JPH11184108A - 電子写真感光体、プロセスカートリッジ及び電子写真装置 - Google Patents

電子写真感光体、プロセスカートリッジ及び電子写真装置

Info

Publication number
JPH11184108A
JPH11184108A JP9357631A JP35763197A JPH11184108A JP H11184108 A JPH11184108 A JP H11184108A JP 9357631 A JP9357631 A JP 9357631A JP 35763197 A JP35763197 A JP 35763197A JP H11184108 A JPH11184108 A JP H11184108A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
electrophotographic
photoreceptor
charge
group
image
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP9357631A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3689546B2 (ja
Inventor
Tetsuo Kanamaru
哲郎 金丸
Norihiro Kikuchi
憲裕 菊地
Koichi Nakada
浩一 中田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Canon Inc filed Critical Canon Inc
Priority to JP35763197A priority Critical patent/JP3689546B2/ja
Publication of JPH11184108A publication Critical patent/JPH11184108A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3689546B2 publication Critical patent/JP3689546B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Photoreceptors In Electrophotography (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 高感度で、繰り返し使用時にも、良質な画像
を安定して得られる電子写真感光体を提供する。 【解決手段】 感光層が式(1)のビフェニル化合物と
380〜480nmに最大吸収波長を有する化合物を含
有する電子写真感光体、及び該電子写真感光体を有する
プロセスカートリッジ及び電子写真装置。 【化4】 (式中、R1 ,R2 ,R3 はアルキル、アルコキシ、ア
リールを示す。k、l及びmは0〜2の整数を示す。但
し、k、l及びmは同時に0ではない。)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は電子写真感光体、及
び該電子写真感光体を有するプロセスカートリッジ及び
電子写真装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、電子写真感光体としてはセレン、
酸化亜鉛及びカドミウム等を主成分とする感光層を有す
る無機感光体が広く用いられてきた。これらはある程度
の基礎特性は備えてはいるが、成膜が困難である、可塑
性が悪い、及び製造コストが高い等の問題がある。更
に、無機光導電性材料は一般的に毒性が強く、製造上及
び取り扱い上にも大きな制約があった。
【0003】一方、有機光導電性化合物を主成分とする
有機感光体は、無機感光体の上記欠点を補う等多くの利
点を有し近年注目を集めており、これまで数多くの提案
がされいくつか実用化されてきている。
【0004】このような有機感光体としては、ポリ−N
−ビニルカルバゾールに代表される光導電性ポリマー等
と、2,4,7−トリニトロ−9−フルオレノン等のル
イス酸とから形成される電荷移動錯体を主成分とする電
子写真感光体が提案されている。これらの有機光導電性
ポリマーは、無機光導電性ポリマーに比べ軽量性や成膜
性等の点では優れているが、感度、耐久性及び環境変化
に対する安定性等の面で無機光導電性材料に比べて劣っ
ており必ずしも満足できるものではない。
【0005】その後、電荷発生機能と電荷輸送機能とを
それぞれ別々の物質に分担させた機能分離型電子写真感
光体が、従来の有機感光体の欠点とされていた感度や耐
久性に著しい改善をもたらした。このような機能分離型
感光体は、電荷発生物質と電荷輸送物質の各々の材料選
択範囲が広く、任意の特性を有する電子写真感光体を比
較的容易に作成できるという利点を有している。
