JPH11193026A - 易注出孔付き液体紙容器 - Google Patents

易注出孔付き液体紙容器

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JPH11193026A
JPH11193026A JP10011996A JP1199698A JPH11193026A JP H11193026 A JPH11193026 A JP H11193026A JP 10011996 A JP10011996 A JP 10011996A JP 1199698 A JP1199698 A JP 1199698A JP H11193026 A JPH11193026 A JP H11193026A
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JP
Japan
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panel
ear
pouring hole
hole
easy
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Application number
JP10011996A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroshi Miki
洋 三木
Yasutoyo Komiya
康豊 小宮
Yoshihiro Sato
義博 佐藤
Akira Hagiwara
明 萩原
Kazuhiro Hidaka
和弘 日高
Katsuaki Kobayashi
勝昭 小林
Hiroshi Furuta
拓 古田
Atsushi Iijima
淳 飯島
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Dai Nippon Printing Co Ltd
Original Assignee
Dai Nippon Printing Co Ltd
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Publication date
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B65CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
    • B65DCONTAINERS FOR STORAGE OR TRANSPORT OF ARTICLES OR MATERIALS, e.g. BAGS, BARRELS, BOTTLES, BOXES, CANS, CARTONS, CRATES, DRUMS, JARS, TANKS, HOPPERS, FORWARDING CONTAINERS; ACCESSORIES, CLOSURES, OR FITTINGS THEREFOR; PACKAGING ELEMENTS; PACKAGES
    • B65D5/00Rigid or semi-rigid containers of polygonal cross-section, e.g. boxes, cartons or trays, formed by folding or erecting one or more blanks made of paper
    • B65D5/02Rigid or semi-rigid containers of polygonal cross-section, e.g. boxes, cartons or trays, formed by folding or erecting one or more blanks made of paper by folding or erecting a single blank to form a tubular body with or without subsequent folding operations, or the addition of separate elements, to close the ends of the body
    • B65D5/06Rigid or semi-rigid containers of polygonal cross-section, e.g. boxes, cartons or trays, formed by folding or erecting one or more blanks made of paper by folding or erecting a single blank to form a tubular body with or without subsequent folding operations, or the addition of separate elements, to close the ends of the body with end-closing or contents-supporting elements formed by folding inwardly a wall extending from, and continuously around, an end of the tubular body
