JPH11178421A - コンバインの燃料タンク搭載装置 - Google Patents
コンバインの燃料タンク搭載装置Info
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- JPH11178421A JPH11178421A JP35501497A JP35501497A JPH11178421A JP H11178421 A JPH11178421 A JP H11178421A JP 35501497 A JP35501497 A JP 35501497A JP 35501497 A JP35501497 A JP 35501497A JP H11178421 A JPH11178421 A JP H11178421A
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- Cooling, Air Intake And Gas Exhaust, And Fuel Tank Arrangements In Propulsion Units (AREA)
Abstract
全な状態に搭載する。 【解決手段】 左右一対のクローラ1を有した車体2の
後端部で、この車体2に搭載の脱穀装置3のわら屑排出
口4下方部に、該クローラ1後端の接地端部転輪5と張
圧輪6との間のクローラ後辺部7の傾斜延長線Aよりも
前側に、エンジン用の燃料タンク8を搭載してなるコン
バインの燃料タンク搭載装置の構成とする。
Description
ンジン用燃料を収容する燃料タンクを搭載する燃料タン
ク搭載装置に関する。
クの搭載スペースを車体の後部に設定することが多い
が、この車体の後部は脱穀装置のわら屑排出口や、排稈
カッターや結束装置等の設けられる部分であり、わら屑
や排塵物の降りかかり易い所である。又、下側からはク
ローラの走行駆動によって湿田等では泥土の跳ね上げを
受け易い。
クローラ1を有した車体2の後端部で、この車体2に搭
載の脱穀装置3のわら屑排出口4下方部に、該クローラ
1後端の接地端部転輪5と張圧輪6との間のクローラ後
辺部7の傾斜延長線Aよりも前側に、エンジン用の燃料
タンク8を搭載してなるコンバインの燃料タンク搭載装
置の構成とする。
後端部に搭載されるが、下側のクローラ1後端の接地端
部転輪5張圧転輪6との間のクローラ後辺部7の傾斜延
長線Aよりも前側に位置されるために、このクローラ1
の後辺部7で後方上方へ巻き上げようとする泥土は、こ
の傾斜延長線Aの方向へ飛散されることとなり、燃料タ
ンク8の下面や後面への付着を少くすることができ、従
って、上方の脱穀装置3のわら屑排出口4から排出され
るわら屑の付着堆積等も少くすることができ、円滑なわ
ら屑排出を行わせることができる。しかも、段差部の下
降や、後退接近によって、燃料タンク8の衝突を少くす
ることができる。
ラ1を有した車体2上一側部に、刈取装置9を昇降可能
に懸架し、脱穀装置3を搭載し、又、他側部には、操縦
台10、操縦席11、グレンタンク12、及び排穀オー
ガ13等を搭載している。エンジンEは該操縦席11の
下側部に搭載して、クローラ1や刈取装置9、脱穀装置
3、及びグレンタンク12底部の穀粒送出オーガや排穀
オーガ13等の伝動を行う。このエンジンE用の燃料タ
ンク8は、車体2の後端部で脱穀装置3後端のわら屑排
出口4の下方部に配置される。
起した穀稈を集送装置で集送しながら刈刃装置15で刈
取って、穀稈搬送装置16で挾持搬送して、後側上部の
脱穀装置3のフィードチエン17へ受継がせる。この脱
穀装置3は、上部の脱穀室18内には、該フィードチエ
ン17と挾扼杆19とで挾持搬送される穀稈の穂部の供
給を受けて脱穀する扱胴20を軸装し、この脱穀網21
の下側の選別室22には、該脱穀室18で脱穀される脱
穀物を受けて揺動しながら選別する揺動選別棚23、選
別風路24に選別風を送る唐箕39、選別物を受けて取
出す一番受樋25や二番受樋26等を配置する。
へ搬送させる排稈室27が設けられ、この排稈室27の
後側下部に吸引排塵機28が設けられ、これら排稈室2
7及び揺動選別棚23上に吹き上げられる選別排塵物を
吸引して排塵口29から排出する。又、該揺動選別棚2
3の後端部にはストローラック30を有して、選別室2
2後端のわら屑排出口4から後側へ排出する。
ーラフレーム31に沿って配置し軸受する駆動スプロケ
ット32、接地転輪33、接地端部転輪5、及び張圧転
輪6等に巻き掛けられて、駆動スプロケット32の回転
によって駆動し走行しうる。この駆動スプロケット32
は、車体2前端中央部のミッションケース34から左右
両側に突出して軸装されるスプロケット軸35に設けら
れ、エンジン側から伝動される。
装される接地端部転輪5は、前側の他の接地転輪33と
同じくクローラ1の接地辺部に沿う高さに設けられる。
張圧転輪6は、該クローラフレーム31に対してテンシ
ョンロッド36で前後に移動調節でき、該接地端部転輪
5の上側後位において軸装される。これら接地端部転輪
5と張圧転輪6との間に亘って巻き掛けられるクローラ
1後端部のクローラ後辺部7は、後方上部に向けて傾斜
するが、この傾斜延長線Aよりも前側に前記燃料タンク
8を位置させて車体2上に搭載する。この燃料タンク8
の下面にはカバー37を設ける。
側の選別風路24後側部で、二番受樋26の後側下に配
置されて、わら屑排出口4は、この燃料タンク8の上方
後位に形成される。この燃料タンク8の一側端部には給
