JPH1118182A - 携帯端末装置 - Google Patents
携帯端末装置Info
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- JPH1118182A JPH1118182A JP16397897A JP16397897A JPH1118182A JP H1118182 A JPH1118182 A JP H1118182A JP 16397897 A JP16397897 A JP 16397897A JP 16397897 A JP16397897 A JP 16397897A JP H1118182 A JPH1118182 A JP H1118182A
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Abstract
るものであり、搭載される電気−機械−音響変換器の落
下衝撃に対する保護と音等の伝達手段の効率化を目的と
するものである。 【解決手段】 本発明は少なくとも音響放射開口部34
を有するケース36と、放音用開口部23aを有する電
気−機械−音響変換器21と、上記音響放射開口部34
と上記電気−機械−音響変換器21の放音用開口部23
aを連結する粘弾性体で形成された保持部材32からな
る音響ダクト33とで構成したものであり、この音響ダ
クトで33wで電気−機械−音響変換器21が発生する
音をリークすることなくケース36外に導くことができ
るとともに、落下衝撃を吸収して保護するものである。
Description
または発音する電気−機械−音響変換器を装着した携帯
電話機、ポケットベル、PHS等の携帯端末装置に関す
るものである。
着信を知らせる手段として、ベル音を発生するための小
型発音体である電気−機械−音響変換器や振動を引き起
こす回転軸に偏芯して重りを取り付けたマイクロモータ
をそれぞれ個別に取り付けて使用してきた。
−機械−音響変換器の側断面図であり、これにより従来
の携帯端末装置について説明する。なお、図9の電気−
機械−音響変換器は携帯端末装置の更なる小型、軽量化
を図るため、部品点数の削減を目的として、発音と振動
とを一つの電気−機械−音響変換器で実現したものであ
る。
ケース2に取り付けられている。このケース2には底板
5があり、ヨーク3は底板5に固定されている。サスペ
ンション6はケース2に支持されており、マグネット4
はサスペンション6で支持されている。
グネット4の外周面で構成される磁気ギャップに挿入さ
れ一端が振動板1に固定されている。
磁気回路部を構成し、サスペンション6とマグネット4
で機械振動系を構成している。
機械−音響変換器では、ボイスコイル7に電気信号が加
えられると、ボイスコイル7と磁気回路部との間には、
作用・反作用の力が働く。仮にボイスコイル7に働く力
を作用の力とすると、その力によって、ボイスコイル7
が取り付けられている振動板1が振動する。
て、サスペンション6で支持されたマグネット4が振動
し、サンペンション6を介してケース2に振動が伝わ
り、ケース2が振動するものである。
図示しないが携帯端末装置内の回路基板等に半田付け等
により電気回路との電気的接続を図ると共に回路基板等
に機械的にも固着されているものである。
話器等の携帯端末装置はその携帯性により持ち運び時に
落とす可能性を有し、落下などの衝撃に対して内装され
ている電気−機械−音響変換器が変形損傷する可能性を
有していた。
音響変換器を落下などによる衝撃から保護するととも
に、内装されている電気−機械−音響変換器の外部への
発音または振動の伝達が効率よく行われる携帯端末装置
を提供しようとするものである。
に本発明の携帯端末装置は、少なくとも音響放射開口部
を有するケースと、放音用開口部を有する電気−機械−
音響変換器と、上記音響放射開口部と上記電気−機械−
音響変換器の放音用開口部を連結する粘弾性体で形成さ
れた保持部材からなる音響ダクトとで構成するものであ
り、携帯電話機、ポケットベル、PHS等の携帯端末装
置を落下させ衝撃を受けた場合でも、上記弾性体のダク
トによって携帯端末装置が落下衝突した瞬間にも電気−
機械−音響変換器が落下速度を継続し、保持部材の変形
により停止に要する時間を長引かせることができ、電気
−機械−音響変換器が受ける加速度を携帯端末装置自体
が受けた加速度よりも低く低減して保護するとともに、
また粘弾性体或いは弾性体のスチフネスが電気−機械−
音響変換器の振動系スチフネスより遥かに大きく設定さ
れているため、携帯端末装置の装置本体への機械振動エ
ネルギーの効率的伝達や電気−機械−音響変換器の放音
用開口部からの音をリークすることなくケース外部に導
くことができる携帯端末装置を提供するものである。
は、少なくとも音響放射開口部を有するケースと、放音
用開口部を有する電気−機械−音響変換器と、上記音響
