JP4060925B2 - 易注出孔付き液体紙容器 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、板紙に対して浸透性のある液体製品を対象とする、開封し易く、しかも注ぎ易い液体紙容器に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来から、フラットトップカートンが、洗剤、モーターオイル等に使用されている。これは、ミルクカートンとして多用されているゲーベルトップカートンと頭部の成形法が異なり、4角柱胴部の上辺に設けられている対向する折り込み屋根パネルがゲーベルトップカートンでは内側に折り畳まれるのに反して、外側に3角状に折り畳まれて、所謂耳を形成し、トップパネル(以下リブと称する)が合掌シールされた後、一方に倒されて、最後に両耳ともに胴部側壁上に折り返されてなる、頭部が平坦な角柱状の液体紙容器である。(図2(a)参照)
図4は、従来のフラットトップカートンの開封された状態を示す斜視図であって、内容液は耳部の先端に形成される注出口6’から注出される。その注出口6’の開封方法は、耳を起こし、その先端をハサミで切断するか、合掌シールされたリブの上端縁に設けられたVノッチから耳の先端を手で引きちぎって開封する方法が用いられている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
フラットトップカートンは、以上のように開封性にあたって、ハサミを必要としたり、また指先で引きちぎるにしても力が必要であって、老人、子供、ハンディキャップのある人にとっては開封しにくいというう問題があり、また、引きちぎった跡も形が整わずきたならしいという問題もあって、頭部が平らでコンパクトであるというメリットがあるにもかかわらず、ゲーベルトップカートンほど普及していない。さらに、形成される注出孔がゲーベルトップカートンに較べて小さくて、脈動を起こして注ぎにくくなる問題も発生する。
本発明は、前述の問題点に鑑みてなされたもので、誰にでも容易に開封でき、しかも注ぎ易い注出孔が形成される接液部が端面シールされた浸透性の強い内容液に好適なフラットトップカートンの提供を目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】
前記課題を解決するために本発明では、4枚の胴部側壁パネルからなる4角柱状の胴部と、該胴部上辺の対向する2辺に耳形成パネルとリブをこの順に連接し、残る2辺に屋根パネルとリブをこの順に連接し、前記耳成形パネルを3角形状に外側に折り込んで耳部を成形すると同時に、前記屋根パネルを内側に折り込み、この時対向する前記リブ同志を合掌シールして、いずれかの側に折り倒し、前記耳部を下方に折り曲げて形成される平坦な角状の頭部と、前記胴部の下部を閉じてなる底部とからなり、両面に熱可塑性樹脂層を有し、接液部が端面シールされたフラットトップカートンにおいて、いずれか一方の前記耳部裏面の3角パネルの頂部に近く注出孔を、またいずれか一方の前記屋根パネルの所定の位置に通気孔を形成する切り込みを、それぞれ形成する。また、前記注出孔が設けられる側の前記耳形成パネルと該耳形成パネルに連接する前記屋根パネルと前記胴部側壁パネルとからなる領域において、前記3角パネルの頂点と前記注出孔から遠い方の底辺端部を結ぶ斜めの折り線と、前記胴部側壁パネルの底辺の両端から前記注出孔両側辺に向かう斜めの折り線とが設けられており、注出時に注出孔が形成された耳部が膨らんで鳥の嘴(くちばし)状になり、前面に突き出るように形状変化する。さらに、前記3角パネルにおいて、打ち抜かれている前記注出孔を被覆する裏打ちフィルム片を内側から熱接着し、表側から同じく前記注出孔を被覆するプルタブを前記注出孔を介して前記裏打ちフィルム片と強接着するように熱接着し、前記屋根パネルにおいて、前記切り込みを被覆するように内側から裏打ちフィルム片を強接着する。
【0005】
【発明の実施の形態】
以下,本発明を図面を用いてさらに詳しく説明する。
図1は本発明による易注出孔付き液体紙容器のカートンブランク展開図である。
本発明による易注出孔付き液体紙容器のブランク10は、両面に熱可塑性樹脂層を有する板紙からなるフラットトップカートンのカートンブランクを基本にしたものである。
このカートンブランク10は、図1に示すように、胴部側壁パネル1〜4と糊代5が罫線a〜dを介して連接されて胴部Dを構成し、その上部に折り線fを介して屋根パネル1T,3Tと耳形成パネル2T,4Tからなる頭部形成部Tが連接され、さらにそれらの上部に折り線gを介してリブ1R〜4Rからなるリブ成形部Rが連接されている。一方、胴部Dの下部には折り線eを介して底部Bを成形する各パネルが連接されている。
