部38と、搗精部35内の搗精ロールを駆
動するモータ39と、モータ39と搗精部35内の搗精
ロールとを連動連結するベルト巻掛伝動機構からなる伝
動機構40とから主構成されている。
【0018】昇降機23は、玄米タンク18と精米装置
21との間の、前後方向中途部に上下方向に配置されて
いる。また、この昇降機23は、ケーシング内に多数の
バケットを取り付けたチェーンを上下のスプロケットに
掛装してなり、モータによって駆動されるバケットエレ
ベータ(又はスクリュコンベア、スローワ、玄米を気流
に浮遊させて運搬するニューマチックコンベア等、玄米
を搬送できるものであればよい)から構成され、下端側
の左側面に、計量ホッパ20の下方に位置して計量ホッ
パ20からの玄米を昇降機23内下部に取り入れる供給
部41が形成され、上端側の右側面に、精米機上ホッパ
22の上方に位置して精米機上ホッパ22へと玄米を排
出する排出部42が設けられており、この昇降機23に
より計量ホッパ20から精米機上ホッパ22へと玄米が
搬送される。
【0019】精米機上ホッパ22は、計量ホッパ20と
同容量の玄米を収容可能であり、この精米機上ホッパ2
2には、該ホッパ22内の玄米の有無を検出するレベル
センサ(静電容量形近接スイッチ)等からなる玄米検出
センサ43が設けられている。前記精米装置21の排出
部38の下方側には、排出された白米を白米ホッパ25
へと案内するシュート44が配置されている。
【0020】白米ホッパ25は精米装置21の前下方
の、白米取出し口13に対応する位置に配置され、前面
扉9の内側に取付固定されていて、前面扉9と一緒に移
動する。この白米ホッパ25の下端側には白米排出口が
設けられ、この白米排出口はゲートによって開閉自在に
閉塞されている。前記糠収容装置24は、糠を収容する
糠収容体61と、搗精部35から糠を吸引すると共に該
糠を糠収容体61へと圧送するブロワからなる糠ファン
62とから主構成されている。
【0021】前記玄米タンク18の上方には精米機2の
運転動作の制御を行う制御装置127が配置されてお
り、ケース3の前面扉9の前面には表示部143が設け
られている。次に、前記構成の精米自動販売機1を前提
として、第1〜4の実施の形態を説明する。
【0022】第1の実施の形態は、米の販売価格及び玄
米の計量値が定められておらず、支払い金額(投入金
額)に応じた量の米を販売(購入)できるように考慮し
た方式のものであり、図6に示すように、制御装置12
7には、玄米の単価を設定する玄米単価設定手段128
と、投入されて支払われた金額を認識する支払い金額認
識手段129と、支払い金額に応じて玄米の計量値を演
算する玄米計量値量演算手段130とが設けられてい
る。
【0023】また、制御装置127には、玄米の単価の
設定操作を行う単価設定操作部が設けられ、この単価設
定操作部には、図7に示すように、複数(図例では3
つ)の設定ボタン131〜133が設けられ、この設定
ボタン131〜133は玄米タンク18に投入される玄
米の銘柄に対応したボタンが選択的に押され、これによ
って、玄米タンク18内に収容される銘柄に応じた単価
が玄米単価設定手段128に設定記録される。
【0024】なお、単価設定操作部にキーボードを設
け、直接、玄米の単価を入力することによって、玄米タ
ンク18に投入される玄米の銘柄に応じた単価を玄米単
価設定手段128に設定記録するようにしてもよい。こ
の実施の形態にあっては、図8に示すように、精米自動
販売機1に札、コイン等が投入されて代金が支払われ
(プリペイドカードによって代金が支払われる場合には
支払い金額が入力され)ると、支払い金額認識手段12
9によって支払われた金額を認識し、次に、認識された
支払い金額と、玄米単価設定手段128によって設定さ
れた玄米単価とから、玄米計量値演算手段130によっ
て玄米の計量値を演算する。
【0025】この支払われた金額と、玄米計量値演算手
段130によって演算された玄米の計量値とは、制御装
置127からの出力信号によって、ケース3の前面扉9
前面の表示部143に、逐次自動的に表示される。した
がって、購入者は自分が支払った金額と、その金額から
演算された玄米の計量値とを見て、所望の量の米を購入
することができる。
【0026】次に、運転ボタン5が押されると、供給ゲ
ート29を開いて玄米タンク18から計量ホッパ20へ
玄米を供給し、前記演算された玄米の計量値分の玄米
を、玄米計量手段19によって計量して供給ゲート29
を閉め、その後、排出ゲート33を開いて昇降機23と
玄米を供給し、該昇降機23によって精米機上ホッパ2
2へと搬送する。
【0027】そして、精米機上ホッパ22から精米装置
21へと玄米を送って精白し、精白した米を白米ホッパ
25へと排出する。そのあとは、購入者によって白米ホ
ッパ25から白米が取り出される。なお、この第1の実
施の形態のものにあっては、投入した金額よりも少ない
金額で米を購入したい場合(例えば、千円札又は五百円