放射開口部と上記電気−機械−音響変換器の放音用開口
部を連結する粘弾性体で形成された保持部材からなる音
響ダクトとで構成したものであり、電気−機械−音響変
換器が発生する音をリークすることなくケース外部に導
くことができ、更に電気−機械−音響変換器を落下など
による衝撃から保護するものである。
1の構成に加えケース裏面の音響放射開口部の周辺に配
設されたガイドリブと、電気−機械−音響変換器の振動
板側と接触する段部を内側に有し、上記ガイドリブ内に
嵌合挿入され上記音響放射開口部から振動板まで貫通す
る音響ダクトとを形成するとともに、上記電気−機械−
音響変換器の側面から背面に回り込む肉厚部を有する粘
弾性体で形成された保持部材と、上記保持部材の肉厚部
を押さえる押圧部を設けたものであり、電気−機械−音
響変換器の装着を携帯端末装置本体のケースと粘弾性体
の挟み込みで簡単に実現できるものである。
1に記載の粘弾性体で形成された保持部材の電気−機械
−音響変換器の側面と接する面および/または上記ガイ
ドリブに嵌合挿入される面とに微細リブを設けたもので
あり、振動軸方向以外の落下衝撃に対して微細リブが変
形することにより停止までの時間が長くなり加速度が緩
和できて電気−機械−音響変換器をより確実に保護する
ものである。
3に記載の微細リブの形状が先端が細く下部が広い断面
が三角形または台形としたものであり、落下衝撃に対し
先端から徐々に形状変形し、加速度が徐々に大きく変化
して急激な大きな加速度がかかるのを短い移動距離内で
防止できるものである。
の音響放射開口部と電気−機械−音響変換器の音響放射
振動板の放音用開口部を連結する音響ダクトを形成する
粘弾性体と、上記電気−機械−音響変換器の外枠樹脂体
から延出するとともに、先端を固定してなる板状弾性体
とで構成したものであり、上記電気−機械−音響変換器
が発生する音をリークすることなくケース外部に導くこ
とができ、更に電気−機械−音響変換器を落下などによ
る衝撃から保護するものである。
5に記載の板状弾性体の幅が徐々に狭くなる形状とした
ものであり、落下衝撃に対し幅の狭い、即ち柔らかい部
分から徐々に曲がり加速度が徐々に変化して急激な大き
な加速度がかかるのをより短い移動距離内で防止し、機
械的破壊を防止できるものである。
5に記載の板状弾性体に90度以上のネジリを与えた形
状としたものであり、あらゆる方向からの落下衝撃に対
し弾性体が落下方向と垂直な面で曲がり、電気−機械−
音響変換器の衝突したときの速度を初速度としてそれが
停止するまでの時間が長くなるために加速度が低減でき
機械的破壊を防止できるものである。
5に記載の板状弾性体を棒状の形状としたものであり、
あらゆる方向から落下衝撃に対し棒状弾性体が曲がり衝
突したときの速度を初速度とし停止するまでの時間が長
くなるために加速度が低減でき機械的破壊を防止できる
ものである。
5に記載の板状弾性体を外枠樹脂体にインサート成形さ
れたリードフレームまたはフープ状の金属板から形成し
たものであり、リードフレームを打抜くだけで形成でき
るので比較的簡単にできるものであるとともにフープ状
の金属板で形成したものは、外枠樹脂体をインサートで
フープ状に連続的に成形して、後工程での組立を極力こ
のフープの状態で行い、機械組立化・生産性の向上が図
れるものである。
から図8(b)により説明する。 (実施の形態1)本発明の携帯端末装置の一実施の形態
について、図1、図2(a),(b)により説明する。
図1は携帯端末装置の側断面図であり、図2(a)は要
部である電気−機械−音響変換器の側断面図であり、図
2(b)は同分解斜視図である。図2によりまず要部で
ある電気−機械−音響変換器について説明する。同図に
よると、21は2モード対応の電気−機械−音響変換器
であり、22は厚さ10μmから50μm程度の非磁性
体であるチタン材等よりなる振動板であり、外周でプラ
スチック等の外枠樹脂体23に取り付けられている。ヨ
ーク24は軟鉄等の強磁性体で外周が円筒状の形状をし
ている。マグネット25は例えばネオジウムの永久磁石
であって、円柱状の形状をしており、ヨーク24の中央
部に固着されている。
の振動板22の側に配置固着されており、重り部27が
ヨーク24と一体に設けられている。サスペンション2
8は、円周方向に円弧状の2個の腕を延ばした形状であ
り、ヨーク24の上下面に1対配設され、一端が重り部
27に固定され他端が外枠樹脂体23に固定されてい
る。
3によって周縁を固着されているが、上記振動板22の
外方に向かっては開放された放音用開口部23aが形成
されている。
プレート26は磁気回路部29を構成し、上記ヨーク2
4の内周面とプレート26の外周面で磁気ギャップが構
成されている。そして、円筒状のボイスコイル30が上
記磁気ギャップに挿入され、ボイスコイル30の一端は
