JPH11195165A - 自動販売機の中扉ロック装置 - Google Patents

自動販売機の中扉ロック装置

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JPH11195165A
JPH11195165A JP36886597A JP36886597A JPH11195165A JP H11195165 A JPH11195165 A JP H11195165A JP 36886597 A JP36886597 A JP 36886597A JP 36886597 A JP36886597 A JP 36886597A JP H11195165 A JPH11195165 A JP H11195165A
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notch
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outer door
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Noriharu Kobayashi
軌治 小林
Yoshitaka Naito
吉隆 内藤
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Panasonic Holdings Corp
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Matsushita Refrigeration Co
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  • Control Of Vending Devices And Auxiliary Devices For Vending Devices (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】ロック操作は人による意図的な操作に頼らず、
また周辺部材を傷付けたりすることなく中扉を外扉に係
合し、ロックする自動販売機の中扉ロック装置を提供す
ることを課題とする。 【解決手段】自動販売機の外扉の背面に左右の一端がヒ
ンジ結合され外扉前面の透明板との間に商品見本の展示
室を形成する中扉をその閉位置にロックする中扉ロック
装置において、前記外扉側及び中扉の一方の反ヒンジ側
の側端部には、係合部を有する係合部材が上下方向に回
動自在に取り付けられ、他方側には、前記一方に対向し
て開孔した開孔部を有する切欠きと、前記切欠き下部に
設けた凹部と、前記開孔部下端から前記一方に向かって
下方に傾斜する案内部を形成し、前記係合部材は、所定
の下方位置に保持され、前記係合部を切欠きから案内し
て前記係合部が自動的に前記凹部に進入嵌合した位置で
前記中扉を閉位置にロックし、前記係合部を前記凹部と
の嵌合を解除させて中扉のロックを解除する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、缶、瓶などの商品
を販売する自動販売機において中扉を外扉に係合してロ
ックする自動販売機の中扉ロック装置に関する。
【0002】
【従来の技術】自動販売機の外扉の背面に左右の一端が
ヒンジ結合され外扉前面の透明板との間に商品見本の展
示室を形成する中扉を外扉との閉位置にロックする従来
の中扉ロック装置に関する提案は、例えば特開平9−9
1508号公報がある。
【0003】同公報に記載の自動販売機のロック装置を
図7〜図9に示す。図7及び図8において、1は缶入り
飲料を販売する自動販売機の本体、2は本体1にヒンジ
取付けされた外扉、2aは透明板、3は外扉2に設けら
れ商品見本4を展示する展示室、5は商品取出口、6は
中扉を示す。
【0004】外扉2には、前記展示室3、商品の取出口
5の他に図示しないコイン投入口、釣銭返却口等が設け
られている。透明板2aは外扉2の前面開口部を覆って
設けられ、中扉6は外扉2の背面に左右方向の一端(こ
の場合左端)をヒンジ取り付けされている。この透明板
2aと中扉6との間に前記展示室3が形成され、その室
内には商品見本4の他に、図示しない冷・温表示具、お
よび売価表示具が配備されこれらは照明灯(図示せず)
により照明されて透明板2aを透して外扉2の前面から
見えるようになっている。
【0005】また、透明板2aには、商品見本4と一対