    • B65D5/064Rectangular containers having a body with gusset-flaps folded outwardly or adhered to the side or the top of the container
    • B65D5/065Rectangular containers having a body with gusset-flaps folded outwardly or adhered to the side or the top of the container with supplemental means facilitating the opening, e.g. tear lines, tear tabs

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Cartons (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 容易に、確実に、清潔に開封でき、極めて注
ぎ易いフラットトップタイプの液体紙容器を提供する。 【解決手段】 フラットトップカートンの耳部裏面の先
端部に注出口6を、屋根パネル3Tに通気孔7をそれぞ
れ内外の位相のずれたハーフカットによって形成し、カ
ートン全体を折り線i,j,l等を設けることにより容
器形状を最適注出形態に変形させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は開封し易く、しかも
注ぎ易い液体紙容器に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から、フラットトップカートンが、
洗剤、モーターオイル等に使用されている。これは、ミ
ルクカートンとして多用されているゲーベルトップカー
トンと頭部の成形法が異なり、4角柱胴部の上辺に設け
られている対向する折り込み屋根パネルがゲーベルトッ
プカートンでは内側に折り畳まれるのに反して、外側に
3角状に折り畳まれて、所謂耳を形成し、トップパネル
(以下リブと称する)が合掌シールされた後、一方に倒
されて、最後に耳とともに胴部側壁上に折り返されてな
る、頭部が平坦な角柱状の液体紙容器である。(図2
(a)参照) 図5は従来のフラットトップカートンの開封された状態
を示す斜視図であって、内容液は耳部の先端に形成され
る注出口6’から注出される。その注出口6’の開封方
法は、耳を起こし、その先端をハサミで切断するか、合
掌シールされたリブの上端縁に設けられたVノッチから
耳の先端を手で引きちぎって開封する方法が用いられて
いる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】フラットトップカート
ンは、以上のように開封性にあたって、ハサミを必要と
したり、また指先で引きちぎるにしても力が必要であっ
て、老人、子供、ハンディキャップのある人にとっては
開封しにくいというう問題があり、また、引きちぎった
跡も形が整わずきたならしいという問題もあって、頭部
が平らでコンパクトであるというメリットがあるにかか
わらず、ゲーベルトップカートンほど普及していない。
さらに、形成される注出孔がゲーベルトップカートンに
較べて小さくて、脈動を起こして注ぎにくくなる問題も
発生する。本発明は、前述の問題点に鑑みてなされたも
ので、誰にでも容易に開封でき、しかも注ぎ易い注出孔
が形成されるフラットトップカートンの提供を目的とす
る。
【0004】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
に本発明では、4角柱状の胴部と、該胴部上辺の対向す
る2辺に耳形成パネルとリブをこの順に連接し、残る2
辺に屋根パネルとリブをこの順に連接し、前記耳成形パ
ネルを3角形状に外側に折り込んで耳部を成形すると同
時に、前記屋根パネルを内側に折り込み、この時対向す
る前記リブ同志を合掌シールして、いずれかの側に折り
倒し、前記耳部を下方に折り曲げて形成される平坦な角
状の頭部と、前記胴部の下部を閉じてなる底部とからな
り、両面に熱可塑性樹脂層を有する板紙によるフラット
トップカートンにおいて、いずれか一方の前記耳部裏面
の3角パネルの頂部に近く注出孔を、またいずれか一方
の前記屋根パネルの所定の位置に通気孔を、それぞれ形
成する。また、前記注出孔を、該注出孔の形状に沿って
カートンブランク内側から設けられる第1ハーフカット
の外側を位相をづらしてカートンブランク表面から設け
られる一方で閉じ他方で開く形状の第2のハーフカット
で取り囲むように形成したプルタブを引き剥がすことに
より開封し、前記通気孔を、カートンブランクの内外か
らそれぞれ位相をずらして設けられる略平行な2本のハ
ーフカットによって形成する。さらに、前記注出孔が設
けられる側の前記耳成形パネルと該耳成形パネルに連接
する前記屋根パネルと胴部側壁パネルの少なくとも上部
1/2とからなる領域において、前記注出孔に近い上部
