JP3412807B2 - 車両用計器の照明構造 - Google Patents
車両用計器の照明構造Info
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- Arrangement And Mounting Of Devices That Control Transmission Of Motive Force (AREA)
- Arrangement Or Mounting Of Control Devices For Change-Speed Gearing (AREA)
- Control Of Transmission Device (AREA)
Description
構造に関し、詳しくは、インジケータの照明構造の改良
に関するものである。
おいては、図5に示すようにメータ1の側部にシフトレ
バーの操作位置を表示するインジケータ2を設けた構造
のものが一般に知られている。
ケータハウジング4を設け、メータケース3に光源5お
よび文字板6を取り付け、インジケータハウジング4上
にはレンズ7を設け、その上にアクリルまたはポリカー
ボネート等の透明樹脂からなるガイドライト用の導光板
8を設けている。導光板8および文字板6にまたがって
見返し9を設け、この見返し9の開口部11からインジ
ケータ意匠12を視認することができるようになってい
る。インジケータハウジング4の底部にはインジケータ
光源13を取り付けている。
ション表示用のインジケータ意匠12が印刷され、両端
面にはテーパ状の光導入部14が形成されている。光源
5の光で文字板6を照明すると共に、光導入部14に導
入された光で導光板8の全体を照明するようにしてい
る。
光板8がメータ1の文字板6と別体であるため、それだ
け部品点数が多くなると共に、見返し9で導光板8と文
字板1との隙間を覆って光の洩れを防ぐ必要があり、そ
のためインジケータ意匠12の周囲のデザイン上の制約
が大きくなると共に、見返し9によるインジケータ開口
部11とインジケータ意匠12とのズレが生じやすいと
いう問題がある。
で、文字板をインジケータの表示部と兼用することによ
り、他部材としての導光板およびケース内に突出する見
返しを不要とし、また、インジケータ意匠の自由度をも
拡大させ得る車両用計器の照明構造を提供することを目
的とする。
め、請求項1記載の発明は、メータの側部にインジケー
タを備え、前記メータの光源で前記インジケータをガイ
ド照明するようにした車両用計器の照明構造であって、
前記メータの文字板の生地が透明材で構成され、該生地
はインジケータハウジングにまで延長され、該生地の裏
面には前記インジケータハウジングの周辺の無印刷部を
残して裏面印刷が形成され、該無印刷部に前記インジケ
ータ意匠が形成され、前記文字板の表面には前記インジ
ケータ意匠の表示部を除いた部分に不透過性の表面印刷
部が施され、前記インジケータハウジングの外側に位置
する前記無印刷部より前記光源の光を前記生地内に導入
して前記インジケータ意匠をガイド照明するようにした
ことを特徴とするものである。
の光は無印刷部から生地内に入り、表面印刷部で反射さ
れてインジケータに入り、インジケータ意匠を照明す
る。したがって、他部材としての導光板やケース内に突
出する見返しを使用することなくインジケータ意匠のガ
イド照明が可能となる。
載の車両用計器の照明構造であって、前記裏面印刷は、
前記光源の光を反射して間接照明を行うための白色印刷
であることを特徴とするものである。
印刷により光源の光を効率よく反射させて間接照明用光
量を増大させることができる。
記載の車両用計器の照明構造であって、前記表面印刷部
は、下層の白色印刷と、その上の地色印刷とで構成さ
れ、前記地色印刷で前記インジケータ意匠の縁取りを行
うようにしたことを特徴とするものである。
印刷により光を効率よく反射し、地色印刷によりインジ
ケータ意匠の縁取りデザインを形成することができる。
いずれか1項記載の車両用計器の照明構造であって、前
記無印刷部に、前記インジケータ意匠の調色用印刷を施
したことを特徴とするものである。
用印刷によりインジケータ意匠の視認性を向上させるこ
とができる。
に基づいて説明する。なお、図5および図6と同一部材
または同一機能のものは同一符号で示している。
計器の分解斜視図であって、メータ1は、ケース3と、
このケース3の前面側に組付けられる見返しと、この見
