JP2005338709A - 画像形成装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】中間転写体と中間転写体クリーナとの接触部付近に溜まっている廃トナーが起動時に中間転写体上に漏れ出すことを抑える。
【解決手段】中間転写体64を停止状態から起動する場合は、中間転写体を一旦逆回転させてから正回転させると共に逆回転開始後に中間転写体クリーナのブラシロール86によるバイアス電圧の印加を行う。中間転写体が起動時に逆回転されると、接触部付近に溜まっている廃トナーTNは、中間転写体によって上流側に搬送されブラシロールから離間され、続いて正回転されると、廃トナーは中間転写体によってブラシロールとの接触部に搬送され、ここでブラシロールにより一部が除去される。またブラシロールによって除去されずに中間転写体上に残った廃トナーは、薄くされて均一に帯電されるため、一次転写位置で中間転写体から像担持体に良好に逆転写できるようになり、像担持体クリーナによって像担持体上から除去することができる。
【選択図】図6
【解決手段】中間転写体64を停止状態から起動する場合は、中間転写体を一旦逆回転させてから正回転させると共に逆回転開始後に中間転写体クリーナのブラシロール86によるバイアス電圧の印加を行う。中間転写体が起動時に逆回転されると、接触部付近に溜まっている廃トナーTNは、中間転写体によって上流側に搬送されブラシロールから離間され、続いて正回転されると、廃トナーは中間転写体によってブラシロールとの接触部に搬送され、ここでブラシロールにより一部が除去される。またブラシロールによって除去されずに中間転写体上に残った廃トナーは、薄くされて均一に帯電されるため、一次転写位置で中間転写体から像担持体に良好に逆転写できるようになり、像担持体クリーナによって像担持体上から除去することができる。
【選択図】図6
Description
本発明は、画像形成装置に係り、詳細には、感光体に形成したトナー像を中間転写体に一次転写し、更に中間転写体上のトナー像を用紙に二次転写する中間転写体方式の画像形成装置に関する。
電子写真式複写機やレーザプリンタなどの電子写真技術を用いた画像形成装置において、感光体に形成したトナー像を中間転写ベルトなどの中間転写体に一次転写し、更に中間転写体上のトナー像を用紙に二次転写する中間転写体方式の装置では、中間転写ベルトを駆動停止する際に逆回転させ中間転写ベルトのテンションを弱めることで、中間転写ベルトのカール癖を防止するようにした技術が提案されている(例えば、特許文献1参照)。また、中間転写ベルトに各色のトナー像を順次転写して重ね合わせる際に、中間転写ベルトにトナー像を1色転写する度に中間転写ベルトを逆回転及び正回転させ往復動作させる技術が知られている(例えば、特許文献2参照)。
特開2001−215809号公報
特開平6−332286号公報
しかしながら、上述した技術は何れも、中間転写ベルトを停止状態から起動する際は直ちに正回転させる構成であるため、中間転写ベルト上に存在する廃トナーを除去するためのクリーニング手段と、駆動停止された中間転写ベルトとの間(接触部付近)に溜まった廃トナーが、中間転写ベルトの正回転(起動)と共に作動するクリーニング手段によって適切に除去されずに中間転写ベルト上に漏れ出し、続く画像形成動作で中間転写ベルトに転写されるトナー像を乱し形成画像の品質を低下させる問題がある。特に、中間転写体として回転方向(トナー搬送方向)に弾性を有する中間転写ベルトを用いる場合には、ベルトが回転方向に伸縮し易いためベルトにクリーニング手段を強く圧接させることができず、中間転写ベルトを起動する際のベルト上への廃トナーの漏出量が増加し、上記の問題は顕著となる。
本発明は上記事実を考慮して、クリーニング手段との接触部付近に溜まっている廃トナーが起動時に中間転写体上に漏れ出すことを抑え、高品質な画像を形成することができる画像形成装置を提供することを課題とする。また、回転方向に弾性を有する中間転写ベルト等の中間転写体であっても、クリーニング手段との接触部付近に溜まっている廃トナーが起動時に中間転写体上に漏れ出すことを抑え、高品質な画像を形成することができる画像形成装置を提供することを課題とする。
上記目的を達成するために請求項1に記載の発明は、正逆方向に回転可能とされ、像担持体上に形成されたトナー像が正方向への回転駆動の際に一次転写されそのトナー像が記録媒体に二次転写される中間転写体と、この中間転写体に接触して設けられ前記二次転写後に中間転写体上に残留するトナーにバイアス電圧を印加してそのトナーを除去するクリーニング手段と、を有する画像形成装置において、前記中間転写体を停止状態から起動する場合は、前記中間転写体を一旦逆方向へ回転駆動させてから正方向へ回転駆動させると共に中間転写体の逆回転開始後に前記クリーニング手段によるバイアス電圧の印加を行うことを特徴としている。
