JPH11161125A - 感光体クリーナ装置 - Google Patents

感光体クリーナ装置

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JPH11161125A
JPH11161125A JP34433897A JP34433897A JPH11161125A JP H11161125 A JPH11161125 A JP H11161125A JP 34433897 A JP34433897 A JP 34433897A JP 34433897 A JP34433897 A JP 34433897A JP H11161125 A JPH11161125 A JP H11161125A
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裕介 北河
Toshio Masubuchi
富志雄 増渕
Tetsuo Maeda
哲郎 前田
Noriyoshi Nagamine
紀好 長峰
Satoshi Shigesaki
聡 重崎
Hiroshi Kawarazuka
浩 河原塚
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 感光体クリーナ装置のブレードと感光体表面
との摺動時の微小振動に起因する異常音やブレード先端
の損傷を防止する。 【解決手段】 ブレード29の背後に廃トナー塞き止め
シート31を設ける。このシート31で塞き止められた
廃トナーTがブレード29の先端を覆うことによって、
感光体1に対して摺動するブレード29の微小振動が低
減され、異常音やブレード先端の損傷を防止できる。塞
き止められた廃トナーTは一定以上滞積すると上部から
シート31を乗り越えてハウジング27側に移動する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は感光体クリーナ装置
に関するものであり、特に、画像形成装置の感光体表面
に当接して残留トナーの除去を行う感光体クリーナ装置
に関する。
【0002】
【従来の技術】複写機やレーザプリンタ等、電子写真方
式の画像形成装置では、画像担持体としての感光体上に
形成した静電潜像をトナー現像により顕像化し、さらに
このトナー像を記録紙等の記録媒体に転写して印刷画像
を得ている。また、近年、感光体(第1次感光体)上に
順次形成された複数色のトナー像を、中間転写体(第2
次感光体)上で重ね合わせた後、これを記録紙等の記録
媒体に転写してフルカラー印刷画像を得る画像形成装置
が提案されている。例えば、第1次感光体としてベルト
状感光体を用いた画像形成装置が特開平6−13077
5号公報に記載されており、第1次感光体としてドラム
状感光体を用いた画像形成装置が特開平9−20410
8号公報に記載されている。
【0003】これらの画像形成装置では、帯電装置によ
って一様に帯電させた感光体表面に、画像信号に基づい
てレーザ光を照射して静電潜像を形成する。この帯電装
置として、コロトロン放電による非接触帯電方式や、帯
電ロールによる接触帯電方式がある。接触帯電方式で
は、感光体表面に帯電ロールを接触させて高電圧を印加
し、感光体表面を帯電させる。
【0004】また、電子写真方式の画像形成装置では、
トナー像を記録媒体または中間転写体に転写した後、感
光体表面に未転写のトナーが残留するので、一般に転写
位置の後段にクリーナ装置が設けられる。クリーナ装置
は、クリーナブレードを有していて、このクリーナブレ
ードを感光体表面に当接させることにより、残留トナー
が掻き落とされる。クリーナ装置によるトナー除去を容
易にするため、該クリーナ装置の前段に除電装置を設け
ることもある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】前記接触帯電方式を採
用した場合、次のような問題点が生ずる。接触帯電方式
では帯電ロールを感光体表面にいつも接触させた状態で
あるので、感光体表面を荒らして、その平滑性を損ねや
すい。感光体表面の平滑性が損なわれると、前記クリー
ナブレードと感光体表面の接触抵抗が増大し、滑りが悪
くなる。その結果、クリーナブレード先端の微小振動
(びびり)による異常音が発生して使用環境の劣化を招
くおそれがある。さらに、前記微小振動によりクリーナ
ブレードの先端が傷み、その滑らかさが低下してトナー
除去のむらによるクリーニング不良をきたすこともあ
る。
【0006】クリーナブレードと感光体との潤滑のため
に、該クリーナブレードの先端には樹脂粉等の潤滑剤が
塗布されるが、長期間の潤滑作用は期待できない。そこ
で、クリーナブレードと感光体表面との摺動性を高め
て、上記異常音やクリーニング不良の発生を防止するた
めに、クリーナ装置の前段に回転式のファーブラシを設
