JPH0792705A - 電子写真感光体 - Google Patents
電子写真感光体Info
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- JPH0792705A JPH0792705A JP23321893A JP23321893A JPH0792705A JP H0792705 A JPH0792705 A JP H0792705A JP 23321893 A JP23321893 A JP 23321893A JP 23321893 A JP23321893 A JP 23321893A JP H0792705 A JPH0792705 A JP H0792705A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 電荷発生層と電荷輸送層を積層してなる電子
写真感光体において、その特性を失うことなく、感光層
表面にソルベントクラックが発生することを抑制するこ
とを目的とする。 【構成】 導電性支持体上に少なくとも電荷発生層と電
荷輸送層を積層してなる電子写真感光体において、該電
荷輸送層中に下記一般式（Ｉ） 【化１】 （式中、Ｒ1，Ｒ2，Ｒ3およびＲ4は水素原子、置換もし
くは無置換のアリール基を表わし、Ａｒ1は置換又は無
置換のアリール基を表わし、Ａｒ2は置換又は無置換の
アリーレン基を表わし、Ａｒ1とＲ1は共用で環を形成し
てもよく、またｎは０又は１の整数である。）の化合物
及びＮ，Ｎ’−ジフェニルアミノビフェニル系化合物
（II）を電荷輸送物質として併用するか、（Ｉ）及びヒ
ドラゾン化合物（III）を併用するか、あるいは（Ｉ）
及び縮合多環基を有する第三級アミン化合物を併用す
る。
写真感光体において、その特性を失うことなく、感光層
表面にソルベントクラックが発生することを抑制するこ
とを目的とする。 【構成】 導電性支持体上に少なくとも電荷発生層と電
荷輸送層を積層してなる電子写真感光体において、該電
荷輸送層中に下記一般式（Ｉ） 【化１】 （式中、Ｒ1，Ｒ2，Ｒ3およびＲ4は水素原子、置換もし
くは無置換のアリール基を表わし、Ａｒ1は置換又は無
置換のアリール基を表わし、Ａｒ2は置換又は無置換の
アリーレン基を表わし、Ａｒ1とＲ1は共用で環を形成し
てもよく、またｎは０又は１の整数である。）の化合物
及びＮ，Ｎ’−ジフェニルアミノビフェニル系化合物
（II）を電荷輸送物質として併用するか、（Ｉ）及びヒ
ドラゾン化合物（III）を併用するか、あるいは（Ｉ）
及び縮合多環基を有する第三級アミン化合物を併用す
る。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、電子写真感光体に関
し、複写機、レーザープリンター、レーザーファクシミ
リ等に好適に利用される。
し、複写機、レーザープリンター、レーザーファクシミ
リ等に好適に利用される。
【０００２】
【従来の技術】有機系の電子写真感光体において、その
感度を高めるために電荷発生層と電荷輸送層を積層した
機能分離型と呼ばれる感光体が注目されている。この機
能分離型の感光体における静電潜像形成のメカニズム
は、感光体を帯電したのち光照射すると、光は透明な電
荷輸送層を通過し、電荷発生層中の電荷発生物質により
吸収され、光を吸収した電荷発生物質は電荷担体を発生
し、この電荷担体は電荷輸送層に注入され、帯電によっ
て生じている電界にしたがって電荷輸送層中を移動し、
感光体表面の電荷を中和することにより静電潜像を形成
するものである。電子写真感光体は結着樹脂、電荷輸送
物質等を溶剤中に溶解することにより塗工液を作製し、
これを支持体に塗布、乾燥して作製される。こうして作
製された電子写真感光体は内部応力をもっており、脂油
等の物質によってソルベントクラックが発生しやすいと
いう欠点を有している。ソルベントクラックが複写機、
レーザープリンター内で発生すると画像欠陥が発生して
しまうという問題があった。特にベルト状の電子写真感
光体を用いた場合、感光層が伸縮するためにソルベント
クラックの部分から剥離してしまう場合がある。そのた
めソルベントクラックの発生しにくい電子写真感光体の
開発が望まれていた。
感度を高めるために電荷発生層と電荷輸送層を積層した
機能分離型と呼ばれる感光体が注目されている。この機
能分離型の感光体における静電潜像形成のメカニズム
は、感光体を帯電したのち光照射すると、光は透明な電
荷輸送層を通過し、電荷発生層中の電荷発生物質により
吸収され、光を吸収した電荷発生物質は電荷担体を発生
