JPH11186358A - 基板処理装置及び基板処理システム - Google Patents

基板処理装置及び基板処理システム

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JPH11186358A
JPH11186358A JP35270897A JP35270897A JPH11186358A JP H11186358 A JPH11186358 A JP H11186358A JP 35270897 A JP35270897 A JP 35270897A JP 35270897 A JP35270897 A JP 35270897A JP H11186358 A JPH11186358 A JP H11186358A
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Joichi Nishimura
讓一 西村
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正美 大谷
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Dainippon Screen Manufacturing Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 作業者の負担を軽減し、基板の汚染や破損な
どを軽減して所定の検査が行える基板処理装置及び基板
処理システムを提供する。 【解決手段】 露光処理で基板に焼き付けられたパター
ンを得る現像処理を行う現像処理ユニット17と、熱処
理を行う熱処理ユニット12〜15とを含む所定の処理
ユニット12〜17を備えた基板処理装置1において、
現像処理で得られたパターンに関する所定の検査を行う
検査装置4との間で基板の受渡しを行う第2のインター
フェースユニット5を備えた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、フォトリソグラフ
ィー工程の少なくとも現像処理と熱処理とを行う基板処
理装置と、その基板処理装置に露光装置を含めた基板処
理システムに関する。
【0002】
【従来の技術】フォトリソグラフィ工程の一連の処理
は、露光処理前後の各種のレジスト処理を行う基板処理
装置と露光処理を行う露光装置により行われている。こ
のフォトリソグラフィ工程では、現像処理を終えた基板
の表面に多段に重ね合わせて形成された上下のパターン
の重ね合わせ位置精度や、形成されたパターンの線幅精
度など現像処理で得られたパターンに関する所定の検査
を行う場合がある。この検査は、従来、現像処理を終え
た基板を作業者が基板処理装置から取り出し、検査装置
まで人手で運搬して、その検査装置に搬入して検査を実
施している。また、検査後の基板を基板処理装置に戻す
場合にも、検査を終えた基板を作業者が検査装置から取
り出し、基板処理装置まで人手で運搬して、基板処理装
置に戻すようにしている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
たように、基板処理装置や検査装置に対する基板の搬
入、取り出しや、基板処理装置と検査装置との間の基板
の運搬を人手で行っていると、作業者の負担になるし、
さらに、基板を汚染したり、基板を落として破損したり
する危険性が高いという問題がある。
【0004】本発明は、このような事情に鑑みてなされ
たものであって、作業者の負担を軽減し、基板の汚染や
破損などを軽減して所定の検査が行える基板処理装置及
び基板処理システムを提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、このような目
的を達成するために、次のような構成をとる。すなわ
ち、請求項1に記載の発明は、露光処理で基板に焼き付
けられたパターンを得る現像処理を行う現像処理ユニッ
トと、熱処理を行う熱処理ユニットとを含む所定の処理
ユニットを備えた基板処理装置において、現像処理で得
られたパターンに関する所定の検査を行う検査部との間
で基板の受渡しを行う検査部間基板受渡し手段を備えた
ことを特徴とするものである。
【0006】請求項2に記載の発明は、上記請求項1に
記載の基板処理装置において、本基板処理装置と、露光
処理を行う露光装置との間で基板の受渡しを行う露光装
置間基板受渡し手段をさらに備えたことを特徴とするも
のである。
【0007】請求項3に記載の発明は、所定の方向に延
びる受渡し用搬送路と、前記受渡し用搬送路の一方の側
部側に配置された基板収納部と、前記受渡し用搬送路の
他方の側部側に配置された基板処理部と、前記基板処理
部に配置され、露光処理で基板に焼き付けられたパター
ンを得る現像処理を行う現像処理ユニットと、熱処理を
行う熱処理ユニットとを含む所定の処理ユニットと、前
記基板処理部に配置され、前記基板処理部内に配置され
た各処理ユニット間の基板の搬送と、前記各処理ユニッ
トとの間での基板の受渡しを行う処理部用基板搬送手段
と、前記受渡し用搬送路での基板の搬送と、前記基板収
納部に対する基板の出し入れと、前記処理部用基板搬送
手段との間での基板の受渡しを行う受渡し用基板搬送手
段と、を備え、かつ、前記受渡し用搬送路の一方の端部
側に、露光処理を行う露光装置、または、前記受渡し用
基板搬送手段と前記露光装置との間で基板の受渡しを行
う露光装置間基板受渡し手段を配置するとともに、前記
受渡し用搬送路の他方の端部側に、現像処理で得られた
パターンに関する所定の検査を行う検査装置、または、
前記受渡し用基板搬送手段と前記検査装置との間で基板
の受渡しを行う検査装置間基板受渡し手段を配置し、前
記受渡し用基板搬送手段は、前記受渡し用搬送路の一方
の端部側で、前記露光装置、または、前記露光装置間基
板受渡し手段との間で基板の受渡しを行うとともに、前
記受渡し用搬送路の他方の端部側で、前記検査装置、ま
たは、前記検査装置間基板受渡し手段との間で基板の受
渡しを行うことを特徴とするものである。
【0008】請求項4に記載の発明は、露光処理で基板
に焼き付けられたパターンを得る現像処理を行う現像処
理ユニットと、熱処理を行う熱処理ユニットとを含む所
定の処理ユニットを備えた基板処理装置と、露光処理を
行う露光装置と、を備えた基板処理システムにおいて、
現像処理で得られたパターンに関する所定の検査を行う
検査部との間で基板の受渡しを行う検査部間基板受渡し
手段を前記基板処理装置に設けたことを特徴とするもの
である。
【0009】請求項5に記載の発明は、上記請求項4に
記載の基板処理システムにおいて、前記検査部での検査
結果を、前記現像処理ユニットと前記熱処理ユニットと
前記露光装置のうちの少なくとも一つに与えることを特
徴とするものである。
【0010】
【作用】請求項1に記載の発明の作用は次のとおりであ
る。基板処理装置は、少なくとも現像処理ユニットと熱
処理ユニットとを備えていて、これら処理ユニットで現
像処理と熱処理が行われる。検査部間基板受渡し手段
は、現像処理を終えた基板、または、現像処理後の熱処
理(ハードベーク)を終えた基板を検査部に引き渡し、
検査部で所定の検査を終えた基板を検査部から受け取
る。
【0011】なお、検査部が基板処理装置と独立した検
査装置である場合には、検査部間基板受渡し手段は、基
板処理装置と検査装置との間の基板の受渡しを行う。ま
た、検査部をユニット化して基板処理装置内に配置した
