JPH11189247A - 口栓およびこれを利用した不定形容器 - Google Patents
口栓およびこれを利用した不定形容器Info
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- JPH11189247A JPH11189247A JP35913597A JP35913597A JPH11189247A JP H11189247 A JPH11189247 A JP H11189247A JP 35913597 A JP35913597 A JP 35913597A JP 35913597 A JP35913597 A JP 35913597A JP H11189247 A JPH11189247 A JP H11189247A
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- B65—CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
- B65D—CONTAINERS FOR STORAGE OR TRANSPORT OF ARTICLES OR MATERIALS, e.g. BAGS, BARRELS, BOTTLES, BOXES, CANS, CARTONS, CRATES, DRUMS, JARS, TANKS, HOPPERS, FORWARDING CONTAINERS; ACCESSORIES, CLOSURES, OR FITTINGS THEREFOR; PACKAGING ELEMENTS; PACKAGES
- B65D75/00—Packages comprising articles or materials partially or wholly enclosed in strips, sheets, blanks, tubes, or webs of flexible sheet material, e.g. in folded wrappers
- B65D75/52—Details
- B65D75/58—Opening or contents-removing devices added or incorporated during package manufacture
- B65D75/5861—Spouts
- B65D75/5872—Non-integral spouts
- B65D75/5883—Non-integral spouts connected to the package at the sealed junction of two package walls
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 液を充填する際にパウチ内の空気を容易に抜
くことができる、パウチ内の液を残留させることなく容
易に抜き取ることができる等の条件を満たす口栓を提供
する。 【解決手段】 変形可能な袋状の容器本体1の内部に一
端側が位置すると共に容器本体1の外部に他端側が位置
するように当該容器本体1に貫通して取り付けられる筒
状をなす口栓10において、一端側の外面に長手方向に
沿って縦溝18および突条19を設けることにより、容
器本体1内の液を吸引する際の空気や液の通路を確保
し、容器本体1内が負圧となったときに、当該容器本体
1の柔軟性による液の通路の閉塞を防止して容器本体1
の上部で液の残留するデッドスペースの発生を防止する
と共に、パイプ17の剛性を高めるようにした。
くことができる、パウチ内の液を残留させることなく容
易に抜き取ることができる等の条件を満たす口栓を提供
する。 【解決手段】 変形可能な袋状の容器本体1の内部に一
端側が位置すると共に容器本体1の外部に他端側が位置
するように当該容器本体1に貫通して取り付けられる筒
状をなす口栓10において、一端側の外面に長手方向に
沿って縦溝18および突条19を設けることにより、容
器本体1内の液を吸引する際の空気や液の通路を確保
し、容器本体1内が負圧となったときに、当該容器本体
1の柔軟性による液の通路の閉塞を防止して容器本体1
の上部で液の残留するデッドスペースの発生を防止する
と共に、パイプ17の剛性を高めるようにした。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、口栓およびこれを
利用した不定形容器に関する。
利用した不定形容器に関する。
【0002】
【従来の技術】変形可能な袋状の不定形容器(以下「パ
ウチ」という。)は、保管や使用後の廃棄が容易なた
め、近年、利用分野が拡がっている。このようなパウチ
は、液の充填および充填した液の送出等を容易にすると
共に、残った液を保存できるようにするため、ねじ式の
