JP2000324941A - コンバイン - Google Patents

コンバイン

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JP2000324941A
JP2000324941A JP11136614A JP13661499A JP2000324941A JP 2000324941 A JP2000324941 A JP 2000324941A JP 11136614 A JP11136614 A JP 11136614A JP 13661499 A JP13661499 A JP 13661499A JP 2000324941 A JP2000324941 A JP 2000324941A
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threshing unit
cutting
threshing
dust
cutter
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Hitoshi Samuragi
仁 佐村木
Akito Yamamoto
明人 山本
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Yanmar Co Ltd
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Yanmar Agricultural Equipment Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 かつ脱穀部(3)左右幅縮少によって
左右走行クローラ(1)間で対地高さを低く形成し、し
かも左右走行クローラ(1)のトレッドを大きく形成さ
せる。 【解決手段】 脱穀部(3)の前方に刈取部(7)を
装設させるコンバインにおいて、脱穀部(3)後部で機
体進行方向に対して直交させる扱胴(4)の前方に二番
還元部材(38)を設け、脱穀部(3)の側板(41)
の内側に選別機構(31)の二番還元部材(38)を設
置させたことを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は穀稈を連続的に刈取
って脱穀するコンバインに関する。
【0002】
【発明が解決しようとする課題】従来、刈刃などを備え
る刈取部を、扱胴及び選別機構などを備える脱穀部の前
方に設けると共に、刈取部の右側に運転席を配設させて
作業者が座乗し、連続的に収穫作業を行う技術がある
が、機体の小型化及び軽量化が望まれていた。例えば特
公昭49−26330号公報または実公昭49−107
66号公報の技術は、扱胴の上方に運転席を設けるか
ら、扱胴を低くして後側に選別機構を設ける必要があ
り、選別穀粒損失の低減並びに機体前後長の縮少などを
容易に行い得ない不具合がある。また、実公昭53−5
2851号公報の技術は、脱穀部の右側に運転席を設け
るから、機体左右幅の縮少などを容易に行い得ない不具
合がある。
【0003】
【課題を解決するための手段】然るに、本発明は、脱穀
部の前方に刈取部を装設させるコンバインにおいて、脱
穀部後部で機体進行方向に対して略直交させる扱胴の前
方に二番還元部材を設け、脱穀部の側板の内側に選別機
構の二番還元部材を設置させたもので、二番還元部材を
設ける脱穀部側面の外側に大きなスペースを形成して刈
取り穀稈搬送系路を近接して配設し得、機体の左右幅を
小さく形成して小型化を容易に行い得、かつ脱穀部左右
幅縮少によって左右走行クローラ間で対地高さを低く形
成し得、しかも左右走行クローラのトレッドを大きく形
成し得るものである。
【0004】また、選別機構の排塵部材を二番還元部材
と反対側の脱穀部の側板の外側に設置させたもので、脱
穀部の内部から機体外部に至る排塵部材の排風の方向変
更角度を小さく形成し得、機体左右幅縮少による小型化
並びに排塵効率向上を容易に図り得るものである。
【0005】また、後側内部に扱胴を設ける脱穀部の前
部で両側に二番還元部材と排塵部材を対向させて選別機
構を形成し、二番還元部材側の脱穀部側面に刈取り穀稈
搬送系路を設け、排塵部材と同側で後方に排藁切断用の
カッターを配設させたもので、脱穀部を機体中心に配置
して両側スペースを活用して刈取り穀稈の供給と排藁切
断放出を行い得、機体前後長で短縮して小型化を図り得
るものである。
【0006】また、扱胴を囲む左右と後方に刈取り穀稈
搬送系路及び排藁切断カッター及びフィードチェンをコ
字形に配設させ、前記コ字形前方開放部に刈取部と運転
席を設けたもので、機体を構成するフレーム構造の簡略
化によって軽量化を容易に行い得、かつ機体の前後長及