場合には、検査部間基板受渡し手段は、基板処理装置内
において検査ユニットとの間の基板の受渡しを行う。こ
れについては、後述する請求項4に記載の発明において
も同様である。
【0012】請求項2に記載の発明によれば、露光装置
間基板受渡し手段が本基板処理装置と、露光処理を行う
露光装置との間で基板の受渡しを行うことで、少なくと
も露光処理と露光処理以降の熱処理や現像処理などの一
連の処理を自動的に、かつ、連続的に行うことができ
る。
【0013】なお、本基板処理装置にレジスト塗布処理
など露光処理前の所定の処理を行う処理ユニットを備え
ている場合には、フォトリソグラフィ工程の一連の処理
を自動的に、かつ、連続的に行うことができる。
【0014】請求項3に記載の発明によれば、まず、受
渡し用基板搬送手段が基板収納部から未処理の基板を取
り出し、その未処理基板を受渡し用搬送路で搬送して、
基板処理部内の処理部用基板搬送手段、あるいは、露光
装置(または露光装置間基板受渡し手段)にその未処理
基板を引き渡す。
【0015】レジスト塗布処理など露光処理前の所定の
処理を行う処理ユニットを基板処理部に備えている場合
には、基板収納部から取り出された未処理基板は、処理
部用基板搬送手段に引き渡される。処理部用基板搬送手
段は、受け取った未処理基板を処理ユニット間で搬送
し、露光処理前の処理を行う所定の処理ユニットに基板
を受け渡していき、露光処理前の所定の処理を行わせ
る。露光処理前の処理を終えた基板は、処理部用基板搬
送手段から受渡し用基板搬送手段に引き渡される。露光
処理前の基板を受け取った受渡し用基板搬送手段は、そ
の基板を露光装置(または露光装置間基板受渡し手段)
に引き渡す。
【0016】一方、露光処理前の所定の処理を行う処理
ユニットを基板処理部に備えておらず、露光処理前の処
理を終えた基板が基板収納部に収納されている場合に
は、基板収納部から取り出された基板が、露光装置(ま
たは露光装置間基板受渡し手段)に引き渡される。
【0017】受渡し用搬送路の端部側に露光装置が配置
されている場合には、露光処理前の処理を終えた基板は
受渡し用基板搬送手段から露光装置に直接に引き渡さ
れ、露光装置で露光処理を受けた後、露光処理済の基板
が、受渡し用基板搬送手段により露光装置から取り出さ
れる。
【0018】一方、受渡し用搬送路の端部側に露光装置
間基板受渡し手段が配置されている場合には、露光処理
前の処理を終えた基板は受渡し用基板搬送手段から露光
装置間基板受渡し手段に受け渡され、露光装置間基板受
渡し手段を介して露光装置に引き渡される。そして、露
光装置で露光処理を受けた後、露光処理済の基板が、露
光装置から露光装置間基板受渡し手段を介して受渡し用
基板搬送手段に受け渡される。
【0019】露光処理済の基板は、受渡し用基板搬送手
段により処理部用基板搬送手段に引き渡される。処理部
用基板搬送手段は、受け取った露光処理済の基板を処理
ユニット間で搬送し、現像処理ユニットや熱処理ユニッ
トに基板を受け渡していき、露光処理後の現像処理と熱
処理を行わせる。露光処理後の処理を終えた基板は、処
理部用基板搬送手段から受渡し用基板搬送手段に引き渡
される。
【0020】受渡し用基板搬送手段が受け取った露光処
理後の処理を終えた基板が検査対象の基板であれば、受
渡し用基板搬送手段はその基板を検査装置(または検査
装置間基板受渡し手段)に引き渡し、検査対象の基板で
なければ、受渡し用基板搬送手段はその基板を基板収納
部に収納する。
【0021】受渡し用搬送路の端部側に検査装置が配置
されている場合には、検査対象の基板は受渡し用基板搬
送手段から検査装置に直接に引き渡され、検査装置で所
定の検査を受けた後、検査済の基板が、受渡し用基板搬
送手段により検査装置から取り出される。
【0022】一方、受渡し用搬送路の端部側に検査装置
間基板受渡し手段が配置されている場合には、検査対象
の基板は受渡し用基板搬送手段から検査装置間基板受渡
し手段に受け渡され、検査装置間基板受渡し手段を介し
て検査装置に引き渡される。そして、検査装置で所定の
検査を受けた後、検査済の基板が、検査装置から検査装
置間基板受渡し手段を介して受渡し用基板搬送手段に受
け渡される。
【0023】検査済の基板は、受渡し用基板搬送手段に
より基板収納部に収納される。
【0024】この基板処理装置では、上述した一連の動
作が連続的に、すなわち、未処理基板が基板収納部から
次々に取り出され、各基板搬送手段や各基板受渡し手段
などが連携して動作し、各処理ユニットや各装置での処
理が同時並行して行われ、所定の処理(と検査)を終え
た基板が次々に基板収納部に収納されていく。なお、受
渡し用基板搬送手段は、1台の基板搬送ロボットで構成
してもよいし、複数台の基板搬送ロボットで構成して各
基板搬送ロボットが共働して基板の搬送及び各受渡し動
作を行うように構成してもよい。
【0025】請求項4に記載の発明は、請求項1に記載
の発明に係る基板処理装置に露光装置を含めた基板処理
システムであり、これら装置により、露光処理、現像処
理、熱処理を含むフォトリソグラフィ工程の所定の処理
が行われる。そして、検査部間基板受渡し手段により、
現像処理を終えた基板、または、現像処理後の熱処理を
終えた基板が検査部に引き渡され、検査部で所定の検査
を終えた基板が検査部から受け取られる。
【0026】請求項5に記載の発明によれば、検査部で
の検査結果が現像処理ユニットと熱処理ユニットと露光
装置とのうちの少なくとも一つに与えられるので、各処
理ユニットや露光装置では、検査結果を利用して今後の
処理に反映させることができる。
【0027】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施例を説明する。 <第1実施例>図1は本発明の第1実施例に係る基板処
理装置及びその基板処理装置を含む基板処理システムの
全体構成を示す平面図である。
【0028】この基板処理システムは、基板処理装置1
と、露光装置2と、基板処理装置1と露光装置2との間
で基板の受渡しを行う第1のインターフェイス(IF)
ユニット3と、検査部に相当する検査装置4と、基板処
理装置1と検査装置4との間で基板の受渡しを行う第2
のインターフェイス(IF)ユニット5とを備えてい
る。
【0029】基板処理装置1は、ローダ部11と、各種
の熱処理を行う第1〜第4の熱処理ユニット12〜15
と、レジスト膜の塗布処理を行うレジスト塗布処理ユニ
ット16と、現像処理を行う現像処理ユニット17と、
コンベアなどで構成される基板搬送機構(図示せず)
と、アンローダ部18とを備え、ローダ部11及びアン
ローダ部18と各処理ユニット12〜17とが2列構成
に配置されている。
【0030】すなわち、第1列目には、図の左から順
に、ローダ部11、第1の熱処理ユニット12、レジス
ト塗布処理ユニット16、第2の熱処理ユニット13が
配置され、その第1列目のローダ部11及び各処理ユニ
ット12、16、13に隣接させて第2列目には、図の
右から順に、第3の熱処理ユニット14、現像処理ユニ
ット17、第4の熱処理ユニット15、アンローダ部1
8が配置されている。
【0031】基板搬送機構は第1列目と第2列目とにそ
れぞれ設けられている。第1列目に設けられた基板搬送
機構は、図の矢印P1に示すように、ローダ部11から
搬入された未処理の基板を第1の熱処理ユニット12、
レジスト塗布処理ユニット16、第2の熱処理ユニット
13の順に搬送していき、各処理ユニット12、16、
