JPH11171962A - 軟質ポリウレタンフォームの製造方法 - Google Patents

軟質ポリウレタンフォームの製造方法

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JPH11171962A
JPH11171962A JP9356094A JP35609497A JPH11171962A JP H11171962 A JPH11171962 A JP H11171962A JP 9356094 A JP9356094 A JP 9356094A JP 35609497 A JP35609497 A JP 35609497A JP H11171962 A JPH11171962 A JP H11171962A
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直之 大森
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享史 田口
Teruo Sato
照夫 佐藤
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 全密度が15〜30kg/m3 、反発弾性率
が71%以上である軟質ポリウレタンフォームの製造方
法。 【解決手段】 ポリイソシアネート液(A): (a)以下の(イ)〜(ハ)と(ニ)とを反応させて得
られたイソシアネート基末端プレポリマー。(b)以下
の(イ)及び(ロ)と(ニ)とを反応させて得られたイ
ソシアネート基末端プレポリマー、並びに(ハ)との混
合物。(c)以下の(イ)及び(ニ)を反応させて得ら
れたイソシアネート基末端プレポリマー並びに(ロ)を
含有するポリイソシアネート及び(ハ)との混合物。 ポリイソシアネート液(A)構成成分 (イ)4,4′−MDI以外のMDI異性体を15〜5
0重量%含有するMDI (ロ)ポリメリックMDI (ハ)トリレンジイソシアネート (ニ)EO系ポリオールポリオール液(B): (ホ)PO系ポリオール (ヘ)水 (ト)触媒 (チ)整泡剤を用いた製造法。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は軟質ポリウレタンフ
ォームの製造方法に関するものである。更に詳しくは、
25%圧縮硬度が15〜30kgf/314cm2 、全
密度が40〜70kg/m3 、反発弾性率が71%以上
である軟質ポリウレタンフォームの製造方法に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】従来から、軟質ポリウレタンフォームは
その優れたクッション性を生かし、車載用シートクッシ
ョン材料、家具用クッション材料等に広く使用されてい
る。この軟質ポリウレタンフォームの原料として、古く
からトリレンジイソシアネート(以後、TDIと略称す
る)及びTDIを用いたイソシアネート(以後、NCO
と略称する)基末端プレポリマー等のTDI系ポリイソ
シアネートが用いられてきた。
【0003】更に、近年では、ジフェニルメタンジイソ
シアネート(以後、MDIと略称する)、MDIと1分
子中にベンゼン環を3個以上有するポリフェニレンポリ
メチレンポリイソシアネート(以後、ポリメリックMD
Iと略称する)の混合物、及び、これらとポリオール、
ポリエステルポリオール、ポリマーポリオール等のポリ
オールと反応させたNCO基末端プレポリマー等のMD
I系ポリイソシアネートが、軟質ポリウレタンフォーム
の生産性や作業環境の向上等を目的に広く使用されてい
る。
【0004】例えば、特開平5−25242号公報に
は、特定のイソシアネートとポリオールからなるNCO
基末端プレポリマーを軟質ポリウレタンフォームに用い
た例が開示されている。また、特開平8−12737号
公報には、特定のポリオールを用いたNCO末端プレポ
リマーを軟質ポリウレタンフォームに用いた例が開示さ
れている。
【0005】軟質ポリウレタンフォームの高反発化は、
その構造的特性からMDI系ポリイソシアネートよりは
TDI系ポリイソシアネートのほうが有利であり、特に
高反発弾性のフォームを製造する場合におけるポリイソ
シアネートは、TDI系ポリイソシアネート単独又はT
DI系ポリイソシアネート/MDI系ポリイソシアネー
