JP2918014B2 - 計器の照明構造 - Google Patents

計器の照明構造

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JP2918014B2
JP2918014B2 JP5150172A JP15017293A JP2918014B2 JP 2918014 B2 JP2918014 B2 JP 2918014B2 JP 5150172 A JP5150172 A JP 5150172A JP 15017293 A JP15017293 A JP 15017293A JP 2918014 B2 JP2918014 B2 JP 2918014B2
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dial
light
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meter case
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正博 村松
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Yazaki Corp
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Yazaki Sogyo KK
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、文字板の裏面側から
表面側に透過する光によって、文字板の表面を照明する
計器の照明構造に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の計器の照明構造として
は、図3(図2のA−A線に沿う断面図に相当してい
る)に示すものが知られている。すなわち、文字板1
は、光が透過可能な部材で形成されており、この文字板
1の表面側には指針2が設けられ、文字板1の裏面側に
は指針2を駆動する内機3が設けられている。そして、
内機3の背面側には、内機3を制御するための配線基板
4が設けられている。また、文字板1や内機3等は、メ
ータケース5内に収納されており、このメータケース5
の裏面板6には、電球(光源)7が取り付けられてい
る。この電球7と文字板1との距離は、内機3を裏面板
6に固定する脚3aによって十分開けられた状態となっ
ている。すなわち、電球7は十分離れた位置から文字板
1を照明するようになっており、これにより文字板1を
ほぼ均一に照明するようになっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記従来の
計器の照明構造においては、電球7が上述したように文
字板1の裏面から離れて設けられているため、文字板1
が全体に暗くなるという欠点があった。しかも、文字板
1と電球7との間に、配線基板4等が介在するようにな
り、これが文字板1をさらに暗くする原因になってい
た。このため、文字板1の照明効率が悪いという問題が
あった。さらに、前記配線基板4は、上述したようにメ
ータケース内で文字板1と電球7との間に介在されてい
るため、配線基板上の電気回路が光源による熱の影響を
受ける恐れがあった。
【0004】この発明は上述した問題を解消するために
なされたもので、その目的は、文字板をほぼ均一の明る
さに照明することができるとともに、文字板の照明効率
を向上させることができる計器の照明構造を提供するこ
とにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、この発明は、メータケースの正面位置に複数の文字
板が配置されており、前記各文字板の裏面側に設けた内
機によって、前記文字板の表面側に設けた指針を駆動
する計器であって、前記文字板の裏面側に配置した光
源によって、前記文字板及び指針を照らし出す計器
の照明構造において、前記内機を収納するメータケース
裏面板の外側に内機制御用の配線基板を設けると共
に、このメータケースの裏面板の内側で、かつ前記
字板の境界部分表面外周部を覆う見返しに対応した位置
に前記光源を設け、さらに、前記裏面板の内側で、か
つ前記各光源の周囲に、この裏面板を前記文字板側に傾
斜接近させて前記光源の光を前記文字板及び指針
側に反射する反射壁を設けたことを特徴としている
【0006】
【作用】上記のように構成された計器の照明構造におい
ては、配線基板をメータケースの外側に設けたので、配
線基板が光源の熱の影響を受けることがなくなり、電気
回路の信頼性向上を図ることができる。また、各文字板
の境界部分表面外周部を覆う見返しに対応した位置に
源を配置しているので、光源の輝度の大きな部分を、見
返しで遮ることができ、文字板をほぼ均一に照明するこ
とができる。さらに、裏面板の内側で、かつ各光源の周
囲に、この裏面板を文字板側に傾斜接近させて各光源の
を各文字板及び指針側に反射する反射壁を設けたの
で、従来のものと比較して文字板及び指針の明るさを増
加せしめることができる。
【0007】
【実施例】以下、この発明の一実施例を図1及び図2を
参照して説明する。ただし、図3に示した従来例の構成
要素と共通する要素には同一の符号を付し、その説明を
簡略化する。
【0008】図1及び図2に示すように、複数の文字板
1(この実施例においては3つ)がメータケース10の
正面位置に配置されており、文字板1と文字板1との隙
間部分(境界部分)には、内部の目隠しとなる見返し8
が設けられている。また、各文字板1の裏面側には、光
導板9が設けられている。この光導板9は、電球7から
