JP4086944B2 - 自動販売機の中扉ロック装置 - Google Patents

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軌治 小林
吉隆 内藤
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松下冷機株式会社
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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、缶、瓶などの商品を販売する自動販売機において中扉を外扉に係合してロックする自動販売機の中扉ロック装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
自動販売機の外扉の背面に左右の一端がヒンジ結合され外扉前面の透明板との間に商品見本の展示室を形成する中扉を外扉との閉位置にロックする従来の中扉ロック装置に関する提案は、例えば特開平9−91508号公報がある。
【0003】
同公報に記載の自動販売機のロック装置を図7〜図9に示す。図7及び図8において、1は缶入り飲料を販売する自動販売機の本体、2は本体1にヒンジ取付けされた外扉、2aは透明板、3は外扉2に設けられ商品見本4を展示する展示室、5は商品取出口、6は中扉を示す。
【0004】
外扉2には、前記展示室3、商品の取出口5の他に図示しないコイン投入口、釣銭返却口等が設けられている。透明板2aは外扉2の前面開口部を覆って設けられ、中扉6は外扉2の背面に左右方向の一端(この場合左端)をヒンジ取り付けされている。この透明板2aと中扉6との間に前記展示室3が形成され、その室内には商品見本4の他に、図示しない冷・温表示具、および売価表示具が配備されこれらは照明灯(図示せず)により照明されて透明板2aを透して外扉2の前面から見えるようになっている。
【0005】
また、透明板2aには、商品見本4と一対一で対応する商品選択ボタン(図示せず)が取り付けられている。前記展示室3は、内部清掃や、商品見本および冷・温表示の入れ替え、あるいは照明灯の交換等のために、外扉2を開放した状態で中扉6が開閉できるようになっている。
【0006】
7は中扉6を閉位置でロックする装置であり、ロック装置7は、長さの長い第一係合片7bとこれに対向する長さの短い第二係合片7cとを備えて全体が略コ字形を呈し且つ中扉6の反ヒンジ側の側端部に取付られるロック板7aと、外扉2の枠板内面に形成され前記ロック板7aの第二係合片7cに係合する係止板9とからなる。尚、Pは係止板9の後端面と中扉6との間に介挿したパッキンである。
【0007】
そして、図9に示す如く、前記ロック板7aの第一係合片7bに水平な向きの長孔11を形成し、長孔11に挿通した段付きねじ10で第一係合片7bを中扉6の扉面に当接させてロック板7aを中扉6に対しスライド可能に取り付け、ロック板7aを反ヒンジ側にスライドさせて第二係合片7cが前記係止板9から外れた位置で中扉6のロックを解除するようにしている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、従来の自動販売機の中扉ロック装置では、ロック板を中扉の扉面に当接させてロック板をスライドさせて中扉のロックや解除を行うため、中扉がロック板により傷付き外観不良を引き起こしたり、ロックの方法が人の操作によるもので、操作忘れがあったり、操作忘れ時にはロック板により周辺部材を破損させる欠点を有していた。
【0009】
本発明は、上記従来の課題を解決するもので、ロック操作は人による意図的な操作に頼らず、また周辺部材を傷付けたりすることなく中扉を外扉に係合し、ロックする自動販売機の中扉ロック装置を提供することを課題とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】
