JPH0616847Y2 - ワイパア−ム - Google Patents
ワイパア−ムInfo
- Publication number
- JPH0616847Y2 JPH0616847Y2 JP1987091316U JP9131687U JPH0616847Y2 JP H0616847 Y2 JPH0616847 Y2 JP H0616847Y2 JP 1987091316 U JP1987091316 U JP 1987091316U JP 9131687 U JP9131687 U JP 9131687U JP H0616847 Y2 JPH0616847 Y2 JP H0616847Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- retainer
- collar
- outer diameter
- sliding contact
- pin
- Prior art date
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- Expired - Lifetime
Links
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- 239000002184 metal Substances 0.000 claims description 6
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- 229920005989 resin Polymers 0.000 claims description 3
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- 239000000463 material Substances 0.000 description 3
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- 229910000838 Al alloy Inorganic materials 0.000 description 1
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Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60S—SERVICING, CLEANING, REPAIRING, SUPPORTING, LIFTING, OR MANOEUVRING OF VEHICLES, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- B60S1/00—Cleaning of vehicles
- B60S1/02—Cleaning windscreens, windows or optical devices
- B60S1/04—Wipers or the like, e.g. scrapers
- B60S1/32—Wipers or the like, e.g. scrapers characterised by constructional features of wiper blade arms or blades
- B60S1/34—Wiper arms; Mountings therefor
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60S—SERVICING, CLEANING, REPAIRING, SUPPORTING, LIFTING, OR MANOEUVRING OF VEHICLES, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- B60S1/00—Cleaning of vehicles
- B60S1/02—Cleaning windscreens, windows or optical devices
- B60S1/04—Wipers or the like, e.g. scrapers
- B60S1/32—Wipers or the like, e.g. scrapers characterised by constructional features of wiper blade arms or blades
- B60S1/34—Wiper arms; Mountings therefor