トの混合系で、TDI系ポリイソシアネートの多いもの
(TDI比率で50〜80重量%)が使用されている。
【0006】一方、近年の自動車産業では、車両重量軽
量化の一環として、シートクッション構成材のスプリン
グレス化が進んでいる。そのため、座り心地性確保のた
めに高反発弾性、機械的強度が良好で、適度な硬度を有
する軟質ポリウレタンフォームが要求されている。
【発明が解決しようとする問題点】
【0007】しかしながら、TDIは特定化学物質に指
定されており、作業環境の観点からは、その使用量を抑
えることが望ましい。また、特開平5−25242号公
報、特開平8−12737号公報記載の技術で得られた
軟質ポリウレタンフォームの反発弾性率は、不十分であ
った。
【0008】また、従来では、反発弾性率を挙げると機
械的強度、特に引き裂き強度が低下し、また引き裂き強
度を挙げると反発弾性率が低下してしまい、これらを両
立させた軟質ポリウレタンフォームは、得られなかっ
た。
【0009】
【問題点を解決するための手段】本発明者等は上記問題
を解決するために鋭意研究検討した結果、特定のポリイ
ソシアネートと特定のポリオールからなるポリイソシア
ネート液(A)と特定組成のポリオール液(B)を用い
た軟質ポリウレタンフォームが、上記の問題点を解決で
きることを見いだし、本発明を完成させるに至った。
【0010】すなわち、本発明は次の(1)〜(3)で
ある。 (1) 下記の(a)〜(c)の中から選択されるポリ
イソシアネート液(A)、及び下記に示す(ホ)〜
(チ)からなるポリオール液(B)を用いることを特徴
とする、25%圧縮硬度が15〜30kgf/314c
2 、全密度が40〜70kg/m3 、反発弾性率が7
1%以上である軟質ポリウレタンフォームの製造方法。 ポリイソシアネート液(A): (a)以下の(イ)〜(ハ)からなるイソシアネート混
合物と、(ニ)とを反応させて得られたイソシアネート
基末端プレポリマー。 (b)以下の(イ)及び(ロ)からなるポリイソシアネ
ート混合物と(ニ)とを反応させて得られたイソシアネ
ート基末端プレポリマー並びに(ハ)との混合物。 (c)以下の(イ)の一部と(ニ)を反応させて得られ
たイソシアネート基末端プレポリマー、並びに残りの
(イ)、(ロ)及び(ハ)を混合したポリイソシアネー
ト混合物。 ポリイソシアネート液(A)構成成分 (イ)2,2′−ジフェニルメタンジイソシアネート
(以後、2,2′−MDIと略称する)及び2,4′−
ジフェニルメタンジイソシアネート(以後、2,4′−
MDIと略称する)を合計15〜50重量%、並びに、
4,4′−ジフェニルメタンジイソシアネート(以後、
4,4′−MDIと略称する)を85〜50重量%含有
するMDIの異性体混合物。 (ロ)1分子中にイソシアネート基及びベンゼン環を3
個以上有するポリメリックMDI。 (ハ)TDI。 (ニ)数平均分子量500〜3,000、平均官能基数
2〜4、エチレンオキサイド(以後、EOと略称する)
ユニット含有量が70重量%以上であるポリオール。 ポリオール液(B): (ホ)数平均分子量3,000〜10,000、平均官
能基数2〜4、プロピレンオキサイド(以後、POと略
称する)ユニット含有量が70重量%以上であるポリオ
ール。 (ヘ)水 (ト)触媒 (チ)整泡剤
【0011】(2) 前記(1)の軟質ポリウレタンフ
ォームの製造方法において、ポリイソシアネート液
(A)の構成成分である(イ)〜(ニ)の重量比が以下
の式を満足し、かつ、ポリイソシアネート液(A)のイ
ソシアネート含量が10〜35重量%であることを特徴
とする軟質ポリウレタンフォームの製造方法。 0.5≦(イ)/{(イ)+(ロ)}≦0.8 0<(ハ)/{(イ)+(ロ)+(ハ)+(ニ)}≦
0.25
【0012】(3) 前記(1)又は(2)の軟質ポリ
ウレタンフォームの製造方法において、(ニ)と(ホ)
の重量比が 0.03≦(ニ)/{(ニ)+(ホ)}≦0.3 であることを特徴とする軟質ポリウレタンフォームの製
造方法。
【0013】
【発明の実施の形態】本発明に用いられる各原料につい
て説明する。
【0014】〔ポリイソシアネート液〕本発明における
(イ)MDIは、1分子中にNCO基及びベンゼン環を
2個有するもので、いわゆる2核体と呼ばれているもの
である。また、(ロ)ポリメリックMDIは、1分子中