返しに組付けられる表ガラスと、ケース3の後面側に組
付けられる配線基板29と、この配線基板29を覆うよ
うにしてケース3の後面側に組付けられるカバー30と
から大略構成されている。図1では見返し、および表ガ
ラスは図示省略してある。
回転計に対応させて4箇所に係止孔15が穿設されると
共に、4本の端子16が実装されており、かつ2個の光
源5が電気的に接続されている。そして配線基板29
は、これら係止孔15,端子16,および光源5をケー
ス3の底部に形成された孔3aに臨ませてケース3の後
面側に取付けられる。この取付けにより光源5および端
子16がケース3内に配設される。
取付けエリア内にインジケータハウジング4が一体に設
けられている。
字板6の裏側には内機17が設けられ、この内機17の
指針軸に指針28(図1)が取り付けられている。この
内機17は、文字板6の裏面にねじ止めされて取付けら
れた支持部材32に支持されて取付けられている。この
支持部材32には、下端部に係止爪18aを設けた脚部
18および内機17の端子を内側に設けたソケット部1
9が設けられている。そして係止爪18aを前記係止孔
15に嵌め込み、ソケット部19に前記端子16を挿入
して文字板6をケース3の前部に取り付けている。
らなる生地20を有し、該生地20がインジケータハウ
ジング4上にまで延長され、レンズ7上に配置されてい
る。該生地20の裏面側には、メータ表示部に対応する
部分に裏面印刷21が形成されている。この裏面印刷2
1は、光源5の光を反射して文字板6の間接照明を行う
ためのもので、光を反射しやすい白色印刷が好ましい。
生地20は、従来の文字板生地(厚さ0.5mm程度)よ
りも幾分厚い(例えば0.8mm)透明樹脂板が用いられ
る。
ング4の周辺においては印刷が施されてなく、無印刷部
26となっている。無印刷部26には、図3に示すよう
にシフトレバーポジション表示用のインジケータ意匠1
2が印刷されている。無印刷部26の面積をインジケー
タハウジング4の上端部の面積より大きくすることによ
り、裏面印刷21の端部とインジケータハウジング4と
の間は所定の寸法Wが形成され(図4参照)、この寸法
Wの無印刷部26から光源5の光が生地20内に導入で
きるようになっている。この寸法Wの広さにより光の導
入量が決まり、インジケータのガイド照明の輝度が任意
に設定できる。
ジケータ意匠12の調色用印刷を施して構成される。こ
の調色用印刷は、透光性を有し、かつインジケータ意匠
12を構成する個々の意匠間の色の調整及び明暗にばら
つきの生じないガイド照明を行うために施されるもの
で、これによりインジケータ意匠の視認性を向上させる
ことができる。
タ意匠12の上部付近を残して表面印刷部22が施され
ている。したがって、インジケータ意匠12の上部付近
は開口された表示部27となっている。
3と、その上の地色印刷とで構成されている。この地色
印刷は、本実施形態では、白色印刷23の上の黒色印刷
24と、この黒色印刷24の上の地色印刷25とで構成
されている。この地色印刷25を抜いた部分により黒色
印刷24が文字板6の表面に露出して文字板意匠25が
構成されている(図1参照)。
3の端部よりはみ出し、この縁部24aによりインジケ
ータ意匠12の各文字P,R・・・の周囲が縁取られて
いる。これらインジケータ意匠12の各文字は、透明な
生地20を通して表面側の表示部27から視認すること
ができる。
示すように縁部24aの周囲に表面側の白色印刷23が
無印刷部26から透過されて見え、この白色印刷23の
周囲に裏面印刷21が形成された状態となっている。
なる色の2層構造(黒色印刷24と地色印刷25)とし
て構成するばかりでなく、地色印刷25のみの1層構造
で構成することもできる。
から文字板6の生地部20に入り、白色印刷23で反射
され、さらに生地20の裏面と上面で交互に反射されな
がらインジケータ部2に入り、インジケータ意匠12お
よびその周辺をガイド照明する。
たって反射され、この反射光がケース3の側壁で反射さ
れて文字板6を間接照明するようになっている。裏面印
刷21は白色印刷が好ましいがその他の色でもよい。ま
た、インジケータ光源13でシフトレバーのポジション
表示を行うことは従来と同じである。
の照明構造では、文字板6の生地20をインジケータハ
ウジング4まで延長し、裏面印刷21を抜いた無印刷部
26にインジケータ意匠12を形成すると共に、光源5