けることがある。このファーブラシにより残留トナーが
一部掻き取られて微粒状のクラウド(霧状物)となり、
クリーナブレード先端に付着するので、その潤滑作用を
期待して行われる対策である。なお、このファーブラシ
は除電装置の機能を兼ねることもある。
【0007】しかし、前記ファーブラシは感光体表面に
接触して回転させられるので、感光体表面に傷をつけて
しまったり、感光体表面の膜減りを加速したりするとい
う問題がある。また、ファーブラシやその回転機構を付
加するために構造が複雑化するという問題点もある。
【0008】本発明の目的は、上記の問題点を解消し、
簡易な構造によりクリーナブレードと感光体との摺動に
よる異常音発生を防止し、かつクリーニング不良の発生
を防止することができる感光体クリーナ装置を提供する
ことにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決し、目
的を達成するための本発明は、電子写真方式画像形成装
置の感光体上に残留したトナーを除去する感光体クリー
ナ装置において、先端を下方に向けて前記感光体表面に
当接されたクリーナブレードと、前記クリーナブレード
で前記感光体表面から掻き落とされた廃トナーを貯溜す
るハウジングと、前記廃トナーを受けて前記ハウジング
に案内する下側シールと、前記クリーナブレードおよび
前記下側シールよりも前記ハウジング側に配置され、前
記廃トナーを前記クリーナブレード先端に一時的に塞き
止めるためのトナー塞き止め部材とを具備した点に特徴
がある。
【0010】上記特徴を有する本発明では、感光体表面
から除去された廃トナーが、クリーナブレード、下側シ
ール、およびトナー塞き止め部材によって形成された領
域に塞き止められ、前記クリーナブレードの先端が廃ト
ナーで覆われる。したがって、前記廃トナーが、感光体
表面に当接するクリーナブレード先端が滑らかに摺動す
るための潤滑剤として作用する。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明を詳
細に説明する。図2は本発明の一実施形態に係る画像形
成装置の一例であるフルカラープリンタの要部構成図で
ある。同図において、像担持体としての感光体ドラム
(以下、単に「感光体」という)1は図示しないモータ
で矢印7の方向に回転できるように設けられている。感
光体1の周囲には、帯電装置つまり帯電ロール(BC
R)8、露光装置(ROS)9、現像アセンブリ10、
第1次転写器つまり第1次BTR2、クリーナ装置11
が配置されている。前記現像アセンブリ10はフルカラ
ー現像のための4台の現像装置10Y,10M,10
C,10Kからなる。現像装置10Y,10M,10
C,10Kは、感光体1上の潜像をそれぞれイエロ
(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、クロ(K)の
トナーで現像する。各色のトナーを現像する際には、図
示しないモータによって現像アセンブリ10を矢印R方
向に回転させ、当該色の現像装置が感光体1に当接する
ように位置合わせされる。
【0012】感光体1上に現像された各色のトナー像
は、第1次BTR2によって中間転写ベルト(以下、単
に「ベルト」という)3に順次転写されて、4色のトナ
ー像が重ね合わされる。ベルト3はロール12,13,
14,15に張架されている。これらのうち、ロール1
2は図示しない駆動源に結合されてベルト3を駆動する
駆動ロールとして機能し、ロール13はベルト3の張力
を調節するテンションロールとして機能し、ロール14
は第2次転写器つまり第2次BTR4のバックアップロ
ールとして機能する。ベルト3を挟んでロール15と対
向する位置にはベルトクリーナ16が設けられていて、
ベルト3上の残留トナーがクリーナブレードで掻き落と
される。
【0013】記録紙カセット17,18から引き出しロ
ール19,20で搬送路に引き出された記録紙はロール
対21,22,23によってニップ部、つまり第2次B
TR4とベルト3との当接部に給送される。ベルト3上
に形成されたトナー像はこのニップ部で記録紙上に転写
され、定着装置24で熱定着されてトレイ25またはト
レイ26(本体上面)に排出される。
【0014】ベルト3には反射型光センサ6が対向して
配置されていて、ベルト3上の反射箔5からの反射光を
検出する。反射光の検出信号はROS9による画像形成
タイミングやトナー像の転写タイミングを制御する基準
信号として利用される。
【0015】現像装置10Y,10M,10C,10K
は、交換可能なトナーカートリッジと、現像バイアスを
与える現像用ロールと、現像ロールへトナーを供給する
トナー供給装置および搬送装置とを有している。
【0016】上記構成による画像形成装置では、次のよ
うにして画像が形成される。まず、BCR8に電圧を印
