JP3188378B2 - 自動販売機の引き出し式商品収納装置 - Google Patents

自動販売機の引き出し式商品収納装置

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JP3188378B2
JP3188378B2 JP14794295A JP14794295A JP3188378B2 JP 3188378 B2 JP3188378 B2 JP 3188378B2 JP 14794295 A JP14794295 A JP 14794295A JP 14794295 A JP14794295 A JP 14794295A JP 3188378 B2 JP3188378 B2 JP 3188378B2
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  • Control Of Vending Devices And Auxiliary Devices For Vending Devices (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は自動販売機の引き出し式
商品収納装置に関する。
【0002】
【従来の技術】商品が直積み状態で収納されている商品
直積み式の自動販売機は図5〜図9に示す構成とされて
いた。図5〜図7に示すように、自動販売機本体1内の
受棚2上には、前方に引き出し自在な4つの商品収納部
3が横並びに配設され、各商品収納部3は収納部本体4
が前後に2つ並設されて構成されている。収納部本体4
内は中央位置で上下に延びる仕切側壁6により2つの商
品収納経路7とこれらの商品収納経路7間の非商品収納
空間8とに区画されており、商品収納部3において4列
の商品収納経路7が前後に並べられて配設されている。
各商品収納経路7内には、紙や合成樹脂などにより内容
物がパックされた各種の商品Xが下方から上方に向けて
直積みされ、収納部本体4の下部に商品払出装置(図示
せず)が配設されている。そして、この商品払出装置よ
り、直積みされた商品Xを下端のものより1つずつ落下
させて払い出すように構成されている。なお、図5〜図
7において、9は商品収納部3の上端部に固定された上
部横板、10は商品収納部3の下端に固着された下部横
板、11は払い出された商品Xを商品取出口12に案内
するシュート、13は自動販売機本体1により開閉自在
に支持された前面扉である。
【0003】図5〜図8に示すように、商品収納部3の
一側面には、商品収納経路7内に商品Xを補給するため
の開口部7aが形成されている。そして、各開口部7a
にはそれぞれ扉体15が設けられ、この扉体15は、閉
鎖時に直積みした商品Xが開口部7a側へ転倒すること
を防止するようになっている。つまり、図7〜図9に示
すように、平面視略矩形状の扉枠16の上下両端に、ブ
ラケット部17,18を介して上方および下方に延びる
回転縦軸19,20が取り付けられ、この回転縦軸1
9,20が上部横板9および下部横板10の孔部(図示
せず)に遊嵌されている。そして、扉体15は、回転縦
軸19,20を中心に回転自在とされているとともに、
ブラケット部17,18が上部横板9および下部横板1
0に当接するまでの範囲内で昇降自在とされている。
【0004】扉枠16の下端部前縁および後縁には下方
に突出する突出規制部16aがそれぞれ形成され、扉体
15を図16に示す閉鎖位置で降ろした際にこの突出規
制部16aの間に下部横板10が嵌入した係止姿勢で位
置決めされるようになっている。また、扉体15の下端
のブラケット部18にも下方に突出する突出爪部18a
が形成されているとともに、下部横板10には水平に突
設して突出爪部18aがこの上を摺接する水平突片10
aが形成され、図9に示すように、扉体15を持ち上げ
て開けた場合には、水平突片10a上に突出爪部18a
が載って扉体15が上側の位置に保持されるようになっ
ており、これらの突出爪部18aおよび水平突片10a
により上位置保持機構が構成されている。
【0005】図8、図9において、21は自動販売機本
体1の上端部位置において前後方向に延設された姿勢で
固定された断面略C字形状のアウトレール、22はこの
アウトレール21内を3対のローラ23により転動自在
なインナーレール、24は上部横板9の上端に固定され
てインナーレール22のローラ23上を摺動する摺動レ
ールで、この摺動レール24が固定されている商品収納
部3がインナーレール22を介してアウトレール21に
より案内されながら、自動販売機本体1から前方に引き
出し自在に構成されている。また、摺動レール24の前
端部と後端部には鍔部24a(摺動レール24の前端部
側のみ図示する)が設けられ、この鍔部24aに形成さ
れた孔部にストッパ体25の横軸25aが嵌入されてス
トッパ体25は横軸25aを中心に回動自在とされてい
る。
【0006】そして、図9に示すように、何れかの扉体
15を開けて上側位置に保持させると、扉体15の上側
の回転縦軸19によりストッパ体25が押し上げられ、
この状態から商品収納部3を自動販売機本体1内に押し
込めようとした場合には、押し上げられたストッパ体2
5の後端部がアウトレール21の前端に形成された規制