にNCO基及びベンゼン環を3個以上有するもので、い
わゆる多核体と呼ばれているものである。
【0015】(イ)MDIの供給源は、2核体のみで構
成されているもの(X)及び2核体と多核体の混合物
(Y)である。また、(ロ)ポリメリックMDIの供給
源は、2核体と多核体の混合物(Y)である。この
(X)と(Y)を用いて、本発明における(イ)と
(ロ)の割合にすることになる。
【0016】(イ)MDIを構成する異性体は、2,
2′−MDI、2,4′−MDI、4,4′−MDIの
3種類である。本発明におけるMDIの異性体構成比
は、2,2′−MDIと2,4′−MDIの合計(以
後、アイソマー合計と略称する):4,4′−MDI=
15〜50:85〜50(重量%)、好ましくは18〜
48:82〜52(重量%)、更に好ましくは20〜4
5:80〜55(重量%)である。アイソマー合計が下
限未満の場合、フォームの反発弾性率及び発泡時の安定
性の低下を起こしやすくなる。また、アイソマー合計が
上限を越えるものは、機械的強度の低下及び発泡時の収
縮が起こりやすくなる。
【0017】本発明における(ハ)TDIを構成する異
性体は、2,4−TDIと2,6−TDIの2種類であ
る。本発明における(ハ)TDIの異性体構成比は、
2,4−TDIを65重量%以上含有するものが好まし
く、80重量%以上が更に好ましい。2,4−TDIの
含有量が下限未満の場合は、キュアー性が著しく低下し
やすくなる。
【0018】本発明における(ニ)ポリオール(以後、
EO系ポリオールと称する)は、水、エチレングリコー
ル、1,2−プロパンジオール、1,3−プロパンジオ
ール、1,2−ブタンジオール、1,3−ブタンジオー
ル、1,4−ブタンジオール、ジエチレングリコール、
ジプロピレングリコール、1,5−ペンタンジオール、
1,6−ヘキサンジオール、1,8−オクタンジオー
ル、1,9−ノナンジオール、ネオペンチルグリコー
ル、3−メチル−1,5−ペンタンジオール、シクロヘ
キサン−1,4−ジオール、シクロヘキサン−1,4−
ジメタノール、ビスフェノールA、水素添加ビスフェノ
ールA、グリセリン、トリメチロールプロパン、ペンタ
エリスリトール、ソルビトール、また、シュークロー
ズ、グルコース、フラクトース等のシュガー系アルコー
ル類、エチレンジアミン、プロピレンジアミン、トルエ
ンジアミン、メタフェニレンジアミン、ジフェニルメタ
ンジアミン、キシリレンジアミン等のような低分子量の
活性水素基を2個以上有する化合物を開始剤として、E
O、PO、ブチレンオキサイド、アミレンオキサイド等
のアルキレンオキサイド類、メチルグリシジルエーテル
等のアルキルグリシジルエーテル、フェニルグリシジル
エーテル等のアリールグリシジルエーテル類、テトラヒ
ドロフラン等の環状エーテル類等のモノマーから、EO
のみ又はEOとEO以外のモノマーの混合物を公知の方
法により付加重合することで得られる。
【0019】(ニ)EO系ポリオールの数平均分子量は
500〜3,000、好ましくは600〜2,500で
ある。また、平均官能基数は2〜4、好ましくは2〜3
である。
【0020】(ニ)EO系ポリオールのEOユニット含
有量は、70重量%以上であり、好ましくは80重量%
以上である。EOユニット含有量が下限未満の場合は、
得られるフォームの反発弾性率が小さくなる。
【0021】また、本発明における(イ)MDI、
(ロ)ポリメリックMDI、(ハ)TDI、(ニ)EO
系ポリオールの重量比は以下の条件を満たすものが好ま
しい。 0.5≦(イ)/{(イ)+(ロ)}≦0.8 (式1) 0<(ハ)/{(イ)+(ロ)+(ハ)+(ニ)}≦0.25 (式2) 更に好ましくは、 0.53≦(イ)/{(イ)+(ロ)}≦0.77 0.03≦(ハ)/{(イ)+(ロ)+(ハ)+
(ニ)}≦0.23 である。
【0022】式1の値が下限未満の場合は、反発弾性率
が低下しやすくなる。また、上限を越える場合は、機械
的強度の低下及びポリイソシアネート液の低温貯蔵安定
性が悪くなりやすくなる。
【0023】式2の値が上限を越える場合は、フォーム
成型時の作業環境の悪化が懸念される。
【0024】〔ポリオール液〕本発明のポリオール液に
用いられる(ホ)ポリオール(以後、PO系ポリオール
と称する)は、前述の(ニ)EO系ポリオールに用いら
れるものと同様な低分子量の活性水素基含有化合物を開