一で対応する商品選択ボタン(図示せず)が取り付けら
れている。前記展示室3は、内部清掃や、商品見本およ
び冷・温表示の入れ替え、あるいは照明灯の交換等のた
めに、外扉2を開放した状態で中扉6が開閉できるよう
になっている。
【0006】7は中扉6を閉位置でロックする装置であ
り、ロック装置7は、長さの長い第一係合片7bとこれ
に対向する長さの短い第二係合片7cとを備えて全体が
略コ字形を呈し且つ中扉6の反ヒンジ側の側端部に取付
られるロック板7aと、外扉2の枠板内面に形成され前
記ロック板7aの第二係合片7cに係合する係止板9と
からなる。尚、Pは係止板9の後端面と中扉6との間に
介挿したパッキンである。
【0007】そして、図9に示す如く、前記ロック板7
aの第一係合片7bに水平な向きの長孔11を形成し、
長孔11に挿通した段付きねじ10で第一係合片7bを
中扉6の扉面に当接させてロック板7aを中扉6に対し
スライド可能に取り付け、ロック板7aを反ヒンジ側に
スライドさせて第二係合片7cが前記係止板9から外れ
た位置で中扉6のロックを解除するようにしている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来の自動販
売機の中扉ロック装置では、ロック板を中扉の扉面に当
接させてロック板をスライドさせて中扉のロックや解除
を行うため、中扉がロック板により傷付き外観不良を引
き起こしたり、ロックの方法が人の操作によるもので、
操作忘れがあったり、操作忘れ時にはロック板により周
辺部材を破損させる欠点を有していた。
【0009】本発明は、上記従来の課題を解決するもの
で、ロック操作は人による意図的な操作に頼らず、また
周辺部材を傷付けたりすることなく中扉を外扉に係合
し、ロックする自動販売機の中扉ロック装置を提供する
ことを課題とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】この課題を解決するため
に本発明による自動販売機の中扉ロック装置において、
前記外扉側及び中扉の一方に係合部材を回動自在に取り
付け、他方に切欠き、凹部及び案内部の被係合手段を形
成し、前記係合部材が前記凹部に自動的に回動して進入
嵌合した位置で前記中扉を閉位置に解除自在にロックす
るものである。
【0011】この構成により、中扉を外扉に閉じる操作
を行うことにより、係合部材が開孔部に進入し、自動的
に下方に回動して凹部に進入嵌合するので、ロック操作
自体は人による意図的な操作に頼らず、また周辺部材を
傷付けたりすることなく中扉を外扉に係合し、ロックす
る。
【0012】また、前記中扉側に、長孔と、前部が長孔
に挿通すべく屈曲する係合部を有する略L字形をなす係
合部材とを設け、前記外扉側に、開孔部を有する切欠き
と、凹部と、案内部とを形成し、支持軸で前記係合部材
の後部を前記中扉に上下方向回動自在に取付け、前記係
合部は自重にて回動して前記長孔下端にて保持され、前
記係合部を前記切欠きから案内して前記係合部が自重に
より前記凹部に進入嵌合した位置で前記中扉を閉位置に
解除自在にロックするものである。
【0013】この構成により、中扉を外扉に閉じる操作
を行うのみにより、中扉の係合部材が外扉側の案内部を
摺動しながら上方に回動することにより、開孔部に進入
する。更に、係合部材は自重で下方に回動して凹部に進
入嵌合するので、ロック操作自体は人による意図的な操
作に頼らず、また周辺部材を傷付けたりすることなく中
扉を外扉に係合し、ロックする。
【0014】また、前記外扉側に、長孔と、前部が長孔
に挿通すべく屈曲する係合部を有する略L字形をなす係
合部材とを設け、前記中扉側に、開孔部を有する切欠き
と、凹部と、案内部とを形成し、支持軸で前記係合部材
の後部を外扉側に上下方向回動自在に取付け、前記係合
部は自重にて回動して前記長孔下端にて保持され、前記
係合部を前記切欠きから案内して前記係合部が自重によ
り前記凹部に進入嵌合した位置で前記中扉を閉位置に解
除自在にロックするものである。
【0015】この構成により、中扉を外扉に閉じる操作
を行うのみにより、外扉の係合部材が中扉側の案内部か
ら開孔部に進入し、自重で回動して凹部に進入嵌合する
ので、ロック操作自体は人による意図的な操作に頼ら
ず、また周辺部材を傷付けたりすることなく中扉を外扉
に係合し、ロックする。
【0016】
【発明の実施の形態】本発明の請求項1に記載の発明
は、自動販売機の外扉の背面に左右の一端がヒンジ結合