- B60S1/3425—Constructional aspects of the arm
- B60S1/3445—Joints between elements
- B60S1/345—Joints between elements the elements being a link piece and a mounting head
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16C—SHAFTS; FLEXIBLE SHAFTS; ELEMENTS OR CRANKSHAFT MECHANISMS; ROTARY BODIES OTHER THAN GEARING ELEMENTS; BEARINGS
- F16C2326/00—Articles relating to transporting
- F16C2326/01—Parts of vehicles in general
- F16C2326/09—Windscreen wipers, e.g. pivots therefore
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16C—SHAFTS; FLEXIBLE SHAFTS; ELEMENTS OR CRANKSHAFT MECHANISMS; ROTARY BODIES OTHER THAN GEARING ELEMENTS; BEARINGS
- F16C33/00—Parts of bearings; Special methods for making bearings or parts thereof
- F16C33/02—Parts of sliding-contact bearings
- F16C33/04—Brasses; Bushes; Linings
- F16C33/20—Sliding surface consisting mainly of plastics
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Pivots And Pivotal Connections (AREA)
Description
（産業上の利用分野） この考案は、例えば、自動車の窓ガラスをワイパブレー
ドで払拭するワイパ装置に利用されるワイパアームの構
造に関する。 （従来の技術） 従来、上記のようなワイパアームとしては、第５図ない
し第７図に示すものがあった。 すなわち、図に示すワイパアーム１００においては、ワ
イパブレードを取付けるステンレス鋼からなるリテーナ
１０１とワイパモータに連結するＡＤＣ材（アルミニウ
ム合金ダイカスト）からなるアームヘッド１０２との連
結部分を示している。図中において、符号１０３は連結
ピン、符号１０４は金属製のカラー、符号１０５は金属
製のブッシュであって、第７図に示すように、アームヘ
ッド１０２に設けた開口１０２ａに円筒形状のブッシュ
１０５を嵌入し、このブッシュ１０５の中空部１０５ａ
に円筒形状のカラー１０４を挿入して、このカラー１０
４の図中左右の端部にリテーナ１０１を当接させ且つこ
のリテーナ１０１に設けた開口１０１ａとカラー１０４
の中空部１０４ａとに連結ピン１０３を貫通させ、連結
ピン１０３のリテーナ１０１から突出した部分を加締め
ることにより、リテーナ１０１をアームヘッド１０２に
回動可能に連結している。 符号１０６は引張りばねであって、第５図中左側端部を
リテーナ１０１に設けた掛止部１０１ｂに掛止し且つ右
側端部をフック１０７を介してアームヘッド１０２に取
付けたローラピン１０８に係止していて、第５図におい
ては、リテーナ１０１をアームヘッド１０２に対して反
時計方向に付勢するようになっている。 （考案が解決しようとする問題点） しかしながら、上記のような従来のワイパアーム１００
においては、ＡＤＣ材よりなるアームヘッド１０２に金
属製のブッシュ１０５を嵌入し、さらにブッシュ１０５
に金属製のカラー１０４を挿入したうえで、このカラー
１０４の両端部にステンレス鋼製のリテーナ１０１を当
接させた構造のために、アームヘッド１０２とリテーナ
１０１とに電気化学的電池が形成されて、その電流がカ
ラー１０４とブッシュ１０５を通して流れることによ
り、アームヘッド１０２とリテーナ１０１とに電気化学
的腐食が発生することがあり、その場合には、ワイパア
ーム１００の美感を損ねるという問題点があった。 （考案の目的） そこで、この考案は、上記した従来の問題点を解決する
ために考えられたもので、アームヘッドとリテーナとに
