JP3570511B2 - 計器装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、例えば車両用の計器装置に関し、特に計器装置を構成する見返し部材に、計器装置を車両のインストルメントパネル等に取付固定するための取付部を設けた計器装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
計器装置を車両のインストルメントパネル等に取付固定する場合、計器装置にステー部材を取り付け、そのステー部材をインストルメントパネル等に取付固定するのが一般的であり、例えば実公平4−35770号公報がある。この公報に記載されている計器装置は、計器装置を構成する合成樹脂製の計器ハウジング1に金属製のステー部材4を取り付け、ステー部材4の一端側をインストルメントパネル等の固定部材7にビス8を用いて取り付けるものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、前記公報に記載されている計器装置は、ステー部材4の端を後ケース2に形成した差込部9に挿入し、計器照明用の反射ケース11あるいは前ケース3に弾圧部材10を設けてステー部材4を上方に押圧することによって、計器ハウジング1にステー部材4を取り付ける際のビス6止めを1箇所としているものの、ステー部材4といった別部材が必要である。この点を改善するために、インストルメントパネル取付用の取付部を計器ハウジング1の前ケース3に一体形成する方法もある。しかし、取付部が樹脂となってしまい、計器装置全体を支えるには強度不足となる。また、強度不足を補うために取付部などの肉厚を増すと、前ケース3を成型した際、前ケース3可視部の肉厚箇所に外観に悪影響を及ぼす程のヒケが発生して外観品質が低下してしまう。
【0004】
本発明はこの様な点に鑑みなされたもので、計器装置の外観品質を低下させることなく、取付部の強度向上が図られる計器装置を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本発明は前記目的を達成するため、ケース内に収納された計器の前方に配置され、計器の可視領域を定める開口部を有する覆い部と、この覆い部の前方に突出した立ち上がり壁と、この立ち上がり壁に形成された取付部とを備えた見返し部材と、前記立ち上がり壁に形成された窓部を通じて前記計器の前面側を照明する光源と、この光源を被うように前記見返し部材の背後に配置されたカバー部材と、このカバー部材に設けられ前記取付部に重ね合わせた状態で取付対象に取り付けられる取付ステーとを備えたものである。
【0006】
また、前記取付ステーをカバー部材と一体に形成したものである。
【0007】
【発明の実施の形態】
本発明を、例えば速度計および回転計を備えた車両用の計器装置を実施形態として説明する。図1は計器装置の速度計に該当する断面を示す。図2は計器装置全体の側面図(図1においてZ方向から見た図)を示す。図3は後述する見返し部材,光源,カバー部材の各部分正面図(分解図)を示す。
【0008】
計器としての速度計1と、速度計1が収納される白色の合成樹脂からなるケース2と、ケース2の底部側に配置された硬質な回路基板3と、回路基板3の裏面側に配置された下ケース4と、速度計1の可視領域Xを定める開口部5を有する覆い部6および覆い部6の前方に突出した立ち上がり壁7を備えた見返し部材8と、速度計1や見返し部材8の前方側を覆う無色透明な合成樹脂からなる透視板9を備えている。また、速度計1は回路基板3と電気的に接続される計器本体10と、この計器本体10の回動軸11の先端側に固着され指示部12を有する指針13と、この指針13の後方に配置され指示部12の動作に対応する表示部14を設けた表示板15を備えている。
【0009】
表示板15は、詳細は図示しないが、基板16の表面側に車両の速度を現す目盛,数字などの表示部14となる例えば白色の蛍光インクからなる表示層17を印刷によって形成し、表示部14を除いて例えば黒色の地色層(図示せず)を形成してある。指針13は、指示部12とキャップ18と指針座19を有しており、本実施形態の場合、これらは黒色の合成樹脂で一体形成してある。また、指示部12の前面側には、表示板15と同様に白色の蛍光インクからなる表示層17Aを印刷形成してある。
【0010】
表示板15の表示部14や指針13の指示部12は、昼間時には外光により表示層17,17Aが白色で視認される。また、夜間や薄暮時には見返し部材8に装着された光源としての紫外線放電管20から発せられた紫外線が表示板15や指針13を照射し、表示板15および指針13の指示部12に施した表示層17,17Aが白色で発光されて視認されるようになっている。
【0011】