玉を入れて四百円分の米を購入したい場合)があるの
で、コイン又は紙幣を投入する場合においても、プリペ
イドカードの場合と同様に、購入者によって支払い金額
を入力することができる入力装置を設けるのが好まし
い。
【0028】また、複数の銘柄の玄米を収納すべく、玄
米タンク18を複数設けると共に、該玄米タンク18の
数に応じた販売ボタンを前面扉9の前面に設け、購入者
によって玄米の銘柄を選択できるようにしてもよい。ま
た、前記玄米計量値演算手段130によって演算される
玄米の計量値は、以下の範囲とされる。
【0029】Wmin≦計量値≦Wmax Wmin:最小精米可能量 Wmax:最大精米可能量 次に、第2の実施の形態について説明する。この実施の
形態のものは、米の販売量が定められており、予め定め
られた一定量(例えば1Kg)の玄米を計量し、精白し
て販売する方式のものであり、図9に示すように、制御
装置127には、玄米の単価を設定する玄米単価設定手
段134と、設定される玄米の単価に応じて販売価格を
演算する販売価格演算手段135とが設けられている。
【0030】この実施の形態においても、制御装置12
7に、前記と同様の設定ボタンを備えた単価設定操作部
が設けられ、この設定ボタンの、玄米タンク18に投入
される玄米の銘柄に対応したボタンが選択的に押される
ことによって、玄米タンク18内に収容される銘柄に応
じた単価が玄米単価設定手段128に設定記録されるよ
うになっている。
【0031】なお、玄米の単価は前記と同様キーボード
によって入力できるようにしてもよい。玄米の単価が設
定されると、この設定された玄米単価と、予め定められ
た一定量の玄米の計量値とから販売価格演算手段135
によって販売価格が演算され、この実施の形態では、制
御装置127からの出力信号により、この販売価格がケ
ース3の前面扉9の表示部143に自動的に表示される
(又は人為的に表示する)。
【0032】そして、支払い金額がこの販売価格以上で
あり、運転ボタン5が押されると、一定量の玄米が計量
され、精米装置21によって精白され、白米ホッパ25
へと排出される。なお、この実施の形態の場合、前面扉
9の前面に複数の販売ボタンを設け、その販売ボタンに
よって、購入者において異なる重量の米を購入できるよ
うにしてもよい。
【0033】また、前記第1の実施の形態と同様、玄米
タンク18を複数設けると共に、該玄米タンク18の数
に応じた販売ボタンを前面扉9の前面に設け、購入者に
よって玄米の銘柄を選択できるようにしてもよい。次
に、第3の実施の形態について説明する。この実施の形
態のものは、設定した玄米の計量値により販売価格を決
定し、該販売価格で設定した量の米を販売する方式のも
のであり、図10に示すように、制御装置127に玄米
の計量値を設定する玄米計量値設定手段136と、設定
した玄米の計量値に応じた販売価格を演算する販売価格
演算手段137とが設けられている。
【0034】この実施の形態にあっては、制御装置12
7に、玄米の計量値の設定操作を行う計量値設定操作部
が設けられ、この計量値設定操作部には、図11に示す
ように、複数(図例では3つ)の設定ボタン138〜1
40が設けられ、この設定ボタン138〜140は選択
的に押され、これによって、玄米タンク18から計量さ
れる玄米の計量値が玄米計量値設定手段136に設定記
録される。
【0035】玄米の計量値が設定されると、この設定さ
れた玄米の計量値と、予め定められた玄米単価とから販
売価格演算手段137によって販売価格が演算され、こ
の実施の形態にあっても、制御装置127からの出力信
号により、この販売価格がケース3の前面扉9の表示部
143に自動的に表示される(又は人為的に表示す
る)。
【0036】そして、支払い金額がこの販売価格以上で
あり、運転ボタン5が押されると、設定された計量値分
の玄米が計量され、精米装置21によって精白され、白
米ホッパ25へと排出される。次に、第4の実施の形態
を説明する。この実施の形態のものは、米の販売価格が
定められており、予め設定された一定額の販売価格によ
り、米を販売する方式のものであり、図12に示すよう
に、制御装置127に玄米の単価を設定する玄米設定手
段141と、設定される玄米単価に応じて玄米の計量値
を演算する玄米計量値演算手段142とが設けられてい
る。
【0037】この実施の形態においても、制御装置12
7に、前記第1の実施の形態と同様の設定ボタンを備え
た単価設定操作部が設けられ、この設定ボタンの、玄米
タンク18に収容される玄米の銘柄に対応したボタンが
選択的に押されることによって、玄米タンク18内に収
容される銘柄に応じた単価が玄米単価設定手段128に
設定記録されるようになっている。
【0038】なお、玄米の単価は前記と同様キーボード
によって入力できるようにしてもよい。玄米の単価が設
定されると、この設定された玄米単価と、予め定められ
た一定額の販売価格とから玄米計量値演算手段142に
よって玄米の計量値が演算され、この実施の形態にあっ
