JP4202449B2 - 突刺し密封性蓋材及び包装体 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、ポンプの吸出筒の先端を突き刺して内容物を取り出す方式の分配装置に使用する突刺し密封性蓋材及び包装体に関する。
【0002】
【従来の技術】
ポンプの下方に取り付けられた吸出筒の先端を突き刺して包装されている内容物を取り出す方式で使用する包装袋としては、特許第2661868号公報に記載されているような、延伸ナイロンフイルムとポリオレフィン系フイルムの積層体にて底部以外の部分を形成し、未延伸ナイロンフイルムとポリオレフィン系フイルムの積層体にて底部を形成した液体収納袋、ないしは特開平7−172466号公報に記載されているような、ポリエチレンやポリプロピレンなどのポリオレフィン系樹脂からなる筒状に作られた自立型の袋に、未延伸ナイロンフイルムとポリエチレンやポリプロピレンなどのポリオレフィン系樹脂フイルムを積層したフイルムにて袋の上部を閉じた構成からなる液体収納袋が知られている。しかしながら、上記の液体収納袋の場合には、液体収納袋の形状が分配装置として使用するのに適していない上に、未延伸ナイロンフイルムとポリオレフィン系フイルムの積層体からなるフイルムの突刺し密封性および突刺し部の保持性が十分でないと共に、液体収納袋のガスバリアー性がよくないために酸素の影響を受けて変質しやすい内容物ないしは保香性を必要とする内容物の包装には適さないという欠点があった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
本発明の目的は、蓋材にポンプの吸出筒の先端を突き刺しても密封性が保持され且つガスバリアー性の優れた突刺し密封性蓋材、及びその突刺し密封性蓋材を備えた圧潰可能な包装体を提供することである。
【0004】
【課題を解決するための手段】
未延伸ナイロン層と多層ポリエチレン層との積層体からなる突刺し密封性蓋材とすることにより、ポンプの吸出筒を蓋材に突き刺した際の突刺し部における密封性及び保持性の優れたものとすることができる。
【0005】
上記の突刺し密封性蓋材において、前記多層ポリエチレン層を、線状低密度ポリエチレン層と中密度ポリエチレン層と線状低密度ポリエチレン層との積層体、ないしは線状低密度ポリエチレン層と中密度ポリエチレン層と低密度ポリエチレン層と中密度ポリエチレン層と線状低密度ポリエチレン層との積層体とすることにより、突刺し部における密封性及び保持性をより一層優れたものとすることができる。
【0006】
上記の突刺し密封性蓋材において、前記未延伸ナイロン層の外面ないしは内面にエチレン−ビニルアルコール共重合体、ポリ塩化ビニリデン、金属酸化物蒸着層からなるガスバリアー層が積層された構成とすることにより、突刺し密封性及び保持性が優れると共に、ガスバリアー性の優れた蓋材とすることができる。
【0007】
上記の突刺し密封性蓋材を、可撓性及びガスバリアー性に優れたフランジを有する圧潰可能容器に内容物を充填し、前記圧潰可能容器の開口部を覆うように前記フランジに熱接着により取り付けて密封した構成の包装体とすることにより、蓋材を貫通させてポンプの吸出筒を突き刺しても確実に気密性が保持される。したがって、その状態でポンプを操作して内容物を取り出し内容物が減少してゆくにつれて、圧潰可能容器が押し潰されて圧潰されるのでポンプの操作により内容物を残さず取り出すことができる。
【0008】
上記の包装体において、前記圧潰可能容器が、ポリオレフィン系樹脂層とエチレン−ビニルアルコール共重合体ないしはポリ塩化ビニリデンからなるガスバリアー性樹脂層とポリオレフィン系樹脂層との積層体にて構成することにより、酸素により変質しやすい内容物ないしは保香性を必要とする内容物を収納した場合においても保存性の優れた包装体とすることができる。
【0009】
【発明の実施の形態】
