JPH11197814A - 半凝固金属の製造方法 - Google Patents

半凝固金属の製造方法

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JPH11197814A
JPH11197814A JP884798A JP884798A JPH11197814A JP H11197814 A JPH11197814 A JP H11197814A JP 884798 A JP884798 A JP 884798A JP 884798 A JP884798 A JP 884798A JP H11197814 A JPH11197814 A JP H11197814A
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molten metal
crucible
metal
cooling
semi
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Kazuya Sakamoto
一也 坂本
Norimasa Hamazoe
宣正 浜添
Kenji Owada
賢治 大和田
Atsushi Suzuki
篤 鈴木
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Honda Motor Co Ltd
Original Assignee
Honda Motor Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】所望のスラリーを効率的かつ経済的に製造する
ことを可能にする。 【解決手段】所定量の溶湯12が断熱性るつぼ18に供
給された後、この溶湯12の温度以下の所定温度に冷却
された冷し金46が、前記溶湯12内に浸漬されるとと
もに回転する。このため、溶湯12は、冷却されながら
撹拌されて冷却に指向性を有することがなく、全体的に
均一かつ有効にスラリー化した半凝固金属20が得られ
る。この半凝固金属20は、断熱性るつぼ18から離脱
され、成形機22に供給されて成形処理が施される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、溶融金属から所定
のスラリーを得るための半凝固金属の製造方法に関す
る。
【0002】
【従来の技術】一般的に、アルミニウムやマグネシウ
ム、またはそれぞれの合金等の溶融金属を使用し、成形
用に1ショット分の半凝固金属、すなわち、スラリーを
製造する作業が行われている。スラリーを使用した成形
作業では、特に成形品の表面精度に優れる等の利点があ
ることが知られている。この種のスラリーを製造するた
めに、例えば、チクソキャスト法およびレオキャスト法
が広く採用されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
チクソキャスト法では、専用のビレットおよび再加熱装
置が必要となっている。このため、材料コストおよび設
備コストが相当に高騰するとともに、製造作業全体が煩
雑であるという問題が指摘されている。
【0004】一方、上記のレオキャスト法は、連続バッ
チ方式により大量製造を行うものであり、その冷却は、
水冷された冷却部に溶湯を接触させながら排出すること
により行われている。このため、スラリーの温度が冷却
の始めと終わりとでは異なってしまい、前記スラリーの
温度管理が精密に遂行されないという問題がある。
【0005】また、成形機内で冷却、加熱および撹拌に
よりスラリーを製造する方法も知られているが、サイク
ルタイムが長くなるとともに、特にショット重量が増大
するという不具合が生じている。
【0006】本発明は、この種の問題を解決するもので
あり、所望のスラリーを効率的かつ経済的に製造するこ
とが可能な半凝固金属の製造方法を提供することを目的
とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】前記の課題を解決するた
めに、本発明に係る半凝固金属の製造方法では、所定量
の溶融金属が断熱性るつぼに供給された後、前記るつぼ
内の前記溶融金属が、該溶融金属の温度以下の所定温度
に冷却された冷却部材を介して冷却されるとともに、該
溶融金属が撹拌される。このため、断熱性るつぼ内で
は、溶融金属が冷却の指向性を有することなく全体的に
均一かつ確実にスラリー化し、再加熱を不要にして所望
の半凝固金属を効率的に得ることができる。