され外扉前面の透明板との間に商品見本の展示室を形成
する中扉をその閉位置にロックする中扉ロック装置にお
いて、前記外扉側及び中扉の一方の反ヒンジ側の側端部
には、係合部を有する係合部材が上下方向に回動自在に
取り付けられ、他方側には、前記中扉に対向して開孔し
た開孔部を有する切欠きと、前記切欠き手前下部に設け
た凹部と、前記開孔部下端から前記一方に向かって下方
に傾斜する案内部を形成し、前記係合部材は、所定の下
方位置に保持され、前記係合部を前記案内部を切欠きか
ら案内して前記係合部が自動的に前記凹部に進入嵌合し
た位置で前記中扉を閉位置にロックし、前記係合部を前
記凹部との嵌合を解除させて中扉のロックを解除するも
のであり、中扉を外扉に閉じる操作を行うのみにより、
係合部材が枠板側の案内部から開孔部に進入し、自動的
に下方に回動して凹部に進入嵌合するので、ロック操作
自体は人による意図的な操作に頼らず、また周辺部材を
傷付けたりすることなく中扉を外扉に係合し、ロックす
るという作用を有する。
【0017】本発明の請求項2に記載の発明は、自動販
売機の外扉の背面に左右の一端がヒンジ結合され外扉前
面の透明板との間に商品見本の展示室を形成する中扉を
その閉位置にロックする中扉ロック装置において、前記
中扉の反ヒンジ側の側端部に設けた長孔と、前部が屈曲
する係合部を有する略L字形をなす係合部材と、前記外
扉側に前記中扉に対向して開孔した開孔部を有する切欠
きと、前記切欠き手前下部に設けた凹部と、前記開孔部
下端から前記中扉に向かって斜め下に斜面を形成する案
内部を設け、前記係合部が前記中扉の外側から前記展示
室側に向かって前記長孔を貫通するように、支持軸で前
記係合部材の後部を前記中扉に上下方向回動自在に取付
け、前記係合部は自重にて回動して前記長孔下端にて保
持され、前記係合部を前記切欠きから案内して前記係合
部が自重により前記凹部に進入嵌合した位置で前記中扉
を閉位置にロックし、前記係合部を前記凹部との嵌合を
解除させて中扉のロックを解除するものであり、中扉を
外扉に閉じる操作を行うのみにより、係合部材が枠板側
の案内部から開孔部に進入し、自重で回動して凹部に進
入嵌合するので、ロック操作自体は人による意図的な操
作に頼らず、また周辺部材を傷付けたりすることなく中
扉を外扉に係合し、ロックするという作用を有する。
【0018】本発明の請求項3に記載の発明は、自動販
売機の外扉の背面に左右の一端がヒンジ結合され外扉前
面の透明板との間に商品見本の展示室を形成する中扉を
その閉位置にロックする中扉ロック装置において、前記
外扉側の反ヒンジ側に設けた長孔と、前部が屈曲する係
合部を有する略L字形をなす係合部材と、前記中扉の反
ヒンジ側の側端部に前記外扉に対向して開孔した開孔部
を有する切欠きと、前記切欠き奥方下部に設けた凹部
と、前記開孔部下端から前記外扉に向かって斜め下に斜
面を形成する案内部を設け、前記係合部が前記展示室側
から前記外扉の外側に向かって前記長孔を貫通するよう
に、支持軸で前記係合部材の後部を外扉側に上下方向回
動自在に取付け、前記係合部は自重にて回動して前記長
孔下端にて保持され、前記係合部を前記切欠きから案内
して前記係合部が自重により前記凹部に進入嵌合した位
置で前記中扉を閉位置にロックし、前記係合部を前記凹
部との嵌合を解除させて中扉のロックを解除するもので
あり、中扉を外扉に閉じる操作を行うのみにより、係合
部材が中扉側の案内部から開孔部に進入し、自重で回動
して凹部に進入嵌合するので、ロック操作は人による意
図的な操作に頼らず、また周辺部材を傷付けたりするこ
となく中扉を外扉に係合し、ロックするという作用を有
する。
【0019】
【実施例】以下、本発明の実施例について図を用いて説
明する。 (実施例1)図1〜図3は本発明の実施例1の主要部の
構成図であるが、従来例と同一符号を付与した部材は同
一の機能を有するのでその詳細な説明を省略する。展示
室3を構成する外扉2の内面側に設けられた枠板8に
は、切欠き12が形成されている。切欠き12は、中扉
6を枢支するヒンジ6aと反対側(反ヒンジ側)に位置
する。
【0020】13は係合部材で一端(前部)がヒンジ6
a側に屈曲した係合部13aを有していて略L字形を呈
している。係合部材13の他端側(後部)は平板状に形
成され、且つ穴14が設けられている。中扉6の反ヒン
ジ側の側端部6bには上下方向で且つ円弧状の長孔15
が設けられている。
【0021】前記係合部13aは中扉6の外側から展示
