JPH05212614A - 帯鋸刃 - Google Patents
帯鋸刃Info
- Publication number
- JPH05212614A JPH05212614A JP1645392A JP1645392A JPH05212614A JP H05212614 A JPH05212614 A JP H05212614A JP 1645392 A JP1645392 A JP 1645392A JP 1645392 A JP1645392 A JP 1645392A JP H05212614 A JPH05212614 A JP H05212614A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- band saw
- saw blade
- laser
- welding
- laser welding
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
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-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B23—MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- B23D—PLANING; SLOTTING; SHEARING; BROACHING; SAWING; FILING; SCRAPING; LIKE OPERATIONS FOR WORKING METAL BY REMOVING MATERIAL, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- B23D61/00—Tools for sawing machines or sawing devices; Clamping devices for these tools
- B23D61/12—Straight saw blades; Strap saw blades
- B23D61/123—Details of saw blade body
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B23—MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- B23D—PLANING; SLOTTING; SHEARING; BROACHING; SAWING; FILING; SCRAPING; LIKE OPERATIONS FOR WORKING METAL BY REMOVING MATERIAL, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- B23D65/00—Making tools for sawing machines or sawing devices for use in cutting any kind of material
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Laser Beam Processing (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 レーザ溶接による凹部があっても突合せ溶接
部に沿っての破断を抑制した帯鋸刃を提供することにあ
る。 【構成】 帯鋸刃Wの端面WG ,WH を長手方向に対し
て傾斜面に形成し、前記端面WG ,WH を突合わせてレ
ーザ溶接し、あるいは帯鋸刃Wの端面WG ,WHを突合
せてレーザ溶接を行った際、レーザ溶接のスタート点A
又は終点Bを鋸歯の逃げ面に形成してなることを特徴と
する。
部に沿っての破断を抑制した帯鋸刃を提供することにあ
る。 【構成】 帯鋸刃Wの端面WG ,WH を長手方向に対し
て傾斜面に形成し、前記端面WG ,WH を突合わせてレ
ーザ溶接し、あるいは帯鋸刃Wの端面WG ,WHを突合
せてレーザ溶接を行った際、レーザ溶接のスタート点A
又は終点Bを鋸歯の逃げ面に形成してなることを特徴と
する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、エンドレス状の帯鋸
刃に関する。