この課題を解決するために本発明による自動販売機の中扉ロック装置において、自動販売機の外扉の背面に左右の一端がヒンジ結合され外扉前面の透明板との間に商品見本の展示室を形成する中扉をその閉位置にロックする中扉ロック装置において、前記外扉側または中扉側の一方の反ヒンジ側の側端部には、係合部を有する係合部材が上下方向に回動自在に取り付けられ、他方側の反ヒンジ側の側端部には、前記一方に対向して開孔した開孔部を有する切欠きと、前記切欠き下部に設けた凹部と、前記開孔部下端から前記一方に向かって下方に傾斜する案内部を形成し、前記係合部材は、所定の下方位置に保持され、前記中扉を前記外扉へ閉塞する操作を行うと、前記係合部を切欠きから案内して前記係合部が自動的に前記凹部に進入嵌合した位置で、前記一方の反ヒンジ側の側端部と前記他方の反ヒンジ側の側端部とが対向配置して前記中扉を閉位置にロックし、前記係合部を前記凹部との嵌合を解除させて中扉のロックを解除するものである。
【0011】
この構成により、中扉を外扉に閉じる操作を行うことにより、係合部材が開孔部に進入し、自動的に下方に回動して凹部に進入し、一方の反ヒンジ側の側端部と他方の反ヒンジ側の側端部とが対向配置して嵌合するので、ロック操作自体は人による意図的な操作に頼らず、また周辺部材を傷付けたりすることなく中扉を外扉に係合し、ロックする。
【0012】
また、自動販売機の外扉の背面に左右の一端がヒンジ結合され外扉前面の透明板との間に商品見本の展示室を形成する中扉をその閉位置にロックする中扉ロック装置において、前記中扉の反ヒンジ側の側端部に設けた上下方向で、かつ円弧状の長孔と、前部が屈曲する係合部を有する略L字形をなす係合部材と、前記外扉の反ヒンジ側の内面側に設けられた枠板に前記中扉の前記側端部に対向して開孔した開孔部を有する切欠きと、前記切欠き手前下部に設けた凹部と、前記開孔部下端から前記中扉に向かって斜め下に斜面を形成する案内部を設け、前記係合部が前記中扉の外側から前記展示室側に向かって前記長孔を貫通するように、支持軸で前記係合部材の後部を前記中扉に上下方向回動自在に取付け、前記係合部は自重にて回動して前記長孔下端にて保持され、前記中扉を前記外扉へ閉塞する操作を行うと、前記係合部は前記案内部の斜面に当接した後、前記中扉の閉塞方向の移動に伴って、斜面を摺動しながら斜め上方へ押し上げられ、同時に前記長孔内を下端から上端に向かって移動し、そして前記係合部が前記案内部から前記凹部へ進入移行し、同時に前記長孔内を上端から下端に向かって移動し、自重により前記凹部に進入嵌合した位置で前記側板部と前記枠板とが対向配置して前記中扉を閉位置にロックし、前記中扉を前記外扉から開く操作を行うと、前記係合部材を持ち上げることで前記係合部は前記長孔内を円弧状に移動しながら前記凹部との嵌合を解除させて中扉のロックを解除するものである。
【0013】
この構成により、中扉を外扉に閉じる操作を行うのみにより、中扉の係合部材が外扉側の案内部を摺動しながら上方に回動し、同時に長孔内を下端から上端に向かって移動することにより、開孔部に進入する。更に、係合部材は自重で下方に回動して、同時に長孔内を上端から下端に向かって移動し、凹部に進入し、中扉の側板部と外扉の枠板とが対向配置して嵌合するので、ロック操作自体は人による意図的な操作に頼らず、また周辺部材を傷付けたりすることなく中扉を外扉に係合し、ロックする。
【0014】