【0008】また、本発明では、冷却部材がるつぼ内で
回転されることにより、前記るつぼ内の溶融金属が円滑
に撹拌されることになる。さらに、冷却および撹拌に使
用された冷却部材は、るつぼから離脱された後に凝固物
除去処理および乾燥処理が施されるとともに、必要に応
じてコーティング処理が行われる。これにより、冷却部
材は、常時、良好な状態で繰り返し使用され、高品質な
半凝固金属を連続的に製造することが可能になる。
【0009】さらにまた、冷却部材の外形が円柱形に設
定されるとともに、下方に向かって抜き勾配を有してい
る。従って、溶融金属による冷却部材の損耗を低減し得
るとともに、前記冷却部材を半凝固金属中から確実に抜
き取ることができる。
【0010】また、冷却部材を断熱性るつぼ内に挿入す
るとともに、前記断熱性るつぼの開放端を蓋部材で閉塞
している。このため、冷却および撹拌中に、溶湯表面が
酸化したり、この溶湯中に空気が混入することを確実に
阻止することが可能になる。
【0011】
【発明の実施の形態】図1は、本発明の第1の実施形態
に係る半凝固金属の製造方法を実施するための製造装置
10の概略斜視説明図であり、図2は、前記製造装置1
0の平面説明図である。
【0012】製造装置10は、アルミニウム、その合
金、マグネシウム、またはその合金等の溶融金属からな
る溶湯12を保持する溶湯保持炉14と、この溶湯保持
炉14内から所定量(1ショット分)の溶湯12を汲み
出す溶湯汲み出しロボット16と、前記溶湯汲み出しロ
ボット16により汲み出された該溶湯12を所定の断熱
性るつぼ18に注湯するとともに、前記るつぼ18内で
所望のスラリー状態になった半凝固金属20を成形機2
2の図示しないキャビテイに連通するスラリー投入口2
4に供給する供給ロボット26と、前記るつぼ18を配
置して該るつぼ18内の溶湯12を冷却および撹拌する
第1〜第4撹拌機28a〜28dとを備える。
【0013】溶湯汲み出しロボット16は、図1および
図3に示すように、支柱30上に旋回自在に設けられる
アーム32を備え、このアーム32の先端にラドル34
が傾動可能に装着される。供給ロボット26は、第1〜
第4撹拌機28a〜28dの配列方向(矢印A方向)に
延在するレール36に沿って進退自在である。供給ロボ
ット26は多関節型ロボットであり、その先端には、断
熱性るつぼ18を保持可能な把持部38が装着されてい
る。
【0014】第1撹拌機28aは、るつぼ18を離脱自
在に配置するるつぼ受台40を備える。このるつぼ受台
40は、図4に示すように、るつぼ18を収容するため
の凹部42を設けるとともに、前記るつぼ受台40の内
部には、前記凹部42に配置されるるつぼ18を周回す
るようにしてヒータ44が埋設されている。
【0015】るつぼ受台40の上方には、撹拌機能を兼
ねた冷し金(冷却部材)46が駆動部48を介して取り
外し可能に配置される。冷し金46は、溶湯12として
使用される、例えば、アルミニウム溶湯の溶湯温度で溶
けない材質、例えば、銅やステンレス等により構成され
ている。この冷し金46の外形は、円柱形状に設定され
るとともに、下方に向かって抜き勾配を有している。
【0016】冷し金46は、駆動部48に対しセラミッ
ク製カプラ49を介して着脱自在であり、この駆動部4
8がるつぼ受台40上で昇降するとともに、前記冷し金
46を回転駆動する。
【0017】なお、第2〜第4撹拌機28b〜28d
は、上記の第1撹拌機28aと同様に構成されており、
同一の構成要素には同一の参照符号を付して、その詳細
な説明は省略する。
【0018】各冷し金46は、第1〜第4撹拌機28a
〜28dに設けられている各駆動部48に対して着脱自
在であり、前記冷し金46は、溶湯12の撹拌および冷
却を行う毎(1ショット毎)に、前記駆動部48から取
り外されて冷し金処理装置50に送られる。
【0019】図5に示すように、冷し金処理装置50
は、駆動部48から離脱された冷し金46を冷却油等の
冷却媒体により冷却するための冷却槽52と、冷却後の
前記冷し金46にエアブローを行ってその表面からアル
ミニウム凝固物を除去するためのエアブロー手段54
と、エアブロー後の前記冷し金46をセラミック材のコ
ーティング液内に浸漬させるコーティング槽56と、コ
ーティング後の該冷し金46をヒータ58により乾燥さ
せる乾燥手段60とを備える。
【0020】このように構成される製造装置10の動作
について、以下に説明する。なお、製造装置10による
量産システムのタイムテーブルが、図6に示されてい