刃に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、エンドレス状の帯鋸刃は、端面を
適宜に溶接することによって製作されている。帯鋸刃に
おける端面を突合せて接合するのに、主にフラッシュ・
バット溶接機で行なうのが一般的である。このフラッシ
ュ・バット溶接機では、帯鋸刃における両端面を接触さ
せつつ大電流を流し、接触面に電気火花(フラッシュ)
を発生させつつその熱で端面を加熱溶融した後、急に強
圧力を加えて端面を接合する方法である。
適宜に溶接することによって製作されている。帯鋸刃に
おける端面を突合せて接合するのに、主にフラッシュ・
バット溶接機で行なうのが一般的である。このフラッシ
ュ・バット溶接機では、帯鋸刃における両端面を接触さ
せつつ大電流を流し、接触面に電気火花(フラッシュ)
を発生させつつその熱で端面を加熱溶融した後、急に強
圧力を加えて端面を接合する方法である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述した従
来のフラッシュ・バット溶接機でもって、帯鋸刃Wの端
面を突合せて溶接を行なうと、図4に示したように、突
合せ面の部分が溶接部Wc となると共に、この溶接部W
c の外周部に広がって熱影響部WD が形成される。この
熱影響部WD が比較的大きいので、種々の問題があっ
た。
来のフラッシュ・バット溶接機でもって、帯鋸刃Wの端
面を突合せて溶接を行なうと、図4に示したように、突
合せ面の部分が溶接部Wc となると共に、この溶接部W
c の外周部に広がって熱影響部WD が形成される。この
熱影響部WD が比較的大きいので、種々の問題があっ
た。
【0004】また、帯鋸刃Wのフラッシュバット溶接時
には加圧するため、剛性の大きな治具が必要であり、か
つ突合せ面がずれないように、端面を長手方向に対し直
角に切断する必要があると共に、溶接部の周囲に盛上り
部WE が発生し、この盛上り部WE をグラインダーなど
で除去するためアンダーカットとなってしまうという問
題があった。
には加圧するため、剛性の大きな治具が必要であり、か
つ突合せ面がずれないように、端面を長手方向に対し直
角に切断する必要があると共に、溶接部の周囲に盛上り
部WE が発生し、この盛上り部WE をグラインダーなど
で除去するためアンダーカットとなってしまうという問
題があった。
【0005】これらのフラッシュ・バット溶接機によっ
て生ずる問題を解消するためにレーザ溶接が行なわれる
ようになってきている。このレーザ溶接では溶接部Wc
の外周部に形成される熱影響部WD が極めて狭くなり望
ましいものであるが、図5に示すようにレーザ溶接の終
点にどうしても凹部WF が生じてしまい、この凹部WF
に応力が集中し、破断し易いという問題があらたに発生
している。
て生ずる問題を解消するためにレーザ溶接が行なわれる
ようになってきている。このレーザ溶接では溶接部Wc
の外周部に形成される熱影響部WD が極めて狭くなり望
ましいものであるが、図5に示すようにレーザ溶接の終
点にどうしても凹部WF が生じてしまい、この凹部WF
に応力が集中し、破断し易いという問題があらたに発生
している。
【0006】この発明の目的は、上記問題点を改善した
帯鋸刃を提供することにある。
帯鋸刃を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、第1の発明は、帯鋸刃の端面を長手方向に対して傾
斜面に形成し、前記端面を突合せてレーザ溶接してなる
ことを特徴とする帯鋸刃である。
に、第1の発明は、帯鋸刃の端面を長手方向に対して傾
斜面に形成し、前記端面を突合せてレーザ溶接してなる
ことを特徴とする帯鋸刃である。
【0008】また、第2の発明は、帯鋸刃の端面を突合
せてレーザ溶接を行なった帯鋸刃にして、レーザ溶接の
スタート点又は終点を鋸歯の逃げ面に形成してなること
を特徴とする帯鋸刃である。
せてレーザ溶接を行なった帯鋸刃にして、レーザ溶接の
スタート点又は終点を鋸歯の逃げ面に形成してなること
を特徴とする帯鋸刃である。
【0009】
【作用】この発明の帯鋸刃を採用することにより、第1
の発明によれば、帯鋸刃の端面を長手方向に対して傾斜
面に形成し、前記端面を突合せてレーザ溶接を行なうこ
とによって、溶接部の面積が従来よりも大きくなるの
で、レーザ溶接の終点に凹部が形成されても、凹部部分
から溶接部に沿っての破断が行なわれることがない。