また、自動販売機の外扉の背面に左右の一端がヒンジ結合され外扉前面の透明板との間に商品見本の展示室を形成する中扉をその閉位置にロックする中扉ロック装置において、前記外扉側の反ヒンジ側で、前記外扉の内面側の枠板に設けた上下方向で、かつ円弧状の長孔と、前部が屈曲する係合部を有する略L字形をなす係合部材と、前記中扉の反ヒンジ側の側端部に前記外扉の前記枠板に対向して開孔した開孔部を有する切欠きと、前記切欠き奥方下部に設けた凹部と、前記開孔部下端から前記外扉に向かって斜め下に斜面を形成する案内部を設け、前記係合部が前記展示室側から前記外扉の外側に向かって前記長孔を貫通するように、支持軸で前記係合部材の後部を外扉側に上下方向回動自在に取付け、前記係合部は自重にて回動して前記長孔下端にて保持され、前記中扉を前記外扉へ閉塞する操作を行うと、前記係合部は前記案内部の斜面に当接した後、前記中扉の閉塞方向の移動に伴って、斜面を摺動しながら斜め上方へ押し上げられ、同時に前記長孔内を下端から上端に向かって移動し、そして前記係合部が前記案内部から前記凹部へ進入移行し、同時に前記長孔内を上端から下端に向かって移動し、自重により前記凹部に進入嵌合した位置で前記側板部と前記枠板とが対向配置して前記中扉を閉位置にロックし、前記中扉を前記外扉から開く操作を行うと、前記係合部材を持ち上げることで前記係合部は前記長孔内を円弧状に移動しながら前記凹部との嵌合を解除させて中扉のロックを解除するものである。
【0015】
この構成により、中扉を外扉に閉じる操作を行うのみにより、外扉の係合部材が中扉側の案内部から開孔部に進入し、同時に長孔内を下端から上端に向かって移動し、自重で回動して凹部に進入し、同時に長孔内を上端から下端に向かって移動し、中扉の側板部と外扉の枠板とが対向配置して嵌合するので、ロック操作自体は人による意図的な操作に頼らず、また周辺部材を傷付けたりすることなく中扉を外扉に係合し、ロックする。
【0016】
【発明の実施の形態】
本発明の請求項1に記載の発明は、自動販売機の外扉の背面に左右の一端がヒンジ結合され外扉前面の透明板との間に商品見本の展示室を形成する中扉をその閉位置にロックする中扉ロック装置において、前記外扉側または中扉の一方の反ヒンジ側の側端部には、係合部を有する係合部材が上下方向に回動自在に取り付けられ、他方側の反ヒンジ側の側端部には、前記一方に対向して開孔した開孔部を有する切欠きと、前記切欠き下部に設けた凹部と、前記開孔部下端から前記一方に向かって下方に傾斜する案内部を形成し、前記係合部材は、所定の下方位置に保持され、前記中扉を前記外扉へ閉塞する操作を行うと、前記係合部を切欠きから案内して前記係合部が自動的に前記凹部に進入嵌合した位置で、前記一方の反ヒンジ側の側端部と前記他方の反ヒンジ側の側端部とが対向配置して前記中扉を閉位置にロックし、前記係合部を前記凹部との嵌合を解除させて中扉のロックを解除するものであり、中扉を外扉に閉じる操作を行うのみにより、係合部材が枠板側の案内部から開孔部に進入し、自動的に下方に回動して凹部に進入嵌合するので、ロック操作自体は人による意図的な操作に頼らず、また周辺部材を傷付けたりすることなく中扉を外扉に係合し、ロックするという作用を有する。
【0017】
本発明の請求項2に記載の発明は、自動販売機の外扉の背面に左右の一端がヒンジ結合され外扉前面の透明板との間に商品見本の展示室を形成する中扉をその閉位置にロックする中扉ロック装置において、前記中扉の反ヒンジ側の側端部に設けた上下方向で、かつ円弧状の長孔と、前部が屈曲する係合部を有する略L字形をなす係合部材と、前記外扉の反ヒンジ側の内面側に設けられた枠板に前記中扉の前記側端部に対向して開孔した開孔部を有する切欠きと、前記切欠き手前下部に設けた凹部と、前記開孔部下端から前記中扉に向かって斜め下に斜面を形成する案内部を設け、前記係合部が前記中扉の外側から前記展示室側に向かって前記長孔を貫通するように、支持軸で前記係合部材の後部を前記中扉に上下方向回動自在に取付け、前記係合部は自重にて回動して前記長孔下端にて保持され、前記中扉を前記外扉へ閉塞する操作を行うと、前記係合部前記案内部の斜面に当接した後、前記中扉の閉塞方向の移動に伴って、斜面を摺動しながら斜め上方へ押し上げられ、同時に前記長孔内を下端から上端に向かって移動し、そして前記係合部が前記案内部から前記凹部へ進入移行し、同時に前記長孔内を上端から下端に向かって移動し、自重により前記凹部に進入嵌合した位置で前記側板部と前記枠板とが対向配置して前記中扉を閉位置にロックし、前記中扉を前記外扉から開く操作を行うと、前記係合部材を持ち上げることで前記係合部は前記長孔内を円弧状に移動しながら前記凹部との嵌合を解除させて中扉のロックを解除するものであり、中扉を外扉に閉じる操作を行うのみにより、係合部材が枠板側の案内部から開孔部に進入し、自重で回動して凹部に進入嵌合するので、ロック操作自体は人による意図的な操作に頼らず、また周辺部材を傷付けたりすることなく中扉を外扉に係合し、ロックするという作用を有する。
【0018】
本発明の請求項3に記載の発明は、自動販売機の外扉の背面に左右の一端がヒンジ結合され外扉前面の透明板との間に商品見本の展示室を形成する中扉をその閉位置にロックする中扉ロック装置において、前記外扉側の反ヒンジ側で、前記外扉の内面側の枠板に設けた上下方向で、かつ円弧状の長孔と、前部が屈曲する係合部を有する略L字形をなす係合部材と、前記中扉の反ヒンジ側の側端部に前記外扉の前記枠板に対向して開孔した開孔部を有する切欠きと、前記切欠き奥方下部に設けた凹部と、前記開孔部下端から前記外扉に向かって斜め下に斜面を形成する案内部を設け、前記係合部が前記展示室側から前記外扉の外側に向かって前記長孔を貫通するように、支持軸で前記係合部材の後部を外扉側に上下方向回動自在に取付け、前記係合部は自重にて回動して前記長孔下端にて保持され、前記中扉を前記外扉へ閉塞する操作を行うと、前記係合部前記案内部の斜面に当接した後、前記中扉の閉塞方向の移動に伴って、斜面を摺動しながら斜め上方へ押し上げられ、同時に前記長孔内を下端から上端に向かって移動し、そして前記係合部が前記案内部から前記凹部へ進入移行し、同時に前記長孔内を上端から下端に向かって移動し、自重により前記凹部に進入嵌合した位置で前記側板部と前記枠板とが対向配置して前記中扉を閉位置にロックし、前記中扉を前記外扉から開く操作を行うと、前記係合部材を持ち上げることで前記係合部は前記長孔内を円弧状に移動しながら前記凹部との嵌合を解除させて中扉のロックを解除するものであり、中扉を外扉に閉じる操作を行うのみにより、係合部材が中扉側の案内部から開孔部に進入し、自重で回動して凹部に進入嵌合するので、ロック操作は人による意図的な操作に頼らず、また周辺部材を傷付けたりすることなく中扉を外扉に係合し、ロックするという作用を有する。
【0019】
【実施例】
以下、本発明の実施例について図を用いて説明する。
(実施例1)
図1〜図3は本発明の実施例1の主要部の構成図であるが、従来例と同一符号を付与した部材は同一の機能を有するのでその詳細な説明を省略する。
展示室3を構成する外扉2の内面側に設けられた枠板8には、切欠き12が形成されている。切欠き12は、中扉6を枢支するヒンジ6aと反対側(反ヒンジ側)に位置する。
【0020】
13は係合部材で一端(前部)がヒンジ6a側に屈曲した係合部13aを有していて略L字形を呈している。係合部材13の他端側(後部)は平板状に形成され、且つ穴14が設けられている。中扉6の反ヒンジ側の側端部6bには上下方向で且つ円弧状の長孔15が設けられている。
【0021】
前記係合部13aは中扉6の外側から展示室3側に向かって前記長孔15を貫通しており、係合部材13に設けた穴14に支持軸としての段付きネジ16を挿通して中扉6にねじ込むことにより、係合部材13は中扉6外側に挟着される。また、穴14の穴径は段付ネジ16の径より大きく、係合部材13は段付ネジ16により、上下方向に回動自在に取付けられている。従って、係合部材13は自重により自動的に下方に回動すると共に、係合部13aは長孔15の下端で保持され、その下方への回動が規制されている。
