JP2501903Y2 - 計器装置 - Google Patents

計器装置

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JP2501903Y2
JP2501903Y2 JP6904190U JP6904190U JP2501903Y2 JP 2501903 Y2 JP2501903 Y2 JP 2501903Y2 JP 6904190 U JP6904190 U JP 6904190U JP 6904190 U JP6904190 U JP 6904190U JP 2501903 Y2 JP2501903 Y2 JP 2501903Y2
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清也 大葉
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Nippon Seiki Co Ltd
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【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は計器装置に係わり、特に計器ケース内に前面
に文字板を設けた計器本体と照明灯を収納する表示ボッ
クスとを配設し、前記計器ケースの前面側に見返し板を
取付固定する計器装置に関する。
〔従来の技術〕
従来、この種の計器装置としては、例えば第5図に示
すように、計器ケース1内に速度計,回転計などの複数
の計器本体2が収納固定され、各計器本体2の前面側に
は文字板3が取付固定されており、また複数の照明室4
に区画された表示ボックス5がビス6止めにより計器ケ
ース1に取付固定され、前記照明室4に対応して計器ケ
ース1の後壁に照明灯7が配設されている。そして前記
計器ケース1の前面開口部には前記文字板3に対応した
窓部8を有する見返し板9が取付固定され、この見返し
板9には前記表示ボックス5の照明灯7の点灯により照
明表示されるギヤポジションを示す動作表示等の表示部
10Aを設けた表示板10が設けられている。なお、この表
示板10の背後にはカラーレンズ10Bが配設され、このカ
ラーレンズ10Bによって照明灯7の照明光線を着色して
表示板10へと導くように構成している。
〔考案が解決しようとする課題〕
上記従来技術においては、表示ボックス5を複数のビ
ス6を用いて計器ケース1に収納固定するものであるた
め、これらビス6止めといった煩雑な作業を要し計器装
置の組付作業性に劣るという問題がある。また計器本体
2の前面にはビス2Aなどにより文字板3が取り付け固定
されているが計器ケース1内に収納され計器本体2に取
り付けられる文字板3は計器本体2の大きさに比べて文
字板3の表面に設けられる目盛や文字、記号などの表示
部の視認性を考慮して比較的大きな面積をもって文字板
3が形成されている。
従って、ビス2Aによって計器本体2上に固定された文
字板3はその固定箇所から外郭側に位置した箇所が外部
からの振動によって共振しやすく、キシミ音が生じたり
するという問題がある。これを避けるため、文字板3の
外郭周縁端部に個別に設けた緩衝部材を突き当てて文字
板3の振れ止めを行っているのが実情である。
そこで本考案は文字板の振れ止めをおこないかつ組付
作業性に優れた計器装置を提供することを目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
本考案は前面に文字板を設けた計器本体を計器ケース
内に配設し、この計器ケース内に前記文字板に隣接して
表示ボックスを組付け、前記計器ケースの前面側に見返
し板を取付固定する計器装置において、前記表示ボック
スの側部に前記文字板の端部前面に当接する振れ止め部
を設け、前記見返し板の後面を前記表示ボックスの前面
に当接して表示ボックスを固定したものである。
〔作用〕
上記構成により、表示ボックスを計器ケースに組付け
ることによって振れ止め部が文字板の端部前面に当接し
て文字板の振れ止めがなされ、さらに計器ケースに見返
し板を組付固定することによって表示ボックスが計器ケ
ースに固定される。
〔実施例〕
以下、本考案の実施例を添付図面を参照して説明す
る。
第1図及び第2図は本考案の第1実施例を示し、11は
車両用の計器ケースであり、この計器ケース11内には速
度計,回転計等の計器本体12と温度計,燃料計等の計器
本体13とが収納固定されるとともに、各計器本体12,13
の前面側には文字板14がビス15により取付固定されてお
り、この文字板14はその位置決め孔16に計器ケース11の
位置決めピン17を挿通して位置決めされるとともに、こ