振動板22に取り付けられている。磁気回路部29は外
枠樹脂体23に対して相対的に動作する可動部31を構
成し、サスペンション28と可動部31は機械振動系を
構成する。
への電気−機械−音響変換器21への取り付け手段を説
明する。32は音響ダクト33の形成と電気−機械−音
響変換器21の保持を兼ねた高分子エラストマー或いは
軟質ゴムなどの粘弾性体からなる保持部材である。34
は携帯端末装置35のケース36に設けられた音響放射
開口部である。ケース36の裏面には上記音響放射開口
部34周辺に配設されたガイドリブ37があり、ここに
上記粘弾性体からなる保持部材32が嵌合挿入される。
保持部材32の形状は電気−機械−音響変換器21が振
動板22と並行な面を底面にして段部38aと接触する
ように嵌合挿入される凹み38と、上記ガイドリブ37
内に嵌合挿入される挿入部と、ケース裏面に接触する面
から上記凹み38の底面に貫通する音響ダクト33を形
成し、かつ上記電気−機械−音響変換器21の背面に回
り込む肉厚部39からなる。
部40が肉厚部39を含む保持部材32を挟持するよう
に構成されている。
変換器について、その動作を説明する。ボイスコイル3
0に電気信号が加えられると、ボイスコイル30と磁気
回路部29の間に作用・反作用の力が働く。仮に、磁気
回路部29に働く力を反作用の力とすれば、この反作用
の力がサンペンション28に支持された重り部27と磁
気回路部29からなる可動部31に加わり、可動部31
は、振動をすることになる。
の周波数がこの機械振動系の共振周波数と一致する場合
には、可動部31は大きく振動することになる。この可
動部31の振動は、サスペンション28から外枠樹脂体
23に伝わり、外枠樹脂体23は振動する。
動部31の質量と加速度の積に比例する。従って、磁気
回路部29に重り部27を設けることによって、機械振
動系の質量は大きくなり、大きな振幅の振動を取り出す
ことができるとともに、外枠樹脂体23を、例えば携帯
端末装置の筐体に固定すればその筐体を振動させて呼び
出し等の作用を行うことができる。
撃に対しては、粘弾性体からなる保持部材32が変形
し、電気−機械−音響変換器21が落下衝撃を受けてか
ら完全停止するまでの時間を長くすることができるため
に加速度が緩和できて電気−機械−音響変換器21をよ
り確実に保護するとともに、携帯端末装置などの機器本
体へ機械振動エネルギーを効率よく伝達できるものであ
る。
信号により振動板22は振動し、振動板22から音が発
生し、音響ダクト33を通じて音響放射開口部34に効
率よく導かれ外部に放射される。
が発生する音をリークすることなくケース外部に導くこ
とができ、更に電気−機械−音響変換器21を落下など
による衝撃から保護するとともに、携帯端末装置などの
機器本体へ機械振動エネルギーを効率よく伝達できる取
り付け手段を一つの部品で構成でき、更に本体機器のケ
ースの挟み込みで簡単に取り付けが実現できるものであ
る。
の携帯端末装置を図3(a),(b)により説明する。
図3(a)は携帯端末装置の側断面図であり、図3
(b)は図3(a)のA−A’断面矢視上面図である。
同図により実施の形態1と同一部分は同一番号を付して
説明を省略して相違点のみ説明する。
粘弾性体からなる保持部材32は、電気−機械−音響変
換器21が嵌合挿入される凹み38の側壁の面41およ
び/またはガイドリブ37内に嵌合挿入される外形面4
2に、先端が細く下部が広い断面が三角形または台形の
微細リブ45を配設して構成されている。
向が一軸(振動板或いは磁気回路部の振動方向のみ)で
あり、この振動軸以外からの落下衝撃に対し先端が細く
下部が広い断面が三角形または台形の微細リブ45を設
けたため、電気−機械−音響変換器21にかかる加速度
は微細リブ45の先端から徐々に形状変形し加速度が徐
々に増加して最終的に停止することにより、大きな加速
度がかかるのを電気−機械−音響変換器21の短い移動
距離で防止できるものである。
気−機械−音響変換器を落下などによる衝撃から加速度
を緩和できて電気−機械−音響変換器をより確実に保護
できるものである。
の携帯端末装置を図4,図5(a),(b)により説明
する。図4は携帯端末装置の側断面図であり、図5
(a)は要部である電気−機械−音響変換器の上面方向
からの斜視図、同(b)は同180°回転させた状態の
斜視図である。同図により実施の形態1および2と同一
部分は同一番号を付して説明を省略して相違点のみ説明
する。
1は連続的に製造するためにステンレス等に半田、錫メ
ッキを施したリードフレームで上記電気−機械−音響変
換器21の給電端子46a,46bや外枠樹脂体23か
ら延出する板状弾性体47a,47b,47cをインサ
ート成形によって形成し、さらに板状弾性体47a,4
7b,47cの先端に固定端48a,48b,48cを