る。
【0021】先ず、溶湯保持炉14内で溶湯12が65
0℃程度に加熱保持された状態で、溶湯汲み出しロボッ
ト16が駆動される。図3に示すように、溶湯汲み出し
ロボット16では、アーム32の作用下にラドル34が
溶湯保持炉14内に挿入され、このラドル34が傾動す
ることにより1ショット分の溶湯12が該ラドル34に
より汲み出される。溶湯12を汲み出したラドル34
は、注湯位置(図3中、二点鎖線位置参照)に移動され
る一方、この注湯位置には、供給ロボット26が把持部
38により空のるつぼ18を保持して配置されている
(図1参照)。
【0022】そこで、ラドル34が傾動され、供給ロボ
ット26に保持されているるつぼ18内に1ショット分
の溶湯12が注湯される。次いで、供給ロボット26
は、るつぼ18を第1〜第4撹拌機28a〜28dの所
定の位置、例えば、前記第1撹拌機28aを構成するる
つぼ受台40の凹部42に挿入する。るつぼ受台40で
は、ヒータ44が駆動されて予め所定の温度に維持され
ており、凹部42に配置されるるつぼ18内の溶湯12
が周囲から一挙に冷却されることを防止している。
【0023】第1撹拌機28aでは、冷し金46が、水
分除去および冷却条件の安定化のために予め100℃程
度に加熱保持されており、前記冷し金46が、駆動部4
8を介して比較的低速で所定方向に回転しながらるつぼ
18内の溶湯12中に浸漬される。その後、駆動部48
の作用下に冷し金46が溶湯12中で回転速度を上げる
ことにより、この溶湯12を冷却しながら迅速に撹拌す
る。
【0024】冷し金46が、予め設定された時間だけ、
あるいはスラリー供給信号が入力されるまで溶湯12の
撹拌を行った後、この冷し金46が回転しながらるつぼ
18から引き上げられる。このため、断熱性るつぼ18
内には、全体的に一定温度に保持された半凝固金属20
が得られる。
【0025】なお、上記の半凝固金属20の製造工程に
おいて、るつぼ18内の雰囲気、前記るつぼ18の温
度、溶湯12のセンター温度、前記溶湯12の端部温
度、および冷し金46の温度は、図7に示されるように
変化している。
【0026】一方、供給ロボット26は、第1〜第4撹
拌機28a〜28dの中、所望のスラリー状態に冷却お
よび撹拌された半凝固金属20を有する、例えば、第4
撹拌機28dに対応して移動される。第4撹拌機28d
では、駆動部48が上方に待機するとともに、冷し金4
6が取り外されており、供給ロボット26は、この第4
撹拌機28dのるつぼ受台40に配置されているるつぼ
18を把持し、このるつぼ18を前記第4撹拌機28d
から取り出す(図8参照)。
【0027】さらに、供給ロボット26は、把持部38
により把持されているるつぼ18を成形機22のスラリ
ー投入口24に対して配置した後、このるつぼ18を反
転させる。これにより、るつぼ18内の半凝固金属20
は、スラリー投入口24に向かって落下供給される(図
9参照)。そして、成形機22では、半凝固金属20を
用いた成形処理が行われ、所定の成形品が得られること
になる。
【0028】供給ロボット26は、空になったるつぼ1
8をエアブロー位置に移動してエアブロー処理を施すこ
とにより、この断熱性るつぼ18内に残存するアルミニ
ウムが除去される。次いで、るつぼ18の内部にセラミ
ック材等によるコーティングが行われた後、このるつぼ
18が注湯位置に配置される。
【0029】第1撹拌機28aでは、溶湯12の冷却お
よび撹拌を行って上方に取り出された冷し金46が、駆
動部48から離脱されてロボット等により冷し金処理装
置50に移送される(図5中、(a)参照)。この冷し
金処理装置50では、図5中、(b)に示すように、冷
し金46が、先ず、冷却槽52内に浸漬されて冷却処理
が行われた後、エアブロー手段54を介してこの冷し金
46の表面に付着しているアルミニウム凝固物の除去が
行われる(図5中、(c)参照)。さらに、冷し金46
は、図5中、(d)に示すように、コーティング槽56
内のコーティング液に浸漬されてその表面にセラミック
材がコーティングされる。冷し金46の表面が溶湯12
と反応することを防止するとともに、前記冷し金46の
表面に付着するアルミニウム凝固物の除去が容易に遂行
されるからである。
【0030】コーティング処理後の冷し金46には、乾
燥手段60を構成するヒータ58の作用下に乾燥処理が
施されるとともに、この冷し金46が所定の温度に加温
される(図5中、(e)参照)。乾燥後の冷し金46
