JPH11162731A - マグネット部材、該マグネット部材の製造方法、該マグネット部材の着磁装置、マグネット構造体、マグネット装置、現像ローラ、並びに現像装置 - Google Patents

マグネット部材、該マグネット部材の製造方法、該マグネット部材の着磁装置、マグネット構造体、マグネット装置、現像ローラ、並びに現像装置

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JPH11162731A
JPH11162731A JP10262416A JP26241698A JPH11162731A JP H11162731 A JPH11162731 A JP H11162731A JP 10262416 A JP10262416 A JP 10262416A JP 26241698 A JP26241698 A JP 26241698A JP H11162731 A JPH11162731 A JP H11162731A
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Kyota Hizuka
恭太 肥塚
Kenji Narita
研二 成田
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 マグネット部材を内蔵した回転可能なスリー
ブの表面の磁性特性を、現像剤を脱離させるための反発
磁極を有する複雑な磁気特性にすることが容易なマグネ
ット部材等を提供する。 【解決手段】 回転可能なスリーブ3に内蔵され、該ス
リーブ表面上の現像剤を該表面から脱離させるような磁
力を該スリーブ表面上に発生させる脱離用磁極を含む複
数の磁極を有するマグネット部材2において、外周面の
一部に、該スリーブ表面との間隙が該スリーブ回転方向
上流側及び下流側で隣接する両隣接部分と該スリーブ表
面との間隙よりも広く且つ該スリーブ表面移動方向と直
交する長手方向に延在する磁極位置決め用の基準面Zを
形成し、該基準面Zに該脱離用磁極を着磁する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は複写機、ファクシミ
リ、レーザプリンタなどの電子写真方式の画像形成装置
に配備される現像ローラなどに用いるマグネット部材、
該マグネット部材の製造方法、該マグネット部材の着磁
装置、該マグネット部材を備えたマグネット構造体及び
マグネット装置、並びに、上記現像ローラ及び該現像ロ
ーラを備えた現像装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、電子写真方式の画像形成装置
等に用いられるマグネット部材を内蔵したマグネット構
造体としては、現像剤を担持して搬送する円筒状のスリ
ーブの内部にマグネット部材が固定配置された現像ロー
ラが知られている。
【0003】図9は上記マグネット部材を内蔵した現像
ローラの一般的な構成を示す縦断面図である。この現像
ローラは芯金1、複数個の固定磁極を有するプラスチッ
クマグネットなどからなるマグネット部材2、回転可能
な非磁性体(例えばアルミニウム)からなる円筒状のス
リーブ3、駆動側フランジ4および従動側フランジ5で
構成されている。駆動側フランジ4は、駆動機構(図示
せず)の回転動力をスリーブ3に伝達するためもので、
スリーブ3の一端部に設けられ、従動側フランジ5は、
マグネット部材2をスリーブ3内に保持するためのもの
であって、スリーブ3の他端部に設けられている。
【0004】このような現像ローラのうち、現像剤とし
て磁性体のキャリアと非磁性体のトナーとを混合した2
成分現像剤を使用するものでは、例えば図10に示すよ
うな磁気特性(磁束密度パターン)が要求されている。
この現像ローラでは、マグネット部材2の固定磁極でス
リーブ3の外周面上に形成される磁極とそのスリーブ3
の回転とにより、磁束密度が高い磁極P2、P3及びP
6のところでは現像剤の搬送が行われる。そして、磁極
P1のところではスリーブ3上の現像剤の潜像担持体へ
の移行が行われ、磁極P5のところではスリーブ3上へ
の現像剤の汲み上げが行われる。また、磁束密度が低い
磁極P4のところでは1回転ごとにスリーブ表面からの
現像剤の脱離を伴う現像剤の交換が行われる。
【0005】従来、上記マグネット部材の製造方法とし
ては、磁性材料としてプラスチックマグネットやゴムマ
グネットを用い、磁場を印加しながら押出成形または射
出成形を行う磁場配向成形がほとんどである。
【0006】また、上記マグネット部材としては、多極
配向成形後の工程が簡単で生産効率を高くすることがで
きるロール形状のものが多く用いられている。このロー
ル形状のマグネット部材として用いるパイプ状に成形し
た円筒管状樹脂(以下、「成形品」という。)は、例え
ば磁性体を含んだ樹脂を円筒管状に押出機から供給して
磁場配向金型内に入れ、磁場を印可することにより異方
化(配向)して押出成形して製造することができる。
【0007】図11は上記マグネット部材を製造するた
めの射出磁場成形装置の概略構成を示す横断面図であ
る。図中の符号6は成形型、7はシリンダー、8は磁場
配向金型をなす磁場発生ヨーク(永久磁石や電磁石)、
9は軸、10は成形品を示している。また、図12
(A)及び(B)は上記マグネット部材を製造するため
の押出磁場成形装置概略構成を示す縦断面図及び横断面
図である。図9に示すような現像ローラに用いるマグネ
ット部材を成形するためには、まず押出機のスクリュー
11でシリンダー12、ニップル13を介して供給され
る樹脂を、磁場配向金型の配向ダイ14内に入れる。そ
して、磁場発生コイル15により磁場を印加して異方化
(配向)して押し出し、それを一定速度で駆動する図示
しない引取機で引き取る。図中の符号16はヨークを示
す。
【0008】また、図9に示すように芯金1をマグネッ
ト部材2で覆った構造にする実際の方法としては、芯金
51とマグネット部材52を一体で成形する方法と、マ
グネット部材2をパイプ形状で成形した後、芯金1を挿
入する方法という二つの方法がある。これらの方法のう
ち、前者の方法は、磁極角度を確保することが難しく余
り用いられていない。また後者の方法については、例え
ば特開昭63−289908号公報に開示のマグネット
ロール用円筒状マグネット及びそれを用いたマグネット
ロールの製造方法にあるように、磁極間に平面を形成
し、その平面を基準に芯金を挿入する方法がとられてい
る。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】ところが、従来のマグ
ネット部材の製造方法では、マグネット部材を内蔵した
スリーブ表面の磁気特性を、図10のP4の位置に示す
ような反発磁極を有する複雑な磁気特性とすることが難
しいという課題が残されていた。
【0010】本発明は上記問題点に鑑みてなされたもの
であり、その目的は、スリーブ表面の磁性特性を、磁性
剤を脱離させるための反発磁極を有する複雑な磁気特性
にすることが容易なマグネット部材、該マグネット部材
を容易に製造の製造方法、該マグネット部材の着磁装
置、マグネット構造体、マグネット装置、現像ローラ、
並びに現像装置を提供することである。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1の発明は、回転可能なスリーブに内蔵さ
れ、該スリーブ表面上の磁性剤を該表面から脱離させる
ような磁力を該スリーブ表面上に発生させる脱離用磁極
を含む複数の磁極を有するマグネット部材であって、外
周面の一部に、該スリーブ表面との間隙が該スリーブ回
転方向上流側及び下流側で隣接する両隣接部分と該スリ
ーブ表面との間隙よりも広く且つ該スリーブ表面移動方
向と直交する長手方向に延在する磁極位置決め用の基準