電気化学的腐食を発生することがないワイパアームを提
供することを目的としている。
ドで払拭するワイパ装置に利用されるワイパアームの構
造に関する。 （従来の技術） 従来、上記のようなワイパアームとしては、第５図ない
し第７図に示すものがあった。 すなわち、図に示すワイパアーム１００においては、ワ
イパブレードを取付けるステンレス鋼からなるリテーナ
１０１とワイパモータに連結するＡＤＣ材（アルミニウ
ム合金ダイカスト）からなるアームヘッド１０２との連
結部分を示している。図中において、符号１０３は連結
ピン、符号１０４は金属製のカラー、符号１０５は金属
製のブッシュであって、第７図に示すように、アームヘ
ッド１０２に設けた開口１０２ａに円筒形状のブッシュ
１０５を嵌入し、このブッシュ１０５の中空部１０５ａ
に円筒形状のカラー１０４を挿入して、このカラー１０
４の図中左右の端部にリテーナ１０１を当接させ且つこ
のリテーナ１０１に設けた開口１０１ａとカラー１０４
の中空部１０４ａとに連結ピン１０３を貫通させ、連結
ピン１０３のリテーナ１０１から突出した部分を加締め
ることにより、リテーナ１０１をアームヘッド１０２に
回動可能に連結している。 符号１０６は引張りばねであって、第５図中左側端部を
リテーナ１０１に設けた掛止部１０１ｂに掛止し且つ右
側端部をフック１０７を介してアームヘッド１０２に取
付けたローラピン１０８に係止していて、第５図におい
ては、リテーナ１０１をアームヘッド１０２に対して反
時計方向に付勢するようになっている。 （考案が解決しようとする問題点） しかしながら、上記のような従来のワイパアーム１００
においては、ＡＤＣ材よりなるアームヘッド１０２に金
属製のブッシュ１０５を嵌入し、さらにブッシュ１０５
に金属製のカラー１０４を挿入したうえで、このカラー
１０４の両端部にステンレス鋼製のリテーナ１０１を当
接させた構造のために、アームヘッド１０２とリテーナ
１０１とに電気化学的電池が形成されて、その電流がカ
ラー１０４とブッシュ１０５を通して流れることによ
り、アームヘッド１０２とリテーナ１０１とに電気化学
的腐食が発生することがあり、その場合には、ワイパア
ーム１００の美感を損ねるという問題点があった。 （考案の目的） そこで、この考案は、上記した従来の問題点を解決する
ために考えられたもので、アームヘッドとリテーナとに
電気化学的腐食を発生することがないワイパアームを提
供することを目的としている。
（問題点を解決するための手段） この考案に係わるワイパアームは、互いに相対向して配
置され、互いに向かい合った開口が形成された一対の金
属製の連結部を有するリテーナと、 上記リテーナの連結部に形成された開口を貫通する連結
ピンと、 上記連結ピンの外径よりも大きな内径を有し、中空円筒
状に形成され、上記連結ピンが貫通し、上記リテーナの
連結部の間に配置され、上記連結ピンが加締められるこ
とにより、上記リテーナの連結部間に保持されたカラー
と、 上記リテーナの連結部に夫々当接する大径ディスク状の
摺接部と、この摺接部の外径よりも小さい外径を有し、
且つ上記カラーの外径よりも大きい内径の中空部を有す
る装着部とからなり、上記カラーの両端に離れて装着さ
れた絶縁性の樹脂製で一対の中継部材と、 上記中継部材の装着部の外径よりも大きい内径を有する
開孔を有し、上記中継部材の装着部に装着されるととも
に、上記一対の中継部材の摺接部に当接して、一対の摺
接部間に配置され、上記リテーナを回動可能且つ電気的
に絶縁して支持するアームヘッドとからなる構成とした
ことを特徴としている。 （考案の作用） この考案に係わるワイパアームでは、中継部材に備えら
れた大径ディスク状の摺接部がリテーナとアームへッド
との間に配置され、一体に形成された中継部材はカラー
の両端に配置されているため、中継部材の装着部は互い
に離れて配置される。それ故、リテーナとアームヘッド
とは中継部材によって所定の離隔寸法を介して接触しな
い状態で確実に組付けられるとともに互いに電気的に絶
縁状態となる。 （実施例） 以下、この考案によるワイパアームの一実施例を第１図
ないし第４図に基づいて説明する。 図に示すワイパアーム１においては、図示しないワイパ
ブレードを取付けるリテーナ２と、図示しないワイパモ
ータに連結するアームヘッド３との連結部分を示してい
る。 すなわち、ワイパアーム１は、リテーナ２と、アームヘ
ッド３と、前記リテーナ２および前記アームヘッド３の
あいだに設けたこの実施例においては２個の中継部材４
と、カラー５と、連結ピン６とから主として構成されて