請求項1に記載の発明では、中間転写体から記録媒体へのトナー像の二次転写後に中間転写体上に残留し、中間転写体が停止されてクリーニング手段と中間転写体との接触部付近に溜まっているトナーは、中間転写体が起動時に逆方向へ回転駆動されると、中間転写体によって中間転写体の回転方向における上流側に搬送され、クリーニング手段との接触部付近から離間される。続いて、中間転写体が正方向へ回転駆動されると、上記のトナーは中間転写体によってクリーニング手段との接触部に搬送され、ここでクリーニング手段によりバイアス電圧が印加されて中間転写体上から除去される。これにより、クリーニング手段との接触部付近に溜まっているトナーが中間転写体の起動時に中間転写体上に漏れ出すことが抑えられる。
また、例えば中間転写体として回転方向に弾性を有する中間転写ベルト等を用いることで、中間転写体にクリーニング手段を強く圧接させることができず、上述した中間転写体の逆回転後の正回転時にクリーニング手段によって中間転写体上に残留するトナーを完全に除去し難い場合でも、中間転写体上に残留するトナーの多く(上層側)はクリーニング手段によって除去されるため、ここで除去されずに中間転写体上に残ったトナーは薄くされて均一に帯電される。これにより、例えば像担持体上の残留するトナーを除去するための像担持体クリーニング手段等を別途備える構成であれば、クリーニング手段による中間転写体上のクリーニング後に中間転写体を更に正方向へ回転駆動させることで、上記の薄くされて均一に帯電された残留トナーを一次転写位置で中間転写体から像担持体に良好に逆転写できるようになり、これによって、中間転写体上に残ったトナーを像担持体に逆転写させ像担持体クリーニング手段によって像担持体上から除去することが可能になる。
このように、回転方向に弾性を有する中間転写ベルト等の中間転写体であっても、クリーニング手段との接触部付近に溜まっているトナーが起動時に中間転写体上に漏れ出すことが抑えられるため、高品質な画像を形成することができる。
請求項2に記載の発明は、請求項1記載の画像形成装置において、前記中間転写体を起動するときの前記クリーニング手段によるバイアス電圧の印加は、中間転写体の逆回転時に開始することを特徴としている。
請求項2に記載の発明では、中間転写体の起動に伴いクリーニング手段を作動させる際に、中間転写体の逆回転時にクリーニング手段を作動させバイアス電圧を印加することにより、中間転写体の逆回転によってクリーニング手段との接触部付近から一旦離間されたトナーが、中間転写体の正回転によってクリーニング手段に到達するまで間に、クリーニング手段の動作が安定するまでの時間を十分確保できるようになる。これにより、動作が安定したクリーニング手段によって中間転写体上のトナーに適切なバイアス電圧を印加できるようになり、中間転写体上へのトナーの漏れ出しを良好に抑制できる。
請求項3に記載の発明は、請求項1記載の画像形成装置において、前記中間転写体を起動するときの前記クリーニング手段によるバイアス電圧の印加は、中間転写体の正回転時に開始することを特徴としている。
請求項3に記載の発明では、中間転写体の起動に伴いクリーニング手段を作動させる際に、中間転写体が逆回転した後の正回転時にクリーニング手段を作動させバイアス電圧を印加することにより、中間転写体が逆回転から正回転に移る際の停止状態中にバイアス電圧の放電が局部的になされることによって中間転写体にダメージを与え、中間転写体の耐久性が低下することを防止できる。
請求項4に記載の発明は、請求項1〜請求項3の何れか1項記載の画像形成装置において、前記クリーニング手段が前記中間転写体に対して接離可能に設けられていることを特徴としている。
請求項4に記載の発明では、例えば中間転写体として弾性を有する中間転写ベルトを用いる場合、クリーニング手段が中間転写ベルトに圧接されたまま画像形成装置が停止されて長時間放置されると、中間転写ベルトの被圧接面(表面)にクリーニング手段の接触跡が残り易くなる。このような接触跡が発生すると、像担持体上に形成されたトナー像が中間転写ベルトに一次転写される際に転写抜けを起こし、画像品質が低下することになる。これに対し、中間転写体に対して接離可能に設けられたクリーニング手段であれば、中間転写体を駆動停止して画像形成装置を停止させる場合に、例えばクリーニング手段を動作停止して中間転写体から離間させ装置を停止状態にすることにより、中間転写体の保管状態を良好にできるため、上記のような接触跡は発生せず、よって画像品質の低下を回避できる利点がある。