は、駆動部48に装着されて新たな溶湯12の冷却およ
び撹拌作業に再使用される。
【0031】この場合、第1の実施形態では、るつぼ1
8内の溶湯12をこの溶湯12の温度よりも低い温度に
保持された冷し金46により冷却するとともに、この冷
し金46を回転させて撹拌している。このため、溶湯1
2の冷却に指向性が発生することがなく、全体的に均一
かつ確実にスラリー化した半凝固金属20を得ることが
でき、この半凝固金属20を再加熱することなく成形機
22のスラリー投入口24に供給することが可能にな
る。
【0032】これにより、常に安定した半凝固金属20
を1ショット毎に得ることができ、しかも再加熱装置等
の設備が不要になって経済的かつ効率的に前記半凝固金
属20を製造することが可能になるという効果が得られ
る。さらに、冷し金46の外形が円柱形状に設定されて
おり、スラリー化する溶湯12によりこの冷し金46が
損耗することを有効に阻止することができる。また、冷
し金46が下方に向かって抜き勾配を有しており、この
冷し金46を半凝固金属20から円滑に抜き取ることが
可能になる。
【0033】なお、第1の実施形態では、冷し金46の
表面に付着しているアルミニウム凝固物を除去するため
に、エアブロー手段54を使用しているが、これに代替
して振動発生手段やサンドブラスト等を用いることがで
きる。
【0034】また、第1の実施形態では、溶湯保持炉1
4と供給ロボット26との間に1ショット分の溶湯を汲
み出すための溶湯汲み出しロボット16を設けている
が、供給ロボット26に保持されているるつぼ18に溶
湯保持炉14から1ショット分の溶湯12を直接給湯す
るように構成すれば、この溶湯汲み出しロボット16を
必ずしも用いなくてもよい。
【0035】図10は、本発明の第2の実施形態に係る
半凝固金属の製造方法を実施するための製造装置70の
概略斜視説明図である。
【0036】この製造装置70は、分割型るつぼ80
a、80bと、このるつぼ80a、80bが収容される
分割型るつぼ受台82a、82bと、前記るつぼ80
a、80b内に溶湯84を給湯する給湯手段86と、前
記るつぼ80a、80b内の前記溶湯84を冷却および
撹拌する撹拌機88と、該るつぼ80a、80bを一体
的に保持して前記るつぼ受台82a、82bから取り出
すとともに、図示しない成形機に半凝固金属90を送り
出すロボット92とを備える。
【0037】るつぼ80a、80bは、有底円筒体を直
径方向に2分割して構成されており、それぞれの外周部
には、対をなす鈎状突起部94a、94bと対をなす溝
部96a、96bとが軸方向に直線状に配設されてい
る。るつぼ80a、80bの合わせ面には、耐熱パッキ
ン97が介装されている。
【0038】るつぼ受台82a、82bは、有底円筒体
を直径方向に2分割して構成されており、それぞれの下
端側角部が支点98a、98bを介して設置面99に対
し揺動自在に支持される。るつぼ受台82a、82bの
側部には、シリンダ100a、100bから延在するロ
ッド102a、102bが連結される一方、前記シリン
ダ100a、100bが設置面99に対して傾動自在で
ある。るつぼ受台82a、82bが閉動された際にこれ
らの中に凹部104が一体的に構成されるとともに、前
記凹部104を周回してヒータ106a、106bが埋
設されている。
【0039】給湯手段86は、図示しない溶湯保持炉か
ら1ショット分の溶湯84を汲み出すラドル108を備
えている。このラドル108は、溶湯84の汲み出し位
置とるつぼ80a、80bへの注湯位置とに移動自在か
つ傾動可能に構成される。
【0040】撹拌機88は、例えば、ステンレス製の冷
し金110を備え、この冷し金110の外形が円柱状に
設定されるとともに、前記冷し金110が図示しない駆
動部を介して昇降および回転自在である。冷し金110
は、蓋部材112に回転自在に挿入されており、この蓋
部材112は、前記冷し金110と一体的に昇降可能で
ある。この蓋部材112は、通気性を有さない材質で構
成されることが望ましく、また、溶湯84と接触する面
が平面あるいは中心部に向かって前記溶湯84側に突出
する円錐乃至は角錐形状に設定される。
【0041】ロボット92を構成する手首部114に
は、シリンダ116a、116bが装着されている。シ
リンダ116a、116bから互いに逆方向に延在する
ロッド118a、118bに、鉛直下方向に向かってア
ーム部材120a、120bの端部が固着される。この
アーム部材120a、120bには、るつぼ80a、8