の光を無印刷部26からインジケータ意匠12の部分に
導入してガイド照明を行うようにしたので、他部材とし
ての導光板やケース3内に突出する見返しが不要となる
と共に、インジケータ意匠12と表面印刷部22とでイ
ンジケータ意匠12を自由にデザインでき、また、表面
印刷部22で表示部27を形成するので、表示部27と
インジケータ意匠12との間にズレが生じない。
発明によれば、メータの文字板の生地を透明材で構成し
てインジケータハウジングにまで延長し、これにインジ
ケータ意匠を形成すると共に、光源の光を生地内に導入
してインジケータ意匠をガイド照明するようにしたの
で、他部材としての導光板やケース内に突出する見返し
を使用することなくインジケータ照明が可能となり、部
品点数が削減されると共に、ケース内に突出する見返し
がないのでインジケータ意匠を自由にデザインでき、ま
た、インジケータ意匠と表面の表示部との間にズレが生
じず、高品質の照明構造が得られる。
印刷を白色印刷としたので、請求項1記載の発明の効果
に加えて、光源の光を効率よく反射させて間接照明用光
量を増大させることができる。
は、最下層の白色印刷と、その上の黒色印刷と、最上部
の地色印刷とで構成し、黒色印刷でインジケータ意匠の
縁取りを行うようにしたので、請求項1または2記載の
発明の効果に加えて、白色印刷により光を効率よく反射
し、黒色印刷により自由にインジケータ意匠の縁取りデ
ザインを形成することができる。
によりインジケータ意匠の視認性を向上させることがで
きるので、請求項1乃至3のいずれか1項記載の発明の
効果に加えて、車両用計器の照明品質の向上を図ること
ができる。
示す分解斜視図である。
面図である。
る。
Claims (4)
- 【請求項1】 メータの側部にインジケータを備え、前
記メータの光源で前記インジケータをガイド照明するよ
うにした車両用計器の照明構造であって、 前記メータの文字板の生地が透明材で構成され、該生地
はインジケータハウジングにまで延長され、該生地の裏
面には前記インジケータハウジングの周辺の無印刷部を
残して裏面印刷が形成され、該無印刷部に前記インジケ
ータ意匠が形成され、前記文字板の表面には前記インジ
ケータ意匠の表示部を除いた部分に不透過性の表面印刷
部が施され、前記インジケータハウジングの外側に位置
する前記無印刷部より前記光源の光を前記生地内に導入
して前記インジケータ意匠をガイド照明するようにした
ことを特徴とする車両用計器の照明構造。 - 【請求項2】 前記裏面印刷は、前記光源の光を反射し
て間接照明を行うための白色印刷であることを特徴とす
る請求項1記載の車両用計器の照明構造。 - 【請求項3】 前記表面印刷部は、下層の白色印刷と、
その上の地色印刷とで構成され、前記地色印刷で前記イ
ンジケータ意匠の縁取りを行うようにしたことを特徴と
する請求項1または2記載の車両用計器の照明構造。 - 【請求項4】 前記無印刷部に、前記インジケータ意匠
の調色用印刷を施したことを特徴とする請求項1乃至3
のいずれか1項記載の車両用計器の照明構造。
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP28294798A JP3412807B2 (ja) | 1998-10-05 | 1998-10-05 | 車両用計器の照明構造 |
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Family
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Family Applications (1)
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Country Status (1)
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JPH08170922A (ja) * | 1994-12-19 | 1996-07-02 | Yazaki Corp | 表示装置 |
-
1998
- 1998-10-05 JP JP28294798A patent/JP3412807B2/ja not_active Expired - Fee Related
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