JPH0751673Y2 - 自動販売機のダストボックス用フック金具 - Google Patents

自動販売機のダストボックス用フック金具

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Publication number
JPH0751673Y2
JPH0751673Y2 JP8515591U JP8515591U JPH0751673Y2 JP H0751673 Y2 JPH0751673 Y2 JP H0751673Y2 JP 8515591 U JP8515591 U JP 8515591U JP 8515591 U JP8515591 U JP 8515591U JP H0751673 Y2 JPH0751673 Y2 JP H0751673Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
hook
dust box
lid
main body
hook member
Prior art date
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Expired - Lifetime
Application number
JP8515591U
Other languages
English (en)
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JPH0536575U (ja
Inventor
農史 中村
常男 中村
Original Assignee
中東産業株式会社
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Filing date
Publication date
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Priority to JP8515591U priority Critical patent/JPH0751673Y2/ja
Publication of JPH0536575U publication Critical patent/JPH0536575U/ja
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  • Control Of Vending Devices And Auxiliary Devices For Vending Devices (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、自動販売機に付設され
たダストボックスの蓋体を閉鎖するフック金具に関す
る。
【0002】
【従来の技術】自動販売機の商品の空容器、空缶等を収
納するために、ダストボックスが販売機に付設される場
合がある。この種のダストボックスは、通常、販売機本
体の下部に一体的に設けられ、その正面には、ゴミを投
入するために投入口を有する蓋体が、手前に引き倒して
開閉可能に設けられる。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】この種のダストボック
スの蓋体は、内部のゴミを取出す際に開くため、利用者
が容易に開くことができない構造にする必要があり、ま
た、ゴミを取出す際には、キー等を使用せず簡単に開閉
できる構造にする必要がある。
【0004】このため、蓋体の正面等の容易に見える位
置に、フックやアンロックレバーを設けることができ
ず、従来の一般的なフック金具では使用できない課題が
あった。
【0005】本考案は、上記の課題を解決するためにな
されたもので、簡単な構造で、容易に見えない位置に取
付けることができると共に、開閉操作も容易に行うこと
ができる自動販売機のダストボックス用フック金具を提
供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】このために、本考案のダ
ストボックス用フック金具は、自動販売機のダストボッ
クスに開閉可能に設けられた蓋体に取付けられ、本体取
付部に対しフック部材を回動可能に軸支してなり、閉鎖
時に、ダストボックス内に設けられた係止ピンに係止さ
れるフック金具であって、フック部材には両側に間隔を
おいて鉤部が水平に配設されると共に、両側の鉤部を連
結するように把手部が水平に設けられ、鉤部の係止方向
にフック部材を付勢するばねが設けられ、把手部の位置
が前記本体取付部前面の取付面より後方に位置して構成
される。
【0007】
【作用】このように構成されたフック金具は、ダストボ
ックスの蓋体の内側における投入口の直上に取付けら
れ、ダストボックス内の対応位置に係止ピンが設けられ
る。このフック金具はその把手部を含め蓋体の内側に位
置するため、閉鎖状態では外側から見ることはできな
い。
【0008】開いた状態の蓋体を閉じる場合、蓋体をダ
ストボックス側に押せば、フック部材の鉤部が係止ピン
に当って下方に回動しながら進入し、係止状態となる。
【0009】蓋体を開く場合、投入口から手を入れ、そ
の内側上部に位置する把手部を指先で持ちながら、手前
に引く。フック部材が回動して鉤部が下降し、係止ピン
との係合が外れ、そのまま蓋体を持って引けば、蓋体が
容易に開放される。
【0010】
【実施例】以下、本考案の実施例を図面に基づいて説明
する。
【0011】図1はダストボックス用フック金具の斜視
図を示し、図2はその背面図を、図3はその平面図を示
している。このフック金具1は、蓋体の内側に取付けら
れる本体取付部1と、その本体取付部1に対し回動可能
に軸支されるフック部材2とから構成される。
【0012】本体取付部1は、横長の鋼板の両端を内側
に直角に、つまりコ字状に折曲げて曲折部1aを形成
し、その両曲折部1a、1aに孔を穿設して軸3を水平
に挿通支持して形成される。本体取付部1の前面が取付
面1eとなり、そこに取付孔1bが穿設される。また、
一方の曲折部1aの上部には、後述のフック部材2の軸
支部2cが当たる当接部1dが内側に曲折して形成され
る。
【0013】フック部材2は、両側に鉤部2a,2aを
