JP2002263869A - レーザ溶接方法 - Google Patents
レーザ溶接方法Info
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Abstract
ながら、溶接部の応力集中を抑制可能なレーザ溶接方法
を実現する。 【解決手段】レーザビーム10の溶け込み深さより端面
16の厚みが小であって、端部がなだらかな形状8とな
った一方の被溶接物1の端面を他方の被溶接物2と接触
させる。この接触部分にレーザビーム10を照射し、一
方の被溶接物1と他方の被被溶接物2とを溶接・接合す
る。レーザビーム10を被溶接物1の一側面側からのみ
照射すれば被溶接物1と2との接触面を余すことなく接
合できる。レーザビーム10による溶接はビード形状が
小さく、ビードの除去処理を省略できる。これにより、
被溶接物1の一側面側からのレーザビーム照射により他
方側面からのレーザビームの照射を行うことなく、工程
の省略が可能でありながら、一方の被溶接物と他方の被
溶接物とを強固に接合することができる。
Description
に照射して、溶接・接合を行うレーザ溶接方法に関す
る。
(厚さ方向面)を溶接面あるいは曲面上(以下、溶接面
とする)に溶接する場合、例えば、図9に示すような溶
接構造物を製造する場合、実際に溶接・接合を行うに
は、溶接しようとする鋼板1をこの鋼板の板厚部分13
が溶接面2と接触するように溶接面2上に載せる。
わゆる、すみ肉溶接が行われる。つまり、図10に示す
ように、鋼板1と溶接面2との角部分をMIG(Metal
Inert Gas)溶接やMAG(Metal Active Gas)溶
接という溶接方法による人手作業の半自動溶接、あるい
はロボットによる全自動溶接によって、鋼板1の両側溶
接あるいは全周溶接することによって、すみ肉溶接ビー
ド3を形成して接合する。
ように、溶接後には溶接始端部から溶接終端部5に渡る
溶接ビード4が形成される形状となる。
ままでは、たとえば、例えば、図12に示すようにショ
ベル17のフロント部分とシリンダとをつなぐピンを挿
入するブラケット1a、1bを上述した溶接により接合
した場合、鋼板1の長手方向に繰り返し荷重が負荷され
た際、図11に示す構造物の溶接ビード4の止端部や始
終端部5に応力が集中する。
重による疲労あるいは一発の衝撃によって応力集中部で
ある溶接ビード4の止端部から亀裂が生じ、破断する可
能性がある。
は、MIG溶接やMAG溶接の後工程として溶接後の応
力を分散させるための滑らかなビードを生成するため
に、図13に示すように、鋼板1の端部は、溶接面2と
垂直な面の面積をある大きさに確保するため、面6が形
成され、切り立った形状となっている。
方向のすみ肉溶接を半自動あるいは全自動溶接で行った
後に、図13に示した面6の鋼板端部の切り立った部分
と溶接面2とを、図14に示すように成形する。
応力集中が抑制されるように、別工程で化粧ビードと称
し、手棒溶接にて端部のみ溶接し応力の集中し難い形状
にしたり、あるいはアーク溶接を行った後に、図15に
示すように、グラインダにて溶接端部を滑らかにし、応
力集中をなくすように削ってしまうといった作業がなさ
れている。
た従来の技術においては、溶接された鋼板1に対する応
力集中を抑制する後工程での手棒溶接による作業は、工
程が増えるために余分な労力を費やすうえ、半自動溶接
に比べて溶融効率が低いために作業時間がかかるという
問題点があった。
業では、工程が増えるだけでなくグラインダによって生
ずる周囲への騒音、溶接ビードを削ることにより生ずる
研削粉による塵肺やグラインダ作業中の振動など環境や
人体に与える悪影響も少なくないといった問題点があっ
た。
れたもので、その目的は、溶接部の応力集中抑制工程の
省略が可能でありながら、溶接部の応力集中を抑制可能
なレーザ溶接方法を実現することである。
め、本発明は次のように構成される。 (1)レーザ溶接方法において、一方の被溶接物の厚さ
方向面と、他方の溶接物の被溶接面とを接触させ、上記
一方の被溶接物と他方の被溶接物との少なくとも止端部
にレーザビームを照射し、上記一方の被溶接物の厚さ方
向面と他方の被溶接物の溶接面とを溶接し、互いに接合
させる。
上記レーザビームは、上記一方の被溶接物の厚さ寸法よ
り大のビードを形成し得るレーザビームである。
(2)において、上記一方の被溶接物は、この一方の被
溶接物の、上記他方の被溶接物の溶接面にほぼ直交する
方向の寸法は、端部に向かうにつれて除々に小となる形
状を有する。
(2)又は(3)において、上記一方の被溶接物の端部
付近でレーザビームをデフォーカスする。
(2)、(3)又は(4)において、レーザビームをパ