13で露光処理前の各処理を行わせる。また、第2列目
に設けられた基板搬送機構は、図の矢印P2に示すよう
に、第1のIFユニット3から受け取った露光処理済の
基板を第3の熱処理ユニット14、現像処理ユニット1
7、第4の熱処理ユニット15の順に搬送していき、各
処理ユニット14、17、15で露光処理後の各処理を
行わせ、フォトリソグラフィ工程の一連の処理を終えた
基板をアンローダ部18から搬出させる。
【0032】なお、第1〜第4の熱処理ユニット12〜
15にはそれぞれ加熱処理ユニットと冷却処理ユニット
とを備えていて、各熱処理ユニット12〜15では、加
熱処理ユニットで所定の加熱処理を行った後、冷却処理
ユニットで加熱された基板を所定温度まで冷却するよう
に構成している。第1の熱処理ユニット12ではレジス
ト塗布処理前の熱処理(密着強化剤塗布処理(HMDS
処理)など)を行い、第2の熱処理ユニット13ではレ
ジスト塗布処理後の熱処理(ソフトベーク)を行い、第
3の熱処理ユニット14では露光処理後の熱処理を行
い、第4の熱処理ユニット15では現像処理後の熱処理
(ハードベーク)を行う。
【0033】露光装置2には、ステッパーなどの露光機
や、位置合わせ用のアライメント機構、露光装置2内の
基板の搬送などを行う基板搬送ロボットなど(いずれも
図示せず)を備えていて、基板表面に塗布されたレジス
ト膜に所定のパターンを焼き付ける露光処理を行うよう
に構成されている。この露光装置2は、第1のIFユニ
ット3を間に挟んで基板処理装置1の第2、第3の熱処
理ユニット13、14の近くに配置されている。
【0034】第1のIFユニット3は、一方の側面が基
板処理装置1の第2、第3の熱処理ユニット13、14
に隣接し、他方の側面が露光装置2に隣接して配置さ
れ、基板処理装置1の第2の熱処理ユニット13から基
板を受け取って露光装置2に引き渡すとともに、露光装
置2から受け取った露光処理済の基板を基板処理装置1
の第3の熱処理ユニット14に引き渡すための露光装置
間基板受渡し手段としての基板受渡しロボット31を備
えている。
【0035】この基板受渡しロボット31は、基板を保
持する基板保持アーム31aと、基板保持アーム31a
を支持するアーム支持台31bとを備えている。基板保
持アーム31aは、アーム支持台31bに対して水平方
向(図1の紙面に平行な方向)に進退移動可能に構成さ
れている。また、この実施例では、アーム支持台31b
は、図1のY方向への往復移動(基板保持アーム31a
の進退移動のY方向の位置の変更)や、鉛直方向(図1
の紙面に垂直な方向)への昇降移動(基板保持アーム3
1aの高さ位置の変更)、鉛直方向の軸芯R1周りでの
旋回(水平面内における基板保持アーム31aの進退移
動方向の変更)などが可能に構成されている。
【0036】基板受渡しロボット31は、アーム支持台
31bや基板保持アーム31aの各動作を適宜に組み合
わせて、第2の熱処理ユニット13から露光装置2への
基板の受渡しと、露光装置2から第3の熱処理ユニット
14への基板の受渡しとを行うように構成されている。
【0037】なお、図では、基板受渡しロボット31を
1台のみ図示しているが、2台以上の基板受渡しロボッ
ト31を第1のIFユニット3に備えて、これら複数台
の基板受渡しロボット31が共働して、基板処理装置1
と露光装置2との間の基板の受渡しを行うように構成し
てもよい。
【0038】また、第1のIFユニット3には、基板を
一時的に保管するための基板保管部32を備えていて、
基板処理装置1と露光装置2との間の基板の受渡しのタ
イミングにズレが生じたときに、この基板保管部32に
基板を一時的に保管することでそのズレを吸収して、こ
れら装置1、2間の基板の受渡しが停滞するのを防止す
るように構成されている。
【0039】例えば、基板受渡しロボット31が第2の
熱処理ユニット13から基板を受け取って露光装置2に
その基板を引き渡そうとするとき、露光装置2側が基板
の受け取りタイミングにない場合には、基板受渡しロボ
ット31は第2の熱処理ユニット13から受け取った基
板を基板保管部32に保管し、露光装置2側が基板の受
け取りタイミングになると、基板受渡しロボット31は
基板保管部32に保管した基板を取り出して露光装置2
に引き渡す。また、基板受渡しロボット31が露光装置
2から基板を受け取って第3の熱処理ユニット14にそ
の基板を引き渡そうとするとき、第3の熱処理ユニット
14側が基板の受け取りタイミングにない場合にも同様
に、基板受渡しロボット31は露光装置2から受け取っ
た基板を基板保管部32に保管し、第3の熱処理ユニッ
ト14側が基板の受け取りタイミングになると、基板受
渡しロボット31は基板保管部32に保管した基板を取
り出して第3の熱処理ユニット14に引き渡す。なお、
基板処理装置1と露光装置2との間の基板の受渡しのタ
イミングのズレが大きい場合も考慮して、基板保管部3
2は受渡し待ちの複数枚の基板を同時に保管し得るよう
に構成されている。
【0040】検査装置4は、従来の単体の検査装置と同
様に、位置合わせ用のアライメント機構や、パターンの
読み取りヘッドなどを含む適宜の検査機構、検査装置4
内の基板の搬送などを行う基板搬送ロボットなど(いず
れも図示せず)を備えていて、基板表面に多段に重ね合
わせて形成された上下のパターンの重ね合わせ位置精度
や、形成されたパターンの線幅精度など現像処理で得ら
れたパターンに関する所定の検査を行うように構成され
ている。この検査装置4は、第2のIFユニット5を間
に挟んで基板処理装置1の現像処理ユニット17の近く
に配置されている。
【0041】第2のIFユニット5は、一方の側面が基
板処理装置1の現像処理ユニット17に隣接し、他方の
側面が検査装置4に隣接して配置され、基板処理装置1
内の現像処理ユニット17から基板を受け取って検査装
置4に引き渡すとともに、検査装置4から受け取った検
査済の基板を現像処理ユニット17に引き渡すための検
査部間基板受渡し手段としての基板受渡しロボット51
を備えている。
【0042】この基板受渡しロボット51は、基板を保
持する基板保持アーム51aと、基板保持アーム51a
を支持するアーム支持台51bとを備えている。基板保
持アーム51aは、アーム支持台51bに対して水平方
向に進退移動可能に構成されている。また、この実施例
では、アーム支持台51bは、昇降移動や、鉛直方向の
軸芯R2周りでの旋回などが可能に構成されている。
【0043】基板受渡しロボット51は、アーム支持台
51bや基板保持アーム51aの各動作を適宜に組み合
わせて、基板処理装置1(現像処理ユニット17)と検
査装置4との間の基板の受渡しとを行うように構成され
ている。
【0044】なお、図では、基板受渡しロボット51を
1台のみ図示しているが、第1のIFユニット3と同様
に、2台以上の基板受渡しロボット51を第2のIFユ
ニット5に備えて、これら複数台の基板受渡しロボット
51が共働して、基板処理装置1と検査装置4との間の
基板の受渡しを行うように構成してもよい。
【0045】また、第2のIFユニット4にも、基板を
一時的に保管するための基板保管部52を備えていて、
基板処理装置1と検査装置4との間の基板の受渡しのタ
イミングのズレを吸収して、これら装置1、4間の基板
の受渡しが停滞するのを防止するように構成されてい
る。
【0046】図2はこの第1実施例の制御系の概略構成
を示すブロック図である。基板処理装置1と露光装置2