始剤として、EO、PO、ブチレンオキサイド、アミレ
ンオキサイド等のアルキレンオキサイド類、メチルグリ
シジルエーテル等のアルキルグリシジルエーテル、フェ
ニルグリシジルエーテル等のアリールグリシジルエーテ
ル類、テトラヒドロフラン等の環状エーテル類等のモノ
マーからPOのみ又はPOとPO以外のモノマーの混合
物を公知の方法により付加重合することで得られる。
【0025】なお、本発明では(ホ)PO系ポリオール
中にポリマーを分散又はグラフトさせたタイプのものを
フォームの硬度調整のために用いることができる。この
ポリマー成分としてはアクリルニトリル、スチレン、メ
チルメタアクリレート等のエチレン性不飽和単量体の重
合物や、尿素樹脂、メラミン樹脂、フェノール樹脂から
選定されるアルデヒド縮合系樹脂、イソシアネートとア
ミノアルコール又はアミン化合物を反応させることによ
り得られるポリウレタン又はポリウレア樹脂等が挙げら
れる。本発明で好ましいポリマー分散又はグラフトのポ
リオールは、(ホ)PO系ポリオール全体に対するポリ
マー含有量が2〜8重量%、更には3〜6重量%のもの
である。なお、この比率にするために、ポリマー含有量
が高いポリオールとポリマー含有量の低い(又はポリマ
ーを含まない)ポリオールを混合してもよい。また、好
ましいポリマー成分はアクリロニトリル/スチレン=1
0/0〜5/5(重量比)のホモポリマー又はコポリマ
ーである。
【0026】(ホ)PO系ポリオールの数平均分子量は
3,000〜10,000、好ましくは5,000〜
9,000である。平均分子量が下限未満の場合は、反
発弾性率が低下しやすくなる。また、上限を越える場合
は、過長鎖による反発弾性率の低下や機械的強度の低下
が起こりやすくなる。
【0027】(ホ)PO系ポリオールの平均官能基数は
2〜4、好ましくは平均官能基数は2〜3である。平均
官能基数が下限未満の場合は、分子網目構造を維持しに
くくなり、反発弾性率が低下しやすくなる。また、上限
を越える場合は、機械的強度の低下が起こりやすくな
る。
【0028】(ホ)PO系ポリオールのPOユニット含
有量は、70重量%以上であり、好ましくは80重量%
以上である。POユニット含有量が下限未満の場合は、
機械的強度の低下が起こりやすくなる。
【0029】(ホ)PO系ポリオールの不飽和度は、
0.15m当量/g以下、好ましくは0.05m当量/
g以下である。
【0030】本発明では、発泡剤として(ヘ)水をポリ
オール液に配合する。この(ヘ)水はNCO基と反応
し、発生する炭酸ガスにより発泡させることができる。
なお付加的にガスローディング装置等を用いてポリオー
ル液中に空気、窒素、二酸化炭酸等のガスを混入溶解さ
せ成形する方法や二酸化炭素を液状で混合し発泡時に気
化発泡させることもできる。
【0031】(ヘ)水の配合量は、(ホ)PO系ポリオ
ールに100重量部に対し0.05〜10重量部が好ま
しい。(ヘ)水の配合量が下限未満の場合は、発生する
炭酸ガスが少なくなるため、発泡倍率の維持が困難にな
る。また、上限を越える場合は、ウレア基が多くなるた
め、フォームの機械的強度及び反発弾性率の低下を招き
やすい。
【0032】本発明における(ト)触媒としては、反応
速度及び独泡性調整のため、当業界で公知の各種ウレタ
ン化触媒を用いる。具体的には、トリエチルアミン、ト
リプロピルアミン、トリブチルアミン、N−メチルモル
ホリン、N−エチルモルホリン、ジメチルベンジルアミ
ン、N,N,N′,N′−テトラメチルヘキサメチレン
ジアミン、N,N,N′,N′,N″−ペンタメチルジ
エチレントリアミン、ビス−(2−ジメチルアミノエチ
ル)エーテル、トリエチレンジアミン、1,8−ジアザ
−ビシクロ(5,4,0)ウンデセン−7、1,2−ジ
メチルイミダゾール、1−ブチル−2−メチルイミダゾ
ール等の三級アミン、ジメチルエタノールアミン、N−
トリオキシエチレン−N,N−ジメチルアミン、N,N
−ジメチル−N−ヘキサノールアミン等の反応型三級ア
ミンまたはこれらの有機酸塩、スタナスオクトエート、
ジブチルチンジラウレート、ナフテン酸亜鉛等の有機金
属化合物等が挙げられる。
【0033】(ト)触媒の配合量は、(ホ)PO系ポリ
オール100重量部に対し0.005〜5重量部が好ま
しい。
【0034】本発明における(チ)整泡剤は当業界で公
知の有機珪素系界面活性剤であり、例えば日本ユニカー
社製のL−520、L−540、L−5309、L−5
366、SZ−1306、トーレダウコーニング社製の
SH−193、SRX−274C、信越シリコーン社製
のF−122、ゴールドシュミット社製のB−4113
等が挙げられる。
【0035】(チ)整泡剤の配合量は、(ホ)PO系ポ
リオール100重量部に対し0.2〜2重量部が好まし
い。
【0036】なお、本発明では、強度改良等を目的とし
て、上記(ニ)EO系ポリオール、(ホ)PO系ポリオ
ール以外のポリオールを併用することができる。その具
体例としては、コハク酸、グルタル酸、アジピン酸、セ
バシン酸、アゼライン酸、無水フタル酸、イソフタル
酸、テレフタル酸、マレイン酸、フマル酸、ダイマー酸
等のジカルボン酸、トリメリット酸、ピロメリック酸等
のトリ及びテトラカルボン酸と、ポリオールの開始剤と
して用いられるポリオールとの反応で得られるポリエス
テルポリオール、ε−カプロラクトン、δ−バレロラク
トン等の環状ラクトン類をエチレングリコール、ジエチ
レングリコール、ネオペンチルグリコール、グリセリ
ン、トリメチロールプロパン等を開始剤として開環重合
して得られるポリエステルポリオール、テトラヒドロフ
ランのカチオン重合により得られるポリテトラメチレン
グリコール、末端水酸基のポリブタジエンやその水素添
加物、ひまし油変性ポリオール等ポリオレフィン系ポリ
オール等が挙げられる。これらのポリオールは、ポリイ
ソシアネート液(A)の構成成分、ポリオール液(B)
のどちらにも用いてもよい。
【0037】また、流れ性、硬さ、発泡速度調整等の目
的で他の(イ)MDI〜(ハ)TDI系以外のイソシア
ネートを併用することもできる。具体例としては、p−
フェニレンジイソシアネート、m−フェニレンジイソシ
アネート、o−キシリレンジイソシアネート、m−キシ
リレンジイソシアネート、p−キシリレンジイソシアネ
ート等の芳香族ジイソシアネート、テトラメチレンジイ
ソシアネート、ヘキサメチレンジイソシアネート、2−
メチル−1,5−ペンタンジイソシアネート、3−メチ
ル−1,5−ペンタンジイソシアネート等の脂肪族ジイ
ソシアネート、イソホロンジイソシアネート、水素添加
ジフェニルメタンジイソシアネート、水素添加トリレン
ジイソシアネート、水素添加キシリレンジイソシアネー
ト、シクロヘキシルジイソシアネート等の脂環族ジイソ
シアネート等のジイソシアネート、これらジイソシアネ
ートのウレタン変性体、アロファネート変性体、ウレア
変性体、ビウレット変性体、イソシアヌレート変性体、
ウレトンイミン変性体、カルボジイミド変性体等が挙げ
られる。
【0038】更に必要に応じて乳化剤、界面活性剤、酸
化防止剤、紫外線吸収剤、充填剤、難燃剤、可塑剤、顔
料・染料、抗菌剤・抗カビ剤等の公知の各種添加剤や助
剤を添加することができる。これらの添加剤や助剤は、
ポリイソシアネート液(A)とポリオール液(B)のど
ちらに添加してもよい。
【0039】〔ポリイソシアネート液の製造方法〕続い
て、本発明に用いられるポリイソシアネート液の製造方
法に関して説明する。本発明に用いられるポリイソシア
ネート液(A)は、以下の(1)〜(3)の中から選択
された製造方法で得られたものである。 (1)前述の(イ)MDI〜(ハ)TDIの混合物を、
(ニ)EO系ポリオールに反応させる方法。 (2)前述の(イ)MDI及び(ロ)ポリメリックMD
Iを、(ニ)EO系ポリオールに反応させ、その後
(ハ)を添加する方法。 (3)前述の(イ)MDIの一部を(ニ)EO系ポリオ
ールに反応させ、その後残りの(イ)MDI、(ロ)ポ
リメリックMDI及び(ハ)TDIを添加する方法。
【0040】また、前述の(1)〜(3)におけるウレ
タン化温度は、15〜120℃、好ましくは40〜90
℃であり、反応時は前述の(ト)触媒を添加してもよ
い。
【0041】なお、当然のことながら、(1)〜(3)
の製造方法におけるどの段階においても、NCO基のモ
ル数と水酸基のモル数では、NCO基が常に水酸基より
多くなる。また、ポリイソシアネート液(A)に用いら
れる原料の全NCO基/全水酸基のモル比(R値)は2
〜50、好ましくは5〜30である。R値が2未満の場
合は、NCO末端プレポリマーの粘度が増大しやすくな
り、作業性に劣る。また、R値が50を越える場合は、
フォームの柔軟性に欠け、反発弾性率が小さくなりやす
くなる。このようにして得られたポリイソシアネート液
(A)のNCO含量は10〜35重量%、好ましくは1
2〜33重量%である。
【0042】[ポリオール液の製造方法]なお、ポリオ
ール液(B)の配合方法は、前述の(ホ)PO系ポリオ
ール〜(チ)整泡剤を変質させずに均一にすることがで
きれば特に制限はなく、公知の方法が採用できる。
【0043】[発泡方法]このようにして得られたポリ
イソシアネート液(A)とポリオール液(B)とを配合
した液をウレタン発泡機を用いて、あらかじめ30〜8
0℃に加温した金型に注入し、反応させることで目的と
する軟質ポリレタンフォームを得られる。この軟質ポリ
ウレタンフォームの25%圧縮硬度は、15〜30kg
f/314cm2 であり、好ましくは17〜28kgf
/314cm2 である。全密度は、40〜70kg/m
3 であり、好ましくは42〜68kg/m3 である。ま
た、反発弾性率は71%以上、好ましくは75%以上で
ある。なお、25%圧縮強度、全密度、反発弾性率の測
定方法は、JIS K−6401に規定されている方法
である。
【0044】このときのポリイソシアネート液(A)と
ポリオール液(B)の配合比は、イソシアネートインデ
ックスで70〜120、好ましくは80〜110であ
る。
【0045】なお、発泡時において、(ニ)EO系ポリ
オールと(ホ)PO系ポリオールの重量比は、以下の式
2を満足することが好ましい。 0.03≦(ニ)/{(ニ)+(ホ)}≦0.3 (式3) 更には、 0.05≦(ニ)/{(ニ)+(ホ)}≦0.25 であることが好ましい。
【0046】
【発明の効果】本発明によって得られる軟質ポリウレタ
ンフォームは、25%圧縮硬度を15〜30kgf/3
14cm2 、全密度を40〜70kg/m3 としたとき
に、高い反発弾性率(71%以上)を有し、また、生産
性、機械的強度にも優れるという従来のフォームにはな
い性能を示した。本発明によって得られる軟質ポリウレ
タンフォームは、特に車載用シートクッションに好適で
ある。
【0047】
【実施例】以下、本発明を実施例により更に詳しく説明
するが、本発明はこれらに限定されるものではない。な
お、実施例及び比較例中において、「部」は「重量
部」、「%」は「重量%」を示す。
【0048】〔ポリイソシアネート液の製造〕 合成例1 攪拌機、冷却管、窒素導入管、温度計を備えた反応器
に、MDI(1)を397部、P−MDI(1)を39
4部、TDI(1)を100部仕込み、攪拌しながら4
0℃に加温した。次いで、ポリオール(1)を109部
仕込み、攪拌しながら80℃にて4時間反応させ、ポリ
イソシアネートAを得た。AのNCO含量は29.4%
であった。
【0049】合成例2 合成例1と同様な反応器に、MDI(1)を397部、
P−MDI(1)を394部仕込み、攪拌しながら40
℃に加温した。次いで、ポリオール(1)を109部仕
込み、攪拌しながら80℃にて4時間反応させた。その
後、TDI(1)を250部仕込み、攪拌しながら50
℃に加温して、ポリイソシアネートBを得た。BのNC
O含量は31.8%であった。
【0050】合成例3 合成例1と同様な反応器に、MDI(1)を397部、
ポリオール(2)を150部仕込み、攪拌しながら80
℃にて4時間反応させた。その後、P−MDI(1)を
430部、TDI(1)を80部仕込み、攪拌しながら
50℃に加温して、ポリイソシアネートCを得た。Cの
NCO含量は28.4%であった。
【0051】合成例4 合成例1と同様な反応器に、MDI(2)を400部、
P−MDI(1)を250部、TDI(1)を50部仕
込み、攪拌しながら40℃に加温した。次いで、ポリオ
ール(1)を100部仕込み、攪拌しながら80℃にて
4時間反応させ、ポリイソシアネートDを得た。DのN
CO含量は28.3%であった。
【0052】合成例5 合成例1と同様な反応器に、MDI(1)を397部、
P−MDI(1)を394部仕込み、攪拌しながら40
℃に加温した。次いで、ポリオール(3)を109部仕
込み、攪拌しながら80℃にて4時間反応させた。その
後、TDI(1)を100部仕込み、攪拌しながら50
℃に加温して、ポリイソシアネートEを得た。EのNC
O含量は29.4%であった。