部21aに当接するようになっている。これにより、扉
体15が開けられたままの状態では商品収納部3の押し
込み動作が行われないように禁止されるため、扉体15
が開けられた状態で誤って商品収納部3の押し込み動作
を行って扉体15の扉枠16や回転縦軸19,20が損
傷することが防止される。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来構成の自動販売機では、ストッパ体25が商品収納部
3に対応して1つずつ設けられており、何れかの扉体1
5が開けられると、商品収納部3の奥行方向のほぼ全長
にわたって延設されているストッパ体25が回動する構
造であるため、商品収納部3を自動販売機本体1から完
全に前方に引き出さない状態で何れかの扉体15を開け
るべく持ち上げようとしても、扉体15の回転縦軸19
に当接するストッパ体25があまり回動できない姿勢で
アウトレール21の規制部21aに当接してしまい、扉
体15を開けることができない。したがって、例えば前
寄りの商品収納経路7だけに商品Xを補給するだけでよ
いような場合であっても、図5に示すように、商品収納
部3を自動販売機本体1から完全に前方に引き出さなけ
ればならず、手間がかかるとともに、大きく引き出した
商品収納部3や大きく開いた前面扉13が自動販売機の
手前箇所を通る人に対して障害となるという課題も生じ
ていた。
【0008】本発明は上記課題を解決するもので、扉体
が開けられたままの状態では商品収納部の押し込み動作
が誤って行われないように防止できながら、商品収納部
における補給が必要な商品収納経路の箇所まで商品収納
部を引き出すだけで支障なく扉体を開閉して商品を補給
することができる自動販売機の引き出し式商品収納装置
を提供することを目的とするものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に本発明は、前面扉を開閉自在に支持する自動販売機本
体内に商品収納部が前記自動販売機本体より前方に引き
出し自在に配設され、前記商品収納部内に、商品を収納
する商品収納経路が前後に複数列並べられて配設され、
前記商品収納部の一側面に、商品収納経路内に商品を補
給するための開口部が形成され、この開口部に、商品収
納経路内の商品が傾倒することを防止する扉体が回転縦
軸を中心として回転自在かつ昇降可能に配設された自動
販売機であって、 前記扉体を持ち上げて開けた際にこ
の扉体を上側の位置に保持する上位置保持機構が設けら
れ、扉体が持ち上げられた際に扉体とともに上昇し、扉
体が開けられた状態で前記商品収納部を自動販売機本体
内に押し込もうとした際に前記自動販売機本体側の固定
部材に当接して前記押し込み動作を禁止するストッパが
各商品収納部において扉体に対応するように前後に複数
箇所に配設され、前記ストッパは、互いに隣合う扉体の
2本の回転縦軸に挿通されながら案内されて昇降自在と
されたものである。
【0010】
【作用】上記構成において、扉体が開けられたままの状
態で商品収納部の押し込み動作を行おうとすると、スト
ッパが固定部材に当接するため、この押し込み動作が禁
止される。そして、ストッパは各商品収納部において扉
体に対応するように前後に複数箇所に分けられて配設さ
れているため、商品を補給する必要のある商品収納経路
の開口部が露出するように商品収納部を引き出した状態
で、扉体を持ち上げて開けた場合でも、この扉体に対応
するストッパだけが上昇することとなり、扉体の開動作
を支障なく行うことができて商品を補給できる。
【0011】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面に基づき説明
する。なお、従来の自動販売機とは商品収納部上部およ
びその近傍箇所の構造だけが異なるため、同機能のもの
には同符号を付すとともに、他の箇所についての説明は
省略する。
【0012】図1に示すように、上部横板9の上方に
は、扉体15が開けられた状態で商品収納部3を自動販
売機本体1内に押し込もうとした際にこの押し込み動作
を禁止するストッパ31が各収納部本体4毎に対応して
設けられている。このストッパ31は平板形状とされて
いるが、上部横板9よりも下方に垂下されている垂下部
31aが一部に形成されている。また、各収納部本体4
における2本の回転縦軸19,20が挿通されており、
これらの回転縦軸19,20に案内されながら昇降自在
とされている。そして、図2に示すように、扉体15を
持ち上げて開けた場合には、水平突片10a上に突出爪
部18aが載って扉体15が上側の位置に保持されると
ともに、扉枠16の上部に取り付けられているブラケッ
ト部17がストッパ31の垂下部31aに当接してスト
ッパ31が押し上げられる。そして、このように扉体1
5を開けた状態のままで押し込み動作を行おうとする
と、図3に示すように、ストッパ31の後端面がアウト
レール21の前端面に当接して、この押し込み動作が禁
止されるようになっている。
【0013】なお、この実施例においては、扉枠16の
上端部に係止部材32が取り付けられ、扉体15を閉鎖
した際に係止部材32が上部横板9に設けた孔部9aに
係合して扉体15が確実に閉じられるようになってい
る。
【0014】上記構成において、ストッパ31を各収納
