JPH11169250A - 座 席 - Google Patents

座 席

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Publication number
JPH11169250A
JPH11169250A JP34164997A JP34164997A JPH11169250A JP H11169250 A JPH11169250 A JP H11169250A JP 34164997 A JP34164997 A JP 34164997A JP 34164997 A JP34164997 A JP 34164997A JP H11169250 A JPH11169250 A JP H11169250A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
rivet
caulking
diameter
connecting rod
seat
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP34164997A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoshihiko Yamauchi
慶彦 山内
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ikeda Corp
Original Assignee
Ikeda Bussan Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Ikeda Bussan Co Ltd filed Critical Ikeda Bussan Co Ltd
Priority to JP34164997A priority Critical patent/JPH11169250A/ja
Publication of JPH11169250A publication Critical patent/JPH11169250A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Landscapes

  • Insertion Pins And Rivets (AREA)
  • Seats For Vehicles (AREA)
  • Chairs For Special Purposes, Such As Reclining Chairs (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 座席の連結桿のリンクリベットの回転部分に
ガタが生じないようにする。 【解決手段】 回転可能に嵌合したリベット軸7bをス
ピンかしめすることにより増径して、リベット軸7bと
連結桿1の穴1aとの隙間を削減する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、座席、特に連結桿
が回転可能に接続するリンクリベットかしめ構造に関す
る。
【0002】
【従来の技術】図4に示すように、座席10は、シート
クッション11とシートバック12とよりなり、リクラ
イニング装置13により回転自在に軸支されてなる(類
似技術として実開平3ー74841号公報参照)。
【0003】該リクライニング装置13の連結部の構造
は、図5に示すように、一方の連結桿1の穴1aに対し
てリベット軸3bを適切な隙間を保って嵌合するととも
に、他方の連結桿2をリベット3の端部3aにて隙間な
くかしめて固定することにより、双方の連結桿1及び2
の相互間を回転可能に連結するものである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記従
来の座席10の連結部の構造は、一方の連結桿1の穴1
aの加工誤差により、リベット軸3b部分の外径との間
に、大きな隙間が生じてリンク機構にガタが発生するお
それがある。
【0005】よって、本発明は、前記課題に鑑みてなさ
れたものであり、回転部分にガタの生じないリンクリベ
ットかしめ構造の提供を目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1の発明は、一本のリベットの一部分にて一
方の連結桿を回転可能に嵌合するととも他方の連結桿を
リベットの端部にてかしめることにより連結桿の相互間
を回転可能に連結する座席において、連結桿を回転可能
に嵌合した部分のリベット径をスピンかしめにて増径す
ることにより、リベットの外径と穴径との間の隙間を削
減してガタのないかしめ構造を形成して成ることを特徴
とする。
【0007】請求項1によれば、回転可能に嵌合したリ
ベット部分の外径をスピンかしめにて増径することによ
り、嵌合部にガタがなくなり、双方の連結桿が静粛に回
転することが可能となる。
【0008】請求項2の発明は、請求項1に記載の座席
であって、前記連結桿は、リクライニング装置に組み込
まれてなることを特徴とする。
【0009】請求項2によれば、高品質のリクライニン
グ装置を提供できる。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。
【0011】図1は、本発明の実施の形態1を示す双方
の連結桿の連結部の図5相当断面図、図2は図1の連結
前のリベットの断面図である。
【0012】本発明の座席の連結桿の連結部構造は、図
2に示すように、リベット7の座部4側の軸心にスピン
軸6(図1)を潜行させる細い下穴5を少なくともリベ
ット7の軸部3bを貫通する深さに穿設してなり、該リ
ベット7を、図3に示すように連結桿1及び2の貫通穴
1a,2aに挿通することにより、連結桿1に対して回
転可能に嵌合するとともに、連結捍2に対してかしめに
て固定するものである。
【0013】この連結部の構造を形成するに際しては、
先ず図3に示すように、リベット7を連結桿1及び2の
貫通穴1a,2aに挿通し、図1に示すように、リベッ
ト7の座部4の背面にかしめ受け治具9を当てた状態に
し、リベット7の端部7aの先端部をかしめて連結桿2
に対して固定する。このとき、同時に座部4が押圧され
て2点鎖線にて示すように撓み、連結桿1の側面と座部
4の面との隙間が削減される。
【0014】次に、かしめ受け治具9のガイド穴9aを
介してスピン軸6を挿入するとともにリベット7に穿設
された下穴5に対してスピン軸6を回転させつつ押圧す
る。これにより、スピン軸6は、下穴5に沿って潜行
し、リベット軸7b部分を矢印方向に押し広げて、穴1
aに接触するまで増径させる。
【0015】増径後は、スピン軸6を引き抜き、増径時
に発生した熱を冷却することにより、リベット軸7b部
分が縮径して穴1aとの間に僅かな隙間が生じるので、
連結桿1がガタなく回転できる状態となる。
【0016】
【発明の効果】本発明によれば、請求項1の効果は、回
転可能に嵌合したリベット部分の外径をスピンかしめに
て増径することにより、嵌合部にガタがなくなり、双方
の連結桿が静粛に回転することが可能となる。
【0017】請求項2の効果は、高品質のリクライニン
グ装置を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態を示す連結桿の連結部の図
5相当断面図。
【図2】図1のかしめ前のリベットの断面図。
【図3】図1のかしめ途中を示す断面図。
【図4】従来例の座席の側面図で、連結桿の連結部の適
用例を示す図。
【図5】図4のX−X線に沿った断面図。
【符号の説明】
1,2 連結桿 4 座部 5 下穴 6 スピン軸 7 リベット 9 かしめ受け治具 10 リンクリベットかしめ構造

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一本のリベットにて一方の連結桿を回転
    可能に嵌合するととも他方の連結桿をリベットの端部に
    てかしめることにより連結桿の相互間を回転可能に連結
    するリンク機構を有する座席において、 前記連結桿を回転可能に嵌合した部分のリベット径をス
    ピンかしめにて増径することにより、リベットの外径と
    穴径との間の隙間を削減してガタのないかしめ構造を形
    成してなることを特徴とする座席。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の座席であって、 前記連結桿は、リクライニング装置に組み込まれてなる
    ことを特徴とする座席。
JP34164997A 1997-12-11 1997-12-11 座 席 Pending JPH11169250A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP34164997A JPH11169250A (ja) 1997-12-11 1997-12-11 座 席

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP34164997A JPH11169250A (ja) 1997-12-11 1997-12-11 座 席

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JPH11169250A true JPH11169250A (ja) 1999-06-29

Family

ID=18347733

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JP34164997A Pending JPH11169250A (ja) 1997-12-11 1997-12-11 座 席

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Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Effective date: 20040224

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02