と検査装置4とは、ホストコンピューター6を介して相
互に接続されており、ホストコンピューター6を介して
各装置1、2、4間で相互にデータの伝送が行えるよう
に構成されている。
【0047】基板処理装置1は、装置全体の動作管理な
どを行うメインコントローラー(CPU)19を備えて
いる。また、各処理ユニット12〜17にはそれぞれの
処理を制御するコントローラー(CPU)Ctが備えら
れ、基板搬送機構には基板の搬送動作の制御などを行う
コントローラー(CPU)Ctが備えられている。メイ
ンコントローラー19と各コントローラーCtとは接続
され、メインコントローラー19の制御情報などに基づ
き、基板が搬送され、各処理ユニット12〜17での処
理が行われる。
【0048】また、第1のIFユニット3内の基板受渡
しロボット31や第2のIFユニット5内の基板受渡し
ロボット51にも、各々の基板の受渡し動作の制御など
を行うコントローラー(Ct)が備えられ、これらコン
トローラーCtもメインコントローラー19に接続され
ている。そして、例えば、基板の受渡しに関する露光装
置2側のタイミング情報などが、露光装置2からホスト
コンピューター6、メインコントローラー19を介して
第1のIFユニット3内の基板受渡しロボット31のコ
ントローラーCtに与えられ、その情報に基づき、基板
受渡しロボット31は露光装置2に対する基板の受渡し
動作を行う。また、基板処理装置1に対する基板の受渡
し動作はメインコントローラー19から与えられるタイ
ミング情報などに基づき行われる。第2のIFユニット
5内の基板受渡しロボット5による基板の受渡し動作
も、上記第1のIFユニット3内の基板受渡しロボット
31による基板の受渡し動作と同様の構成で行われる。
【0049】また、各装置1、2、4間で相互にデータ
の伝送が行えるので、検査装置4での検査結果が、ホス
トコンピューター6を介して基板処理装置1(メインコ
ントローラー19)や露光装置2に与えることも可能で
ある。基板処理装置1のメインコントローラー19に与
えられた検査結果はメインコントローラー19から第
3、第4の熱処理ユニット14、15や現像処理ユニッ
ト17に与えることができる。
【0050】この第1実施例の動作は以下のとおりであ
る。すなわち、ローダ部11から搬入された基板は、第
1の熱処理ユニット12でレジスト塗布処理前の熱処理
が施され、次に、レジスト塗布処理ユニット16でレジ
スト膜の塗布処理が施された後、第2の熱処理ユニット
13でレジスト塗布処理後の熱処理が施され、第1のI
Fユニット3を介して露光装置2に引き渡されて、露光
処理が施される。露光装置2での露光処理を終えた基板
は、第1のIFユニット3を介して露光装置2から第3
の熱処理ユニット14に引き渡され、第3の熱処理ユニ
ット14で露光処理後の熱処理が施され、次に、現像処
理ユニット17で現像処理が施された後、検査を行う場
合には、第2のIFユニット5を介して検査装置4に引
き渡されて検査が行われる。そして、検査済の基板は、
第2のIFユニット5を介して基板処理装置1(現像処
理ユニット17)に再び戻され、第4の熱処理ユニット
15に搬送されて現像処理後の熱処理が施され、アンロ
ーダ部18から搬出される。なお、検査を行わない基板
は、現像処理ユニット17で現像処理が施された後、第
4の熱処理ユニット15に搬送されて現像処理後の熱処
理が施され、アンローダ部18から搬出される。
【0051】上述した一連の動作が連続的に、すなわ
ち、未処理基板がローダ部11から次々に搬入され、基
板の搬送や受渡し動作が連携して行われ、各処理ユニッ
ト12〜17や各装置2、4での処理や検査が同時並行
して行われ、所定の処理(と検査)を終えた基板が次々
にアンローダ部18から搬出されていく。
【0052】以上のように、この第1実施例の構成によ
れば、基板処理装置1と検査装置4との間で基板の受渡
しを行う第1のIFユニット5(基板受渡しロボット5
1)を備えているので、検査装置4や基板処理装置1に
対する基板の搬入、取り出しや、基板処理装置1と検査
装置4との間の基板の搬送を自動的に行うことができ、
作業者の負担を軽減できるとともに、基板の汚染や破損
などの危険性が低減することができる。
【0053】また、メインコントローラー19が実行す
るプログラムなどを変更することで、基板処理装置1で
行う各処理と検査装置4で行う検査とを交えた動作を種
々のパターンで行うことが可能となる。例えば、現像処
理を終えた全ての基板を検査(全数検査)するように動
作させたり、所定の基板だけを検査装置4に引き渡して
検査(抜き打ち検査)させたりするように動作させるこ
とが可能である。
【0054】また、検査装置4での検査結果を、適宜の
表示器に表示したり、適宜の記憶装置に保存したりする
ことで、基板処理の状態などの管理を行うことができ
る。さらに、検査結果を基板処理装置1(メインコント
ローラー19)や露光装置2に与えれば、露光装置2
や、基板処理装置1内の現像処理ユニット17、露光処
理後の熱処理を行う第3、第4の熱処理ユニット14、
15などで検査結果を利用することができ、今後の露光
処理や加熱処理、現像処理の処理条件(露光処理におけ
るアライメント条件や露光量などの露光処理条件、加熱
処理時の加熱温度や加熱時間などの加熱処理条件、現像
処理時の現像時間や現像液の温度などの現像処理条件な
ど)に反映させることもできる。
【0055】また、この第1実施例の構成によれば、基
板処理装置1と露光装置2との間で基板の受渡しを行う
第1のIFユニット3(基板受渡しロボット31)を備
えているので、フォトリソグラフィ工程の各処理を自動
的に、かつ、連続的に行うことができる。
【0056】〔第1実施例の変形例〕図3(a)、
(b)に示すように、基板処理装置1に備える処理ユニ
ットが、露光処理後の熱処理を行う第3、第4の熱処理
ニット14、15と現像処理ユニット17のみの構成で
あってもよい。図3(a)の構成では、露光処理を終え
た基板がローダ部11から基板処理装置1に搬入され
る。また、図3(b)の構成では、露光処理前の所定の
処理を終えた基板がローダ部11から搬入され、第1の
IFユニット3を介して露光装置2に引き渡されて露光
処理が施され、露光処理済の基板が第1のIFユニット
3を介して第3の熱処理ユニット14に引き渡される。
【0057】図4(a)に示すように、第2のIFユニ
ット5の一方の側面を基板処理装置1の現像処理ユニッ
ト17と第4の熱処理ユニット15とに隣接させて配置
するとともに、基板受渡しロボット51(アーム支持台
51b)を図のX方向に往復移動可能に構成して、現像
処理を終えた基板を現像処理ユニット17から第2のI
Fユニット5を介して検査装置4に引き渡し、検査済の
基板を第2のIFユニット5を介して第4の熱処理ユニ
ット15に引き渡して第4の熱処理ユニット15で現像
処理後の熱処理を行うように構成してもよい。また、図
4(b)に示すように、第1のIFユニット5の一方の
側面を基板処理装置1の第4の熱処理ユニット15に隣
接させて配置し、現像処理後の熱処理を終えた基板を第
4の熱処理ユニット15から第2のIFユニット5を介
して検査装置4に引き渡し、検査済の基板を第2のIF
ユニット5を介して第4の熱処理ユニット15に引き渡
してアンローダ部18に搬送してそこから搬出させるよ
うに構成してもよい。さらに、図4(c)に示すよう
に、第1のIFユニット5の一方の側面を基板処理装置