び左右幅の短縮によって小型化を容易に行い得るもので
ある。
【0007】また、選別機構の揺動選別盤上面よりも低
いか略同一高さ位置に二番還元部材の還元口下縁を形成
したもので、二番還元部材に多量の還元物が供給されて
還元物の飛散力が低下しても、詰る前に還元物が還元口
から押出され、一番樋側に取出され、二番還元部材内部
で還元物が詰る不具合をなくし得るものである。
【0008】
【発明の実施の形態】以下本発明の実施例を図面に基づ
いて詳述する。図1は全体の側面図、図2は同平面図、
図3は前部の側面図、図4は同平面図、図5は後部の側
面図である。図中符号(1)は、トラックフレーム
(2)に装設させる左右一対の走行クローラである。
(3)は、扱胴(4)及びフィードチェン(5)及び揺
動選別盤(6)を備えて脱穀選別によって穀粒を収集す
る脱穀部である。(7)は、2条分の引起ケース(8)
及び掻込ホイル(9)及び刈刃(10)、並びに刈取り
穀稈搬送系路(11)を脱穀部(3)左側に形成する株
元搬送チェン(12)と穂先搬送タイン(13)を備え
る刈取部である。(14)は、作業者搭乗用のステップ
(15)及び座乗用運転席(16)、丸形操向ハンドル
(17)及び前後進用走行変速レバー(18)を備える
運転台である。(19)は、脱穀部(3)からの穀粒を
揚穀筒(20)によって入れる籾タンクである。(2
1)は、脱穀部(3)からの排藁を切断して放出するカ
ッターである。(22)はエンジン、(23)はミッシ
ョンケースである。
【0009】そして、脱穀部(3)の前方に刈取部
(7)を装設させ、刈取部(7)の刈取り穀稈を脱穀部
(3)に送給させる刈取り穀稈搬送系路(11)の搬送
方向に脱穀部(3)の扱胴(4)中心を機体進行方向に
対して略90度傾けて設け、扱胴(4)と平行に延設さ
せるフィードチェン(5)によって排藁をカッター(2
1)に送出させ、従来の排藁チェンを不要にして搬送機
構の簡素化により軽量化を行うと共に、排藁を排出させ
る4番口を縮少してスペースの有効活用により小型化を
行い、収穫作業性の向上並びに製造コストの低減などを
図るもので、機体の略中心部に脱穀部(3)を設け、機
体中央の扱胴(4)を中心に、大重量部品である刈取り
穀稈搬送用の株元搬送チェン(12)及びフィードチェ
ン(5)を延設させ、機体の小型化並びに機体の重量バ
ランスの向上などを行う。
【0010】また、機体前後方向中心線と扱胴(4)中
心線の交点を基準に運転席(16)を右側前方に設け、
脱穀部(3)の扱胴(4)前方で後方よりも低く形成で
きる上面を活用して運転席(16)を取付け、作業者の
視界を確保し、作業者の搭乗による機体の重心移動を小
さくして重量バランスの向上などを図ると共に、機体の
後方にエンジン(22)を設け、機体前方の運転席(1
6)に対して対角線位置にエンジン(22)を配置さ
せ、機体の重量バランスを向上し、かつエンジン(2
2)及びミッションケース(23)など駆動部を機体最
後側のメンテナンスし易い場所にコンパクトに設置し、
かつ脱穀部(3)前部に刈取部(7)を近接して機体前
後長を縮少させる。
【0011】また、脱穀部(3)からの穀粒を入れる籾
タンク(19)を機体中央部に設け、籾タンク(19)
の籾量変化による機体重心移動を少なくし、機体の重量
バランスの向上などを図ると共に、脱穀部(3)から排
出される排藁を切断して放出するカッター(21)を脱
穀部(3)右側の右走行クローラ(1)上方に配設さ
せ、脱穀部(3)右側の右走行クローラ(1)上方のス
ペースを有効活用してカッター(21)をコンパクトに
設置し、脱穀部(3)の排藁をフィードチェン(5)に
よってカッター(21)に直接投入し、藁搬送構造の簡
素化及び軽量化を図る。
【0012】さらに、未刈取り穀稈を起立させる刈取部
(7)の引起ケース(8)上端側を左側に傾斜させて設
け、作業者が搭乗するステップ(15)及び運転席(1
6)を刈取部(7)の刈り幅右側上方の機体中央寄りで
低位置に配置し、刈取部(7)と運転席(16)の左右
設置幅を小さくして機体の左右重量バランス向上及び小
型化を行い、かつステップ(15)などから離れて穀稈
穂先側を搬送させると共に、2条分の略平行な各引起ケ
ース(8)を運転席(16)と反対側に傾けて設け、刈
取部(7)の上方で低位置に運転席(16)を設け、か
つ運転者が搭乗するステップ(15)の真横に引起ケー
ス(8)を近接させて配置し、作業者の搭乗による機体
の重心移動を少なくし、作業者が搭乗する前の機体重心
を機体中央に設定し、トラック荷台に積んだときに偏荷
重にトラック荷台が傾く不具合をなくし、小さい積載重
量のトラックを用いて安定良く輸送させる。