耳形成パネル2T,4Tには2本の斜めの折り線hが設けられていて、この2本の斜めの折り線hと折り線fによって区劃される3角パネルは成形されて耳部の裏面を形成する。
この一方の3角パネルの頂点に近く、注出孔6が形成される。この注出孔6は、適宜な大きさに打ち抜かれていて、引き裂き可能な熱可塑性樹脂による裏打ちフィルム片8が、カートンブランクの裏面から注出孔6を覆うように注出孔6の周辺で強熱接着されている。またカートンブランクの表面からは、注出孔6を覆うようにプルタブ9が熱接着されて、注出孔6を介して裏打ちフィルム片8と強熱接着している。(図3(a)参照)
一方、屋根パネル3Tあるいは1Tには、H字状の切り込みによる通気孔7が設けられていて、同じく裏打ちフィルム片8でカートンブランク裏面から強熱接着されている。 この通気孔7を形成する切り込みのパターンは、H字以外にも、コの字状、U字状,V字状、半月状等のパターンが使用できる。
なお、底部Bは胴部Dの下側に折り線eを介して連接するパネルで構成され、ヒートシールによって液洩れのない、平らな底が形成されるようになっている。
本発明による易注出孔付き液体紙容器20は、浸透性のある液体洗剤、アルコール溶液等の内容液を対象にするので、板紙端面が内容物液に接する部分は端面処理される。すなわち、糊代5のドットで示す端辺は、スカイブ・ヘミング法によって加工される部分であって、スカイバーで板紙が半分の厚みに削りとられ、半幅に折り返され、カートンブランクの表面の熱可塑性樹脂層でカートンブランク端面が覆われるようになっている。
また、底部の成形も端面が接液しないような折り込みによる成形がなされている。
【0006】
さらに、注ぎ易くするために、注出時に注出孔6が形成された耳部が膨らんで鳥の嘴(くちばし)状になり、しかも前面に突き出るようなフラットトップカートンの形状変化を起こさせるための折り線が施されている。
すなわち、注出孔6が設けられる耳形成パネル2Tとそれに連接する胴部側壁パネル2と屋根パネル1T,3Tとからなる領域において、注出孔6が設けられる3角パネルの頂点と屋根パネル1T,3Tにおける注出孔6から遠い方の底辺の端部を結ぶ斜めの折り線jと、注出孔6の両側の2点から胴部側壁パネル2の底辺両端へ向かう斜めの折り線iとが設けられている。
【0007】
図2は、本発明による易注出孔付き液体紙容器の開封説明図である。
図2(a)は、本発明による易注出孔付き液体紙容器20の充填、成形、シール後の斜視図である。成形、シール後の形状は、一見したところ従来のフラットトップカートンと同一であるが、強いて違いをあげれば屋根パネル3Tに通気孔7用の切り込みが見られる点である。
この形状の本発明による易注出孔付き液体紙容器20を開封する手順は次の如くである。
▲1▼ 先ず、図2(a)に示すように胴部側壁パネル2側(注出側)の耳を上方に引き剥がす。
▲2▼ 図2(b)に示すように耳部裏面にヒートシールされているプルタブ9を引き剥がす。
▲3▼ 屋根パネル3Tに設けられている切り込みを指先あるいは硬いもので押し込んで通気孔7を形成する。
▲4▼ 図2(b)に示すように、液体紙容器20の頭部前側を矢印の方向に指で押し込み、胴部側壁パネル2の上部を前面にせり出させると同時に耳部を上部に持ち上げて膨らませる。
▲5▼ この状態を保持しながら容器全体を傾けて内容液を注出させる。
▲6▼ 耳部を折り畳んで図2(a)の状態にもどし、注出孔を再封する。
なお、以上の手順で、▲2▼と▲3▼を逆にしてもよい。
【0008】
図2(c)に示すように、本発明による易注出孔付き液体紙容器20は、耳部は、鳥の嘴のように膨らんで前面上方に突き出た状態となり、その先端に近い部分から内容液の注出ができるため、液流を狙い通りに導き易いので注ぎ易く、また通気孔7が形成されているため注出孔6はたとえ小さくとも脈動のないスムーズな流れを作りだすことができる。また注出孔の開封には力を要さず、老人、子供でも容易に、確実に開封することができる。また、開封時に注出孔6に直接手が触れることがないので衛生的である。
【0009】
図3は、本発明による易注出孔付き液体紙容器の注出孔形成原理説明図である。
図3(a)は、注出孔6が設けられている耳形成パネルの平面拡大図である。
当図に示すように、裏打ちフィルム片8とプルタブ9とはそれぞれカートンブランクの内外面から注出孔6を介して熱接着されている。両者の形状、大きさは任意である。プルタブ9は、折り線hよりも僅かにとびだしている部分のある方が摘まみ易くなるので好ましい。