1の第4の熱処理ユニット15とアンローダ部18とに
隣接させて配置するとともに、基板受渡しロボット51
(アーム支持台51b)を図のX方向に往復移動可能に
構成して、現像処理後の熱処理を終えた基板を第4の熱
処理ユニット15から第2のIFユニット5を介して検
査装置4に引き渡し、検査済の基板を第2のIFユニッ
ト5を介してアンローダ部18に引き渡してそこから搬
出させるように構成してもよい。なお、図4の各図に示
す変形例は、図3の各図に示す変形例にも同様に適用す
ることができる。
【0058】図5に示すように、検査装置4をユニット
化して基板処理装置1内に組み込み、現像処理ユニット
17と第4の熱処理ユニット15との間(図5
(a))、または、第4の熱処理ユニット15とアンロ
ーダ部18との間(図5(b))に配置させるように構
成してもよい。図5の各図に示す変形例は、図3の各図
に示す変形例にも同様に適用することができる。
【0059】<第2実施例>図6は本発明の第2実施例
に係る基板処理装置及びその基板処理装置を含む基板処
理システムの全体構成を示す平面図である。なお、この
第2実施例において、上記第1実施例と共通する部分ま
たは同様の機能を有する部分は、図1と同一符号を付し
て、特に必要がある場合以外は、その説明は省略する。
【0060】この第2実施例は、基板処理装置1の構成
と、露光装置2や検査装置4の配置とが第1実施例のも
のと相違する。
【0061】第2実施例の基板処理装置1は、インデク
サ部70と基板処理部80とを備えている。インデクサ
部70には、所定方向に延びた受渡し用搬送路71と、
その一方の側部側に配置されたカセット載置台72と、
受渡し用搬送路71に設けられた受渡し用基板搬送手段
に相当する受渡し用基板搬送ロボット73を備えてい
る。基板処理部80は、受渡し用搬送路71の他方の側
部側に配置されている。また、露光装置2は、第1のI
Fユニット3を間に挟んで受渡し用搬送路71の一方の
端部の近くに配置され、第1のIFユニット3は、一方
の側面が受渡し用搬送路71の一方の端部に隣接し、他
方の側面が露光装置2に隣接して配置されている。さら
に、検査装置4は、第2のIFユニット5を間に挟んで
受渡し用搬送路71の他方の端部の近くに配置され、第
2のIFユニット5は、一方の側面が受渡し用搬送路7
1の他方の端部に隣接し、他方の側面が検査装置4に隣
接して配置されている。
【0062】インデクサ部70のカセット載置台72に
は、基板収納部としての装置間搬送用のカセット74を
複数個(図では4個)載置し得るように構成されてい
る。各カセット74は複数枚の基板Wを鉛直方向(図6
の紙面に垂直な方向)に多段に積層して水平姿勢で収納
し得るように構成されている。これら各カセット74
は、受渡し用搬送路71の長手方向(図6のY方向)に
沿ってカセット載置台72に載置されるようになってい
る。
【0063】受渡し用基板搬送ロボット73は、基板W
を保持する基板保持アーム73aと基板保持アーム73
aを支持するアーム支持台73bとを備えている。基板
保持アーム73aは、平面視で略Iの字形状を有し、ア
ーム支持台73bに対して水平方向(図6の紙面に平行
な方向)に進退移動可能に構成されている。また、アー
ム支持台73bは、受渡し用搬送路71の長手方向に沿
ったY方向への往復移動(基板保持アーム73aの進退
移動のY方向の位置の変更))や鉛直方向への昇降移動
(基板保持アーム73aの高さ位置の変更)が可能であ
るとともに、鉛直方向の軸芯Q1周りでの旋回(水平面
内における基板保持アーム73aの進退移動方向の変
更)なども可能に構成されている。
【0064】受渡し用基板搬送ロボット73は、アーム
支持台73bや基板保持アーム73aの各動作を適宜に
組み合わせて、受渡し用搬送路71での基板Wの搬送
と、所望のカセット74の所定の基板Wの収納場所に対
する基板Wの出し入れと、基板処理部80に備えられた
処理部用基板搬送ロボット81との間での基板Wの受渡
しと、第1のIFユニット3内の基板受渡しロボット3
1との間での基板Wの受渡しと、第2のIFユニット5
内の基板受渡しロボット51との間での基板Wの受渡し
とを行うように構成されている。
【0065】基板処理部80は、処理部用基板搬送手段
に相当する処理部用基板搬送ロボット81を中央に備
え、処理部用基板搬送ロボット81を囲むようにその周
囲にレジスト塗布処理ユニット16、現像処理ユニット
17、熱処理ユニットTPが配置されている。各処理ユ
ニット16、17、TPは、1段目にレジスト塗布処理
ユニット16や現像処理ユニット17(図6ではそれぞ
れ2台ずつ)が配置され、その上に複数の熱処理ユニッ
トTPが積層されている。なお、本実施例では、任意の
熱処理ユニットTPが選ばれて、レジスト塗布処理前後
の熱処理や、露光処理後の熱処理、現像処理後の熱処理
などの各種の熱処理が行われる。
【0066】処理部用基板搬送ロボット81は、基板W
を保持する基板保持アーム81aと基板保持アーム81
aを支持するアーム支持台81bとを備えている。基板
保持アーム81aは、平面視で略Uの字形状を有し、ア
ーム支持台81bに対して水平方向に進退移動可能に構
成されている。また、この実施例では、アーム支持台7
3bは、昇降移動(基板保持アーム81aの高さ位置の
変更)が可能で、鉛直方向の軸芯Q2周りでの旋回(水
平面内における基板保持アーム81aの進退移動方向の
変更)なども可能に構成されている。
【0067】処理部用基板搬送ロボット81は、アーム
支持台81bや基板保持アーム81aの各動作を適宜に
組み合わせて、基板処理部80内に配置された各処理ユ
ニット16、17、TP間の基板Wの搬送と、各処理ユ
ニット16、17、TPとの間での基板Wの受渡しと、
受渡し用基板搬送ロボット73との間での基板Wの受渡
しとを行うように構成されている。
【0068】この第2実施例の制御系の構成も第1実施
例と同様の構成(図2参照)を有する。
【0069】この第2実施例の動作は以下のとおりであ
る。まず、受渡し用基板搬送ロボット73がカセット7
4から未処理の基板Wを取り出し、その未処理基板Wを
受渡し用搬送路71で搬送して、基板処理部80内の処
理部用基板搬送ロボット81にその未処理基板Wを引き
渡す。
【0070】処理部用基板搬送ロボット81は、受け取
った未処理基板Wを処理ユニット16、TP間で搬送
し、レジスト塗布処理前の熱処理を行う熱処理ユニット
TP、レジスト塗布処理ユニット16、レジスト塗布処
理後の熱処理を行う熱処理ユニットTPに順次基板Wを
受け渡していき、露光処理前の一連の処理を行わせる。
露光処理前の処理を終えた基板Wは、処理部用基板搬送
ロボット81から受渡し用基板搬送ロボット73に引き
渡される。
【0071】露光処理前の基板Wを受け取った受渡し用
基板搬送ロボット73は、その基板Wを第1のIFユニ
ット3(基板受渡しロボット31)を介して露光装置2
に引き渡す。そして、露光装置2で露光処理を受けた露
光処理済の基板Wは、露光装置2から第1のIFユニッ
ト3を介して受渡し用基板搬送ロボット73に受け渡さ
れる。
【0072】露光処理済の基板Wを受け取った受渡し用
基板搬送ロボット73はその基板Wを処理部用基板搬送
ロボット81に引き渡す。処理部用基板搬送ロボット8
1は、受け取った露光処理済の基板Wを処理ユニット1
7、TP間で搬送し、露光処理後の熱処理を行う熱処理
ユニットTP、現像処理ユニット17、現像処理後の熱