【0013】また、刈取部(7)の刈刃(10)右側部
上方に作業者搭乗用のステップ(15)を配置させ、刈
取部(7)とステップ(15)の左右全幅を小さく形成
して機体の小型化を行い、かつ作業者を機体中央寄りに
搭乗させて機体の左右重量バランスを向上し、しかも2
条分の刈り幅の刈取部(7)とステップ(15)を左右
走行クローラ(1)左右幅内に配置させると共に、左右
クローラ(1)設置幅の右半分に運転席(16)を設
け、左半分に2条分の引起ケース(8)を設け、作業者
が搭乗するステップ(15)の真横に2条分の引起ケー
ス(8)を立設し、機体左右幅の縮少と同時に機体前後
長を短縮し、小型軽量化並びに機体重量バランス向上な
どを図る。
【0014】さらに、図5乃至図8に示す如く、前記脱
穀部(3)の左側面後方上方に供給口(24)を開設す
る扱室(25)内部に扱胴軸(26)を介して扱胴
(4)を軸支させ、支点軸(27)回りに上方に開放自
在な上面カバー(28)によって扱室(25)上面を閉
塞し、上面カバー(28)に挾扼杆(29)を取付け、
フィードチェン(5)と挾扼杆(29)による穀稈挾持
搬送高さと、扱胴(4)上面及び供給口(24)の各高
さを略等しく形成し、穀稈を側面視略水平姿勢で搬送し
乍ら脱穀する上扱ぎ構造に構成する。
【0015】また、前記扱胴(4)下方にクリンプ網
(30)を張設させて扱室(25)下面を閉塞し、クリ
ンプ網(30)下方に選別機構(31)を設ける。前後
方向に揺動運動させる前記揺動選別盤(6)と、該選別
盤(6)前部に設けて上下に揺動させる篩線(32)
と、前記選別盤(6)後部下方に設けて後部下方から前
部上方に選別風を供給する唐箕(33)と、前記選別盤
(6)前部下方に設けて漏下する穀粒を揚穀筒(20)
に取出す一番コンベヤ(34)及び一番樋(35)と、
前記篩線(32)下方に設けて漏下する穀粒及び藁屑な
どの二番還元物を取出す二番コンベヤ(36)及び二番
樋(37)と、二番コンベヤ(36)からの二番還元物
を前記選別盤(6)上面に戻すスロワ型の二番還元部材
(38)と、前記篩線(32)上方右側の吸引口(3
9)から篩線(32)上面の藁屑及び粉塵を吸込んで機
外に排出させる吸排塵ファン型の排塵部材(40)を設
け、前記選別機構(31)を構成している。
【0016】また、脱穀部(3)の選別機構(31)に
設ける二番還元部材(38)を左側前部に配設させ、脱
穀部(3)の左側板(41)の内側に二番還元部材(3
8)を設置させ、脱穀部(3)左側の選別駆動機構の簡
素化を行い、刈取り穀稈搬送用の穂先搬送タイン(1
3)及び株元搬送チェン(12)を脱穀部(3)左側に
近接させ、機体左右幅を縮少して小型化を図ると共に、
脱穀選別によって発生する排塵を機外に排出させる排塵
部材(40)を脱穀部(3)の右側前部に配設させ、脱
穀部(3)の右側板(42)の外側に排塵部材(40)
を設置させ、二番還元部材(38)と反対側で扱胴
(4)後端側の右側板(42)前部外側のスペースを排
塵部材(40)の取付に有効利用し、排塵部材(40)
の排風の方向変更角度を小さくし、脱穀選別性能を確保
する。さらに、扱胴(4)後端側の右側板(42)後部
を外側に膨出させてささり粒落下スペース(42a)を
四番口として形成し、扱胴(4)後部からカッター(2
1)に排出される藁の中に含まれているささり粒を前記
スペース(42a)で下方の揺動選別板(6)上面に落
下させ、カッター(21)側への排藁取出し時の穀粒損
失を低減させる。
【0017】さらに、最左側の引起ケース(8)上端と
機体左側を略一致させ、機体左右全幅を有効活用して刈
取部(7)とステップ(15)を左右に並べて配設し、
かつ脱穀部(3)左側で引起ケース(8)上端乃至脱穀
部(3)の供給口(24)間で穀稈穂先部が正面視で略
直線上を移動し、搬送稈姿勢の乱れ及び脱粒などを低減
し、刈取り穀稈搬送系路の簡略化を行うと共に、刈取り
穀稈を供給する脱穀部(3)の供給口(24)を立毛穀
稈の穂先高さ(約90センチメートル)と略同一高さに
設け、脱穀部(3)側面に沿わせて刈取り穀稈を移動さ
せ、穀稈株元が未刈り側に突出して未刈り穀稈穂先を扱
く不具合をなくし、かつ刈取り穀稈穂先高さを略一定維
持して搬送し、穀稈搬送構造の簡略化及び動力低減によ
って小型化を図る。
【0018】さらに、脱穀部(3)の扱胴(4)を上扱
ぎ構造に取付け、穀稈搬送位置に対して扱胴(4)を低
位置に配設して機体重心を低下し、機体重量バランスを
良好に維持し乍ら小型軽量化を図ると共に、刈取部
(7)から刈取り穀稈を搬送する株元搬送チェン(1
2)と供給口(24)の間に、穀稈の搬送方向を変更さ
せる受継搬送チェン(43)を設け、脱穀部(3)側面
に沿わせる正面視直立姿勢の刈取り穀稈を側面視水平姿