点と前記屋根パネルの遠い方の底辺端部を結ぶ斜めの折
り線と,前記注出孔に近い両側点から前記胴部側壁パネ
ルの底辺両端へ向かい、底辺近くで外方に折れ曲がる折
り線と、さらに2種の前記斜めの折り線と前記胴部側壁
パネル及び前記耳成形パネルの両側辺とによって区劃さ
れる領域に設けられ、前記両側辺に略平行な複数本の折
り線とからなる折り線群を設ける。
【0005】
【発明の実施の形態】以下,本発明を図面を用いてさら
に詳しく説明する。図1は本発明による注出孔付き液体
紙容器のブランク展開図である。本発明による注出孔付
き液体紙容器のブランク10は、両面に熱可塑性樹脂層
を有する板紙からなるフラットトップカートンのカート
ンブランクを基本にしたものである。このカートンブラ
ンク10は、図1に示すように、胴部側壁パネル1〜4
と糊代5が罫線a〜dを介して連接されて胴部Dを構成
し、その上部に折り線fを介して頭部形成部T,すなわ
ち屋根パネル1T,3Tと耳形成パネル2T,4Tが連
接され、さらにそれらの上部に折り線gを介してリブ1
R〜4Rからなるリブ成形部Rが連接され、一方、胴部
Dの下部には折り線eを介して底部Bを成形する各パネ
ルが連接されている。耳形成パネル2T,4Tには2本
の斜めの折り線hが設けられていて、この2本の斜めの
折り線hと折り線fによって区劃される3角パネルは成
形されて耳部の裏面を形成する。この3角パネルの頂点
に近く、注出孔6が形成される。この注出孔6は、打ち
抜かれているわけではなく、開封すべき注出孔6の形状
に沿って第1ハーフカットH1が、カートンブランク裏
側から設けられ、カートンブランク10の表側からは、
注出孔6を取り囲むように一方で閉じ他方で開く形状の
第2ハーフカットH2を第1ハーフカットH1と位相を
づらして設けることによりプルタブ8を形成している。
このプルタブ8は,紙の層間剥離を起こしながら引き剥
がされて、ストッパーと下方への折り曲げ効果を兼ねる
折り線nに到達して止まる。以後、「ハーフカット」な
る用語を深さに関係なくカートンブランクを半切れ状と
すること、及び半切れ状態の線を意味するものとして使
用する。一方、屋根パネル3Tの略中央には、通気孔7
が形成されるようにカートンブランク裏面から第3ハー
フカットH3がU字状に設けられ、その内側にカートン
ブランク表面から第4ハーフカットH4が、第3ハーフ
カットH3に略平行に設けられている。また両ハーフカ
ットの先端は折り線oで受け止められている。以上の各
ハーフカットの深さは板紙の総厚みに対して1/2乃至
3/4の範囲にあることが好ましい。また、注出孔6を
形成する第1ハーフカットH1の図形は、円、楕円、涙
型、角丸の四角形等任意に設定することができる。
【0006】本発明の課題は注出孔6の開封性を良好に
することは無論のこと、注ぎ易さの点で大きな改善を図
ることにある。この為に、注出時に注出孔6が形成され
た耳部が膨らんで鳥の嘴(くちばし)状になり、しかも
前面に突き出るようなフラットトップカートンの形状変
化を起こさせる折り線群が予め施されている。すなわ
ち、注出孔6が設けられる耳成形パネル2Tとそれに連
接する胴部側壁パネル2の折り線pで仕切られる少なく
とも上部1/2と屋根パネル1T,3Tからなる領域に
おいて、注出孔6の上部の一点と屋根パネル1T,3T
における注出孔6から遠い方の底辺の端部を結ぶ斜めの
折り線jと、注出孔6の両側の2点から胴部側壁パネル
2の底辺両端へ向かい、底辺近くで外方に折れ曲がる斜
めの折り線iと前記斜めの折り線i,jと折り線a,b
とによって区劃される領域に設けられる複数本の略平行
な縦縞状の折り線lとからなる折り線群が設けられてい
る。また、頭部前面をせり出させるために胴部側壁1、
3の上部の角折り曲げ用の折り線kを設けるようにして
もよい。なお、底部Bは胴部Dの下側に折り線eを介し
て連接するパネルで構成され、ヒートシールによって平
らな液洩れのない底が形成されるようになっている。
【0007】図2は、本発明による易注出孔付き液体紙
容器の開封説明図である。図2(a)は、本発明による
易注出孔付き液体紙容器20の充填、成形、シール後の
斜視図である。成形、シール後の形状は、一見したとこ
ろ従来のフラットトップカートンと同一であるが、強い
て違いをあげれば屋根パネル3Tに通気孔7用のハーフ
カットが見られる点である。この形状の本発明による易
注出孔付き液体紙容器20を開封する手順は次の如くで
ある。 先ず、胴部側壁パネル2側(注出側)の耳を上方に
引き剥がす。 図2(b)に示すように、液体紙容器20の頭部前
側を矢印の方向に指で押し込んで胴部側壁パネル2の上
部を前面にせり出させると同時に耳部を上部に持ち上げ
ると同時に膨らませる。 屋根パネル3Tの通気孔7部分(図2(b)ではリ
ブ1R,3Rで隠れている)を指先あるいは硬いもので
押し込んで通気孔7を形成する。 プルタブ8の先端を摘んで紙の層間剥離を起こさせ
ながら下方に引き剥がし、プルタブ8の略中央に第1ハ
ーフカットによる注出孔6を形成させる。プルタブはこ
のままでもよいが、簡単に引きちぎることができるので
取り去ってもよい。 この状態を保持しながら容器全体を傾けて内容液を
注出させる。 耳部を折り畳んで再封し、図2(a)の状態にもど
