JPH11202033A - クリティカルパス探索方式 - Google Patents

クリティカルパス探索方式

Info

Publication number
JPH11202033A
JPH11202033A JP10018093A JP1809398A JPH11202033A JP H11202033 A JPH11202033 A JP H11202033A JP 10018093 A JP10018093 A JP 10018093A JP 1809398 A JP1809398 A JP 1809398A JP H11202033 A JPH11202033 A JP H11202033A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
semiconductor device
critical path
data
cycle
operation clock
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP10018093A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3605506B2 (ja
Inventor
Mitsuo Matsumoto
光生 松本
Lewis Katz Gerard
ジェラルド・ルイス・カッツ
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Advantest Corp
Original Assignee
Advantest Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Advantest Corp filed Critical Advantest Corp
Priority to JP01809398A priority Critical patent/JP3605506B2/ja
Priority to US09/227,026 priority patent/US6829573B1/en
Priority to KR10-1999-0000249A priority patent/KR100402651B1/ko
Priority to TW088100398A priority patent/TW419588B/zh
Priority to CNB991010736A priority patent/CN1143138C/zh
Priority to DE19900974A priority patent/DE19900974C2/de
Publication of JPH11202033A publication Critical patent/JPH11202033A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3605506B2 publication Critical patent/JP3605506B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01RMEASURING ELECTRIC VARIABLES; MEASURING MAGNETIC VARIABLES
    • G01R31/00Arrangements for testing electric properties; Arrangements for locating electric faults; Arrangements for electrical testing characterised by what is being tested not provided for elsewhere
    • G01R31/28Testing of electronic circuits, e.g. by signal tracer
    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01RMEASURING ELECTRIC VARIABLES; MEASURING MAGNETIC VARIABLES
    • G01R31/00Arrangements for testing electric properties; Arrangements for locating electric faults; Arrangements for electrical testing characterised by what is being tested not provided for elsewhere
    • G01R31/28Testing of electronic circuits, e.g. by signal tracer
    • G01R31/317Testing of digital circuits
    • G01R31/3181Functional testing
    • G01R31/3183Generation of test inputs, e.g. test vectors, patterns or sequences
    • G01R31/318342Generation of test inputs, e.g. test vectors, patterns or sequences by preliminary fault modelling, e.g. analysis, simulation
    • G01R31/31835Analysis of test coverage or failure detectability