し、この電荷担体は電荷輸送層に注入され、帯電によっ
て生じている電界にしたがって電荷輸送層中を移動し、
感光体表面の電荷を中和することにより静電潜像を形成
するものである。電子写真感光体は結着樹脂、電荷輸送
物質等を溶剤中に溶解することにより塗工液を作製し、
これを支持体に塗布、乾燥して作製される。こうして作
製された電子写真感光体は内部応力をもっており、脂油
等の物質によってソルベントクラックが発生しやすいと
いう欠点を有している。ソルベントクラックが複写機、
レーザープリンター内で発生すると画像欠陥が発生して
しまうという問題があった。特にベルト状の電子写真感
光体を用いた場合、感光層が伸縮するためにソルベント
クラックの部分から剥離してしまう場合がある。そのた
めソルベントクラックの発生しにくい電子写真感光体の
開発が望まれていた。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、電子
写真感光体の優れた特性を失うことなく、従来技術の欠
点であった感光層表面にソルベントクラックが発生する
ことを抑制する効果のある電子写真感光体の提供にあ
る。
写真感光体の優れた特性を失うことなく、従来技術の欠
点であった感光層表面にソルベントクラックが発生する
ことを抑制する効果のある電子写真感光体の提供にあ
る。
【０００４】
【課題を解決するための手段】本発明者らは鋭意検討を
重ねた結果、電子写真感光体の電荷輸送層中に特定の組
合せの電荷輸送物質を含有させることにより、脂油等に
よるソルベントクラックが発生することがなく、しかも
優れた電子写真特性をあわせもつことを見出し、本発明
に至った。本願の第一の発明は、導電性支持体上に少な
くとも電荷発生層と電荷輸送層を積層してなる電子写真
感光体において、該電荷輸送層中に下記一般式（Ｉ）
重ねた結果、電子写真感光体の電荷輸送層中に特定の組
合せの電荷輸送物質を含有させることにより、脂油等に
よるソルベントクラックが発生することがなく、しかも
優れた電子写真特性をあわせもつことを見出し、本発明
に至った。本願の第一の発明は、導電性支持体上に少な
くとも電荷発生層と電荷輸送層を積層してなる電子写真
感光体において、該電荷輸送層中に下記一般式（Ｉ）
【０００５】
【化７】
【０００６】（式中、Ｒ1，Ｒ2，Ｒ3およびＲ4は水素原
子、置換もしくは無置換のアリール基を表わし、Ａｒ1
は置換又は無置換のアリール基を表わし、Ａｒ2は置換
又は無置換のアリーレン基を表わし、Ａｒ1とＲ1は共用
で環を形成してもよく、またｎは０又は１の整数であ
る。）で表わされる化合物及び下記一般式（II）
子、置換もしくは無置換のアリール基を表わし、Ａｒ1
は置換又は無置換のアリール基を表わし、Ａｒ2は置換
又は無置換のアリーレン基を表わし、Ａｒ1とＲ1は共用
で環を形成してもよく、またｎは０又は１の整数であ
る。）で表わされる化合物及び下記一般式（II）
【０００７】
【化８】
【０００８】（式中、Ｒ1，Ｒ3及びＲ4は水素原子、ア
ミノ基、アルコキシ基、チオアルコキシ基、アリールオ
キシ基、メチレンジオキシ基、置換もしくは無置換のア
ルキル基、ハロゲン原子又は置換もしくは無置換のアリ
ール基を、Ｒ2は水素原子、アルコキシ基、置換もしく
は無置換のアルキル基又はハロゲンを表わす。但し、Ｒ
1，Ｒ2，Ｒ3およびＲ4がすべて水素原子である場合は除
く。また、ｋ，ｌ，ｍ及びｎは１，２，３又は４の整数
であり、各々が２，３又は４の整数の時は前記Ｒ1，
Ｒ2，Ｒ3およびＲ4は同一でも異なっていてもよい。）
で表わされるＮ，Ｎ−ジフェニルアミノビフェニル系化
合物を電荷輸送物質として含有させたことを特徴とする
電子写真感光体であり、本願の第二の発明は、同じく上
記一般式（Ｉ）で表わされる化合物及び下記一般式（II
I）
ミノ基、アルコキシ基、チオアルコキシ基、アリールオ
キシ基、メチレンジオキシ基、置換もしくは無置換のア
ルキル基、ハロゲン原子又は置換もしくは無置換のアリ
ール基を、Ｒ2は水素原子、アルコキシ基、置換もしく
は無置換のアルキル基又はハロゲンを表わす。但し、Ｒ
1，Ｒ2，Ｒ3およびＲ4がすべて水素原子である場合は除
く。また、ｋ，ｌ，ｍ及びｎは１，２，３又は４の整数
であり、各々が２，３又は４の整数の時は前記Ｒ1，
Ｒ2，Ｒ3およびＲ4は同一でも異なっていてもよい。）
で表わされるＮ，Ｎ−ジフェニルアミノビフェニル系化
合物を電荷輸送物質として含有させたことを特徴とする
電子写真感光体であり、本願の第二の発明は、同じく上
記一般式（Ｉ）で表わされる化合物及び下記一般式（II