勢に変更し、本機進行方向に対して交叉する方向に延設
させるフィードチェン(5)に受渡す穀稈の株元を穂先
部中心に回向し、穀稈搬送性能の向上並びに機体の小型
化を図る。
【0019】さらに、前記エンジン(22)上面に燃料
タンク(44)を固設させ、エンジンルームカバー(4
5)によってエンジン(22)の上面と左右及び後面を
覆い、カバー(45)上面にタンク(44)を突出さ
せ、タンク(44)によってカバー(45)の一部を形
成させると共に、エンジン(22)の周辺に形成される
暖気を唐箕(33)に吸引させ、エンジン(22)冷却
を助長させかつ選別除湿効果を得る。
【0020】また、脱穀部(3)からの穀粒を入れる籾
タンク(19)下面とエンジン(22)上面の間にフィ
ードチェン(5)を張設させ、籾タンク(19)の下方
に脱穀部(3)の扱胴(4)とエンジン(22)を配置
し、かつエンジン(22)上部のスペースを穀稈搬送に
有効利用し、機体の小型化及び重量バランスの向上を図
ると共に、エンジン(22)上側の燃料タンク(44)
と上方の籾タンク(19)の間に穀稈株元側を搬送さ
せ、燃料タンク(44)の容量拡大及びコンパクト収納
を行い、機体の小型化及び重量バランスの向上を図る。
【0021】さらに、脱穀部(3)の後部側面に開設す
る刈取り穀稈用供給口(24)よりも前方に排塵部材
(40)を設け、脱穀部(3)に発生する排塵を排塵部
材(40)によって機体後方に向けて排出させ、脱穀部
(3)前部に運転席(16)を設けても排塵が作業者に
飛散する不具合をなくし、排塵部材(40)上面に運転
席(16)を設置し、かつ脱穀部(3)に刈取り穀稈を
搬送する株元搬送チェン(12)を脱穀部(3)側方に
設けても、前方支点によって株元搬送チェン(12)の
長短稈調節スペースを大きく形成し、脱穀部(3)前部
の左右いずれの側にも排塵部材(40)をコンパクトに
配設し、機体の小型化を図ると共に、選別機構(31)
に選別風を送給させる唐箕(33)を脱穀部(3)後部
に配置させ、排塵部材(40)を右側前方に配置させ、
脱穀部(3)左側から刈取り穀稈を供給し、左側に発生
する多量の脱穀物を唐箕(33)によって右側前方に送
出させ、排塵部材(40)によって吸引させ、選別機構
(31)の選別送塵風路を対角線方向に長尺に形成し、
機体の小型化並びに選別損失の低減を図る。また、供給
口(24)と反対側の脱穀部(3)側面で前方に排塵部
材(40)を配設させ、脱穀部(3)からの排藁を切断
放出させるカッター(21)を後方に配設させ、排塵部
材(40)の排風によってカッター(21)からの排藁
を拡散放出し、かつ脱穀部(3)の扱胴(4)後部にカ
ッター(21)を近接させて機体の小型化を図る。
【0022】また、唐箕(33)の後方にエンジン(2
2)を配設させ、エンジン(22)周辺の温風を唐箕
(33)に吸引させ、選別風の湿度低下並びにエンジン
(22)冷却効率向上を行い、かつ脱穀部(3)にエン
ジン(22)を近接させてエンジン(22)取付け構造
の簡略化を行い、機体の小型軽量化を図ると共に、左右
走行クローラ(1)の間に脱穀部(3)を設け、刈取部
(7)から脱穀部(3)に刈取り穀稈を供給する穀稈搬
送系路(11)を左走行クローラ(1)上方に配設さ
せ、排塵部材(40)及びカッター(21)を右走行ク
ローラ(1)上方に配設させ、左右走行クローラ(1)
のトレッドを可及的に大きく形成し、穀稈搬送系路(1
1)乃至カッター(21)の左右設置幅と左右走行クロ
ーラ(1)の設置幅を略等しく形成し、機体幅で決定さ
れる移動可能幅と走行クローラ(1)の走行幅を略同一
にし、小型機体の安定性及び操縦性を向上させる。
【0023】さらに、脱穀部(3)後部で機体進行方向
に対して直交させる扱胴(4)の前方に二番還元部材
(38)を設け、脱穀部(3)の左側板(41)の内側
に選別機構(31)の二番還元部材(38)を設置さ
せ、二番還元部材(38)を設ける脱穀部(3)側面の
外側に大きなスペースを形成して刈取り穀稈搬送系路
(11)を近接して配設し、機体の左右幅を小さく形成
して小型化を行い、かつ脱穀部(3)左右幅縮少によっ
て左右走行クローラ(1)間で対地高さを低く形成し、
しかも左右走行クローラ(1)のトレッドを大きく形成
できる。また、選別機構(31)の排塵部材(40)を
二番還元部材(38)と反対側の脱穀部(3)の右側板
(42)の外側に設置させ、脱穀部(3)の内部から機
体外部に至る排塵部材(40)の排風の方向変更角度を
小さく形成し、機体左右幅縮少による小型化並びに排塵
効率向上を図ると共に、後側内部に扱胴(4)を設ける
脱穀部(3)の前部で両側に二番還元部材(38)と排
塵部材(40)を対向させて選別機構(31)を形成