【0006】電荷発生物質としては、種々のアゾ顔料、
多環キノン顔料、シアニン色素、スクエアリック酸染料
及びピリリウム塩系色素等が知られている。その中でも
アゾ顔料は耐光性が強い、電荷発生能力が大きい及び材
料合成が容易である等の点から多くの化合物が提唱され
ている。
【0007】一方、電荷輸送物質としては、例えば特公
昭52−4188号公報のピラゾリン化合物、特公昭5
5−42380号公報及び特開昭55−52063号公
報のヒドラゾン化合物、特公昭58−32372号公報
及び特開平1−280763号公報及び特開平2−17
8668号公報のトリアリールアミン化合物、及び特開
昭54−151955号公報及び特開昭58−1980
43号公報のスチルベン化合物等が知られている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】これらの電荷輸送物質
に要求される特性としては、(1)光や熱に対して安定
であること、(2)コロナ放電により発生するオゾン、
NOx 及び硝酸等に対して安定であること、(3)高い
電荷輸送能力を有すること、(4)有機溶剤や結着剤と
の相溶性が高いこと、更には(5)製造が容易で安価で
あること等が挙げられる。
【0009】また、これらの感光体において、複写機や
レーザービームプリンターで帯電、露光、現像、転写及
び除電等の画像形成プロセスを繰り返すことによって帯
電電位の低下や露光後の明部電位(VL )の変化が起こ
り、画像にカブリやボケ等の欠陥が生じ、耐久性が十分
でない。
【0010】このような劣化を防ぐために種々の添加剤
を感光層中に添加することが知られている。例えば、特
開昭62−26566、特開昭63−52150、特開
昭58−163946、特開昭57−90636、特開
昭63−92956及び特開昭64−17065号公報
等が知られているがいまだ不十分である。
【0011】また、近年のデジタル化に対応した反転現
像系では、一次帯電と転写帯電が逆極性であるため、転
写の有無により帯電性が異なる、所謂転写メモリーが生
じ、画像上濃度むらとして非常に現われ易くなってい
る。
【0012】本発明の目的は、感光層中に特定の電荷輸
送物質と特定の添加剤を含有させることで高い感度を有
し、繰り返し使用時にも安定して優れた電子写真特性を
有する電子写真感光体、及び該電子写真感光体を有する
プロセスカートリッジ及び電子写真装置を提供すること
にある。
【0013】また、本発明の目的は、常に良質な画像を
安定して提供できる電子写真感光体、及び該電子写真感
光体を有するプロセスカートリッジ及び電子写真装置を
提供することにある。
【0014】
【課題を解決するための手段】即ち、本発明は、支持体
上に感光層を有する電子写真感光体において、該感光層
が下記式(1)で示されるビフェニル化合物と380〜
480nmに最大吸収波長を有する化合物を含有するこ
とを特徴とする電子写真感光体。
【0015】
【化2】 (式中、R1 、R2 及びR3 は同一または異なって、置
換基を有してもよいアルキル基、アルコキシ基及びアリ
ール基を示す。また、k、l及びmは0〜2の整数を示
す。但し、k、l及びmは同時に0ではない。)
【0016】また、本発明は、電子写真感光体を有する
プロセスカートリッジ及び電子写真装置である。
【0017】
【発明の実施の形態】式(1)において、R1 、R2
びR3 が示すアルキル基としてはメチル基、エチル基、
プロピル基、イソプロピル基、ブチル基、ターシャリー
ブチル基、ヘキシル基等が挙げられ、アルコキシ基とし
てはメトキシ基、エトキシ基、プロポキシ基及びブトキ
シ基等が挙げられ、アリール基としてはフェニル基、ナ
フチル基及びアントリル基等が挙げられる。これらの基
が有してもよい置換基としては上述のようなアルキル
基、アルコキシ基及びアリール基の具体例、またフッ素
原子、塩素原子及び臭素原子等のハロゲン原子等が挙げ
られる。
【0018】以下に一般式(1)で示される化合物につ
いてその代表例を挙げる。但し、本発明は、これらの化
合物に限定されるものではない。
【0019】
【表1】
【0020】
【表2】
【0021】
【表3】
【0022】
【表4】
【0023】また、本発明においては式(1)で示され
るビフェニル化合物と380〜480nmに最大吸収波
長を有する化合物の混合比は、式(1)で示されるビフ
ェニル化合物が感光層中の全重量の5〜95重量%であ
ることが望ましく、特には10〜90重量%であること
が望ましい。
【0024】また、380〜480nmに最大吸収波長
を有する化合物の例としてはカラーインデックスに記載
のC.I.Disperse Yellow、C.I.
Disperse Orange、C.I.Solve
nt Yellow及びC.I.Solvent Or
ange等の染料、またヒドラゾン化合物、スチルベン
化合物及びスチリルヒドラゾン化合物が挙げられる。