ルス発振する。
(2)、(3)又は(4)において、上記一方の被溶接
物の厚さ寸法は、端部に向かうにつれて、徐々に小とな
る。
(2)、(3)、(4)、(5)又は(6)において、
上記一方の被溶接物の厚さは、レーザビームによって貫
通可能な寸法である。
(2)、(3)、(4)、(5)又は(6)において、
上記一方の被溶接物の一側面と上記他方の被溶接物の厚
さ方向面とがほぼ同一平面となるように配置し、角継ぎ
手とする。
(2)、(3)、(4)、(5)、(6)又は(7)に
おいて、上記一方の被溶接物は、建設機械の作業部材の
ブラケットである。
(2)、(3)、(4)、(5)、(6)、(7)又は
(8)において、上記一方の被溶接物と他方の被溶接物
との接触部分に沿ってレーザビームを照射し、溶接・接
合する。
のレーザ溶接方法により溶接された接合部を有すること
を特徴とする溶接構造部本発明によれば、一方の被溶接
物と、他方の被溶接物との接触部分にレーザビームを照
射し、一方の被溶接物と他方の被溶接物とを溶接・接合
する。上記一方の被溶接物の厚さ寸法より大のビードを
形成し得るレーザビームであれば、レーザビームを被溶
接物の一側面側からのみ照射すれば被溶接物同志の接触
面を余すことなく接合できる。
状が小さく、ビードの除去処理を省略できる。これによ
り、一方の被溶接物の一側面側からのレーザビーム照射
により他方側面からのレーザビームの照射を行うことな
く、工程の省略が可能でありながら、一方の被溶接物と
他方の被溶接物とを強固に接合することができる。
図面を参照して説明する。まず、本発明による一実施形
態であるレーザ溶接方法における鋼板1の形状は、図1
に示すように、その端面を応力集中が生じないように、
湾曲状又は直線状に徐々に高さ方向を小さくし滑らかな
形状となっている。
に示したショベル17のブラケットであり、溶接面2は
フロントのブームやアームのブラケット1a、1b等の
溶接面部分の例である。このブラケットの形状そのもの
が鋼板1の形状となってる。
とする溶接面2との接触角が極めて小さく、その接触面
の幅がレーザにより形成されるビードの幅より小さい形
状とする。つまり、鋼板1(一方の被溶接物)は、この
鋼板1の、溶接面2(他方の被溶接物の溶接面)にほぼ
直交する方向の寸法は端部に向かうにつれて徐々に小と
なる形状を有する。
は、鋼板1を図1に示すように、鋼板1の板厚部(厚さ
方向面)が溶接面2に接触するように載せる。そして、
図2に示すように、レーザビーム10を、鋼板1の板厚
方向に向けて、鋼板1と溶接面2との接触面に照射し、
鋼板1と溶接面2との接触面をレーザエネルギによって
加熱・溶融させることにより溶接を行う。
ワー密度が高く、レーザ出力1kWあたり約1mmの貫
通能力がある。このため、鋼板1の厚さがレーザ最大溶
け込み量以下の場合には、図3に示すように、鋼板1の
片側から裏側まで貫通し溶け込み、溶融金属11が形成
され、不良のない良好な接合部が形成される。
1の端部は、図4に示すように、レーザビーム10によ
って鋼板1の滑らかな形状のままの溶接端部16が形成
されるために応力集中部が生ずることが抑制される。
0で溶接を行う際、深い溶け込みを得るためのレーザビ
ーム10のフォーカス位置は、被溶接材料の表面かある
いは表面よりも1.2mm程度、被溶接材料の内部に設
定したときである。
状を溶接しようとすると、深い溶け込みを得るために
は、レーザビーム10のフォーカス位置を図2の9の位
置、つまり、鋼板1と溶接面2との接触面の境界部分9
に合わせる。
ルギ密度であるため、被溶接物の裏側への貫通溶接が可
能であるが、鋼板1の端部にてレーザ照射を停止させた
場合、材質、板厚等により、図4の溶接端部16の溶接
終端部は、表面が窪んでしまい、また、裏面も表面同様
窪んでしまって、溶接欠陥となる可能性がある。
ことで溶接部が急冷され、溶融金属が凝固する際に割れ
が生じる高温割れによる欠陥が発生する可能性がある。
方法として、レーザビーム10のフォーカス位置を鋼板
1と溶接面2の角に合わせて溶接するが、溶接終了間際
の鋼板1の端部面8にさしかかったところでレーザビー
ムのフォーカス位置を、図5に示すように、鋼板1と溶
接面2の角から遠ざける、あるいは逆にフォーカス位置
を被溶接材料内部とする(以下、デフォーカスとす
る)。
ーザの照射範囲が大きくなってデフォーカスされた照射
面15となり、それに伴ってパワー密度が低下する。そ
のため、貫通能力は低下するもののビード表面を加熱す
ることによりクレータと呼ばれる溶接欠陥の生じやすい
部分はなくなる。
もよい。レーザビームをパルス発振とすることにより、
レーザ照射と停止とが繰り返されるため、レーザビーム