以下、図面を引用して本発明の実施の形態を説明する。
図1〜図4は本発明の突刺し密封性蓋材の第1〜第4実施形態を示す断面図、図5は本発明の包装体を示す断面図、図6は本発明の包装体を分配装置に使用した状態を示す断面図であって、1, 1-1, 1-2, 1-3, 1-4 は蓋材、2は圧潰可能容器、2aは圧潰可能容器フランジ、3は包装体、4は剛性容器、4aは剛性容器フランジ、5は通気孔、6は蓋体、6aは係合部、6bは押圧部、7はポンプ、8は吸出筒、9は内容物、10は空間、11は未延伸ナイロン層、12は接着剤層、13は線状低密度ポリエチレン層、14は中密度ポリエチレン層、15は低密度ポリエチレン層、16はガスバリアー層をそれぞれ表す。
【0010】
本発明の第1実施形態の蓋材1-1 は、図1に示すとおり、外面から順に未延伸ナイロン層11と接着剤層12と線状低密度ポリエチレン層13と中密度ポリエチレン層14と線状低密度ポリエチレン層13とが積層された構成である。線状低密度ポリエチレン層13と中密度ポリエチレン層14の単層での突刺し密封性を比較すると、線状低密度ポリエチレン層13の方が中密度ポリエチレン層14より優れるのであるが、多層ポリエチレン層を線状低密度ポリエチレン層13と中密度ポリエチレン層14と線状低密度ポリエチレン層13との3層構成とすることにより、蓋材のコシを強くして衝撃強度、耐ストレスクラッキング性を向上させることができるとともに、多層ポリエチレン層全体としての突刺し密封性及び突刺し部の保持性が優れたものとなるので、ポンプを操作する際の振動等による突き刺し部の位置ずれにより突刺し部の密封性が損なわれるのを防止することができる。
【0011】
本発明の第2実施形態の蓋材1-2 は、図2に示すとおり、外面から順に未延伸ナイロン層11と接着剤層12と線状低密度ポリエチレン層13と中密度ポリエチレン層14と低密度ポリエチレン層15と中密度ポリエチレン層14と線状低密度ポリエチレン層13とが積層された構成である。線状低密度ポリエチレン層13と中密度ポリエチレン層14と低密度ポリエチレン層15の単層での突刺し密封性を比較すると、線状低密度ポリエチレン>低密度ポリエチレン>中密度ポリエチレンの順になるのであるが、多層ポリエチレン層を線状低密度ポリエチレン層13と中密度ポリエチレン層14と低密度ポリエチレン層15と中密度ポリエチレン層14と線状低密度ポリエチレン層13との5層構成とし且つ線状低密度ポリエチレン層の厚さの比率を大きくすることにより、多層ポリエチレン層の厚み方向の衝撃強度が向上するとともに、突刺し密封性及び突刺し部の保持性をさらに向上させることができるので、ポンプ操作の際の振動等による突き刺し部の位置ずれが起きて突刺し部の密封性が損なわれるのを防止することができる。
【0012】
本発明の第3実施形態の蓋材1-3 は、図3に示すとおり、第1実施形態の蓋材1-1 にガスバリアー層16を積層した、外面から順にガスバリアー層16と未延伸ナイロン層11と接着剤層12と線状低密度ポリエチレン層13と中密度ポリエチレン層14と線状低密度ポリエチレン層13とが積層された構成である。
【0013】
本発明の第4実施形態の蓋材1-4 は、図4に示すとおり、第2実施形態の蓋材1-2 にガスバリアー層16を積層した、外面から順にガスバリアー層16と未延伸ナイロン層11と接着剤層12と線状低密度ポリエチレン層13と中密度ポリエチレン層14と低密度ポリエチレン層15と中密度ポリエチレン層14と線状低密度ポリエチレン層13とが積層された構成である。
【0014】
実施形態3、4におけるガスバリアー層16として、エチレン−ビニルアルコール共重合体、ポリ塩化ビニリデン、金属酸化物蒸着層を使用することができる。第3、第4実施形態においては、ガスバリアー層16を未延伸ナイロン層11の外面に積層した構成としているが、ガスバリアー層16を未延伸ナイロン層11の内面に積層した構成としてもよい。特に、ガスバリアー層16としてエチレン−ビニルアルコール共重合体を使用する場合には、エチレン−ビニルアルコール共重合体は吸湿性があるために内面に積層した構成とするのが好ましい。
