JPH11192455A - 電気−機械−音響変換器及びその製造法 - Google Patents

電気−機械−音響変換器及びその製造法

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JPH11192455A
JPH11192455A JP10183736A JP18373698A JPH11192455A JP H11192455 A JPH11192455 A JP H11192455A JP 10183736 A JP10183736 A JP 10183736A JP 18373698 A JP18373698 A JP 18373698A JP H11192455 A JPH11192455 A JP H11192455A
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suspension
frame
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diaphragm
electro
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 主として携帯電話等に使用される電気−機械
−音響変換器に関するものであり、落下衝撃による損
傷、性能劣化防止を図った高品質製品の提供を目的とす
るものである。 【解決手段】 本発明の電気−機械−音響変換器は、磁
気回路部17と重り部13で構成される可動部19を支
持する少なくとも一つのサスペンション14と、振動板
8と上記サスペンション14を支持するとともに上記サ
スペンション14の弾性変形範囲内の隙間を上記可動部
19外周との間に設けたフレーム9とで構成したもので
あり、携帯端末装置が落下して内蔵されている電気−機
械−音響変換器に衝撃が加わった場合でも、可動部19
の外周をフレーム9で受けることによってサスペンショ
ン14の永久変形を防ぐことができるものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は電気信号により振動
あるいは発音の動作をする電気−機械−音響変換器及び
その製造法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、携帯電話機等の携帯端末装置では
着信を知らせる手段として、ベル音を発生する小型発音
体と振動を引き起こす回転軸に偏芯して重りを取り付け
たマイクロモータをそれぞれ個別に取り付けて使用して
きた。さらに、通話相手の話を受聴するためには、受話
用のスピーカを取り付ける必要があった。
【0003】図6は上記携帯端末装置に使用される電気
−機械−音響変換器の側断面図であり、これにより従来
の携帯端末装置について説明する。なお、図6の電気−
機械−音響変換器は携帯端末装置の更なる小型、軽量化
を図るため、部品点数の削減を目的として、発音と振動
とを一つの電気−機械−音響変換器で実現したものであ
る。
【0004】同図によると、円形の振動板1の外周部が
ケース2に取り付けられている。このケース2には底板
5があり、ヨーク3は底板5に固定されている。サスペ
ンション6はケース2に支持されており、マグネット4
はサスペンション6で支持されている。ボイスコイル7
は、ヨーク3の内周面とマグネット4の外周面で構成さ
れる磁気ギャップに挿入され一端が振動板1に固定され
ている。
【0005】なお、上記ヨーク3と上記マグネット4で
磁気回路部を構成し、サスペンション6とマグネット4
で機械振動系を構成している。
【0006】次に動作について説明すると上記の電気−
機械−音響変換器では、ボイスコイル7に電気信号が加
えられると、ボイスコイル7と磁気回路部との間には、
作用・反作用の力が働く。仮にボイスコイル7に働く力
を作用の力とすると、その力によってボイスコイル7が
取り付けられている振動板1が振動する。
【0007】また、磁気回路部に働く反作用の力によっ
て、サスペンション6で支持されたマグネット4が振動
し、サスペンション6を介してケース2に振動が伝わ
り、ケース2が振動するものである。この磁気回路部の
共振周波数は低域にあるので、この低域の周波数をボイ
スコイルに印加することによって上記振動として顕著な
ものが得られる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、携帯電
話機等の携帯端末装置はその携帯性により持ち運び時に