し、二番還元部材(38)側の脱穀部(3)側面に刈取
り穀稈搬送系路(11)を設け、排塵部材(40)と同
側で後方に排藁切断用のカッター(21)を配設させ、
脱穀部(3)を機体中心に配置して両側スペースを活用
して刈取り穀稈の供給と排藁切断放出を行い、機体前後
長で短縮して小型化を図る。
【0024】また、扱胴(4)を囲む左右と後方に刈取
り穀稈搬送系路(11)及び排藁切断カッター(21)
及びフィードチェン(5)をコ字形に配設させ、前記コ
字形前方開放部に刈取部(7)と運転席(16)を設
け、機体を構成するフレーム構造の簡略化によって軽量
化を行い、かつ機体の前後長及び左右幅の短縮によって
小型化を行うと共に、選別機構(31)の揺動選別盤
(6)上面よりも低いか略同一高さ位置に二番還元部材
(38)の還元口下縁を形成し、二番還元部材(38)
に多量の還元物が供給されて還元物の飛散力が低下して
も、詰る前に還元物が還元口から押出され、一番樋(3
5)側に取出され、二番還元部材(38)内部で還元物
が詰る不具合をなくす。
【0025】さらに、図5、図6、図9、図10、図1
1に示す如く、上記の左右一対のトラックフレーム
(2)の前後部に一対の前後の横機枠フレーム(46)
両端部を溶接により一体固定させ、側面視門形の左右一
対の縦機枠フレーム(47)下端を前後の横機枠フレー
ム(46)上面に溶接により一体固定させ、左右トラッ
クフレーム(2)を一体固定させる略水平な前後の横機
枠フレーム(46)に左右の縦機枠フレーム(47)を
立設固定させると共に、側面視コ字形の左右一対の後機
枠フレーム(48)の下部端部を下向に折曲げて後の横
機枠フレーム(46)上面に溶接により一体固定させ、
後機枠フレーム(48)の上部端部を縦機枠フレーム
(47)の上面前後幅中間に溶接により一体固定させ
る。また、前記トラックフレーム(2)に軸受板(4
9)を介して軸受(50)を溶接により一体固定させ、
軸受(50)にトラックローラ(51)を回転自在に軸
支させると共に、トラックフレーム(2)前部のテンシ
ョン輪(52)と、ミッションケース(23)に車軸
(53)を介して設ける駆動輪(54)と、前記の複数
のトラックローラ(51)に走行クローラ(1)を張設
させる。また、側面視門形の左右の縦機枠フレーム(4
7)(47)の両端部の間に前後の水平フレーム(46
a)(46b)を溶接により一体固定させ、横機枠フレ
ーム(26)で連結する左右の縦機枠フレーム(47)
(47)間の連結強度を水平フレーム(46a)(46
b)によって向上させる。
【0026】さらに、左右の縦機枠フレーム(47)に
左右の軸受体(58)を固定させて扱胴軸(26)を回
転自在に軸支させ、左右の各フレーム(47)間に扱胴
(4)を取付ける。そして、走行クローラ(1)を取付
けるトラックフレーム(2)に、扱胴(4)を取付ける
脱穀部(3)の縦機枠フレーム(47)を一体的に連結
させ、従来の平面的なシャーシフレーム構造に代え、ト
ラックフレーム(2)と機枠フレーム(47)による単
一の立体フレーム構成とし、扱胴軸(26)などの取付
け部品の強度によって機枠フレーム(47)を補強し、
特別な補強部材を省いて軽量化を行うと共に、脱穀部
(3)の左右側板(41)(42)を縦機枠フレーム
(47)に設け、脱穀機枠強度を左右側板(41)(4
2)に持たせる必要がなく、板厚が薄く軽量な材料によ
って左右側板(41)(42)を形成している。
【0027】また、作業者が搭乗するステップ(15)
のステップフレーム(55)を右の縦機枠フレーム(4
7)前側部に突設させ、右の縦機枠フレーム(47)前
側にステップ(15)を支持させ、右の縦機枠フレーム
(47)上部に固定させる台座(59)に運転席(1
6)を配置し、作業者が座乗する運転位置を機体中心寄
りに形成し、機体の重量バランスの向上並びにステップ
(15)及び運転席(16)取付け構造の軽量簡略化を
図ると共に、油圧昇降シリンダ(60)によって昇降さ
せる刈取部(7)を昇降自在に取付ける刈取支点軸(5
6)を左右の縦機枠フレーム(47)前側に一体固定さ
せて設け、縦機枠フレーム(47)の活用による刈取部
(7)の刈取支点軸(56)構造の簡略化を行い、かつ
前記刈取支点軸(56)による縦機枠フレーム(47)
の補強を行い、しかも脱穀部(3)と刈取部(7)を近
接させて機体前後長を縮少し、軽量化及び小型化を図
る。
【0028】また、排藁を切断して放出させるカッター
(21)を機枠フレーム(47)(48)に設け、機枠
フレーム(47)(48)によるカッター(21)取付
け構造の簡略化及びカッター(21)支持強度の確保を
行い、かつカッター(21)による機枠フレーム(4