【0025】また、395〜440nmに最大吸収波長
を有する化合物が特に望ましい。
【0026】本発明の電子写真感光体の層構成としては
例えば以下の形態があげられる。 (1)電荷発生物質を含有する層/電荷輸送物質を含有
する層(下層/上層) (2)電荷輸送物質を含有する層/電荷発生物質を含有
する層(下層/上層) (3)電荷発生物質と電荷輸送物質を含有する層
【0027】本発明の式(1)で示されるビフェニル化
合物はいずれも正孔に対し高い輸送能力を有するため、
上記形態の感光層における電荷輸送物質として用いるこ
とができる。感光層の形態が(1)の場合一次帯電の極
性は負、(2)の場合は正であることが好ましく、
(3)の場合は正負いずれでもよい。
【0028】更に、本発明の電子写真感光体は、耐久性
や接着性の向上あるいは電荷注入の制御のために、感光
層の表面に保護層を設けたり、感光層と支持体の間に下
引層を設けてもよい。尚、本発明の感光体の構成は上記
の基本構成に限定されるものではない。
【0029】本発明においては上記構成のうち特に
(1)の形態が好ましく、以下に更に詳細に説明する。
【0030】本発明における支持体としては、導電性を
有していればいずれのものでもよく、例えば以下のもの
を挙げることができる。 (1)アルミニウム、アルミニウム合金、ステンレス及
び銅等の金属や合金を板形状またはドラム形状にしたも
の。 (2)ガラス、樹脂及び紙等の非支持体や前記(1)の
支持体上にアルミニウム、アルミニウム合金、パラジウ
ム、ロジウム、金及び白金等の金属や合金を蒸着もしく
はラミネートすることにより薄膜形成したもの。 (3)ガラス、樹脂及び紙等の非支持体や前記(1)の
支持体上に導電性高分子、酸化スズ及び酸化インジウム
等の導電性化合物を含有する層を蒸着あるいは塗布する
ことにより形成したもの。
【0031】本発明に用いることのできる有効な電荷発
生物質としては、例えば以下のような物質が挙げられ
る。これらの電荷発生物質は単独で用いてもよく、2種
類以上組み合わせてもよい。 (1)モノアゾ、ビスアゾ及びトリスアゾ等のアゾ系顔
料 (2)金属フタロシアニン及び非金属フタロシアニン等
のフタロシアニン系顔料 (3)インジゴ及びチオインジゴ等のインジゴ系顔料 (4)ペリレン酸無水物及びペリレン酸イミド等のペリ
レン系顔料 (5)アンスラキノン及びピレンキノン等の多環キノン
系顔料 (6)スクワリリウム色素 (7)ピリリウム塩及びチオピリリウム塩類 (8)トリフェニルメタン系色素 (9)セレン及び非晶質シリコン等の無機物質
【0032】電荷発生物質を含有する層、即ち電荷発生
層は前記のような電荷発生物質を適当な結着樹脂に分散
し、これを支持体上に塗工することにより形成すること
ができる。また、支持体上に蒸着、スパッタあるいはC
VDなどの乾式法で薄膜を形成することによっても形成
することができる。
【0033】上記結着樹脂としては広範囲な結着樹脂か
ら選択でき、例えば、ポリカーボネート樹脂、ポリエス
テル樹脂、ポリアリレート樹脂、ブチラール樹脂、ポリ
スチレン樹脂、ポリビニルアセタール樹脂、ジアリルフ
タレート樹脂、アクリル樹脂、メタクリル樹脂、酢酸ビ
ニル樹脂、フェノール樹脂、シリコーン樹脂、ポリスル
ホン樹脂、スチレン−ブタジエン共重合体樹脂、アルキ
ッド樹脂、エポキシ樹脂、尿素樹脂及び塩化ビニル−酢
酸ビニル共重合体樹脂等が挙げられるが、これらに限定
されるものではない。これらは単独、混合あるいは共重
合体ポリマーとして1種または2種以上用いることがで
きる。
【0034】電荷発生層中の樹脂の割合は、層の全重量
に対して80重量%以下であることが好ましく、特には
40重量%以下であることが好ましい。また、電荷発生
層の膜厚は5μm以下であることが好ましく、特には
0.01〜2μmであることが好ましい。
【0035】また、電荷発生層には種々の増感剤を添加
してもよい。
【0036】電荷輸送物質を含有する層、即ち電荷輸送
層は、少なくとも前記式(1)で示されるビフェニル化
合物及び380〜480nmに最大吸収波長を有する化
合物と適当な結着樹脂とを組み合わせて形成することが
できる。電荷輸送層に用いられる結着樹脂としては、前
記電荷発生層に用いられる結着樹脂に加え、ポリビニル
カルバゾールやポリビニルアントラセン等の光導電性高
分子が挙げられる。
【0037】これらの結着樹脂と本発明の式(1)及び
380〜480nmに最大吸収波長を有する化合物との
配合割合は、結着樹脂100重量部当り式(1)及び3
80〜480nmに最大吸収波長を有する化合物を10
〜500重量部であることが好ましく、特に50〜20
0重量部であることが好ましい。
【0038】電荷輸送層は、上述の電荷発生層と電気的
に接続されており、電界の存在下で電荷発生層発生した
電荷キャリアを受け取るとともに、電荷キャリアを感光
層の表面まで輸送できる機能を有している。この電荷輸