【0015】
ガスバリアー層16としてエチレン−ビニルアルコール共重合体を使用する場合には、未延伸ナイロン層11とエチレン−ビニルアルコール共重合体フイルムを接着剤を使用して積層してもよいし、エチレン−ビニルアルコール共重合体とナイロンとを共押出しした多層フイルムを使用してもよい。ガスバリアー層16としてポリ塩化ビニリデンを使用する場合には、ポリ塩化ビニリデンをコーテイングした未延伸ナイロンフイルムを使用するのが一般的であるが、ポリ塩化ビニリデンと接着性樹脂とナイロンとを共押出しした多層フイルムを使用してもよい。ガスバリアー層として金属酸化物蒸着層を使用する場合は、金属酸化物蒸着層を形成した未延伸ナイロンを使用して、その金属酸化物蒸着層面ないしは未延伸ナイロン面と多層ポリエチレン層を接着剤を使用して積層する。
【0016】
第1〜第4実施形態の蓋材を構成する線状低密度ポリエチレンとしては密度が0.915〜0.925のものが、中密度ポリエチレンとしては密度が0.930〜0.935のものが、低密度ポリエチレンとしては密度が0.915〜0.925のものが好ましい。また、ポリエチレン層が線状低密度ポリエチレン層と中密度ポリエチレン層と線状低密度ポリエチレン層との積層構成の場合の各層の厚さの比率は、1.0〜1.5:0.5〜1.0:1.0〜1.5が好ましく、多層ポリエチレン層が線状低密度ポリエチレン層と中密度ポリエチレン層と低密度ポリエチレン層と中密度ポリエチレン層と線状低密度ポリエチレン層との積層構成の場合の各層の厚さの比率は、1.0〜1.5:0.5〜1.0:1.0〜1.5:0.5〜1.0:1.0〜1.5が好ましい。上記の多層ポリエチレン層の厚さとしては0.10〜0.14mmが好ましい。
【0017】
本発明の突刺し密封性蓋材1を使用した包装体3の実施形態は、図5に示すとおり、フランジ2aを有する圧潰可能容器2に内容物9を充填した後に、突刺し密封性蓋材1を圧潰可能容器2のフランジ2aに熱接着して取り付け密封した構成である。本実施形態においては、包装体の内部に空気が残らないようにするために蓋材を成形して中央部を凹状としているが、必ずしも成形して中央部を凹状とする必要はなくフラットの蓋材としてもよい。充填する内容物9が酸化して変質しやすいものの場合には包装体の内部に空気が残らないようにするのが好ましいが、酸素の影響を受けにくい内容物の場合にはフラットの蓋材を使用して内部に多少空気が残った状態で包装しても問題はない。
【0018】
本発明の包装体3を構成する圧潰可能容器2は、ポリオレフィン系樹脂層とエチレン−ビニルアルコール共重合体(EVOH)ないしはポリ塩化ビニリデン(PVDC)からなるガスバリアー性樹脂層とポリオレフィン系樹脂層との積層体にて構成される。ポリオレフィン系樹脂層としては、低密度ポリエチレン(LDPE)、線状低密度ポリエチレン(LLDPE)、ポリプロピレン(PP)、エチレン−プロピレン共重合体(EP)等が使用できる。圧潰可能容器2の積層構成の具体例としては、(内面)LDPE/EVOH/LDPE(外面)、(内面)LLDPE/EVOH/LLDPE(外面)、(内面)LDPE/EVOH/EP(外面)、(内面)LLDPE/EVOH/EP(外面)、(内面)LDPE/EVOH/PP(外面)、(内面)LLDPE/EVOH/PP(外面)、(内面)EP/EVOH/EP(外面)等である。上記積層フイルムは多層押出により製造されるものであり、各層間の接着強度を強くするために各層間に接着樹脂層を入れた多層押出フイルムとしてもよい。厚さが0.5〜1.0mmの多層シートを使用して真空成形ないしは圧空成形することにより製造されるが、多層のブロー成形により製造することもできる。