図3(b)は、図3(a)におけるx−x’模式断面図であって、▲1▼はプルタブ9の剥離前の状態であり、▲2▼は剥離後の状態をそれぞれ示している。
図3(b)▲1▼に示すように、表面から貼着されるプルタブ9は引っ張り強度に優れた積層材からなり、注出孔6部分で内側に押し込まれて熱接着される。この場合、注出孔6以外のカートンブランク表面の熱可塑性樹脂層との接着はさせてもよいが点接着等による易剥離性の接着に止めておくことが好ましい。
図3(b)▲1▼の状態におけるプルタブ9を引き剥がすと、プルタブ9に強接着している裏打ちフィルム片8の注出孔6部分はその周辺で切断されて、図3(b)▲2▼で示すように注出孔6が貫通する。
このようにして得られる注出孔の周辺には、裏打ちフィルム片8の膜切れが残り易いが、綺麗な貫通孔を形成するには、凸条部を有するシールバーで押し込んでシャープな輪郭を有する強接着部を形成しておくことが望ましい。
【0010】
本発明による易注出孔付き液体紙容器20に使用するカートンブランク10の積層構成は、PE/板紙/バリアー層/PEからなり、バリアー層にはアルミ箔、シリカあるいはアルミ蒸着PETが使用される。
具体的には、内容液によって多少の差はあるものの次の仕様が一般的である。
A)PE20μm/晒クラフト紙(255g/m2 )/PE30μm/シリカ蒸着PET12μm/接着性樹脂層/PE20μm/PEF40μm
B)PE20μm/晒クラフト紙(255g/m2 )/PE15μm/PE15μm/シリカ蒸着PET12μm/DL/PEF60μm
C)PE20μm/晒クラフト紙(255g/m2 )/接着性樹脂層/Al7μm/DL/PET12μm/接着層/PE20μm/PEF40μm
なお、裏打ちフィルム片8とプルタブ9については次の如くである。
裏打ちフィルム片;
PEF(LLDPE)100μm
プルタブ;
PET12/Al7μm/PE20μm
以上において、
PE ; ポリエチレン
PEF ; ポリエチレンフィルム
PET ; ポリエチレンテレフタレートフィルム
Al ; アルミ箔
DL ; ドライラミネート接着材層
LLDPE; 線状ポリエチレン
尚、ポリエチレンは、低密度ポリエチレン、中密度ポリエチレン、ポリプロピレン、アイオノマー、エチレン・酢酸ビニル共重合体、エチレン・アクリル酸共重合体、エチレン・アクリル酸エステル、エチレン・ビニルアルコール共重合体、線状ポリエチレン等の中から適宜選択することができる。
【0011】
印刷加工については公知のいかなる方法を用いてもよく、カートンブランク最表面の熱可塑性樹脂層面にフレキソ印刷、オフセット印刷あるいはグラビア印刷等により多色印刷することができる。
また、注出孔6の打ち抜きと通気孔7の切り込みについてはカートンブランクの打ち抜き時に同時に行うことができる。
なお、裏打ちフィルム片8とプルタブ9の熱接着については、カートンブランクの打ち抜きに次いで、専用の貼り合わせ機によって同時に行うことができ、裏打ちフィルム片8とプルタブ9用の前記素材、構成からなるテープを同機に供給し、それぞれ所定の形状に打ち抜くと同時に所定の箇所に熱接着させることができる。
【0012】
【実施例】
本発明による易注出孔付き液体紙容器20を詰め替え用のシャンプーに適用すべく、サイズが、高さ168mm,幅70mm,奥行き70mmで、内容量が、600〜700mlの実施例サンプルを作成した。
実施例サンプルのカートンブランクについては、外側から次の積層構成を有するものを使用した。
PE20μm/晒クラフト紙255g/m2 (ENSO社製)/PE30μm/シリカ蒸着PET30μm/接着層/LLDPE
また、裏打ちフィルム片8とプルタブ9にはそれぞれ次の仕様のものを使用した。
裏打ちフィルム片8; PEF(LLDPE)100μm
プルタブ9 ; PET12/Al7μm/PE20μm
また,注出孔6と通気孔7に関して次の寸法を採用した。
打ち抜かれた注出孔6の直径; 11mm
注出孔6の中心と3角パネル頂点間の距離; 15mm
以上の仕様によって作成されたシャンプー入りの本発明による易注出孔付き液体紙容器20の実施例サンプルを用いて開封、注出テストを行ったところ、子供、老人、さらにハンディキャップのある人にとっても確実に、容易に、さらに注出孔6を手で触ることなく衛生的に開封でき、また容器本体を図2に示すような最適注出容器形状に変形させることができ、シャンプーの注出を空になった既存のボトルに対して極めてスムーズに、狭いボトルの開口部に対してこぼすことなく詰めかえることができた。
【0013】