キャップ付きの口栓を有している。この口栓は、パウチ
の折れ曲がりを防止したり液の流路を確保するため、一
端側がパウチの内部に挿入されて他端側がパウチの外部
に突出する長い筒状をなしている。なお、パウチは、容
積も変化するので、液の充填が定量充填機により行われ
る。
ウチ」という。)は、保管や使用後の廃棄が容易なた
め、近年、利用分野が拡がっている。このようなパウチ
は、液の充填および充填した液の送出等を容易にすると
共に、残った液を保存できるようにするため、ねじ式の
キャップ付きの口栓を有している。この口栓は、パウチ
の折れ曲がりを防止したり液の流路を確保するため、一
端側がパウチの内部に挿入されて他端側がパウチの外部
に突出する長い筒状をなしている。なお、パウチは、容
積も変化するので、液の充填が定量充填機により行われ
る。
【0003】このようなパウチに利用される口栓におい
ては、各種公報で種々提案されている。例えば、実公平
2−21399号公報では、パウチ内に延長して設けら
れたパイプの先端および取付部分に開口部を各々有する
口栓が提案され、実公平5−44294号公報では、パ
ウチ内に延長して設けられたパイプに複数の貫通孔をあ
けた口栓等が提案されている。
ては、各種公報で種々提案されている。例えば、実公平
2−21399号公報では、パウチ内に延長して設けら
れたパイプの先端および取付部分に開口部を各々有する
口栓が提案され、実公平5−44294号公報では、パ
ウチ内に延長して設けられたパイプに複数の貫通孔をあ
けた口栓等が提案されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】前述したようなパウチ
に利用される口栓においては、パウチ内に液を充填する
際にパウチ内の空気を容易に抜くことができる、パウチ
内の液を残留させることなくパウチ内から容易に抜き取
ることができる、パウチ内に液を充填した際に口栓が傾
かない(ハンドリング、見栄えを良くするために)こと
等の条件が求められるものの、上述した公報等で提案さ
れているものは、以上のような条件をすべて満たすこと
が困難であった。
に利用される口栓においては、パウチ内に液を充填する
際にパウチ内の空気を容易に抜くことができる、パウチ
内の液を残留させることなくパウチ内から容易に抜き取
ることができる、パウチ内に液を充填した際に口栓が傾
かない(ハンドリング、見栄えを良くするために)こと
等の条件が求められるものの、上述した公報等で提案さ
れているものは、以上のような条件をすべて満たすこと
が困難であった。
【0005】具体的には、実公平2−21399号公報
で提案されている口栓では、パウチ内に延長しているパ
イプが長いため、そのパイプの中間部周辺に溜まった液
を充分に吸い出すことができず、また、実公平5−44
294号公報で提案されている口栓では、パイプ回りや
複数の貫通孔に溜まった液を充分に吸い出すことができ
ないばかりか、形状が複雑で高コストとなってしまう。
さらに、これらの口栓は、パウチ容積に対する占有容積
がいずれも大きいため、口栓の中にかなりの量の液が残
ってしまい、パウチの液収容効率が低くなってしまう。
で提案されている口栓では、パウチ内に延長しているパ
イプが長いため、そのパイプの中間部周辺に溜まった液
を充分に吸い出すことができず、また、実公平5−44
294号公報で提案されている口栓では、パイプ回りや
複数の貫通孔に溜まった液を充分に吸い出すことができ
ないばかりか、形状が複雑で高コストとなってしまう。
さらに、これらの口栓は、パウチ容積に対する占有容積
がいずれも大きいため、口栓の中にかなりの量の液が残
ってしまい、パウチの液収容効率が低くなってしまう。
【0006】
【課題を解決するための手段】前述した課題を解決する
ための、本発明による口栓は、変形可能な袋状の容器本
体の内部に一端側が位置すると共に当該容器本体の外部
に他端側が位置するように当該容器本体に貫通して取り
付けられる筒状をなす口栓であって、一端側の外面に長
手方向に沿って溝が設けられていることを特徴とする。
ための、本発明による口栓は、変形可能な袋状の容器本
体の内部に一端側が位置すると共に当該容器本体の外部
に他端側が位置するように当該容器本体に貫通して取り
付けられる筒状をなす口栓であって、一端側の外面に長
手方向に沿って溝が設けられていることを特徴とする。
【0007】上述の口栓において、一端側の外面に長手
方向に沿って突起部が設けられていることを特徴とす
る。
方向に沿って突起部が設けられていることを特徴とす
る。
【0008】また、本発明による不定形容器は、上述し
た前記口栓の一端側を変形可能な袋状の前記容器本体の
内部に位置させると共に当該口栓の他端側を当該容器本
体の外部に位置させるように当該口栓が当該容器本体に