停止の期間に溶融金属が冷却されるため、この溶融金属
が必要以上に加熱されることが回避される。
に、図4の溶接端部16は段差が小さく応力集中のない
形状となる。
接に比ベてパワー密度が高く、貫通能力も高いため、鋼
板1の厚さがレーザ最大溶け込み量以下の場合には、図
3に示すように、鋼板1の片側から裏側までレーザビー
ムが貫通し、溶け込み不良のない良好な接合部が形成さ
れる。
は、板厚に関わらず、鋼板1の両側を溶接する必要があ
ったが、レーザ溶接とすることにより、鋼板1の片側か
らのレーザの照射だけで溶接が完了するため溶接工程
は、アーク溶接の半分となる。
以上の場合には、完全溶け込みを得るために鋼板1の両
側からレーザを照射することにより、溶け込み不良のな
い溶け込みが得られる。
けるアーク溶接では深い溶け込みが難しいために、被溶
接物に開先を形成する必要があったが、レーザ溶接を適
用した場合には、開先加工は必要なく、作業工程の低減
を図ることができる。
7に示すように、鋼板1の端部の板厚方向の幅がレーザ
溶接方向から遠ざかるように徐々に細くなるようにする
ことによって(鋼板1(一方の被溶接物)の厚さ寸法
を、端部に向かうにつれて、徐々に小とする)クレータ
処理を目的としたレーザのデフォーカスをする必要がな
くなる。
により、レーザのフォーカス位置を一直線上に設定した
まま溶接を続けると、鋼板1の端部では、図7に示すよ
うに、鋼板1の形状により、自然とフォーカス位置と鋼
板1とが離れ、あたかもデフォーカスしていることにな
り、レーザをデフォーカスさせる必要はなくなる。
と溶接面2の端面とが一平面となるような角継ぎ手とし
た場合、レーザ溶接では、開先をとることなくその突き
合わせ面に、レーザを照射し溶接をおこなうことが可能
である。
一溶接面上にのることになるので、レーザ溶接の前工程
での缶組作業は容易となる。
が、図2の境界部分9に照射・溶融する前に、溶接面2
に照射される可能性があるためにレーザを溶接面2に照
射しないように、溶接面2から10°程度傾斜してレー
ザを照射する必要がある。これにより、鋼板1に対し直
角にレーザビームを照射することが難しく、直角に照射
しない分だけエネルギーロスが生じる。
と、レーザビームが溶接面1に干渉することはないた
め、鋼板1に対し直角にレーザビームを照射することが
できるのでレーザの貫通力を余すことなく発揮でき、エ
ネルギーロスを抑制することができる。
ば、レーザビームの溶け込み深さより端面の厚みが小で
あって、端部がなだらかな形状となった一方の被溶接物
の端面を、他方の被溶接物と接触させ、この接触部分に
レーザビームを照射して、一方の被溶接物と他方の被溶
接物とを溶接・接合するように構成される。
らのレーザビーム照射により、他方側面からのレーザビ
ームの照射を行うことなく、工程の省略が可能でありな
がら、一方の被溶接物と他方の被溶接物とを強固に接合
することができる。
れるビードが小さく、接合後このビードの除去等の後工
程を行う必要がなく、これによっても、工程を省略する
ことができる。
形状となるようにしたが、従来の技術においても、端部
への応力集中緩和を図るために、被溶接物の端面を加工
したり、溶接後、被溶接物の端部をグラインダ等により
なだらかな形状とするよう加工していたので、溶接前に
被溶接物の端部をなだらかな形状とする工程は、それら
に代わるものであり、工程数の増加とはならない。
接物の厚みを、レーザビームの溶け込み深さより小とし
たが、大のものであっても、本発明を適用することが可
能である。この場合は、レーザビームを一方の被溶接物
の両側面側から照射する必要があり、上述した一実施形
態より一工程増加することとなるが、従来技術のよう
に、アーク等により溶接・接合する場合の比較して、工
程数は少なく、かつ、強固な接合を施すことが可能であ
る。
接物の端部をなだらかな形状としたが、端部がなだらか
形状となっていないものについても、本発明は適用可能
であり、従来技術のアーク溶接等に比較して、工程数が
少なく、より強固な接合を施すことができる。
溶接物を、ショベルのブラケットとしたが、ブラケット
に限らず、建設機械の作業用部材等のように、一方の被
溶接物の止端部を溶接面(母材)に溶接・接合するもの
であれば、適用可能である。
接物と他方の被溶接物との接触面に沿ってレーザビーム
を照射して溶接・接合するようにしたが、被溶接部の終
端部のみ、レーザビームを照射して、溶接・接合するよ
うに構成してもよい。
の応力集中抑制工程の省略が可能でありながら、溶接部
の応力集中を抑制可能なレーザ溶接方法を実現すること
ができる。
要であった溶接後工程が不要となり、溶接継ぎ手等の品
質向上と共に作業時間を低減することができる。