油口38を設け、エンジンEとの間を給油パイプで連結
して供給している。クローラ1の駆動によって走行する
が、この後端部のクローラ後辺部7では、付着する泥土
はこの傾斜延長線Aの方向へ跳ね飛ばされて、燃料タン
ク8の底面や後面に付着することが少い。又、脱穀装置
3だ脱穀選別されて、吸引排塵機28の排塵口29から
排出される排塵物や、わら屑排出口4から排出されるわ
ら屑等は、この燃料タンク8の後側を落下排出される
が、この燃料タンク8に付着することも少い。
に後側へ大きく傾斜したり、畦畝部に接近しても、クロ
ーラ1に対して燃料タンク8が後方へ大きく突出しない
ために、衝突したり、接触することが少くなり、安全な
運転を行いうる。図4、図5において、左右の各クロー
ラ1のクローラガイド40の取付構成、張圧転輪6の移
動調節構成等を説明する。左右のクローラフレーム31
は、車体2下側のフットフレーム41によって連結され
る。各接地転輪33や接地端部転輪5、及び張圧転輪6
等は、これらクローラフレーム31の外側に沿って各転
輪軸42〜44で軸装される。各転輪33と5とは外側
の回転径を大きくした外転輪とし、張圧転輪6はクロー
ラ幅の中央部を案内する内転輪としている。
前記外転輪部の各接地転輪33、接地端部転輪5の中央
部に沿って設けられる。このクローラガイド40には該
前後の転輪33間の中央部や転輪33と5との間の中央
部に位置してブラケット45,46,47を有して、ク
ローラフレーム31の側面にボルト締めによって着脱可
能にして取付ける。これら各ブラケット45〜47は転
輪33,5等とは重合しない位置に設定する。
の後端部に固定するテンションステー48に対して、左
右一対のスライドボス49に挿通のスライドロッド50
を介して転輪軸44で軸受され、スクリューボス51に
螺合のスクリューロッド52で前後に移動調節しうる。
該クローラフレーム31の後端部と、フットフレーム4
1の後側部とテンションステー48と、張圧転輪6の転
輪軸43を支持する転輪ボス54との間に亘って補強板
53が溶接等で一体化される。
6部の構成を説明する。穀稈搬送装置16は、株元部を
挾持搬送するチエンと挾扼杆とからなる前部チエン55
及び後部チエン56、穂先側をラグ係合して搬送する穂
部搬送装置57等からなり、これら前部チエン55を穂
部搬送装置57の前端部の回動軸58回りに回動させ、
後部チエン56を後端部の回動軸59回りに回動させ
て、短稈刈モードL1と長稈モードL2とに切替え、乃
至脱穀穀稈の扱深調節を行うことができる。
トッパーで、上面に前部チエン55のフレームに設けた
ローラ61を摺動自在に受ける。又、後部チエン56は
ローラ62がギヤドモータMによって回動されるアーム
63で支持され、このアーム63がモータMの回りに回
動されると前記後部チエン56が回動軸59の回りに上
下回動される。これによって、穂部搬送装置57がこの
後部チエン56と共に回動軸59の回りに上下回動す
る。穂部搬送装置57の前部が下動すると、前部チエン
55はローラ61部が上動するようになり後部チエン5
6側へ接近して短稈モードL1となり、逆に上動する
と、前部チエン55のローラ61部側が自重で回動軸5
8回りの下動を維持して、上動の後部チエン56との間
隔を開いて、長稈モードL2となる。
5,56を同時に移動するため調節量を小さくすること
ができ、株揃えもよくなる。64は刈取装置15を装着
して入力軸71回りに昇降する刈取フレームで、この後
端上部に穀稈搬送装置16が伝動ケース65部で取付け
られる。この伝動ケース65には、前記回動軸59の回
りに回動ケース66が回動自在に設けられる。この回動
ケース66の上側には穂部搬送装置57を駆動するスプ
ロケット67が軸装され、下側には後部チエン56を駆
動するスプロケット68が軸装される。
回動軸58の回りに回動自在の回動ケース69が設けら
れ、この回動ケース69に前部チエン55を駆動するス
プロケット70が軸装される。これら穀稈搬送装置16
は刈取装置15と共に前記入力軸71から伝動機構72
を経て伝動される。図8においては、前記穀稈搬送装置
16のモータMを、前部チエン55のチエンフレームに
設けられる株元センサ73と、穂部搬送装置57上の伝
動ケース65側に設けられる穂先上・下センサ74,7
5とによって扱深制御する構成としたものである。制御
連動は、株元センサ73の穀稈通過によるONと、穂先
下センサ75のONとにおいては、モータMは駆動され
ない。株元センサ73のONと穂先上・下センサ74,
75が共にONとによって、モータMは長稈モードL2
に駆動制御される。又、株元センサ73のONで穂先上
・下センサ74,75が共にOFFのときは、モータM
は短稈モードL1に駆動される。
に駆動のモータM1を設けて、前部チエン55を上下に
作動させる構成としたもので、この前部チエン55の後
端部を後部チエン56に接近させたり離間させる。短稈
モードでは、モータMで穂部搬送装置57の前部を下げ
て、モータM1で前部チエン55上げて後部チエン56
に接近させる(L1)か、若干長目の短稈では、穂部搬
送装置57を上げると共に前部チエン55を後部チエン
56に接近させる(L3)。モータM1はリンクアーム
76を介して前部チエン55を上下動させる。
をモータM1の駆動で下動させる。若干短目の長稈で
は、モータMで穂部搬送装置57を下げて、モータM1
で前部チエン55を後部チエン56から離間させる(L