Abstract

(57)【要約】 【課題】 実際の半導体装置を用いて高速かつ確実にク
リティカルパスの検出が可能なクリティカルパス探索方
式を提供すること。 【解決手段】 半導体試験装置は、テスタプロセッサ1
0、タイミングジェネレータ20、パターンジェネレー
タ30、データセレクタ40、フォーマットコントロー
ル部50、ピンカード60、デジタルコンペア部70を
備えている。テスタプロセッサ10は、タイミングジェ
ネレータ20に指示を送って、半導体装置100に試験
データを入力してから対応するデータが出力されるまで
のn個の動作クロックの中の一部の周期をT2に、それ
以外をT1に設定して半導体装置100を動作させる。
このとき得られる出力データの良否をデジタルコンペア
部70によって調べ、半導体装置100が正常動作して
いる場合には、周期T2の動作クロック位置がクリティ
カルパスの発生位置として探索される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、各種の大規模集積
回路(LSI)のクリティカルパスの特定を行うクリテ
ィカルパス探索方式に関する。なお、本明細書におい
て、「半導体装置」とは、ロジック回路、メモリ回路、
アナログ回路、またはそれらを組み合わせた半導体デバ
イス全体を示すものとする。
【0002】
【従来の技術】今日、LSIに集積されるトランジスタ
の数は飛躍的に増加しており、特にマイクロプロセッサ
に代表されるロジックLSI、メモリ、アナログLS
I、システムLSIは回路の複雑度が増している。この
ような大規模で複雑、しかも高速動作をするLSIの不
良解析をし、設計にフィードバックを行う場合、LSI
内のクリティカルパスを探し出す作業が頻繁に行われて
いる。このクリティカルパスとは、LSI内の信号伝搬
路の内で全体の回路動作速度を制約する特定の経路をい
い、LSI設計においてはそれらの経路の伝播時間を所
定値以下に抑えることが必要となる。
【0003】従来、LSI内のクリティカルパスの探索
は、設計データに基づくシミュレーションによって行っ
ていた。LSIを構成する各回路は、その設計データに
より、信号の入力から出力までの間の様々な演算回路、
記憶回路等を通った伝播時間をシミュレーションによっ
て算出することができる。したがって、所定のテストベ
クトル(テストパターン)を入力したときにLSI内部
でどのように動作するかを計算によって求めることがで
き、クリティカルパスの探索が可能となる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述したよ
うにLSI内のクリティカルパスをシミュレーションに
よって求める従来方式においては、 全ての論理信号のクリティカルパスを検証するシミュ
レーションを行うプログラムを作成することは非常に時
間がかかる、 実際の回路(半導体装置)を動作させていないため、
負荷の設定などのシミュレーションでは表現できない場
合や、表現が難しくてその設定に多大な時間がかかる場
合がある、 膨大な数値データ処理を行うため、探索に非常に時間
がかかる、 等の問題があった。
【0005】本発明は、このような点に鑑みて創作され
たものであり、その目的は、実際の半導体装置を用いて
高速かつ確実にクリティカルパスの検出が可能なクリテ
ィカルパス探索方式を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上述した課題を解決する
ために、本発明のクリティカルパス探索方式では、動作
クロックの周期を短くしていって周期T1に達して正常
動作しなくなったときに、クリティカルパスの位置に対
応する動作クロックの周期を若干長いT2に変更するこ
とにより、半導体装置を正常動作させることができるこ
とに着目し、データが入力されてから出力されるまでの
n個の動作クロック中の何番目の動作クロックの周期を
T1からT2に変更すれば半導体装置が正常に動作する
かを調べることによりクリティカルパスの探索を行って
いる。
【0007】具体的には、動作クロック発生手段によっ
て半導体装置に入力するn個の動作クロックの周期をT
1あるいはT2に設定し、試験データ入力手段によって
入力されたデータに対応して上述したn個の動作クロッ
クに同期して動作した後に半導体装置から出力されるデ
ータの正誤を出力データ判定手段によって調べ、この出
力データが正しいとき、すなわち半導体装置が正常に動
作している場合に、探索制御手段は、周期がT2である
動作クロック位置にクリティカルパスが存在するものと
判断してクリティカルパスの探索処理を行っている。
【0008】このように、本発明によれば、半導体装置
を実際に動作させることによりクリティカルパスの探索
を行っており、シミュレーションによってクリティカル
パスを探索する場合に比べると、高速かつ確実にクリテ
ィカルパスを検出することができる。また、負荷設定等
を行って半導体装置を動作させることが可能であり、実
際の使用状態を考慮した探索処理が可能となる。
【0009】また、上述した探索制御手段によって、n
番目の動作クロックから(n−i)番目の区間の動作ク
ロックの各周期をT2に、それ以外の周期をT1にそれ
ぞれ設定して半導体装置の正常動作の有無を調べ、正常
動作をする(n−i)の値をクリティカルパス発生開始
位置として特定することが最初の目標である。また、探
索制御手段によって、クリティカルパス発生開始位置を
先頭位置として所定範囲に含まれる動作クロックの周期
をT2に、それ以外の周期をT1にそれぞれ設定して半
導体装置の正常動作の有無を調べ、正常動作をする最も
狭い範囲をクリティカルパス発生区間として特定するこ
とが2番目の目標である。このように、クリティカルパ
スの発生開始位置と発生区間を特定することにより、ク
リティカルパスの発生位置を正確に探索することがで
き、設計変更等の対策を容易にたてることができる。
【0010】また、本発明は、外部から入力される動作
クロックに同期して別の内部クロックを生成するPLL
回路を有する半導体装置のクリティカルパスの探索に適
している。本発明のクリティカルパス探索方式では、半
導体装置が正常動作をするかしないかの境界近傍の動作
クロック周期T1およびT2で半導体装置を動作させる
こともできるため、外部から入力される動作クロックの
周期をT1とT2との間で変更したときに内部のPLL
回路によって生成される内部クロックがこの動作クロッ
クに追随しやすく、上述した動作クロックの周期を変え
てクリティカルパスの探索を行う本発明の探索方式の適