ては、制御装置127からの出力信号により、この演算
された玄米の計量値が、ケース3の前面扉9の表示部1
43に表示される。
【0039】そして、予め定められた販売価格が支払わ
れ、運転ボタン5が押されると、前記演算された玄米の
計量値分の玄米が計量され、精米装置21によって精白
され、白米ホッパ25へと排出される。なお、この実施
の形態においても、前記第1の実施の形態と同様、玄米
タンク18を複数設けると共に、該玄米タンク18の数
に応じた販売ボタンを前面扉9の前面に設け、購入者に
よって玄米の銘柄を選択できるようにしてもよい。
【0040】また、1台の精米自動販売機に、前記第1
〜4の実施の形態の販売方式を実現できる機能を備える
と共に、制御装置127に販売方法設定手段を設け、こ
の設定手段により、前記販売方式のうち、1つの販売方
式を選択できるようにしてもよく、この場合、4つの販
売方式、3つの販売方式又は2つの販売方式から1つの
販売方式を選択できるようにしてもよい。
【0041】また、1台の精米自動販売機に、前記第1
〜4の実施の形態の販売方式を実現できる機能を備える
と共に、前面扉9の前面に販売方式選択ボタンを設け、
その選択ボタンによって購入者が販売方式を選択できる
ように構成してもよく、この場合も、前記販売方式のう
ち、4つの販売方式、3つの販売方式又は2つの販売方
式から1つの方式を選択できるようにする。
【0042】
【発明の効果】本発明によれば、玄米を貯留する玄米タ
ンク18と、所要量の玄米を玄米タンク18から計量す
る玄米計量手段19と、玄米を精白する精米装置21と
を備え、米の代金が支払われ、運転ボタン5が押される
ことによって玄米タンク18内の玄米を計量し、精米装
置21によって精白して排出するようにした精米自動販
売機において、支払われた金額と、玄米の単価とから玄
米の計量値を演算する玄米計量値演算手段130を備え
たので、支払い金額に応じた量の米を販売することがで
きる。
【0043】また、前記構成に加えて、玄米の単価の設
定をする玄米単価設定手段128を備えることにより、
複数の銘柄の玄米に対応することができる。また、前記
玄米計量値演算手段130によって演算された玄米の計
量値を外部から視認可能な表示部143に表示すること
によって、購入者は自分が支払った金額から演算された
玄米の計量値を見て、所望の量の米を購入することがで
きる。
【0044】また、玄米を貯留する玄米タンク18と、
所要量の玄米を玄米タンク18から計量する玄米計量手
段19と、玄米を精白する精米装置21とを備え、米の
代金が支払われ、運転ボタン5が押されることによって
玄米タンク18内の玄米を計量し、精米装置21によっ
て精白して排出するようにした精米自動販売機におい
て、玄米の単価を設定する玄米単価設定手段134を備
え、この玄米単価設定手段134により設定された玄米
単価と、予め定められた玄米の計量値とから販売価格を
演算する販売価格演算手段135を備えたことにより、
設定される玄米単価に応じて販売価格が変更され、米の
販売量が定められた精米自動販売機において、玄米単価
に応じた販売価格により米を販売することができる。
【0045】また、玄米を貯留する玄米タンク18と、
所要量の玄米を玄米タンク18から計量する玄米計量手
段19と、玄米を精白する精米装置21とを備え、米の
代金が支払われ、運転ボタン5が押されることによって
玄米タンク18内の玄米を計量し、精米装置21によっ
て精白して排出するようにした精米自動販売機におい
て、玄米の計量値を設定する玄米計量値設定手段136
を備え、この玄米計量値設定手段136により設定され
た玄米の計量値と、予め定められた玄米単価とから販売
価格を演算する販売価格演算手段137を備えたことに
より、玄米の設定計量値に応じて販売価格が変更され、
玄米の設定計量値に応じた販売価格により米を販売する
ことができる。
【0046】また、玄米を貯留する玄米タンク18と、
所要量の玄米を玄米タンク18から計量する玄米計量手
段19と、玄米を精白する精米装置21とを備え、米の
代金が支払われ、運転ボタン5が押されることによって
玄米タンク18内の玄米を計量し、精米装置21によっ
て精白して排出するようにした精米自動販売機におい
て、玄米の単価を設定する玄米単価設定手段141を備
え、この玄米単価設定手段141により設定された玄米
単価と、予め定められた販売価格とから玄米の計量値を
演算する玄米計量値演算手段142を備えたことによ
り、設定される玄米単価に応じて玄米の計量値が変更さ
れ、米の販売価格が定められた精米自動販売機におい
て、玄米単価に応じた玄米の計量値により米を販売する
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】精米自動販売機内の正面図である。
【図2】精米自動販売機内の右側面図である。
【図3】精米自動販売機内の平面図である。
【図4】精米自動販売機内の左側面図である。