明図である。
けるレーザ照射部分を示すである。
けるレーザ照射の溶け込み深さの説明図である。
けるビード形成の説明図である。
ける終端部処理の一例の説明図である。
ける終端部処理の他の例の説明図である。
ける終端部処理の他の例の説明図である。
ける角継ぎ手の処理方法の説明図である。
る。
る。
明図である。
明図である。
明図である。
のレーザの位置 13 溶接長手方向先端部 14 シリンダとフロント部を連結するブ
ラケット 15 デフォーカスされたレーザ照射面 16 レーザによる溶接端部
Claims (11)
- 【請求項1】一方の被溶接物の厚さ方向面と、他方の被
溶接物の溶接面とを接触させ、 上記一方の被溶接物と他方の被溶接物との少なくとも止
端部にレーザビームを照射し、上記一方の被溶接物の厚
さ方向面と他方の被溶接物の溶接面とを溶接し、互いに
接合させることを特徴とするレーザ溶接方法。 - 【請求項2】請求項1記載のレーザ溶接方法において、
上記レーザビームは、上記一方の被溶接物の厚さ寸法よ
り大のビードを形成し得るレーザビームであることを特
徴とするレーザ溶接方法。 - 【請求項3】請求項1又は2記載のレーザ溶接方法にお
いて、上記一方の被溶接物は、この一方の被溶接物の、
上記他方の被溶接物の溶接面にほぼ直交する方向の寸法
は、端部に向かうにつれて除々に小となる形状を有する
ことを特徴とするレーザ溶接方法。 - 【請求項4】請求項1、2又は3のうちのいずれか一項
記載のレーザ溶接方法において、上記一方の被溶接物の
端部付近でレーザビームをデフォーカスすることを特徴
とするレーザ溶接方法。 - 【請求項5】請求項1、2、3又は4のうちのいずれか
一項記載のレーザ溶接方法において、レーザビームをパ
ルス発振することを特徴とするレーザ溶接方法。 - 【請求項6】請求項1、2、3又は4のうちのいずれか
一項記載のレーザ溶接方法において、上記一方の被溶接
物の厚さ寸法は、端部に向かうにつれて、徐々に小とな
ることを特徴とするレーザ溶接方法。 - 【請求項7】請求項1、2、3、4、5又は6のうちの
いずれか一項記載のレーザ溶接方法において、上記一方
の被溶接物の厚さは、レーザビームによって貫通可能な
寸法であることを特徴とするレーザ溶接方法。 - 【請求項8】請求項1、2、3、4、5又は6のうちの
いずれか一項記載のレーザ溶接方法において、上記一方
の被溶接物の一側面と上記他方の被溶接物の厚さ方向面
とがほぼ同一平面となるように配置し、角継ぎ手とする
ことを特徴とするレーザ溶接方法。 - 【請求項9】請求項1、2、3、4、5、6又は7のう
ちのいずれか一項記載のレーザ溶接方法において、上記
一方の被溶接物は、建設機械の作業部材のブラケットで
あることを特徴とするレーザ溶接方法。 - 【請求項10】請求項1、2、3、4、5、6、7又は
8のうちのいずれか一項記載のレーザ溶接方法におい
て、上記一方の被溶接物と他方の被溶接物との接触部分
に沿ってレーザビームを照射し、溶接・接合することを
特徴とするレーザ溶接方法。 - 【請求項11】請求項1〜10記載のレーザ溶接方法に
より溶接された接合部を有することを特徴とする溶接構
造部。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
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JP2002263869A true JP2002263869A (ja) | 2002-09-17 |
JP2002263869A5 JP2002263869A5 (ja) | 2008-04-17 |
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Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2008142731A (ja) * | 2006-12-08 | 2008-06-26 | Nissan Motor Co Ltd | レーザ溶接方法、レーザ溶接装置およびレーザ重ね溶接継手 |
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-
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- 2001-03-05 JP JP2001060108A patent/JP4578006B2/ja not_active Expired - Fee Related
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