ただし、このような可動式のクリーニング手段では、可動機構を構成する部品点数の増加等によって製造上のばらつき要因が増加し、中間転写体に対する圧接力にばらつきが出やすくなるため、圧接力が小さくなった場合には、中間転写体の起動に伴うトナーの漏れ出しが起こり易くなる。しかし、このような可動式のクリーニング手段を用いる場合でも、上記請求項1の構成を採ることによってトナーの漏れ出しを効果的に抑制することができる。
請求項5に記載の発明は、請求項1〜請求項4の何れか1項記載の画像形成装置において、前記中間転写体上に設けられた非画像形成領域が前記クリーニング手段と接触する位置で中間転写体を駆動停止し、その停止状態から起動される中間転写体の前記逆回転は前記非画像形成領域がクリーニング手段に接触している範囲内で行うことを特徴としている。
請求項5に記載の発明では、非画像形成領域がクリーニング手段と接触する位置で駆動停止された中間転写体を逆回転させて起動する場合、その逆回転は非画像形成領域がクリーニング手段に接触している範囲内で行う。これにより、クリーニング手段と中間転写体の間のトナー溜まりを中間転写体上の非画像形成領域内で処理することができてその影響が中間転写体上の画形成領域に及ぶことはなく、したがって、画形成領域をクリーンな状態に保ちつつトナー溜まりを中間転写体上から効果的に除去することができる。
請求項6に記載の発明は、請求項1〜請求項5の何れか1項記載の画像形成装置において、前記クリーニング手段は、回転して前記中間転写体上に残留するトナーを掻き取るブラシロールとされ、このブラシロールは中間転写体の前記逆回転と同時に回転駆動させることを特徴としている。
請求項6に記載の発明では、クリーニング手段がブラシロールからなる場合には、ブラシロールは中間転写体の逆回転と同時に回転駆動させる。これにより、回転駆動するブラシロールから余分なトナーが排出されて中間転写体上に付着するような場合でも、そのトナーは中間転写体が逆回転することで中間転写体の回転方向における上流側に搬送され、ブラシロールから離間される。続いて、中間転写体が正方向へ回転駆動されると、上記のトナーは中間転写体によってブラシロールとの接触部に搬送され、ここで回転するブラシロールにより中間転写体上から掻き取られて薄くされつつバイアス電圧が印加される。これにより、中間転写体上に残ったトナーは均一に帯電され、例えば像担持体上の残留するトナーを除去するための像担持体クリーニング手段等を別途備える構成であれば、ブラシロールによる中間転写体上のクリーニング後に中間転写体を更に正方向へ回転駆動させることで、上記の薄くされて均一に帯電された余分なトナーを一次転写位置で中間転写体から像担持体に良好に逆転写できるようになる。したがって、クリーニング手段がブラシロールからなる場合でも、ブラシロールの回転駆動によって排出される余分なトナーを像担持体に逆転写させ像担持体クリーニング手段によって像担持体上から除去することができるため、高品質な画像を形成することができる。
本発明の画像形成装置は上記構成としたので、クリーニング手段との接触部付近に溜まっている廃トナーが起動時に中間転写体上に漏れ出すことが抑えられ、高品質な画像を形成することができる。また、回転方向に弾性を有する中間転写ベルト等の中間転写体であっても、クリーニング手段との接触部付近に溜まっている廃トナーが起動時に中間転写体上に漏れ出すことが抑えられ、高品質な画像を形成することができる。
以下、図面を参照して本発明の実施形態に係る画像形成装置について説明する。
図1及び図2に示されるように、本実施形態の画像形成装置10は画像形成装置本体12を備え、画像形成装置本体12の上部にヒンジ部14を中心に回動自在とされた開閉カバー16が設けられていると共に、画像形成装置本体12の下部に例えば1段の給紙ユニット18が配置されている。
給紙ユニット18は、用紙が収納される給紙トレイ22を備え、給紙トレイ22の奥端近傍上部には、給紙トレイ22から用紙を供給するフィードロール24、及び、供給される用紙を1枚ずつ捌くリタードロール26が配置されている。
搬送路28は、フィードロール24から排出口30までの用紙通路であり、この搬送路28は、画像形成装置本体12の裏側(図1の右側)近傍にあって、給紙ユニット18から後述する定着装置90まで略垂直に形成されている。搬送路28における定着装置90の上流側には、後述する二次転写ロール80と二次転写バックアップロール72とが配置され、これら二次転写ロール80及び二次転写バックアップロール72の上流側にはレジストロール32が配置されている。また、搬送路28における排出口30の近傍には排出ロール34が配置されている。