送層は電荷キャリアを輸送できる限界があるので、必要
以上に膜厚を厚くすることができないが、5〜40μm
であることが好ましく、特には10〜30μmであるこ
とが好ましい。
【0039】更に、電荷輸送層中に酸化防止剤、紫外線
吸収剤、可塑剤または公知の電荷輸送物質を必要に応じ
添加することもできる。
【0040】尚、感光層が単層(上記形態(3))のと
きも上述の電荷発生物質、電荷輸送物質、結着樹脂及び
添加剤を用いることができる。この際膜厚は5〜40μ
mであることが好ましく、特には10〜30μmである
ことが好ましい。
【0041】上述した各種層を塗布により形成する際の
塗布方法としては、浸漬コーティング法、スプレーコー
ティング法、スピンナーコーティング法、ローラーコー
ティング法、マイヤーバーコーティング法及びブレード
コーティング法等のコーティング法が挙げられる。
【0042】図1に本発明の電子写真感光体を有するプ
ロセスカートリッジを有する電子写真装置の概略構成を
示す。
【0043】図において、1はドラム状の本発明の電子
写真感光体であり、軸2を中心に矢印方向に所定の周速
度で回転駆動される。感光体1は、回転過程において、
一次帯電手段3によりその周面に正または負の所定電位
の均一帯電を受け、次いで、スリット露光やレーザービ
ーム走査露光等の像露光手段(不図示)からの画像露光
光4を受ける。こうして感光体1の周面に静電潜像が順
次形成されていく。
【0044】形成された静電潜像は、次いで現像手段5
によりトナー現像され、現像されたトナー像は、不図示
の給紙部から感光体1と転写手段6との間に感光体1の
回転と同期取り出されて給紙された転写材7に、転写手
段6により順次転写されていく。
【0045】像転写を受けた転写材7は、感光体面から
分離されて像定着手段8へ導入されて像定着を受けるこ
とにより複写物(コピー)として装置外へプリントアウ
トされる。
【0046】像転写後の感光体1の表面は、クリーニン
グ手段9によって転写残りトナーの除去を受けて清浄面
化され、更に前露光手段(不図示)からの前露光光10
により除電処理された後、繰り返し画像形成に使用され
る。なお、一次帯電手段3が帯電ローラー等を用いた接
触帯電手段である場合は、前露光は必ずしも必要ではな
い。
【0047】本発明においては、上述の電子写真感光体
1、一次帯電手段3、現像手段5及びクリーニング手段
9等の構成要素のうち、複数のものをプロセスカートリ
ッジとして一体に結合して構成し、このプロセスカート
リッジを複写機やレーザービームプリンター等の電子写
真装置本体に対して着脱可能に構成してもよい。例え
ば、一次帯電手段3、現像手段5及びクリーニング手段
9の少なくとも1つを感光体1と共に一体に支持してカ
ートリッジ化して、装置本体のレール12等の案内手段
を用いて装置本体に着脱可能なプロセスカートリッジ1
1とすることができる。
【0048】また、画像露光光4は、電子写真装置が複
写機やプリンターである場合には、原稿からの反射光や
透過光、あるいは、センサーで原稿を読取り、信号化
し、この信号に従って行われるレーザービームの走査、
LEDアレイの駆動及び液晶シャッターアレイの駆動等
により照射される光である。
【0049】本発明の電子写真感光体は電子写真複写機
に利用するのみならず、レーザービームプリンター、C
RTプリンター、LEDプリンター、液晶プリンター及
びレーザー製版等電子写真応用分野にも広く用いること
ができる。
【0050】
【実施例】以下、実施例に従って説明する。
【0051】(実施例1)下記式で示されるビスアゾ顔
料4.2gをブチラール樹脂(ブチラール化度72mo
l%)2gをシクロヘキサノン100mlに溶解した液
と共にサンドミルで22時間分散して、塗工液を調製し
た。
【0052】
【化3】
【0053】この塗工液をアルミシート上に、乾燥後の
膜厚が0.25μmとなるようにマイヤーバーで塗布
し、電荷発生層を作製した。
【0054】次に、電荷輸送物質として、前記例示化合
物No.1 9.0gとC.I.Solvent Ye
llow 11(λmax 395nm)1.0gとポリカ
ーボネート樹脂(重量平均分子量25,000)10g
とをモノクロルベンゼン70gに溶解し、この液を先の
電荷発生層の上にマイヤーバーで塗布し、乾燥膜厚が2
0μmの電荷輸送層を設け、2層の電子写真感光体を作
製した。
【0055】このようにして作製した電子写真感光体
を、川口電機(株)製静電複写紙試験装置Model−
Sp−428を用いてスタチック方式で−5kVでコロ
ナ帯電し、暗所で1秒間保持した後、照度20Luxで
露光し帯電特性を調べた。
【0056】帯電特性としては、表面電位(VO )と1
秒間暗減衰させた時の電位(Vl )を1/5に減衰する
のに必要な露光量(E1/5 )を測定した。
【0057】更に、繰り返し使用したときの明部電位と
暗部電位の変動を測定するために、本実施例で作製した
