JPH05501144A - シャフトを機械部材に固着する装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 シャフトを機械部材に固着する装置 本発明は１．夫自身の中央円筒形部に軸受を支持するようにを含み、これらのス リーブは円錐状の内腔部形態を有し、かつ各々はシャフト上の対応する外形の各 端部に位置せしめられている。このエキスパンダースリーブはシャフト又は心棒 の中央円筒形部に向かい合う楔面の頂点を以て環状楔として機能し、締付手段の 助けにより締め付けられた場合に、機械部材に対して拡張せしめられ、これによ ってシャフトを機械部材に固着せしめ得る。

シャフト又は心棒を機械部材のアタチメントラグに固着するようにしたこの種の 装置はスウェーデン公開明細書Ｎａ４３５９５３により公知である。

この公知の固着装置の１つの欠点は、固着がシャフトの各端部に設けられた２個 のナツトによって行われること、およびシャフトが局限されたスペースに配置さ れている場合、ナツトを締め付けるために、これに近づくことが困難であるとい うことである。従って、本発明の目的とするところは、シャフトを機械部材に締 着又は固着するために、単にシャフトの一端に近づくだけで済むようにしたシャ フト又は心棒を機械部材に固着するための改良装置を提供するにある。

本発明の装置は、シャフトか、円錐状に形成された端部を有する外側スリーブと 、前記スリーブ内に該スリーブと同軸状に配置されたピンとからなり、前記ピン の一方の端部は外側に彎曲したマツシュルーム型頭部を付けた端部を有し、その 放射方向の内面は、これに関連するエキスパンダースリーブに当接し、かつ前記 ピンの他方の端部は締着手段を具備し、これを用いてエキスパンダースリーブを 拡張せしめて機械部材と締め付は接触するように構成したことを特徴とする。

以下に、本発明の好ましい実施の態様を一部断面で示す斜視図に基づいて、本発 明の詳細な説明する。

図示の本発明装置の具体例は、外側スリーブＩと同スリーブ内でこれと同軸状に 伸びるピン２とからなる心棒又はシャフトを有する。ピン２の一端には、ねじ山 ４の助けにより、マツシュルーム型頭部を付けた端部３が螺合されている。ピン ２の他端、すなわち外端部５にはねじ山が切ってあり、かつテンションナツト６ および同ナツト６の外側に位置するロックナツト７を具備する。スリーブ１は中 央円筒部８を存し、この中央円筒部に対して、シャフト上に取付けられる軸受１ ５の内部レースあるいは同様の軸受部１４が押圧装着され得る。図示の本発明装 置はさらに２個の楔状エキスパンダースリーブ９．１０を有し、これらのスリー ブはナツト６を締め付けることによって、機械部材の各アタチメントラグ１１． １２と結合するように拡張係合せしめられる。エキスパンダースリーブ９とテン ションナツト６との間には、回転自在なワッシャー又はプレー）１３が挿入され ており、該ワッシャー又はプレートは図示の如くエキスパンダースリーブ９に対 向する平滑な側面を有する。

シャフトは次の方法て機械部材に固着される。端部３がピン２に螺合され、次い てエキスパンダースリーブ１０かスリーブ１に取り付けられ、ピン２かスリーブ １の軸孔を通して挿入される。次いて、エキスパンダースリーブ９かスリーブｌ の他端に取り付けられ、次にピン２にワッシャー又はプレート１３か装着され、 そしてナツト６がピン２に螺合されてワッシャー又はプレート１３と当接せしめ られる。ナツト６の締め付けを続けると、これによって発生した力はエキスパン ダースリーブ９．１０を拡張せしめ、その結果これらのスリーブは各ラグ１１． １２における内腔部１６．１７内に圧入され、これによりシャフトを前記ラグに 固着することになる。

国際調査報告 国際調査報告 にＴ／ＳＥ　９０１００３６０

Claims (4)

【特許請求の範囲】
1. １．夫自身の中央円筒形部８に軸受を支持するように構成したシャフト又は心棒 を機械部材に固着する装置であって、この装置は、円錐伏の内腔部形態を有し、 かつ各々がシャフト上の対応する外形の各端部に位置せしめられている第１及び 第２のエキスパンダースリーブ９、１０を含み、前記エキスパンダースリーブ９ 、１０はシャフト又は心棒の中央円筒形部８に向かい合う楔面の頂点を以て環状 楔として機能し、締付手段６の助けにより締め付けられた場合に、機械部材に対 して拡張せしめられ、これによってシャフトを機械部材に固着せしめるように構 成してなるものにおいて、シャフトが、円錐状に形成された端部を有する外側ス リーブ１と、前記スリーブ１内に該スリーブと同軸状に配置されたピン２とから なり、前記ピンの一方の端部は外側に彎曲したマッシュルーム型頭部を付けた端 部３を有し、その放射方向の内面は隣接した第２のエキスパンダースリーブに当 接し、かつ前記ピン２の他方の端部５は締着手段６を具備し、これを用いて第１ 及び第２のエキスパンダースリーブを拡張せしめて機械部材と締め付け接触する ように構成したことを特徴とするシャフト又は心棒を機械部材に固着する装置。
2. ２．回転自在なワッシャー又はプレート１３が、締付手段６と第１のエキスパン ダースリーブ９との間に配置され、ピン２の他端５にはねじ山が切られており、 締付手段６は前記他端に螺合したナットからなることを特徴とする請求の範囲１ 記載の装置。
3. ３．マッシュルーム型頭部を付けた端部３は、ピン２に螺合４されている分離部 材であることを特徴とする請求の範囲１又は２記載の装置。
4. ４．ロックナット７はテンションナット６より外側でピン２に螺合されているこ とを特徴とする請求の範囲２記載の装置。