したがって、給紙ユニット18の給紙トレイ22からフィードロール24により送り出された用紙は、リタードロール26により捌かれて最上部の用紙のみ搬送路28に導かれ、レジストロール32により一時停止され、タイミングをとって後述する二次転写ロール80と二次転写バックアップロール72との間を通ってトナー像が転写され、この転写されたトナー像が定着装置90により定着され、排出ロール34により排出口30から開閉カバー16の上部に設けられた排出部36へ排出される。この排出部36は、排出口部分が低く、正面方向(図1の左方向)に向けて徐々に高くなるよう傾斜している。
画像形成装置本体12には、略中央部にロータリ現像装置38が配置されている。ロータリ現像装置38は、現像器本体40内にイエロー(Yellow)、マゼンタ(Magenta)、シアン(Cyan)及び黒(Black)の4色のトナー像をそれぞれ形成する現像器42a〜42dを備え、回転支軸44を中心として左回り(図1において反時計回り)に回転する。現像器42a〜42dはそれぞれ、現像ロール46a〜46dを備え、コイルスプリングなどの弾性体48a〜48dにより、現像器本体40の法線方向に押圧されている。
ロータリ現像装置38には、回転支軸49を中心として回転し、感光体からなる像担持体50が当接するように配置されており、現像ロール46a〜46dは、像担持体50に当接していない状態で、それぞれの外周の一部が現像器本体40の外周から半径方向に僅かに(例えば2mm)突出している。また、現像ロール46a〜46dのそれぞれの両端には、現像ロール46a〜46dの直径よりも僅かに大きい直径のトラッキングロール(図示せず)が現像ロール46a〜46dと同軸で回転するように設けられている。つまり、現像器42a〜42dは、回転支軸44を中心として、それぞれ90°の間隔で現像器本体40の外周に配置され、現像ロール46a〜46dのトラッキングロールが像担持体50の両端に設けられたフランジ(図示せず)に当接し、現像ロール46a〜46dと像担持体50との間に所定の隙間を形成しつつ、像担持体50上の潜像をそれぞれの色のトナーで現像する。
像担持体50の下方には、像担持体50を一様帯電する帯電ロールからなる帯電装置52が設けられている。また、像担持体50には、回転支軸49にぶら下がるように像担持体クリーナ54が設けられており、像担持体50と像担持体クリーナ54とは一体化されている。像担持体クリーナ54は、一次転写後に像担持体50に残留する転写残トナーを掻き取るクリーニングブレード56と、クリーニングブレード56が掻き取った廃トナーを回収するトナー回収ボトル58とから構成される。なお、トナー回収ボトル58の背面側(図1において右側)にはリブなどが形成され、用紙が滑らかに搬送されるように曲面にされて搬送路28の一部を形成している。
ロータリ現像装置38の下方背面側には、帯電装置52により帯電された像担持体50に、レーザ光などの光線により潜像を書き込む露光装置60が配置されている。また、ロータリ現像装置38の上方には、ロータリ現像装置38によって可視化されたトナー像を一次転写位置T1で一次転写され、後述する二次転写位置T2まで搬送する中間転写装置62が設けられている。
中間転写装置62は、弾性を有する中間転写ベルトなどの中間転写体64、一次転写ロール66、ラップインロール68、ラップアウトロール70、二次転写バックアップロール72、スクレーパバックアップロール74及びブラシバックアップロール76を備えている(図3参照)。
中間転写体64は、ロータリ現像装置38の上方で長辺と短辺とを有するように略扁平に張られている。中間転写体64の上面側の長辺は、画像形成装置本体12の上部に設けられた排出部36に対して略平行となるように張られている。また、中間転写体64は、中間転写体64の長辺下方で一次転写ロール66の上流に配置されたラップインロール68と、一次転写ロール66の下流に配置されたラップアウトロール70との間で像担持体50にラップ状に接触する一次転写部(像担持体ラップ領域)を有し、像担持体50に所定の範囲だけ巻きついて、像担持体50の回転に従動する。このように、中間転写体64は、一次転写ロール66によって像担持体50上のトナー像をイエロー、マゼンタ、シアン、黒の順に重ねて一次転写され、この一次転写されたトナー像を後述する二次転写ロール80に向けて搬送する。なお、ラップインロール68及びラップアウトロール70は、像担持体50から離間している。
このように、中間転写体64は、ラップインロール68、ラップアウトロール70、二次転写バックアップロール72、スクレーパバックアップロール74及びブラシバックアップロール76の5つのロールにより張架されており、一次転写ロール66によって像担持体50上のトナー像を転写される。