用が容易となる。
【0011】
【発明の実施の形態】本発明のクリティカルパス探索方
式を適用した実施形態の半導体試験装置は、クリティカ
ルパスの探索対象としての半導体装置に対して所定のパ
ターンデータを入力するとともに、各テストサイクルの
動作クロック周期をパス(正常動作)とフェイル(不良
動作)の境界の値に設定して半導体装置を動作させるこ
とにより、クリティカルパスの探索を行うことに特徴が
ある。以下、本発明を適用した一実施形態の半導体試験
装置の詳細について、図面を参照しながら説明する。
【0012】図1は、本実施形態の半導体試験装置の構
成を示す図である。同図に示す半導体試験装置は、クリ
ティカルパスの探索対象としての半導体装置100に対
して探索動作に必要な各種の信号を入出力するために、
テスタプロセッサ10、タイミングジェネレータ20、
パターンジェネレータ30、データセレクタ40、フォ
ーマットコントロール部50、ピンカード60、デジタ
ルコンペア部70を含んで構成されている。
【0013】上述したテスタプロセッサ10は、オペレ
ーティングシステム(OS)によって所定のテストプロ
グラムを実行して半導体装置100内のクリティカルパ
スを探索するために半導体試験装置の全体を制御する。
タイミングジェネレータ20は、探索動作に必要な基本
周期を設定するとともに、この設定した基本周期内に含
まれる各種のタイミングエッジを生成する。パターンジ
ェネレータ30は、半導体装置100のクロック端子を
含む各端子に入力するパターンデータを発生する。デー
タセレクタ40は、パターンジェネレータ30から出力
される各種のパターンデータと、これを入力する半導体
装置100の各端子とを対応させる。フォーマットコン
トロール部50は、パターンジェネレータ30によって
発生されデータセレクタ40によって選択されたパター
ンデータと、タイミングジェネレータ20によって生成
されたタイミングエッジとに基づいて、半導体装置10
0に対する波形制御を行う。
【0014】また、ピンカード60は、半導体装置10
0との間の物理的なインタフェースをとるためのもので
ある。例えば、ピンカード60には、半導体装置100
の対応する端子に所定のパターン波形を印加するドライ
バと、各端子に現れる電圧波形と所定のローレベル電圧
およびハイレベル電圧との比較を行うコンパレータとが
含まれている。デジタルコンペア部70は、半導体装置
100の各端子の出力データに対して、データセレクタ
40で選択された各端子毎の期待値データとの比較を行
う。
【0015】タイミングジェネレータ20によって半導
体装置100に供給するクロック信号やその他のタイミ
ング信号が生成され、半導体装置100に入力する各種
データがパターンジェネレータ30によって生成され
る。また、半導体装置100に所定の試験データを入力
して所定のテストサイクル数分だけ動作させた後の半導
体装置100の出力データが正常であるか否かがデジタ
ルコンペア部70によって判断される。
【0016】上述したタイミングジェネレータ20が動
作クロック発生手段に、パターンジェネレータ30およ
びデータセレクタ40が試験データ入力手段に、デジタ
ルコンペア部70が出力データ判定手段に、テスタプロ
セッサ10が探索制御手段にそれぞれ対応する。
【0017】本実施形態の半導体試験装置はこのような
構成を有しており、次に、これを用いて半導体装置10
0内部のクリティカルパスの探索を行う場合の詳細な動
作を説明する。
【0018】図2は、本実施形態の半導体試験装置によ
って行われるクリティカルパス探索の原理を説明するた
めの図である。図2(A)、(B)において、アドレス
(1)、(2)等はテストサイクル数、すなわち入力さ
れる動作クロックの個数に対応している。例えば、アド
レス(6)は、テストパターンが入力されて6個目の動
作クロックに同期して動作する位置(回路)を示してい
る。
【0019】図2(A)に示すように、動作クロックの
周期を次第に短くしていって、出力パターンが不良とな
る周期をT1とする。このとき、いずれのアドレスに対
応する回路の動作が正常に行われなかったために出力パ
ターンが不良となったかを知ることができれば、その不
良箇所がクリティカルパス発生箇所として探索される。
【0020】例えば、図2(A)に示すように、アドレ
ス(4)に対応する位置で動作の異常が発生して出力パ
ターンが不良になった場合には、図2(B)に示すよう
に、アドレス(4)に対応する4個目の動作クロックの
周期をT1より若干長いT2に変更することにより、正
常な出力パターンを得ることができる。
【0021】このように、全テストサイクルの動作周期
をフェイルするT1に設定した状態で、どのアドレスに
対応する動作周期を長くすることにより正常に動作する
かを調べることにより、クリティカルパスの発生アドレ
スを探し出すことができる。本実施形態では、クリティ
カルパスの発生開始アドレスと発生区間の両方を検出す
ることによりクリティカルパスの探索処理を行うように
する。
【0022】図3は、半導体装置100の入出力パター
ンと動作クロックの周期との関係を示す図である。例え
ば、半導体装置100の入力ピン1に所定の試験データ
(図3のアドレス(1)では“0”)を入力してから7
個の動作クロックを入力したときに、この試験データに
対応する出力データが出力ピン1に現れるものとする
と、この7クロック目の出力データが期待した値に一致
しているか否かを調べることにより、調べようとするア
ドレスに対応する回路の動作が正常であるか否かを知る
ことができる。
【0023】例えば、図2(B)に示すようなアドレス
(4)に対応する動作周期のみをT2、それ以外をT1
とする場合には、図3に示すt1〜t3とt5〜t7の
それぞれをT1に設定し、t4のみをT2に設定する。
このように4番目の動作クロックの周期のみをT2に設
定して、半導体装置100を7クロック分動作させ、そ
の動作後に出力ピン1に現れる出力データが期待した値
と一致するか否かを調べる。
【0024】次に、クリティカルパスの探索動作をクリ
ティカルパスの発生開始アドレスの探索動作と発生区間
の探索動作に場合を分けて説明する。例えば、図3に示
したように、入力ピン1に試験データを入力してから7
クロック分動作させたときに出力ピン1に対応するデー
タが出力されるものとする。また、アドレス(4)〜
(6)に対応する位置にクリティカルパスが存在するも
のとして説明を行う。
【0025】図4は、クリティカルパスの発生開始アド
レス探索の動作手順を示す図である。まず、テスタプロ