本発明による易注出孔付き液体紙容器20は、上述した実施の形態、あるいは実施例に限定されることなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内で種々の変形が可能である。例えば、本発明による液体紙容器の水平断面は各図に示すように、必ずしも正方形である必要はなく矩形であってもよい。
また、注出孔6、通気孔7の形状は自由で有る。
内容物についても、液体に限定されることなく、粉体、顆粒状の製品であってもよい。
【0014】
【発明の効果】
本発明によれば、フラットトップカートンのいずれか一方の耳部裏面の3角パネルに注出孔6をプルタブ9を剥がすことによって極めて容易に、確実に、衛生的に開封できるとともに、屋根パネルの所定の位置に通気孔7を設け、また開封時に主として開封側の胴部側壁パネル、耳形成パネルに設けられている折り線によって、フラットトップカートンを最適注出容器形状に変形させることによって注ぎ易く、脈動のない液流のスムーズな注出が可能となる。
また、打ち抜かれた注出孔6、切り込みによる通気孔7は裏打ちフィルム片8で完全にシールされ、容器内部の端面処理も施されているので、浸透性のある内容液を取り扱うことが可能である。
また、フラットトップカートンが本来有するコンパクト性を生かして、収納スペースの削減、物流コストの削減等の効果を十分発揮させることができる。
さらに、使用後は、廃棄性に優れ環境負荷を低減させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による易注出孔付き液体紙容器のカートンブランク展開図
【図2】本発明による易注出孔付き液体紙容器の開封説明図
【図3】本発明による易注出孔付き液体紙容器の注出孔形成原理説明図
【図4】従来のフラットトップカートンの開封された状態を示す斜視図
【符号の説明】
1〜4 胴部側壁パネル
5 糊代
6、6’注出孔
7 通気孔
8 裏打ちフィルム片
9 プルタブ
10 本発明による易注出孔付き液体紙容器のカートンブランク
20 本発明による易注出孔付き液体紙容器
a〜j 折り線
D 胴部
R リブ成形部
T 頭部成形部
B 底部
1T,3T 屋根パネル
2T,4T 耳形成パネル
1R〜4R リブ

Claims (3)

  1. 4枚の胴部側壁パネルからなる4角柱状の胴部と、該胴部上辺の対向する2辺に耳形成パネルとリブをこの順に連接し、残る2辺に屋根パネルとリブをこの順に連接し、前記耳成形パネルを3角形状に外側に折り込んで耳部を成形すると同時に、前記屋根パネルを内側に折り込み、この時対向する前記リブ同志を合掌シールして、いずれかの側に折り倒し、前記耳部を下方に折り曲げて形成される平坦な角状の頭部と、前記胴部の下部を閉じてなる底部とからなり、両面に熱可塑性樹脂層を有し、接液部が端面シールされたフラットトップカートンであって、
    いずれか一方の前記耳部裏面の3角パネルの頂部に近く注出孔が、またいずれか一方の前記屋根パネルの所定の位置に通気孔を形成する切り込みが、それぞれ形成され、前記注出孔が設けられる側の前記耳形成パネルと該耳形成パネルに連接する前記屋根パネルと前記胴部側壁パネルとからなる領域において、前記3角パネルの頂点と前記注出孔から遠い方の底辺端部を結ぶ斜めの折り線と、前記胴部側壁パネルの底辺の両端から前記注出孔両側辺に向かう斜めの折り線とが設けられており、注出時に注出孔が形成された耳部が膨らんで鳥の嘴(くちばし)状になり、前面に突き出るように形状変化が可能となることを特徴とする易注出孔付き液体紙容器。
  2. 前記3角パネルにおいて、打ち抜かれている前記注出孔を被覆する裏打ちフィルム片が内側から熱接着され、表側から同じく前記注出孔を被覆するプルタブが前記注出孔を介して前記裏打ちフィルム片と強接着するように熱接着されていることを特徴とする請求項1記載の易注出孔付き液体紙容器。
  3. 前記屋根パネルにおいて、前記切り込みを被覆するように内側から裏打ちフィルム片が強接着されていることを特徴とする請求項1あるいは2記載の易注出孔付き液体紙容器。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2023212793A1 (pt) * 2022-05-04 2023-11-09 Fernandes Joao Marques Disposição construtiva para abertura de embalagens cartonadas

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