貫通して取り付けられていることを特徴とする。
た前記口栓の一端側を変形可能な袋状の前記容器本体の
内部に位置させると共に当該口栓の他端側を当該容器本
体の外部に位置させるように当該口栓が当該容器本体に
貫通して取り付けられていることを特徴とする。
【0009】
【発明の実施の形態】本発明による口栓およびこれを利
用する不定形容器(以下「パウチ」という。)の第一番
目の実施の形態を図1〜5を用いて説明する。なお、図
1は、そのパウチの全体構造を表す斜視図、図2は、そ
の口栓の正面図、図3は、図2の矢線III方向からみた
側面図、図4は、図2の矢線IV方向からみた平面図、図
5は、図2の矢線V方向からみた底面図である。
用する不定形容器(以下「パウチ」という。)の第一番
目の実施の形態を図1〜5を用いて説明する。なお、図
1は、そのパウチの全体構造を表す斜視図、図2は、そ
の口栓の正面図、図3は、図2の矢線III方向からみた
側面図、図4は、図2の矢線IV方向からみた平面図、図
5は、図2の矢線V方向からみた底面図である。
【0010】図1に示すように、熱シール可能なフィル
ム、高引張強度を有する樹脂フィルム、アルミホイル、
印刷性の良い樹脂フィルム等を内側から順に重ねて貼り
合わせた積層フィルムからなる容器本体1は、変形可能
な袋状に熱接着加工され、その底部および両側にガセッ
ト1a,1bが各々形成されている。容器本体1の上部
には、当該容器本体1の内部に一端側を位置させると共
に、当該容器本体1の外部に他端側を位置させた円筒状
をなす口栓10が当該容器本体1を貫通して取り付けら
れており、当該口栓10は、射出成形機等により一体成
形され、以下のような構造となっている。
ム、高引張強度を有する樹脂フィルム、アルミホイル、
印刷性の良い樹脂フィルム等を内側から順に重ねて貼り
合わせた積層フィルムからなる容器本体1は、変形可能
な袋状に熱接着加工され、その底部および両側にガセッ
ト1a,1bが各々形成されている。容器本体1の上部
には、当該容器本体1の内部に一端側を位置させると共
に、当該容器本体1の外部に他端側を位置させた円筒状
をなす口栓10が当該容器本体1を貫通して取り付けら
れており、当該口栓10は、射出成形機等により一体成
形され、以下のような構造となっている。
【0011】図2〜5に示すように、容器本体1の外部
と内部とを連通させる液通路となるパイプ17の外面の
長手方向中程には、当該容器本体1の幅方向へ長手方向
を向けた舟形をなす接着部15が形成されている。接着
部15の側面には、突条16が複数形成されており、当
該突条16は、容器本体1と容易に液密接着できるよう
になっている。
と内部とを連通させる液通路となるパイプ17の外面の
長手方向中程には、当該容器本体1の幅方向へ長手方向
を向けた舟形をなす接着部15が形成されている。接着
部15の側面には、突条16が複数形成されており、当
該突条16は、容器本体1と容易に液密接着できるよう
になっている。
【0012】パイプ17の容器本体1から突出する先端
(他端)は、滑らかに仕上げられた口部11となってい
る。パイプ17の外面の口部11下方には、キャップ2
と螺合するねじ12が形成されている。ねじ12の下方
には、ハンドリング時に吊り下げて使用できるように二
重のフランジ13a,13bが形成されている。上記フ
ランジ13a,13bの下方には、容器本体1の上縁と
当接して位置決めするフランジ14が形成されている。
(他端)は、滑らかに仕上げられた口部11となってい
る。パイプ17の外面の口部11下方には、キャップ2
と螺合するねじ12が形成されている。ねじ12の下方
には、ハンドリング時に吊り下げて使用できるように二
重のフランジ13a,13bが形成されている。上記フ
ランジ13a,13bの下方には、容器本体1の上縁と
当接して位置決めするフランジ14が形成されている。
【0013】パイプ17の容器本体1内への挿入側(一
端側)には、当該パイプ17の長手方向に沿った浅い縦
溝18が容器本体1の厚さ方向両側に位置するように対
をなして形成されると共に、当該パイプ17の長手方向
に沿って突起部である突条19が容器本体1の幅方向両
側に位置するように対をなして形成されており、当該縦
溝18および当該突条19は、容器本体1内の液を吸引
する際の空気や液の通路となり、容器本体1内が負圧と
なったときに、当該容器本体1の柔軟性による液の通路
の閉塞を防止して容器本体1の上部で液の残留するデッ
ドスペースの発生を防止することができる一方、当該突
条19は、パイプ17の剛性を高めるようになってい
る。
端側)には、当該パイプ17の長手方向に沿った浅い縦
溝18が容器本体1の厚さ方向両側に位置するように対
をなして形成されると共に、当該パイプ17の長手方向
に沿って突起部である突条19が容器本体1の幅方向両