【図5】精米自動販売機の正面外観図である。
【図6】第1の実施の形態にかかるブロック図である。
【図7】玄米単価設定操作部の正面図である。
【図8】第1の実施の形態にかかる流れ図である。
【図9】第2の実施の形態にかかるブロック図である。
【図10】第3の実施の形態にかかるブロック図であ
る。
【図11】玄米計量値設定操作部の正面図である。
【図12】第4の実施の形態にかかるブロック図であ
る。
【符号の説明】
5 運転ボタン 18 玄米タンク 19 玄米計量手段 21 精米装置 130 玄米計量値演算手段

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 玄米を貯留する玄米タンク(18)と、
    所要量の玄米を玄米タンク(18)から計量する玄米計
    量手段(19)と、玄米を精白する精米装置(21)と
    を備え、米の代金が支払われ、運転ボタン(5)が押さ
    れることによって玄米タンク(18)内の玄米を計量
    し、精米装置(21)によって精白して排出するように
    した精米自動販売機において、 支払われた金額と、玄米の単価とから玄米の計量値を演
    算する玄米計量値演算手段(130)を備えたことを特
    徴とする精米自動販売機。
  2. 【請求項2】 玄米の単価の設定をする玄米単価設定手
    段(128)を備えたことを特徴とする請求項1に記載
    の精米自動販売機。
  3. 【請求項3】 玄米を貯留する玄米タンク(18)と、
    所要量の玄米を玄米タンク(18)から計量する玄米計
    量手段(19)と、玄米を精白する精米装置(21)と
    を備え、米の代金が支払われ、運転ボタン(5)が押さ
    れることによって玄米タンク(18)内の玄米を計量
    し、精米装置(21)によって精白して排出するように
    した精米自動販売機において、 玄米の単価を設定する玄米単価設定手段(134)を備
    え、この玄米単価設定手段(134)により設定された
    玄米単価と、予め定められた玄米の計量値とから販売価
    格を演算する販売価格演算手段(135)を備えたこと
    を特徴とする精米自動販売機。
  4. 【請求項4】 玄米を貯留する玄米タンク(18)と、
    所要量の玄米を玄米タンク(18)から計量する玄米計
    量手段(19)と、玄米を精白する精米装置(21)と
    を備え、米の代金が支払われ、運転ボタン(5)が押さ
    れることによって玄米タンク(18)内の玄米を計量
    し、精米装置(21)によって精白して排出するように
    した精米自動販売機において、 玄米の計量値を設定する玄米計量値設定手段(136)
    を備え、この玄米計量値設定手段(136)により設定
    された玄米の計量値と、予め定められた玄米単価とから
    販売価格を演算する販売価格演算手段(137)を備え
    たことを特徴とする精米自動販売機。
  5. 【請求項5】 玄米を貯留する玄米タンク(18)と、
    所要量の玄米を玄米タンク(18)から計量する玄米計
    量手段(19)と、玄米を精白する精米装置(21)と
    を備え、米の代金が支払われ、運転ボタン(5)が押さ
    れることによって玄米タンク(18)内の玄米を計量
    し、精米装置(21)によって精白して排出するように
    した精米自動販売機において、 玄米の単価を設定する玄米単価設定手段(141)を備
    え、この玄米単価設定手段(141)により設定された
    玄米単価と、予め定められた販売価格とから玄米の計量
    値を演算する玄米計量値演算手段(142)を備えたこ
    とを特徴とする精米自動販売機。
  6. 【請求項6】 玄米計量値演算手段により演算された玄
    米の計量値を外部から視認可能な表示部(143)に表
    示するようにしたことを特徴とする請求項1、2又は5
    に記載の精米自動販売機。
  7. 【請求項7】 販売価格演算手段によって演算された販
    売価格を外部から視認可能な表示部(143)に表示す
    るようにしたことを特徴とする請求項3又は4に記載の
    精米販売機。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003141631A (ja) * 2001-08-22 2003-05-16 Taiwa Seiki:Kk 精米販売機
WO2003073049A1 (en) * 2002-02-26 2003-09-04 Ugo Cocchis Distribution method and system
CN105719397A (zh) * 2016-01-25 2016-06-29 辽宁维鲜科技有限公司 全自动碾米售卖机

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