【0019】
本発明の包装体3を使用した分配装置は、図6に示すとおり、圧潰可能容器2を密着収納できる形状の底部に通気孔5を有すると共にフランジ4aを備えた剛性容器4の内部に、包装体3を収納して、剛性容器4のフランジ4a上に圧潰可能容器2のフランジ2aを重ね合わせて、下方に向けて延びる吸出筒8を備えたポンプ7が中央部に取り付けられ、剛性容器4のフランジ4aに対向して円周状に形成された押圧部6b及び周縁に形成された係合部6aとを備えた蓋体6を、包装体3を収納した剛性容器4の上部に、圧潰可能容器2のフランジ2aの上面を蓋体6の押圧部6bにより押圧した状態で蓋体6の係合部6aを剛性容器4のフランジ4aの下面に係合させて取り付けると同時に、吸出筒8を包装体3の蓋材1に突き刺して包装体3の内部に挿入した構成である。分配装置が組み立られた状態で、蓋体6の押圧部6bにより剛性容器4のフランジ4a上に圧潰可能容器2のフランジ2aが固定されるので包装体3と剛性容器4が一体化された構成である。
【0020】
図6に示す分配装置のポンプ7を作動させて内容物9を取り出してゆくと、内容物9の量が減少するにつれて、圧潰可能容器2が蓋材1により完全に密封されており、蓋材1と吸出筒8の突刺し部の気密性が保持されているために、圧潰可能容器2の内部に外気が進入することがなく内部が負圧となる。一方剛性容器4の底部には通気孔5が形成されており大気と連通しているので、圧潰可能容器2の底部において圧潰可能容器2の内部と外部に圧力差が生じ、圧潰可能容器2の底部が押し上げられて潰された状態となり圧潰可能容器2の容積が減少する。内容物9を更に取り出してゆくにつれて、内容物9が減少した容量だけ圧潰可能容器2が潰されて容量が減少してゆき、剛性容器4の底部と圧潰可能容器2の底部との間に空間10ができた状態となる。内容物9が完全に取り出された状態では、圧潰可能容器2が完全に押しつぶされて、蓋材1の下面及び吸出筒8の周囲に密着した状態となり、内容物を残らず最後まで吸い出して使用することができるものである。上記のように、分配装置の使用中において包装体3の内部に空気が入ることがないので内容物が酸化等により劣化を起こすことがなく内容物の品質を確実に保持することができるものである。
【0021】
上記のようにして、内容物9を残らず取り出して使用し終わると、蓋体6の係合部6aと剛性容器4のフランジ4aの下面との係合を外して、剛性容器4と蓋体6とを分離した後に、剛性容器4から空になった包装体3を取り出して、内容物が充填された新しい包装体3と取り替え、図6に示すように組み立てることにより、再度分配装置として使用できる。剛性容器4及びポンプ7を備えた蓋体6は繰り返し使用できるので、包装体3を新しいものと取り替えるだけで詰め替え用の分配装置として使用できる。また、粘稠な内容物の場合でも包装体3内に内容物を残すことなく確実に使い切ることができるものである。
【0022】
本発明の分配装置を構成する剛性容器4としては、高密度ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリエステル等の樹脂を使用してインジェクション成形により製造される剛性のある容器が好適に使用できるが、ガラス製容器、金属製容器、陶器製容器及びその複合容器等を使用することもできる。ポンプは一般的に使用されている粘稠物用のものを使用するのが好ましい。また、蓋体の係合部に密着性のよい合成樹脂、ゴム弾性体等を使用もしくは一体成形してもよい。
【0023】
【発明の効果】
未延伸ナイロン層と多層ポリエチレン層との積層体からなる突刺し密封性蓋材とし、多層ポリエチレン層を、線状低密度ポリエチレン層と中密度ポリエチレン層と線状低密度ポリエチレン層との積層体、ないしは線状低密度ポリエチレン層と中密度ポリエチレン層と低密度ポリエチレン層と中密度ポリエチレン層と線状低密度ポリエチレン層との積層体とすることにより、ポンプの吸出筒を蓋材に突き刺した状態での突刺し部における密封性及び保持性のきわめて優れた蓋材とすることができる。