処理を行う熱処理ユニットTPに順次基板Wを受け渡し
ていき、露光処理後の一連の処理を行わせる。露光処理
後の処理を終えた基板Wは、処理部用基板搬送ロボット
81から受渡し用基板搬送ロボット73に引き渡され
る。
【0073】露光処理後の処理を終えた基板Wが検査対
象の基板Wでなければ、その基板Wは受渡し用基板搬送
ロボット73によりカセット74に収納される。
【0074】一方、露光処理後の処理を終えた基板Wが
検査対象の基板Wであれば、その基板Wは、受渡し用基
板搬送ロボット73から第2のIFユニット5(基板受
渡しロボット51)を介して検査装置4に引き渡され、
検査装置4で所定の検査を受けた後、検査済の基板W
が、検査装置4から第2のIFユニット5を介して受渡
し用基板搬送ロボット73に受け渡され、受渡し用基板
搬送ロボット73によりカセット74に収納される。
【0075】この第2実施例では、上述した一連の動作
が連続的に、すなわち、未処理基板Wがカセット74か
ら次々に取り出され、各基板搬送ロボット73、81や
各基板受渡しロボット31、51などが連携して動作
し、各処理ユニット16、17、TPや各装置2、4で
の処理や検査が同時並行して行われ、所定の処理(と検
査)を終えた基板Wが次々にカセット74に収納されて
いく。
【0076】なお、この第2実施例で、現像処理を終え
た基板Wを検査する場合には、以下のように動作する。
【0077】すなわち、上述と同様の動作で現像処理ま
で行われ、現像処理を終えると、その現像処理を終えた
基板Wが処理部用基板搬送ロボット81から受渡し用基
板搬送ロボット73に引き渡され、受渡し用基板搬送ロ
ボット73から第2のIFユニットを介して検査装置4
に引き渡される。そして、検査装置4で所定の検査を受
けた後、検査済の基板Wが、検査装置4から第2のIF
ユニット5を介して受渡し用基板搬送ロボット73に引
き渡されて、受渡し用基板搬送ロボット73から処理部
用基板搬送ロボット81に引き渡される。処理部用基板
搬送ロボット81は、受け取った検査済の基板Wを現像
処理後の熱処理を行う熱処理ユニットTPに引き渡し
て、現像処理後の熱処理を行わせる。処理後の基板W
は、処理部用基板搬送ロボット81から受渡し用基板搬
送ロボット73に引き渡され、受渡し用基板搬送ロボッ
ト73によりカセット74に収納される。
【0078】この第2実施例の構成によっても、第1実
施例と同様の効果を得ることができる。また、それに加
えて、この第2実施例の構成によれば、受渡し用搬送路
71を挟んでカセット74と基板処理部80が配置さ
れ、カセット74に対する基板Wの出し入れと、基板処
理部80内の処理部用基板搬送ロボット81との間の基
板Wの受渡しとを受渡し用基板搬送ロボット73が行う
ように構成しているので、基板処理装置のコンパクト化
を図ることができる。また、受渡し用搬送路71の各端
部にそれぞれ、第1のIFユニット3及び露光装置2
と、第2のIFユニット5及び検査装置4とを配置して
いるので、露光装置2や検査装置4を含めた各装置1、
2、4をコンパクトに設置することができる。
【0079】<第3実施例>図7は本発明の第3実施例
に係る基板処理装置の構成を示す平面図である。なお、
この第3実施例において、上記第1、第2実施例と共通
する部分または同様の機能を有する部分は、図1、図6
と同一符号を付して、特に必要がある場合以外は、その
説明は省略する。また、図7では、受渡し用基板搬送ロ
ボット73、各IFユニット3、5内の基板受渡しロボ
ット31、51を簡略化して図示しているが、これらロ
ボット73、31、51は第2実施例のものと同様の構
成である。
【0080】この第3実施例は、基板処理装置1の基板
処理部80の構成が第2実施例のものと相違する。
【0081】この第3実施例に係る基板処理装置1の基
板処理部80は、受渡し用搬送路71に直交する方向
(図7のX方向)に延びる処理部用搬送路82を備え、
この処理部用搬送路82を間に挟んでその両側部側に、
処理部用搬送路82に沿って各処理ユニット16、1
7、TPが配置されている。この構成においては、処理
部用搬送路82の一方の側部側に熱処理関係の熱処理ユ
ニットTPが配置され、処理部用搬送路82の他方の側
部側に非熱処理関係のレジスト塗布処理ユニット16と
現像処理ユニット17が配置される。
【0082】また、処理部用基板搬送ロボット81は、
アーム支持台81bに対する基板保持アーム81aの水
平方向への進退移動と、アーム支持台81bの昇降移動
及び軸芯Q2周りでの旋回に加えて、処理部用搬送路8
2の長手方向に沿った水平移動(図7のX方向への往復
移動)も行えるように構成されている。
【0083】この第3実施例の構成によっても第2実施
例と同様の効果を得ることができる。
【0084】<第4実施例>図8は本発明の第4実施例
に係る基板処理装置の要部であるインデクサ部の構成を
示す平面図であり、図9は第4実施例に係る基板処理装
置のインデクサ部を第1のIFユニット側から見た縦断
面図、図10は第4実施例に係る基板処理装置のインデ
クサ部を基板処理部側から見た縦断面図である。なお、
この第4実施例において、上記第1、第2実施例と共通
する部分または同様の機能を有する部分は、図1、図6
と同一符号を付して、特に必要がある場合以外は、その
説明は省略する。
【0085】この第4実施例は、受渡し用基板搬送手段
を複数台の基板搬送ロボットで構成したものである。な
お、図では、基板処理部80の構成を省略しているが、
この基板処理部80は、第2実施例で示した構成であっ
てもよいし、第3実施例で示した構成であってもよい。
【0086】この第4実施例では、基板処理装置1のイ
ンデクサ部70の受渡し用基板搬送手段を6台の第1〜
第6基板搬送ロボット91〜96で構成している。
【0087】カセット載置台72側に配置された第1基
板搬送ロボット91は、第2実施例の受渡し用基板搬送
ロボット73と同様の構成を有する。図中の符号91
a、91bは、受渡し用基板搬送ロボット73の基板保
持アーム73a、アーム支持台73bに対応する基板保
持アームとアーム支持台を示す。
【0088】第2〜第6基板搬送ロボット92〜96
は、第1基板搬送ロボット91のY方向への往復移動の
移動領域よりも基板処理部80側に配置されている。第
2基板搬送ロボット92は、鉛直方向(Z方向)に設定
された3段階の高さ階層のうちの最も低い第1の高さ階
層H1において、処理部用基板搬送ロボット81の正面
側に配置されている。第3基板搬送ロボット93は、第
2基板搬送ロボット92の上方において中間高さの第2
の高さ階層H2に配置され、第4基板搬送ロボット94
は、第3基板搬送ロボット93の上方において最も高い
第3の高さ階層H3に配置されている。第2〜第4基板
搬送ロボット92〜94は同じ構造を有している。これ
ら基板搬送ロボット92〜94は、図11に示すよう
に、それぞれ基板保持フレーム97aと、基板保持フレ
ーム97aを支持するアーム支持台97bとを備えてい
る。この基板保持フレーム97aはアーム支持台97b
に対して処理部用基板搬送ロボット81に向けた進退移
動が可能に構成されている。アーム支持台97bは各々
の高さ階層H1〜H3内で昇降移動(基板保持アーム9
7aの高さ位置の変更)が可能に構成されている。この
基板保持フレーム97aには、4本の基板保持ピン97
cが立設されている。これら基板支持ピン97cは段付
き構造で構成され、基板Wの外周部を載置支持するとと