セッサ10は、半導体装置100に供給する動作クロッ
クの周期を変化させて、動作がフェイルおよびパスの境
界となる動作周期を探す(ステップa1)。この動作周
期の変更はタイミングジェネレータ20に指示を送るこ
とにより行われ、それぞれの周期の動作クロックを用い
たときに半導体装置100が正常動作をするか否かの判
断は、図3に示したように、全アドレスに対応する動作
周期をある値に設定して、7クロック目に同期して得ら
れる出力ピン1の出力データを調べることにより行われ
る。このようにして、上述した境界であって、フェイル
する動作クロックの周期T1とパスする動作クロックの
周期T2とが検出される。
【0026】次に、テスタプロセッサ10は、タイミン
グジェネレータ20に指示を送って、全アドレスの動作
周期をフェイルする周期T1に設定する(ステップa
2)。図3に示す全ての動作周期t1〜t7がT1に設
定される。
【0027】このようにして全動作周期をフェイルする
周期T1に設定した後、テスタプロセッサ10は、クリ
ティカルパスの発生開始アドレス(以下、単に「発生開
始アドレス」と称する)を半導体装置100がフェイル
するアドレス(以下、「フェイルアドレス」と称する)
(7)に設定し(ステップa3)、この発生開始アドレ
ス以降の各アドレスの動作周期をパスする周期T2に設
定する(ステップa4)。そして、半導体装置100に
対して所定の動作試験を行い(ステップa5)、出力ピ
ン1に現れる出力データが正常値(期待通りの値)であ
るか否かを判定する(ステップa6)。
【0028】図5は、発生開始アドレスとこれを確かめ
るために設定される各アドレスの動作周期との関係を示
す図である。図5(A)に示すように、上述したステッ
プa3において発生開始アドレスを(7)に設定した場
合には、n個の動作クロックの内のn番目(実施形態で
はn=7であるため7番目)のアドレス(7)の動作周
期のみをT2に変更して動作試験が行われる。
【0029】このようにして実施される動作試験の結
果、出力ピン1に現れる出力データが期待通りの正常な
ものである場合には、その時点で設定されている発生開
始アドレスをクリティカルパスの発生開始アドレスに決
定して(ステップa7)、クリティカルパスの発生開始
アドレスの探索処理を終了する。
【0030】また、動作試験の結果、出力ピン1に現れ
る出力データが正常でない場合には、次にテスタプロセ
ッサ10は、その時点で設定されている発生開始アドレ
スが先頭アドレス(1)であるか否かを判定する(ステ
ップa8)。最初は、上述したステップa3において発
生開始アドレスがフェイルアドレス(7)に設定されて
いるため否定判断され、テスタプロセッサ10は、発生
開始アドレスを1つ先頭方向へ進めてアドレス(6)に
設定(ステップa9)した後、上述したステップa4の
動作周期の設定以降の処理を繰り返す。
【0031】図5(B)に示すように、発生開始アドレ
スを1つ進めてアドレス(6)に設定した場合には、こ
のアドレス(6)以降、すなわちアドレス(6)と
(7)がパスする周期T2に設定され、動作試験が実施
される。
【0032】また、アドレス(6)と(7)の動作周期
をパスする周期T2に設定して動作試験を実施しても、
出力ピン1に正常な出力データが現れない場合には、図
5(C)に示すように、発生開始アドレスをさらに1つ
進めてアドレス(5)に設定した後、上述したステップ
a4の動作周期の設定以降の処理が繰り返される。
【0033】このようにして、発生開始アドレスを1つ
ずつ先頭側に進めていってその発生開始アドレス以降の
各アドレスの動作周期をパスする周期T2に設定し、そ
の都度動作試験を行うことにより、出力ピン1に正常な
出力データが現れるまでこの手順が繰り返される。例え
ば、図5(D)に示すように、発生開始アドレスを
(4)に設定し、アドレス(4)〜(7)の動作周期を
パスする周期T2に設定して動作試験を実施したときに
出力ピン1に正常な出力データが現れた場合には、上述
したようにステップa6(出力データが正常か否かの判
定処理)において肯定判断され、その時点における発生
開始アドレス(4)をクリティカルパスの発生開始アド
レスに決定して(ステップa7)、クリティカルパスの
探索処理を終了する。
【0034】なお、発生開始アドレスを先頭アドレス
(1)に設定して動作試験を行っても出力ピン1に正常
な出力データが現れない場合には、クリティカルパスの
探索に失敗したものとして探索処理を終了する(ステッ
プa10)。
【0035】このようにしてクリティカルパスの発生開
始アドレスの特定が終了した後、発生区間の特定が行わ
れる。図6は、クリティカルパスの発生区間探索の動作
手順を示す図である。まず、テスタプロセッサ10は、
タイミングジェネレータ20に指示を送って、全アドレ
スの動作周期をフェイルする周期T1に設定する(ステ
ップb1)。全動作周期をフェイルする周期T1に設定
した後、テスタプロセッサ10は、クリティカルパスの
発生終了アドレス(以下、単に「発生終了アドレス」と
称する)を発生開始アドレスに設定し(ステップb
2)、すなわちクリティカルパス発生区間(以下、単に
「発生区間」と称する)を発生開始アドレスのみに限定
して、この発生区間に対応するアドレスの動作周期をパ
スする周期T2に設定する(ステップb3)。そして、
半導体装置100に対して所定の動作試験を行い(ステ
ップb4)、出力ピン1に現れる出力データが正常値で
あるか否かを判定する(ステップb5)。
【0036】図7は、発生区間とこれを確かめるために
設定される各アドレスの動作周期との関係を示す図であ
る。図7(A)に示すように、上述したステップb2に
おいて発生終了アドレスを発生開始アドレス(4)に設
定した場合には、発生区間としてのアドレス(4)のみ
の動作周期をパスする周期T2に変更して動作試験が行
われる。
【0037】このようにして実施される動作試験の結
果、出力ピン1に現れる出力データが期待通りの正常な
ものである場合には、その時点で設定されている発生区
間をクリティカルパスの発生区間として決定して(ステ
ップb6)、クリティカパス発生区間の探索処理を終了
する。
【0038】また、動作試験の結果、出力ピン1に現れ
る出力データが正常でない場合には、次にテスタプロセ
ッサ10は、その時点で設定されている発生終了アドレ
スがテストサイクルのフェイルアドレス(7)であるか
否かを判定する(ステップb7)。最初は、上述したス
テップb2において発生開始アドレス(4)が発生最終
アドレスだけに設定されているため否定判断され、テス