0bのそれぞれの突起部94a、94bに挿入して係合
される一対の外側突起122a、122bと、前記るつ
ぼ80a、80bの溝部96a、96bに嵌合する一対
の内側突起124a、124bとが設けられる。
【0042】このような構成において、第2の実施形態
では、先ず、図11Aに示すように、るつぼ受台82
a、82bが支点98a、98bを介して互いに開放さ
れた状態で、るつぼ80a、80bが前記るつぼ受台8
2a、82b間に挿入される。次に、シリンダ100
a、100bが駆動されてロッド102a、102bが
それぞれ前方に変位することにより、るつぼ受台82
a、82bが互いに近接する方向に揺動する。このた
め、るつぼ受台82a、82b間に一体的に構成される
凹部104にるつぼ80a、80bが収容される。その
際、凹部104の寸法が、るつぼ80a、80bの外形
形状よりも僅かに小さく設定されており、るつぼ受台8
2a、82bが互いに閉塞された状態で、前記るつぼ8
0a、80bが耐熱パッキン97を介装して互いに液密
に保持される。
【0043】次いで、図11Bに示すように、給湯手段
86を構成するラドル108が、1ショット分の溶湯8
4を汲み出してるつぼ80a、80b内に前記溶湯84
を給湯する。ここで、るつぼ80a、80bは、るつぼ
受台82a、82bに埋設されているヒータ106a、
106bを介して所定温度(例えば、280℃)に昇温
保持されており、650℃〜700℃に保持されたアル
ミニウム溶湯である溶湯84が前記るつぼ80a、80
b内に給湯される。
【0044】一方、撹拌機88では、冷し金110が水
分除去等のために100℃に加熱されており、この冷し
金110が、図11Cに示すように、るつぼ80a、8
0bの上方から回転しながら下降する。このため、冷し
金110は、るつぼ80a、80b内の溶湯84を冷却
するとともに、前記溶湯84を撹拌する。
【0045】その際、冷し金110と一体的に蓋部材1
12が下降し、この蓋部材112は、るつぼ80a、8
0bの開放する上端側に配置される。これにより、冷し
金110による冷却および撹拌時に溶湯84の表面が酸
化されることがなく、また、この溶湯84中に空気が混
入することを確実に阻止することができる。
【0046】所定時間だけ冷却および撹拌を行って所望
のスラリー状態を有する半凝固金属90が得られた後、
冷し金110がるつぼ80a、80bから取り出される
一方、ロボット92が前記るつぼ80a、80b上に配
置される。このロボット92では、手首部114を介し
てアーム部材120a、120bが下方向に移動し(図
11D参照)、それぞれの外側突起122a、122b
がるつぼ80a、80bの突起部94a、94bに嵌合
するとともに、それぞれの内側突起124a、124b
が前記るつぼ80a、80bの溝部96a、96bに嵌
合する。
【0047】次に、図11Eに示すように、シリンダ1
00a、100bの作用下に、るつぼ受台82a、82
bが互いに離間する方向に揺動し、凹部104に保持さ
れていたるつぼ80a、80bは、アーム部材120
a、120bに保持された状態で取り出される。手首部
114が成形機22のスラリー投入口24の上方に配置
された後、シリンダ116a、116bが駆動されてロ
ッド118a、118bが互いに離間する方向に変位す
る。
【0048】従って、アーム部材120a、120bが
互いに離間する方向に変位し、前記アーム部材120
a、120bに保持されているるつぼ80a、80bが
互いに開放される。るつぼ80a、80b内には、半凝
固金属90が一体的に製造されており、この半凝固金属
90は、前記るつぼ80a、80bが開放されることに
より落下してスラリー投入口24に供給される(図11
F参照)。
【0049】このように、第2の実施形態では、るつぼ
80a、80b内に給湯された1ショット分の溶湯84
が、冷し金110により冷却されながら前記冷し金11
0の回転作用下に撹拌されることにより、冷却に指向性
を有しない全体的に均一かつ良好なスラリー状態の半凝
固金属90を得ることができる。しかも、冷し金110
による冷却および撹拌時に、るつぼ80a、80bの開
放端が蓋部材112により閉塞されるため、溶湯84の
表面の酸化およびこの溶湯84中への空気の混入を有効
に防止することが可能になる。これにより、高品質な半
凝固金属90を効率的に得ることができるという効果が
得られる。
【0050】さらに、分割型るつぼ80a、80bを備