7)(48)の補強を行い、しかも脱穀部(3)にカッ
ター(21)を近接させて従来の排藁搬送チェンの省略
並びに機体幅の縮少を図ると共に、機体後部のエンジン
(22)を、左の後機枠フレーム(48)に固定したエ
ンジン台(61)に支持させ、左の後機枠フレーム(4
8)によるエンジン(22)取付け構造の簡略化及びエ
ンジン(22)支持強度の確保を行い、かつエンジン
(22)とミッションケース(23)とトラックフレー
ム(2)の連結によって左の後機枠フレーム(48)の
強度向上及び軽量化を図る。
【0029】また、穀粒を取出す籾受台(57)を左右
の後機枠フレーム(48)後面に支軸(62)を介して
設け、後機枠フレーム(48)による籾受台(57)取
付け構造の簡略化及び籾受台(57)支持強度の確保を
行い、かつ籾受台(57)によって後機枠フレーム(4
8)の強度向上及び軽量化を図ると共に、脱穀部(3)
の扱室カバーである上面カバー(28)を開閉自在に取
付けるカバー支点軸(27)を左右の後機枠フレーム
(48)に設け、左右の後機枠フレーム(48)による
扱室(25)の上面カバー(28)取付け構造の簡略化
及び上面カバー(28)支持強度の確保を行い、かつ上
面カバー(28)のカバー支点軸(27)によって左右
の後機枠フレーム(48)の強度向上及び軽量化を図
る。
【0030】さらに、脱穀部(3)に設けるフィードチ
ェン(5)のチェン台(63)によって左右の縦機枠フ
レーム(47)を連結させ、左右の縦機枠フレーム(4
7)によるチェン台(63)取付け構造の簡略化及びチ
ェン台(63)支持強度の確保を行い、かつチェン台
(63)の連結によって左右の縦機枠フレーム(47)
の強度向上及び軽量化を行い、機体の小型軽量化及び製
造コストなどを図ると共に、左右の縦機枠フレーム(4
7)に左右の軸受体(58)を設けて扱胴(4)を回転
自在に軸支させ、扱胴(4)を取付ける扱胴軸(26)
によって左右の縦機枠フレーム(47)を連結さえ、縦
機枠フレーム(47)の強度向上及び軽量化を行い、か
つ扱胴(4)を内設させる脱穀部(3)の左右側板(4
1)(42)を薄くて軽い板材料によって形成し、機体
の軽量化及び製造コスト低減を図る。
【0031】また、脱穀部(3)後側にフィードチェン
(15)を張設させ、脱穀部(3)右側にカッター(2
1)を設け、脱穀部(3)後部に扱胴(4)を内設し、
脱穀部(3)前部上面に運転席(16)を配設し、かつ
脱穀部(3)右側のカッター(21)に対して左側から
供給する穀稈の脱穀済み排藁を最短距離で送出し、従来
の排藁チェンを不要にして機体の軽量化及び藁搬送構造
の簡略化を図る。
【0032】また、左右の縦及び後機枠フレーム(4
7)(48)の下端部を左右のトラックフレーム(2)
に連結させ、トラックフレーム(2)に装設させる左右
走行クローラ(1)の内側に各機枠フレーム(47)
(48)を立設させ、左右走行クローラ(1)内側幅内
に脱穀部(3)を配設し、刈取部(7)の穀稈搬送系路
(11)と、運転席(16)と、カッター(21)と、
エンジン(22)を、脱穀部(3)の左右及び前後に走
行クローラ(1)上方スペースを活用してコンパクトに
設置し、小型化並びに機体重量バランス向上などを図る
と共に、右の縦機枠フレーム(47)前部に運転席(1
6)を設け、左の後機枠フレーム(48)後部にエンジ
ン(22)を設け、平面視四角形の脱穀部(3)の対向
する角隅部で大重量となる作業者とエンジン(22)を
支持し、運転席(16)から作業者が降りた状態での機
体重心を機体中央に設定し、収穫作業時の機体重量バラ
ンスを良好に維持させ、本機を小型軽量トラックの荷台
に載せる運搬時、偏荷重によってトラックが一方に傾く
不具合をなくしている。
【0033】さらに、図12に示す如く、前記エンジン
(22)の出力軸(22a)にミッションケース(2
3)の入力軸(64)を直結させ、操向ハンドル(1
7)によって制御する操向油圧出力機(65)並びに走
行変速レバー(18)によって制御する走行変速油圧出
力機(66)の各油圧ポンプを入力軸(64)によって
駆動させ、各出力機(65)(66)の油圧モータによ
って左右駆動輪(54)を介して左右走行クローラ
(1)を駆動し、前後進及び旋回移動させる。また、前
記入力軸(64)に唐箕(33)の軸(67)と扱胴軸
(26)を右端側でベルト連結させ、唐箕軸(67)に
一番コンベヤ(34)の軸(68)を左端側でベルト連
結させ、一番コンベヤ軸(68)に二番コンベヤ(3
6)の軸(69)を左端側でベルト連結させ、前記排塵
部材(40)のファン軸(70)と刈取入力軸(71)
に二番コンベヤ軸(69)を右端側でベルト連結させ、
丸パイプ形の刈取支点軸(56)の中空に刈取入力軸