部が形成され、該基準部に該脱離用磁極が着磁されてい
ることを特徴とするものである。
【0012】請求項2の発明は、請求項1のマグネット
部材において、上記複数の磁極として、上記スリーブ表
面に磁性剤を付着させるための付着用磁極、該スリーブ
表面に付着している磁性剤を該スリーブ表面に対向配置
された対象物に対して移行させるための移行用磁極、及
び上記脱離用磁極が、該スリーブの回転方向に沿って該
付着用磁極、該移行用磁極、該脱離用磁極の順に着磁さ
れ、各磁極によって該スリーブ表面上に形成される磁極
が同極性であることを特徴とするものである。
【0013】請求項3の発明は、請求項2のマグネット
部材において、上記付着用磁極の極性及び上記移行用磁
極の極性が互いに同じであり、該付着用磁極と該移行用
磁極との間に、両磁極と異なる極性の搬送用磁極が着磁
されていることを特徴とするものである。
【0014】請求項4の発明は、請求項2のマグネット
部材において、上記付着用磁極の極性及び上記脱離用磁
極の極性が互いに異なることを特徴とするものである。
【0015】請求項5の発明は、請求項4のマグネット
部材において、上記脱離用磁極に対して上記スリーブ回
転方向上流側から隣接する領域に、該脱離用磁極と異な
る極性の搬送用磁極が着磁されていることを特徴とする
ものである。
【0016】請求項6の発明は、請求項4のマグネット
部材において、上記脱離用磁極に対して上記スリーブ回
転方向上流側から隣接する領域に、該脱離用磁極と異な
る極性の第1の搬送用磁極が着磁され、該第1の搬送用
磁極と上記移行用磁極との間に、該第1の搬送用磁極と
異なる極性の第2の搬送用磁極が着磁されていることを
特徴とするものである。
【0017】請求項7の発明は、請求項2のマグネット
部材において、上記脱離用磁極に対して上記スリーブ回
転方向上流側から隣接し且つ上記移行用磁極に対して該
スリーブ回転方向下流側に位置する領域に、該脱離用磁
極と異なる極性の搬送用磁極が着磁されていることを特
徴とするものである。
【0018】請求項8の発明は、請求項7のマグネット
部材において、上記脱離用磁極の極性及び上記付着用磁
極の極性が互いに異なることを特徴とするものである。
【0019】請求項9の発明は、請求項5、6又は7の
マグネット部材において、上記脱離用磁極によって上記
スリーブ表面上に形成される反発磁極の極性が、上記付
着用磁極及び該脱離用磁極に隣接する上記搬送用磁極の
それぞれによって該スリーブ表面上に形成される吸引磁
極及び搬送磁極と同極性になり、該反発磁極による磁力
が該吸引磁極による磁力及び該搬送磁極による磁力より
も小さくなり、且つ、該反発磁極が該スリーブ回転方向
に所定幅で形成されるように、上記基準部の形状及び該
脱離用磁極の着磁の程度を設定したことを特徴とするも
のである。
【0020】請求項10の発明は、上記スリーブの軸方
向に貫通孔を有し、該貫通孔に芯金が挿入された請求項
1又は2のマグネット部材であって、上記基準部を基準
にして、該貫通孔内における該芯金の位置決めを行った
ことを特徴とするものである。
【0021】請求項11の発明は、上記スリーブの軸方
向に貫通孔を有し、該貫通孔に芯金が挿入された請求項
1又は2のマグネット部材であって、該芯金の材料とし
て軟磁性体を用いたことを特徴とするものである。
【0022】請求項12の発明は、請求項1、2、3、
4、5、6、7、8、9、10又は11のマグネット部
材と、該マグネット部材を内蔵する回転可能なスリーブ
とを備えたことを特徴とするマグネット構造体である。
【0023】請求項13の発明は、請求項2、3、4、
5、6、7、8、9、10又は11のマグネット部材
と、該マグネット部材を内蔵する回転可能な円筒状のス
リーブと、該マグネット部材及び該スリーブからなるマ
グネット構造体を収容するケーシング部材とを備えたマ
グネット装置であって、該スリーブが、該ケーシング部
材内に回転可能に固定され、該マグネット部材が、該ケ
ーシング部材に対して相対移動しないように該スリーブ
内に固定され、該ケーシング部材が、該マグネット部材
の上記移行用磁極の位置に開口部を有し、該ケーシング
部材の内部に、該マグネット部材の上記脱離用磁極近傍
の該スリーブ表面から磁性剤の一部が脱離する脱離部と
該脱離部に連通した磁性剤の貯蔵部とを有することを特
徴とするものである。
【0024】請求項14の発明は、回転可能な円筒状の
スリーブと、該スリーブに内蔵され、該スリーブ表面上
の磁性粒子を含む現像剤を該表面から脱離させるような
磁力を該スリーブ表面上に発生させる脱離用磁極を含む
複数の磁極を有するマグネット部材とを備えた現像ロー
ラであって、該マグネット部材の外周面の一部に、該ス
リーブ表面との間隙が該スリーブ回転方向上流側及び下
流側で隣接する両隣接部分と該スリーブ表面との間隙よ
りも広く且つ該スリーブ表面移動方向と直交する長手方
向に延在する磁極位置決め用の基準部が形成され、該基
準部に該脱離用磁極が着磁されていることを特徴とする
ものである。
【0025】請求項15の発明は、請求項14の現像ロ
ーラにおいて、上記マグネット部材の複数の磁極とし
て、上記スリーブ表面に現像剤を付着させるための付着
用磁極、該スリーブ表面に付着している現像剤を該スリ
ーブ表面に対向配置された像担持体に対して移行させる
ための移行用磁極、及び上記脱離用磁極が、該スリーブ
の回転方向に沿って該付着用磁極、該移行用磁極、該脱
離用磁極の順に着磁され、各磁極によって該スリーブ表
面上に形成される磁極が同極性であることを特徴とする
ものである。
【0026】請求項16の発明は、請求項15の現像ロ
ーラにおいて、上記マグネット部材の上記付着用磁極の
極性及び上記移行用磁極の極性が互いに同じであり、該
付着用磁極と該移行用磁極との間に、両磁極と異なる極
性の搬送用磁極が着磁されていることを特徴とするもの
である。
【0027】請求項17の発明は、請求項15の現像ロ
ーラにおいて、上記マグネット部材の上記付着用磁極の
極性及び上記脱離用磁極の極性が互いに異なる極性であ
ることを特徴とするものである。
【0028】請求項18の発明は、請求項17の現像ロ
ーラにおいて、上記マグネット部材の上記脱離用磁極に
対して上記スリーブ回転方向上流側から隣接する領域
に、該脱離用磁極と異なる極性の搬送用磁極が着磁され
ていることを特徴とするものである。
【0029】請求項19の発明は、請求項17の現像ロ
ーラにおいて、上記マグネット部材の上記脱離用磁極に
対して上記スリーブ回転方向上流側から隣接する領域
に、該脱離用磁極と異なる極性の第1の搬送用磁極が着
磁され、該第1の搬送用磁極と上記移行用磁極との間
に、該第1の搬送用磁極と異なる極性の第2の搬送用磁
極が着磁されていることを特徴とするものである。
【0030】請求項20の発明は、請求項15の現像ロ
ーラにおいて、上記マグネット部材の上記脱離用磁極に
対して上記スリーブ回転方向上流側から隣接し且つ上記
移行用磁極に対して該スリーブ回転方向下流側に位置す
る領域に、該脱離用磁極と異なる極性の搬送用磁極が着
磁されていることを特徴とするものである。
【0031】請求項21の発明は、請求項20の現像ロ
ーラにおいて、上記マグネット部材の上記脱離用磁極の
極性及び上記付着用磁極の極性が互いに異なることを特
徴とするものである。
【0032】請求項22の発明は、請求項18、19又
は20の現像ローラにおいて、上記マグネット部材の上
記脱離用磁極によって上記スリーブ表面上に形成される
反発磁極の極性が、上記付着用磁極及び該脱離用磁極に
隣接する上記搬送用磁極のそれぞれによって該スリーブ
表面上に形成される吸引磁極及び搬送磁極と同極性にな
り、該反発磁極による磁力が該吸引磁極による磁力及び