えており、ロボット92を構成するアーム部材120
a、120bが、このるつぼ80a、80bにそれぞれ
係合して該るつぼ80a、80bを開閉可能に構成して
いる。このため、スラリー投入口24の上方でるつぼ8
0a、80bを互いに離間する方向に移動させるだけ
で、半凝固金属90を前記スラリー投入口24に対し容
易かつ確実に落下供給することが可能になる。
【0051】図12は、本発明の第3の実施形態に係る
半凝固金属の製造方法を実施するための製造装置130
の概略斜視説明図である。
【0052】この製造装置130は、分割型るつぼ14
0a、140bと、分割型るつぼ受台142a、142
bと、前記るつぼ140a、140bを搬送するロボッ
ト144と、前記るつぼ140a、140b内に1ショ
ット分の溶湯146を給湯する給湯手段148と、前記
るつぼ140a、140b内の前記溶湯146を冷却す
るとともに撹拌する撹拌機150とを備える。
【0053】るつぼ140a、140bの外周部には、
それぞれ対をなす突起部152a、152bが膨出形成
される一方、ロボット144を構成するロボットアーム
154a、154bには、前記突起部152a、152
bに挿入されかつこれを保持する機構が設けられてい
る。
【0054】るつぼ受台142aは、シリンダ156か
ら延在するロッド158に連結されるとともに、滑車1
60を介して矢印方向に進退自在である。るつぼ受台1
42bは設置面161に固定されている。るつぼ受台1
42a、142bが互いに閉塞された際に、その内部に
凹部162が一体的に形成される。るつぼ受台142
a、142b内には、それぞれヒータ146a、146
bが埋設されている。
【0055】給湯手段148は、ラドル166を備える
一方、撹拌機150は、比較的小径な冷し金168を備
えている。冷し金168は、駆動部170を介して回転
自在であり、この駆動部170は、移動台172に装着
されて矢印方向(水平方向)に移動自在である。
【0056】このような構成において、第3の実施形態
では、先ず、図13Aに示すように、るつぼ受台142
aがるつぼ受台142bから離間した状態で、るつぼ1
40a、140bがロボット144に把持されてこのる
つぼ受台142a、142b内に挿入される。次に、シ
リンダ156の駆動作用下に、るつぼ受台142aがる
つぼ受台142b側に移動して互いに閉塞され、これら
の間に一体的に形成される凹部162にるつぼ140
a、140bが収容保持される(図13B参照)。
【0057】さらに、図13Cに示すように、るつぼ1
40a、140b内に給湯手段148を構成するラドル
166を介して1ショット分の溶湯146が給湯された
後、図13Dに示すように、撹拌機150が駆動され
る。この撹拌機150では、所定温度に冷却されている
冷し金168が溶湯146中に浸漬された状態で、駆動
部170を介して回転されるとともに、移動台172が
水平方向に進退する。これにより、るつぼ140a、1
40b内の溶湯146が冷却および撹拌され、所望のス
ラリー状態を有する半凝固金属174が得られる。
【0058】次に、図13Eに示すように、ロボット1
44を構成するロボットアーム154a、154bがる
つぼ受台142a、142b内に進入してるつぼ140
a、140bを把持した後、シリンダ156の作用下に
前記るつぼ140aが開放動作する一方、ロボット14
4が上方に移動する(図13F参照)。ロボット144
は、るつぼ140a、140bを所定のスラリー投入口
24に対応して配置される。そして、ロボットアーム1
54a、154bを互いに離間する方向に揺動させるこ
とにより、るつぼ140a、140bが互いに開放方向
に揺動して半凝固金属174がスラリー投入口24に落
下供給される(図13G参照)。
【0059】従って、第3の実施形態では、分割型るつ
ぼ140a、140bを使用することにより、第2の実
施形態と同様の効果が得られることになる。
【0060】なお、第1〜第3の実施形態では、冷し金
46、110および168が円柱形状に設定されている
が、少なくとも外形が円柱形状を有していればよい。例
えば、図14に示す冷し金180は、円筒体182とこ
の円筒体182の端部が固着される取付板184とを備
える一方、図15に示す冷し金190は、有底円筒体1
92とこの円筒体192の内底部192aに固着される
軸部材194とを備える。
【0061】
【発明の効果】以上のように、本発明に係る半凝固金属
の製造方法では、断熱性るつぼ内に供給された溶融金属