室3側に向かって前記長孔15を貫通しており、係合部
材13に設けた穴14に支持軸としての段付きネジ16
を挿通して中扉6にねじ込むことにより、係合部材13
は中扉6外側に挟着される。また、穴14の穴径は段付
ネジ16の径より大きく、係合部材13は段付ネジ16
により、上下方向に回動自在に取付けられている。従っ
て、係合部材13は自重により自動的に下方に回動する
と共に、係合部13aは長孔15の下端で保持され、そ
の下方への回動が規制されている。
【0022】前記切欠き12は中扉6に対向して開孔し
た開孔部12aを有し、また手前下部には凹部12b、
さらに開孔部12a下端から中扉6に向かって斜め下に
斜面を形成する案内部12cを有している。ここで、凹
部12bの下端は、前記中扉6の長孔15の下端よりh
だけ上方に形成位置が定められている。また、案内部1
2cの下端は長孔15の下端よりもh’だけ下方に形成
位置が定められており、案内部12cは可及的に緩やか
に角度傾斜している。さらに開孔部12aの上下幅寸法
は係合部13aの幅寸法より大きく形成している。前記
長孔15の上下幅は、係合部13aの回動軌跡幅より大
きく設けられており、開孔部12aの上端は長孔15の
上端よりも上方に形成位置が定められている。
【0023】以上の構成において、中扉6を外扉2へ閉
塞する操作を行うと,下方に位置する係合部13aが案
内部12cの斜面に先ず当接した後、係合部材13は自
重で回動自在に取付けられているだけであるため、中扉
6の閉塞方向の移動に伴って係合部13aは案内部12
cの斜面を摺動しながら斜め上方へ押し上げられる(図
3(b)参照)。
【0024】次に、係合部13aは開孔部12aから切
欠き12へ進入移行した後、切欠き12手前へと進入し
て凹部12bに至ると、係合部材13の自重による回動
により係合部13aが凹部12b内に落込んで進入嵌合
する(図3(a)及び(b)参照)。この位置が係合部
13aの中扉6をロック位置であり、係合部13aと凹
部12bとの形成位置が定められている。
【0025】ロックを解除して中扉6を開く操作は、係
合部材13を持ち上げて上方に回動させて凹部12bか
ら離脱させた状態で中扉6を開くと、係合部13aは切
欠き12及び開孔部12aを通過して枠板8から外れ、
その後は手を離しても係合部材13の自重による回動に
て長孔15下端へ落下して保持される。したがって本発
明の自動販売機の中扉ロック装置によれば、ロック操作
は人による意図的な操作に頼らず、また周辺部材を傷付
けたりすることなく中扉を外扉に係合し、ロックするこ
とができる。
【0026】(実施例2)図4〜図6は本発明の実施2
の主要部の構成図であるが、従来例や第一の実施の形態
と同一符号を付与した部材はおおよそ同一の機能を有す
るのでその説明を省略する。
【0027】前記枠板8には長孔17が中扉6の反ヒン
ジ側に設けられている。係合部材13は、前部が屈曲し
て係合部13aを有していて略L字形を成していて、穴
14が設けられているのは、前記実施例1と同様であ
る。中扉6の反ヒンジ側の側端部6bには切欠き18が
設けられており、切欠き18は外扉2に対向して開孔し
た開孔部18aを有し、また奥方下部には凹部18b、
さらに開孔部18a下端から外扉2に向かって斜め下に
斜面を形成する案内部18cを有している。
【0028】凹部18bの下端は長孔17の下端よりh
だけ上方に形成位置が定められている。また、案内部1
8cの下端は長孔17の下端よりもh’だけ下方に形成
位置が定められていて、可及的に緩やかに角度傾斜して
いる。さらに開孔部18aの上下幅寸法は係合部13a
の幅寸法より大きく形成されている。
【0029】係合部13aは展示室3側から枠板8の外
側に向かって長孔17を貫通しており、係合部材13に
設けた穴14に段付きネジ19を挿通して枠板8にねじ
込むことにより、係合部材13は枠板8の展示室3側に
挟着される。また、穴14の穴径は段付ネジ19の径よ
り大きく、係合部材13は段付ネジ19により回動自在
に取付けられており、係合部13aは長孔17の下端で
保持されている。また、長孔17の上下方向の幅は、係
合部13aの回動軌跡幅より大きく設けられており、開
孔部18aの上端は長孔17の上端よりも上方に形成位
置が定められている。
【0030】以上の構成において、中扉6を外扉2へ閉
塞する操作を行うと,係合部13aが案内部18cの斜
面に先ず当接した後、係合部材13は自重で回動自在に