該搬送磁極による磁力よりも小さくなり、且つ、該反発
磁極が該スリーブ回転方向に所定幅で形成されるよう
に、上記基準部の形状及び該脱離用磁極の着磁の程度を
設定したことを特徴とするものである。
【0033】請求項23の発明は、上記マグネット部材
が上記スリーブの軸方向に貫通孔を有し、該貫通孔に芯
金が挿入された請求項14又は15の現像ローラであっ
て、上記基準部を基準にして、該貫通孔内における該芯
金の位置決めを行ったことを特徴とするものである。
【0034】請求項24の発明は、上記マグネット部材
が上記スリーブの軸方向に貫通孔を有し、該貫通孔に芯
金が挿入された請求項14又は15の現像ローラであっ
て、該芯金の材料として軟磁性体を用いたことを特徴と
するものである。
【0035】請求項25の発明は、請求項15、16、
17、18、19、20、21、22、23又は24の
現像ローラと、該現像ローラを収容するケーシング部材
とを備えた現像装置であって、上記スリーブが、該ケー
シング部材内に回転可能に固定され、上記マグネット部
材が、該ケーシング部材に対して相対移動しないように
該スリーブ内に固定され、該ケーシング部材が、該マグ
ネット部材の上記移行用磁極の位置に開口部を有し、該
ケーシング部材の内部に、該マグネット部材の上記脱離
用磁極近傍の該スリーブ表面から現像剤の一部が脱離す
る脱離部と該脱離部に連通した現像剤の貯蔵部とを有す
ることを特徴とするものである。
【0036】請求項26の発明は、回転可能なスリーブ
に内蔵され、該スリーブ表面上の磁性剤を該表面から脱
離させるような磁力を該スリーブ表面上に形成するため
の脱離用磁極を含む複数の磁極を有するマグネット部材
を製造するマグネット部材の製造方法であって、該マグ
ネット部材の外周面の一部に、該スリーブ表面との間隙
が該スリーブ回転方向上流側及び下流側で隣接する両隣
接部分と該スリーブ表面との間隙よりも広く且つ該スリ
ーブ表面移動方向と直交する長手方向に延在する磁極位
置決め用の基準部を形成し、該基準部に該脱離用磁極を
着磁することを特徴とするものである。
【0037】請求項27の発明は、請求項26のマグネ
ット部材の製造方法において、上記基準部を、該マグネ
ット部材を構成する磁性材料を溶融して押出成形又は射
出成形によって形成することを特徴とするものである。
【0038】請求項28の発明は、請求項27のマグネ
ット部材の製造方法において、上記押出成形又は射出成
形を行いながら、上記磁極の着磁を行うことを特徴とす
るものである。
【0039】請求項29の発明は、上記スリーブの軸方
向に貫通孔を有するマグネット部材を製造する請求項2
6のマグネット部材の製造方法であって、該貫通孔に軟
磁性体を挿入した後、上記磁極の着磁を行うことを特徴
とするものである。
【0040】請求項30の発明は、上記スリーブの軸方
向に貫通孔を有し、該貫通孔に芯金を挿入したマグネッ
ト部材を製造する請求項26のマグネット部材の製造方
法であって、上記基準部を基準にして、該貫通孔内にお
ける該芯金の位置決めを行うことを特徴とするものであ
る。
【0041】請求項31の発明は、請求項30のマグネ
ット部材の製造方法であって、上記芯金として軟磁性体
を用いたことを特徴とするものである。
【0042】請求項32の発明は、請求項26のマグネ
ット部材の製造方法において、該マグネット部材を構成
する磁性材料を溶融して押出成形又は射出成形を行いな
がら磁場を印加し、該押出成形又は射出成形を行った該
マグネット部材に対して脱磁を行い、該脱磁を行った該
マグネット部材に対して上記磁極の着磁を行うことを特
徴とするものである。
【0043】請求項33の発明は、上記スリーブの軸方
向に貫通孔を有するマグネット部材を製造する請求項3
2のマグネット部材の製造方法であって、該貫通孔に軟
磁性体を挿入した後、上記磁極の着磁を行うことを特徴
とするものである。
【0044】請求項34の発明は、上記スリーブの軸方
向に貫通孔を有し、該貫通孔に芯金を挿入したマグネッ
ト部材を製造する請求項32のマグネット部材の製造方
法であって、上記基準部を基準にして、該貫通孔内にお
ける該芯金の位置決めを行うことを特徴とするものであ
る。
【0045】請求項35の発明は、請求項34のマグネ
ット部材の製造方法であって、上記芯金として軟磁性体
を用いたことを特徴とするものである。
【0046】請求項36の発明は、請求項26のマグネ
ット部材の製造方法に用いるマグネット部材の着磁装置
であって、着磁対象のマグネット部材の基準部を基準に
して該マグネット部材を位置決め部で位置決めして保持
する保持部材と、該位置決め部を基準にして、上記複数
の磁極の着磁位置にそれぞれ位置決めして配置した複数
の着磁部材とを設けたことを特徴とするものである。
【0047】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照しながら、本発
明を画像形成装置に用いるマグネット構造体としての現
像ローラに内蔵するマグネット部材を製造する製造方法
に適用した実施形態について説明する。なお、以下の説
明では、図12に示す押出磁場成形装置を用いて成形す
る例を説明するので、従来と共通する部分については共
通する符号を付して説明する。
【0048】図1(A)及び(B)はそれぞれ、本実施
形態に係るマグネット部材の製造方法に用いる押出磁場
成形装置の概略構成を示す横断面図及び成形品の断面図
である。まず、成形時に磁性材料としてのプラスチック
マグネット材やゴムマグネット材等からなる樹脂は、配
向ダイ14内の磁場により磁場配向されると同時に、配
向ダイ14の形に沿った形状、即ち図示のように外周の
一部に成形時の配向位置(図中の線X)に対して一定の
角度を持った基準部としての平面状の基準面Zを有する
形状に成形される(以下、この成形されたマグネット部
材を「成形品」という)。このとき、円筒形状の成形品
10の基準面Zは配向位置Xから一定の位置にある。そ
して成形後、成形した成形品10を一旦脱磁する。この
脱磁は、成形中に連続的に行う方法及び成形後の成形品
10を所望の長さに切断して1本ずつ脱磁する方法のい
ずれで行ってもよい。
【0049】そして、図2(A)に示すように、一対の
押さえ部材17、18間に成形品10を挟み、芯金1の
図示しない基準面と成形品10の基準面Zが一定の角度
になるように保った状態で、成形品10の軸方向に形成
された貫通孔10aに芯金1を挿入する。押さえ部材1
8の内面には、成形品10の基準面Zに密着する押さえ
面19が形成されている。これにより、芯金1の基準面
と成形品10の配向位置Xは製品上要求される磁極位置
に合わせることができる。また、芯金1の挿入の際に、
成形品10の内径または芯金1の外周に接着剤を塗布し
て接着するようにしてもいいし、圧入するように挿入し
てもよい。
【0050】そして、芯金1の挿入後、図3(A)に示
すように、芯金1の基準面を基準に配向位置Xと一致す
るように電磁石からなる着磁部材としての着磁ヨーク2
0a〜20fを配した着磁装置21の図示しない保持部
材で保持し、該着磁装置21により成形品10を着磁す
る。この場合、着磁後の磁極位置はほぼ着磁前の配向位
置に一致するが、脱磁を行わずに芯金1を挿入した場合
のバラツキに比べて小さくすることができる。これは、
芯金1の基準位置に対して完成品の磁極位置に一致する
ように配置されているため、配向位置のバラツキを吸収
する作用をもっているからである。図4に成形品10に
おける配向位置と着磁位置との対応関係を示す。この図
4から、配向位置に比べ着磁位置のバラツキが低減して
いることがわかる。さらにその後、非磁性体のスリーブ
3、駆動側フランジ、従動側フランジ等を取り付けて完
成品とする(図3(B)参照)。
【0051】なお、本実施形態では、成形品10に1本