いる。 リテーナ２は、ステンレス鋼からなり、第２図中右側端
部寄りに、ほぼ平行な板状の連結部２ａを設けていて、
この連結部２ａには、貫通した開孔２ｂを設けている。 一方、アームヘッド３は、ＡＤＣ材からなり、第２図中
左側端部寄りの連結部３ａに、第３図中上下に貫通した
開孔３ｂを設け且つこの連結部３ａの第２図中下側部分
に有する切欠き部３ｃにローラピン３ｄを取付けてい
る。 他方、中継部材４には、リテーナ２の連結部２ａに当接
し且つ摺動することができる大径ディスク状の摺接部４
ａと、前記摺接部４ａの外径よりも小さい外径を有し、
アームヘッド３の連結部３ａに設けた開孔３ｂに嵌合す
ることができる装着部４ｂとを一体に備え、ほぼ中央部
に前記摺接部４ａおよび装着部４ｂに貫通した中空部４
ｃを備えた絶縁性の樹脂成形よりなるものである。そし
て、前記装着部４ｂの長さ寸法はアームヘッド３に設け
た開孔３ｂの長さの半分より短くなっている。 カラー５は、ほぼ中央部に中空部５ａを備えた円筒形状
であって、その外径は、中継部材４の中空部４ｃよりわ
ずかに小さく、その長手寸法は、リテーナ２の板状連結
部２ａの間隙寸法よりわずかに小さくなっている。 連結ピン６は、リベットであって、軸部６ａの外径は、
リテーナ２の連結部２ａに設けた開孔２ｂの内径よりも
わずかに小さく且つカラー５の中空部５ａの内径よりも
わずかに小さくなっている。 図中の符号７は引っ張りばねであって、第２図中の左側
端部をリテーナ２に設けた掛止部２ｃに係止し且つ右側
端部をフック８を介してアームヘッド３に取付けたロー
ラピン３ｄに係止していて、第２図においては、リテー
ナ２をアームヘッド３に対して反時計方向に付勢するよ
うになっている。 ここで、第４図に示すように、アームヘッド３の連結部
３ａに設けた開孔３ｂには両側から中継部材４，４の装
着部４ｂ，４ｂが夫々嵌合されており、夫々中継部材
４，４の中空部４ｃ，４ｃにカラー５が挿入されてい
る。中継部材４，４の装着部４ｂ，４ｂの夫々の長さ寸
法は開孔３ｂの長さ寸法の半分よりも短くなっているた
め、各中継部材４，４のあいだには開孔３ｂとカラー５
と中継部材４，４の装着部４ｂ，４ｂとによって囲まれ
た空間に油溜が形成される。各中継部材４，４のあいだ
に開孔３ｂとカラー５と中継部材４，４の装着部４ｂ，
４ｂとによって油溜が形成されることにより、この油溜
に収められる潤滑油脂によってリテーナ２はアームヘッ
ド３に対して円滑に回動される。そして、中継部材４，
４の摺接部４ａ，４ａがアームヘッド３とリテーナ２と
のあいだに配置されるとともにリテーナ２の連結部２ａ
に当接し、カラー５の両端部もリテーナ２の連結部２ａ
に当接していて、リテーナ２の連結部２ａに設けた一方
の開孔２ｂからカラー５の中空部５ａとリテーナ２の連
結部２ａに設けた他方の開孔２ｂとに連結ピン６を貫挿
し、リテーナ２の外側部分で連結ピン６を加締めてい
る。 つまり、リテーナ２とアームヘッド３とはリテーナ２お
よびアームヘッド３のあいだに設けた中継部材４によっ
て離間した状態にあり、接触していないことから、電気
化学的腐食が発生することを防止できるようになってい
る。
置され、互いに向かい合った開口が形成された一対の金
属製の連結部を有するリテーナと、 上記リテーナの連結部に形成された開口を貫通する連結
ピンと、 上記連結ピンの外径よりも大きな内径を有し、中空円筒
状に形成され、上記連結ピンが貫通し、上記リテーナの
連結部の間に配置され、上記連結ピンが加締められるこ
とにより、上記リテーナの連結部間に保持されたカラー
と、 上記リテーナの連結部に夫々当接する大径ディスク状の
摺接部と、この摺接部の外径よりも小さい外径を有し、
且つ上記カラーの外径よりも大きい内径の中空部を有す
る装着部とからなり、上記カラーの両端に離れて装着さ
れた絶縁性の樹脂製で一対の中継部材と、 上記中継部材の装着部の外径よりも大きい内径を有する
開孔を有し、上記中継部材の装着部に装着されるととも
に、上記一対の中継部材の摺接部に当接して、一対の摺
接部間に配置され、上記リテーナを回動可能且つ電気的
に絶縁して支持するアームヘッドとからなる構成とした
ことを特徴としている。 （考案の作用） この考案に係わるワイパアームでは、中継部材に備えら
れた大径ディスク状の摺接部がリテーナとアームへッド
との間に配置され、一体に形成された中継部材はカラー
の両端に配置されているため、中継部材の装着部は互い
に離れて配置される。それ故、リテーナとアームヘッド
とは中継部材によって所定の離隔寸法を介して接触しな