【0022】
前記切欠き12は中扉6に対向して開孔した開孔部12aを有し、また手前下部には凹部12b、さらに開孔部12a下端から中扉6に向かって斜め下に斜面を形成する案内部12cを有している。ここで、凹部12bの下端は、前記中扉6の長孔15の下端よりhだけ上方に形成位置が定められている。また、案内部12cの下端は長孔15の下端よりもh’だけ下方に形成位置が定められており、案内部12cは可及的に緩やかに角度傾斜している。さらに開孔部12aの上下幅寸法は係合部13aの幅寸法より大きく形成している。前記長孔15の上下幅は、係合部13aの回動軌跡幅より大きく設けられており、開孔部12aの上端は長孔15の上端よりも上方に形成位置が定められている。
【0023】
以上の構成において、中扉6を外扉2へ閉塞する操作を行うと,下方に位置する係合部13aが案内部12cの斜面に先ず当接した後、係合部材13は自重で回動自在に取付けられているだけであるため、中扉6の閉塞方向の移動に伴って係合部13aは案内部12cの斜面を摺動しながら斜め上方へ押し上げられる(図3(b)参照)。
【0024】
次に、係合部13aは開孔部12aから切欠き12へ進入移行した後、切欠き12手前へと進入して凹部12bに至ると、係合部材13の自重による回動により係合部13aが凹部12b内に落込んで進入嵌合する(図3(a)及び(b)参照)。この位置が係合部13aの中扉6をロック位置であり、係合部13aと凹部12bとの形成位置が定められている。
【0025】
ロックを解除して中扉6を開く操作は、係合部材13を持ち上げて上方に回動させて凹部12bから離脱させた状態で中扉6を開くと、係合部13aは切欠き12及び開孔部12aを通過して枠板8から外れ、その後は手を離しても係合部材13の自重による回動にて長孔15下端へ落下して保持される。
したがって本発明の自動販売機の中扉ロック装置によれば、ロック操作は人による意図的な操作に頼らず、また周辺部材を傷付けたりすることなく中扉を外扉に係合し、ロックすることができる。
【0026】
(実施例2)
図4〜図6は本発明の実施2の主要部の構成図であるが、従来例や第一の実施の形態と同一符号を付与した部材はおおよそ同一の機能を有するのでその説明を省略する。
【0027】
前記枠板8には長孔17が中扉6の反ヒンジ側に設けられている。係合部材13は、前部が屈曲して係合部13aを有していて略L字形を成していて、穴14が設けられているのは、前記実施例1と同様である。中扉6の反ヒンジ側の側端部6bには切欠き18が設けられており、切欠き18は外扉2に対向して開孔した開孔部18aを有し、また奥方下部には凹部18b、さらに開孔部18a下端から外扉2に向かって斜め下に斜面を形成する案内部18cを有している。
【0028】
凹部18bの下端は長孔17の下端よりhだけ上方に形成位置が定められている。また、案内部18cの下端は長孔17の下端よりもh’だけ下方に形成位置が定められていて、可及的に緩やかに角度傾斜している。さらに開孔部18aの上下幅寸法は係合部13aの幅寸法より大きく形成されている。
【0029】
係合部13aは展示室3側から枠板8の外側に向かって長孔17を貫通しており、係合部材13に設けた穴14に段付きネジ19を挿通して枠板8にねじ込むことにより、係合部材13は枠板8の展示室3側に挟着される。また、穴14の穴径は段付ネジ19の径より大きく、係合部材13は段付ネジ19により回動自在に取付けられており、係合部13aは長孔17の下端で保持されている。また、長孔17の上下方向の幅は、係合部13aの回動軌跡幅より大きく設けられており、開孔部18aの上端は長孔17の上端よりも上方に形成位置が定められている。