ずつパルス磁場を印加するものであり、これは3kA程
度の電流を着磁ヨークの3ターン程度のコイルに通電す
ることで実現でき、このため円周上に6極以上の極数を
有する現像ローラでも容易に得ることができる。また、
成形品10の各磁極の着磁を行うときには磁気回路を効
率的に形成するために、図3(A)の着磁装置のように
着磁ヨークにより隣接する磁極が逆極になるように着磁
を行う。例えば、成形品10のP1の磁極をN極にし、
P2の磁極をS極に着磁したいときは、P1に対応する
着磁ヨーク20aがS極になり、P2に対応する着磁ヨ
ーク20bがN極になるように、各着磁ヨークのコイル
に通電する。ただし、スリーブ表面上で反発磁極が形成
される磁極(図3(A)のP4)については、磁極P4
に隣接する磁極P3、P5に対応する着磁ヨーク20
c、20eからの発生磁界の影響が大きく、磁極位置な
どにより、同極で反発し合い着磁ヨーク20dに電流を
流さなくても所望の磁気特性が得られる場合と、微小な
電流を着磁ヨーク20dに流すことが必要となる場合と
がある。
【0052】以上、本実施形態によれば、現像ローラの
スリーブ3に内蔵されるマグネット部材2の外周面の一
部に形成されている基準面Zを基準にして芯金1をマグ
ネット部材2の貫通孔に挿入し、芯金1の基準面を基準
にして各磁極P1〜P6が位置決めされて着磁されてい
るので、芯金1の基準面を基準にして現像ローラを現像
装置内に取り付ければ、該装置内においてマグネット部
材2の各磁極P1〜P6を良好な位置精度で配置するこ
とができる。
【0053】また、前述の特開昭63−289908号
公報に開示されているような従来の製造方法では、磁化
されたマグネット部材に芯金を脱磁を行わずに挿入する
ため、下記のような問題点がある。即ち、(1)材料の
バラツキが磁力に直接影響するために、材料がばらつい
た時に磁気特性のバラツキも大きくなり、(2)多極の
極数を有し、反発磁極を用いた磁極を持つような複雑な
磁気特性が製造できず、(3)成形時に磁極位置が決定
されてしまい、磁極位置精度が悪く、(4)磁化された
マグネットを取り扱うため、マグネットへのゴミや金属
粉の付着等があり、(5)成形時のマグネットのカス等
が付着しやすい、等の問題点がある。これらの問題点に
ついて更に説明すると、まず、押出時に配向、磁化を行
い、磁化がある状態で芯金を挿入する場合、磁性粉特性
がそのまま磁気特性に現れるため、磁力のバラツキが大
きくなる。配向時の磁界を制御すれば磁気特性の安定化
が図れるが、配向時の磁界制御を行うと成形品形状にも
影響を与えるため、結局安定した形状が得られない。ま
た、磁場配向の場合は連続して磁界をかけるため、直流
電流を用いた電磁石を用いるのが一般的であるが、配向
に必要な5000〜10000エルステッドの磁界をか
けるためには、20〜50Aの電流を100ターン以上
巻いたコイルに通電することが必要であり、このような
構成では装置寸法上、円周上に4〜6極程度の磁極を配
置するのが限界であり、これ以上の極数のローラを得る
ことが困難である。また、磁場配向時に磁化し、芯金を
挿入するには、磁化された磁極と位置決めのための平面
の位置精度と芯金挿入精度で磁極位置が決まってしま
う。さらに、押出成形の場合には通称「めやに」と称さ
れる樹脂のカスが成形品に付着しやすいが、磁場成形の
場合、磁化された樹脂がめやにとして成形品に付着する
ため、除去することが困難になる。
【0054】このような従来の製造方法に対し、本実施
形態に係る製造方法によれば、上記基準面Zが、スリー
ブ表面との間隙が該スリーブ回転方向上流側及び下流側
で隣接する両隣接部分とスリーブ表面との間隙よりも広
く且つ軸方向に延在するように形成され、該基準面Zの
部分に脱離用磁極P4が着磁されているので、スリーブ
表面上の現像剤を該表面から脱離させるような磁力をス
リーブ表面上に容易に発生させることができる。
【0055】すなわち、現像ローラの特性は図10から
わかるように、剤切れ極と呼ばれる相対的に磁力の弱い
脱離用磁極P4が必要で、この磁極はスリーブ3上の現
像剤を離脱する機能を発揮するためのものであるため、
現像剤に掛かる力にスリーブ3から離れる力が存在する
ことが望ましい。この場合に脱離用磁極P4に求められ
る特性は、スリーブ3上で隣の強い磁極との間で形成す
る反発磁極であることが望ましい。このような反発磁極
を形成するためのマグネット部材2の表面上の脱離用磁
極は、図5からもわかるように隣の磁極P3、P5と逆
極性の磁極になっているが、ある程度ギャップが開くと
隣の磁極と同極になり、反発磁極を形成する(図5の例
では、スリーブ上でN極、マグネット2の基準面Z上で
S極として描いてある)。従って、反発磁極を構成する
には、脱離用磁極P4におけるマグネット2の表面とス
リーブ3の表面との間隙が、隣接する他の磁極P3、P
5における間隙に比べて大きい方が望ましい。一方、他
の磁極では、逆に高い磁力を得るためにスリーブ表面ま
での距離が短い方が望ましい。従って、位置決め用に成
形品10の外周面の一部に平長手方向に延在する基準面
Zを設け、その基準面に脱離用磁極を着磁することによ
り、マグネット部材2の外周の基準面Zはスリーブ表面
からの距離が他の部分に比べ長くなるため、反発磁極の
形成が容易になり、剤切れ特性に優れた現像ローラを容
易に得ることができることになる。なお、図5におい
て、符号Aは磁力線を示し、符号Bはスリーブの外周面
に相当する面を示し、符号Cは磁束密度分布を示してい
る。
【0056】また、本実施形態によれば、冷却、固化し
た状態で芯金1を挿入した後に、芯金1の基準面を基準
に着磁を行う場合の磁化を制御するので、芯金1の基準
面と配向された磁極位置が狙いの角度に対してバラツキ
があっても、着磁ヨーク等の着磁部材の位置が芯金1の
基準面に対し決まっているため、着磁時に磁極位置を補
正する作用が働き、磁極角度精度が高くなる。
【0057】また、本実施形態によれば、磁場を印加し
ながら磁性材料を成形した後に一旦脱磁を行うため、表
面にマグネットカス等の磁気力による付着がなく、その
他の付着物も容易に除去でき、良好な性状のマグネット
部材を得ることができる。
【0058】また、マグネット部材2に用いる材料は原
材料であるフェライト等の特性のバラツキにより磁気特
性のバラツキを生じやすいが、本実施形態の場合は、後
着磁の条件により対応可能なため、安定した磁気特性を
得ることができる。 (以下、余白)
【0059】なお、上記実施形態では、成形品10の基
準部としては平面状の基準面Zを形成しているが、この
形状に限定されるものではなく、スリーブ表面との間隙
がスリーブ回転方向上流側及び下流側で隣接する両隣接
部分とスリーブ表面との間隙よりも広く且つ軸方向(長
手方向)に延在するものであれば、各種形状に形成する
ことができる。例えば、図6(A)のように軸中心側に
若干へこんだ凹面状の基準部10bを形成したり、図6
(B)に示すように外側に若干凸状となった基準部10
bを形成したり、図(C)に示すように溝付きの基準部
10bを形成したりしてもよい。但し、芯金1の挿入時
の角度精度上は平面形状の方が望ましい。更に平面形状
とした場合、基準面Zの幅Wは4mm以上が望ましい。
実質上、平面を用いた場合の位置決めのバラツキは平面
部の幅に関わらず±0.1mm程度と考えられる。平面
が4mmの場合、±0.1ばらついたときの角度バラツ
キはtan- 1(0.1/4)で約1.4度である。通
常、複写機等に用いられる現像ローラの磁極位置精度は
±2度以下であることが求められており、軸方向でのネ
ジレを考慮すると上記の±1.4度程度のバラツキが許
容限度である。例えば平面が3mmの場合、バラツキは
±1.9度と増加する。
【0060】また、上記実施形態では、現像装置の現像
ローラに内蔵するマグネット部材を製造する場合につい
て説明したが、本発明は、現像ローラに限定されること
なく適用できるものである。
【0061】
【実施例】次に、より具体的な実施例について説明す
る。外径がφ14mm、内径がφ6mmであり、脱磁前
の磁気特性が図7(A)に示す特性の成形品を成形し、
脱磁後、該成形品に芯金を圧入し、図7(B)の磁気特
性になるように着磁を行い、φ16mmのスリーブ上で
の磁気特性を測定した。マグネットの材料にはEEA
(エチレンエチルアクリレート共重合体)にストロンチ
ウムフェライトを91wt%混合した材料を用いた。位
置決め用の基準面の幅は4mmとなるようにダイの形状
を設定した。スリーブ上での磁気特性は波形は図9
(A)に示すとおりで、剤切れ極に相当する位置には、
反発磁極が形成されている。上記の方法で100本のマ
グネット部材の加工を行ったときの磁極位置のバラツキ
は±1.5°であった。
【0062】上記工程で製造されたマグネット部材2を
内蔵した現像ローラ30を、図8に示す現像装置に組み
込んで画像特性を確認した。この現像装置は、現像ロー
ラ30と、該現像ローラ30を収容するケーシング部材
31とを備えている。そして、スリーブ3が、ケーシン
グ部材30内に回転可能に固定され、マグネット部材2
が、ケーシング部材31に対して相対移動しないように
スリーブ3内に固定されている。このケーシング部材3
1は、像担持体としての感光体33に対向する移行用磁
極(主極)P1の位置に開口部を有し、ケーシング部材
31の内部に、マグネット部材2の脱離用磁極(剤切れ
極)P4近傍のスリーブ表面から現像剤32の一部が脱
離する脱離部Dと該脱離部Dに連通した現像剤32の貯
蔵部Eとを有している。この貯留部Eには、現像剤を撹
拌するための撹拌部材が設けられている。上記マグネッ
ト部材2の付着磁極(汲み上げ極)P5は、スリーブ3
の回転に伴って、上記貯蔵部Eで撹拌部材34により撹
拌された上記脱離部D上方の現像剤をスリーブ3表面上
に汲み上げて付着させる磁力を発生させるものである。
また、マグネット部材2の搬送用磁極P2、P3、P6
はそれぞれ、スリーブ3の回転に伴ってスリーブ3表面
上に担持されている現像剤を搬送するものである。な
お、図中の曲線Cは磁束密度分布を示している。
【0063】上記現像装置による画像特性の確認の結
果、マグネット部材2の離脱用磁極P4による剤切れ性
が良好であり、且つ付着用磁極P5による現像剤の汲み
上げや搬送用磁極P2、P3、P6による搬送性も良好
であった。また、この現像装置で現像した感光体31上
の顕像を用紙上に転写したところ、優れた画像を得るこ
とができた。
【0064】
【発明の効果】請求項1乃至13の発明によれば、スリ
ーブ表面との間隙が該スリーブ回転方向上流側及び下流
側で隣接する両隣接部分と該スリーブ表面との間隙より
も広くなるように形成した磁極位置決め用の基準部に、
脱離用磁極が着磁されているので、該脱離用磁極によっ
て形成される該スリーブ表面上の磁束密度パターンの自
由度が向上し、該基準部以外の該スリーブ表面に接近し
た部分に該脱離用磁極を着磁する場合に比して、該スリ
ーブ表面上の磁気特性を、磁性剤を該表面から脱離させ
るための反発磁極を有する複雑な磁気特性にすることが
容易になるという効果がある。
【0065】請求項14乃至25の発明によれば、スリ
ーブ表面との間隙が該スリーブ回転方向上流側及び下流
側で隣接する両隣接部分と該スリーブ表面との間隙より
も広くなるように形成され、該基準部に上記脱離用磁極
が着磁されているので、該脱離用磁極によって形成され
る該スリーブ表面上の磁束密度パターンの自由度が向上
し、該基準部以外の該スリーブ表面に接近した部分に該
脱離用磁極を着磁する場合に比して、該スリーブ表面上
の磁気特性を、現像剤を該表面から脱離させるための反
発磁極を有する複雑な磁気特性にすることが容易になる
という効果がある。
【0066】特に、請求項2及び15の発明によれば、
上記基準部を基準にして上記付着用磁極、上記移行用磁
極及び上記脱離用磁極が所定の順で位置決めされて着磁
されているので、該基準部を基準にして該マグネット部
材をスリーブに内蔵して装置に取り付ければ、該装置内
において該マグネット部材の該付着用磁極、該移行用磁
極及び該脱離用磁極を良好な位置精度で配置することが
できるという効果がある。
【0067】また特に、請求項3及び16の発明によれ
ば、同一極性の上記付着用磁極と上記移行用磁極との間
に、両磁極と異なる極性の搬送用磁極を着磁しているの
で、該付着用磁極による磁力でスリーブ表面に付着させ
た磁性剤(現像剤)を、該搬送用磁極による磁力を介し
て、該移行用磁極による磁力が発生している領域に良好
に搬送することができるという効果がある。
【0068】また特に、請求項4乃至6及び請求項17
乃至19の発明によれば、上記付着用磁極の極性及び上
記脱離用磁極の極性が互いに異なるので、上記スリーブ
表面に磁性剤(現像剤)を付着させるための該付着用磁
極による磁力を良好に発生させることができるという効
果がある。
【0069】また特に、請求項5及び18の発明によれ
ば、上記脱離用磁極に対して上記スリーブ回転方向上流
側から隣接する領域に、該脱離用磁極と異なる極性の搬
送用磁極が着磁されているので、上記移行用磁極による
磁力が発生している領域を通過してきた磁性剤(現像
剤)を、該搬送用磁極による磁力を介して、該脱離磁極
による磁力が発生している領域に良好に搬送することが
できるという効果がある。
【0070】また特に、請求項6及び19の発明によれ
ば、上記移行用磁極による磁力が発生している領域を通
過してきた磁性剤(現像剤)を、第1の搬送用磁極によ
る磁力及び第2の搬送用磁極による磁力を介して、該脱
離磁極による磁力が発生している領域に良好に搬送する
ことができるという効果がある。
【0071】また特に、請求項7、8、20及び21の
発明によれば、上記脱離用磁極に隣接する対して上記ス
リーブ回転方向上流側から隣接し且つ上記移行用磁極に
対して該スリーブ回転方向下流側に位置する領域に、該
脱離用磁極と異なる極性の搬送用磁極が着磁されている
ので、該移行用磁極による磁力が発生している領域を通
過してきた磁性剤(現像剤)を、該搬送用磁極による磁
力を介して、該脱離磁極による磁力が発生している領域
に良好に搬送することができるという効果がある。
【0072】また特に、請求項8及び21の発明によれ
ば、上記脱離用磁極の極性及び上記付着用磁極の極性が
互いに異なるので、上記スリーブ表面に磁性剤(現像
剤)を付着させるための該付着用磁極による磁力を良好
に発生させることができるという効果がある。
【0073】また特に、請求項9及び22の発明によれ
ば、上記スリーブ表面上の上記反発磁極の極性が上記吸
引磁極及び上記搬送磁極と同極性になり、該反発磁極に
よる磁力が該吸引磁極による磁力及び該搬送磁極による
磁力よりも小さくなり、且つ、該反発磁極が該スリーブ
回転方向に所定幅で形成されるので、該スリーブ表面か
らの磁性剤(現像剤)の脱離を良好に行うことができ
る。
【0074】また特に、請求項10及び23の発明によ
れば、上記基準部を基準にして、上記マグネット部材の
貫通孔内における芯金の位置決めを行っているので、該
芯金を用いて該マグネット部材を装置内に取り付ける場
合でも、該装置内において該マグネット部材の各磁極を
良好な位置精度で配置することができるという効果があ
る。
【0075】また特に、請求項11及び24の発明によ
れば、上記マグネット部材の貫通孔に挿入した芯金の材
料として軟磁性体を用いているので、該マグネット部材
に上記磁極を着磁するときに着磁性能を高めることがで
きるという効果がある。
【0076】請求項13の発明によれば、上記マグネッ