感光体を、23℃、50%RH下でキヤノン(株)製P
PC複写機NP−3825の感光体ドラム用シリンダー
に貼り付けて、同機で2,000枚複写を行い、初期と
2,000枚複写後の明部電位(VL )の変動分ΔV L
及び暗部電位(VD )の変動分ΔVD を測定した。また
その時の画像も評価した。尚、初期のVD とVL はそれ
ぞれ−700V、−200Vとなるように設定した。
【0058】次に、この感光体を光源としてガリウム/
アルミニウム/ヒ素の3元系半導体レーザーを備えた反
転現像方式の電子写真方式のプリンターであるレーザー
ビームプリンター(キヤノン(株)製LBP−SXの改
造機)に上記電子写真感光体を取り付けて、転写電流オ
フ時の一次帯電電圧をVα1 、転写電流オン時の一次帯
電電圧をVα2 として、所謂転写メモリー(Vα1 −V
α2 )を測定した。条件は次の通りである。一次帯電後
の表面電位:−680V、像露光後の表面電位:−15
0V(露光量1.2μJ/cm2 )、転写電位:+70
0V、現像極性:負極性、プロセススピード:45mm
/sec、現像条件(現像バイアス):−450V、像
露光後スキャン方式:イメージスキャン、一次帯電前露
光:9.0 lux・secの赤色全面露光、画像形成
はレーザービームを文字信号及び画像信号に従ってライ
ンスキャンした。
【0059】(実施例2〜13及び比較例1〜5)前記
例示化合物No.1とC.I.Solvent Yel
low11の代わりに、下記の表1に示した他は実施例
1と同様にして電子写真感光体を作成しそれぞれについ
て実施例1と同様の測定をした。その結果を表2に示
す。
【0060】
【表5】
【0061】
【表6】
【0062】
【表7】
【0063】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、高い感
度を有し、また繰り返し帯電及び露光による連続画像形
成に際しても、明部電位と暗部電位の変動が小さく、ま
た近年問題になっている所謂転写メモリーも良好で、常
に良質な画像を安定して提供できる電子写真感光体、及
び該電子写真感光体を有するプロセスカートリッジ及び
電子写真装置を可能にしたる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の電子写真感光体を有するプロセスカー
トリッジを有する電子写真装置の概略構成の例を示す図
である。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 支持体上に感光層を有する電子写真感光
    体において、該感光層が下記式(1)で示されるビフェ
    ニル化合物と380〜480nmに最大吸収波長を有す
    る化合物を含有することを特徴とする電子写真感光体。 【化1】 (式中、R1 、R2 及びR3 は同一または異なって、置
    換基を有してもよいアルキル基、アルコキシ基及びアリ
    ール基を示す。また、k、l及びmは0〜2の整数を示
    す。但し、k、l及びmは同時に0ではない。)
  2. 【請求項2】 式(1)で表されるビフェニル化合物と
    395〜440nmに最大吸収波長を有する化合物を含
    有する請求項1記載の電子写真感光体。
  3. 【請求項3】 請求項1または2に記載の電子写真感光
    体、及び帯電手段、現像手段及びクリーニング手段から
    なる群より選ばれた少なくともひとつの手段を一体に支
    持し、電子写真装置本体に着脱自在であることを特徴と
    するプロセスカートリッジ。
  4. 【請求項4】 請求項1または2に記載の電子写真感光
    体、帯電手段、像露光手段、現像手段及び転写手段を有
    することを特徴とする電子写真装置。
JP35763197A 1997-12-25 1997-12-25 電子写真感光体、プロセスカートリッジ及び電子写真装置 Expired - Fee Related JP3689546B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP35763197A JP3689546B2 (ja) 1997-12-25 1997-12-25 電子写真感光体、プロセスカートリッジ及び電子写真装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP35763197A JP3689546B2 (ja) 1997-12-25 1997-12-25 電子写真感光体、プロセスカートリッジ及び電子写真装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH11184108A true JPH11184108A (ja) 1999-07-09
JP3689546B2 JP3689546B2 (ja) 2005-08-31