【0030】
以上の構成において、中扉6を外扉2へ閉塞する操作を行うと,係合部13aが案内部18cの斜面に先ず当接した後、係合部材13は自重で回動自在に取付けられているだけであるため係合部13aは斜面に沿って斜め上方へ押し上げられる。次に、係合部13aは開孔部18aから切欠き18へ進入移行した後、切欠き18奥へと進入して凹部18bに至ると、係合部材13の自重による回動により係合部13aが凹部18b内に落込んで進入嵌合する(図6参照)。この位置が係合部13aの中扉6をロック位置であり、係合部13aと凹部18bとの形成位置が定められている。
【0031】
ロックを解除して中扉6を開く操作は、係合部13aの先端を持ち上げて中扉6を開くと、係合部13aは切欠き18及び開孔部18aを通過して中扉6から外れ、その後は手を離しても係合部材13の自重による回動にて長孔17下端へ落下して保持される。
【0032】
したがって本発明の自動販売機の中扉ロック装置によれば、ロック操作は人による意図的な操作に頼らず、また周辺部材を傷付けたりすることなく中扉6を外扉2に係合し、ロックすることができることに加えて、中扉6の展示室3側には係合部材13などの突起物が存在しないので中扉6の展示室3側の清掃作業に支障をきたさない
【0033】
尚、本発明は、上記実施例に限定されるものではなく、例えば係合部材13は、自重により自動的に下方に回動する構成であったが、スプリング等の弾性手段で付勢するようにしても良い。
【0034】
【発明の効果】
以上のように本発明によれば、自動販売機の外扉の背面に左右の一端がヒンジ結合され外扉前面の透明板との間に商品見本の展示室を形成する中扉をその閉位置にロックする中扉ロック装置において、前記外扉側または中扉側の一方の反ヒンジ側の側端部には、係合部を有する係合部材が上下方向に回動自在に取り付けられ、他方側の反ヒンジ側の側端部には、前記一方に対向して開孔した開孔部を有する切欠きと、前記切欠き下部に設けた凹部と、前記開孔部下端から前記一方に向かって下方に傾斜する案内部を形成し、前記係合部材は、所定の下方位置に保持され、前記中扉を前記外扉へ閉塞する操作を行うと、前記係合部を切欠きから案内して前記係合部が自動的に前記凹部に進入嵌合した位置で、前記一方の反ヒンジ側の側端部と前記他方の反ヒンジ側の側端部とが対向配置して前記中扉を閉位置にロックし、前記係合部を前記凹部との嵌合を解除させて中扉のロックを解除するので、ロック操作は人による意図的な操作に頼らず、また周辺部材を傷付けたりすることなく中扉を外扉に係合して、ロックすることができる。
【0035】
また、自動販売機の外扉の背面に左右の一端がヒンジ結合され外扉前面の透明板との間に商品見本の展示室を形成する中扉をその閉位置にロックする中扉ロック装置において、前記中扉の反ヒンジ側の側端部に設けた上下方向で、かつ円弧状の長孔と、前部が屈曲する係合部を有する略L字形をなす係合部材と、前記外扉の反ヒンジ側の内面側に設けられた枠板に前記中扉の前記側端部に対向して開孔した開孔部を有する切欠きと、前記切欠き手前下部に設けた凹部と、前記開孔部下端から前記中扉に向かって斜め下に斜面を形成する案内部を設け、前記係合部が前記中扉の外側から前記展示室側に向かって前記長孔を貫通するように、支持軸で前記係合部材の後部を前記中扉に上下方向回動自在に取付け、前記係合部は自重にて回動して前記長孔下端にて保持され、前記中扉を前記外扉へ閉塞する操作を行うと、前記係合部は前記案内部の斜面に当接した後、前記中扉の閉塞方向の移動に伴って、斜面を摺動しながら斜め上方へ押し上げられ、同時に前記長孔内を下端から上端に向かって移動し、そして前記係合部が前記案内部から前記