ト部材を内蔵し表面に磁性剤を付着させたスリーブをケ
ーシング部材内で回転させることにより、該スリーブ表
面上の磁性剤の一部を対象物に移行させることができ
る。しかも、上記脱離用磁極近傍の脱離部で該スリーブ
表面上の磁性剤を脱離させ、該脱離部と連通した貯蔵部
内の磁性剤と入れ替え、上記付着用磁極による磁力で該
スリーブ表面に付着させることにより、該スリーブ表面
上の磁性剤を該貯蔵部内の磁性剤と交換することができ
るという効果がある。
【0077】請求項25の発明によれば、上記マグネッ
ト部材を内蔵し表面に現像剤を付着させたスリーブをケ
ーシング部材内で回転させることにより、該スリーブ表
面上の現像剤の一部を像担持体に移行させて該像担持体
上の潜像を現像することができる。しかも、上記脱離用
磁極近傍の脱離部で該スリーブ表面上の現像剤を脱離さ
せ、該脱離部と連通した貯蔵部内の現像剤と入れ替え、
上記付着用磁極による磁力で該スリーブ表面に付着させ
ることにより、該スリーブ表面上の現像剤を該貯蔵部内
の現像剤と交換することができ、良好な現像特性を維持
することができるという効果がある。
【0078】請求項26乃至34の発明によれば、スリ
ーブ表面との間隙が該スリーブ回転方向上流側及び下流
側で隣接する両隣接部分と該スリーブ表面との間隙より
も広くなるように形成した磁極位置決め用の基準部に、
脱離用磁極が着磁されているので、該脱離用磁極によっ
て形成される該スリーブ表面上の磁束密度パターンの自
由度が向上し、該基準部以外の該スリーブ表面に接近し
た部分に該脱離用磁極を着磁する場合に比して、該スリ
ーブ表面上の磁気特性を、磁性剤を該表面から脱離させ
るための反発磁極を有する複雑な磁気特性にすることが
容易になるという効果がある。
【0079】特に、請求項27及び28の発明によれ
ば、上記基準部を、磁性材料を溶融して押出成形又は射
出成形によって形成しているので、押出成形又は射出成
形の後に該基準部を形成する場合に比して、マグネット
部材の製造工程を簡略化することができるという効果が
ある。
【0080】また特に、請求項28の発明によれば、上
記押出成形又は射出成形を行いながら、上記磁極の着磁
を行っているので、マグネット部材の製造工程を簡略化
することができるという効果がある。
【0081】また特に、請求項29の発明によれば、上
記磁極の着磁を行う前にマグネット部材の貫通孔に軟磁
性体を挿入しているので、該マグネット部材に該磁極を
着磁するときに着磁性能を高めることができるという効
果がある。
【0082】また特に、請求項30及び31の発明によ
れば、上記基準部を基準にして、該貫通孔内における芯
金の位置決めを行っているので、該芯金を用いて該マグ
ネット部材をマグネット装置内に取り付ける場合でも、
該装置内において該マグネット部材の各磁極を良好な位
置精度で配置することができるという効果がある。
【0083】また特に、請求項31の発明によれば、上
記芯金として軟磁性体を用いているので、該マグネット
部材に該磁極を着磁するときに着磁性能を高めることが
できるという効果がある。
【0084】また特に、請求項32乃至35の発明によ
れば、上記磁極の着磁の前に、磁性材料を溶融して押出
成形又は射出成形を行いながら磁場を印加して磁場配向
しているので、該磁極の着磁を行う着磁装置の小型化を
図ることができる。しかも、この磁場配向したマグネッ
ト部材に対して脱磁を行った後、上記磁極の着磁を行う
ことにより、該磁極の着磁位置精度を高めることができ
るという効果がある。
【0085】また特に、請求項33の発明によれば、上
記貫通孔に軟磁性体を挿入した後、上記磁極の着磁を行
うことにより、着磁性能を高めることができるという効
果がある。
【0086】また特に、請求項34及び35の発明によ
れば、上記基準部を基準にして、上記基準部を基準にし
て、該貫通孔内における芯金の位置決めを行っているの
で、該芯金を用いて該マグネット部材をマグネット装置
内に取り付ける場合でも、該装置内において該マグネッ
ト部材の各磁極を良好な位置精度で配置することができ
るという効果がある。
【0087】また特に、請求項35の発明によれば、上
記芯金として軟磁性体を用いることにより、該芯金を挿
入したマグネット部材に該磁極を着磁するときに着磁性
能を高めることができるという効果がある。
【0088】請求項36の発明によれば、着磁対象のマ
グネット部材の基準部を基準にして該マグネット部材を
保持部材の位置決め部で位置決めして該保持部材に保持
し、該位置決め部を基準にして所定の着磁位置に位置決
めして配置した複数の着磁部材により、該マグネット部
材の所定の着磁位置に各磁極を確実に着磁することがで
きるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】(A)は本発明の一実施形態に係るマグネット
部材の製造方法に用いる押出磁場成形装置の概略構成を
示す横断面図。(B)は同押出磁場成形装置で成形した
成形品の断面図。
【図2】(A)は芯金を挿入するために押さえ部材で保
持した成形品の断面図。(B)は成形品への芯金の挿入
動作を示す説明図。
【図3】(A)は着磁装置の断面図。(B)は着磁が終
わったマグネット部材を内蔵した現像ローラの断面図。
【図4】マグネット部材の配向位置と着磁位置の対応を
示すグラフ。
【図5】マグネット部材の脱離用磁極が着磁された表面
近傍における磁力線分布を示す説明図。
【図6】(A)、(B)及び(C)はそれぞれ変形例に
係るマグネット部材の断面図。
【図7】(A)は成形品の脱磁前の磁気特性図。(B)
は同成形品の着磁後の磁気特性図。
【図8】本実施形態のマグネット部材を用いた現像装置
の概略構成図。
【図9】(A)は2成分現像に用いる現像ローラの縦断
面図。(B)は同現像ローラの磁気特性図。
【図10】従来例に係る射出磁場成形装置の断面図。
【図11】(A)は従来例に係る押出磁場成形装置の縦
断面図。(B)は同押出磁場成形装置の横断面図。
【符号の説明】
1 芯金 2 マグネット部材 3 スリーブ 4 駆動側フランジ 5 従動側フランジ 6 成形型 7 シリンダー 8 磁場発生ヨーク 9 軸 10 成形品(マグネット部材) 10a 貫通孔 10b 基準部 11 押出機のスクリュー 12 シリンダー 13 ニップル 14 配向ダイ 15 磁場発生コイル 16 ヨーク 17、18 押さえ部材 19 押さえ面 20a〜20f 着磁ヨーク 21 着磁装置 X 配向位置 Z 基準面
【手続補正書】
【提出日】平成10年11月9日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】図面の簡単な説明
【補正方法】変更
【補正内容】
【図面の簡単な説明】
【図1】(A)は本発明の一実施形態に係るマグネット
部材の製造方法に用いる押出磁場成形装置の概略構成を
示す横断面図。(B)は同押出磁場成形装置で成形した
成形品の断面図。
【図2】(A)は芯金を挿入するために押さえ部材で保
持した成形品の断面図。(B)は成形品への芯金の挿入
動作を示す説明図。
【図3】(A)は着磁装置の断面図。(B)は着磁が終
わったマグネット部材を内蔵した現像ローラの断面図。
【図4】マグネット部材の配向位置と着磁位置の対応を
示すグラフ。
【図5】マグネット部材の脱離用磁極が着磁された表面
近傍における磁力線分布を示す説明図。
【図6】(A)、(B)及び(C)はそれぞれ変形例に
係るマグネット部材の断面図。
【図7】(A)は成形品の脱磁前の磁気特性図。(B)
は同成形品の着磁後の磁気特性図
【図8】本実施形態のマグネット部材を用いた現像装置
の概略構成図。
【図9】2成分現像に用いる現像ローラの縦断面図。
【図10】同現像ローラの磁気特性図。
【図1】従来例に係る射出磁場成形装置の断面図。