もに、基板Wの外周端縁に接触して基板Wの水平移動を
規制することで、基板保持フレーム97aから浮かせた
状態で基板Wを保持する。
【0089】第5基板搬送ロボット95は、第2の高さ
階層H2において、第3基板搬送ロボット93の第2の
IFユニット5側の側方に配置され、第6基板搬送ロボ
ット96は、第3の高さ階層H3において、第4基板搬
送ロボット94の第1のIFユニット3側の側方に配置
されている。第5、第6基板搬送ロボット95、96は
同じ構造を有している。これら基板搬送ロボット95、
96は、それぞれ平面視で略Iの字形状を有する基板保
持アーム98aと、基板保持アーム98aを支持するア
ーム支持台98bとを備えている。この基板保持アーム
98aはアーム支持台98bに対して進退移動が可能に
構成され、アーム支持台98bは、昇降移動(基板保持
アーム98aの高さ位置の変更)が可能で、鉛直方向の
軸芯Q3、Q4周りで旋回(水平面内における基板保持
アーム98aの進退移動方向の変更)も可能に構成され
ている。
【0090】この第4実施例では基板Wの搬送や受渡し
などは以下のように行われる。カセット74からの基板
Wの取り出しは第1基板搬送ロボット91により行わ
れ、この基板Wは、第1基板搬送ロボット91から第2
基板搬送ロボット92に引き渡され、第2基板搬送ロボ
ット92から処理部用基板搬送ロボット81に引き渡さ
れ、基板処理部80で露光処理前の一連の処理が施され
る。露光処理前の処理を終えた基板Wは、処理部用基板
搬送ロボット81から第4基板搬送ロボット94に引き
渡され、第4基板搬送ロボット94から第6基板搬送ロ
ボット96に引き渡され、第6基板搬送ロボット96か
ら第1のIFユニット3内の基板受渡しロボット31に
引き渡されて露光装置2に引き渡される。露光処理を終
えた基板Wは、上記と逆の流れで、第1のIFユニット
3内の基板受渡しロボット31、第6基板搬送ロボット
96、第4基板搬送ロボット94を介して処理部用基板
搬送ロボット81に引き渡されて、基板処理部80で露
光処理後の一連の処理が施される。露光処理後の処理を
終えた基板Wを検査しない場合には、処理用基板搬送ロ
ボット81から第2基板搬送ロボット92に引き渡さ
れ、第2基板搬送ロボット92から第1基板搬送ロボッ
ト91に引き渡されて、第1基板搬送ロボット91によ
りカセット74に収納される。一方、露光処理後の処理
を終えた基板Wを検査する場合には、処理用基板搬送ロ
ボット81から第3基板搬送ロボット93に引き渡さ
れ、第3基板搬送ロボット93から第5基板搬送ロボッ
ト95に引き渡され、第5基板搬送ロボット95から第
2のIFユニット5内の基板受渡しロボット51に引き
渡されて検査装置4に引き渡される。検査を終えた基板
Wは、第2のIFユニット5内の基板受渡しロボット5
1から第1基板搬送ロボット91に引き渡されて、第1
基板搬送ロボット91によりカセット74に収納され
る。
【0091】なお、現像処理を終えた基板Wを検査する
場合には、現像処理を終えた基板Wが、処理用基板搬送
ロボット81から第3基板搬送ロボット93、第5基板
搬送ロボット95、第2のIFユニット5内の基板受渡
しロボット51を介して検査装置4に引き渡され、検査
を終えた基板Wは、その逆の流れで、第2のIFユニッ
ト5内の基板受渡しロボット51、第5基板搬送ロボッ
ト95、第3基板搬送ロボット93を介して処理用基板
搬送ロボット81に引き渡され、基板処理部80内の熱
処理ユニットTPで現像処理後の熱処理が施される。そ
して、フォトリソグラフィ工程の一連の処理を終えた基
板Wは、処理用基板搬送ロボット81から第2基板搬送
ロボット92に引き渡され、第2基板搬送ロボット92
から第1基板搬送ロボット91に引き渡されて、第1基
板搬送ロボット91によりカセット74に収納される。
【0092】この第4実施例の構成によれば、カセット
74に対する基板Wの出し入れと、処理部用基板搬送ロ
ボット81との間の基板Wの受渡しと、第1のIFユニ
ット3内の基板受渡しロボット31との間の基板Wの受
渡しと、第2のIFユニット5内の基板受渡しロボット
51との間の基板Wの受渡しとを複数台の基板搬送ロボ
ット91〜96で分担して行うので、1台の基板搬送ロ
ボットのオーバーワークを招かず基板Wの受渡しなどを
スムーズに行えるとともに、各々の基板Wの受渡しなど
の動作を同時並行して行え、スループットの向上を図る
ことができる。
【0093】〔第2〜第4実施例の変形例〕なお、以下
の変形例の図面では、基板処理装置1の構成を第2実施
例の構成で示しているが、第3、第4実施例の基板処理
装置1の構成であっても同様に変形実施できる。
【0094】基板処理装置1の基板処理部80に備える
処理ユニットが、露光処理後の熱処理を行うための熱処
理ユニットTPと、現像処理ユニット17のみであるよ
うな構成であってもよい。この変形例においては、カセ
ット74には、露光処理前の処理を終えた基板W、また
は、露光処理済の基板Wが収納されている。露光処理前
の処理を終えた基板Wがカセット74に収納されている
場合、上記実施例のように第1のIFユニット3を設け
ておくと、露光処理と露光処理以降の熱処理や現像処理
の一連の処理を自動的に、かつ、連続して行うことがで
きる。一方、露光処理済の基板Wがカセット74に収納
されている場合には、第1のIFユニット3が省略され
る。
【0095】図12(a)に示すように、検査装置4と
第2のIFユニット5を基板処理部80のインデクサ部
70と反対側の側部側に配置してもよい。この場合に
は、第2のIFユニット5内の基板受渡しロボット51
との間の基板Wの受渡しは、処理部用基板搬送ロボット
81が行う。また、この構成では、受渡し用搬送路71
の一方の端部側にのみ、露光装置2と第1のIFユニッ
ト3を配置してもよいが、図12(a)に示すように、
受渡し用搬送路71の両方の端部側にそれぞれ、露光装
置2と第1のIFユニット3を配置してもよい。図12
(a)に示すように構成すれば、露光処理を2台の露光
装置2に振り分けて行うことができる。また、図12
(b)に示すように、露光装置2と第1のIFユニット
3を基板処理部80のインデクサ部70と反対側の側部
側に配置してもよい。
【0096】また、検査装置4が、受渡し用基板搬送ロ
ボット73(第2、第3実施例の場合)や、第5基板搬
送ロボット95(第4実施例の場合)、処理部用基板搬
送ロボット81(図12の変形例の場合)と直接に基板
Wの受渡しが行えるように構成されている場合には、第
2のIFユニット5を省略して、受渡し用搬送路71の
端部(第2〜第4実施例の場合)や、基板処理部80の
インデクサ部70と反対側の側部側(図12の変形例の
場合)に隣接して検査装置4を配置するように構成して
もよい。露光装置2についても同様に、露光装置2が、
受渡し用基板搬送ロボット73(第2、第3実施例の場
合)や、第6基板搬送ロボット96(第4実施例の場
合)、処理部用基板搬送ロボット81(図12の変形例
の場合)と直接に基板Wの受渡しが行えるように構成さ
れている場合には、第1のIFユニット3を省略して、
受渡し用搬送路71の端部(第2〜第4実施例の場合)
や、基板処理部80のインデクサ部70と反対側の側部
側(図12の変形例の場合)に隣接して露光装置2を配
置するように構成してもよい。
【0097】検査装置4をユニット化して基板処理部8
0内に設け、検査ユニット4との間の基板Wの受渡しを