の発明によれば、帯鋸刃の端面を長手方向に対して傾斜
面に形成し、前記端面を突合せてレーザ溶接を行なうこ
とによって、溶接部の面積が従来よりも大きくなるの
で、レーザ溶接の終点に凹部が形成されても、凹部部分
から溶接部に沿っての破断が行なわれることがない。
【0010】また、第2の発明によれば、帯鋸刃の端面
を突合せてレーザ溶接を行なった際、レーザ溶接のスタ
ート点又は終点を鋸歯の逃げ面に形成したことによっ
て、例えば研削によって凹部を除去することができ、応
力集中部を無くすることができる。
を突合せてレーザ溶接を行なった際、レーザ溶接のスタ
ート点又は終点を鋸歯の逃げ面に形成したことによっ
て、例えば研削によって凹部を除去することができ、応
力集中部を無くすることができる。
【0011】
【実施例】以下、この発明の実施例を図面に基づいて詳
細に説明する。
細に説明する。
【0012】図3を参照するに、レーザ溶接機1はワー
クテーブル3を備えている。このワークテーブル3は門
型形状に構成されており、サイドフレーム3R,3Lと
上部フレーム3Uとからなっている。この上部フレーム
3UのX軸方向におけるほぼ中央部分には下方へ若干段
差を有した溝部5が形成されている。この溝部5の前部
にはバックシールドガス用の切欠き部5Gが形成されて
いる。
クテーブル3を備えている。このワークテーブル3は門
型形状に構成されており、サイドフレーム3R,3Lと
上部フレーム3Uとからなっている。この上部フレーム
3UのX軸方向におけるほぼ中央部分には下方へ若干段
差を有した溝部5が形成されている。この溝部5の前部
にはバックシールドガス用の切欠き部5Gが形成されて
いる。
【0013】前記溝部5におけるほぼ中央部の前後方向
であるY軸方向にはバックシールドガス導入用穴7が設
けられていて、前記切欠き部5Gに連通されている。前
記上部フレーム3Uにおける前側には、左右方向に延伸
して板材位置決め用の切欠き部9が形成されている。
であるY軸方向にはバックシールドガス導入用穴7が設
けられていて、前記切欠き部5Gに連通されている。前
記上部フレーム3Uにおける前側には、左右方向に延伸
して板材位置決め用の切欠き部9が形成されている。
【0014】上記構成により、帯鋸刃Wをワークテーブ
ル3における上部フレーム3U上に形成された切欠き部
9に載置し、帯鋸刃Wの背面を突出部3Tに当接せしめ
ると共に、帯鋸刃Wの端面を当該切欠き部5G内で突合
せる。さらに、上部フレーム3Uの左右側の上方から複
数の板材固定用アーム11で帯鋸刃Wの上面を固定する
ことによって、帯鋸刃Wがワークテーブル3上に位置決
め固定されることになる。
ル3における上部フレーム3U上に形成された切欠き部
9に載置し、帯鋸刃Wの背面を突出部3Tに当接せしめ
ると共に、帯鋸刃Wの端面を当該切欠き部5G内で突合
せる。さらに、上部フレーム3Uの左右側の上方から複
数の板材固定用アーム11で帯鋸刃Wの上面を固定する
ことによって、帯鋸刃Wがワークテーブル3上に位置決
め固定されることになる。
【0015】前記ワークテーブル3の上方にはレーザ溶
接機1の本体フレーム13(一部のみ)が設けられてお
り、この本体フレーム13にはX軸,Y軸方向へ移動自
在な加工ヘッド15が設けられている。この加工ヘッド
15をX軸,Y軸方向へ移動せしめる機構は、すでによ
く知られているボールねじあるいはラック,ピニオンな
どで行なわれるもので詳細な説明は省略する。
接機1の本体フレーム13(一部のみ)が設けられてお
り、この本体フレーム13にはX軸,Y軸方向へ移動自
在な加工ヘッド15が設けられている。この加工ヘッド
15をX軸,Y軸方向へ移動せしめる機構は、すでによ
く知られているボールねじあるいはラック,ピニオンな
どで行なわれるもので詳細な説明は省略する。
【0016】加工ヘッド15内には図示省略の集光レン
ズが備えられていると共に、加工ヘッド15の先端(下
端)にはレーザノズル17が設けられている。
ズが備えられていると共に、加工ヘッド15の先端(下
端)にはレーザノズル17が設けられている。
【0017】上記構成により、図示省略のレーザ発振器
から発振されたレーザビームは加工ヘッド15内の集光
レンズで集光され、さらに、レーザノズル17から帯鋸
刃Wの突合せ面に照射することによってレーザ溶接され
ることになる。
から発振されたレーザビームは加工ヘッド15内の集光