背面に向けて配置し、両側の鉤部2a、2aを水平な把
手部2bで連結するように一体形成される。把手部2b
は、手を掛けて操作しやすいように、断面L字状に形成
される。両鉤部2a,2aの元部には孔を穿設した軸支
部2c,2cが設けられ、その軸支部2c,2cに上記
の軸3が挿通され、フック部材2は本体取付部1に対し
回動自在に支持される。
【0014】さらに、軸3の両側に捻りコイルばね4、
4が外嵌され、そのコイルばねの端部が各鉤部2a,2
aと本体取付部1に係止される。これにより、両鉤部2
a,2aは捻りコイルばね4、4により上方に付勢さ
れ、鉤部2aが水平に位置した状態で、その軸支部2c
の上部が本体取付部1の当接部1dに当り、その状態を
保持する。
【0015】図1に示すように、このフック金具では、
フック部材2を操作する把手部2bの位置が、本体取付
部1の取付面1eより後方に位置し、後述の蓋体にこれ
を取付けたとき、把手部2bが容易に見えない構造とな
っている。
【0016】このように構成されたフック金具は、図5
に示すように、ダストボックス6の前面に設けられた蓋
体7の上部内側に、その本体取付部1の取付面1eを蓋
体内面に当て取付孔1bに取付ねじを挿通して取付られ
る(図4)。
【0017】ダストボックス6は、自動販売機の下部に
一体的に形成され、その前面に蓋体7がその下部をヒン
ジを介して手前に引き倒すように開閉可能に取付けられ
る。蓋体7の上部にはゴミの投入口7aが形成され、こ
の投入口7aの直上の内側に、つまり把手部2bが見え
ない位置にフック金具が取付けられる。
【0018】一方、ダストボックス6の内側における両
鉤部2a,2aの対応位置には、係止ピン8,8が蓋体
7の閉鎖時に鉤部2aと係合するように固定される。
【0019】開いた状態の蓋体7を閉じる場合、蓋体7
をダストボックス6側に押せば、フック部材2の鉤部2
aが係止ピン8に当って下方に回動しながら進入し、図
4の係止状態となる。
【0020】蓋体7を開く場合、図4のように、投入口
7aから手を入れ、その内側上部に位置する把手部2b
を指先で持ちながら、手前に引く。すると、フック部材
2が回動して鉤部2a,2が下降し、係止ピン8との係
合が外れ、そのまま蓋体7を持って引けば、蓋体7が容
易に開放される。
【0021】
【考案の効果】以上説明したように、本考案のダストボ
ックス用フック金具によれば、自動販売機のダストボッ
クスに開閉可能に設けられた蓋体に取付けられ、本体取
付部に対しフック部材を回動可能に軸支してなり、閉鎖
時に、ダストボックス内に設けられた係止ピンに係止さ
れるフック金具であって、フック部材には両側に間隔を
おいて鉤部が水平に配設されると共に、両側の鉤部を連
結するように把手部が水平に設けられ、鉤部の係止方向
にフック部材を付勢するばねが設けられ、把手部の位置
が前記本体取付部前面の取付面より後方に位置して構成
したから、簡単な構造で、把手部を含むフック金具全体
を外側から見えない位置に取付けることができ、自動販
売機の利用者には気付かせずに、使用者のみが把手部を
操作して容易に開閉することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】フック金具の斜視図である。
【図2】フック金具の背面図である。
【図3】フック金具の平面図である。
【図4】使用時の断面図である。
【図5】ダストボックスの斜視図である。
【符号の説明】
1−本体取付部、2−フック部材、2a−鉤部、2b−
把手部、3−軸、4−捻りコイルばね。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 自動販売機のダストボックスに開閉可能
    に設けられた蓋体に取付けられ、本体取付部に対しフッ
    ク部材を回動可能に軸支してなり、閉鎖時に、ダストボ
    ックス内に設けられた係止ピンに係止されるフック金具
    であって、 該フック部材には両側に間隔をおいて鉤部が水平に配設
    されると共に、両側の該鉤部を連結するように把手部が
    水平に設けられ、該鉤部の係止方向に該フック部材を付
    勢するばねが設けられ、該把手部の位置が前記本体取付
    部前面の取付面より後方に位置していることを特徴とす
    る自動販売機のダストボックス用フック金具。
JP8515591U 1991-10-18 1991-10-18 自動販売機のダストボックス用フック金具 Expired - Lifetime JPH0751673Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8515591U JPH0751673Y2 (ja) 1991-10-18 1991-10-18 自動販売機のダストボックス用フック金具

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JP8515591U JPH0751673Y2 (ja) 1991-10-18 1991-10-18 自動販売機のダストボックス用フック金具

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Publication Number Publication Date
JPH0536575U JPH0536575U (ja) 1993-05-18
JPH0751673Y2 true JPH0751673Y2 (ja) 1995-11-22

Family

ID=13850781

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP8515591U Expired - Lifetime JPH0751673Y2 (ja) 1991-10-18 1991-10-18 自動販売機のダストボックス用フック金具

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JPH0536575U (ja) 1993-05-18

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Effective date: 19960604