さらに、中間転写体64の裏側(図1の右側面)には、ラップアウトロール70及び二次転写バックアップロール72により平面部(短辺)が形成されており、この平面部が二次転写部となって搬送路28に臨むようにされている。
なお、二次転写部において、中間転写体64と搬送路28との間が、例えば12°の角度になるように、ラップアウトロール70は配置されている。
スクレーパバックアップロール74は、二次転写後に中間転写体64に残留する転写残トナーを後述するスクレーパ84が掻き取ることを補助し、ブラシバックアップロール76は、二次転写後に中間転写体64に残留する転写残トナーを後述するブラシロール86が掻き取ることを補助する。
中間転写体64の長辺上方には、反射型フォトセンサなどのセンサ78が開閉カバー16の裏面(内側)に固定されることによって設けられている。センサ78は、中間転写体64上に形成されたトナーのパッチを読取り、中間転写体64の回転方向における位置を検出するとともに、トナーの濃度検知を行う。
中間転写装置62の二次転写バックアップロール72には、搬送路28を挟んで二次転写ロール80が対峙している。つまり、二次転写ロール80と二次転写バックアップロール72との間が二次転写部における二次転写位置T2となっており、二次転写ロール80は、二次転写バックアップロール72の補助により、中間転写体64に一次転写されたトナー像を二次転写位置T2で用紙に二次転写する。ここで、二次転写ロール80は、中間転写体64が3回転する間、すなわちイエロー、マゼンタ、シアンの3色のトナー像を搬送する間は中間転写体64から離間しており、黒のトナー像が転写されると中間転写体64に当接するようにされている。なお、二次転写ロール80と二次転写バックアップロール72との間には、所定の電位差が生じるようにされており、例えば二次転写口―ル80を高電圧にした場合には、二次転写バックアップロール72はグランド(GND)などに接続される。
中間転写体64の反像担持体側端には、中間転写体クリーナ82が設けられている。中間転写体クリーナ82は、スクレーパ84、ブラシロール86、トナー回収ボトル88及び回転支軸89を備え、回転支軸89を中心に揺動して中間転写体64に対し接離可能とされている。
この中間転写体クリーナ82に設けられたスクレーパ84は、SUS材などの薄板からなり、マイナスに帯電されたトナーと同極性のマイナス電圧が印加されて、二次転写後に中間転写体64に残留する転写残トナーを掻き取ってクリーニングしつつ薄層化すると共に、転写残トナーの極性をマイナス極性に揃える(正極性化)。ブラシロール86は、導電性処理が施されたアクリル樹脂などのブラシからなり、マイナスに帯電されたトナーとは逆極性のプラス電圧が印加されて、スクレーパ84によるクリーニング後に中間転写体64に残った転写残トナーをさらに掻き取ると共に、転写残トナーをプラスに帯電する(逆極性化)。トナー回収ボトル88は、スクレーパ84及びブラシロール86によって掻き取られたトナーを回収する。そして、中間転写体64がトナー像を搬送する間は、スクレーパ84及びブラシロール86が中間転写体64から離間しており、所定のタイミングでこれらが一体となって中間転写体64に当接するようにされている。
二次転写位置の上方には、定着装置90が配置されている。定着装置90は、加熱ロール92と加圧ロール94とを備え、二次転写ロール80及び二次転写バックアップロール72により用紙に二次転写されたトナー像を用紙に定着させ、排出ロール34に向けて搬送する。
また、上述した中間転写装置62、像担持体50、帯電装置52、像担持体クリーナ54及び中間転写体クリーナ82は一体化されて像形成ユニット96を構成しており、本実施形態の画像形成装置10では、この像形成ユニット96が画像形成装置本体12に対して着脱可能とされている。
図2には、像形成ユニット96を画像形成装置本体12から取外した状態が示されている。
図2に示されるように、像形成ユニット96を画像形成装置本体12から取外す場合には、画像形成装置本体12の開閉カバー16を回動支点14を中心に回動させて、画像形成装置本体12の上部を開放する。ここで、像形成ユニット96は、中間転写装置62及び像担持体50が定着装置90とロータリ現像装置38との間に位置するように配置されており、定着装置90とロータリ現像装置38との間の空間を通じて、画像形成装置本体12から斜め前方(図2での左斜め上方)に引き出すようにして取外すことができる。また、像形成ユニット96は、画像形成装置本体12から取外された状態で、中間転写装置62及び中間転写体クリーナ82が一体化された中間転写ユニット97と、像担持体50、帯電装置52及び像担持体クリーナ54が一体化された像担持体ユニット98とに分解可能とされている。