落とす可能性を有し、落下などの衝撃に対して内蔵され
ている電気−機械−音響変換器が変形損傷する可能性を
有していた。
【0009】本発明は上記課題を解決して、耐衝撃性に
優れ、振動の共振周波数の安定した電気−機械−音響変
換器を提供することを目的とするものである。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に本発明の電気−機械−音響変換器は、振動板と、この
振動板に対向して配置された磁気回路と、一端が上記振
動板に取り付けられ上記磁気回路の磁気空隙に一定の隙
間を設けて挿入されたボイスコイルと、上記磁気回路と
一体または別体として取り付けた重りと、上記磁気回路
と上記重りで構成される可動部を支持する少なくとも一
つのサスペンションと、上記振動板と上記サスペンショ
ンを支持するとともに上記サスペンションの弾性変形範
囲内の隙間を上記可動部外周との間に設けたフレームと
で構成したものであり、携帯端末装置が落下して内蔵さ
れている電気−機械−音響変換器に衝撃が加わった場合
でも、可動部の外周をフレームで受けることによってサ
スペンションの永久変形を防ぐことができるものであ
る。
【0011】
【発明の実施の形態】本発明の請求項1に記載の発明
は、振動板と、この振動板に対向して配置された磁気回
路と、一端が上記振動板に取り付けられ上記磁気回路の
磁気空隙に一定の隙間を設けて挿入されたボイスコイル
と、上記磁気回路と一体または別体として取り付けた重
りと、上記磁気回路と上記重りで構成される可動部を支
持する少なくとも一つのサスペンションと、上記振動板
と上記サスペンションを支持するとともに上記サスペン
ションの弾性変形範囲内の隙間を上記可動部の外周との
間に設けたフレームとで構成したものであり、携帯端末
装置が落下して内蔵されている電気−機械−音響変換器
に衝撃が加わった場合でも、可動部の外周をフレームで
受けることによってサスペンションの永久変形を防ぐこ
とができるものであるとともに、サスペンションの接続
部の損傷による可動部の損傷や振動の周波数が変化した
り、共振の鋭さが鈍ることにより、振動レベルが小さく
なることを防止するものである。
【0012】請求項2に記載の発明は、請求項1に記載
の可動部の外周とフレーム内径間の隙間を磁気ギャップ
とボイスコイル間の隙間より小さく設定したものであ
り、電気−機械−音響変換器に衝撃が加えられても、ボ
イスコイルが当たる前に可動部の外周がフレームに受け
られるため、ボイスコイルの損傷も防ぐことができるも
のである。
【0013】請求項3に記載の発明は、請求項1に記載
のサスペンションが可動部の重心から上下に対称の位置
で可動部を支持したものであり、可動部の重心を上下方
向に対称の位置でサスペンションが可動部を支持するこ
とにより可動部のローリング運動を防ぐことができ、可
動部のローリングによるフレームとの当接による異常音
の発生を防止するものである。
【0014】請求項4に記載の発明は、請求項1に記載
のサスペンションが可動部の重心から上下に距離とステ
ィフネスを逆比配分して可動部を支持したものでらり、
重心位置が上下のサスペンションから等距離になくても
可動部のローリング運動を防ぐことができ、可動部のロ
ーリングによるフレームとの当接による異常音の発生を
防止するものである。
【0015】請求項5に記載の発明は、振動板と、この
振動板に対向して配置された磁気回路と、一端が上記振
動板に取り付けられ上記磁気回路の磁気空隙に一定の隙
間を設けて挿入されたボイスコイルと、上記磁気回路と
一体または別体として取り付けた重りと、上記磁気回路
と上記重りで構成される可動部を支持する少なくとも一
つのサスペンションと、上記振動板と上記サスペンショ
ンを支持するフレームとからなり、上記サスペンション
の一端を樹脂でモールドし、そのモールド部分を上記フ
レームに装着したものであり、上記サスペンションのフ
レームへの装着部分が特定されるのでサスペンションの
支点が定まり性能が安定するものである。
【0016】請求項6に記載の発明は、請求項4に記載
のサスペンションの一端を樹脂モールドしたこのモール
ド部分をフレームに設けた凹部に挿入固着したものであ
り、全箇所を同時に、精度よく組み立てることができ、
強度も得られる。また、サスペンションの支点をモール
ドしているため衝撃による振動特性の変化を防ぐことが
できるものである。
【0017】請求項7に記載の発明は、振動板と、この
振動板に対向して配置された磁気回路と、一端が上記振