タプロセッサ10は、発生終了アドレスを1つ後ろに進
めてアドレス(5)に設定(ステップb8)し、上述し
たステップb3の動作周期の設定以降の処理を繰り返
す。
【0039】図7(B)に示したように、発生終了アド
レスを1つ後ろに進めてアドレス(5)に設定した場合
には、発生開始アドレス(4)から発生終了アドレス
(5)までが発生区間として設定され、これら2つのア
ドレス(4)、(5)の動作周期がパスする周期T2に
設定され、動作試験が実施される。
【0040】また、アドレス(4)と(5)の動作周期
をパスする周期T2に設定して動作試験を実施しても出
力ピン1に正常な出力データが現れない場合には、図7
(C)に示すように、発生終了アドレスをさらに1つ進
めてアドレス(6)に設定し、発生区間をアドレス
(4)〜(6)とした後、上述したステップb3の動作
周期の設定以降の処理が繰り返される。
【0041】このようにして、発生終了アドレスを1つ
ずつ後ろに進めていって発生開始アドレスから発生終了
アドレスまでの発生区間に含まれる各アドレスの動作周
期をパスする周期T2に設定し、その都度動作試験を行
うことにより、出力ピン1に正常な出力データが現れる
までこの手順が繰り返される。例えば、図7(C)に示
すように、発生終了アドレスを(6)に設定して、発生
区間としてのアドレス(4)〜(6)の各動作周期をパ
スする周期T2に設定して動作試験を実施したときに出
力ピン1に正常な出力データが現れた場合には、上述し
たようにステップb5(出力データが正常か否かの判定
処理)において肯定判断され、その時点における発生区
間をクリティカルパスの発生区間に決定して(ステップ
b6)、クリティカルパス発生区間の探索処理を終了す
る。
【0042】なお、発生終了アドレスをテストサイクル
のフェイルアドレス(7)に設定して動作試験を行って
も出力ピン1に正常な出力データが現れない場合、すな
わち、発生終了アドレスをテストサイクルのフェイルア
ドレス(7)に設定すると図5(D)に示した状態が再
現されるため必ず出力ピン1には正常な出力データが現
れるはずであるが、正常な出力データが現れない場合と
は図4に示した一連の動作手順に従って行われたクリテ
ィカルパスの先頭アドレスの探索動作が誤りであった可
能性があるため、この場合にはクリティカルパスの探索
に失敗したものとして探索処理を終了する(ステップb
9)。
【0043】本実施形態の半導体試験装置によれば、半
導体装置100に所定の試験データを入力してこれに対
応する出力データが得られるまでの各動作クロックを各
アドレスに対応させており、最初に全アドレスの動作周
期をフェイルとパスの境界であってフェイルする周期T
1に設定した後、順に出力ピン1近傍のアドレスの動作
周期をパスする周期T2に変更していって、どのアドレ
スまで動作周期をT2に変更したときに出力データが正
常値になるかを調べており、動作周期の部分的な変更と
そのときの出力データの正誤判定を行うことにより、ク
リティカルパスの発生開始アドレスを探索することがで
きる。
【0044】また、クリティカルパスの発生開始アドレ
スを検出した後に、この開始アドレスを固定してこれよ
り後にある発生終了アドレスを順にずらして発生区間を
長くしていって、どのアドレスまで発生区間を長くした
ときに出力データが正常値になるかを調べており、動作
周期の部分的な変更とそのときの出力データの正誤判定
を行うことにより、クリティカルパスの発生範囲を探索
することができる。このように、クリティカルパスの発
生開始アドレスと発生区間がわかれば、設計データ等と
照らし合わせることにより、実際の半導体装置100内
の不良の原因となった該当箇所を特定することができる
ため、高速動作における伝播遅延時間を改善する等の対
策が可能となる。
【0045】このように、本実施形態の半導体試験装置
を用いて、実際の半導体装置100を動作させることに
よりクリティカルパスの探索を行っており、シミュレー
ションによってクリティカルパスを探索する場合に比べ
て、探索プログラムを作成する手間を大幅に低減するこ
とができ、しかも負荷の設定等を実際の使用に近い状態
で再現することができる。また、実際に半導体装置10
0を動作させてクリティカルパスを探索するため、構成
要素のそれぞれの動作をシミュレーションで再現する場
合に比べると、探索に要する時間を大幅に短縮すること
ができる。
【0046】ところで、クリティカルパスの探索対象と
なる半導体装置100の中には、内部にPLL回路を有
し、外部から入力されるクロック信号(以下、「外部ク
ロック」と称する)に同期して内部のPLL回路によっ
てデューティ比を補正したクロック信号(以下、「内部
クロック」と称する)を生成し、この生成した内部クロ
ックに同期して動作するものもある。従来は、このよう
な半導体装置100については、図8に示すように、外
部クロックの周期を大きく変動させると、PLL回路に
よって生成される内部クロックの周期が大幅に乱れるた
め、半導体装置100の正常動作が保障されず、実際の
半導体装置100を用いてクリティカルパスを探索する
ことは困難であると考えられていた。
【0047】しかし、上述した本実施形態の半導体試験
装置は、図4に示すステップa1において、フェイルと
パスの境界を調べて、その近傍のわずかに異なる動作周
期T1とT2とを用いてクリティカルパスの探索を行う
こともできる。したがって、各アドレスの動作周期を部
分的に周期T1から周期T2に変えた場合であっても、
半導体装置100内部のPLL回路によって生成される
内部クロックへの影響が少なく、半導体装置100を正
常に動作させて、図4および図6に示した一連の手順に
従ってクリティカルパスの探索を行うことができる。
【0048】図9は、半導体装置100の外部クロック
を部分的にパスする動作周期T2に設定した場合の外部
クロックと内部クロックの関係を示す図である。例え
ば、アドレス(4)の動作周期のみをT2に変更する
と、半導体装置100に内蔵されるPLL回路によって
内部クロックの動作周期もT2に変更されるが、その直
後に外部クロックの動作周期を周期T1に戻しても、内
部クロックは数アドレス分影響を受けた後に周期T1に
収束する。
【0049】例えば、全テストサイクルの動作周期を2
1nsecに設定したときに得られる出力データが正常
でないフェイル状態であり、動作周期を22nsecに
設定したときに得られる出力データが正常であるパス状
態であり、動作周期をその間の21.5nsecに設定
したときに得られる出力データがフェイル状態とパス状