次に、上記の構成とされた本実施形態の画像形成装置10によるカラー画像形成動作について説明する。
画像形成装置10に画像形成信号が入力されると、像担持体50が帯電装置52により一様に帯電され、この帯電された像担持体50には、画像形成信号に基づいて露光装置60から光線が出射される。露光装置60からの光線は、像担持体50の表面を露光し、潜像が形成される。露光装置60により形成された像担持体50の潜像は、ロータリ現像装置38によってイエロー、マゼンタ、シアン、黒のトナー像を現像され、一次転写位置T1で中間転写体64に重ねて一次転写される。一次転写において、像担持体50に残留する転写残トナーは、像担持体クリーナ54のクリーニングブレード56によって掻き取られ、トナー回収ボトル58に回収される。
一方、給紙信号等により、給紙トレイ22に収納された用紙は、フィードロール24により送り出され、リタードロール26により捌かれて搬送路28に導かれ、レジストロール32により一次停止され、タイミングをとって二次転写ロール80と二次転写バックアップロール72との間に導かれる。用紙が二次転写ロール80と二次転写バックアップロール72との間に導かれると、中間転写体64に一次転写されているトナー像が二次転写ロール80と二次転写バックアップロール72とによって二次転写位置T2で用紙に二次転写される。トナー像が転写された用紙は、定着装置90に導かれ、加熱ロール92と加圧ロール94とによる熱圧力によってトナー像が溶融定着される。そしてこのトナー像の定着により画像形成された用紙は、排出ロール34により排出口30から排出部36へ排出される。
また、二次転写後に中間転写体64の画像領域に残留する転写残トナーは、中間転写体用クリーナ82のスクレーパ84及びブラシロール86によって掻き取られ、トナー回収ボトル88に回収される。さらに、画像形成後の装置停止時には、像担持体50、及び、像担持体50に従動して回転駆動された中間転写体64を含む駆動系は、中間転写体クリーナ82による中間転写体64の画像領域クリーニング動作後に、所定時間駆動が継続されてから駆動停止される。これにより、中間転写体クリーナ82によって除去仕切れずに中間転写体64上に残っている転写残トナーは、この装置停止動作に伴う中間転写体クリーニング動作によって中間転写体64から像担持体50に逆転写され、像担持体クリーナ54によって除去される。
以上の動作により、画像形成装置10によって用紙にカラー画像が形成される。
次に、本実施形態の画像形成装置10による中間転写体64の起動時の動作について説明する。
図4には、画像形成装置10における中間転写体64の起動時の制御タイミングに関するタイミングチャートが示されている。本実施形態では、画像形成後に中間転写体64が駆動停止される位置は、中間転写体64上に設けられた非画像形成領域が中間転写体クリーナ82のブラシロール86と接触した所定位置とされる。そして、中間転写体64を停止状態から起動する場合は、図4(A)に示されるように、中間転写体64を一旦逆方向へ回転させてから正方向へ回転させるよう駆動制御している。
図5には、中間転写体64を回転方向に展開し(回転方向周長L)、中間転写体64上に設けられた最大画像形成領域A、最大画像形成領域Aを除く非画像形成領域B、及び、中間転写体64の停止位置と起動時に逆回転を行う範囲の関係を表した中間転写体64の展開図が示されている。図5及び図3に示されるように、中間転写体64は、非画像形成領域Bがブラシロール86と接触した所定位置(中間転写体停止位置E)で駆動停止させる。また、停止状態から起動される中間転写体64は、非画像形成領域Bがブラシロール86に接触している範囲(中間転写体逆回転範囲R)内で上記の逆回転(図3の矢印D方向回転)を行い、その後に正回転(図3の矢印C方向回転)を行う。
また、図4(A)に示されるように、中間転写体クリーナ82のブラシロール86は中間転写体64の逆回転と同時に回転させるよう駆動制御し、更に、ブラシロール86によるバイアス電圧の印加は中間転写体64の逆回転時に開始するよう制御している。
次に、上述した画像形成装置10による中間転写体64の起動時の動作による作用について説明する。
図6には、本実施形態の画像形成装置10で、中間転写体64とブラシロール86の接触部(ニップ部)付近に溜まっている廃トナーを中間転写体64の起動時にクリーニングする様子が示されている。また、図7には、従来の画像形成装置において、中間転写体64とブラシロール86の接触部付近に溜まっている廃トナーが中間転写体64の起動時に漏れ出す様子が示されている。