動板に取り付けられ上記磁気回路の磁気空隙に一定の隙
間を設けて挿入されたボイスコイルと、上記磁気回路と
一体または別体として取り付けた重りと、上記磁気回路
と上記重りで構成される可動部を支持する少なくとも一
つのサスペンションと、上記振動板と上記サスペンショ
ンを支持するフレームとからなり、上記サスペンション
のフレーム側接合部分を上記フレームにインサート成形
したものであり、サスペンションと可動部を接合した状
態で、サスペンションのフレームとの接合部を樹脂で一
体にモールドすることでサスペンションの支点、位置関
係を精度よく組み立てることができるものである。
【0018】請求項8に記載の発明は、請求項7に記載
のサスペンションのフレーム側接合部分を、一端をフレ
ームへインサート成形された金属片へ溶接して結合した
ものであり、サスペンションの支点、位置関係を精度よ
く組み立てることができるとともに、溶接によって強度
も確保できるものである。
【0019】請求項9に記載の発明は、振動板と、この
振動板に対向して配置された磁気回路からなる可動部
と、一端が上記振動板に取り付けられた上記磁気回路の
磁気空隙に挿入されたボイスコイルと、上記可動部を支
持するサスペンションと、上記振動板とサスペンション
を支持するフレームと、上記フレームを覆い少なくとも
上記可動部側の外方に開口を設け、携帯端末への音導と
すると共に、この携帯端末に挟持される弾性状のブッシ
ングとで構成されるものであり、弾性状のブッシングで
覆い、携帯端末で挟持するようにしたので携帯端末(例
えば携帯電話等)を落とした場合に落下衝撃を吸収する
とともに、ブッシングの開口が音導となって携帯端末の
発音部に音を導き、良好な発音が得られるものである。
【0020】請求項10に記載の発明は、請求項8に記
載の金属片と、外部からの電気信号が加えられるリード
端子とをリードフレームにて構成し、フレームと一体成
形する電気−機械−音響変換器の製造方法であり、部品
点数を増加させることなく電気−機械−音響変換器を形
成できるとともに、組立工程の単純化も図れるものであ
る。
【0021】請求項11に記載の発明は、振動板と、こ
の振動板に対向して配置された磁気回路と、一端が上記
振動板に取り付けられ上記磁気回路の磁気空隙に一定の
隙間を設けて挿入されたボイスコイルと、上記磁気回路
と一体または別体として取り付けた重りと、上記磁気回
路と上記重りで構成される可動部を支持する少なくとも
一つのサスペンションと、上記振動板と上記サスペンシ
ョンを支持する筐体となるフレームで構成される電気−
機械−音響変換器の製造方法であって、上記サスペンシ
ョンと、上記ボイスコイルに外部からの電気信号が加え
られるリード端子とをリードフレームにて構成し、上記
フレームと一体成形するものであって、リードフレーム
にてサスペンションとリード端子を構成して部品点数の
削減と組立の自動化に寄与するものである。
【0022】以下、本発明の一実施の形態について、図
1から図5により説明する。 (実施の形態1)図1(a)は本発明の一実施の形態の
電気−機械−音響変換器の側断面図であり、図1(b)
は同分解斜視図である。
【0023】同図によると、8は例えば厚さ50μm程
度のフィルムよりなる振動板であり、外周部で樹脂等の
フレーム9に取り付けられている。10はヨークであ
り、軟鉄等の強磁性体で有底の円筒状をしている。11
はマグネットであり、ネオジウムの永久磁石で形成さ
れ、円柱状の形状をしており、上記ヨーク10の中央部
に固着されている。なお、9aはカバーである。
【0024】12は強磁性体で形成されたプレートであ
り、上記マグネット11の上記振動板8の側に配置固着
されており、13は重り部であり、ヨーク10と一体に
設けられている。14はサスペンションであり、円周方
向に円弧状の2個の腕を延ばした形状で、上記ヨーク1
0の上下面に一対配設され、一端が上記重り部13に固
定され、他端が樹脂でモールドされてフレーム9の凹部
15に固着されている。サスペンション14のフレーム
9との結合部を樹脂でモールド固着してモールド部16
を形成することでサスペンション14の支点が精度よく
決まり性能が安定する。なお、モールド部16をフレー
ム9の凹部15へ挿入して接着するとモールド部16の
側面の接着強度も得られる。
【0025】上記ヨーク10、上記マグネット11及び
上記プレート12とで磁気回路部17を構成し、上記ヨ
ーク10の内周面と上記プレート12の外周面で磁気ギ
ャップが構成されている。