側に位置するように対をなして形成されており、当該縦
溝18および当該突条19は、容器本体1内の液を吸引
する際の空気や液の通路となり、容器本体1内が負圧と
なったときに、当該容器本体1の柔軟性による液の通路
の閉塞を防止して容器本体1の上部で液の残留するデッ
ドスペースの発生を防止することができる一方、当該突
条19は、パイプ17の剛性を高めるようになってい
る。
【0014】このような口栓10を利用したパウチで
は、前述したように、パイプ17の容器本体1内への挿
入部分に縦溝18および突条19が形成されていること
から、口栓10の口部11から容器本体1内を真空引き
すれば、容器本体1の上部にデッドスペースを生じるこ
となく確実に排気することができるので、当該真空引き
後、口部11から容器本体1内に液を充填すれば、当該
液を容器本体1内のパイプ17の付け根周辺にまで充填
することができる。
は、前述したように、パイプ17の容器本体1内への挿
入部分に縦溝18および突条19が形成されていること
から、口栓10の口部11から容器本体1内を真空引き
すれば、容器本体1の上部にデッドスペースを生じるこ
となく確実に排気することができるので、当該真空引き
後、口部11から容器本体1内に液を充填すれば、当該
液を容器本体1内のパイプ17の付け根周辺にまで充填
することができる。
【0015】また、口栓10の口部11から容器本体1
内の液を吸引すると、容器本体1の内部のパイプ17の
周辺の液が前記縦溝18及び突条19に沿ってパイプ1
7の下端から吸引されると共に、容器本体1のパイプ1
7周辺が変形して容器本体1の内容積が小さくなるの
で、容器本体1内に液を残留させることなく確実に吸い
出すことが容易にできる。なお、容器本体1の上部を押
し潰すことにより、液を容器本体1の内部に残留させる
ことなく他の容器に移し替えることが容易にできる。
内の液を吸引すると、容器本体1の内部のパイプ17の
周辺の液が前記縦溝18及び突条19に沿ってパイプ1
7の下端から吸引されると共に、容器本体1のパイプ1
7周辺が変形して容器本体1の内容積が小さくなるの
で、容器本体1内に液を残留させることなく確実に吸い
出すことが容易にできる。なお、容器本体1の上部を押
し潰すことにより、液を容器本体1の内部に残留させる
ことなく他の容器に移し替えることが容易にできる。
【0016】また、パイプ17に突条19を形成するこ
とにより、パイプ17の剛性を高めることができること
から、口栓10の容器本体1の内部側の長さを容器本体
1の折れ曲がり防止に必要な最小限のサイズに抑制する
ことができるので、容器本体1の容積効率の向上を図る
ことができると共に、容器本体1内を吸引した時に残留
する液を大幅に削減することができる。さらに、容器本
体1内に液を充填したときでも口栓10が傾かないこと
がなく、また、上述した効果を低コストで得ることがで
きる。
とにより、パイプ17の剛性を高めることができること
から、口栓10の容器本体1の内部側の長さを容器本体
1の折れ曲がり防止に必要な最小限のサイズに抑制する
ことができるので、容器本体1の容積効率の向上を図る
ことができると共に、容器本体1内を吸引した時に残留
する液を大幅に削減することができる。さらに、容器本
体1内に液を充填したときでも口栓10が傾かないこと
がなく、また、上述した効果を低コストで得ることがで
きる。
【0017】なお、パイプ17の剛性を高める必要が特
にない場合には、突条19に代えて、上記縦溝18と同
様な縦溝とすることも可能であるが、溝形状とすると成
形用金型が複雑になるため、パイプ17の剛性を高める
必要が特にない場合でも、突条19とした方がよい。
にない場合には、突条19に代えて、上記縦溝18と同
様な縦溝とすることも可能であるが、溝形状とすると成
形用金型が複雑になるため、パイプ17の剛性を高める
必要が特にない場合でも、突条19とした方がよい。
【0018】本発明による口栓およびこれを利用したパ
ウチの第二番目の実施の形態を図6〜8を用いて説明す
る。なお、図6は、その口栓の正面図、図7は、図6の
矢印VII方向からみた側面図、図8は、図6の矢線VIII
方向からみた底面図である。なお、前述した第一番目の
実施の形態と同様な部分については、前述した第一番目
の実施の形態の説明で用いた符号と同様な符号を用いる
ことにより、その説明を省略する。
ウチの第二番目の実施の形態を図6〜8を用いて説明す
る。なお、図6は、その口栓の正面図、図7は、図6の
矢印VII方向からみた側面図、図8は、図6の矢線VIII
方向からみた底面図である。なお、前述した第一番目の
実施の形態と同様な部分については、前述した第一番目
の実施の形態の説明で用いた符号と同様な符号を用いる
ことにより、その説明を省略する。