従来の画像形成装置は、中間転写体64を停止状態から起動する際に直ちに正回転させるよう構成されている。そのため、図7(A)に示される中間転写体64とブラシロール86の接触部付近に溜まっている廃トナーTNは、中間転写体64の正回転(起動)と共に作動するブラシロール86によって適切に除去されず、図7(B)に示されるように中間転写体64上に漏れ出して像担持体50側へ搬送されてしまう。この漏れ出した廃トナーTNにより、続く画像形成動作で像担持体50から中間転写体64に一次転写されるトナー像が乱され、画像品質が低下することになる。
これに対し、本実施形態の画像形成装置10では、中間転写体64から用紙へのトナー像の二次転写後に中間転写体64上に残留し、中間転写体64が停止されて中間転写体クリーナ82のブラシロール86と中間転写体64との接触部付近に溜まっている図6(A)に示される廃トナーTNは、中間転写体64が起動時に逆方向へ回転駆動されると、中間転写体64によって中間転写体64の回転方向における上流側に搬送され、図6(B)に示されるようにブラシロール86との接触部付近から離間される。続いて、中間転写体64が正方向へ回転駆動されると、廃トナーTNは中間転写体64によってブラシロール86との接触部に搬送され、ここで回転するブラシロール86により廃トナーTNの一部が掻き取られて除去される。
また、本実施形態の場合、中間転写体64として回転方向に弾性を有する中間転写ベルトを用いていることにより、中間転写体64に中間転写体クリーナ82のスクレーパ84及びブラシロール86を強く圧接させることができず、上述した中間転写体64の逆回転後の正回転時にブラシロール86によって中間転写体64上に残留する廃トナーTNを完全に除去し難い構成であるが、その場合でも、中間転写体64上に残留する廃トナーTNの多く(上層側)はブラシロール86によって除去されるため、ここで除去されずに中間転写体64上に残った廃トナーTNは、図6(C)に示されるように薄くされて均一に帯電される。これにより、前述したように、ブラシロール86による中間転写体64上のクリーニング後に中間転写体64を更に正方向へ回転駆動させることで、上記の薄くされて均一に帯電された残りの廃トナーを一次転写位置T1で中間転写体64から像担持体50に良好に逆転写できるようになり、これによって、中間転写体64上に残った廃トナーTNを像担持体50に逆転写させ像担持体クリーナ54によって像担持体50上から除去することが可能になる。
以上説明したように、本実施形態の画像形成装置10では、回転方向に弾性を有する中間転写ベルト等の中間転写体64を用いる構成であっても、中間転写体クリーナ82に設けられたブラシロール86との接触部付近に溜まっている廃トナーTNが中間転写体64の起動時に中間転写体64上に漏れ出すことを抑制できるため、高品質な画像を形成することができる。
また、本実施形態の画像形成装置10では、中間転写体64の起動に伴いブラシロール86を作動させる際に、中間転写体64の逆回転時にブラシロール86を作動させバイアス電圧を印加することにより、中間転写体64の逆回転によってブラシロール86との接触部付近から一旦離間された廃トナーTNが、中間転写体64の正回転によってブラシロール86に到達するまで間に、ブラシロール86の動作が安定するまでの時間を十分確保できるようになる。これにより、動作が安定したブラシロール86によって中間転写体64上の廃トナーTNトに適切なバイアス電圧を印加できるようになり、中間転写体64上への廃トナーTNの漏れ出しを良好に抑制できる。
また、本実施形態の画像形成装置10では、中間転写体64を起動するときのブラシロール86によるバイアス電圧の印加は、中間転写体64の正回転時に開始するようにしてもよい。この場合、例えば図4(B)に示されるように、ブラシロール86によるバイアス電圧の印加は中間転写体64が逆回転した後の正回転時に開始するよう制御する。これにより、中間転写体が逆回転から正回転に移る際の停止状態中にバイアス電圧の放電が局部的になされることによって中間転写体64にダメージを与え、中間転写体64の耐久性が低下することを防止できる。
また、本実施形態の画像形成装置10では、中間転写体64として弾性を有する中間転写ベルトを用いていることにより、中間転写体クリーナ82のスクレーパ84及びブラシロール86が中間転写体64(中間転写ベルト)に圧接されたまま画像形成装置10が停止されて長時間放置されると、中間転写体64の被圧接面(表面)にスクレーパ84及びブラシロール86の接触跡が残り易くなる。このような接触跡が発生すると、像担持体50上に形成されたトナー像が中間転写体64に一次転写される際に転写抜けを起こし、画像品質が低下することになる。これに対し、本実施形態のように、中間転写体64に対して接離可能に設けられた中間転写体クリーナ82であれば、中間転写体64を駆動停止して画像形成装置10を停止させる場合に、中間転写体クリーナ82を動作停止して中間転写体64から離間させ装置を停止状態にすることにより、中間転写体64の保管状態を良好にできるため、上記のような接触跡は発生せずに画像品質の低下を回避することができる。