【0026】そして、円筒状のボイスコイル18が上記
磁気ギャップに挿入され、上記ボイスコイル18の一端
は上記振動板8に取り付けられている。上記磁気回路部
17はフレーム9に対して相対的に動作する可動部19
を構成し、サスペンション14と可動部19は機械振動
系を構成している。
【0027】可動部19の外周とフレーム9内径の間に
は、サスペンション14の弾性変形範囲内の隙間20が
設けられており、更にこの隙間20は磁気ギャップとボ
イスコイル18の隙間より小さく設定されている。これ
により可動部19が衝撃で移動した場合でも可動部19
の外周をフレーム9の内径が受け止めるため、サスペン
ション14は永久変形を起こさず可動部19を元の位置
へ戻す。また、磁気ギャップがボイスコイル18に当た
る前に可動部19の外周がフレーム9に受けられるた
め、ボイスコイル18の損傷も防ぐことができる。
【0028】以上のように構成された電気−機械−音響
変換器について、その動作を説明する。ボイスコイル1
8に電気信号が加えられると、ボイスコイル18と磁気
回路部17の間に作用・反作用の力が働く。仮に、磁気
回路部17に働く力を反作用の力とすれば、この反作用
の力がサスペンション14に支持された重り部13と磁
気回路部17からなる可動部19に加わり、可動部19
は振動をすることになる。
【0029】特に、ボイスコイル18に加える電気信号
の周波数がこの機械振動系の共振周波数と一致する場合
には、可動部19は大きく振動することになる。この可
動部19の振動は、サスペンション14からフレーム9
に伝わりフレーム9は振動する。
【0030】しかし、可動部19が振動の際ローリング
運動を起こすと可動部19の外周とフレーム9の内径が
当たり、異常音が出るため、それを防ぐためにサスペン
ション14は可動部19の重心を対称に等距離で可動部
19を支持している。
【0031】そして、機械振動系の振動の大きさは可動
部19の質量と加速度の積に比例する。従って、磁気回
路部17に重り部13を設けることによって機械振動系
の質量は大きくなり、大きな振幅の振動を取り出すこと
ができるとともに、フレーム9を例えば携帯端末装置の
筐体に固定すればその筐体を振動させて呼び出し等の作
用を行うことができる。
【0032】一方、ボイスコイル18に加えられる電気
信号により振動板8は振動し、振動板8から音が発生す
る。
【0033】従って、本実施の形態のように電気−機械
−音響変換器を構成することにより、振動性能の安定化
と落下などの衝撃による損傷、性能劣化の防止を実現で
きるものである。
【0034】(実施の形態2)図2は本発明の他の実施
の形態の電気−機械−音響変換器の要部である可動部と
サスペンションの組立品斜視図である。
【0035】同図により実施の形態1と同一部分は同一
番号を付して説明を省略して相違点のみ説明する。
【0036】同図によると、サスペンション14の一端
を樹脂でモールドする際、モールド部16に溶着のため
のリブ21を同時に形成している。モールド部16をフ
レーム9へ溶着することにより短時間で結合でき、サス
ペンション14が複数ある場合でも一体の溶着治具で同
時に精度よく結合することができる。
【0037】サスペンション14は、可動部19の重心
を上下方向に対称に距離とスティフネスを逆比配分でヨ
ーク10の上下面一対に接合されている。これにより、
可動部19のローリング運動を防止し、可動部19側面
とフレーム9の当たりによる異常音を防止するものであ
る。
【0038】(実施の形態3)本発明の電気−機械−音
響変換器の他の実施の形態を図3の要部である可動部と
サスペンションの組立品斜視図により説明する。
【0039】同図により実施の形態1と同一部分は同一
番号を付して説明を省略して相違点のみ説明すると、本
実施の形態においてはサスペンション14のフレーム9
との結合部を樹脂でモールドする際、サスペンション1
4と可動部19を予め結合した状態で複数あるサスペン
ション14の支点を一体でモールド成形してモールド部
16を構成している。複数のサスペンション14の支点
が同時に精度よく結合されるため、振動性能が安定する
ものである。
【0040】(実施の形態4)本発明の電気−機械−音
響変換器の他の実施の形態を図4の分解斜視図により実
施の形態1と同一部分は同一番号を付して説明を省略し
て相違点のみ説明する。
【0041】同図によると、サスペンション14は、ヨ
ーク10の上下面に一対配設され、一端が重り部13に