レンズで集光され、さらに、レーザノズル17から帯鋸
刃Wの突合せ面に照射することによってレーザ溶接され
ることになる。
【0018】帯鋸刃Wの突合せ面(溶接部)にレーザ溶
接を行なう際、レーザビームをレーザノズル17から照
射すると共にシールガスを溶接部突入側(上面)へ供給
し、突入側雰囲気を安定させ、さらにバックシールドガ
ス導入用穴7から貫通側(下面)にも切欠き部5Gへシ
ールドガスを供給・充満させることにより、溶接雰囲気
を安定させてレーザ溶接が行なわれる。
接を行なう際、レーザビームをレーザノズル17から照
射すると共にシールガスを溶接部突入側(上面)へ供給
し、突入側雰囲気を安定させ、さらにバックシールドガ
ス導入用穴7から貫通側(下面)にも切欠き部5Gへシ
ールドガスを供給・充満させることにより、溶接雰囲気
を安定させてレーザ溶接が行なわれる。
【0019】その結果、溶接溶融部(ビード)および熱
影響が小さく、また溶接部の変形もほとんど発生させず
に、帯鋸刃Wの突合せ面を接合でき、焼鈍などの簡単な
後処理だけで、母材と同じ形状および同等の機械的強度
を得ることができる。さらに溶接時に帯鋸刃Wに外力を
与える必要がなく、溶接後の変形もほとんど発生しない
ので、帯鋸刃Wを保持するだけの簡単な板材固定用アー
ム11による治具で接合することができる。
影響が小さく、また溶接部の変形もほとんど発生させず
に、帯鋸刃Wの突合せ面を接合でき、焼鈍などの簡単な
後処理だけで、母材と同じ形状および同等の機械的強度
を得ることができる。さらに溶接時に帯鋸刃Wに外力を
与える必要がなく、溶接後の変形もほとんど発生しない
ので、帯鋸刃Wを保持するだけの簡単な板材固定用アー
ム11による治具で接合することができる。
【0020】帯鋸刃Wの端面を突合せて溶接する際に、
図1に示されているように、帯鋸刃Wの端面WG ,WH
を帯鋸刃Wの長手方向(図1において左右方向)に対し
て任意の角度θを有した傾斜面を形成せしめる。そし
て、この傾斜面である端面WG,WH を突合せて例えば
スタート点Aから終点Bへ向けて上述した要領でレーザ
溶接を行なうことによって、溶接部の溶接面積が図1に
点線で示した直角方向の溶接部における溶接面積よりも
大とすることができる。
図1に示されているように、帯鋸刃Wの端面WG ,WH
を帯鋸刃Wの長手方向(図1において左右方向)に対し
て任意の角度θを有した傾斜面を形成せしめる。そし
て、この傾斜面である端面WG,WH を突合せて例えば
スタート点Aから終点Bへ向けて上述した要領でレーザ
溶接を行なうことによって、溶接部の溶接面積が図1に
点線で示した直角方向の溶接部における溶接面積よりも
大とすることができる。
【0021】その結果、帯鋸刃Wを長手方向へ引っ張っ
た場合に終点Bに発生する凹部WF部分から溶接部に沿
う方向への破断が抑制される。又図6に示すように接合
強度においても母材そのものの強度とほとんど変わらな
いことが証明される。これは特に図7に示すように応力
の高い曲げ部における耐力において顕著である。したが
って、破断の強度は母材の強度に因ることとなり、θ=
90°接合より更なる優位性が確立される。
た場合に終点Bに発生する凹部WF部分から溶接部に沿
う方向への破断が抑制される。又図6に示すように接合
強度においても母材そのものの強度とほとんど変わらな
いことが証明される。これは特に図7に示すように応力
の高い曲げ部における耐力において顕著である。したが
って、破断の強度は母材の強度に因ることとなり、θ=
90°接合より更なる優位性が確立される。
【0022】ここで、上記証明について簡単に説明する
と、図6のように傾斜面で溶接された材料の垂直断面A
−Aにおける引張強さσW1は、 σW1=[{(l−a)×t×σ}+a×t×σW ]÷(l×t) =σ−(σ−σW )a/l =(σ−σa/l)+σW a/l ここで、lは母材の幅、tは母材の厚さ、aは溶接部の
幅、σは母材の引張強さ、σW は溶接部の引張強さであ
る。そして、aがlに対して十分小さいときにはa/l
≒0とみなして、引張強さσW1≒σとみなすことができ
る。
と、図6のように傾斜面で溶接された材料の垂直断面A
−Aにおける引張強さσW1は、 σW1=[{(l−a)×t×σ}+a×t×σW ]÷(l×t) =σ−(σ−σW )a/l =(σ−σa/l)+σW a/l ここで、lは母材の幅、tは母材の厚さ、aは溶接部の