い状態で確実に組付けられるとともに互いに電気的に絶
縁状態となる。 （実施例） 以下、この考案によるワイパアームの一実施例を第１図
ないし第４図に基づいて説明する。 図に示すワイパアーム１においては、図示しないワイパ
ブレードを取付けるリテーナ２と、図示しないワイパモ
ータに連結するアームヘッド３との連結部分を示してい
る。 すなわち、ワイパアーム１は、リテーナ２と、アームヘ
ッド３と、前記リテーナ２および前記アームヘッド３の
あいだに設けたこの実施例においては２個の中継部材４
と、カラー５と、連結ピン６とから主として構成されて
いる。 リテーナ２は、ステンレス鋼からなり、第２図中右側端
部寄りに、ほぼ平行な板状の連結部２ａを設けていて、
この連結部２ａには、貫通した開孔２ｂを設けている。 一方、アームヘッド３は、ＡＤＣ材からなり、第２図中
左側端部寄りの連結部３ａに、第３図中上下に貫通した
開孔３ｂを設け且つこの連結部３ａの第２図中下側部分
に有する切欠き部３ｃにローラピン３ｄを取付けてい
る。 他方、中継部材４には、リテーナ２の連結部２ａに当接
し且つ摺動することができる大径ディスク状の摺接部４
ａと、前記摺接部４ａの外径よりも小さい外径を有し、
アームヘッド３の連結部３ａに設けた開孔３ｂに嵌合す
ることができる装着部４ｂとを一体に備え、ほぼ中央部
に前記摺接部４ａおよび装着部４ｂに貫通した中空部４
ｃを備えた絶縁性の樹脂成形よりなるものである。そし
て、前記装着部４ｂの長さ寸法はアームヘッド３に設け
た開孔３ｂの長さの半分より短くなっている。 カラー５は、ほぼ中央部に中空部５ａを備えた円筒形状
であって、その外径は、中継部材４の中空部４ｃよりわ
ずかに小さく、その長手寸法は、リテーナ２の板状連結
部２ａの間隙寸法よりわずかに小さくなっている。 連結ピン６は、リベットであって、軸部６ａの外径は、
リテーナ２の連結部２ａに設けた開孔２ｂの内径よりも
わずかに小さく且つカラー５の中空部５ａの内径よりも
わずかに小さくなっている。 図中の符号７は引っ張りばねであって、第２図中の左側
端部をリテーナ２に設けた掛止部２ｃに係止し且つ右側
端部をフック８を介してアームヘッド３に取付けたロー
ラピン３ｄに係止していて、第２図においては、リテー
ナ２をアームヘッド３に対して反時計方向に付勢するよ
うになっている。 ここで、第４図に示すように、アームヘッド３の連結部
３ａに設けた開孔３ｂには両側から中継部材４，４の装
着部４ｂ，４ｂが夫々嵌合されており、夫々中継部材
４，４の中空部４ｃ，４ｃにカラー５が挿入されてい
る。中継部材４，４の装着部４ｂ，４ｂの夫々の長さ寸
法は開孔３ｂの長さ寸法の半分よりも短くなっているた
め、各中継部材４，４のあいだには開孔３ｂとカラー５
と中継部材４，４の装着部４ｂ，４ｂとによって囲まれ
た空間に油溜が形成される。各中継部材４，４のあいだ
に開孔３ｂとカラー５と中継部材４，４の装着部４ｂ，
４ｂとによって油溜が形成されることにより、この油溜
に収められる潤滑油脂によってリテーナ２はアームヘッ
ド３に対して円滑に回動される。そして、中継部材４，
４の摺接部４ａ，４ａがアームヘッド３とリテーナ２と
のあいだに配置されるとともにリテーナ２の連結部２ａ
に当接し、カラー５の両端部もリテーナ２の連結部２ａ
に当接していて、リテーナ２の連結部２ａに設けた一方
の開孔２ｂからカラー５の中空部５ａとリテーナ２の連
結部２ａに設けた他方の開孔２ｂとに連結ピン６を貫挿
し、リテーナ２の外側部分で連結ピン６を加締めてい
る。 つまり、リテーナ２とアームヘッド３とはリテーナ２お
よびアームヘッド３のあいだに設けた中継部材４によっ
て離間した状態にあり、接触していないことから、電気
化学的腐食が発生することを防止できるようになってい
る。
以上説明してきたように、この考案に係るワイアパーム
は、上記した構成としたことから、中継部材によりリテ
ーナとアームヘッドとを所定の離隔寸法を介して接触し
ない状態で確実に組付けることができるとともにリテー
ナとアームヘッドとを互いに電気的に絶縁状態とするこ
とができるため、従来のものと比較してリテーナとアー
ムヘッドとに電気的腐食を発生させることがなく、結果
的に美観を損ねることがないという優れた効果を奏する
ものである。
は、上記した構成としたことから、中継部材によりリテ
ーナとアームヘッドとを所定の離隔寸法を介して接触し
ない状態で確実に組付けることができるとともにリテー
ナとアームヘッドとを互いに電気的に絶縁状態とするこ
とができるため、従来のものと比較してリテーナとアー
