JPH11200397A - 建機作業機用箱形構造物の製造方法 - Google Patents

建機作業機用箱形構造物の製造方法

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JPH11200397A
JPH11200397A JP10014893A JP1489398A JPH11200397A JP H11200397 A JPH11200397 A JP H11200397A JP 10014893 A JP10014893 A JP 10014893A JP 1489398 A JP1489398 A JP 1489398A JP H11200397 A JPH11200397 A JP H11200397A
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side plates
box
reinforcing plate
shaped structure
plate
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JP10014893A
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Kanji Katada
寛治 堅田
Kaoru Adachi
馨 安達
Kazuhiko Ono
数彦 小野
Ichiro Sasaki
一郎 佐々木
Nobuaki Kawanishi
宣明 川西
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Komatsu Ltd
Original Assignee
Komatsu Ltd
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    • EFIXED CONSTRUCTIONS
    • E02HYDRAULIC ENGINEERING; FOUNDATIONS; SOIL SHIFTING
    • E02FDREDGING; SOIL-SHIFTING
    • E02F3/00Dredgers; Soil-shifting machines
    • E02F3/04Dredgers; Soil-shifting machines mechanically-driven
    • E02F3/28Dredgers; Soil-shifting machines mechanically-driven with digging tools mounted on a dipper- or bucket-arm, i.e. there is either one arm or a pair of arms, e.g. dippers, buckets
    • E02F3/36Component parts
    • E02F3/38Cantilever beams, i.e. booms;, e.g. manufacturing processes, forms, geometry or materials used for booms; Dipper-arms, e.g. manufacturing processes, forms, geometry or materials used for dipper-arms; Bucket-arms

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Mining & Mineral Resources (AREA)
  • Civil Engineering (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Structural Engineering (AREA)
  • Laser Beam Processing (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 作業機の軽量化を図りつつも、その製造コス
トを低減することが可能な建機作業機用箱形構造物の製
造方法を提供する。 【解決手段】 補強板10の取付面11、11間の寸法
を、側板1、2間の内側規定寸法よりも大きく形成して
おき、両側板1、2間に押圧力を作用させ、上記補強板
10を変形させる。その後、上記両側板1、2の外方か
ら高エネルギ密度熱源を照射することにより両側板1、
2間に補強板10を溶接する。補強板10の取付面1