【0019】図6〜8に示すように、接着部15の下面
とパイプ17の外面との間には、前述した第一番目の実
施の形態における突条19に代えて、突起部である補強
リブ29が形成されている。また、パイプ17の外面に
は、縦溝18が前述した第一番目の実施の形態の場合よ
りも多く(6本)形成されている。
とパイプ17の外面との間には、前述した第一番目の実
施の形態における突条19に代えて、突起部である補強
リブ29が形成されている。また、パイプ17の外面に
は、縦溝18が前述した第一番目の実施の形態の場合よ
りも多く(6本)形成されている。
【0020】つまり、前述した第一番目の実施の形態の
場合よりも縦溝18を多く形成し、当該縦溝18の増加
に伴うパイプ17の強度の低下以上に当該パイプ17の
強度を補強リブ29により補うようにしたのである。
場合よりも縦溝18を多く形成し、当該縦溝18の増加
に伴うパイプ17の強度の低下以上に当該パイプ17の
強度を補強リブ29により補うようにしたのである。
【0021】したがって、前述した実施の形態で得られ
る上述した各効果をさらに高めて得ることができる。
る上述した各効果をさらに高めて得ることができる。
【0022】
【発明の効果】本発明による口栓は、変形可能な袋状の
容器本体の内部に一端側が位置すると共に当該容器本体
の外部に他端側が位置するように当該容器本体に貫通し
て取り付けられる筒状をなす口栓であって、一端側の外
面に長手方向に沿って溝が設けられていることから、口
栓から容器本体内を真空引きしても、容器本体にデッド
スペースを生じることなく確実に排気することができる
ので、当該真空引き後、口栓から容器本体内に液を充填
すれば、当該液を容器本体内にまんべんなく充填するこ
とができる。また、口栓から容器本体内の液を吸引する
と、容器本体の内部の口栓周辺の液が溝に沿って口栓の
下端から吸引されると共に、容器本体の口栓周辺が変形
して容器本体の内容積が小さくなるので、容器本体内に
液を残留させることなく確実に吸い出すことが容易にで
きる。
容器本体の内部に一端側が位置すると共に当該容器本体
の外部に他端側が位置するように当該容器本体に貫通し
て取り付けられる筒状をなす口栓であって、一端側の外
面に長手方向に沿って溝が設けられていることから、口
栓から容器本体内を真空引きしても、容器本体にデッド
スペースを生じることなく確実に排気することができる
ので、当該真空引き後、口栓から容器本体内に液を充填
すれば、当該液を容器本体内にまんべんなく充填するこ
とができる。また、口栓から容器本体内の液を吸引する
と、容器本体の内部の口栓周辺の液が溝に沿って口栓の
下端から吸引されると共に、容器本体の口栓周辺が変形
して容器本体の内容積が小さくなるので、容器本体内に
液を残留させることなく確実に吸い出すことが容易にで
きる。
【0023】また、一端側の外面に長手方向に沿って突
起部が設けられていることから、口栓の剛性を高めるこ
とができ、容器本体の折れ曲がり防止に必要な口栓の容
器本体の内部側の長さを抑制することができるので、容
器本体の容積効率の向上を図ることができると共に、容
器本体内を吸引した時に残留する液を大幅に削減するこ
とができる。さらに、容器本体内に液を充填したときで
も口栓が傾くことがなく、また、上述した効果を低コス
トで得ることができる。
起部が設けられていることから、口栓の剛性を高めるこ
とができ、容器本体の折れ曲がり防止に必要な口栓の容
器本体の内部側の長さを抑制することができるので、容
器本体の容積効率の向上を図ることができると共に、容
器本体内を吸引した時に残留する液を大幅に削減するこ
とができる。さらに、容器本体内に液を充填したときで
も口栓が傾くことがなく、また、上述した効果を低コス
トで得ることができる。
【0024】本発明による不定形容器は、上述した口栓
の一端側を変形可能な袋状の前記容器本体の内部に位置
させると共に当該口栓の他端側を当該容器本体の外部に
位置させるように当該口栓が当該容器本体に貫通して取
り付けられていることから、口栓から容器本体内を真空
引きしても、容器本体にデッドスペースを生じることな
く確実に排気することができるので、当該真空引き後、
口栓から容器本体内に液を充填すれば、当該液を容器本
体内にまんべんなく充填することができる。また、口栓
から容器本体内の液を吸引すると、容器本体の内部の口
栓周辺の液が溝に沿って口栓の下端から吸引されると共
に、容器本体の口栓周辺が変形して容器本体の内容積が
小さくなるので、容器本体内に液を残留させることなく
確実に吸い出すことが容易にできる。また、口栓の剛性
を高めることができ、容器本体の折れ曲がり防止に必要
な口栓の容器本体の内部側の長さを抑制することができ
るので、容器本体の容積効率の向上を図ることができる