取付けられているだけであるため係合部13aは斜面に
沿って斜め上方へ押し上げられる。次に、係合部13a
は開孔部18aから切欠き18へ進入移行した後、切欠
き18奥へと進入して凹部18bに至ると、係合部材1
3の自重による回動により係合部13aが凹部18b内
に落込んで進入嵌合する(図6参照)。この位置が係合
部13aの中扉6をロック位置であり、係合部13aと
凹部18bとの形成位置が定められている。
【0031】ロックを解除して中扉6を開く操作は、係
合部13aの先端を持ち上げて中扉6を開くと、係合部
13aは切欠き18及び開孔部18aを通過して中扉6
から外れ、その後は手を離しても係合部材13の自重に
よる回動にて長孔17下端へ落下して保持される。
【0032】したがって本発明の自動販売機の中扉ロッ
ク装置によれば、ロック操作は人による意図的な操作に
頼らず、また周辺部材を傷付けたりすることなく中扉6
を外扉2に係合し、ロックすることができることに加え
て、中扉6の展示室3側には係合部材13などの突起物
が存在しないので中扉6の展示室3側の清掃作業に支障
をきたさない
【0033】尚、本発明は、上記実施例に限定されるも
のではなく、例えば係合部材13は、自重により自動的
に下方に回動する構成であったが、スプリング等の弾性
手段で付勢するようにしても良い。
【0034】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、外扉側及
び中扉の反ヒンジ側の側端部には、係合部を有する係合
部材が上下方向に回動自在に取り付けられ、他方側に
は、前記一方に対向して開孔した開孔部を有する切欠き
と、前記切欠き下部に設けた凹部と、前記開孔部下端か
ら前記中扉に向かって下方に傾斜する案内部を形成し、
前記係合部材は、所定の下方位置に保持され、前記係合
部を切欠きから案内して前記係合部が自動的に前記凹部
に進入嵌合した位置で前記中扉を閉位置にロックし、前
記係合部を前記凹部との嵌合を解除させて中扉のロック
を解除するので、ロック操作は人による意図的な操作に
頼らず、また周辺部材を傷付けたりすることなく中扉を
外扉に係合して、ロックすることができる。
【0035】また、中扉の反ヒンジ側の側端部に設けた
長孔と、前部が屈曲する係合部を有する略L字形をなす
係合部材と、前記外扉側に前記中扉に対向して開孔した
開孔部を有する切欠きと、前記切欠き手前下部に設けた
凹部と、前記開孔部下端から前記中扉に向かって斜め下
に斜面を形成する案内部を設け、前記係合部が前記中扉
の外側から前記展示室側に向かって前記長孔を貫通する
ように、支持軸で前記係合部材の後部を前記中扉に上下
方向回動自在に取付け、前記係合部は自重にて回動して
前記長孔下端にて保持され、前記係合部を前記切欠きか
ら案内して前記係合部が自重により前記凹部に進入嵌合
した位置で前記中扉を閉位置にロックし、前記係合部を
前記凹部との嵌合を解除させて中扉のロックを解除する
ものであり、中扉を外扉に閉じる操作を行うのみによ
り、中扉側に取り付けられた係合部材が外扉側の案内部
から開孔部に進入し、自重で回動して凹部に進入嵌合す
るので、ロック操作は人による意図的な操作に頼らず、
また周辺部材を傷付けたりすることなく中扉を外扉に係
合し、ロックすることができる。
【0036】また、外扉側の反ヒンジ側に設けた長孔
と、前部が屈曲する係合部を有する略L字形をなす係合
部材と、前記中扉の反ヒンジ側の側端部に前記外扉に対
向して開孔した開孔部を有する切欠きと、前記切欠き奥
方下部に設けた凹部と、前記開孔部下端から前記外扉に
向かって斜め下に斜面を形成する案内部を設け、前記係
合部が前記展示室側から前記外扉の外側に向かって前記
長孔を貫通するように、支持軸で前記係合部材の後部を
外扉側に上下方向回動自在に取付け、前記係合部は自重
にて回動して前記長孔下端にて保持され、前記係合部を
前記切欠きから案内して前記係合部が自重により前記凹
部に進入嵌合した位置で前記中扉を閉位置にロックし、
前記係合部を前記凹部との嵌合を解除させて中扉のロッ
クを解除するものであり、中扉を外扉に閉じる操作を行
うのみにより、外扉側に取り付けられた係合部材が中扉
側の案内部から開孔部に進入し、自重で回動して凹部に
進入嵌合するので、ロック操作は人による意図的な操作
に頼らず、また周辺部材を傷付けたりすることなく中扉
を外扉に係合し、ロックすることができて、さらに中扉