加して感光体1の表面を予定の帯電部電位で一様にマイ
ナス帯電させる。続いて、帯電された感光体1上の画像
部分が予定の露光部電位になるようにROS9で露光を
行い潜像が形成される。すなわち、図示しない制御装置
から供給される画像信号に基づき、ROS9をオン・オ
フすることによって画像に対応した潜像が形成される。
【0017】現像装置10Y等の現像ロールには各色毎
に予め設定された現像バイアスが印加されており、前記
潜像は該現像ロールの位置を通過時にトナーで現像さ
れ、トナー像として可視化される。トナー像は第1次B
TR2でベルト3に転写され、さらに第2次BTR4で
記録紙に転写された後、定着装置24に送給される。フ
ルカラープリント時はベルト上で4色のトナーが重ね合
わされた後、記録紙に転写される。感光体1上に残留し
たトナーはクリーナ装置11で除去されて回収される。
【0018】次に、前記クリーナ装置11を詳細に説明
する。図3は、クリーナ装置11の斜視図であり、図4
は同正面図である。両図面において、クリーナ装置11
の本体は、感光体1と対向する側が開放されたハウジン
グ27からなる。ハウジング27の開口の上縁28には
クリーナブレード29が固定されている。固定方法は接
着またはネジ止め等適宜選択できる。該クリーナブレー
ド29は感光体1の画像形成領域の幅に対応する長さを
有する樹脂材料であり、一例として厚さ2mmのウレタ
ンゴムを使用することができる。
【0019】一方、開口の下縁37には前記クリーナブ
レード29で除去した廃トナーを受ける下側シール30
およびトナー塞き止めシート31が固定されている。固
定方法は接着またはネジ止め等適宜選択できる。下側シ
ール30およびトナーの塞き止めシート31はいずれも
樹脂材料からなる膜部材である。下側シール30は感光
体1に押圧された状態でクリーナブレード29の下端と
の間に間隙が残る幅に設定される。塞き止めシート31
はクリーナブレード29の下端と重なり合うように幅が
設定されている。一例として、下側シール30は厚さ2
0μmのポリウレタン樹脂で形成され、塞き止めシート
31は厚さ50μmのポリエチレンテレフタレート(P
ET)樹脂で形成される。
【0020】クリーナブレード29の両側には側方シー
ル32,33が配置されている。この側方シール32,
33はハウジング27の側板から張り出したプレート3
4,35に固定されていて、クリーナブレード29で掻
き落とされた廃トナーが横方向から漏れるのを防止する
ために設けられている。この側方シール32,33に
は、羊毛の基材にフッ素樹脂のフェルトで表面層を形成
したものが好適である。なお、前記塞き止めシート31
は該側方シール32,33との間にわずかな間隙G1を
(1〜2mm)有するように長さが設定されている。
【0021】前記ハウジング27内の下部にはクリーナ
ブレード29等の長さ方向、つまり該クリーナブレード
29が当接する感光体1の幅方向に伸びるオーガ(図示
せず)が設けられている。このオーガにより、クリーナ
ブレード29で掻き落とされた廃トナーはハウジング2
7の一側方に押しやられ、図示しない排出口から排出さ
れる。排出された廃トナーは別途設けた廃トナー回収装
置に搬送される。
【0022】次に、下側シール30および塞き止めシー
ト31の作用を説明する。図1は、クリーナ装置11の
要部拡大図である。同図において、クリーナブレード2
9および下側シール30の先端は感光体1の表面に押圧
されて前記ハウジング27側に変形し、その弾力によっ
て感光体1との密着が維持されている。塞き止めシート
31は初期状態ではクリーナブレード29の先端裏側に
当接しているが、感光体1の表面から掻き落とされた廃
トナーTが塞き止められることにより、その押圧力Pt
で後方に変形して間隙G2が形成される。
【0023】塞き止めシート31で塞き止められた廃ト
ナーTは、その滞積量が増すと、前記間隙G2を通過
し、塞き止めシート31の上端を乗り越えてハウジング
27の内側に流入する。クリーナブレード29の先端
が、塞き止められた廃トナーTで常時覆われた状態に維
持されるように塞き止めシート31とクリーナブレード
29との重なり部LAPの寸法を決定する必要があり、
本実施形態では約1.5mmとした。
【0024】なお、塞き止めシート31の材質や厚みお
よび重なり部LAPの寸法等は上述の例に限らず、要
は、少なくともクリーナブレード29の先端を覆うよう
に廃トナーTが適度に滞積し、かつその滞積量が増えた
ときに間隙G2が形成されて廃トナーTが徐々にこの間
隙G2を通じてハウジング27内に移動できるように決
定されていればよい。これらの数値等は実験的に決定す
ることができるが、本発明者等は一例として上述の条件
の下でクリーナブレード29の微小な振動を除去でき、
異常音も低減できることを確認した。