幅、σは母材の引張強さ、σW は溶接部の引張強さであ
る。そして、aがlに対して十分小さいときにはa/l
≒0とみなして、引張強さσW1≒σとみなすことができ
る。
【0023】前記傾斜面はストレートの例で説明した
が、曲折した面であっても構わないし、傾斜角度θは帯
鋸刃Wの材質などによって適正な値に設定することがで
きる。
が、曲折した面であっても構わないし、傾斜角度θは帯
鋸刃Wの材質などによって適正な値に設定することがで
きる。
【0024】また、帯鋸刃Wの端面を突合せて溶接する
際に、図2に示されているように、帯鋸刃Wの端面
WG ,WH をまず突合わせた後、例えばスタート点A又
はBから終点B又はAに向けてレーザ溶接を行なって、
スタート点A又はB,あるいは終点B又はAを、帯鋸刃
Wにおける鋸歯の逃げ面(図2においてBの部分)とす
ることによって、逃げ面に凹部WF が形成される。
際に、図2に示されているように、帯鋸刃Wの端面
WG ,WH をまず突合わせた後、例えばスタート点A又
はBから終点B又はAに向けてレーザ溶接を行なって、
スタート点A又はB,あるいは終点B又はAを、帯鋸刃
Wにおける鋸歯の逃げ面(図2においてBの部分)とす
ることによって、逃げ面に凹部WF が形成される。
【0025】したがって、凹部WF を逃げ面に形成し、
ガレット部Gに形成せしめないようにしたことにより、
例えば逃げ面の研削加工によって上記凹部WF を除去す
ることができ、応力集中を回避することができる。
ガレット部Gに形成せしめないようにしたことにより、
例えば逃げ面の研削加工によって上記凹部WF を除去す
ることができ、応力集中を回避することができる。
【0026】また、図2において端面を傾斜面として説
明したが、点線で示したごとく、θ=90度としても対
応できる。
明したが、点線で示したごとく、θ=90度としても対
応できる。
【0027】なお、この発明は、前述した実施例に限定
されることなく、適宜な変更を行なうことにより、その
他の態様で実施し得るものである。
されることなく、適宜な変更を行なうことにより、その
他の態様で実施し得るものである。
【0028】
【発明の効果】以上のごとき実施例の説明より理解され
るように、この第1の発明によれば、帯鋸刃の端面を長
手方向に対して傾斜面に形成し、前記端面を突合せてレ
ーザ溶接を行なうことによって、レーザ溶接の終点に凹
部が形成されても、溶接部に沿っての破断を抑制するこ
とができる。
るように、この第1の発明によれば、帯鋸刃の端面を長
手方向に対して傾斜面に形成し、前記端面を突合せてレ
ーザ溶接を行なうことによって、レーザ溶接の終点に凹
部が形成されても、溶接部に沿っての破断を抑制するこ
とができる。
【0029】また、第2の発明によれば、帯鋸面の端面
を突合せてレーザ溶接を行なった際、レーザ溶接のスタ
ート点又は終点を鋸刃の逃げ面に形成せしめることによ
って、凹部が逃げ面に形成されるから、研削加工等によ
って容易に除去でき応力の集中を回避することができ
る。
を突合せてレーザ溶接を行なった際、レーザ溶接のスタ
ート点又は終点を鋸刃の逃げ面に形成せしめることによ
って、凹部が逃げ面に形成されるから、研削加工等によ
って容易に除去でき応力の集中を回避することができ
る。
【図1】この第1の発明の帯鋸刃を突合せて溶接する平
面図である。
面図である。
【図2】この第2の発明の帯鋸刃を突合せて溶接する平
面図である。
面図である。
【図3】この発明を実施する一実施例のレーザ溶接材の
一部を省略した斜視図である。
一部を省略した斜視図である。
【図4】従来のフラッシュ・バット溶接機で帯鋸刃を突
合せて溶接した状態を示す断面図である。
合せて溶接した状態を示す断面図である。
【図5】レーザ溶接機で帯鋸刃を突合せて溶接した状態
を示す平面図である。
を示す平面図である。
【図6】作用説明図である。
【図7】作用説明図である。
1 レーザ溶接機 3 ワークテーブル 5G 切欠き部 7 バックシールドガス導入用穴 9 切欠き部 11 板材固定用アーム 15 加工ヘッド 17 レーザノズル W 帯鋸刃 WG ,WH 端面 WF 凹部 A スタート点 B 終点
Claims (2)
- 【請求項1】 帯鋸刃の端面を長手方向に対して傾斜面
に形成し、前記端面を突合せてレーザ溶接してなること
を特徴とする帯鋸刃。 - 【請求項2】 帯鋸刃の端面を突合せてレーザ溶接を行
なった帯鋸刃にして、レーザ溶接のスタート点又は終点