(71)を内挿させ、刈取入力軸(71)にベベルギヤ
連結させる刈取2軸(72)を介して引起ケース(8)
及び刈刃(10)などに駆動力を伝えると共に、穂先搬
送タイン(13)に送り終端を接離させる方向に刈取支
点軸(56)回りに長短稈調節動作させる株元搬送チェ
ン(12)に刈取入力軸(71)の左端部をベベルギヤ
連結させる。また、前記扱胴軸(26)の左端部に駆動
ケース(73)を設け、穂先搬送タイン(13)及び受
継搬送チェン(43)とフィードチェン(5)に駆動ケ
ース(73)を介して扱胴軸(26)左端側から駆動力
を伝え、脱穀部(3)の低い位置での選別伝動系を左側
に配設させ、高い位置での選別伝動系を右側に配設さ
せ、しかも単一の駆動ケース(73)によって穂先搬送
タイン(13)とフィードチェン(5)の両方に駆動力
を入力させ、穀稈搬送スペースを左側に大きく確保し乍
ら駆動伝動機構をコンパクトに設けている。
【0034】さらに、図13は機体の重心位置の移動を
示すもので、運転席下方にエンジンを設けて脱穀部右側
に籾タンクを設ける従来機種の場合、破線で示すよう
に、空の作業前の標準位置(黒丸)で、左側前方に重心
が位置し、運転者が搭乗した状態(白丸)で中央寄り前
方に重心が移動し、収穫作業によって籾収集量が増加す
ることによって右側中央方向に重心が移動していたか
ら、空の標準のときに左側が重く、トラック荷台に載せ
て運搬するときにトラックが左に傾き易い不具合があ
り、収穫作業時、籾が多くタンクに留まることによって
右側が重くなり、右側に傾き易い不具合があった。これ
に対し、図2に示す如く、運転席(16)及び籾タンク
(19)を機体中央寄りに配設させてエンジン(22)
を後方配置させることにより、実線で示すように、空の
作業前の標準位置(黒丸)で機体中央付近に重心が位置
し、運転者が搭乗した状態(白丸)で右側に重心が移動
した後、収集籾の増加によって中央寄り後方に重心が移
動するから、空の標準状態で運搬するトラック荷台が偏
荷重によって傾く不具合をなくし、また収穫作業によっ
て籾が増加しても左右走行クローラ(1)の接地圧を略
均等に保って左右走行力を略等しくし、スリップまたは
蛇行を防ぐ。
【0035】さらに、図14、図15は積載重量が35
0キログラムの小型四輪のトラック荷台(74)に載せ
て運搬する状態を示したもので、トラック荷台(74)
の前後長さに対し、刈取部(7)と走行クローラ(1)
の前後長さが若干短く形成されると共に、トラック荷台
(74)の左右幅に対し、乗降用の歩み板を積む幅を側
方に確保し乍ら中央部に載せる機体幅に形成され、空の
標準状態で約300キログラムの機体重量となる本機を
トラック荷台(74)に安定良く搭載して運搬できる。
【0036】さらに、図16に示す如く、左引起ケース
(8)を正面視略直立させて未刈り穀稈高さと略同等の
長さに形成し、右引起ケース(8)を正面視左傾させて
未刈り穀稈高さの略半分の長さに形成することも行え
る。また、図17に示す如く、前記フィードチェン
(5)を平面視で機体前後方向中心に対して斜行させて
扱胴(4)を左向きに傾斜させて取付けることも行え
る。また、図18に示す如く、縦機枠フレーム(47)
に固定させる脱穀部(3)の後側板(3a)に前記ミッ
ションケース(23)前面のフランジ(23a)を固定
させ、脱穀部(3)にミッションケース(23)を取付
けることも行える。また、図19に示す如く、無段変速
プーリ(74)(75)及びベルト(76)で形成する
無段変速ベルト機構を介し、エンジン(22)の出力軸
(22a)にミッションケース(23)の入力軸(6
4)を連結させ、かつ前記出力軸(22a)に唐箕(3
3)の軸(67)をベルト連結させることも行える。
【0037】
【発明の効果】以上実施例から明らかなように本発明
は、脱穀部(3)の前方に刈取部(7)を装設させるコ
ンバインにおいて、脱穀部(3)後部で機体進行方向に
対して略直交させる扱胴(4)の前方に二番還元部材
(38)を設け、脱穀部(3)の側板(41)の内側に
選別機構(31)の二番還元部材(38)を設置させた
もので、二番還元部材(38)を設ける脱穀部(3)側
面の外側に大きなスペースを形成して刈取り穀稈搬送系
路(11)を近接して配設させ、機体の左右幅を小さく
形成して小型化を容易に行うことができ、かつ脱穀部
(3)左右幅縮少によって左右走行クローラ(1)間で
対地高さを低く形成でき、しかも左右走行クローラ
(1)のトレッドを大きく形成できるものである。
【0038】また、選別機構(31)の排塵部材(4
0)を二番還元部材(38)と反対側の脱穀部(3)の
側板(42)の外側に設置させたもので、脱穀部(3)