Family

ID=18455108

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP35763197A Expired - Fee Related JP3689546B2 (ja) 1997-12-25 1997-12-25 電子写真感光体、プロセスカートリッジ及び電子写真装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3689546B2 (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2004020388A1 (en) * 2002-08-28 2004-03-11 Canon Kabushiki Kaisha Monoamino compound and organic luminescence device using the same
US8257891B2 (en) 2009-01-13 2012-09-04 Ricoh Company, Ltd. Electrophotographic photoconductor, process cartridge and image forming apparatus
US8951702B2 (en) 2008-07-18 2015-02-10 Fuji Electric Co., Ltd. Charge transport material that is an ethylene compound, electrophotographic photoreceptor containing the charge transport material, and process for producing the electrophotographic photoreceptor
KR20190044135A (ko) * 2008-05-16 2019-04-29 가부시키가이샤 한도오따이 에네루기 켄큐쇼 트리아릴아민 유도체, 발광 물질, 발광 소자, 발광 장치 및 전자 기기

Citations (19)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6330851A (ja) * 1986-07-24 1988-02-09 Canon Inc 電子写真感光体
JPS63129351A (ja) * 1986-11-20 1988-06-01 Canon Inc カラ−電子写真用トナ−
JPS63292141A (ja) * 1987-05-26 1988-11-29 Canon Inc 電子写真感光体
JPH01280763A (ja) * 1987-10-20 1989-11-10 Ricoh Co Ltd 電子写真用感光体
JPH02190862A (ja) * 1989-01-20 1990-07-26 Canon Inc 電子写真感光体
JPH02269165A (ja) * 1989-04-10 1990-11-02 Nippon Kayaku Co Ltd インキ組成物及び転写法
JPH03140285A (ja) * 1989-10-26 1991-06-14 Toppan Printing Co Ltd 転写印字方法
JPH04332764A (ja) * 1990-11-27 1992-11-19 Unilever Nv 織物柔軟剤と桃色着色剤を含有する液体織物コンディショナー
JPH05134434A (ja) * 1991-11-15 1993-05-28 Fuji Electric Co Ltd 電子写真用感光体
JPH0687215A (ja) * 1992-07-22 1994-03-29 Canon Inc 噴射記録方法
JPH0792701A (ja) * 1993-07-30 1995-04-07 Canon Inc 電子写真感光体、該電子写真感光体を有するプロセスカートリッジ及び電子写真装置
JPH0792705A (ja) * 1993-09-20 1995-04-07 Ricoh Co Ltd 電子写真感光体
JPH07138509A (ja) * 1993-11-12 1995-05-30 Canon Inc 記録媒体及びこの記録媒体を用いた噴射記録方法
JPH07244419A (ja) * 1994-03-04 1995-09-19 Fuji Xerox Co Ltd 電子写真法
JPH07261434A (ja) * 1994-03-16 1995-10-13 Fuji Xerox Co Ltd 電子写真感光体
JPH08321646A (ja) * 1995-03-17 1996-12-03 Dainippon Printing Co Ltd 光センサー、情報記録装置および情報記録再生方法
JPH09146288A (ja) * 1995-09-19 1997-06-06 Ricoh Co Ltd 電子写真感光体
JPH09218546A (ja) * 1996-02-08 1997-08-19 Minolta Co Ltd 画像形成装置
JPH09297423A (ja) * 1996-05-02 1997-11-18 Canon Inc 電子写真感光体、該電子写真感光体を有するプロセスカートリッジ及び電子写真装置