1、11はスプリング効果によって側板1、2に密接す
る。従ってこの部分を貫通溶接すれば、両者間に隙間の
ない良好な溶接継手が得られる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は建機作業機用箱形
構造物の製造方法に関するもので、特にパワーショベル
のブームやアームのような箱形構造物を軽量かつ安価に
製造可能な建機作業機用箱形構造物の製造方法に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】パワーショベルのブームやアームのよう
な作業機用の箱形構造物において、その内部に補強板を
挿入、配置することは、各作業機の強度を確保しつつ軽
量化を図る上で有効な手法である。従来、このような箱
形構造物の内部に補強板を配置、溶接する作業は、以下
のようにして行っている。まず基本的には、箱形構造物
の開口部近傍にのみ補強板を配置し、これを開口部から
アーク溶接するのである。またどうしても箱形構造物の
長手方向に沿って補強板を配置する必要のある場合に
は、箱形構造物を長手方向に分割構成し、開口部に近い
位置に補強板を配置すると共に、開口部から補強板をア
ーク溶接し、その後、分割体を一体仮組みし、外側から
アーク溶接することで箱形構造物を完成させる方法が採
用されている。
【0003】また箱形構造物の内部に補強板を溶接する
他の施工法としては、補強板の位置する部分において、
側板にスロット状の溝を加工し、ここをアーク溶接で栓
溶接することで補強板を側板に溶接する方法が採用され
ている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記前者のように箱形
構造物を分割構成し、その内部に補強板を溶接した後、
分割体を溶接一体化する工法では、補強板の溶接時に生
じる変形によって、分割体の一体化に際して歪取り作業
のような煩雑な作業を必要とする。また必然的に工程数
が多くなることもあり、この方法を採用した場合には、
作業機は軽量化し得るものの、大幅なコストアップを招
くことになる。
【0005】また後者の方法においても、スロット状の
溝の加工に手数を要するし、また溶接変形への対策や栓
溶接特有の溶接欠陥の防止対策等が必要なことから、上
記同様に大幅なコストアップを招くという欠点がある。
【0006】この発明は上記従来の欠点を解決するため
になされたものであって、その目的は、作業機の軽量化
を図りつつも、その製造コストを低減することが可能な
建機作業機用箱形構造物の製造方法を提供することにあ
る。
【0007】
【課題を解決するための手段及び作用効果】そこで請求
項1の建機作業機用箱形構造物の製造方法は、4枚の側
板1、2、3、4を箱形に組合わせ、その内部に配置し
た補強板10で相対向する一対の側板1、2を連結する
建機作業機用箱形構造物の製造方法において、上記補強
板10を折曲形成すると共に、その取付面11、11間
の寸法を、この補強板10の取付けられる側板1、2間
の内側規定寸法よりも大きく形成しておき、両側板1、
2間に補強板10を配置した状態で両側板1、2間に押
圧力を作用させ、上記補強板10を変形させることで上
記両側板1、2間の内側規定寸法を確保し、その後、上
記両側板1、2の外方から高エネルギ密度熱源を照射す
ることにより上記側板1、2と共に上記補強板10の取
付面11、11を溶融させ、これにより両側板1、2間
に補強板10を溶接することを特徴としている。
【0008】上記において特徴的な点は、まず第1に
は、高エネルギ密度熱源を用いる点にある。高エネルギ
密度熱源とは、具体的には、レーザビーム、電子ビー
ム、プラズマアーク等を挙げることができる。そしてこ
のような熱源を用いることにより、側板1、2の外側か
ら、側板1、2を貫通する溶接を行うことが可能とな
り、これにより箱形構造物の内部に配置した補強板10
の側板1、2への外部からの溶接が可能になる。このた
め箱形構造物内部の任意の位置に補強板10を配置する
ことが可能になると共に、その溶接作業が簡易化され、
側板1・・4の板厚低減による軽量化を低コストに実現
できる。
【0009】また上記請求項1の建機作業機用箱形構造
物の製造方法において特徴的な第2の点は、側板1、2
間に押圧力を作用させ、これにより補強板10を変形さ
せるようにした点である。このような手法を採用したこ
とにより、補強板10の取付面11、11はスプリング
効果によって側板1、2に密接する。従ってこのような
状態において上記高エネルギ密度熱源による貫通溶接を