の内部から機体外部に至る排塵部材(40)の排風の方
向変更角度を小さく形成でき、機体左右幅縮少による小
型化並びに排塵効率向上を容易に図ることができるもの
である。
【0039】また、後側内部に扱胴(4)を設ける脱穀
部(3)の前部で両側に二番還元部材(38)と排塵部
材(40)を対向させて選別機構(31)を形成し、二
番還元部材(38)側の脱穀部(3)側面に刈取り穀稈
搬送系路(11)を設け、排塵部材(40)と同側で後
方に排藁切断用のカッター(21)を配設させたもの
で、脱穀部(3)を機体中心に配置して両側スペースを
活用して刈取り穀稈の供給と排藁切断放出を行うことが
でき、機体前後長で短縮して小型化を図ることができる
ものである。
【0040】また、扱胴(4)を囲む左右と後方に刈取
り穀稈搬送系路(11)及び排藁切断カッター(21)
及びフィードチェン(5)をコ字形に配設させ、前記コ
字形前方開放部に刈取部(7)と運転席(16)を設け
たもので、機体を構成するフレーム構造の簡略化によっ
て軽量化を容易に行うことができ、かつ機体の前後長及
び左右幅の短縮によって小型化を容易に行うことができ
るものである。
【0041】また、選別機構(31)の揺動選別盤
(6)上面よりも低いか略同一高さ位置に二番還元部材
(38)の還元口下縁を形成したもので、二番還元部材
(38)に多量の還元物が供給されて還元物の飛散力が
低下しても、詰る前に還元物が還元口から押出され、一
番樋(35)側に取出され、二番還元部材(38)内部
で還元物が詰る不具合をなくすことができるものであ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】全体の側面図。
【図2】同平面図。
【図3】前部の拡大側面図。
【図4】同平面図。
【図5】後部の拡大側面図。
【図6】同断面図。
【図7】同断面平面図。
【図8】脱穀部の断面側面図。
【図9】機枠フレームの斜視図。
【図10】同正面図。
【図11】同平面図。
【図12】駆動説明図。
【図13】重心位置説明図。
【図14】運搬側面説明図。
【図15】同正面説明図。
【図16】図15の変形例を示す正面図。
【図17】図2の変形例を示す平面図。
【図18】図6の変形例を示す側面図。
【図19】図18の変形例を示す側面図。
【符号の説明】
(3) 脱穀部 (4) 扱胴 (5) フィードチェン (6) 揺動選別盤 (7) 刈取部 (16) 運転席 (31) 選別機構 (38) 二番還元部材
フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) A01F 12/54 A01F 12/54 A Fターム(参考) 2B074 AA01 AB01 AC02 AD01 BA08 CH01 DA01 DA02 DA03 DC01 DE03 2B084 AA01 BD19 2B094 AA05 AA11 AB02 AB06 AB12 AB17 JA02 JA07 JB01 JC01 2B095 AA01 AA08 AA13 AA17 BA03 BB21 EA01 EB13 FA15 2B097 AA03 CA05 CC01 CC02

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 脱穀部の前方に刈取部を装設させるコン
    バインにおいて、脱穀部後部で機体進行方向に対して直
    交させる扱胴の前方に二番還元部材を設け、脱穀部の側
    板の内側に選別機構の二番還元部材を設置させたことを
    特徴とするコンバイン。
  2. 【請求項2】 選別機構の排塵部材を二番還元部材と反
    対側の脱穀部の側板の外側に設置させたことを特徴とす
    る請求項1に記載のコンバイン。
  3. 【請求項3】 後側内部に扱胴を設ける脱穀部の前部で
    両側に二番還元部材と排塵部材を対向させて選別機構を
    形成し、二番還元部材側の脱穀部側面に刈取り穀稈搬送
    系路を設け、排塵部材と同側で後方に排藁切断用のカッ
    ターを配設させたことを特徴とする請求項1に記載のコ
    ンバイン。
  4. 【請求項4】 扱胴を囲む左右と後方に刈取り穀稈搬送
    系路及び排藁切断カッター及びフィードチェンをコ字形
    に配設させ、前記コ字形前方開放部に刈取部と運転席を
    設けたことを特徴とする請求項1に記載のコンバイン。
  5. 【請求項5】 選別機構の揺動選別盤上面よりも低いか
    略同一高さ位置に二番還元部材の還元口下縁を形成した
    ことを特徴とする請求項1に記載のコンバイン。
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