の文字板14の上方周縁が計器ケース11の側壁11A内周に
複数形成された受けリブ18の前端に載置される。また、
前記計器ケース11の下部側の後壁11Bには複数の照明灯1
9が配設されている。
20は前記照明灯19を独立して収納する照明室21を有す
る表示ボックスであり、この表示ボックス20の側壁22に
は丸スリット部23と弾性ピン24とが突出して設けられ前
記計器ケース11の後壁11Bに突設したピン25に前記丸ス
リット部23を係着するとともに、前記弾性ピン24を計器
ケース11の後壁11Bに設けたピン受部26に係入し表示ボ
ックス20が計器ケース11に仮止め固定される。また、表
示ボックス20の前記計器本体12側の側壁22には前記文字
板14の端部14A側に傾斜した傾斜部27が形成され、この
傾斜部27の前面に前記文字板14の端部14Aの前面に突き
当る振れ止め部28が形成されている。また前記照明室21
の前面開口部には透光性材料からなる有色レンズ29が嵌
着されており、また表示ボックス20の側壁22前側には前
記位置決めピン17位置に対応して側方に遮蔽片30が突設
されている。
31は前記文字板14に対応した窓部32を有する見返し板
であり、不透光性の材料から形成され、その窓部32の周
縁が文字板14の前面に重ね合わされて配設されている。
また、この見返し板31の前記表示ボックス20の前面側に
は表示窓部33が形成され、この表示窓部33に見返し板31
の一部を構成する警報表示板34が装着され、この警報表
示板34は透光性材料から形成されており、その前面に
は、燃料不足や排気温度上昇等の各種警報内容の記号,
図形等を黒色系の不透光性塗料により印刷形成して表示
部35が設けられるとともに、その前面全体にスモーク層
が印刷形成されている。また見返し板31は前方に向かっ
て延設されたフード部36が一体に設けられ、このフード
部36には照明窓孔37が穿設され、前記文字板14の前方に
位置して前記照明窓孔37上方に照明ケース38が配設さ
れ、この照明ケース38内の前面側には複数の照明灯39が
収納されている。
前記見返し板31の後端適所には後方に向かって複数の
弾性爪片40が突出形成され、またこの弾性爪片40が係着
される受部41が前記計器ケース11の側壁11A外周に設け
られ、前記弾性爪片40と受部41との係着により見返し板
31が計器ケース11前面側に取付固定されるとともに、見
返し板31の一部を構成する警報表示部34の後面が前記表
示ボックス20の前面に突き当て状態で当接するよう構成
されている。尚、図中42は透視板であり、後方に向かっ
て突出形成した複数の弾性爪片43を計器ケース11に設け
た受部44とフード部36に設けた受部45とに係着して前記
文字板14の前方に取付固定される。
次に前記構成につきその作用を説明する。
表示ボックス20の丸スリット部23と弾性ピン24とをそ
れぞれ計器ケース11のピン25とピン受部26に係着し表示
ボックス20を計器ケース11に仮止め固定して、表示ボッ
クス20の振れ止め部28が文字板14の端部14A前面に当接
し、さらに計器ケース11に見返り板31を取付固定するこ
とにより見返し板31の後面が表示ボックス20の前面に当
接し表示ボックス20が計器ケース11に取付固定されると
ともに、振れ止め部28と端部14Aとの当接により文字板1
4の振れ止めがなされる。
このように上記実施例においては、表示ボックス20の
側部に文字板14の端部14A前面に当接する振れ止め部28
を設け、見返し板31の警報表示板34の後面を表示ボック
ス20の前面に当接して表示ボックス20を固定したもので
あるから、従来のようにビスを用いて表示ボックス20を
計器ケース11に取付固定する必要がなく表示ボックス20
を計器ケース11に組付け、見返し板31を計器ケース11に
取付固定することにより表示ボックス20が計器ケース11
に固定され計器装置の組付作業性が向上し、さらに計器
ケース11に固定された表示ボックス20はその振れ止め部
28が文字板14の端部14A前面に当接し、文字板14の振れ
止めがなされる。
また、見返し板31及び透視板42はそれぞれ弾性爪片4
0,43を受け部に係着して計器ケース11に組付固定するも
のであり、表示ボックス20,見返し板31,透視板42といっ
た一連の計器ケース11への組付作業がビス締め等の煩わ
しい作業を要せず計器装置全体の組付作業性が優れたも
のとなる。
第3図及び第4図は本考案の第2実施例を示し前記第
1実施例と同一部分に同一符号を付しその詳細な説明を
省略して詳述すると、この例では2つの計器本体12,12
間に位置して計器ケース11の後壁11Bに複数の照明灯19A
が配設され、これら照明灯19Aは表示ボックス20Aに収納