が冷却部材を介して冷却されながら撹拌されるため、こ
のるつぼ内では、前記溶融金属が全体的に均一かつ確実
にスラリー化し、冷却に指向性を有しない所望の半凝固
金属を容易かつ効率的に得ることができる。しかも、半
凝固金属を再加熱する必要がなく、設備費の高騰を確実
に阻止することが可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態に係る半凝固金属の製
造方法を実施するための製造装置の概略斜視説明図であ
る。
【図2】前記製造装置の平面説明図である。
【図3】前記製造装置を構成する溶湯汲み出しロボット
の動作説明図である。
【図4】前記製造装置を構成する撹拌機の説明図であ
る。
【図5】前記撹拌機を構成する冷し金を処理するための
冷し金処理装置の説明図である。
【図6】前記製造装置による量産システムのタイムテー
ブルである。
【図7】前記製造装置の動作時にるつぼ内における各部
位の温度変化を説明する図である。
【図8】前記製造装置の動作を示す斜視説明図である。
【図9】前記製造装置の動作を示す斜視説明図である。
【図10】本発明の第2の実施形態に係る半凝固金属の
製造方法を実施するための製造装置の概略斜視説明図で
ある。
【図11】図11A〜図11Fは、前記製造装置の動作
を示す工程図である。
【図12】本発明の第3の実施形態に係る半凝固金属の
製造方法を実施するための製造装置の概略斜視説明図で
ある。
【図13】図13A〜図13Gは、前記製造装置の動作
を示す工程図である。
【図14】円筒形状の冷し金の説明図である。
【図15】有底円筒形状の冷し金の説明図である。
【符号の説明】
10、70、130…製造装置 12、84、14
6…溶湯 14…溶湯保持炉 16…溶湯汲み出
しロボット 18、80a、80b、140a、140b…るつぼ 20、90、174…半凝固金属 22…成形機 26…供給ロボット 28a〜28d、88、150…撹拌機 40、82a、82b、142a、142b…るつぼ受
台 44、106a、106b、146a、146b…ヒー
タ 46、110、168、180、190…冷し金 48、170…駆動部 50…冷し金処理
装置 52…冷却槽 54…エアブロー
手段 56…コーティング槽 60…乾燥手段 86、148…給湯手段 92、144…ロ
ボット 112…蓋部材
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 鈴木 篤 埼玉県狭山市新狭山1−10−1 ホンダエ ンジニアリング株式会社内

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】所定量の溶融金属を断熱性るつぼに供給す
    る工程と、 前記断熱性るつぼ内の前記溶融金属を、該溶融金属の温
    度以下の所定温度に冷却された冷却部材を介して冷却す
    るとともに、該溶融金属を撹拌する工程と、 前記溶融金属が所定のスラリー状態に撹拌された後、前
    記撹拌工程を終了しかつ前記冷却部材を前記断熱性るつ
    ぼ内から離脱させる工程と、 を有することを特徴とする半凝固金属の製造方法。
  2. 【請求項2】請求項1記載の製造方法において、前記冷
    却部材を前記断熱性るつぼ内で回転させることにより前
    記断熱性るつぼ内の前記溶融金属を撹拌する工程と、 前記冷却部材を前記断熱性るつぼから離脱させた後、該
    冷却部材の表面に付着する凝固物を除去する工程と、 前記凝固物徐去後の前記冷却部材に乾燥処理を施す工程
    と、 を有することを特徴とする半凝固金属の製造方法。
  3. 【請求項3】請求項2記載の製造方法において、前記凝
    固物徐去後の前記冷却部材にセラミック材をコーティン
    グすることを特徴とする半凝固金属の製造方法。
  4. 【請求項4】請求項1乃至3のいずれか1項に記載の製
    造方法において、前記冷却部材の外形が円柱形状に設定
    されるとともに、下方に向かって抜き勾配を有すること
    を特徴とする半凝固金属の製造方法。
  5. 【請求項5】請求項1乃至3のいずれか1項に記載の製
    造方法において、前記冷却部材を前記断熱性るつぼ内に
    挿入するとともに、前記断熱性るつぼの開放端を蓋部材
    で閉塞することを特徴とする半凝固金属の製造方法。
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