I）
【０００９】
【化９】
【００１０】（式中、Ｒ1は低級アルキル基、２−ヒド
ロキシエチル基又は２−クロロエチル基を表わし、Ｒ2
は低級アルキル基、ベンジル基又はフェニル基を表わ
し、Ｒ3は水素原子、ハロゲン原子、低級アルキル基、
低級アルコキシ基、ジ低級アルキルアミノ基又はニトロ
基を表わす。）で表わされるヒドラゾン化合物を電荷輸
送物質として含有させたことを特徴とする電子写真感光
体であり、本願の第３の発明は、同じく上記一般式
（Ｉ）で表わされる化合物及び下記一般式（IV）
ロキシエチル基又は２−クロロエチル基を表わし、Ｒ2
は低級アルキル基、ベンジル基又はフェニル基を表わ
し、Ｒ3は水素原子、ハロゲン原子、低級アルキル基、
低級アルコキシ基、ジ低級アルキルアミノ基又はニトロ
基を表わす。）で表わされるヒドラゾン化合物を電荷輸
送物質として含有させたことを特徴とする電子写真感光
体であり、本願の第３の発明は、同じく上記一般式
（Ｉ）で表わされる化合物及び下記一般式（IV）
【００１１】
【化１０】
【００１２】（式中、Ａｒは炭素数１８個以下の縮合多
環式炭化水素基を表わし、またＲ1及びＲ2は水素原子、
ハロゲン原子、置換もしくは無置換のアルキル基、アル
コキシ基又は置換もしくは無置換のフェニル基を表わ
し、各々同一でも異なっていてもよい。）で表わされる
縮合多環基を有する第三級アミン化合物を電荷輸送物質
として含有させたことを特徴とする電子写真感光体であ
る。
環式炭化水素基を表わし、またＲ1及びＲ2は水素原子、
ハロゲン原子、置換もしくは無置換のアルキル基、アル
コキシ基又は置換もしくは無置換のフェニル基を表わ
し、各々同一でも異なっていてもよい。）で表わされる
縮合多環基を有する第三級アミン化合物を電荷輸送物質
として含有させたことを特徴とする電子写真感光体であ
る。
【００１３】本発明の電子写真感光体の支持体に用いら
れるものとしては、例えばアルミニウム、ニッケル、ク
ロム、ニクロム、銅、銀、金、白金などの金属、酸化ス
ズ、酸化インジウムなどの金属酸化物を、蒸着又はスパ
ッタリングにより、フィルム状もしくは円筒状のプラス
チック、紙等に被覆したもの、あるいは、アルミニウ
ム、アルミニウム合金、ニッケル、ステンレス等の板お
よびそれらをＤ．Ｉ．，Ｉ．Ｉ．，押出し、引抜き等の
工法で素管化後、切削、超仕上げ、研摩等で表面処理し
た管等を使用することができる。電荷発生層としては電
荷発生層を主材料とした層で必要に応じてバインダー樹
脂を用いることもある。バインダー樹脂としては、ポリ
アミド、ポリウレタン、ポリエステル、エポキシ樹脂、
ポリケトン、ポリカーボネート、シリコーン樹脂、アク
リル樹脂、ポリビニルブチラール、ポリビニルホルマー
ル、ポリビニルケトン、ポリスチレン、ポリ−Ｎ−ビニ
ルカルバゾール、ポリアクリルアミドなどが用いられ
る。
れるものとしては、例えばアルミニウム、ニッケル、ク
ロム、ニクロム、銅、銀、金、白金などの金属、酸化ス
ズ、酸化インジウムなどの金属酸化物を、蒸着又はスパ
ッタリングにより、フィルム状もしくは円筒状のプラス
チック、紙等に被覆したもの、あるいは、アルミニウ
ム、アルミニウム合金、ニッケル、ステンレス等の板お
よびそれらをＤ．Ｉ．，Ｉ．Ｉ．，押出し、引抜き等の
工法で素管化後、切削、超仕上げ、研摩等で表面処理し
た管等を使用することができる。電荷発生層としては電
荷発生層を主材料とした層で必要に応じてバインダー樹
脂を用いることもある。バインダー樹脂としては、ポリ
アミド、ポリウレタン、ポリエステル、エポキシ樹脂、
ポリケトン、ポリカーボネート、シリコーン樹脂、アク
リル樹脂、ポリビニルブチラール、ポリビニルホルマー
ル、ポリビニルケトン、ポリスチレン、ポリ−Ｎ−ビニ
ルカルバゾール、ポリアクリルアミドなどが用いられ
る。
【００１４】電荷発生物質としては光を吸収して電荷担
体を発生するものであれば無機物質、有機物質いずれも
用いることができる。例えば、無機物質としてセレン、
セレン−テルル合金、無定形シリコンなどが挙げられ
る。有機物質としては、フタロシアニン系顔料、アズレ
ニウム塩顔料、アゾ顔料、ペリレン系顔料などが挙げら
れる。電荷輸送層は一般式（Ｉ）及び一般式（II）、一
般式（II）及び一般式（III）、一般式（Ｉ）及び一般
式（IV）で示される電荷輸送物質及び必要に応じて用い
られる電荷発生層と同様のバインダー樹脂よりなる。以
上の物質を適当な溶媒に溶解ないし分散してこれを塗布
乾燥することにより電荷輸送層が形成される。ここで、