され、計器本体12,12にはそれぞれ文字板46,47が取付固
定されている。前記表示ボックス20Aの側壁22Aには前記
各文字板46,47の端部46A,47Aに突き当る振れ止め部48,4
9が形成され、さらに計器ケース11の後壁11Bから突出し
たピン25Aに係着する丸スリット部23Aが突設されてい
る。また、見返し板31Aには各文字板46,47に対応して窓
部32A、32Bが形成され、これら窓部32A,32B間に位置し
て前記見返し板31Aにギヤポジションを表示する表示部3
5Aを設けた動作表示板34Aが装着されこの動作表示板34A
及び見返し板31Aの後面が前記表示ボックス20Aの前面に
突き当て状態で当接する。
このように上記実施例においては、表示ボックス20A
の側部に文字板46,47の端部46A,47Aの前面にそれぞれ当
接する振れ止め部48,49を設け、動作表示板34A及び見返
し板31Aの後面を表示ボックス20Aの前面に当接して表示
ボックス20Aを固定するものであるから、表示ボックス2
0Aを計器ケース11に組付けることにより表示ボックス20
Aの振れ止め部48,49がそれぞれ文字板46,47の端部46A,4
7Aの前面に当接し、さらに見返し板31Aを計器ケース11
に取付固定することにより表示ボックス20Aが計器ケー
ス11に固定されるものであり、文字板46,47の振れ止め
がなされるとともに計器装置の組付作業性が向上する。
尚、本考案は上記各実施例に限定されるものではなく
本考案の要旨の範囲内において種々の変形実施が可能で
あり、例えば表示ボックスの大きさ,形状,寸法は適宜
選定可能であり、また、表示ボックスの側壁に傾斜部を
設けず垂直な側壁により表示ボックスを構成してもよ
い。
〔考案の効果〕
本考案は前面に文字板を設けた計器本体を計器ケース
内に配設し、この計器ケース内に前記文字板に隣接して
表示ボックスを組付け、前記計器ケースの前面側に見返
し板を取付固定する計器装置において、前記表示ボック
スの側部に前記文字板の端部前面に当接する振れ止め部
を設け、前記見返し板の後面を前記表示ボックスの前面
に当接して表示ボックスを固定したものであり、表示板
の振れ止めをおこないかつ組付作業に優れた計器装置を
提供することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図及び第2図は本考案の第1実施例を示し、第1図
は分解斜視図、第2図は断面図、第3図及び第4図は第
2実施例を示し、第3図は分解斜視図、第4図は断面
図、第5図は従来例を示す一部切欠き分解斜視図であ
る。 11……計器ケース 12,13……計器本体 14,46,47……文字板 14A,46A,47A……端部 19,19A……照明灯 20,20A……表示ボックス 22,22A……側壁 28,48,49……振れ止め部 31,31A……見返し板 34……警報表示板 34A……動作表示板

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】前面に文字板を設けた計器本体を計器ケー
    ス内に配設し、この計器ケース内に前記文字板に隣接し
    て表示ボックスを組付け、前記計器ケースの前面側に見
    返し板を取付固定する計器装置において、前記表示ボッ
    クスの側部に前記文字板の端部前面に当接する振れ止め
    部を設け、前記見返し板の後面を前記表示ボックスの前
    面に当接して表示ボックスを固定することを特徴とする
    計器装置。
JP6904190U 1990-06-28 1990-06-28 計器装置 Expired - Lifetime JP2501903Y2 (ja)

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JPH0429822U JPH0429822U (ja) 1992-03-10
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007121073A (ja) * 2005-10-27 2007-05-17 Yazaki Corp 計器

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007121073A (ja) * 2005-10-27 2007-05-17 Yazaki Corp 計器

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JPH0429822U (ja) 1992-03-10

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