【0025】また、塞き止めシート31を厚くして可撓
性をなくするか低減することもできる。その場合は、廃
トナーTが滞積しているか否かにかかわらず、前記間隙
G2があらかじめ確保されるように形状や下縁37への
取り付けの向き等を考慮することはもちろんである。
【0026】塞き止めシート31は、ハウジング27と
の接合部近傍に長孔36を有している。廃トナーTには
トナーだけでなくキャリアや異物が混入していることが
多い。しかもこれら混入物はトナーよりも密度が大きい
ものがほとんどである。そこで、この長孔36を通じて
これら混入物を下方からハウジング27内側に誘導す
る。こうすることによって、混入物が滞積してクリーナ
ブレード29と感光体1との間に侵入するのを防止で
き、感光体1の表面に傷がつくのを回避することができ
る。
【0027】塞き止めシート31を乗り越えたり、長孔
36から侵入してハウジング27内に移動した廃トナー
Tは搬送用オーガ40により、図示しない排出口側に搬
送される。なお、クリーナブレード29は、図示のよう
に、その下端部が感光体1の回転方向Rに対向するドク
ター方向で感光体1の表面に当接していて、いわゆるド
クターブレードまたはドクターナイフ式の当接状態に構
成されている。また、感光体1との当接角度θは22°
である。
【0028】前記塞き止めシート31の面積に対して長
孔36が大きすぎると、廃トナーが滞積されないので適
当に形状や寸法等を決定しなければならない。図5は、
塞き止めシート31の正面図である。同図では、長孔3
6は4か所に設けてあり、各長孔36の寸法は2×68
mm、各長孔36相互の間隔は10mmとした。なお、
各長孔36の合計開口面積が大きくなりすぎると廃トナ
ーTがハウジング27側に移動する量が多くなり、クリ
ーナブレード29の先端を覆うまでには至らない。した
がって、そのような不具合がなくならないように長孔3
6の寸法や個数を決定することが必要であり、この観点
に基づけば、長孔36の数は4か所に限定されず、例え
ば、単一の長孔としてもよい。
【0029】なお、塞き止めシート31と前記側方シー
ル32,33との間隙G1が小さい場合には、塞き止め
られた廃トナーTの圧力によって該側方シール32,3
3が押圧されてシール性が損なわれるので、適度な寸法
にすることが好ましい。既述のG1の寸法(1〜2m
m)はこの観点から決定している。
【0030】次に、本発明の第2実施形態を説明する。
図6は、第2実施形態に係るクリーナ装置11の要部断
面拡大図であり、図1と同符号は同一または同等部分を
示す。同図において、ハウジング27の上縁28の表側
にはクリーナブレード29が接着またはネジ止め等の接
合手段により固定されており、裏側には塞き止めプレー
ト38が接着されている。塞き止めプレート38とハウ
ジング27の底部との間には間隙G3が設けられてい
る。塞き止めプレート38は樹脂製であり、一例として
厚さ3mmのPETで構成することができる。また、塞
き止めプレート38の、前記上縁28との接合部近傍に
は長孔39が設けられている。
【0031】クリーナブレード29で掻き落とされた廃
トナーTはこの塞き止めプレート38の長孔39と間隙
G3とからハウジング27の内側に移動する。したがっ
て、長孔39の寸法・形状・個数や間隙G3の寸法は、
第1実施形態と同様、クリーナブレード29の先端を覆
うのに十分な量だけ廃トナーTを塞き止めるという観点
から決定する。上記観点が維持されれば、長孔39は前
記長孔36と同様、複数形成してあってもよいし、長さ
(感光体1の軸方向に沿った長さ)を長くした単一の孔
であってもよい。
【0032】上述の二つの実施形態によれば、クリーナ
ブレード29の先端は塞き止めシート31または塞き止
めプレート38で塞き止められた廃トナーTによって覆
われる。したがって、感光体1の表面の荒れが生じた場
合でも、クリーナブレード29の先端付近に存在する廃
トナーTが潤滑剤として作用し、クリーナブレード29
の先端が感光体1の表面にひっ掛かって振動を起こし、
異常音を発生したりクリーナブレード29を損傷させた
りするということがなくなる。
【0033】感光体1表面の残留トナーを効果的に除去
するため、クリーナブレード29は感光体1の回転方向
7に逆らう方向に向き合う、いわゆるドクターブレード
またはドクターナイフ方式で構成してある。この構成で
は、感光体1の表面の荒れによる摺動性の劣化傾向は顕
著であるため、特に、本実施形態に示した潤滑作用によ
る効果は大きい。
【0034】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
によれば、塞き止められた廃トナーが、感光体表面に当
接するクリーナブレード先端が滑らかに摺動するための
潤滑剤として作用する。したがって、前記先端が感光体