行えば、両者間に隙間のない良好な溶接継手が得られ、
作業機の品質向上を図ることが可能となる。
【0010】また請求項2の建機作業機用箱形構造物の
製造方法は、上記補強板10は上記箱形構造物の長手方
向に沿って延びるものであって、その横断面形状におい
て、上記両取付面11、11間には、上記両側板1、2
とは交差する他の側板4の内面に接触する頂面12を連
設し、上記頂面12は上記側板4に対し、この側板4の
外部から上記同様の高エネルギ密度熱源によって溶接さ
れていることを特徴としている。
【0011】上記建機作業機用箱形構造物の製造方法に
よれば、少なくとも3枚の側板1、2、4が補強板10
で連結されるので、箱形構造物の剛性を一段と向上で
き、そのためひいては箱形構造物のさらなる軽量化を図
ることが可能である。
【0012】さらに請求項3の建機作業機用箱形構造物
の製造方法は、上記補強板10においては、上記取付面
11、11側の端部を、上記頂面12の当接する側板4
とは相対向する側板3に当接させて配置し、上記両取付
面11、11を内方へと変形させた状態において上記側
板4を上記頂面12に押圧接触させ、この過程において
上記両取付面11、11と上記頂面12とを連設する連
設部13、13が変形可能に構成されていることを特徴
としている。
【0013】上記建機作業機用箱形構造物の製造方法に
よれば、頂面12と側板4との密接状態を確保し得るの
で、両者間に隙間のない良好な溶接継手が得られ、作業
機の品質向上を図ることができる。また側板4を頂面1
2に圧接させる際に連結部13、13を変形可能として
あるので、過大な押圧力を必要とせず、そのため溶接用
の組立作業を容易化できる。
【0014】請求項4の建機作業機用箱形構造物の製造
方法は、上記取付面11、11の内方への変形によって
上記頂面12が、これとは対面する側板4側へと移動す
べく構成し、上記頂面12はこの移動に起因する押圧力
でもって上記側板4に接触していることを特徴としてい
る。
【0015】上記建機作業機用箱形構造物の製造方法に
よれば、取付面11、11の内方への移動によって頂部
12の移動を行い、これにより頂面12を側板4に接触
させているので、押圧力を作用させる方向が一方向でよ
く、そのためこの点において溶接用の組立作業を容易化
できる。
【0016】
【発明の実施の形態】次にこの発明の建機作業機用箱形
構造物の製造方法の具体的な実施の形態について、図面
を参照しつつ詳細に説明する。
【0017】(第1実施形態)まず図1乃至図3に第1
実施形態を示している。図1には建設機械の作業機、例
えばパワーショベルのブームやアームに用いられる箱形
構造物を模式的に示しているが、図のようにこの箱形構
造物は、相対向して配置された一対の左右側板1、2
と、これとは直交して対向配置された一対の上下側板
3、4とを有し、これらを組み合わせることで横断面四
角形の箱形に構成されている。そしてその内部に、箱体
の長手方向に沿って延びる補強板10が挿入、配置され
ている。この補強板10は、上記各側板1・・4よりも
薄い板材をプレス成形することによって形成されたもの
であり、その横断面形状は下方に開放された概略U字形
になっている。例えば上記側板1・・4が4.5〜6.
0mm程度の場合には、上記補強板10としては2.3
〜3.2mm程度とするのが好ましい。そしてこの補強
板10は、上記左右側板1、2の下部内面に接触する左
右一対の取付面11、11と、上記上側板4の中央部内
面に接触する頂面12とを有しており、各取付面11、
11と頂面12との間が連設部13、13によって連設
されている。
【0018】ここで留意する点は、上記補強板10は上
記のような箱形の内部に挿入、配置される前、外部から
の力の作用しない状態においては、上記両取付面11、
11が下方に向ってハ字状に拡開しているということで
ある。またこの状態において、高さ方向の寸法は、上記
上下側板3、4の内側規定寸法と同等か、あるいはそれ
よりもやや小さい寸法になるように選択されている。上
記のように下方に向って拡開している両取付面11、1
1の下端部間の幅は、下側板3の幅と略等か、あるいは
それよりもやや小さい幅とし、下側板3上に上記補強板
10を載置し得るようにしておくのが好ましい。
【0019】次に箱形構造物の製造手順について説明す
る。まず上下側板3、4を所定の間隔でもって治具にて
固定し、その間の位置において、補強板10をその長手
方向に沿って下側板3上に載置する。そして左右側板
1、2をその両側から上下側板3、4間に挿入すると共