凹部へ進入移行し、同時に前記長孔内を上端から下端に向かって移動し、自重により前記凹部に進入嵌合した位置で前記側板部と前記枠板とが対向配置して前記中扉を閉位置にロックし、前記中扉を前記外扉から開く操作を行うと、前記係合部材を持ち上げることで前記係合部は前記長孔内を円弧状に移動しながら前記凹部との嵌合を解除させて中扉のロックを解除するものであり、中扉を外扉に閉じる操作を行うのみにより、中扉側に取り付けられた係合部材が外扉側の案内部から開孔部に進入し、自重で回動して凹部に進入嵌合するので、ロック操作は人による意図的な操作に頼らず、また周辺部材を傷付けたりすることなく中扉を外扉に係合し、ロックすることができる。
【0036】
また、動販売機の外扉の背面に左右の一端がヒンジ結合され外扉前面の透明板との間に商品見本の展示室を形成する中扉をその閉位置にロックする中扉ロック装置において、前記外扉側の反ヒンジ側で、前記外扉の内面側の枠板に設けた上下方向で、かつ円弧状の長孔と、前部が屈曲する係合部を有する略L字形をなす係合部材と、前記中扉の反ヒンジ側の側端部に前記外扉の前記枠板に対向して開孔した開孔部を有する切欠きと、前記切欠き奥方下部に設けた凹部と、前記開孔部下端から前記外扉に向かって斜め下に斜面を形成する案内部を設け、前記係合部が前記展示室側から前記外扉の外側に向かって前記長孔を貫通するように、支持軸で前記係合部材の後部を外扉側に上下方向回動自在に取付け、前記係合部は自重にて回動して前記長孔下端にて保持され、前記中扉を前記外扉へ閉塞する操作を行うと、前記係合部は前記案内部の斜面に当接した後、前記中扉の閉塞方向の移動に伴って、斜面を摺動しながら斜め上方へ押し上げられ、同時に前記長孔内を下端から上端に向かって移動し、そして前記係合部が前記案内部から前記凹部へ進入移行し、同時に前記長孔内を上端から下端に向かって移動し、自重により前記凹部に進入嵌合した位置で前記側板部と前記枠板とが対向配置して前記中扉を閉位置にロックし、前記中扉を前記外扉から開く操作を行うと、前記係合部材を持ち上げることで前記係合部は前記長孔内を円弧状に移動しながら前記凹部との嵌合を解除させて中扉のロックを解除するものであり、中扉を外扉に閉じる操作を行うのみにより、外扉側に取り付けられた係合部材が中扉側の案内部から開孔部に進入し、自重で回動して凹部に進入嵌合するので、ロック操作は人による意図的な操作に頼らず、また周辺部材を傷付けたりすることなく中扉を外扉に係合し、ロックすることができて、さらに中扉の展示室側の清掃作業に支障をきたさない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例1による主要部分の斜視図
【図2】同係合部材の取付けを示す分解斜視図
【図3】(a)は係合部材を凹部に嵌合させた状態の断面平面図、(b)は同断面正面図
【図4】本発明の実施例2による主要部分の斜視図
【図5】同係合部材の取付けを示す分解斜視図
【図6】同係合部材を凹部に嵌合させた状態の断面平面図
【図7】従来例の自動販売機の外観図
【図8】図7のA−A拡大断面図
【図9】従来例のロック板の外観斜視図
【符号の説明】
2 外扉
2a 透明板
3 展示室
4 商品見本
6 中扉
6a ヒンジ
8 枠板
12 切欠き
12a 開孔部
12b 凹部
12c 案内部
13 係合部材
13a 係合部
14 穴
15 長孔
16 段付きネジ
17 長孔
18 切欠き
18a 開孔部
18b 凹部
18c 案内部
19 段付きネジ

Claims (3)