固定され他端がフレーム9にインサート成形された金属
片22に溶接されて結合される。
【0042】これにより、サスペンション14を短時間
でフレーム9へ結合でき、強い接合強度を得ることがで
きる。
【0043】また、この金属片22とリード端子23を
リードフレーム24で一体に構成し、フレーム9へ一体
成形している。これにより部品の一体化、組立工程の単
純化が可能となる。
【0044】なお、上記実施の形態では金属片22とリ
ード端子23をリードフレーム24で一体に形成した
が、サスペンション14の一方もリードフレーム24で
一体に形成することも可能であり、また、金属片22を
用いないものの場合はリード端子23とサスペンション
14の一方をリードフレーム24で一体に形成すること
も可能で、部品点数の削減、組立工程の自動化に寄与で
きるものである。
【0045】(実施の形態5)図5は他の実施の形態の
携帯電話への装着状態の部分側断面図であり、実施の形
態1との相違点のみ説明すると、26はフレーム9を覆
うように装着されたゴム状の弾性体からなるブッシング
であり、27は携帯端末である携帯電話の上ケースであ
り、28は同下ケースであり、30はこの上ケースに固
定された液晶表示部31や電子部品を搭載した回路基板
である。
【0046】29はこの回路基板30に固着されたホル
ダーであり、上記ブッシング26で覆った電気−機械−
音響変換器を装着するものである。なお、ホルダー29
への電気−機械−音響変換器の装着は、図5からも判る
ように振動板8側が回路基板30側になるように装着さ
れている。
【0047】上ケース27と下ケース28を組み合わせ
固着したとき、電気−機械−音響変換器は回路基板3
0、ホルダー29を介して携帯電話機に圧接挟持される
(この時、弾性体であるブッシング26によって上記各
部品の誤差は吸収されて確実に電気−機械−音響変換器
の振動が携帯電話機本体に伝達されるほどに圧接挟持さ
れるように設定されている。)。
【0048】なお、ブッシング26には下ケース28の
発音部28aと対応する部分に開口部26aを設けてお
り、振動板8が振動して発音したとき、このフレーム9
と可動部19間の隙間から上記開口部26aを音導とし
て機能させ、下ケース28の発音部28aから発音させ
るものである。
【0049】以上のように、振動板8を回路基板30側
になるように電気−機械−音響変換器を携帯端末に装着
したので、外部磁界の影響から極力ボイスコイル18を
保護し、振動板8による発音を安定的に得ることができ
るとともに、ブッシング26によって携帯端末本体に電
気−機械−音響変換器が圧接挟持されるので呼出用の振
動も効率よく携帯電話機本体に伝えることができるもの
である。
【0050】なお、開口部26aは複数の小孔からなる
ものでも、本実施の形態のような大孔を有するものでも
良い。
【0051】また、上記ブッシング26は従来技術に示
した電気−機械−音響変換器に用いても上述の効果を有
するものである。
【0052】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、携帯端末
装置を落下させた場合に電気−機械−音響変換器が衝撃
を受けても、サスペンションやボイスコイル、またサス
ペンション接合部の損傷を防ぐことができ、振動あるい
は発音の性能劣化を防ぐことができるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)本発明の電気−機械−音響変換器の一実
施の形態の側断面図 (b)同分解斜視図
【図2】同他の実施の形態の要部である可動部とサスペ
ンションの組立品斜視図
【図3】同他の実施の形態の要部である可動部とサスペ
ンションの組立品斜視図
【図4】同他の実施の形態の分解斜視図
【図5】同他の実施の形態の携帯電話機への装着状態の
部分断面図
【図6】従来の電気−機械−音響変換器の側断面図
【符号の説明】
8 振動板 9 フレーム 10 ヨーク 11 マグネット 12 プレート 13 重り部 14 サスペンション 15 凹部 16 モールド部 17 磁気回路部 18 ボイスコイル 19 可動部 20 隙間 21 リブ 22 金属片 23 リード端子 24 リードフレーム 26 ブッシング 26a 開口部

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 振動板と、この振動板に対向して配置さ
    れた磁気回路と、一端が上記振動板に取り付けられ上記