す。なお、以上の手順で、とを逆にしてもよい。
【0008】図3は、本発明による易注出孔付き液体紙
容器20の注出時の形態の3面図である。すなわち、図
3(a)は、平面図、図3(b)は、側面図、図3
(c)は、正面図である。図3からも明らかなように、
本発明による易注出孔付き液体紙容器20は、耳部は、
取りの嘴のように膨らんで前面上方に突き出た状態とな
り、その先端に近い部分から注出ができるため、液流を
狙い通りの点に導き易いので注ぎ易く、また通気孔7が
形成されているため注出孔6はたとえ小さくとも脈動の
ないスムーズな流れを作りだすことができる。また注出
孔の開封には力を要さず、老人、子供でも容易に、確実
に開封することができる。さらに、注出孔6の形成にあ
たって、別の部材によるプルタブを取り付ける等のこと
は一切必要としないので経済的である。また、開封時に
注出孔6に直接手が触れることがないので衛生的であ
る。
【0009】図4は、本発明による易注出孔付き液体紙
容器の注出孔形成原理説明図である。図4(a)は、注
出孔6が設けられている耳部の裏正面図である。第2ハ
ーフカットH2によって形成されるプルタブ8の図形
は、斜めの折り線hを横断しているので、耳成形パネル
2Tが斜めの折り線hで折り返される時点で、すでにプ
ルタブ8の先端は紙の層間剥離を起こして外方に突き出
している。従って、この突き出た部分が摘まみとして利
用できる。図4(b)、(c)は注出孔6を過るx−
x’模式断面図であって、図4(b)は開封前の状態
を、図4(b)は開封後の状態をそれぞれ示している。
図4(b)に示すように、注出孔の形状に沿った内面か
らのハーフカットH1,とプルタブ8の形状の表面から
のハーフカットH2とは液漏れを起こさないようにそれ
ぞれ位相をずらして設けられている。この状態におい
て、前述のプルタブ8の先端を摘んで下方に引き剥がす
と、ハーフカットH2で囲まれた領域で起きる紙の層間
剥離は注出孔6の方向に伝播し、ハーフカットH1とク
ロスすることによって注出孔6が形成される。この時、
図4(c)で示すように、注出孔6に相当するカートン
ブランク裏面がプルタブ8と一体になって取り除かれ
る。
【0010】本発明による易注出孔付き液体紙容器20
に使用する積層材の層構成は、PE/板紙/PEからな
るもので、PEは低密度ポリエチレンが一般的である
が、線状低密度ポリエチレン、中密度ポリエチレン、ポ
リプロピレン、アイオノマー、エチレン・酢酸ビニル共
重合体、エチレン・アクリル酸共重合体、エチレン・ア
クリル酸エステル、エチレン・ビニルアルコール共重合
体等の中から適宜選択することができる。
【0011】また、印刷加工については従来の牛乳カー
トン等の液体紙容器に行われているように、積層体の最
表面の熱可塑性樹脂層面にフレキソ印刷、オフセット印
刷あるいはグラビア印刷等により多色印刷することがで
きる。
【0012】
【実施例】本発明による易注出孔付き液体紙容器20を
牛乳カートンに適用すべく、サイズが、高さ195m
m,幅70mm,奥行き70mmで、内容量が、100
0mlの実施例サンプルを作成した。実施例サンプルの
カートンブランクについては、外側から次の積層構成を
有したものを使用した。 印刷インキ層/低密度ポリエチレン17μm/晒クラフ
ト紙 337g/m2 /低密度ポリエチレン27μm また,注出孔6と通気孔7に関して次の寸法を採用し
た。 第1ハーフカットによる注出孔6の直径; 8mm 注出孔6の中心と3角パネル頂点間の距離; 9mm プルタブ8の注出孔を過る時の幅; 16mm U字状の通気孔7のハーフカットH3の幅; 15mm U字状の通気孔7のハーフカットH4の幅; 12mm 折り線pと折り線e間の距離; 43mm 折り線lの左右それぞれの本数; 4本 積層材の総厚みに対するハーフカットの深さ; 2/3 以上の仕様によって作成された牛乳入りの本発明による
易注出孔付き液体紙容器20の実施例サンプルを用いて
開封、注出テストを行ったところ、子供、老人、さらに
ハンディキャップのある人にとっても確実に、容易に、
さらに衛生的に開封でき、また容器本体を図3に示すよ
うな最適注出容器形状に変形させることができ、牛乳の
注出を極めてスムーズに、狙った通りの位置に対して行
うことができることが判った。
【0013】本発明による易注出孔付き液体紙容器20
は、上述した実施の形態、あるいは実施例に限定される
ことなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内で種々の変
形が可能である。例えば、本発明による液体紙容器の水
平断面は各図に示すように、必ずしも正方形である必要
はなく矩形であってもよい。また、注出孔6、通気孔7
形成のために使用されるハーフカットは繋ぎを設けた切
り込み線としてもよい。また、注出孔6、通気孔7の形
状は自由で有る。内容物についても、液体に限定される
ことなく、粉体、顆粒状の製品であってもよい。
【0014】
【発明の効果】本発明によれば、フラットトップカート
ンのいずれか一方の耳部裏面の3角パネルに注出孔6
を、また屋根パネルの所定の位置に通気孔7を、位相を
ずらした内外両面からのハーフカットによって形成し、