処理部用基板搬送ロボット81が基板処理部80内にお
いて行うように構成してもよい。
【0098】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、請求項
1に記載の発明に係る基板処理装置によれば、現像処理
で得られたパターンに関する所定の検査を行う検査部と
の間で基板の受渡しを行う検査部間基板受渡し手段を備
えたので、検査部や基板処理装置に対する基板の搬入、
取り出しや、基板処理装置と検査部との間の基板の搬送
を自動で行うことができ、作業者の負担を軽減できると
ともに、基板の汚染や破損などの危険性が低減すること
ができる。また、基板処理装置で行う各処理と検査部で
行う検査とを交えた動作を種々のパターンで自動的に行
うことが可能となる。
【0099】請求項2に記載の発明に係る基板処理装置
によれば、基板処理装置と露光装置との間で基板の受渡
しを行う露光装置間基板受渡し手段をさらに備えたの
で、露光処理、現像処理、熱処理を含むフォトリソグラ
フィ工程の各処理を自動的に、かつ、連続的に行うこと
ができる。
【0100】請求項3に記載の発明に係る基板処理装置
によれば、受渡し用搬送路を挟んで基板収納部と基板処
理部を配置し、基板収納部に対する基板の出し入れと、
基板処理部内の処理部用基板搬送手段との間の基板の受
渡しとを受渡し用基板搬送手段が行うように構成してい
るので、基板処理装置のコンパクト化を図ることができ
る。また、受渡し用搬送路の各端部にそれぞれ、露光装
置(または露光装置間基板受渡し手段及び露光装置)と
検査装置(または検査装置間基板受渡し手段及び検査装
置)を配置しているので、露光装置や検査装置を含めた
各装置をコンパクトに設置することができる。
【0101】請求項4に記載に発明によれば、請求項1
に記載の発明に係る基板処理装置に露光装置を含めた基
板処理システムにおいて、請求項1と同様の効果を得る
ことができる。
【0102】請求項5に記載の発明に係る基板処理シス
テムによれば、検査部での検査結果を、現像処理ユニッ
トと熱処理ユニットと露光装置とのうちの少なくとも一
つに与えるように構成したので、各処理ユニットや露光
装置で検査結果を利用して今後の処理に反映させること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例に係る基板処理装置及びそ
の基板処理装置を含む基板処理システムの全体構成を示
す平面図である。
【図2】第1実施例の制御系の構成を示すブロック図で
ある。
【図3】第1実施例の変形例の構成を示す平面図であ
る。
【図4】第1実施例の別の変形例の要部構成を示す平面
図である。
【図5】第1実施例のさらに別の変形例の要部構成を示
す平面図である。
【図6】本発明の第2実施例に係る基板処理装置及びそ
の基板処理装置を含む基板処理システムの全体構成を示
す平面図である。
【図7】本発明の第3実施例に係る基板処理装置の構成
を示す平面図である。
【図8】本発明の第4実施例に係る基板処理装置の要部
であるインデクサ部の構成を示す平面図である。
【図9】第4実施例に係る基板処理装置のインデクサ部
を第1のIFユニット側から見た縦断面図である。
【図10】第4実施例に係る基板処理装置のインデクサ
部を基板処理部側から見た縦断面図である。
【図11】第2〜第4基板搬送ロボットの構成を示す斜
視図である。
【図12】第2〜第4実施例の変形例の構成を示す平面
図である。
【符号の説明】
1:基板処理装置 2:露光装置 3:第1のインターフェースユニット 4:検査装置 5:第2のインターフェースユニット 12〜15、TP:熱処理ユニット 16:レジスト塗布処理ユニット 17:現像処理ユニット 71:受渡し用搬送路 73:受渡し用基板搬送ロボット 74:カセット 80:基板処理部 81:処理部用基板搬送ロボット 91〜96:第1〜第6基板搬送ロボット W:基板

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 露光処理で基板に焼き付けられたパター
    ンを得る現像処理を行う現像処理ユニットと、熱処理を
    行う熱処理ユニットとを含む所定の処理ユニットを備え
    た基板処理装置において、 現像処理で得られたパターンに関する所定の検査を行う
    検査部との間で基板の受渡しを行う検査部間基板受渡し
    手段を備えたことを特徴とする基板処理装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の基板処理装置におい
    て、 本基板処理装置と、露光処理を行う露光装置との間で基
    板の受渡しを行う露光装置間基板受渡し手段をさらに備
    えたことを特徴とする基板処理装置。
  3. 【請求項3】 所定の方向に延びる受渡し用搬送路と、 前記受渡し用搬送路の一方の側部側に配置された基板収
    納部と、 前記受渡し用搬送路の他方の側部側に配置された基板処
    理部と、 前記基板処理部に配置され、露光処理で基板に焼き付け
    られたパターンを得る現像処理を行う現像処理ユニット
    と、熱処理を行う熱処理ユニットとを含む所定の処理ユ
    ニットと、 前記基板処理部に配置され、前記基板処理部内に配置さ
    れた各処理ユニット間の基板の搬送と、前記各処理ユニ
    ットとの間での基板の受渡しを行う処理部用基板搬送手
    段と、 前記受渡し用搬送路での基板の搬送と、前記基板収納部
    に対する基板の出し入れと、前記処理部用基板搬送手段
    との間での基板の受渡しを行う受渡し用基板搬送手段
    と、 を備え、かつ、 前記受渡し用搬送路の一方の端部側に、露光処理を行う
    露光装置、または、前記受渡し用基板搬送手段と前記露
    光装置との間で基板の受渡しを行う露光装置間基板受渡
    し手段を配置するとともに、前記受渡し用搬送路の他方
    の端部側に、現像処理で得られたパターンに関する所定
    の検査を行う検査装置、または、前記受渡し用基板搬送
    手段と前記検査装置との間で基板の受渡しを行う検査装
    置間基板受渡し手段を配置し、 前記受渡し用基板搬送手段は、前記受渡し用搬送路の一
    方の端部側で、前記露光装置、または、前記露光装置間
    基板受渡し手段との間で基板の受渡しを行うとともに、
    前記受渡し用搬送路の他方の端部側で、前記検査装置、
    または、前記検査装置間基板受渡し手段との間で基板の
    受渡しを行うことを特徴とする基板処理装置。
  4. 【請求項4】 露光処理で基板に焼き付けられたパター
    ンを得る現像処理を行う現像処理ユニットと、熱処理を
    行う熱処理ユニットとを含む所定の処理ユニットを備え
    た基板処理装置と、 露光処理を行う露光装置と、 を備えた基板処理システムにおいて、 現像処理で得られたパターンに関する所定の検査を行う
    検査部との間で基板の受渡しを行う検査部間基板受渡し
    手段を前記基板処理装置に設けたことを特徴とする基板
    処理システム。
  5. 【請求項5】 請求項4に記載の基板処理システムにお
    いて、 前記検査部での検査結果を、前記現像処理ユニットと前
    記熱処理ユニットと前記露光装置のうちの少なくとも一
    つに与えることを特徴とする基板処理システム。
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