と共に、容器本体内を吸引した時に残留する液を大幅に
削減することができる。さらに、容器本体内に液を充填
したときでも口栓が傾くことがなく、また、上述した効
果を低コストで得ることができる。
の一端側を変形可能な袋状の前記容器本体の内部に位置
させると共に当該口栓の他端側を当該容器本体の外部に
位置させるように当該口栓が当該容器本体に貫通して取
り付けられていることから、口栓から容器本体内を真空
引きしても、容器本体にデッドスペースを生じることな
く確実に排気することができるので、当該真空引き後、
口栓から容器本体内に液を充填すれば、当該液を容器本
体内にまんべんなく充填することができる。また、口栓
から容器本体内の液を吸引すると、容器本体の内部の口
栓周辺の液が溝に沿って口栓の下端から吸引されると共
に、容器本体の口栓周辺が変形して容器本体の内容積が
小さくなるので、容器本体内に液を残留させることなく
確実に吸い出すことが容易にできる。また、口栓の剛性
を高めることができ、容器本体の折れ曲がり防止に必要
な口栓の容器本体の内部側の長さを抑制することができ
るので、容器本体の容積効率の向上を図ることができる
と共に、容器本体内を吸引した時に残留する液を大幅に
削減することができる。さらに、容器本体内に液を充填
したときでも口栓が傾くことがなく、また、上述した効
果を低コストで得ることができる。
【図1】本発明による不定形容器の第一番目の実施の形
態の全体構造を表す斜視図である。
態の全体構造を表す斜視図である。
【図2】図1の口栓の正面図である。
【図3】図2の矢線 III方向からみた側面図である。
【図4】図2の矢線IV方向からみた平面図である。
【図5】図2の矢線V方向からみた底面図である。
【図6】本発明による口栓の第二番目の実施の形態の正
面図である。
面図である。
【図7】図6の矢印VII方向からみた側面図である。
【図8】図6の矢線VIII方向からみた底面図である。
1 容器本体 1a,1b ガセット 2 キャップ 10 口栓 11 口部 12 ねじ 13a,13b,14 フランジ 15 接着部 16 突条 17 パイプ 18 縦溝 19 突条 20 口栓 26 補強リブ
Claims (3)
- 【請求項1】 変形可能な袋状の容器本体の内部に一端
側が位置すると共に当該容器本体の外部に他端側が位置
するように当該容器本体に貫通して取り付けられる筒状
をなす口栓であって、一端側の外面に長手方向に沿って
溝が設けられていることを特徴とする口栓。 - 【請求項2】 請求項1に記載の口栓であって、一端側
の外面に長手方向に沿って突起部が設けられていること
を特徴とする口栓。 - 【請求項3】 請求項1または2に記載の口栓の一端側
を変形可能な袋状の前記容器本体の内部に位置させると
共に当該口栓の他端側を当該容器本体の外部に位置させ
るように当該口栓が当該容器本体に貫通して取り付けら
れていることを特徴とする不定形容器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP35913597A JPH11189247A (ja) | 1997-12-26 | 1997-12-26 | 口栓およびこれを利用した不定形容器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP35913597A JPH11189247A (ja) | 1997-12-26 | 1997-12-26 | 口栓およびこれを利用した不定形容器 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11189247A true JPH11189247A (ja) | 1999-07-13 |
Family
ID=18462927
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP35913597A Withdrawn JPH11189247A (ja) | 1997-12-26 | 1997-12-26 | 口栓およびこれを利用した不定形容器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH11189247A (ja) |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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-
1997
- 1997-12-26 JP JP35913597A patent/JPH11189247A/ja not_active Withdrawn
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