発した光を指針2の回転軸の所に集めようになってお
り、指針2は、このように集まった光で指針全体を輝か
すようになっている。
【0009】電球7は、文字板1と文字板1との間の見
返し8に対応する位置、あるいは文字板近傍の見返し8
に対応する位置の、メータケース10の裏面板11に取
り付けられている。また、裏面板11は、電球7の取付
部が文字板1に接近した寸法になっているとともに、こ
の電球7の取付部の周囲が反射壁12になっている。
【0010】反射壁12は、電球7の取付部から各内機
3に向かうにしたがって、文字板1に近接するように傾
斜しており、電球7の後方及び側方に発した光を文字板
1側に反射するようになっている。この反射壁12の反
射面は、この実施例においてメータケース10全体を白
色系の樹脂等で一体に成形することにより形成されてい
る。そして、メータケース10の裏面板11の外側に
は、内機制御用の配線基板4が直接取付けられている。
また、上記配線基板4上の電子部品4aは、反射壁12
によって形成された凹部12aに収納されている。
【0011】上記のように構成された計器の照明構造に
よれば、各電球7を文字板1に接近して配置することが
できるから、文字板1を明るく輝かすことができ、照明
効率の向上を図ることができる。しかも、各電球7が見
返し8に対応する位置に配置されているとともに、電球
7の後方及び側方に放射した光が反射壁12を介して、
文字板1に反射するから、文字板1をほぼ均一の明るさ
に照明することができる。
【0012】さらに、配線基板4がメータケース10の
外側に設けられているから、内機3制御用の配線基板4
上の電子部品が電球7による熱の影響を受けることがな
くなり、電気部品4a等の信頼性の向上を図ることがで
きる。しかも、配線基板4上の電子部品4aのみなら
ず、配線基板4自体も、反射壁12によってできた凹部
12aに収納することができるから、電気部品による電
気回路を十分保護することができるとともに、計器の外
観寸法の縮小化を図ることができる。
【0013】なお、上記実施例においては、メーターケ
ース10を白色系の樹脂で成形することにより、反射壁
12の反射効率の向上を図るように構成したが、反射壁
12の反射面にメッキ等を施すことによって、反射率の
向上をさらに図るように構成してもよい。また、メータ
ケース10としては、金属で形成したものであってもよ
い。ただし、内面を白色に塗装したり、ステンレス鋼等
の光沢のある金属で形成したり、反射壁12の反射面に
メッキを施したりして、反射面の反射効率の向上を図る
ことが好ましい
【0014】
【発明の効果】この発明の計器の照明構造によれば、配
線基板をメータケースの外側に設けたので、配線基板が
光源の熱の影響を受けることがなくなり、電気回路の信
頼性向上を図ることができる。また、各文字板の境界部
分表面外周部を覆う見返しに対応した位置に光源を配置
しているので、光源の輝度の大きな部分を、見返しで遮
ることができ、文字板をほぼ均一に照明することができ
る。さらに、裏面板の内側で、かつ各光源の周囲に、こ
の裏面板を文字板側に傾斜接近させて各光源の光を各
字板及び指針側に反射する反射壁を設けたので、従来
のものと比較して文字板及び指針の明るさを増加せしめ
ることができる。また、配線基板をメータケースの外側
に設けたことと相俟って、メータケースを薄型化できる
一方、配線基板に配置されている電子部品のメンテナン
ス性を向上することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例として示した計器の照明構
造であって、図2のA−A線に沿う断面図。
【図2】同計器の照明構造を有する計器の外観斜視図。
【図3】従来例として示した計器の照明構造であって、
図2のA−A線に沿う断面図に相当する断面図。
【符号の説明】
1 文字板 2 指針 3 内機 4 配線基板 7 光源(電球) 8 見返し 10 メータケース 11 裏面板 12 反射壁

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 メータケースの正面位置に複数の文字板
    が配置されており、前記各文字板の裏面側に設けた内機
    によって、前記文字板の表面側に設けた指針を駆動す
    る計器であって、前記文字板の裏面側に配置した光源
    によって、前記文字板及び指針を照らし出す計器の
    照明構造において、 前記内機を収納するメータケースの裏面板の外側に内機
    制御用の配線基板を設けると共に、このメータケースの
    裏面板の内側で、かつ前記文字板の境界部分表面外周
    部を覆う見返しに対応した位置に前記光源を設け、さ
    らに、前記裏面板の内側で、かつ前記各光源の周囲に、
    この裏面板を前記文字板側に傾斜接近させて前記光源
    の光を前記文字板及び指針側に反射する反射壁を設
    けたことを特徴とする計器の照明構造。
JP5150172A 1993-06-22 1993-06-22 計器の照明構造 Expired - Lifetime JP2918014B2 (ja)

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JPH0747868A JPH0747868A (ja) 1995-02-21
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JP2884860B2 (ja) * 1991-10-21 1999-04-19 日本精機株式会社 表示装置

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