に、押圧力を作用させ、左右側板1、2の外側面が上下
側板3、4の両側端面と略同一面状に位置するに至るま
で押入する。このとき、上記補強板10の両取付面1
1、11の間隔は狭くなっていくが、その下端部が下側
板3上に支持されているので、その高さが次第に高くな
っていく。そして頂面12が上側板4の下面に当接する
とそれ以上の上昇が規制され、それ以後は連結部13、
13が変形するに至り、上記左右側板1、2が所定の位
置に位置決めされた状態で被溶接体の組立てが完了す
る。
【0020】そしてこのような拘束状態において、左右
側板1、2の上下両側端面と上下側板の内側面との接触
部に構成される溶接部21、22、23、24をその外
方からレーザビームにて溶接する。またさらに上側板4
の略中央部にも、2条のビードオンプレート溶接を施
す。
【0021】上記によって得られた溶接部の状態を図2
及び図3に示している。まず図2には右側板2と下側板
3との交差部の溶接部22の状態を示しているが、図の
ように右側板2と下側板3とは共に溶融溶接され、さら
に右側板2を貫通した状態で補強板10の取付面11も
共に溶融溶接され一体化されている。なお他の溶接部2
1もこれと同様である。また図3のように上側板4と補
強板10の頂面12の間も、2条の溶接部25、26に
よって貫通溶接されている。この結果、軽量化された高
品質な箱形構造物を高能率に製造できる。
【0022】上記建機作業機用箱形構造物の製造方法に
おいては、レーザビーム溶接を用いているが、このよう
な熱源を用いることにより、左右側板1、2及び上側板
4の外側から、左右側板1、2及び上側板4を貫通する
溶接を行うことが可能となり、これにより箱体の内部に
配置した補強板10を左右側板1、2及び上側板4に対
し、その外部から溶接することが可能になる。このため
箱体内部の任意の位置に補強板10を配置することが可
能になると共に、その溶接作業が簡易化され、側板1・
・4の板厚低減による軽量化を低コストに実現できる。
また上記方法では、全ての側板1・・4が補強板10で
連結されるので、箱形構造物の剛性を一段と向上でき、
そのためひいては箱形構造物のさらなる軽量化を図るこ
とが可能である。
【0023】また上記製造方法においては、側板1、2
間に押圧力を作用させ、これにより補強板10を変形さ
せるようにしてあるが、このような手法を採用したこと
により、補強板10の取付面11、11及び頂面12は
スプリング効果によって左右側板1、2及び上側板4に
密接する。従ってこのような状態において貫通溶接を行
えば、両者間に隙間のない良好な溶接継手が得られ、作
業機の品質向上を図ることが可能となる。また上側板4
を頂面12に圧接させる際に連結部13、13を変形可
能としてあるので、過大な押圧力を必要とせず、そのた
め溶接用の組立作業を容易化できる。またこのとき取付
面11、11の内方への移動によって頂部12の上方へ
の移動を行い、これにより頂面12を上側板4に接触さ
せているので、押圧力を作用させる方向が一方向でよ
く、そのためこの点においても溶接用の組立作業を容易
化できる。
【0024】上記第1実施形態における製造方法におい
ては、補強板10の取付面11、11間の幅が狭くなっ
たときに頂面12が上昇し、この力でもって上側板4に
押圧接触するような方法を採用したが、下側板3上に補
強板10及び左右側板1、2を所定位置にセットしてお
き、この状態でその上部に上側板4を載置し、下方への
加圧力を作用させることによって、補強板10の連結部
13、13を変形させる方法を採用してもよい。なお場
合によっては、上記頂面12と上側板4の下面との間に
隙間を存在させるような構成を採用することもある。上
記における補強板10の下端部は下側板3に接触させて
いるが、両者間に隙間を設け、つまり補強板10の取付
面11、11を左右側板1、2の高さ方向の中途部に溶
接、固定する構成とすることもできる。さらに上記では
頂面12を平面状にしているが、この部分を円弧状に形
成し、その頂部のわずかな帯状部分を頂面12とするこ
とも可能である。
【0025】(第2実施形態)図4に第2実施形態を示
す。これは上記同様の箱体の内部に、その長手方向とは
直交する方向に補強板30を配置した例である。この補
強板30はその左右上下部に取付面31・・31がプレ
ス成形にて折曲形成されている。この場合にも各取付面
31・・31間の左右及び上下方向幅寸法は、箱体の内
側規定寸法よりも大きく形成されており、溶接前の拘束
状態では各取付面31・・31が内方へと変形し、各取
付面31・・31は各側板1・・4の内面に密接してい