4)。図10において、上例と異なる点は、前部チエン
55の最上昇位置を検出してONする前部センサ77
と、後部チエン56及び穂部搬送装置57の最上位置を
検出してONする後部センサ78とを設けて、前記株元
センサ73、穂先上・下センサ74,75等とにより制
御する。
のOFF、穂先下センサ75のON、前部センサ77の
ON、又はOFF、及び後部センサ78のON、又はO
FFでは、制御は中立位置にある。短稈モードL1の状
態から、株元センサ73のON、穂先上・下センサ7
4,75のON、前部センサ77のON、及び後部セン
サ78のOFFでは、モータMで穂部搬送装置57を上
昇させて短稈モードL3となる。
3,74,75,77,78共にONのときは、モータ
M1で前部チエン55を下降させて、長稈モードL2と
なる。短稈モードL3の状態から、株元センサ73及び
前部センサ77のONで、他のセンサ74,75,78
のOFFのときは、モータM1で前部チエン55を上昇
させて短稈モードL3の状態となる。
73及び前・後部センサ77,78のONで、他の穂先
上・下センサ74,75のOFFのときは、モータMで
穂部搬送装置57を下降して短稈モードL1の状態とな
る。図11において、上例と異なる点は、前記短稈モー
ドL3に代えて、長稈モードL4を有する。この場合、
短稈モードL1の状態から長稈モードL4になるとき
は、前部センサ77もOFFのときである。長稈モード
L4の状態から長稈モードL2になるときも、前部セン
サ77はOFFのときである。又、長稈モードL2の状
態から長稈モードL4の状態になるときは、後部センサ
78もONのときである。更に、長稈モードL4の状態
から短稈モードL1の状態になるときは、後部センサ7
8がOFFのときである。
Claims (1)
- 【請求項1】左右一対のクローラ1を有した車体2の後
端部で、この車体2に搭載の脱穀装置3のわら屑排出口
4下方部に、該クローラ1後端の接地端部転輪5と張圧
輪6との間のクローラ後辺部7の傾斜延長線Aよりも前
側に、エンジン用の燃料タンク8を搭載してなるコンバ
インの燃料タンク搭載装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP35501497A JP3855420B2 (ja) | 1997-12-24 | 1997-12-24 | コンバイン |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP35501497A JP3855420B2 (ja) | 1997-12-24 | 1997-12-24 | コンバイン |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11178421A true JPH11178421A (ja) | 1999-07-06 |
JP3855420B2 JP3855420B2 (ja) | 2006-12-13 |
Family
ID=18441394
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP35501497A Expired - Fee Related JP3855420B2 (ja) | 1997-12-24 | 1997-12-24 | コンバイン |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3855420B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN103818489A (zh) * | 2014-03-06 | 2014-05-28 | 星光农机股份有限公司 | 一种联合收割机的行走装置 |
CN110178527A (zh) * | 2019-06-11 | 2019-08-30 | 徐州盛斗士生物科技有限公司 | 一种仙鹤草收拢搂抱式采摘环形波浪式分离的前抱防护车 |
-
1997
- 1997-12-24 JP JP35501497A patent/JP3855420B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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CN103818489A (zh) * | 2014-03-06 | 2014-05-28 | 星光农机股份有限公司 | 一种联合收割机的行走装置 |
WO2015131809A1 (zh) * | 2014-03-06 | 2015-09-11 | 星光农机股份有限公司 | 一种联合收割机的行走装置 |
CN103818489B (zh) * | 2014-03-06 | 2016-05-25 | 星光农机股份有限公司 | 一种联合收割机的行走装置和联合收割机 |
CN110178527A (zh) * | 2019-06-11 | 2019-08-30 | 徐州盛斗士生物科技有限公司 | 一种仙鹤草收拢搂抱式采摘环形波浪式分离的前抱防护车 |
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JP3855420B2 (ja) | 2006-12-13 |
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