  1. 自動販売機の外扉の背面に左右の一端がヒンジ結合され外扉前面の透明板との間に商品見本の展示室を形成する中扉をその閉位置にロックする中扉ロック装置において、前記外扉側または中扉の一方の反ヒンジ側の側端部には、係合部を有する係合部材が上下方向に回動自在に取り付けられ、他方側の反ヒンジ側の側端部には、前記一方に対向して開孔した開孔部を有する切欠きと、前記切欠き下部に設けた凹部と、前記開孔部下端から前記一方に向かって下方に傾斜する案内部を形成し、前記係合部材は、所定の下方位置に保持され、前記中扉を前記外扉へ閉塞する操作を行うと、前記係合部を切欠きから案内して前記係合部が自動的に前記凹部に進入嵌合した位置で、前記一方の反ヒンジ側の側端部と前記他方の反ヒンジ側の側端部とが対向配置して前記中扉を閉位置にロックし、前記係合部を前記凹部との嵌合を解除させて中扉のロックを解除することを特徴とする自動販売機の中扉ロック装置。
  2. 自動販売機の外扉の背面に左右の一端がヒンジ結合され外扉前面の透明板との間に商品見本の展示室を形成する中扉をその閉位置にロックする中扉ロック装置において、前記中扉の反ヒンジ側の側端部に設けた上下方向で、かつ円弧状の長孔と、前部が屈曲する係合部を有する略L字形をなす係合部材と、前記外扉の反ヒンジ側の内面側に設けられた枠板に前記中扉の前記側端部に対向して開孔した開孔部を有する切欠きと、前記切欠き手前下部に設けた凹部と、前記開孔部下端から前記中扉に向かって斜め下に斜面を形成する案内部を設け、前記係合部が前記中扉の外側から前記展示室側に向かって前記長孔を貫通するように、支持軸で前記係合部材の後部を前記中扉に上下方向回動自在に取付け、前記係合部は自重にて回動して前記長孔下端にて保持され、前記中扉を前記外扉へ閉塞する操作を行うと、前記係合部前記案内部の斜面に当接した後、前記中扉の閉塞方向の移動に伴って、斜面を摺動しながら斜め上方へ押し上げられ、同時に前記長孔内を下端から上端に向かって移動し、そして前記係合部が前記案内部から前記凹部へ進入移行し、同時に前記長孔内を上端から下端に向かって移動し、自重により前記凹部に進入嵌合した位置で前記側板部と前記枠板とが対向配置して前記中扉を閉位置にロックし、前記中扉を前記外扉から開く操作を行うと、前記係合部材を持ち上げることで前記係合部は前記長孔内を円弧状に移動しながら前記凹部との嵌合を解除させて中扉のロックを解除することを特徴とする自動販売機の中扉ロック装置。
  3. 自動販売機の外扉の背面に左右の一端がヒンジ結合され外扉前面の透明板との間に商品見本の展示室を形成する中扉をその閉位置にロックする中扉ロック装置において、前記外扉側の反ヒンジ側で、前記外扉の内面側の枠板に設けた上下方向で、かつ円弧状の長孔と、前部が屈曲する係合部を有する略L字形をなす係合部材と、前記中扉の反ヒンジ側の側端部に前記外扉の前記枠板に対向して開孔した開孔部を有する切欠きと、前記切欠き奥方下部に設けた凹部と、前記開孔部下端から前記外扉に向かって斜め下に斜面を形成する案内部を設け、前記係合部が前記展示室側から前記外扉の外側に向かって前記長孔を貫通するように、支持軸で前記係合部材の後部を外扉側に上下方向回動自在に取付け、前記係合部は自重にて回動して前記長孔下端にて保持され、前記中扉を前記外扉へ閉塞する操作を行うと、前記係合部前記案内部の斜面に当接した後、前記中扉の閉塞方向の移動に伴って、斜面を摺動しながら斜め上方へ押し上げられ、同時に前記長孔内を下端から上端に向かって移動し、そして前記係合部が前記案内部から前記凹部へ進入移行し、同時に前記長孔内を上端から下端に向かって移動し、自重により前記凹部に進入嵌合した位置で前記側板部と前記枠板とが対向配置して前記中扉を閉位置にロックし、前記中扉を前記外扉から開く操作を行うと、前記係合部材を持ち上げることで前記係合部は前記長孔内を円弧状に移動しながら前記凹部との嵌合を解除させて中扉のロックを解除することを特徴とする自動販売機の中扉ロック装置。
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