これら電荷輸送物質とバインダー樹脂との重量比が５〜
９：１０であることが好ましい。
体を発生するものであれば無機物質、有機物質いずれも
用いることができる。例えば、無機物質としてセレン、
セレン−テルル合金、無定形シリコンなどが挙げられ
る。有機物質としては、フタロシアニン系顔料、アズレ
ニウム塩顔料、アゾ顔料、ペリレン系顔料などが挙げら
れる。電荷輸送層は一般式（Ｉ）及び一般式（II）、一
般式（II）及び一般式（III）、一般式（Ｉ）及び一般
式（IV）で示される電荷輸送物質及び必要に応じて用い
られる電荷発生層と同様のバインダー樹脂よりなる。以
上の物質を適当な溶媒に溶解ないし分散してこれを塗布
乾燥することにより電荷輸送層が形成される。ここで、
これら電荷輸送物質とバインダー樹脂との重量比が５〜
９：１０であることが好ましい。
【００１５】溶媒としてはテトラヒドロフラン、塩化メ
チレン、ジオキサンなどがあげられる。本発明で用いら
れる一般式（Ｉ）で表わされる化合物の具体例は表１に
示される。これらの中から一種以上が用いられる。同じ
く本発明で用いられる一般式（II）で表わされるＮ，Ｎ
−ジフェニルアミノビフェニル系化合物の具体例は表２
に示される。これらの中から一種以上が用いられる。同
じく本発明で用いられる一般式（III）で表わされるヒ
ドラゾン化合物の具体例は表３に示される。これらの中
から一種以上が用いられる。同じく本発明で用いられる
一般式（IV）で表わされる縮合多環基を有する第三級ア
ミン化合物の具体例は表４に示される。これらの中から
一種以上が用いられる。本発明に用いられる一般式
（Ｉ）の電荷輸送物質と一般式（II）の電荷輸送物質の
比は、（II）／（Ｉ）の値が０．０５〜１であることが
好ましい。同様に（III）／（Ｉ）、（IV）／（Ｉ）の
値も０．０５〜１であることが好ましい。
チレン、ジオキサンなどがあげられる。本発明で用いら
れる一般式（Ｉ）で表わされる化合物の具体例は表１に
示される。これらの中から一種以上が用いられる。同じ
く本発明で用いられる一般式（II）で表わされるＮ，Ｎ
−ジフェニルアミノビフェニル系化合物の具体例は表２
に示される。これらの中から一種以上が用いられる。同
じく本発明で用いられる一般式（III）で表わされるヒ
ドラゾン化合物の具体例は表３に示される。これらの中
から一種以上が用いられる。同じく本発明で用いられる
一般式（IV）で表わされる縮合多環基を有する第三級ア
ミン化合物の具体例は表４に示される。これらの中から
一種以上が用いられる。本発明に用いられる一般式
（Ｉ）の電荷輸送物質と一般式（II）の電荷輸送物質の
比は、（II）／（Ｉ）の値が０．０５〜１であることが
好ましい。同様に（III）／（Ｉ）、（IV）／（Ｉ）の
値も０．０５〜１であることが好ましい。
【００１６】
【実施例】以下、実施例及び比較例によって本発明をさ
らに詳しく説明する。 実施例１ アルミニウムを蒸着したポリエチレンテレフタレートフ
ィルム上に、下記組成の電荷発生層塗工液、電荷輸送層
塗工液を順次、ドクターブレードで塗布、乾燥して各々
０．３μｍの電荷発生層、２０μｍの電荷輸送層を形成
し、本発明の電子写真感光体を作製した。
らに詳しく説明する。 実施例１ アルミニウムを蒸着したポリエチレンテレフタレートフ
ィルム上に、下記組成の電荷発生層塗工液、電荷輸送層
塗工液を順次、ドクターブレードで塗布、乾燥して各々
０．３μｍの電荷発生層、２０μｍの電荷輸送層を形成
し、本発明の電子写真感光体を作製した。
【００１７】 〔電荷発生層塗工液〕 下記構造式（１）の電荷発生物質 ５部
【００１８】
【化１１】
【００１９】 ポリビニルブチラール樹脂（ＵＣＣ社製：ＸＹＨＬ） ２部 シクロヘキサノン ２００部 ２−ブタノン １５０部 〔電荷輸送層塗工液〕 下記構造式（２）の電荷輸送物質 ７部
【００２０】
【化１２】
【００２１】 下記構造式（３）の電荷輸送物質 ２部
【００２２】
【化１３】
【００２３】 ポリカーボネート〔帝人化成（株）製：パンライトＫ−１３００〕１０部 テトラヒドロフラン ７５部 実施例２ 厚さ３０μｍ、φ６０の電鋳Ｎｉベルト上に、下記組成
の下引層塗工液、電荷発生層塗工液、電荷輸送層塗工液
を順次、浸漬塗工、乾燥して各々６μｍの下引層、０．
２μｍの電荷発生層、２０μｍの電荷輸送層を形成し、
本発明の電子写真感光体を作製した。 〔下引層塗工液〕 オイルフリーアルキッド樹脂（大日本インキ化学製：ベッコライ トＭ６４０１） １５部 メラミン樹脂（大日本インキ化学製：スーパーベッカミンＧ− ８２１） １０部 二酸化チタン〔石原産業（株）製：タイペークＣＲ−ＥＬ）〕 ５０部 ２−ブタノン ４０部 〔電荷発生層塗工液〕 下記構造式（４）の電荷発生物質 ３部
の下引層塗工液、電荷発生層塗工液、電荷輸送層塗工液
を順次、浸漬塗工、乾燥して各々６μｍの下引層、０．
２μｍの電荷発生層、２０μｍの電荷輸送層を形成し、
本発明の電子写真感光体を作製した。 〔下引層塗工液〕 オイルフリーアルキッド樹脂（大日本インキ化学製：ベッコライ トＭ６４０１） １５部 メラミン樹脂（大日本インキ化学製：スーパーベッカミンＧ− ８２１） １０部 二酸化チタン〔石原産業（株）製：タイペークＣＲ−ＥＬ）〕 ５０部 ２−ブタノン ４０部 〔電荷発生層塗工液〕 下記構造式（４）の電荷発生物質 ３部
【００２４】
【化１４】
【００２５】 ポリビニルブチラール樹脂（ＵＣＣ社製：ＸＹＨＬ） １部 シクロヘキサノン ２５０部 シクロヘキサン ５０部 〔電荷輸送層塗工液〕 下記構造式（５）の電荷輸送物質 ９部
【００２６】
【化１５】
【００２７】 下記構造式（６）の電荷輸送物質 ２部
【００２８】
【化１６】
【００２９】 ポリカーボネート〔帝人化成（株）製：パンライトＬ−１２５０〕１０部 塩化メチレン ８０部 実施例３ 厚さ０．２ｍｍのアルミニウム板（住友軽金属社製：Ａ
１０８０）上に下記組成の下引層塗工液、実施例２と同
様の電荷発生層塗工液、下記組成の電荷輸送層塗工液を
順次浸漬塗工、乾燥して各々１μｍの下引層、０．２μ
ｍの電荷発生層、２０μｍの電荷輸送層を形成し、本発
明の電子写真感光体を作製した。 〔下引層塗工液〕 アルコール可溶性ナイロン（東レ製：ＣＭ−８０００） １０部 二酸化チタン〔石原産業（株）製：タイペークＣＲ−ＥＬ〕 ４０部 メタノール １２０部 ブタノール ６０部 〔電荷輸送層塗工液〕 構造式（５）の電荷輸送物質 ６部 下記構造式（７）の電荷輸送物質 ３部
１０８０）上に下記組成の下引層塗工液、実施例２と同
様の電荷発生層塗工液、下記組成の電荷輸送層塗工液を
順次浸漬塗工、乾燥して各々１μｍの下引層、０．２μ
ｍの電荷発生層、２０μｍの電荷輸送層を形成し、本発
明の電子写真感光体を作製した。 〔下引層塗工液〕 アルコール可溶性ナイロン（東レ製：ＣＭ−８０００） １０部 二酸化チタン〔石原産業（株）製：タイペークＣＲ−ＥＬ〕 ４０部 メタノール １２０部 ブタノール ６０部 〔電荷輸送層塗工液〕 構造式（５）の電荷輸送物質 ６部 下記構造式（７）の電荷輸送物質 ３部
【００３０】
【化１７】
【００３１】 ポリカーボネート樹脂〔帝人化成（株）製：パンライトＣ− １４００〕 １０部 塩化メチレン ５０部 １，２−ジクロロエタン ３５部 実施例４ 実施例１の電荷輸送層塗工液を下記組成のものにした以
外は実施例１と同じ。 〔電荷輸送層塗工液〕 構造式（２）の電荷輸送物質 ７部 下記構造式（８）の電荷輸送物質 ２部
外は実施例１と同じ。 〔電荷輸送層塗工液〕 構造式（２）の電荷輸送物質 ７部 下記構造式（８）の電荷輸送物質 ２部
【００３２】
【化１８】
【００３３】 ポリカーボネート〔帝人化成（株）製：パンライトＫ−１３００〕１０部 テトラヒドロフラン ７５部 実施例５ 実施例２の電荷輸送層塗工液を下記組成のものにした以
外は実施例２と同じ。 〔電荷輸送層塗工液〕 構造式（５）の電荷輸送物質 ７部 下記構造式（９）の電荷輸送物質 ２部
外は実施例２と同じ。 〔電荷輸送層塗工液〕 構造式（５）の電荷輸送物質 ７部 下記構造式（９）の電荷輸送物質 ２部
【００３４】
【化１９】
【００３５】 ポリカーボネート〔帝人化成（株）製：パンライトＬ−１２５０〕１０部 塩化メチレン ８０部 実施例６ 実施例３の電荷輸送層塗工液を下記組成のものにした以
外は実施例３と同じ。 〔電荷輸送層塗工液〕 構造式（５）の電荷輸送物質 ６部 下記構造式（１０）の電荷輸送物質 ３部
外は実施例３と同じ。 〔電荷輸送層塗工液〕 構造式（５）の電荷輸送物質 ６部 下記構造式（１０）の電荷輸送物質 ３部
【００３６】
【化２０】
【００３７】 ポリカーボネート樹脂〔帝人化成（株）製：パンライトＣ− １４００〕 １０部 塩化メチレン ５０部 １，２−ジクロロエタン ３５部 実施例７ 実施例１の電荷輸送層塗工液を下記組成のものにした以
外は実施例１と同じ。 〔電荷輸送層塗工液〕 構造式（２）の電荷輸送物質 ７部 下記構造式（１１）の電荷輸送物質 ２部
外は実施例１と同じ。 〔電荷輸送層塗工液〕 構造式（２）の電荷輸送物質 ７部 下記構造式（１１）の電荷輸送物質 ２部
【００３８】
【化２１】
【００３９】 ポリカーボネート〔帝人化成（株）製：パンライトＫ−１３００〕１０部 テトラヒドロフラン ７５部 実施例８ 実施例２の電荷輸送層塗工液を下記組成のものにした以
外は実施例２と同じ。 〔電荷輸送層塗工液〕 構造式（５）の電荷輸送物質 ９部 下記構造式（１２）の電荷輸送物質 ２部
外は実施例２と同じ。 〔電荷輸送層塗工液〕 構造式（５）の電荷輸送物質 ９部 下記構造式（１２）の電荷輸送物質 ２部
【００４０】
【化２２】
【００４１】 ポリカーボネート〔帝人化成（株）製：パンライトＬ−１２５０〕１０部 塩化メチレン ８０部 実施例９ 実施例３の電荷輸送層塗工液を下記組成のものにした以
外は実施例３と同じ。 〔電荷輸送層塗工液〕 構造式（５）の電荷輸送物質 ６部 下記構造式（１３）の電荷輸送物質 ３部
外は実施例３と同じ。 〔電荷輸送層塗工液〕 構造式（５）の電荷輸送物質 ６部 下記構造式（１３）の電荷輸送物質 ３部
【００４２】
【化２３】
【００４３】 ポリカーボネート樹脂〔帝人化成（株）製：パンライトＣ− １４００〕 １０部 塩化メチレン ５０部 １，２−ジクロロエタン ３５部 比較例１，２ 実施例１，２においてそれぞれ構造式（３）、構造式
（６）の電荷輸送物質を添加しないこと以外は実施例
１，２と同じ。 比較例３ 実施例３において電荷輸送層塗工液を下記組成のものに
した以外は実施例３と同じ。 〔電荷輸送層塗工液〕 構造式（５）の電荷輸送物質 ６部 下記構造式（１４）の電荷輸送物質 ３部
（６）の電荷輸送物質を添加しないこと以外は実施例
１，２と同じ。 比較例３ 実施例３において電荷輸送層塗工液を下記組成のものに
した以外は実施例３と同じ。 〔電荷輸送層塗工液〕 構造式（５）の電荷輸送物質 ６部 下記構造式（１４）の電荷輸送物質 ３部
【００４４】
【化２４】
【００４５】 ポリカーボネート樹脂〔帝人化成（株）製：パンライトＣ− １４００〕 １０部 塩化メチレン ５０部 １，２−ジクロロエタン ３５部 比較例４ 実施例１の電荷輸送層塗工液を下記組成のものにした以
外は実施例１と同じ。 〔電荷輸送層塗工液〕 構造式（３）の電荷輸送物質 ７部 ポリカーボネート〔帝人化成（株）製：パンライトＫ−１３００〕１０部 テトラヒドロフラン ７５部 比較例５ 実施例２の電荷輸送層塗工液を下記組成のものにした以
外は実施例２と同じ。 〔電荷輸送層塗工液〕 構造式（９）の電荷輸送物質 ９部 ポリカーボネート〔帝人化成（株）製：パンライトＬ−１２５０〕１０部 塩化メチレン ８０部 比較例６ 実施例３の電荷輸送層塗工液を下記組成のものにした以
外は実施例３と同じ。 〔電荷輸送層塗工液〕 構造式（１２）の電荷輸送物質 ６部 ポリカーボネート樹脂〔帝人化成（株）製：パンライトＣ− １４００〕 １０部 塩化メチレン ５０部 １，２−ジクロロエタン ３５部 以上のようにして作製した電子写真感光体の静電特性を
静電複写紙試験装置（川口電機製作所製 ＥＰＡ−８１
００）を用いてダイナミック方式にて測定した。まずコ
ロナ電流−２０μＡで２０秒間帯電させ、その後２０秒
間暗減衰させたあと、５ｌｕｘの白色光を照射した。帯
電電位は帯電開始後２秒後の電位Ｖ2（−Ｖ）を、感度
は露光後、表面電位が−８００Ｖから−８０Ｖになるの
に要する露光量Ｅ1/10（ｌｕｘ・ｓｅｃ）を測定した。
その後、色温度２８５６Ｋのタングステン光５ｌｕｘの
光照射、−６ｋＶでの帯電の繰り返し疲労を１時間行っ
た後、再び前と同様にしてＶ2（−Ｖ）、Ｅ1/10（ｌｕ
ｘ・ｓｅｃ）を測定した。
外は実施例１と同じ。 〔電荷輸送層塗工液〕 構造式（３）の電荷輸送物質 ７部 ポリカーボネート〔帝人化成（株）製：パンライトＫ−１３００〕１０部 テトラヒドロフラン ７５部 比較例５ 実施例２の電荷輸送層塗工液を下記組成のものにした以
外は実施例２と同じ。 〔電荷輸送層塗工液〕 構造式（９）の電荷輸送物質 ９部 ポリカーボネート〔帝人化成（株）製：パンライトＬ−１２５０〕１０部 塩化メチレン ８０部 比較例６ 実施例３の電荷輸送層塗工液を下記組成のものにした以
外は実施例３と同じ。 〔電荷輸送層塗工液〕 構造式（１２）の電荷輸送物質 ６部 ポリカーボネート樹脂〔帝人化成（株）製：パンライトＣ− １４００〕 １０部 塩化メチレン ５０部 １，２−ジクロロエタン ３５部 以上のようにして作製した電子写真感光体の静電特性を
静電複写紙試験装置（川口電機製作所製 ＥＰＡ−８１
００）を用いてダイナミック方式にて測定した。まずコ
ロナ電流−２０μＡで２０秒間帯電させ、その後２０秒
間暗減衰させたあと、５ｌｕｘの白色光を照射した。帯
電電位は帯電開始後２秒後の電位Ｖ2（−Ｖ）を、感度
は露光後、表面電位が−８００Ｖから−８０Ｖになるの
に要する露光量Ｅ1/10（ｌｕｘ・ｓｅｃ）を測定した。
その後、色温度２８５６Ｋのタングステン光５ｌｕｘの
光照射、−６ｋＶでの帯電の繰り返し疲労を１時間行っ
た後、再び前と同様にしてＶ2（−Ｖ）、Ｅ1/10（ｌｕ
ｘ・ｓｅｃ）を測定した。
【００４６】次にこれらの電子写真感光体のソルベント
クラックの特性を調べるために以下の実験を行った。ま
ず本発明の電子写真感光体をイソプロピルアルコール５
０ｐｐｍの雰囲気の恒温槽内（温度２３℃）にて１週間
放置し、その後電子写真感光体を取り出して目視にてク
ラック発生の有無を観察した。結果を表５に示す。
クラックの特性を調べるために以下の実験を行った。ま
ず本発明の電子写真感光体をイソプロピルアルコール５
０ｐｐｍの雰囲気の恒温槽内（温度２３℃）にて１週間
放置し、その後電子写真感光体を取り出して目視にてク
ラック発生の有無を観察した。結果を表５に示す。
【００４７】
【表１】
【００４８】
【表２】
【００４９】
【表３】
【００５０】
【表４】
【００５１】
【表５】
【００５２】
【表６】
【００５３】
【表７】
【００５４】
【表８】
【００５５】
【表９】
【００５６】
【表１０】
【００５７】
【表１１】
【００５８】
【表１２】
【００５９】
【表１３】
【００６０】
【表１４】
【００６１】
【表１５】
【００６２】
【表１６】
【００６３】
【表１７】
【００６４】
【表１８】
【００６５】
【表１９】
【００６６】
【表２０】
【００６７】
【表２１】
【００６８】
【表２２】
【００６９】
【表２３】
【００７０】
【表２４】
【００７１】
【表２５】
【００７２】
【表２６】
【００７３】
【表２７】
【００７４】
【表２８】
【００７５】
【表２９】
【００７６】
【表３０】
【００７７】
【表３１】
【００７８】
【表３２】
【００７９】
【表３３】
【００８０】
【発明の効果】本発明によれば、一般式（Ｉ）の構造の
電荷輸送物質に一般式（II）、一般式（III）、一般式
（IV）の構造の電荷輸送物質を併用して電荷輸送層を作
製することによって、初期及び繰り返し使用後も、帯電
性、感度等の静電特性が良好で、しかもソルベントクラ
ックの発生を抑制する効果のある電子写真感光体を提供
することが可能である。したがって、本発明の電子写真
感光体を用いることにより画像欠陥の発生を防止するこ
とができる。
電荷輸送物質に一般式（II）、一般式（III）、一般式
（IV）の構造の電荷輸送物質を併用して電荷輸送層を作
製することによって、初期及び繰り返し使用後も、帯電
性、感度等の静電特性が良好で、しかもソルベントクラ
ックの発生を抑制する効果のある電子写真感光体を提供
することが可能である。したがって、本発明の電子写真
感光体を用いることにより画像欠陥の発生を防止するこ
とができる。
Claims (3)
- 【請求項１】 導電性支持体上に少なくとも電荷発生層
と電荷輸送層を積層してなる電子写真感光体において、
該電荷輸送層中に下記一般式（Ｉ） 【化１】 （式中、Ｒ1，Ｒ2，Ｒ3およびＲ4は水素原子、置換もし
くは無置換のアリール基を表わし、Ａｒ1は置換又は無
置換のアリール基を表わし、Ａｒ2は置換又は無置換の
アリーレン基を表わし、Ａｒ1とＲ1は共用で環を形成し
てもよく、またｎは０又は１の整数である。）及び下記
一般式（II） 【化２】 （式中、Ｒ1，Ｒ3及びＲ4は水素原子、アミノ基、アル
コキシ基、チオアルコキシ基、アリールオキシ基、メチ
レンジオキシ基、置換もしくは無置換のアルキル基、ハ
ロゲン原子又は置換もしくは無置換のアリール基を、Ｒ
2は水素原子、アルコキシ基、置換もしくは無置換のア
ルキル基又はハロゲンを表わす。但し、Ｒ1，Ｒ2，Ｒ3
およびＲ4がすべて水素原子である場合は除く。また、
ｋ，ｌ，ｍ及びｎは１，２，３又は４の整数であり、各
々が２，３又は４の整数の時は前記Ｒ1，Ｒ2，Ｒ3およ
びＲ4は同一でも異なっていてもよい。）で表わされる
電荷輸送物質を含有させたことを特徴とする電子写真感
光体。 - 【請求項２】 導電性支持体上に少なくとも電荷発生層
と電荷輸送層を積層してなる電子写真感光体において、
該電荷輸送層中に下記一般式（Ｉ） 【化３】 （式中、Ｒ1，Ｒ2，Ｒ3およびＲ4は水素原子、置換もし
くは無置換のアリール基を表わし、Ａｒ1は置換又は無
置換のアリール基を表わし、Ａｒ2は置換又は無置換の