Patent Citations (19)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6330851A (ja) * 1986-07-24 1988-02-09 Canon Inc 電子写真感光体
JPS63129351A (ja) * 1986-11-20 1988-06-01 Canon Inc カラ−電子写真用トナ−
JPS63292141A (ja) * 1987-05-26 1988-11-29 Canon Inc 電子写真感光体
JPH01280763A (ja) * 1987-10-20 1989-11-10 Ricoh Co Ltd 電子写真用感光体
JPH02190862A (ja) * 1989-01-20 1990-07-26 Canon Inc 電子写真感光体
JPH02269165A (ja) * 1989-04-10 1990-11-02 Nippon Kayaku Co Ltd インキ組成物及び転写法
JPH03140285A (ja) * 1989-10-26 1991-06-14 Toppan Printing Co Ltd 転写印字方法
JPH04332764A (ja) * 1990-11-27 1992-11-19 Unilever Nv 織物柔軟剤と桃色着色剤を含有する液体織物コンディショナー
JPH05134434A (ja) * 1991-11-15 1993-05-28 Fuji Electric Co Ltd 電子写真用感光体
JPH0687215A (ja) * 1992-07-22 1994-03-29 Canon Inc 噴射記録方法
JPH0792701A (ja) * 1993-07-30 1995-04-07 Canon Inc 電子写真感光体、該電子写真感光体を有するプロセスカートリッジ及び電子写真装置
JPH0792705A (ja) * 1993-09-20 1995-04-07 Ricoh Co Ltd 電子写真感光体
JPH07138509A (ja) * 1993-11-12 1995-05-30 Canon Inc 記録媒体及びこの記録媒体を用いた噴射記録方法
JPH07244419A (ja) * 1994-03-04 1995-09-19 Fuji Xerox Co Ltd 電子写真法
JPH07261434A (ja) * 1994-03-16 1995-10-13 Fuji Xerox Co Ltd 電子写真感光体
JPH08321646A (ja) * 1995-03-17 1996-12-03 Dainippon Printing Co Ltd 光センサー、情報記録装置および情報記録再生方法
JPH09146288A (ja) * 1995-09-19 1997-06-06 Ricoh Co Ltd 電子写真感光体
JPH09218546A (ja) * 1996-02-08 1997-08-19 Minolta Co Ltd 画像形成装置
JPH09297423A (ja) * 1996-05-02 1997-11-18 Canon Inc 電子写真感光体、該電子写真感光体を有するプロセスカートリッジ及び電子写真装置

Cited By (14)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2004020388A1 (en) * 2002-08-28 2004-03-11 Canon Kabushiki Kaisha Monoamino compound and organic luminescence device using the same
US7387845B2 (en) 2002-08-28 2008-06-17 Canon Kabushiki Kaisha Monoamino compound and organic luminescence device using the same
KR20210110411A (ko) * 2008-05-16 2021-09-07 가부시키가이샤 한도오따이 에네루기 켄큐쇼 트리아릴아민 유도체, 발광 물질, 발광 소자, 발광 장치 및 전자 기기
KR20190044135A (ko) * 2008-05-16 2019-04-29 가부시키가이샤 한도오따이 에네루기 켄큐쇼 트리아릴아민 유도체, 발광 물질, 발광 소자, 발광 장치 및 전자 기기
JP2019145799A (ja) * 2008-05-16 2019-08-29 株式会社半導体エネルギー研究所 発光素子、発光装置、電子機器、及び正孔輸送材料
KR20200081507A (ko) * 2008-05-16 2020-07-07 가부시키가이샤 한도오따이 에네루기 켄큐쇼 트리아릴아민 유도체, 발광 물질, 발광 소자, 발광 장치 및 전자 기기
US10804471B2 (en) 2008-05-16 2020-10-13 Semiconductor Energy Laboratory Co., Ltd. Triarylamine derivative, light-emitting substance, light-emitting element, light-emitting device, and electronic device
JP2021073707A (ja) * 2008-05-16 2021-05-13 株式会社半導体エネルギー研究所 発光素子
KR20220018611A (ko) * 2008-05-16 2022-02-15 가부시키가이샤 한도오따이 에네루기 켄큐쇼 트리아릴아민 유도체, 발광 물질, 발광 소자, 발광 장치 및 전자 기기
KR20220163499A (ko) * 2008-05-16 2022-12-09 가부시키가이샤 한도오따이 에네루기 켄큐쇼 트리아릴아민 유도체, 발광 물질, 발광 소자, 발광 장치 및 전자 기기
US11678568B2 (en) 2008-05-16 2023-06-13 Semiconductor Energy Laboratory Co., Ltd. Triarylamine derivative, light-emitting substance, light-emitting element, light-emitting device, and electronic device
US11980087B2 (en) 2008-05-16 2024-05-07 Semiconductor Energy Laboratory Co., Ltd. Triarylamine derivative, light-emitting substance, light-emitting element, light-emitting device, and electronic device
US8951702B2 (en) 2008-07-18 2015-02-10 Fuji Electric Co., Ltd. Charge transport material that is an ethylene compound, electrophotographic photoreceptor containing the charge transport material, and process for producing the electrophotographic photoreceptor
US8257891B2 (en) 2009-01-13 2012-09-04 Ricoh Company, Ltd. Electrophotographic photoconductor, process cartridge and image forming apparatus