形成している。
ラストマー或いは軟質ゴムなどの粘弾性体からなる保持
部材である。ケース36の裏面には上記音響放射開口部
34周辺に配設されたガイドリブ50があり、ここに上
記粘弾性体からなる保持部材49が挿入される。保持部
材49の形状は電気−機械−音響変換器21が振動板2
2と並行な面の底面と段部38aで接触するように嵌合
挿入される凹み38と、上記ガイドリブ50内に挿入さ
れる部分とで、ケース裏面に接触する面から上記凹み3
8の底面に貫通する音響ダクト33を形成している。
された回路基板51に上記電気−機械−音響変換器21
の板状弾性体47a,47b,47cの先端の固定端4
8a,48b,48cが半田などで固定されている。
いて説明すると、板状弾性体47a,47b,47cが
変形し、電気−機械−音響変換器21が落下衝撃を受け
てから完全停止するまでに時間を要するために加速度が
緩和できて電気−機械−音響変換器21を確実に保護す
るとともに、携帯端末装置などの機器本体へ機械振動エ
ネルギーを効率よく伝達できるものである。
信号により振動板22は振動し、振動板22から音が発
生し、音響ダクト33を通じて音響放射開口部34に効
率よく導かれ外部に放射される。
態1と同様に、振動板22が発生する音をリークするこ
となくケース外部に導くことができ、更に電気−機械−
音響変換器21を落下などによる衝撃から保護するとと
もに、携帯端末装置などの機器本体へ機械振動エネルギ
ーを効率よく伝達できる携帯端末装置が実現できるもの
である。
の携帯端末装置について、図6(a),(b)により説
明する。図6(a)は要部である電気−機械−音響変換
器の上面方向からの斜視図、同(b)は同180°回転
させた状態の斜視図である。同図により実施の形態3と
同一部分の説明は省略し、要部であり、且つ相違点であ
る電気−機械−音響変換器の弾性体の構成についてのみ
説明する。
ッキを施したリードフレームで上記電気−機械−音響変
換器21の給電端子46a,46bや外枠樹脂体23か
ら延出する板状弾性体47d,47e,47fを形成
し、さらにこの板状弾性体の形状は中央部で幅が狭く、
根元、および先端部で幅が広く、さらに板状弾性体47
d,47e,47fの先端側に固定端48a,48b,
48cを形成している。
の形状としたことによって、バネ係数が幅の狭い部分は
柔らかく広い部分は硬くなるため電気−機械−音響変換
器21にかかる加速度を幅の狭い柔らかい部分から徐々
に形状変形し加速度が徐々に増加して幅の広い硬い部分
の変形に至るまでに最終的に停止することにより、大き
な加速度がかかるのを電気−機械−音響変換器21の短
いストロークで防止できるものである。
の携帯端末装置について、図7(a),(b)により説
明する。図7(a)は要部である電気−機械−音響変換
器の上面方向からの斜視図、同(b)は同180°回転
させた状態の斜視図である。なお、説明にあたっては実
施の形態3との相違点である本実施の形態の要部である
電気−機械−音響変換器の弾性体の構成についてのみ、
実施の形態3の同一部分は同一番号を付して説明を省略
して説明する。
る板状弾性体52a,52b,52cの幅は同一である
が、根元および先端部の間で90度以上捻れて構成され
ている。このような板状弾性体を実施することにより、
あらゆる方向からの衝撃に対してもその方向に垂直な部
分が形状変形するため電気−機械−音響変換器21にか
かる加速度を緩和できるものである。
の携帯端末装置について、図8(a),(b)により説
明する。図8(a)は要部である電気−機械−音響変換
器の上面方向からの斜視図、同(b)は同180°回転
させた状態の斜視図である。なお、説明にあたっては実
施の形態3との相違点である本実施の形態の要部である
電気−機械−音響変換器の弾性体の構成についてのみ、
実施の形態3と同一部分は同一番号を付して説明を省略
して説明する。
る弾性体53a,53b,53cの幅は極めて幅が狭
く、棒状になっている。このように弾性体53a,53
b,53cを形成することにより、あらゆる方向からの
衝撃に対してもその方向に垂直な部分が形状変形するた
め電気−機械−音響変換器21にかかる加速度を緩和で
きるものである。
端末装置の音響放射開口部34を振動板の軸上前面に配
置した場合で説明しているが、携帯端末装置の側面に音
響放射開口部34を設けた場合においても音響ダクト3
3を横に伸ばして対応することで目的は達成でき、本願
の技術範囲にあることは勿論である。
機械−音響変換器21を振動および発音によって電話等
の着信を告知するものとして説明したが、振動のみ、発
音のみ、通常の音声の発生のみのものでも良く、またこ
れらのいずれかの組み合わせのものであっても良いもの
であり、特に限定するものではない。
機、ポケットベル、PHS等の携帯端末装置を落下させ