る。そして図5に示すように、各側板1・・4の外部か
らレーザビームによる貫通溶接を長手方向に直交する方
向に行い、これによって形成される溶接部32によって
補強板30を箱体の内部に固定している。
【0026】(溶接部の変更例)図6及び図7は溶接部
の変更例を示している。これらは側板41、42の板厚
がその途中で変化する場合に採用されるものであって、
板厚の異なる側板41、42の溶接部43において、補
強板44の取付面45も同時にレーザビームによって貫
通溶接するようにしたものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の第1実施形態の箱形構造物を示す斜
視図である。
【図2】上記実施形態における側板と取付面との溶接部
の状態を示す説明図である。
【図3】上記実施形態における側板と頂面との溶接部の
状態を示す説明図である。
【図4】この発明の第2実施形態の箱形構造物を示す斜
視図である。
【図5】上記実施形態における側板と取付面との溶接部
の状態を示す説明図である。
【図6】側板と取付面との溶接部の他の状態を示す説明
図である。
【図7】側板と取付面との溶接部のさらに他の状態を示
す説明図である。
【符号の説明】
1 側板 2 側板 3 側板 4 側板 10 補強板 11 取付面 12 頂面 13 連結部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 佐々木 一郎 石川県小松市符津町ツ23 株式会社小松製 作所粟津工場内 (72)発明者 川西 宣明 石川県小松市符津町ツ23 株式会社小松製 作所粟津工場内

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 4枚の側板(1)(2)(3)(4)を
    箱形に組合わせ、その内部に配置した補強板(10)で
    相対向する一対の側板(1)(2)を連結する建機作業
    機用箱形構造物の製造方法において、上記補強板(1
    0)を折曲形成すると共に、その取付面(11)(1
    1)間の寸法を、この補強板(10)の取付けられる側
    板(1)(2)間の内側規定寸法よりも大きく形成して
    おき、両側板(1)(2)間に補強板(10)を配置し
    た状態で両側板(1)(2)間に押圧力を作用させ、上
    記補強板(10)を変形させることで上記両側板(1)
    (2)間の内側規定寸法を確保し、その後、上記両側板
    (1)(2)の外方から高エネルギ密度熱源を照射する
    ことにより上記側板(1)(2)と共に上記補強板(1
    0)の取付面(11)(11)を溶融させ、これにより
    両側板(1)(2)間に補強板(10)を溶接すること
    を特徴とする建機作業機用箱形構造物の製造方法。
  2. 【請求項2】 上記補強板(10)は上記箱形構造物の
    長手方向に沿って延びるものであって、その横断面形状
    において、上記両取付面(11)(11)間には、上記
    両側板(1)(2)とは交差する他の側板(4)の内面
    に接触する頂面(12)を連設し、上記頂面(12)は
    上記側板(4)に対し、この側板(4)の外部から上記
    同様の高エネルギ密度熱源によって溶接されていること
    を特徴とする請求項1の建機作業機用箱形構造物の製造
    方法。
  3. 【請求項3】 上記補強板(10)においては、上記取
    付面(11)(11)側の端部を、上記頂面(12)の
    当接する側板(4)とは相対向する側板(3)に当接さ
    せて配置し、上記両取付面(11)(11)を内方へと
    変形させた状態において上記側板(4)を上記頂面(1
    2)に押圧接触させ、この過程において上記両取付面
    (11)(11)と上記頂面(12)とを連設する連設
    部(13)(13)が変形可能に構成されていることを
    特徴とする請求項2の建機作業機用箱形構造物の製造方
    法。
  4. 【請求項4】 上記取付面(11)(11)の内方への
    変形によって上記頂面(12)が、これとは対面する側
    板(4)側へと移動すべく構成し、上記頂面(12)は
    この移動に起因する押圧力でもって上記側板(4)に接
    触していることを特徴とする請求項3の建機作業機用箱
    形構造物の製造方法。
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