の展示室側の清掃作業に支障をきたさない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例1による主要部分の斜視図
【図2】同係合部材の取付けを示す分解斜視図
【図3】(a)は係合部材を凹部に嵌合させた状態の断
面平面図、(b)は同断面正面図
【図4】本発明の実施例2による主要部分の斜視図
【図5】同係合部材の取付けを示す分解斜視図
【図6】同係合部材を凹部に嵌合させた状態の断面平面
【図7】従来例の自動販売機の外観図
【図8】図7のA−A拡大断面図
【図9】従来例のロック板の外観斜視図
【符号の説明】
2 外扉 2a 透明板 3 展示室 4 商品見本 6 中扉 6a ヒンジ 8 枠板 12 切欠き 12a 開孔部 12b 凹部 12c 案内部 13 係合部材 13a 係合部 14 穴 15 長孔 16 段付きネジ 17 長孔 18 切欠き 18a 開孔部 18b 凹部 18c 案内部 19 段付きネジ

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 自動販売機の外扉の背面に左右の一端が
    ヒンジ結合され外扉前面の透明板との間に商品見本の展
    示室を形成する中扉をその閉位置にロックする中扉ロッ
    ク装置において、前記外扉側及び中扉の一方の反ヒンジ
    側の側端部には、係合部を有する係合部材が上下方向に
    回動自在に取り付けられ、他方側には、前記一方に対向
    して開孔した開孔部を有する切欠きと、前記切欠き下部
    に設けた凹部と、前記開孔部下端から前記一方に向かっ
    て下方に傾斜する案内部を形成し、前記係合部材は、所
    定の下方位置に保持され、前記係合部を切欠きから案内
    して前記係合部が自動的に前記凹部に進入嵌合した位置
    で前記中扉を閉位置にロックし、前記係合部を前記凹部
    との嵌合を解除させて中扉のロックを解除することを特
    徴とする自動販売機の中扉ロック装置。
  2. 【請求項2】 自動販売機の外扉の背面に左右の一端が
    ヒンジ結合され外扉前面の透明板との間に商品見本の展
    示室を形成する中扉をその閉位置にロックする中扉ロッ
    ク装置において、前記中扉の反ヒンジ側の側端部に設け
    た長孔と、前部が屈曲する係合部を有する略L字形をな
    す係合部材と、前記外扉側に前記中扉に対向して開孔し
    た開孔部を有する切欠きと、前記切欠き手前下部に設け
    た凹部と、前記開孔部下端から前記中扉に向かって斜め
    下に斜面を形成する案内部を設け、前記係合部が前記中
    扉の外側から前記展示室側に向かって前記長孔を貫通す
    るように、支持軸で前記係合部材の後部を前記中扉に上
    下方向回動自在に取付け、前記係合部は自重にて回動し
    て前記長孔下端にて保持され、前記係合部を前記切欠き
    から案内して前記係合部が自重により前記凹部に進入嵌
    合した位置で前記中扉を閉位置にロックし、前記係合部
    を前記凹部との嵌合を解除させて中扉のロックを解除す
    ることを特徴とする自動販売機の中扉ロック装置。
  3. 【請求項3】 自動販売機の外扉の背面に左右の一端が
    ヒンジ結合され外扉前面の透明板との間に商品見本の展
    示室を形成する中扉をその閉位置にロックする中扉ロッ
    ク装置において、前記外扉側の反ヒンジ側に設けた長孔
    と、前部が屈曲する係合部を有する略L字形をなす係合
    部材と、前記中扉の反ヒンジ側の側端部に前記外扉に対
    向して開孔した開孔部を有する切欠きと、前記切欠き奥
    方下部に設けた凹部と、前記開孔部下端から前記外扉に
    向かって斜め下に斜面を形成する案内部を設け、前記係
    合部が前記展示室側から前記外扉の外側に向かって前記
    長孔を貫通するように、支持軸で前記係合部材の後部を
    外扉側に上下方向回動自在に取付け、前記係合部は自重
    にて回動して前記長孔下端にて保持され、前記係合部を
    前記切欠きから案内して前記係合部が自重により前記凹
    部に進入嵌合した位置で前記中扉を閉位置にロックし、
    前記係合部を前記凹部との嵌合を解除させて中扉のロッ
    クを解除することを特徴とする自動販売機の中扉ロック
    装置。
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