ムヘッドとに電気的腐食を発生させることがなく、結果
的に美観を損ねることがないという優れた効果を奏する
ものである。
第１図はこの考案の一実施例によるワイパアームのリテ
ーナとアームヘッドとの連結部分における各部品の外観
斜視図、第２図はこの考案の一実施例によるワイパアー
ムのリテーナとアームヘッドとの連結部分における縦断
側面図、第３図は第２図に示したワイパアームの下面
図、第４図は第２図に示したワイパアームの（Ａ−Ａ）
線断面図、第５図は従来のワイパアームのリテーナとア
ームヘッドとの連結部分における縦断側面図、第６図は
第５図に示したワイパアームの下面図、第７図は第６図
に示したワイパアームの（Ｂ−Ｂ）線断面図である。 １……ワイパアーム ２……リテーナ ２ａ，２ａ……連結部 ２ｂ，２ｂ……開口 ３……アームヘッド ３ｂ……開孔 ４……中継部材 ４ａ，４ａ……摺接部 ４ｂ，４ｂ……装着部 ４ｃ，４ｃ……中空部 ５……カラー ６……連結ピン。
ーナとアームヘッドとの連結部分における各部品の外観
斜視図、第２図はこの考案の一実施例によるワイパアー
ムのリテーナとアームヘッドとの連結部分における縦断
側面図、第３図は第２図に示したワイパアームの下面
図、第４図は第２図に示したワイパアームの（Ａ−Ａ）
線断面図、第５図は従来のワイパアームのリテーナとア
ームヘッドとの連結部分における縦断側面図、第６図は
第５図に示したワイパアームの下面図、第７図は第６図
に示したワイパアームの（Ｂ−Ｂ）線断面図である。 １……ワイパアーム ２……リテーナ ２ａ，２ａ……連結部 ２ｂ，２ｂ……開口 ３……アームヘッド ３ｂ……開孔 ４……中継部材 ４ａ，４ａ……摺接部 ４ｂ，４ｂ……装着部 ４ｃ，４ｃ……中空部 ５……カラー ６……連結ピン。
Claims (1)
- 【請求項１】互いに相対向して配置され、互いに向かい
合った開口が形成された一対の金属製の連結部を有する
リテーナと、 上記リテーナの連結部に形成された開口を貫通する連結
ピンと、 上記連結ピンの外径よりも大きな内径を有し、中空円筒
状に形成され、上記連結ピンが貫通し、上記リテーナの
連結部の間に配置され、上記連結ピンが加締められるこ
とにより、上記リテーナの連結部間に保持されたカラー
と、 上記リテーナの連結部に夫々当接する大径ディスク状の
摺接部と、この摺接部の外径よりも小さい外径を有し、
且つ上記カラーの外径よりも大きい内径の中空部を有す
る装着部とからなり、上記カラーの両端に離れて装着さ
れた絶縁性の樹脂製で一対の中継部材と、 上記中継部材の装着部の外径よりも大きい内径を有する
開孔を有し、上記中継部材の装着部に装着されるととも
に、上記一対の中継部材の摺接部に当接して、一対の摺
接部間に配置され、上記リテーナを回動可能且つ電気的
に絶縁して支持するアームヘッドとからなることを特徴
とするワイパアーム。
Priority Applications (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1987091316U JPH0616847Y2 (ja) | 1987-06-16 | 1987-06-16 | ワイパア−ム |
| US07/207,553 US4932097A (en) | 1987-06-16 | 1988-06-16 | Wiper arm |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1987091316U JPH0616847Y2 (ja) | 1987-06-16 | 1987-06-16 | ワイパア−ム |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS63199865U JPS63199865U (ja) | 1988-12-22 |
| JPH0616847Y2 true JPH0616847Y2 (ja) | 1994-05-02 |
Family
ID=14023058
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1987091316U Expired - Lifetime JPH0616847Y2 (ja) | 1987-06-16 | 1987-06-16 | ワイパア−ム |
Country Status (2)
| Country | Link |
|---|---|
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