【図1】(A)は従来例に係る押出磁場成形装置の縦
断面図。(B)は同押出磁場成形装置の横断面図。
【符号の説明】 1 芯金 2 マグネット部材 3 スリーブ 4 駆動側フランジ 5 従動側フランジ 6 成形型 7 シリンダー 8 磁場発生ヨーク 9 軸 10 成形品(マグネット部材) 10a 貫通孔 10b 基準部 11 押出機のスクリュー 12 シリンダー 13 ニップル 14 配向ダイ 15 磁場発生コイル 16 ヨーク 17、18 押さえ部材 19 押さえ面 20a〜20f 着磁ヨーク 21 着磁装置 X 配向位置 Z 基準面
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 成田 研二 東京都大田区中馬込1丁目3番6号 株式 会社リコー内 (72)発明者 石黒 顕一 東京都大田区中馬込1丁目3番6号 株式 会社リコー内

Claims (36)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】回転可能なスリーブに内蔵され、該スリー
    ブ表面上の磁性剤を該表面から脱離させるような磁力を
    該スリーブ表面上に発生させる脱離用磁極を含む複数の
    磁極を有するマグネット部材であって、 外周面の一部に、該スリーブ表面との間隙が該スリーブ
    回転方向上流側及び下流側で隣接する両隣接部分と該ス
    リーブ表面との間隙よりも広く且つ該スリーブ表面移動
    方向と直交する長手方向に延在する磁極位置決め用の基
    準部が形成され、 該基準部に該脱離用磁極が着磁されていることを特徴と
    するマグネット部材。
  2. 【請求項2】請求項1のマグネット部材において、 上記複数の磁極として、上記スリーブ表面に磁性剤を付
    着させるための付着用磁極、該スリーブ表面に付着して
    いる磁性剤を該スリーブ表面に対向配置された対象物に
    対して移行させるための移行用磁極、及び上記脱離用磁
    極が、該スリーブの回転方向に沿って該付着用磁極、該
    移行用磁極、該脱離用磁極の順に着磁され、 各磁極によって該スリーブ表面上に形成される磁極が同
    極性であることを特徴とするマグネット部材。
  3. 【請求項3】請求項2のマグネット部材において、 上記付着用磁極の極性及び上記移行用磁極の極性が互い
    に同じであり、 該付着用磁極と該移行用磁極との間に、両磁極と異なる
    極性の搬送用磁極が着磁されていることを特徴とするマ
    グネット部材。
  4. 【請求項4】請求項2のマグネット部材において、 上記付着用磁極の極性及び上記脱離用磁極の極性が互い
    に異なることを特徴とするマグネット部材。
  5. 【請求項5】請求項4のマグネット部材において、 上記脱離用磁極に対して上記スリーブ回転方向上流側か
    ら隣接する領域に、該脱離用磁極と異なる極性の搬送用
    磁極が着磁されていることを特徴とするマグネット部
    材。
  6. 【請求項6】請求項4のマグネット部材において、 上記脱離用磁極に対して上記スリーブ回転方向上流側か
    ら隣接する領域に、該脱離用磁極と異なる極性の第1の
    搬送用磁極が着磁され、 該第1の搬送用磁極と上記移行用磁極との間に、該第1
    の搬送用磁極と異なる極性の第2の搬送用磁極が着磁さ
    れていることを特徴とするマグネット部材。
  7. 【請求項7】請求項2のマグネット部材において、 上記脱離用磁極に対して上記スリーブ回転方向上流側か
    ら隣接し且つ上記移行用磁極に対して該スリーブ回転方
    向下流側に位置する領域に、該脱離用磁極と異なる極性
    の搬送用磁極が着磁されていることを特徴とするマグネ
    ット部材。
  8. 【請求項8】請求項7のマグネット部材において、 上記脱離用磁極の極性及び上記付着用磁極の極性が互い
    に異なることを特徴とするマグネット部材。
  9. 【請求項9】請求項5、6又は7のマグネット部材にお
    いて、 上記脱離用磁極によって上記スリーブ表面上に形成され
    る反発磁極の極性が、上記付着用磁極及び該脱離用磁極
    に隣接する上記搬送用磁極のそれぞれによって該スリー
    ブ表面上に形成される吸引磁極及び搬送磁極と同極性に
    なり、該反発磁極による磁力が該吸引磁極による磁力及
    び該搬送磁極による磁力よりも小さくなり、且つ、該反
    発磁極が該スリーブ回転方向に所定幅で形成されるよう
    に、上記基準部の形状及び該脱離用磁極の着磁の程度を
    設定したことを特徴とするマグネット部材。
  10. 【請求項10】上記スリーブの軸方向に貫通孔を有し、
    該貫通孔に芯金が挿入された請求項1又は2のマグネッ
    ト部材であって、 上記基準部を基準にして、該貫通孔内における該芯金の
    位置決めを行ったことを特徴とするマグネット部材。
  11. 【請求項11】上記スリーブの軸方向に貫通孔を有し、
    該貫通孔に芯金が挿入された請求項1又は2のマグネッ
    ト部材であって、 該芯金の材料として軟磁性体を用いたことを特徴とする
    マグネット部材。
  12. 【請求項12】請求項1、2、3、4、5、6、7、
    8、9、10又は11のマグネット部材と、 該マグネット部材を内蔵する回転可能なスリーブとを備
    えたことを特徴とするマグネット構造体。
  13. 【請求項13】請求項2、3、4、5、6、7、8、
    9、10又は11のマグネット部材と、該マグネット部
    材を内蔵する回転可能な円筒状のスリーブと、該マグネ
    ット部材及び該スリーブからなるマグネット構造体を収
    容するケーシング部材とを備えたマグネット装置であっ
    て、 該スリーブが、該ケーシング部材内に回転可能に固定さ
    れ、 該マグネット部材が、該ケーシング部材に対して相対移
    動しないように該スリーブ内に固定され、 該ケーシング部材が、該マグネット部材の上記移行用磁
    極の位置に開口部を有し、 該ケーシング部材の内部に、該マグネット部材の上記脱
    離用磁極近傍の該スリーブ表面から磁性剤の一部が脱離
    する脱離部と該脱離部に連通した磁性剤の貯蔵部とを有
    することを特徴とするマグネット装置。
  14. 【請求項14】回転可能な円筒状のスリーブと、該スリ
    ーブに内蔵され、該スリーブ表面上の磁性粒子を含む現
    像剤を該表面から脱離させるような磁力を該スリーブ表
    面上に発生させる脱離用磁極を含む複数の磁極を有する
    マグネット部材とを備えた現像ローラであって、 該マグネット部材の外周面の一部に、該スリーブ表面と
    の間隙が該スリーブ回転方向上流側及び下流側で隣接す
    る両隣接部分と該スリーブ表面との間隙よりも広く且つ
    該スリーブ表面移動方向と直交する長手方向に延在する
    磁極位置決め用の基準部が形成され、 該基準部に該脱離用磁極が着磁されていることを特徴と
    する現像ローラ。
  15. 【請求項15】請求項14の現像ローラにおいて、 上記マグネット部材の複数の磁極として、上記スリーブ
    表面に現像剤を付着させるための付着用磁極、該スリー
    ブ表面に付着している現像剤を該スリーブ表面に対向配
    置された像担持体に対して移行させるための移行用磁
    極、及び上記脱離用磁極が、該スリーブの回転方向に沿
    って該付着用磁極、該移行用磁極、該脱離用磁極の順に
    着磁され、 各磁極によって該スリーブ表面上に形成される磁極が同
    極性であることを特徴とする現像ローラ。
  16. 【請求項16】請求項15の現像ローラにおいて、 上記マグネット部材の上記付着用磁極の極性及び上記移