表面にひっかかって生じる微小振動が低減し、異常音の
発生やクリーニングブード先端の損傷を防止できる。そ
の結果、感光体表面を良好にクリーニングすることがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施形態に係るクリーナ装置の要部
拡大図である。
【図2】 本発明の実施形態に係るクリーナ装置を適用
した画像形成装置の構成を示すブロック図である。
【図3】 本発明の実施形態に係るクリーナ装置の斜視
図である。
【図4】 本発明の実施形態に係るクリーナ装置の正面
図である。
【図5】 塞き止めシートの正面図である。
【図6】 本発明の第2実施形態に係るクリーナ装置の
要部拡大図である。
【符号の説明】
1…感光体、 2…1次BTR、 3…中間転写ベル
ト、 4…2次BTR、5…反射部、 6…反射型光セ
ンサ、 8…帯電ロール、 9…露光装置、 10…現
像アセンブリ、 11…感光体クリーナ装置、 16…
ベルトクリーナ、27…ハウジング、 29…クリーナ
ブレード、 30…下方シール、 32,33…側方シ
ール、 31…塞き止めシート、 36…長孔
フロントページの続き (72)発明者 長峰 紀好 埼玉県岩槻市府内3丁目7番1号 富士ゼ ロックス株式会社内 (72)発明者 重崎 聡 神奈川県南足柄市竹松1600番地 富士ゼロ ックス株式会社内 (72)発明者 河原塚 浩 埼玉県岩槻市府内3丁目7番1号 富士ゼ ロックス株式会社内

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電子写真方式画像形成装置の感光体上に
    残留したトナーを除去する感光体クリーナ装置におい
    て、 先端を下方に向けて前記感光体表面に当接されたクリー
    ナブレードと、 前記クリーナブレードで前記感光体表面から掻き落とさ
    れた廃トナーを貯溜するハウジングと、 前記廃トナーを受けて前記ハウジングに案内する下側シ
    ールと、 前記クリーナブレードおよび前記下側シールよりも前記
    ハウジング側に配置され、前記廃トナーを前記クリーナ
    ブレード先端に一時的に塞き止めるためのトナー塞き止
    め部材とを具備したことを特徴とする感光体クリーナ装
    置。
  2. 【請求項2】 前記トナー塞き止め部材が、前記クリー
    ナブレードの先端との重なり部を有する板状部材であっ
    て、塞き止められた廃トナーが前記クリーナブレードの
    先端よりも上方位置を通過して前記ハウジング内に移動
    するのを許容する形状に設定されていることを特徴とす
    る請求項1記載の感光体クリーナ装置。
  3. 【請求項3】 前記板状部材が、前記ハウジングにその
    下端が固定され、上端が前記クリーナブレードの先端と
    の重なり部分を有する可撓性の樹脂シートであることを
    特徴とする請求項2記載の感光体クリーナ装置。
  4. 【請求項4】 前記板状部材が、前記塞き止められた廃
    トナーの一部を前記ハウジング内に流入させるため、前
    記ハウジングとの固定部境界に設けられた開口を有する
    ことを特徴とする請求項3記載の感光体クリーナ装置。
  5. 【請求項5】 前記板状部材が、前記クリーナブレード
    先端よりも上方位置において前記ハウジングにその上端
    が固定され、前記固定位置よりも下方で、かつ前記クリ
    ーナブレードの先端よりも上方位置に設けられた開口を
    有することを特徴とする請求項4記載の感光体クリーナ
    装置。
  6. 【請求項6】 前記板状部材が、前記塞き止められた廃
    トナーの一部を前記ハウジング内に流入させるため、そ
    の下端および前記ハウジング底部の間に間隙を有して配
    設されたことを特徴とする請求項5記載の感光体クリー
    ナ装置。
  7. 【請求項7】 前記クリーナブレードの、クリーニング
    方向と直交する方向両端に廃トナーの漏れを防止するた
    めの側方シールを具備し、 前記板状部材および前記側方シールの間に間隙を設けた
    ことを特徴とする請求項2〜6のいずれかに記載の感光
    体クリーナ装置。
  8. 【請求項8】 クリーニングの対象となる画像形成装置
    の感光体が、画像形成のためにその表面が接触帯電方式
    により帯電される感光体であることを特徴とする請求項
    1〜7のいずれかに記載の感光体クリーナ装置。
  9. 【請求項9】 前記クリーナブレードが、前記感光体の
    表面に対して、ドクター方向に当接されていることを特
    徴とする請求項1〜8のいずれかに記載の感光体クリー
    ナ装置。
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