Also Published As

Publication number Publication date
JP3689546B2 (ja) 2005-08-31

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH06295077A (ja) 電子写真感光体及びこの電子写真感光体を用いた画像形成方法
JP4136209B2 (ja) 電子写真装置
JP2000056490A (ja) 電子写真感光体、プロセスカートリッジ及び電子写真装置
JPH10104861A (ja) 電子写真感光体、該電子写真感光体を有するプロセスカートリッジ及び電子写真装置
JP3689546B2 (ja) 電子写真感光体、プロセスカートリッジ及び電子写真装置
JP4418599B2 (ja) 電子写真感光体、該電子写真感光体を有するプロセスカートリッジ及び電子写真装置
JP3313980B2 (ja) 電子写真感光体、この電子写真感光体を備えた電子写真装置及びプロセスカートリッジ
JP4164201B2 (ja) 電子写真装置
JP2000221713A (ja) 電子写真感光体、該電子写真感光体を有するプロセスカートリッジ及び電子写真装置
JPH10111577A (ja) 電子写真感光体、該電子写真感光体を有するプロセスカートリッジ及び電子写真装置
JP3027481B2 (ja) 電子写真感光体および該電子写真感光体を備えた電子写真装置
JP3155856B2 (ja) 電子写真感光体、該電子写真感光体を有する電子写真装置及び装置ユニット
JP3595637B2 (ja) 電子写真感光体、プロセスカートリッジ及び電子写真装置
JPH1048856A (ja) 電子写真感光体、該電子写真感光体を備えたプロセスカートリッジ及び電子写真装置
JP3789046B2 (ja) 電子写真感光体、該電子写真感光体を有するプロセスカートリッジ及び電子写真装置
JP3228657B2 (ja) 電子写真感光体、該電子写真感光体を有するプロセスカ−トリッジ及び電子写真装置
JP3248627B2 (ja) 電子写真感光体、それを有する電子写真装置及び装置ユニット
JP3197117B2 (ja) 電子写真感光体、それを有する装置ユニット及び電子写真装置
JP2001066809A (ja) 電子写真感光体、電子写真感光体を有するプロセスカートリッジ及び電子写真装置
JP3244951B2 (ja) 電子写真感光体及びこの電子写真感光体を用いた電子写真装置
JP3745125B2 (ja) 電子写真感光体、該電子写真感光体を有するプロセスカ−トリッジ及び電子写真装置
JP2000075517A (ja) 電子写真感光体、該電子写真感光体を有するプロセスカ−トリッジ及び電子写真装置
JP2879372B2 (ja) 電子写真感光体、該電子写真感光体を備えた電子写真装置並びにファクシミリ
JP3295305B2 (ja) 電子写真感光体、該電子写真感光体を有するプロセスカ−トリッジ及び電子写真装置
JP3140892B2 (ja) 電子写真感光体及び該電子写真感光体を備えた電子写真装置

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20040831

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20041019

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20041202

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20050207

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20050408

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20050527

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20050613

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080617

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090617

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090617

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100617

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110617

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120617

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120617

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130617

Year of fee payment: 8

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees