JPH11183205A - 計器構造 - Google Patents

計器構造

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JPH11183205A
JPH11183205A JP35257797A JP35257797A JPH11183205A JP H11183205 A JPH11183205 A JP H11183205A JP 35257797 A JP35257797 A JP 35257797A JP 35257797 A JP35257797 A JP 35257797A JP H11183205 A JPH11183205 A JP H11183205A
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Masahiro Oguma
政広 小熊
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Nippon Seiki Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課 題】 ケースの側壁に表示板の振れ止めが設けて
あっても良好な計器照明が得られる計器構造を提供す
る。 【解決手段】 前面が開口した合成樹脂性のケース4内
に、前面側に表示板2および指針3を配設した計器本体
1と、表示板2あるいは指針3を照明するランプ5とを
収納し、ケース4の底部11外側にはFPC12を配設
する。表示板2の周縁前方には見返し板7を配設すると
ともに、ケース4の前面開口側を透視板8で覆う。ま
た、見返し板7の裏面には表示板2の周縁部に当接する
突起9を設け、表示板2裏面近傍のケース4の側壁6に
は突起9と対向する位置に支持部13を突設し、この支
持部13と突起9とで表示板2の周縁部を挟持するよう
にした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば車両用計器
に関し、特に表示板の周縁部を挟持した計器構造に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】一般に車両用計器は図3および図4に示
す如く、例えば速度計用の計器本体1の前面側に速度を
表示する図示しない表示部を施した表示板2を配設し、
表示板2の前方に計器本体1の作動に応じて回動し、前
記表示部を指示する指針3を計器本体1に取付固定して
前面が開口した合成樹脂性の白色のケース4内に収納し
てある。また、ケース4内には表示板2の表示部や指針
3を照明するランプ5が収納されている。そしてケース
4の前面開口端に表示板2とケース4の側壁6との隙間
から見えるケース4の内部を覆い隠す例えば黒色の見返
し板7を配設するとともに、ケース4の前面開口側を透
視板8で覆ってある。
【0003】この様に構成された車両用計器において
は、計器に振動が加わった時に表示板2の周縁部が振れ
て異音が発生したりするなどの悪影響が出ないように、
見返し板7の裏面に設けた突起9と、この突起9と対向
するケース4の側壁6に設けた突壁10とで表示板2の
周縁部の複数箇所を挟持して表示板2の振れを押さえる
ようにしている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記従
来例においてはケース4内に収納してあるランプ5から
の直射光やケース4の内面に反射した反射光によって表
示板2や指針3を照明するようにしているが、表示板2
の振れを押さえるためにケース4の側壁6に設けた突壁
10によってランプ5からの光が遮られて部分的に薄暗
い箇所が出来るため、表示板2の表示部や指針3の照明
にムラができやすかったり、ムラを解消するために表示
板2の表示部全体の明るさをこの薄暗い箇所に合わせれ
ば、表示部の視認性が低下するなど満足のいく計器照明
が得られなかった。
【0005】本発明はこの様な点に鑑みなされたもの
で、ケースの側壁に表示板の振れ止めが設けてあっても
良好な計器照明が得られる計器構造を提供することを目
的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は前記課題を解決
するため、前面が開口した合成樹脂性のケースと、この
ケース内に収納した計器本体と、この計器本体の前面側
に配設した表示板と、前記計器本体の作動に応じて回動
する指針と、前記表示板の周縁前方に配設した見返し板
と、前記ケースの前面開口側を覆う透視板と、ケース内
に収納し前記表示板あるいは指針を照明する光源と、ケ
ースの底部外側もしくは内側に配設したプリント配線板
とを備えた計器構造であって、前記見返し板の裏面に設
けられ前記表示板の周縁部に当接する突起と、表示板裏
面近傍のケースの側壁から前記突起と対向する位置に突
設した支持部とで表示板の周縁部を挟持するようにした
ものである。
【0007】また本発明は、前記支持部に対応するケー
スの底部に貫通穴を設けたものである。
【0008】また本発明は、前記ケースの底部に設けた
貫通穴を前記プリント配線板で覆ったものである。
【0009】
【発明の実施の形態】前面が開口した合成樹脂性のケー
ス4内に、前面側に表示板2および指針3を取付固定し
た計器本体1と、表示板2あるいは指針3を照明するラ
ンプ5とを収納し、ケース4の底部11外側にはFPC
12を配設する。表示板2の周縁前方には見返し板7を
配設するとともに、ケース4の前面開口側を透視板8で
覆う。また、見返し板7の裏面には表示板2の周縁部に
当接する突起9を設け、表示板2裏面近傍のケース4の
側壁6には突起9と対向する位置に支持部13を突設
し、この支持部13と突起9とで表示板2の周縁部を挟
持するようにしたことにより、表示板2の振れを防ぎつ
つ、ランプ5からの光がケース4内に回り込みやすくな
って表示板2や指針3を良好に照明できる。
【0010】
【実施例】本発明を図1および図2に示す実施例に基づ
いて説明する。例えば速度計用の計器本体1の前面側に
速度を表示する図示しない表示部を施した表示板2を配
設し、表示板2の前方に計器本体1の作動に応じて回動
し、前記表示部を指示する指針3を計器本体1に取付固
定して前面が開口した合成樹脂性の白色のケース4内に
収納してある。また、ケース4内には表示板2の表示部
や指針3を照明するランプ5がケース4の底部11外側
から取り付けられ、ケース4の底部11外側には図示し
ない電子部品やランプ5を点灯する回路が設けられたF
PC12が配設してある。そしてケース4の前面開口端
に表示板2とケース4の側壁6との隙間から見えるケー
ス4の内部を覆い隠す例えば黒色の見返し板7を配設す
るとともに、ケース4の前面開口側を透視板8で覆って
ある。
【0011】見返し板7の裏面には例えば円柱状の突起
9が複数箇所設けてあり、丸みを有する突起9の先端が
表示板2の周縁部に当接するようになっている。
【0012】表示板2裏面近傍のケース4の側壁6に
は、前記突起9と対向する位置にケース4の前面開口側
から投影した際、長方形となる支持部13を突設してあ
る。本実施例の場合、図2に示す如く見返し板7に設け
た円柱状の突起9の下方両側に位置するように1箇所に
つき2ヶの支持部13が表示板2の裏面に当接するよう
に設けられている。また、この支持部13に対応するケ
ース4の底部11には支持部13とほぼ同形状、すなわ
ち長方形の貫通穴14が2ヶ設けてある。そして、2ヶ
の貫通穴14はケース4の底部11外側に配設したFP
C12で覆ってある。
【0013】この様に見返し板7の裏面に設けられ表示
板2の周縁部に当接する突起9と、表示板2裏面近傍の
ケース4の側壁6から突起9と対向する位置に突設した
支持部13とで表示板2の周縁部を挟持するようにした
ことにより、表示板2の振れを防ぐことができ、かつ、
夜間などにおいてランプ5が点灯した際もランプ5から
の光がケース4内に回り込みやすくなって表示板2や指
針3を良好に照明できる。
【0014】また、前記支持部13に対応するケース4
の底部11に貫通穴14を設けたことにより、支持部1
3がケース4の側壁6より内側に出っ張っていても合成
樹脂性のケース4を形成する際、貫通穴14よりキャビ
型を支持部13の下側まで延ばせば良く、スライド型な
どを使うことなく容易に支持部13を形成できる。ま
た、前記ケース4の底部11に設けた貫通穴14をFP
C12で覆うことにより、貫通穴14から計器内に埃な
どが入ろうとするのを防ぐことが出来る。
【0015】なお、本実施例ではプリント配線板をFP
Cとしたが、リジット基板でも良い。また、1ヶの突起
に対して2ヶの支持部を設けたが、突起の下方に1ヶの
支持部でも良く、見返し板に設けた突起とケース側壁に
設けた支持部とで表示板を挟み込むようになっていれば
突起あるいは支持部の位置、形状などは任意である。
【0016】
【発明の効果】本発明は、前面が開口した合成樹脂性の
ケースと、このケース内に収納した計器本体と、この計
器本体の前面側に配設した表示板と、前記計器本体の作
動に応じて回動する指針と、前記表示板の周縁前方に配
設した見返し板と、前記ケースの前面開口側を覆う透視
板と、ケース内に収納し前記表示板あるいは指針を照明
する光源と、ケースの底部外側もしくは内側に配設した
プリント配線板とを備えた計器構造であって、前記見返
し板の裏面に設けられ前記表示板の周縁部に当接する突
起と、表示板裏面近傍のケースの側壁から前記突起と対
向する位置に突設した支持部とで表示板の周縁部を挟持
するようにしたことにより、ケースの側壁に表示板の振
れ止めが設けてあっても良好な計器照明が得られる計器
構造を得ることが出来る。
【0017】また本発明は、前記支持部に対応するケー
スの底部に貫通穴を設けたことにより、合成樹脂性のケ
ースを形成する際の金型構造を複雑にすることなく支持
部を容易に形成できる。また、前記ケースの底部に設け
た貫通穴を前記プリント配線板で覆ったことにより、貫
通穴から計器内に埃などが入るのを防ぐことが出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例を示す計器構造の断面図。
【図2】同実施例を示し一部を省略した計器構造の部分
正面図。
【図3】従来例を示す計器構造の断面図。
【図4】従来例を示し一部を省略した計器構造の部分正
面図。
【符号の説明】
1 計器本体 2 表示板 3 指針 4 ケース 5 ランプ(光源) 6 側壁 7 見返し板 8 透視板 9 突起 11 底部 12 FPC(プリント配線板) 13 支持部(振れ止め) 14 貫通穴

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 前面が開口した合成樹脂性のケースと、
    このケース内に収納した計器本体と、この計器本体の前
    面側に配設した表示板と、前記計器本体の作動に応じて
    回動する指針と、前記表示板の周縁前方に配設した見返
    し板と、前記ケースの前面開口側を覆う透視板と、ケー
    ス内に収納し前記表示板あるいは指針を照明する光源
    と、ケースの底部外側もしくは内側に配設したプリント
    配線板とを備えた計器構造であって、前記見返し板の裏
    面に設けられ前記表示板の周縁部に当接する突起と、表
    示板裏面近傍のケースの側壁から前記突起と対向する位
    置に突設した支持部とで表示板の周縁部を挟持するよう
    にしたことを特徴とする計器構造。
  2. 【請求項2】 前記支持部に対応するケースの底部に貫
    通穴を設けたことを特徴とする請求項1記載の計器構
    造。
  3. 【請求項3】 前記ケースの底部に設けた貫通穴を前記
    プリント配線板で覆ったことを特徴とする請求項2記載
    の計器構造。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013228341A (ja) * 2012-04-27 2013-11-07 Nippon Seiki Co Ltd 表示装置

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