上記の突刺し密封性蓋材において、未延伸ナイロン層の外面ないしは内面にエチレン−ビニルアルコール共重合体、ポリ塩化ビニリデン、金属酸化物蒸着層からなるガスバリアー層が積層された構成とすることにより、突刺し密封性が優れると共に、保香性、ガスバリアー性の優れた蓋材とすることができる。
上記の突刺し密封性蓋材を、フランジを有する可撓性及びガスバリアー性に優れた圧潰可能容器に内容物を充填し、圧潰可能容器の開口部を覆ってフランジに熱接着により取り付けて密封された構成の包装体とすることにより、蓋材を貫通させてポンプの吸出筒を突き刺しても確実に気密性が保持される。その状態でポンプを操作して内容物を取り出し内容物が減少してゆくにつれて、圧潰可能容器が押し潰されて圧潰されてゆくのでポンプの操作により内容物を残さず取り出すことができる。
上記の包装体において、圧潰可能容器を、ポリオレフィン系樹脂層とエチレン−ビニルアルコール共重合体ないしはポリ塩化ビニリデンからなるガスバリアー性樹脂層とポリオレフィン系樹脂層との積層体にて構成することにより、酸素により変質しやすい内容物ないしは保香性を必要とする内容物を収納した場合においても保存性の優れた包装体とすることができるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の突刺し密封性蓋材の第1実施形態を示す断面図。
【図2】本発明の突刺し密封性蓋材の第2実施形態を示す断面図。
【図3】本発明の突刺し密封性蓋材の第3実施形態を示す断面図。
【図4】本発明の突刺し密封性蓋材の第4実施形態を示す断面図。
【図5】本発明の包装体を示す断面図。
【図6】本発明の包装体を分配装置に使用した状態を示す断面図。
【符号の説明】
1,1-1, 1-2, 1-3, 1-4 突刺し密封性蓋材
2 圧潰可能容器
2a 圧潰可能容器フランジ
3 包装体
4 剛性容器
4a 剛性容器フランジ
5 通気孔
6 蓋体
6a 係合部 11 未延伸ナイロン層
6b 押圧部 12 接着剤層
7 ポンプ 13 線状低密度ポリエチレン層
8 吸出筒 14 中密度ポリエチレン層
9 内容物 15 低密度ポリエチレン層
10 空間 16 ガスバリアー層
Claims (6)
- 未延伸ナイロン層と多層ポリエチレン層との積層体からなり、前記多層ポリエチレン層が、線状低密度ポリエチレン層と中密度ポリエチレン層と線状低密度ポリエチレン層とが積層された構成からなることを特徴とする突刺し密封性蓋材。
- 未延伸ナイロン層と多層ポリエチレン層との積層体からなり、前記多層ポリエチレン層が、線状低密度ポリエチレン層と中密度ポリエチレン層と低密度ポリエチレン層と中密度ポリエチレン層と線状低密度ポリエチレン層とが積層された構成からなることを特徴とする突刺し密封性蓋材。
- 前記未延伸ナイロン層の外面ないしは内面にガスバリアー層が積層された構成からなることを特徴とする請求項1〜2記載の突刺し密封性蓋材。
- 前記ガスバリアー層が、エチレン−ビニルアルコール共重合体、ポリ塩化ビニリデン、金属酸化物蒸着層からなることを特徴とする請求項3記載の突刺し密封性蓋材。
- 請求項1〜4記載の突刺し密封性蓋材を、可撓性に優れかつガスバリアー性に優れたフランジを有する圧潰可能容器に内容物を充填し、前記圧潰可能容器の開口部を覆って前記フランジに熱接着により取り付けて密封した構成からなることを特徴とする包装体。
- 前記圧潰可能容器が、ポリオレフィン系樹脂層とエチレン−ビニルアルコール共重合体ないしはポリ塩化ビニリデンからなるガスバリアー性樹脂層とポリオレフィン系樹脂層との積層体からなることを特徴とする請求項5記載の包装体。
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