    磁気回路の磁気空隙に一定の隙間を設けて挿入されたボ
    イスコイルと、上記磁気回路と一体または別体として取
    り付けた重りと、上記磁気回路と上記重りで構成される
    可動部を支持する少なくとも一つのサスペンションと、
    上記振動板と上記サスペンションを支持するとともに上
    記サスペンションの弾性変形範囲内の隙間を上記可動部
    の外周との間に設けたフレームとからなる電気−機械−
    音響変換器。
  2. 【請求項2】 可動部の外周とフレーム内径間の隙間を
    磁気ギャップとボイスコイル間の隙間より小さく設定し
    た請求項1に記載の電気−機械−音響変換器。
  3. 【請求項3】 サスペンションが可動部の重心から上下
    に対称の位置で可動部を支持した請求項1に記載の電気
    −機械−音響変換器。
  4. 【請求項4】 サスペンションが可動部の重心から上下
    に距離とスティフネスを逆比配分して可動部を支持した
    請求項1に記載の電気−機械−音響変換器。
  5. 【請求項5】 振動板と、この振動板に対向して配置さ
    れた磁気回路と、一端が上記振動板に取り付けられ上記
    磁気回路の磁気空隙に一定の隙間を設けて挿入されたボ
    イスコイルと、上記磁気回路と一体または別体として取
    り付けた重りと、上記磁気回路と上記重りで構成される
    可動部を支持する少なくとも一つのサスペンションと、
    上記振動板と上記サスペンションを支持するフレームと
    からなり、上記サスペンションの一端を樹脂でモールド
    し、そのモールド部分を上記フレームに装着した電気−
    機械−音響変換器。
  6. 【請求項6】 サスペンションの一端を樹脂でモールド
    し、そのモールド部分をフレームに設けた凹部に挿入固
    着した請求項5に記載の電気−機械−音響変換器。
  7. 【請求項7】 振動板と、この振動板に対向して配置さ
    れた磁気回路と、一端が上記振動板に取り付けられ上記
    磁気回路の磁気空隙に一定の隙間を設けて挿入されたボ
    イスコイルと、上記磁気回路と一体または別体として取
    り付けた重りと、上記磁気回路と上記重りで構成される
    可動部を支持する少なくとも一つのサスペンションと、
    上記振動板と上記サスペンションを支持するフレームと
    からなり、上記サスペンションのフレーム側接合部分を
    上記フレームにインサート成形した電気−機械−音響変
    換器。
  8. 【請求項8】 サスペンションのフレーム側接合部分
    を、一端をフレームへインサート成形された金属片へ溶
    接して結合した請求項7に記載の電気−機械−音響変換
    器。
  9. 【請求項9】 振動板と、この振動板に対向して配置さ
    れた磁気回路からなる可動部と、一端が上記振動板に取
    り付けられた上記磁気回路の磁気空隙に挿入されたボイ
    スコイルと、上記可動部を支持するサスペンションと、
    上記振動板とサスペンションを支持するフレームと、上
    記フレームを覆い少なくとも上記可動部側の外方に開口
    を設け、携帯端末への音導とすると共に、この携帯端末
    に挟持される弾性状のブッシングとで構成される電気−
    機械−音響変換器。
  10. 【請求項10】 請求項8に記載の金属片と、外部から
    の電気信号が加えられるリード端子とをリードフレーム
    にて構成し、フレームと一体成形する電気−機械−音響
    変換器の製造法。
  11. 【請求項11】 振動板と、この振動板に対向して配置
    された磁気回路と、一端が上記振動板に取り付けられ上
    記磁気回路の磁気空隙に一定の隙間を設けて挿入された
    ボイスコイルと、上記磁気回路と一体または別体として
    取り付けた重りと、上記磁気回路と上記重りで構成され
    る可動部を支持する少なくとも一つのサスペンション
    と、上記振動板と上記サスペンションを支持する筐体と
    なるフレームで構成される電気−機械−音響変換器の製
    造方法であって、上記サスペンションと、上記ボイスコ
    イルに外部からの電気信号が加えられるリード端子とを
    リードフレームにて構成し、上記フレームと一体成形す
    る電気−機械−音響変換器の製造法。
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