態とが交互に現れるような不安定状態であった場合に
は、フェイルする動作周期を21nsecに、パスする
動作周期を22nsecにそれぞれ設定する。この場合
には、これらの周期の差は、22−21=1nsecで
あり、周期の5%程度であるため、PLL回路による補
正の影響を大きく受けることはない。
【0050】このように、図2に示したように調べたい
アドレスの動作周期のみをパスする周期T2に、それ以
外をフェイルする周期T1に正確に設定することはでき
ないが、特定のアドレスを含む所定範囲の動作周期をT
2あるいはこれに近い値に設定することができる。した
がって、図4および図6に示した一連の手順に従って、
PLL回路を内蔵した半導体装置100についてもほぼ
正確にクリティカルパスの発生開始アドレスおよび発生
区間を特定することができ、実際の半導体装置100を
動作させてクリティカルパスの探索を行うことができ
る。
【0051】なお、本発明は上記実施形態に限定される
ものではなく、本発明の要旨の範囲内で種々の変形実施
が可能である。例えば、上述した実施形態では、図5に
示すように発生開始アドレスを最後尾のアドレスから順
に1つずつ前方にずらしていってクリティカルパスの発
生開始アドレスを探索するようにしたが、発生開始アド
レスを2以上のアドレスを単位にずらしていってそのと
きの出力ピン1に現れる出力データを調べるようにして
もよい(n−iのiの値を2以上に設定した場合に対応
する)。
【0052】あるいは、2分探索法を用い、まず最初に
後半のアドレス全部の動作周期をパスする周期T2に変
更してそのときの出力データを調べ、発生開始アドレス
が前半分に存在するのか後ろ半分に存在するのかを判定
し、その後発生開始アドレスが含まれる範囲を2分して
後半部分のアドレスの動作周期をパスする周期T2に設
定して出力データを調べる。このようにして、発生開始
アドレスが含まれる区間を次第に狭くしていって最終的
に1つのアドレスを特定するようにしてもよい。半導体
装置100の回路規模が大きい場合であって、クリティ
カルパスの発生アドレスがフェイルアドレスよりかなり
遠くに存在する場合には、テストサイクルの最終アドレ
スから1つずつ遡って調べていくと膨大な時間がかかる
が、この手法を用いれば探索に要する時間を短縮するこ
とができる。
【0053】また、上述した実施形態では、半導体装置
100の各種の機能試験を実施する半導体試験装置を用
いて半導体装置100のクリティカルパスの探索を行う
ようにしたが、クロック周期を任意に設定可能なもので
あれば、特に汎用的な半導体試験装置を用いる必要はな
く他のハードウエアを用いて実現するようにしてもよ
い。
【0054】また、上述した実施形態では、図4および
図6に示す動作手順をテスタプロセッサ10によって実
行することにより、クリティカルパスの発生開始アドレ
スと発生区間を特定するようにしたが、テスタプロセッ
サ10が実行する一連の手順をロジック回路等のハード
ウエアによって実現し、クリティカルパスの探索に必要
な全ての処理をハードウエアのみで実現するようにして
もよい。
【0055】また、上述した実施形態では、クリティカ
ルパスの発生区間を特定する際に、発生区間の発生開始
アドレスと発生終了アドレスを1点ずつ検出して区間の
特定を行うようにしたが、クリティカルパスが隔たった
2箇所以上で発生している場合もあるため、これら複数
箇所のクリティカルパスを個別に探索することも可能で
ある。例えば図6に示した動作手順に従って、クリティ
カルパスの発生区間を特定したとする。図7の(C)の
場合は、アドレス(4)〜(6)にクリティカルパス発
生区間が存在している。このとき、本当にクリティカル
パスが発生しているのは、アドレス(4)と(6)の2
ヶ所であり、アドレス(5)は、関係がないとする。こ
の場合は、図6のアルゴリズムの逆の応用を行い、クリ
ティカルパス発生区間であったアドレスのパスする動作
周期T2区間をフェイルする周期T1に置き換えて、半
導体装置の出力データが正常に動作するかを見ることに
より、クリティカルパスの発生とは関係ないアドレスを
探索することができる。これにより、結果的に複数箇所
の原因によるクリティカルパスの発生区間を特定するこ
とができる。
【0056】
【発明の効果】上述したように、本発明によれば、半導
体装置を実際に動作させることによりクリティカルパス
の探索を行っており、シミュレーションによってクリテ
ィカルパスを探索する場合に比べると、高速かつ確実に
クリティカルパスを検出することができる。また、負荷
設定等を行って半導体装置を動作させることが可能であ
り、実際の使用状態を考慮した探索処理が可能となる。
【0057】また、本発明は、外部から入力される動作
クロックに同期して別の内部クロックを生成するPLL
回路を有する半導体装置のクリティカルパスの探索に適
している。本発明では、半導体装置が正常動作をするか
しないかの境界近傍の動作クロック周期T1およびT2
で半導体装置を動作させることもできるため、外部から
入力される動作クロックの周期をT1とT2との間で変
更したときに内部のPLL回路によって生成される内部
クロックがこの動作クロックに追随しやすく、動作クロ
ックの周期を変えてクリティカルパスの探索を行う本発
明の探索方式の適用が容易となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施形態の半導体試験装置の構成を示す図で
ある。
【図2】本実施形態の半導体試験装置によって行われる
クリティカルパス探索の原理を説明するための図であ
る。
【図3】半導体装置の入出力パターンと動作クロック周
期との関係を示す図である。
【図4】クリティカルパスの発生開始アドレス探索の動
作手順を示す図である。
【図5】発生開始アドレスとこれを確かめるために設定
される各アドレスの動作周期との関係を示す図である。
【図6】クリティカルパスの発生区間探索の動作手順を
示す図である。
【図7】発生区間とこれを確かめるために設定される各
アドレスの動作周期との関係を示す図である。
【図8】内部にPLL回路を有する半導体装置に入力さ
れる外部クロックと内部クロックの関係を示す図であ
る。
【図9】内部にPLL回路を有する半導体装置に入力さ
れる外部クロックと内部クロックの関係を示す図であ
る。
【符号の説明】
10 テスタプロセッサ 20 タイミングジェネレータ 30 パターンジェネレータ 40 データセレクタ 50 フォーマットコントロール部 60 ピンカード 70 デジタルコンペア部 100 半導体装置