部本体4毎に対応して設けたため、例えば前寄りの商品
収納経路7だけに商品Xを補給する場合には、図4に示
すように、その商品収納経路7に対応する収納部本体4
が自動販売機本体1より露出する位置まで引き出せば、
その収納部本体4に対応するストッパ31はアウトレー
ル21よりも手前に位置してその昇降動作に支障をきた
さないため、その商品収納経路7の扉体15を自由に開
閉でき、商品Xの補給動作を支障なく行うことができ
る。
【0015】そして、このように必要な収納部本体4だ
けを引き出した状態から、扉体15を開けたままで押し
込み動作を行おうとした場合には、図3に示すように、
ストッパ31の後端面がアウトレール21の前端面に当
接して、この押し込み動作が禁止されるため、扉体15
が開けられた状態で誤って商品収納部3の押し込み動作
を行って扉体15の扉枠16や回転縦軸19,20が損
傷することは防止される。
【0016】なお、上記実施例においては、ストッパ3
1を各収納部本体4毎に対応して設けた場合を説明した
が、ストッパを各商品収納経路7毎に対応させて設けて
もよく、また、各商品収納部3に前後2つの収納部本体
4が配設されている場合を図示したが、これに限るもの
ではなく、各商品収納部3に3つ以上の収納部本体が配
設されている場合などにも適用でき、1つの商品収納部
に複数の商品収納経路を有するものであれば適用可能で
あることは申すまでもない。また、上位置保持機構も上
述の機構に限るものではないことはもちろんである。さ
らに、上記実施例においては、ストッパ31が固定部材
の1例としてのアウトレール21に当接して商品収納部
3の押し込み動作を禁止する場合を説明したが、これに
限るものではなく、自動販売機本体側の他の固定された
部材に当接させて規制するように構成してもよい。
【0017】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、ストッパ
を各商品収納部において扉体に対応するように前後に複
数箇所に分けて配設することにより、商品収納部を商品
の補充が必要な位置までしか引き出さなくてもその商品
収納経路の扉体を自由に開閉できて、商品の補給動作を
支障なくかつ手間をかけることなく行うことができると
ともに、大きく引き出した商品収納部や大きく開いた前
面扉が自動販売機の手前箇所を通る人に対して障害とな
ったりする不具合も防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係る自動販売機の引き出し
式商品収納装置の扉体を閉じている際の斜視図である。
【図2】同引き出し式商品収納装置の扉体を開けている
際の斜視図である。
【図3】同引き出し式商品収納装置の扉体を開けていな
がら押し込もうとした際の斜視図である。
【図4】同自動販売機の平面図である。
【図5】従来の自動販売機の平面図である。
【図6】従来の自動販売機の側面断面図である。
【図7】従来の自動販売機の商品収納部の正面図であ
る。
【図8】従来の自動販売機の引き出し式商品収納装置の
扉体を閉じている際の斜視図である。
【図9】従来の自動販売機の引き出し式商品収納装置の
扉体を開けている際の斜視図である。
【符号の説明】
1 自動販売機本体 3 商品収納部 4 収納部本体 7 商品収納経路 7a 開口部 9 上部横板 10 下部横板 10a 水平突片(上位置保持機構) 13 前面扉 15 扉体 16 扉枠 16a 突出規制部 17,18 ブラケット部 18a 突出爪部(上位置保持機構) 19,20 回転縦軸 21 アウトレール(固定部材) 22 インナーレール 24 摺動レール 31 ストッパ 31a 垂下部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G07F 5/00 - 9/10

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 前面扉を開閉自在に支持する自動販売機
    本体内に商品収納部が前記自動販売機本体より前方に引
    き出し自在に配設され、前記商品収納部内に、商品を収
    納する商品収納経路が前後に複数列並べられて配設さ
    れ、前記商品収納部の一側面に、商品収納経路内に商品
    を補給するための開口部が形成され、この開口部に、商
    品収納経路内の商品が傾倒することを防止する扉体が回
    転縦軸を中心として回転自在かつ昇降可能に配設された
    自動販売機であって、 前記扉体を持ち上げて開けた際にこの扉体を上側の位置
    に保持する上位置保持機構が設けられ、扉体が持ち上げ
    られた際に扉体とともに上昇し、扉体が開けられた状態
    で前記商品収納部を自動販売機本体内に押し込もうとし
    た際に前記自動販売機本体側の固定部材に当接して前記
    押し込み動作を禁止するストッパが各商品収納部におい
    て扉体に対応するように前後に複数箇所に配設され 前記ストッパは、互いに隣合う扉体の2本の回転縦軸に
    挿通されながら案内されて昇降自在とされた 自動販売機
    の引き出し式商品収納装置。
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