を鋸歯の逃げ面に形成してなることを特徴とする帯鋸
刃。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP01645392A JP3338077B2 (ja) | 1992-01-31 | 1992-01-31 | エンドレス状の帯鋸刃 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP01645392A JP3338077B2 (ja) | 1992-01-31 | 1992-01-31 | エンドレス状の帯鋸刃 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05212614A true JPH05212614A (ja) | 1993-08-24 |
JP3338077B2 JP3338077B2 (ja) | 2002-10-28 |
Family
ID=11916672
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP01645392A Expired - Fee Related JP3338077B2 (ja) | 1992-01-31 | 1992-01-31 | エンドレス状の帯鋸刃 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3338077B2 (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP1232819A2 (en) * | 2001-01-19 | 2002-08-21 | Milwaukee Electric Tool Corporation | Methods for manufacturing band saw blades |
JP2013010170A (ja) * | 2011-06-30 | 2013-01-17 | Amada Co Ltd | 帯鋸刃 |
CN104014938A (zh) * | 2014-06-06 | 2014-09-03 | 湖南泰嘉新材料科技股份有限公司 | 一种用于切割锯带的激光连续切割装置及切割方法 |
CN104827182A (zh) * | 2015-05-13 | 2015-08-12 | 湖南泰嘉新材料科技股份有限公司 | 一种带锯条根带激光焊接工艺 |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN102267031A (zh) * | 2011-07-05 | 2011-12-07 | 湖南泰嘉新材料科技股份有限公司 | 带锯条对接立式焊的方法 |
-
1992
- 1992-01-31 JP JP01645392A patent/JP3338077B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP1232819A2 (en) * | 2001-01-19 | 2002-08-21 | Milwaukee Electric Tool Corporation | Methods for manufacturing band saw blades |
EP1232819A3 (en) * | 2001-01-19 | 2002-11-27 | Milwaukee Electric Tool Corporation | Methods for manufacturing band saw blades |
JP2013010170A (ja) * | 2011-06-30 | 2013-01-17 | Amada Co Ltd | 帯鋸刃 |
CN104014938A (zh) * | 2014-06-06 | 2014-09-03 | 湖南泰嘉新材料科技股份有限公司 | 一种用于切割锯带的激光连续切割装置及切割方法 |
CN104827182A (zh) * | 2015-05-13 | 2015-08-12 | 湖南泰嘉新材料科技股份有限公司 | 一种带锯条根带激光焊接工艺 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP3338077B2 (ja) | 2002-10-28 |
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