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 半導体装置に所定のデータが入力されて
    からこれに対応するデータが出力されるまでの動作クロ
    ック数をnとして、前記半導体装置が正常動作するか否
    かの境界であって、正常動作しない前記動作クロックの
    周期T1と、正常動作する前記動作クロックの周期T2
    とを検出し、n個の前記動作クロックの中のいずれかの
    周期をT2に設定し、それ以外の周期をT1に設定した
    ときに前記半導体装置から正常なデータが出力される周
    期T2を有する1つあるいは複数の前記動作クロックの
    位置を求めることによりクリティカルパスの探索を行う
    ことを特徴とするクリティカルパス探索方式。
  2. 【請求項2】 請求項1において、 前記周期T1とT2の動作クロックを発生する動作クロ
    ック発生手段と、 前記半導体装置の動作が正常であるか否かを調べるため
    に前記半導体装置に所定のデータを入力する試験データ
    入力手段と、 前記試験データ入力手段によって入力される所定のデー
    タに対応して前記半導体装置からデータが出力されたと
    きに、この出力データが期待されたデータに一致するか
    否かを判定する出力データ判定手段と、 前記動作クロック発生手段から前記半導体装置に入力さ
    れる前記n個の動作クロックの中で、所定位置の動作ク
    ロックの周期を前記T2に、それ以外の周期を前記T1
    に設定して前記半導体装置を動作させ、n番目の動作ク
    ロックに同期して前記半導体装置から出力されるデータ
    に対する前記出力データ判定手段の判定結果に応じて、
    周期がT2である動作クロック位置に対応するクリティ
    カルパスの有無を調べる探索制御手段と、 を備えることを特徴とするクリティカルパス探索方式。
  3. 【請求項3】 請求項2において、 前記探索制御手段は、n番目の動作クロックから(n−
    i)番目の動作クロックの各周期を前記T2に、それ以
    外の周期を前記T1にそれぞれ設定して前記半導体装置
    の正常動作の有無を調べ、前記半導体装置が正常動作を
    する最も大きな(n−i)の値をクリティカルパス発生
    開始位置として特定することを特徴とするクリティカル
    パス探索方式。
  4. 【請求項4】 請求項3において、 前記探索制御手段は、前記クリティカルパス発生開始位
    置を先頭位置として所定範囲に含まれる前記動作クロッ
    クの周期を前記T2に、それ以外の周期を前記T1にそ
    れぞれ設定して前記半導体装置の正常動作の有無を調
    べ、前記半導体装置が正常動作をする最も狭い前記所定
    範囲をクリティカルパス発生区間として特定することを
    特徴とするクリティカルパス探索方式。
  5. 【請求項5】 請求項1〜4において、 前記半導体装置は、外部から入力される動作クロックに
    同期して別の内部クロックを生成するPLL回路を有す
    ることを特徴とするクリティカルパス探索方式。
JP01809398A 1998-01-13 1998-01-13 クリティカルパス探索方式 Expired - Fee Related JP3605506B2 (ja)