また開封時に広範囲にわたって施された折り線群によっ
て、フラットトップカートンを最適注出容器形状に変形
させることができ、極めて容易に、確実に、衛生的な開
封とともに、脈動のないスムーズな内溶液の注出が可能
となる。また、別途用意したプルタブや注出口部材を取
り付けることがなくて経済的であり、フラットトップカ
ートンが本来有するコンパクト性を生かして、収納スペ
ースの削減、物流コストの削減等の効果を十分発揮させ
ることができる。さらに、使用後は、廃棄性に優れ環境
負荷を低減させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による注出孔付き液体紙容器のブランク
展開図
【図2】本発明による易注出孔付き液体紙容器の開封説
明図
【図3】本発明による易注出孔付き液体紙容器20の注
出時の形態の3面図
【図4】本発明による易注出孔付き液体紙容器の注出孔
形成原理説明図
【図5】従来のフラットトップカートンの開封された状
態を示す斜視図
【符号の説明】
1〜4 胴部側壁パネル 5 糊代 6、6’注出孔 7 通気孔 8 プルタブ 10 本発明による易注出孔付き液体紙容器のカートン
ブランク 20 本発明による易注出孔付き液体紙容器 a〜p 折り線 D 胴部 R リブ成形部 T 頭部成形部 H1〜4 第1〜第4ハーフカット B 底部 1T,3T 屋根パネル 2T,4T 耳成形パネル 1R〜4R リブ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 萩原 明 東京都新宿区市谷加賀町一丁目1番1号 大日本印刷株式会社内 (72)発明者 日高 和弘 東京都新宿区市谷加賀町一丁目1番1号 大日本印刷株式会社内 (72)発明者 小林 勝昭 東京都新宿区市谷加賀町一丁目1番1号 大日本印刷株式会社内 (72)発明者 古田 拓 東京都新宿区市谷加賀町一丁目1番1号 大日本印刷株式会社内 (72)発明者 飯島 淳 東京都新宿区市谷加賀町一丁目1番1号 大日本印刷株式会社内

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 4角柱状の胴部と、該胴部上辺の対向す
    る2辺に耳形成パネルとリブをこの順に連接し、残る2
    辺に屋根パネルとリブをこの順に連接し、前記耳成形パ
    ネルを3角形状に外側に折り込んで耳部を成形すると同
    時に、前記屋根パネルを内側に折り込み、この時対向す
    る前記リブ同志を合掌シールして、いずれかの側に折り
    倒し、前記耳部を下方に折り曲げて形成される平坦な角
    状の頭部と、前記胴部の下部を閉じてなる底部とからな
    り、両面に熱可塑性樹脂層を有する板紙によるフラット
    トップカートンであって、 いずれか一方の前記耳部裏面の3角パネルの頂部に近く
    注出孔が、またいずれか一方の前記屋根パネルの所定の
    位置に通気孔が、それぞれ形成されてなることを特徴と
    する易注出孔付き液体紙容器。
  2. 【請求項2】 前記注出孔が、該注出孔の形状に沿って
    カートンブランク内側から設けられる第1ハーフカット
    の外側を位相をづらしてカートンブランク表面から設け
    られる一方で閉じ他方で開く形状の第2のハーフカット
    で取り囲むように形成されたプルタブを引き剥がすこと
    により開封することを特徴とする請求項1記載の易注出
    孔付き液体紙容器。
  3. 【請求項3】 前記通気孔が、カートンブランクの内外
    からそれぞれ位相をずらして設けられる略平行な2本の
    ハーフカットによって形成されていることを特徴とする
    請求項1あるいは2記載の易注出孔付き液体紙容器。
  4. 【請求項4】 前記注出孔が設けられる側の前記耳成形
    パネルと該耳成形パネルに連接する前記屋根パネルと胴
    部側壁パネルの少なくとも上部1/2とからなる領域に
    おいて、前記注出孔に近い上部点と前記屋根パネルの遠
    い方の底辺端部を結ぶ斜めの折り線と,前記注出孔に近
    い両側点から前記胴部側壁パネルの底辺両端へ向かい、
    底辺近くで外方に折れ曲がる折り線と、さらに2種の前
    記斜めの折り線と前記胴部側壁パネル及び前記耳成形パ
    ネルの両側辺とによって区劃される領域に設けられ、前
    記両側辺に略平行な複数本の折り線とからなる折り線群
    が設けられていることを特徴とする請求項1乃至3のい
    ずれかに記載の易注出孔付き液体紙容器。
JP10011996A 1998-01-07 1998-01-07 易注出孔付き液体紙容器 Pending JPH11193026A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2019127584A1 (zh) * 2017-12-30 2019-07-04 厉彦明 一种用于制造液体包装容器的胚料及包装容器
CN113286746A (zh) * 2018-09-21 2021-08-20 日本制纸株式会社 纸容器

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