    行用磁極の極性が互いに同じであり、 該付着用磁極と該移行用磁極との間に、両磁極と異なる
    極性の搬送用磁極が着磁されていることを特徴とする現
    像ローラ。
  17. 【請求項17】請求項15の現像ローラにおいて、 上記マグネット部材の上記付着用磁極の極性及び上記脱
    離用磁極の極性が互いに異なる極性であることを特徴と
    する現像ローラ。
  18. 【請求項18】請求項17の現像ローラにおいて、 上記マグネット部材の上記脱離用磁極に対して上記スリ
    ーブ回転方向上流側から隣接する領域に、該脱離用磁極
    と異なる極性の搬送用磁極が着磁されていることを特徴
    とする現像ローラ。
  19. 【請求項19】請求項17の現像ローラにおいて、 上記マグネット部材の上記脱離用磁極に対して上記スリ
    ーブ回転方向上流側から隣接する領域に、該脱離用磁極
    と異なる極性の第1の搬送用磁極が着磁され、 該第1の搬送用磁極と上記移行用磁極との間に、該第1
    の搬送用磁極と異なる極性の第2の搬送用磁極が着磁さ
    れていることを特徴とする現像ローラ。
  20. 【請求項20】請求項15の現像ローラにおいて、 上記マグネット部材の上記脱離用磁極に対して上記スリ
    ーブ回転方向上流側から隣接し且つ上記移行用磁極に対
    して該スリーブ回転方向下流側に位置する領域に、該脱
    離用磁極と異なる極性の搬送用磁極が着磁されているこ
    とを特徴とする現像ローラ。
  21. 【請求項21】請求項20の現像ローラにおいて、 上記マグネット部材の上記脱離用磁極の極性及び上記付
    着用磁極の極性が互いに異なることを特徴とする現像ロ
    ーラ。
  22. 【請求項22】請求項18、19又は20の現像ローラ
    において、 上記マグネット部材の上記脱離用磁極によって上記スリ
    ーブ表面上に形成される反発磁極の極性が、上記付着用
    磁極及び該脱離用磁極に隣接する上記搬送用磁極のそれ
    ぞれによって該スリーブ表面上に形成される吸引磁極及
    び搬送磁極と同極性になり、該反発磁極による磁力が該
    吸引磁極による磁力及び該搬送磁極による磁力よりも小
    さくなり、且つ、該反発磁極が該スリーブ回転方向に所
    定幅で形成されるように、上記基準部の形状及び該脱離
    用磁極の着磁の程度を設定したことを特徴とする現像ロ
    ーラ。
  23. 【請求項23】上記マグネット部材が上記スリーブの軸
    方向に貫通孔を有し、該貫通孔に芯金が挿入された請求
    項14又は15の現像ローラであって、 上記基準部を基準にして、該貫通孔内における該芯金の
    位置決めを行ったことを特徴とする現像ローラ。
  24. 【請求項24】上記マグネット部材が上記スリーブの軸
    方向に貫通孔を有し、該貫通孔に芯金が挿入された請求
    項14又は15の現像ローラであって、 該芯金の材料として軟磁性体を用いたことを特徴とする
    現像ローラ。
  25. 【請求項25】請求項15、16、17、18、19、
    20、21、22、23又は24の現像ローラと、該現
    像ローラを収容するケーシング部材とを備えた現像装置
    であって、 上記スリーブが、該ケーシング部材内に回転可能に固定
    され、 上記マグネット部材が、該ケーシング部材に対して相対
    移動しないように該スリーブ内に固定され、 該ケーシング部材が、該マグネット部材の上記移行用磁
    極の位置に開口部を有し、 該ケーシング部材の内部に、該マグネット部材の上記脱
    離用磁極近傍の該スリーブ表面から現像剤の一部が脱離
    する脱離部と該脱離部に連通した現像剤の貯蔵部とを有
    することを特徴とする現像装置。
  26. 【請求項26】回転可能なスリーブに内蔵され、該スリ
    ーブ表面上の磁性剤を該表面から脱離させるような磁力
    を該スリーブ表面上に形成するための脱離用磁極を含む
    複数の磁極を有するマグネット部材を製造するマグネッ
    ト部材の製造方法であって、該マグネット部材の外周面
    の一部に、該スリーブ表面との間隙が該スリーブ回転方
    向上流側及び下流側で隣接する両隣接部分と該スリーブ
    表面との間隙よりも広く且つ該スリーブ表面移動方向と
    直交する長手方向に延在する磁極位置決め用の基準部を
    形成し、 該基準部に該脱離用磁極を着磁することを特徴とするマ
    グネット部材の製造方法。
  27. 【請求項27】請求項26のマグネット部材の製造方法
    において、 上記基準部を、該マグネット部材を構成する磁性材料を
    溶融して押出成形又は射出成形によって形成することを
    特徴とするマグネット部材の製造方法。
  28. 【請求項28】請求項27のマグネット部材の製造方法
    において、 上記押出成形又は射出成形を行いながら、上記磁極の着
    磁を行うことを特徴とするマグネット部材の製造方法。
  29. 【請求項29】上記スリーブの軸方向に貫通孔を有する
    マグネット部材を製造する請求項26のマグネット部材
    の製造方法であって、 該貫通孔に軟磁性体を挿入した後、上記磁極の着磁を行
    うことを特徴とするマグネット部材の製造方法。
  30. 【請求項30】上記スリーブの軸方向に貫通孔を有し、
    該貫通孔に芯金を挿入したマグネット部材を製造する請
    求項26のマグネット部材の製造方法であって、 上記基準部を基準にして、該貫通孔内における該芯金の
    位置決めを行うことを特徴とするマグネット部材の製造
    方法。
  31. 【請求項31】請求項30のマグネット部材の製造方法
    であって、 上記芯金として軟磁性体を用いたことを特徴とするマグ
    ネット部材の製造方法。
  32. 【請求項32】請求項26のマグネット部材の製造方法
    において、 該マグネット部材を構成する磁性材料を溶融して押出成
    形又は射出成形を行いながら磁場を印加し、 該押出成形又は射出成形を行った該マグネット部材に対
    して脱磁を行い、 該脱磁を行った該マグネット部材に対して上記磁極の着
    磁を行うことを特徴とするマグネット部材の製造方法。
  33. 【請求項33】上記スリーブの軸方向に貫通孔を有する
    マグネット部材を製造する請求項32のマグネット部材
    の製造方法であって、 該貫通孔に軟磁性体を挿入した後、上記磁極の着磁を行
    うことを特徴とするマグネット部材の製造方法。
  34. 【請求項34】上記スリーブの軸方向に貫通孔を有し、
    該貫通孔に芯金を挿入したマグネット部材を製造する請
    求項32のマグネット部材の製造方法であって、 上記基準部を基準にして、該貫通孔内における該芯金の
    位置決めを行うことを特徴とするマグネット部材の製造
    方法。
  35. 【請求項35】請求項34のマグネット部材の製造方法
    であって、 上記芯金として軟磁性体を用いたことを特徴とするマグ
    ネット部材の製造方法。
  36. 【請求項36】請求項26のマグネット部材の製造方法
    に用いるマグネット部材の着磁装置であって、 着磁対象のマグネット部材の基準部を基準にして該マグ
    ネット部材を位置決め部で位置決めして保持する保持部
    材と、 該位置決め部を基準にして、上記複数の磁極の着磁位置
    にそれぞれ位置決めして配置した複数の着磁部材とを設
    けたことを特徴とするマグネット部材の着磁装置。
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