アリーレン基を表わし、Ａｒ1とＲ1は共用で環を形成し
てもよく、またｎは０又は１の整数である。）及び下記
一般式（III） 【化４】 （式中、Ｒ1は低級アルキル基、２−ヒドロキシエチル
基又は２−クロロエチル基を表わし、Ｒ2は低級アルキ
ル基、ベンジル基又はフェニル基を表わし、Ｒ3は水素
原子、ハロゲン原子、低級アルキル基、低級アルコキシ
基、ジ低級アルキルアミノ基又はニトロ基を表わす。）
で表わされる電荷輸送物質を含有させたことを特徴とす
る電子写真感光体。 - 【請求項３】 導電性支持体上に少なくとも電荷発生層
と電荷輸送層を積層してなる電子写真感光体において、
該電荷輸送層中に下記一般式（Ｉ） 【化５】 （式中、Ｒ1，Ｒ2，Ｒ3およびＲ4は水素原子、置換もし
くは無置換のアリール基を表わし、Ａｒ1は置換又は無
置換のアリール基を表わし、Ａｒ2は置換又は無置換の
アリーレン基を表わし、Ａｒ1とＲ1は共用で環を形成し
てもよく、またｎは０又は１の整数である。）及び下記
一般式（IV） 【化６】 （式中、Ａｒは炭素数１８個以下の縮合多環式炭化水素
基を表わし、またＲ1及びＲ2は水素原子、ハロゲン原
子、置換もしくは無置換のアルキル基、アルコキシ基又
は置換もしくは無置換のフェニル基を表わし、各々同一
でも異なっていてもよい。）で表わされる電荷輸送物質
を含有させたことを特徴とする電子写真感光体。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP23321893A JP3277472B2 (ja) | 1993-09-20 | 1993-09-20 | 電子写真感光体 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP23321893A JP3277472B2 (ja) | 1993-09-20 | 1993-09-20 | 電子写真感光体 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0792705A true JPH0792705A (ja) | 1995-04-07 |
| JP3277472B2 JP3277472B2 (ja) | 2002-04-22 |
Family
ID=16951615
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP23321893A Expired - Lifetime JP3277472B2 (ja) | 1993-09-20 | 1993-09-20 | 電子写真感光体 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3277472B2 (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH09319122A (ja) * | 1996-05-24 | 1997-12-12 | Ricoh Co Ltd | 電子写真感光体 |
| JPH11184108A (ja) * | 1997-12-25 | 1999-07-09 | Canon Inc | 電子写真感光体、プロセスカートリッジ及び電子写真装置 |
| JP2016102943A (ja) * | 2014-11-28 | 2016-06-02 | 三菱化学株式会社 | 電子写真感光体、電子写真感光体カートリッジ、及び画像形成装置 |
-
1993
- 1993-09-20 JP JP23321893A patent/JP3277472B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH09319122A (ja) * | 1996-05-24 | 1997-12-12 | Ricoh Co Ltd | 電子写真感光体 |
| JPH11184108A (ja) * | 1997-12-25 | 1999-07-09 | Canon Inc | 電子写真感光体、プロセスカートリッジ及び電子写真装置 |
| JP2016102943A (ja) * | 2014-11-28 | 2016-06-02 | 三菱化学株式会社 | 電子写真感光体、電子写真感光体カートリッジ、及び画像形成装置 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP3277472B2 (ja) | 2002-04-22 |
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