見返し部材8は黒色の合成樹脂成型品であり、前述したように、覆い部6および覆い部6の前方に突出した立ち上がり壁7を備えている。なお、本実施形態においては覆い部6と立ち上がり壁7とが一体となった見返し部材8としたが、別体でも良い。図3に示す様に、立ち上がり壁7には細長い窓部21と、この窓部21の両側に略コの字状に配列された3個の壁22が突設してある。そして、この窓部21に臨むように、両端が弾性部材からなるホルダ23で被装された棒状の紫外線放電管20が配置され、窓部21を通じて速度計1の前面側を照明できるようにしてある。
【0012】
また、立ち上がり壁7には計器装置を車両のインストルメントパネル(取付対象)等に取付固定するための板状の取付部24が形成してある。この取付部24は立ち上がり壁7から外側方向に突出しており、インストルメントパネル等にビスなどを用いて取り付ける際の取付穴25が設けてある。26は取付部24を補強するためのリブである。また、窓部21付近には後述するカバー部材27を取り付けるための取付ボス28が設けてある。
【0013】
カバー部材27は白色の合成樹脂からなり、立ち上がり壁7の背後に紫外線放電管20を被うように配置される。このカバー部材27は、表示板15側とは反対側に発せられた紫外線をカバー部材27で反射させて、速度計1の前面側(表示板15側)に効率よく導くとともに、紫外線放電管20を立ち上がり壁7に固定するものである。すなわち、紫外線放電管20に被装されているホルダ23箇所を略コの字状に配列された壁22の間に挿入した後、カバー部材27をビス29を用いて取付ボス28にねじ止めする。これにより、紫外線放電管20が立ち上がり壁7に装着されるとともに、紫外線放電管20からの直射光あるいはカバー部材27に反射した光が表示板15や指針13を照射するようになる。
【0014】
また、カバー部材27には立ち上がり壁7に形成した取付部24に対応する箇所に取付ステー30が一体に設けてある。この取付ステー30は、カバー部材27を立ち上がり壁7にねじ止めした際に取付部24に重なり合った状態になるように設けられ、取付部24に設けられた取付穴25と同心の取付穴25Aが設けてある。この様に構成した計器装置を車両のインストルメントパネル等に取付固定するには、取付部24と取付ステー30とをビスなどを用いてインストルメントパネル(取付対象)に取り付ければ良い。
【0015】
この様に、計器装置を車両のインストルメントパネル等に取付固定する際、取付部24に充分な強度が得られない場合でも、見返し部材8に設けた取付部24に、カバー部材27に設けた取付ステー30を重ね合わせた状態で取り付けることによって強度が増す。また、取付部24を肉厚にする必要が無いため、取付部24の強度を増すために取付部24やリブ26を肉厚とした場合に起こり得るヒケの問題も解決でき、外観的に良好な計器装置が得られる。また、取付ステー30をカバー部材27と一体に形成したことにより、部品点数を少なくして組み付け作業性も良い。
【0016】
なお、取付部24および取付ステー30の形状,位置などは任意であり、重なり(合わせ)状態もどちらが上下でも良い。また、本実施形態においては、光源を紫外線放電管20としたが、これに限定するものではない。また、立ち上がり壁7およびカバー部材27に、例えばリブなどの凸部と、この凸部がはまる凹部を設けておき、立ち上がり壁7にカバー部材27をねじ止めした際に凹凸嵌合するようにしておけば、見返し部材8全体の剛性アップにもなる。
【0017】
【発明の効果】
以上、本発明によれば、計器装置の外観品質を低下させることなく、取付部の強度向上が図られる計器装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態を示す計器装置の断面図。
【図2】同計器装置の側面図。
【図3】同計器装置の部分分解図。
【符号の説明】
1 速度計(計器)
2 ケース
5 開口部
6 覆い部
7 立ち上がり壁
8 見返し部材
20 紫外線放電管(光源)
21 窓部
24 取付部
27 カバー部材
30 取付ステー

Claims (2)

  1. ケース内に収納された計器の前方に配置され、計器の可視領域を定める開口部を有する覆い部と、この覆い部の前方に突出した立ち上がり壁と、この立ち上がり壁に形成された取付部とを備えた見返し部材と、前記立ち上がり壁に形成された窓部を通じて前記計器の前面側を照明する光源と、この光源を被うように前記見返し部材の背後に配置されたカバー部材と、このカバー部材に設けられ前記取付部に重ね合わせた状態で取付対象に取り付けられる取付ステーとを備えたことを特徴とする計器装置。
  2. 前記取付ステーをカバー部材と一体に形成したことを特徴とする請求項1に記載の計器装置。
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