Priority Applications (6)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP01809398A JP3605506B2 (ja) 1998-01-13 1998-01-13 クリティカルパス探索方式
US09/227,026 US6829573B1 (en) 1998-01-13 1999-01-07 Method and system to search for critical path
KR10-1999-0000249A KR100402651B1 (ko) 1998-01-13 1999-01-08 크리티컬 패스 탐색방법 및 탐색 시스템
TW088100398A TW419588B (en) 1998-01-13 1999-01-12 Method and system to search for critical path
CNB991010736A CN1143138C (zh) 1998-01-13 1999-01-13 关键路径探索方法和探索系统
DE19900974A DE19900974C2 (de) 1998-01-13 1999-01-13 Verfahren und System zum Suchen kritischer Pfade in Halbleitervorrichtungen

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP01809398A JP3605506B2 (ja) 1998-01-13 1998-01-13 クリティカルパス探索方式

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH11202033A true JPH11202033A (ja) 1999-07-30
JP3605506B2 JP3605506B2 (ja) 2004-12-22

Family

ID=11962030

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP01809398A Expired - Fee Related JP3605506B2 (ja) 1998-01-13 1998-01-13 クリティカルパス探索方式

Country Status (6)

Country Link
US (1) US6829573B1 (ja)
JP (1) JP3605506B2 (ja)
KR (1) KR100402651B1 (ja)
CN (1) CN1143138C (ja)
DE (1) DE19900974C2 (ja)
TW (1) TW419588B (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002311112A (ja) * 2001-04-13 2002-10-23 Sony Corp 半導体試験方法

Families Citing this family (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6922650B2 (en) 2001-01-12 2005-07-26 Advantest Corporation Semiconductor device tester and its method
DE10101540A1 (de) * 2001-01-15 2002-08-01 Infineon Technologies Ag Verfahren zur Bestimmung des kritischen Pfades einer integrierten Schaltung
JP2004157090A (ja) * 2002-11-08 2004-06-03 Matsushita Electric Ind Co Ltd パス遅延測定回路
US7319623B1 (en) * 2004-11-04 2008-01-15 Spansion Llc Method for isolating a failure site in a wordline in a memory array
JP4763562B2 (ja) 2006-09-20 2011-08-31 富士通株式会社 ディレイ不良解析方法およびその装置
US7480882B1 (en) * 2008-03-16 2009-01-20 International Business Machines Corporation Measuring and predicting VLSI chip reliability and failure
CN102724062B (zh) * 2012-04-16 2016-12-14 南京中兴软件有限责任公司 时钟同步系统的故障定位方法、装置及系统

Family Cites Families (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5324992A (en) * 1992-07-01 1994-06-28 Carnegie Mellon University Self-timing integrated circuits having low clock signal during inactive periods
US5553276A (en) * 1993-06-30 1996-09-03 International Business Machines Corporation Self-time processor with dynamic clock generator having plurality of tracking elements for outputting sequencing signals to functional units
US5608645A (en) * 1994-03-17 1997-03-04 Vlsi Technology, Inc. Method of finding a critical path in a circuit by considering the clock skew
US5958077A (en) * 1995-12-27 1999-09-28 Nec Usa, Inc. Method for testing asynchronous circuits
US5991888A (en) * 1997-09-26 1999-11-23 Advanced Micro Devices, Inc. Test clock modes

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002311112A (ja) * 2001-04-13 2002-10-23 Sony Corp 半導体試験方法
JP4644966B2 (ja) * 2001-04-13 2011-03-09 ソニー株式会社 半導体試験方法

Also Published As

Publication number Publication date
KR19990067793A (ko) 1999-08-25
JP3605506B2 (ja) 2004-12-22
TW419588B (en) 2001-01-21
DE19900974A1 (de) 1999-09-16
US6829573B1 (en) 2004-12-07
KR100402651B1 (ko) 2003-10-22
CN1143138C (zh) 2004-03-24
DE19900974C2 (de) 2003-05-22
CN1232972A (zh) 1999-10-27

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7724059B2 (en) Clock scaling circuit
JP3605506B2 (ja) クリティカルパス探索方式
US6681357B2 (en) MISR simulation tool for memory BIST application
JPWO2002056043A1 (ja) 半導体デバイス試験装置及びその方法
JP2006038831A (ja) スキャン試験回路を備えた半導体集積回路
JP4748349B2 (ja) テスタシミュレーション装置及びテスタシミュレーション方法
JPH0587885A (ja) 検査系列生成方法
EP1031995B1 (en) Built-in self-test circuit for memory
JP2000081467A (ja) 半導体試験装置の実行手順制御方式
KR100267782B1 (ko) 타이밍체크가 가능한 칩(chip)
JP4192429B2 (ja) Ic試験装置、その制御方法、及び記憶媒体
JP2004272312A (ja) テスト装置及びテスト方法
JP2000243916A (ja) 半導体装置
JP3077617B2 (ja) 遅延シミュレータ
JP3317231B2 (ja) スキュー検証方法
JPH1048296A (ja) Ic検査装置
JP2005180952A (ja) テスト回路、半導体集積回路及びその製造方法
JPH01197852A (ja) クリティカルパス判定器
JP2011112407A (ja) テスタ用テストパタン生成方法、テスタ用テストパタン生成プログラム、及びテスタ用テストパタン生成装置
JPH07160545A (ja) 情報処理装置の性能測定方法
JPH07121576A (ja) 故障シミュレーション装置
JP2008197057A (ja) クロック信号分配回路、情報処理装置及びクロック信号分配方法
JP2000321336A (ja) 論理シミュレーション装置
JP2000250953A (ja) 回路検証用シミュレーション装置及び回路検証用シミュレーション方法
JP2001188807A (ja) 時間故障シミュレーション方法

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20040723

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20040907

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20041004

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20071008

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081008

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091008

Year of fee payment: 5

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees