JPH086644Y2 - ワイパアームの軸受部構造 - Google Patents

ワイパアームの軸受部構造

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JPH086644Y2
JPH086644Y2 JP1990098411U JP9841190U JPH086644Y2 JP H086644 Y2 JPH086644 Y2 JP H086644Y2 JP 1990098411 U JP1990098411 U JP 1990098411U JP 9841190 U JP9841190 U JP 9841190U JP H086644 Y2 JPH086644 Y2 JP H086644Y2
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arm shank
arm
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wiper
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JP1990098411U
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JPH0455451U (ja
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昌義 白土
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株式会社三ツ葉電機製作所
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16CSHAFTS; FLEXIBLE SHAFTS; ELEMENTS OR CRANKSHAFT MECHANISMS; ROTARY BODIES OTHER THAN GEARING ELEMENTS; BEARINGS
    • F16C11/00Pivots; Pivotal connections
    • F16C11/04Pivotal connections
    • F16C11/045Pivotal connections with at least a pair of arms pivoting relatively to at least one other arm, all arms being mounted on one pin
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16CSHAFTS; FLEXIBLE SHAFTS; ELEMENTS OR CRANKSHAFT MECHANISMS; ROTARY BODIES OTHER THAN GEARING ELEMENTS; BEARINGS
    • F16C2326/00Articles relating to transporting
    • F16C2326/01Parts of vehicles in general
    • F16C2326/09Windscreen wipers, e.g. pivots therefore

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  • Pivots And Pivotal Connections (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は、自家用車等の車両に装備されるワイパアー
ムの軸受部構造に関するものである。
[従来技術及び考案が解決しようとする課題] 一般に、窓面の払拭作動をするワイパアームは、ワイ
パ軸に基端が固着されたワイパサポートの先端に、ブレ
ードが取付けられるアームシヤンクの基端を揺動自在に
軸支して構成されている。
ところでこの軸支部の構造として、従来、第7図Aに
示す如く、ワイパサポート2に軸受6を一体的に圧入固
定し、このものに略冂形状になつたアームシヤンク4の
脚片部を被せ、そしてヒンジピン7をアームシヤンク4
の一端から他端に圧入状に貫通させるとともにカシメ固
定して一体に組付け、ヒンジピン7と軸受6との摺動に
よつてアームシヤンク4のワイパサポート2に対する揺
動ができるようにしたものがある。
ところでこのものにおいて、ヒンジピン7をアームシ
ヤンク4に一体に組付けるのはつぎの理由による。つま
り、払拭作動時において、アームシヤンク4は、ワイパ
サポート2側から左右方向に払拭作動する負荷を受ける
ことになり、これをヒンジピン7部位で受けることにな
る。そしてこの負荷は、ヒンジピンが貫通する貫通孔を
広げる方向のものであり、そのため、ヒンジピンをアー
ムシヤンクに一体化して貫通孔の広がりをなくしてガタ
の発生がないようにしている。
そのため、ヒンジピンとアームシヤンクとが一体化さ
れるほどガタ発生が防止されることになるが、上記従来
のものでは、軸受6の端面とアームシヤンク4の脚片内
面とが離間しているため、ヒンジピン7の圧入力を大き
くして一体化を向上しようとするほど、アームシヤンク
脚片が軸受側に押しやられて変形する惧れがあり好まし
くない。
そこで第7図Bに示す如く、アームシヤンク4の両脚
片間にスペーサ8を介装して脚片の変形防止をする試み
がある。しかるに、従来のスペーサ8は、アームシヤン
ク4に対する回り止め処理が施されていなかつたため、
脚片の変形防止効果については寄与するものの、前記ガ
タ発生の防止には殆ど寄与することがなく、特に、スペ
ーサ8を設けたが故にヒンジピンを小径にしてワイパサ
ポート側での貫通孔の径を換えないようにしたもので
は、ヒンジピンのアームシヤンクに対する一体化力が低
減し、これによつて早期のうちにガタが発生してしまう
という問題があった。
[課題を解決する手段] 本考案は、上記の如き実情に鑑み、これらの欠点を一
掃することができるワイパアームの軸受部構造を提供す
ることを目的として創案されたものであつて、ワイパ軸
側に連結されるワイパサポートの先端部を、ブレードが
取付けられるアームシヤンクの略冂形状にになつて両脚
片が形成される基端部に内嵌し、ヒンジピンを介して揺
動自在に軸着するにあたり、前記ワイパサポートに軸受
を圧入して一体に設ける一方、アームシヤンクの両脚片
間に、前記軸受に摺動自在に内嵌する円筒形状のスペー
サを介装し、該スペーサを貫通するようにして前記ヒン
ジピンをアームシヤンク脚片に一体になるよう貫通せし
めて構成されるワイパアームにおいて、前記スペーサ
は、該スペーサ端部に形成した突部をアームシヤンク脚
片のヒンジピン用貫通孔の内周に形成した凹溝に嵌入せ
しめることでアームシヤンクへの回り止めがなされたも
のであることを特徴とするものである。
そして本考案は、この構成によつて、スペーサによつ
てアームシヤンク脚片の変形をなくするようにしたもの
でありながら、該スペーサの回り止めを確実に行うよう
にしたものである。
[実施例] 次に、本考案の一実施例を図面に基づいて説明する。
図面において、1はワイパモータ(図示せず)側に連動
連結されるワイパ軸であつて、該ワイパ軸1にワイパサ
ポート2の基端部がナツト3を介して一体的に連結され
ている。4は、先端にブレード5が取付けられるアーム
シヤンクであつて、該アームシヤンク4の基端部は、ワ
イパサポート2の先端部に揺動自在に枢支されている。
つまり、ワイパサポート2の先端には貫通孔2aが穿設
され、ここに軸受6が圧入等によつて一体的に組付けら
れている。またアームシヤンク4の基端部は略冂形状に
なつていて、ワイパサポート2の先端部に上から覆うよ
うに被せるものであるが、その両脚片4a、4bには、ヒン
ジピン7が貫通するための貫通孔4c、4dが穿設されお
り、そしてヒンジピン7の先端をカシメることによつて
アームシヤンク4に一体化され、これによつて、ヒンジ
ピン7が一体的に貫通取付けできるようになつている。
そして前記のうちの一方の貫通孔4dには更に凹溝4eが形
成されている。
一方、8はスペーサであつて、該スペーサ8は両脚片
4a、4b間に介装されて両脚片4a、4bの変形防止をするも
のであるが、スペーサ8の貫通孔4d側端には、前記凹溝
4eに嵌入して軸芯回りの回り止めをするための凸部8aが
形成されている。
叙述の如く構成された本考案の実施例において、ワイ
パサポート2にヒンジピン7を用いて揺動自在にアーム
シヤンク4を取付けるには、ワイパサポート2に軸受6
を予め圧入取付けして一体化し、ここにアームシヤンク
4を上から被せ、スペーサ8を取付けた状態でヒンジピ
ン7を一方の脚片4aから他方の脚片4bに貫通せしめ、貫
通端をめることによつてアームシヤンク4に一体的に
組付けられるが、スペーサ8は、凸部8aが貫通孔4eに嵌
合していて軸芯回りの回動規制が確実になされることに
なる。
この様に、本考案が実施されたものにおいては、アー
ムシヤンク4の両脚片4a、4b間にスペーサ8を介装して
ヒンジピン7の挿入時、両脚片4a、4bの変形防止ができ
るものであるが、スペーサ8は、貫通孔4dに形成した凹
溝4eにスペーサ8に形成した凸部8aを嵌合せしめること
によつて回り止めされて一体化しており、これによつ
て、脚片4a、4bの変形のために設けたスペーサ8が、ヒ
ンジピン7のアームシヤンク4に対する一体化力の向上
に寄与することになつて、ガタ発生の防止が計れること
になる。
そのうえこのスペーサ8のアームシヤンク4に対する
回り止めは、スペーサ端部に形成の凸部8aとアームシヤ
ンク4側の凹溝4eとの凹凸嵌合であるから回り止め能力
が大きく、スペーサの端部にローレツト加工を施こした
りして回り止めを施すもののように、回り止め部位に熱
処理をして強度アツプを計るような手間が不要で、作業
性の向上が計れる上に、熱処理によるスペーサの変形も
なくなる。
因みに、本考案においては、スペーサ8は凸部8aがあ
る分、アームシヤンク4の両脚片4a、4bの間隔よりも大
きくなる。そこでスペーサ8の取付けを容易にするた
め、アームシヤンク4の両脚片4a、4b間の間隔を予め凸
部8aを考慮した広幅に設定しておき、そしてヒンジピン
7のめ固定の際にアームシヤンク両脚片4a、4bを押圧
して設定間隔になるようにしてもよく、この様にするこ
とによつて、アームシヤンク4はヒンジピン7に対して
より強固に一体化されるという利点がある。また、この
様にせず、アームシヤンク両脚片4a、4bの弾性変化によ
つてスペーサ8挿入時に押し広げるようにしても良いこ
とはいうまでもない。
[作用効果] 以上要するに、本考案は叙述の如く構成されたもので
あるから、ワイパサポートに揺動自在にアームシヤンク
を取付ける際に、ワイパサポートに軸受を予め圧入取付
けして軸受内にスペーサを挿入し、ここにアームシヤン
クを上から被せ、ヒンジピンを一方の脚片からスペーサ
内に貫通せしめ、しかる後、貫通両端を締め付けて組付
けることになるが、このヒンジピンの組付け時、スペー
サが両脚片間に亘る状態で設けられるため、両脚片の変
形が防止される。
しかもこのスペーサは、アームシヤンク脚片に対して
回り止めがなされた一体化状態で組み込まれるため、脚
片の変形のために設けたスペーサが、ヒンジピンのアー
ムシヤンクに対する一体化力の向上に寄与することにな
つて、ガタ発生の防止が計れることになる。
そのうえこのスペーサのアームシヤンクに対する回り
止めは、スペーサ端部に形成の凸部とアームシヤンク側
の凹溝との凹凸嵌合であるから回り止め能力が大きく、
スペーサの端部にローレツト加工を施こしたりして回り
止めを施すもののように、回り止め部位に熱処理をして
強度アップを計るような手間が不要で、作業性の向上が
計れる上に、熱処理によるスペーサの変形もなくなる。
【図面の簡単な説明】
図面は、本考案に係るワイパアームの軸受部構造の実施
例を示したものであつて、第1図はワイパアームのアー
ム部の縦断面図、第2図は同平面図、第3図はアームシ
ヤンクの脚部を示す斜視図、第4図はスペーサの斜視
図、第5図はスペーサのアームシヤンク取付け状態を示
す要部側面図、第6図は第5図のA−A断面図、第7図
A、Bは従来例を示す軸受部の断面図である。 図中、2はワイパサポート、4はアームシヤンク、4a、
4bは脚部、4eは凹溝、6は軸受、7はヒンジピン、8は
スペーサ、8aは凸部である。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】ワイパ軸側に連結されるワイパサポートの
    先端部を、ブレードが取付けられるアームシヤンクの略
    冂形状にになつて両脚片が形成される基端部に内嵌し、
    ヒンジピンを介して揺動自在に軸着するにあたり、前記
    ワイパサポートに軸受を圧入して一体に設ける一方、ア
    ームシヤンクの両脚片間に、前記軸受に摺動自在に内嵌
    する円筒形状のスペーサを介装し、該スペーサを貫通す
    るようにして前記ヒンジピンをアームシヤンク脚片に一
    体になるよう貫通せしめて構成されるワイパアームにお
    いて、前記スペーサは、長さをアームシヤンク両脚片間
    の間隙よりも長く設定し、その長いスペーサ端部に形成
    した凸部をアームシヤンク脚片のヒンジピン用貫通孔の
    内周に形成した凹溝に嵌入せしめることでアームシヤン
    クへの回り止めがなされたものであることを特徴とする
    ワイパアームの軸受部構造。
JP1990098411U 1990-09-19 1990-09-19 ワイパアームの軸受部構造 Expired - Lifetime JPH086644Y2 (ja)

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KR101350412B1 (ko) * 2013-08-13 2014-01-15 동양기전 주식회사 도막 깨짐이 방지되는 와이퍼 암 장치

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