た場合にも電気−機械−音響変換器を衝撃から保護する
とともに、音響振動板が発生する音をリークすることな
くケース外部に導くことができる優れた携帯端末装置の
実現を図れるものである。
図
側断面図 (b)同分解斜視図
上面方向からの斜視図 (b)同180°回転させた状態の斜視図
気−機械−音響変換器の上面方向からの斜視図 (b)同180°回転させた状態の斜視図
気−機械−音響変換器の上面方向からの斜視図 (b)同180°回転させた状態の斜視図
気−機械−音響変換器の上面方向からの斜視図 (b)同180°回転させた状態の斜視図
音響変換器の側断面図
状弾性体 53a,53b,53c 棒状の弾性体
Claims (9)
- 【請求項1】 少なくとも音響放射開口部を有するケー
スと、放音用開口部を有する電気−機械−音響変換器
と、上記音響放射開口部と上記電気−機械−音響変換器
の放音用開口部を連結する粘弾性体で形成された保持部
材からなる音響ダクトとで構成された携帯端末装置。 - 【請求項2】 ケース裏面の音響放射開口部の周辺に配
設されたガイドリブと、電気−機械−音響変換器の振動
板側と接触する段部を内側に有し、上記ガイドリブ内に
嵌合挿入され上記音響放射開口部から振動板まで貫通す
る音響ダクトとを形成するとともに、上記電気−機械−
音響変換器の側面から背面に回り込む肉厚部を有する粘
弾性体で形成された保持部材と、上記保持部材の肉厚部
を押さえる押圧部からなる請求項1に記載の携帯端末装
置。 - 【請求項3】 粘弾性体で形成された保持部材の電気−
機械−音響変換器の側面と接する面および/または上記
ガイドリブに嵌合挿入される面とに微細リブを設けた請
求項2に記載の携帯端末装置。 - 【請求項4】 微細リブの形状が先端が細く下部が広い
断面が三角形または台形である請求項3に記載の携帯端
末装置。 - 【請求項5】 ケースの音響放射開口部と電気−機械−
音響変換器の音響放射振動板の開口部を連結する音響ダ
クトを形成する粘弾性体で形成された保持部材と、上記
電気−機械−音響変換器の外枠樹脂体から延出するとと
もに、先端を固定してなる板状弾性体とで構成した携帯
端末装置。 - 【請求項6】 板状弾性体の幅が徐々に狭くなるテーパ
形状とした請求項5に記載の携帯端末装置。 - 【請求項7】 板状弾性体に90度以上のネジリを与え
た形状とした請求項5に記載の携帯端末装置。 - 【請求項8】 弾性体を棒状の形状とした請求項5に記
載の携帯端末装置。 - 【請求項9】 板状弾性体は外枠樹脂体にインサート成
形されたリードフレームまたはフープ状の金属板から形
成される請求項5に記載の携帯端末装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16397897A JP3783343B2 (ja) | 1997-06-20 | 1997-06-20 | 携帯端末装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16397897A JP3783343B2 (ja) | 1997-06-20 | 1997-06-20 | 携帯端末装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH1118182A true JPH1118182A (ja) | 1999-01-22 |
JP3783343B2 JP3783343B2 (ja) | 2006-06-07 |
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ID=15784437
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP16397897A Expired - Fee Related JP3783343B2 (ja) | 1997-06-20 | 1997-06-20 | 携帯端末装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3783343B2 (ja) |
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WO2018030264A1 (ja) * | 2016-08-09 | 2018-02-15 | 日本電産サンキョー株式会社 | リニアアクチュエータ |
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-
1997
- 1997-06-20 JP JP16397897A patent/JP3783343B2/ja not_active Expired - Fee Related
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