【0053】合成例6 合成例1と同様な反応器に、MDI(1)を397部、
ポリオール(4)を150部仕込み、攪拌しながら80
℃にて4時間反応させた。その後、P−MDI(1)を
600部、TDI(1)を250部仕込み、攪拌しなが
ら50℃に加温して、ポリイソシアネートFを得た。F
のNCO含量は30.1%であった。
【0054】合成例7 合成例1と同様な反応器に、MDI(1)を100部、
MDI(3)を300部、P−MDI(1)を250
部、TDI(1)を100部仕込み、攪拌しながら40
℃に加温した。次いで、ポリオール(2)を150部仕
込み、攪拌しながら80℃にて4時間反応させ、ポリイ
ソシアネートGを得た。GのNCO含量は28.3%で
あった。表1にポリイソシアネートA〜Gの仕込み、合
成結果を示す。
【0055】
【表1】
【0056】合成例1〜7及び表1における原料は以下
の通り。なお、比率は全て重量比である。 MDI(1):アイソマー合計/4,4′−MDI=2
6.4/73.6であるMDI。 MDI(2):アイソマー合計/4,4′−MDI=5
0.0/50.0であるMDI。MDI(3): アイソマー合計/4,4′−MDI=0.0/100.
0であるMDI。 P−MDI(1):2核体と多核体からなる混合物。 アイソマー合計/4,4′−MDI=16.6/83.
4 MDI/ポリメリックMDI=34.5/65.5 NCO含有量=31.3% なお、アイソマー合計は、2,2′−MDIと2,4′
−MDIの合計重量。 TDI(1):2,4−TDI/2,6−TDI=80
/20であるTDI ポリオール(1): 開始剤=エチレングリコール 数平均分子量=800 平均官能基数=2 EO/PO=100/0のEO系ポリオール ポリオール(2): 開始剤=ジエチレングリコール 数平均分子量=2,000 平均官能基数=2 EO/PO=90/10のEO系ポリオール ポリオール(3): 開始剤=プロピレングリコール 数平均分子量=800 平均官能基数=2 EO/PO=0/100のPO系ポリオール ポリオール(4): 開始剤=ジプロピレングリコール 数平均分子量=2,000 平均官能基数=2 EO/PO=10/90のPO系ポリオール
【0057】〔ポリオール液の配合〕 配合例1〜10 表2に示す配合でポリオール液a〜jを調製した。
【0058】
【表2】
【0059】表2における原料は以下の通り。なお、比
率は全て重量比である。 ポリオール(A): 開始剤=グリセリン 水酸基価=21KOHmg/g 平均官能基数=3 EO/PO=15/85のPO系ポリオール ポリオール(B): 開始剤=トリメチロールプロパン 水酸基価=24KOHmg/g 平均官能基数=3 EO/PO=16/84のPO系ポリオール ポリオール(C): 開始剤=トリメチロールプロパン 水酸基価=28KOHmg/g 平均官能基数=3 EO/PO=16/84のPO系ポリオール ポリオール(D): 開始剤=グリセリン 水酸基価=17KOHmg/g 平均官能基数=3 EO/PO=14/84のPO系ポリオール ポリオール(E): 開始剤=トリメチロールプロパン 水酸基価=22KOHmg/g 平均官能基数=3 EO/PO=16/84のポリマー分散のPO系ポリオ
ール ポリマー成分:アクリロニトリル/スチレン=10/0
のホモポリマー ポリマー含有量:20% ポリオール(F): 開始剤=トリメチロールプロパン 水酸基価=22KOHmg/g 平均官能基数=3 EO/PO=16/84のポリマー分散のPO系ポリオ
ール ポリマー成分:アクリロニトリル/スチレン=6/4の
コポリマー ポリマー含有量:20% 触媒(A) :TEDA−L33(東ソー製) 触媒(B) :Toyocat ET(東ソー製) 整泡剤(A) :F−122(信越シリコーン製) 整泡剤(B) :SZ−1306(日本ユニカー製)
【0060】〔軟質ポリウレタンフォームの製造〕 実施例1 ポリイソシアネートCとポリオールaを用いて、金型内
で軟質ポリウレタンフォームを水発泡させた後、金型か
ら取り出し、直ちにローラークラッシングした。その
後、クラッシング後の成形品を一昼夜放置し、JIS
K−6401、JIS K−6301に準じてフォーム
の各種物性を測定した。
【0061】 〔発泡条件〕 金型形状 :400mm×400mm×100mm 金型材質 :アルミニウム 金型温度 :60±2℃ ミキシング方法 :高圧マシンミキシング イソシアネートインデックス:100 原料温度 :25±2℃ キュア条件 :60±2℃、6分 クラッシング条件 :5段ローラー 90%圧縮
【0062】実施例2〜7、比較例1〜4 表3、表4に示す組み合わせで、実施例1と同じ製造条
件で軟質ポリウレタンフォームを製造し、同様にして各
種フォーム物性を測定した。表3、表4にフォーム物性
測定結果を示す。
【0063】
【表3】
【0064】
【表4】
【0065】実施例1〜7、比較例1〜4、表3、4に
おいて 全密度、25%硬度、反発弾性率:JIS K−640
1にて測定。 引張強度、伸び、引裂強度、50%乾熱圧縮永久歪、5
0%湿熱圧縮永久歪:JIS K−6301にて測定。
【0066】このように、本発明によって得られた軟質
ポリウレタンフォームは、25%圧縮硬度が15〜30
kgf/314cm2 、全密度が40〜70kg/m3
としたときに、特に引き裂き強度が0.5kgf/cm
以上であるにもかかわらず、反発弾性率が71%以上で
あり、高物性、高反発のフォームであることが分かっ
た。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI C08G 101:00) C08L 75:04

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 下記の(a)〜(c)の中から選択され
    るポリイソシアネート液(A)、及び下記に示す(ホ)
    〜(チ)からなるポリオール液(B)を用いることを特
    徴とする、25%圧縮硬度が15〜30kgf/314
    cm2 、全密度が40〜70kg/m3 、反発弾性率が
    71%以上である軟質ポリウレタンフォームの製造方
    法。 ポリイソシアネート液(A): (a)以下の(イ)〜(ハ)からなるイソシアネート混
    合物と、(ニ)とを反応させて得られたイソシアネート
    基末端プレポリマー。 (b)以下の(イ)及び(ロ)からなるポリイソシアネ
    ート混合物と(ニ)を反応させて得られたイソシアネー
    ト基末端プレポリマー、並びに(ハ)との混合物。 (c)以下の(イ)の一部と(ニ)を反応させて得られ
    たイソシアネート基末端プレポリマー、並びに残りの
    (イ)、(ロ)及び(ハ)を混合したポリイソシアネー
    ト混合物。 ポリイソシアネート液(A)構成成分 (イ)2,2′−ジフェニルメタンジイソシアネート及
    び2,4′−ジフェニルメタンジイソシアネートを合計
    15〜50重量%、並びに、4,4′−ジフェニルメタ
    ンジイソシアネートを85〜50重量%含有するジフェ
    ニルメタンジイソシアネートの異性体混合物。 (ロ)1分子中にイソシアネート基及びベンゼン環を3
    個以上有するポリフェニレンポリメチレンポリイソシア
    ネート。 (ハ)トリレンジイソシアネート。 (ニ)数平均分子量500〜3,000、平均官能基数
    2〜4、エチレンオキサイドユニット含有量が70重量
    %以上であるポリオール。 ポリオール液(B): (ホ)数平均分子量3,000〜10,000、平均官
    能基数2〜4、プロピレンオキサイドユニット含有量が
    70重量%以上であるポリオール。 (ヘ)水 (ト)触媒 (チ)整泡剤
  2. 【請求項2】 請求項1記載の軟質ポリウレタンフォー
    ムの製造方法において、ポリイソシアネート液(A)の
    構成成分である(イ)〜(ニ)の重量比が以下の式を満
    足し、かつ、ポリイソシアネート液(A)のイソシアネ
    ート含量が10〜35重量%であることを特徴とする軟
    質ポリウレタンフォームの製造方法。 0.5≦(イ)/{(イ)+(ロ)}≦0.8 0<(ハ)/{(イ)+(ロ)+(ハ)+(ニ)}≦
    0.25
  3. 【請求項3】 請求項1又は請求項2記載の軟質ポリウ
    レタンフォームの製造方法において、(ニ)と(ホ)の
    重量比が 0.03≦(ニ)/{(ニ)+(ホ)}≦0.3 であることを特徴とする軟質ポリウレタンフォームの製
    造方法。
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