ただし、このような可動式の中間転写体クリーナ82では、可動機構を構成する部品点数の増加等によって製造上のばらつき要因が増加し、中間転写体64に対する圧接力にばらつきが出やすくなるため、圧接力が小さくなった場合には、中間転写体64中の起動に伴うトナーの漏れ出しが起こり易くなる。しかし、このような可動式の中間転写体クリーナ82を用いる場合でも、上述した構成を採ることによってトナーの漏れ出しを効果的に抑制することができる。
また、本実施形態の画像形成装置10では、非画像形成領域Bがブラシロール86と接触する所定位置(中間転写体停止位置E)で駆動停止された中間転写体64を逆回転させて起動する場合、その逆回転は非画像形成領域Bがブラシロール86に接触している範囲(中間転写体逆回転範囲R)内で行うことにより、ブラシロール86と中間転写体64の間のトナー溜まりを中間転写体64上の非画像形成領域B内で処理することができてその影響が最大画像形成領域Aに及ぶことはなく、したがって、最大画像形成領域Aをクリーンな状態に保ちつつトナー溜まりを中間転写体64上から効果的に除去することができる。
また、本実施形態の画像形成装置10では、中間転写体64の起動時にブラシロール86を中間転写体64の逆回転と同時に回転駆動させることにより、回転駆動するブラシロール86から余分なトナーが排出されて中間転写体64上に付着するような場合でも、そのトナーは、上述した中間転写体64とブラシロール86の接触部付近に溜まっている廃トナーTNと同じく、中間転写体64が逆回転することで中間転写体64の回転方向における上流側に搬送され、ブラシロール86から離間される。続いて、中間転写体64が正回転すると、上記のトナーは中間転写体64によってブラシロール86との接触部に搬送され、ここで回転するブラシロール86により中間転写体64上から掻き取られて薄くされつつバイアス電圧が印加される。これにより、中間転写体64上に残ったトナーは均一に帯電され、ブラシロール86による中間転写体64上のクリーニング後に中間転写体64を更に正方向へ回転駆動させることで、上記の薄くされて均一に帯電された余分なトナーを一次転写位置T1で中間転写体64から像担持体50に良好に逆転写できるようになる。したがって、中間転写体64上の廃トナーを除去するクリーニング手段に本実施形態のようなブラシロール86を用いる場合でも、ブラシロール86の回転駆動によって排出される余分なトナーを像担持体50に逆転写させ像担持体クリーナ54によって像担持体50上から除去することができるため、高品質な画像を形成することができる。
以上、本発明を上述した特定の実施形態により詳細に説明したが、本発明はそれに限定されるものではなく、本発明の範囲内にて他の種々の実施形態が可能である。
10 画像形成装置
50 像担持体
64 中間転写体
82 中間転写体クリーナ(クリーニング手段)
86 ブラシロール(クリーニング手段/ブラシロール)
B 非画像形成領域
50 像担持体
64 中間転写体
82 中間転写体クリーナ(クリーニング手段)
86 ブラシロール(クリーニング手段/ブラシロール)
B 非画像形成領域
Claims (6)
- 正逆方向に回転可能とされ、像担持体上に形成されたトナー像が正方向への回転駆動の際に一次転写されそのトナー像が記録媒体に二次転写される中間転写体と、この中間転写体に接触して設けられ前記二次転写後に中間転写体上に残留するトナーにバイアス電圧を印加してそのトナーを除去するクリーニング手段と、を有する画像形成装置において、
前記中間転写体を停止状態から起動する場合は、前記中間転写体を一旦逆方向へ回転駆動させてから正方向へ回転駆動させると共に中間転写体の逆回転開始後に前記クリーニング手段によるバイアス電圧の印加を行うことを特徴とする画像形成装置。 - 前記中間転写体を起動するときの前記クリーニング手段によるバイアス電圧の印加は、中間転写体の逆回転時に開始することを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
- 前記中間転写体を起動するときの前記クリーニング手段によるバイアス電圧の印加は、中間転写体の正回転時に開始することを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
- 前記クリーニング手段が前記中間転写体に対して接離可能に設けられていることを特徴とする請求項1〜請求項3の何れか1項記載の画像形成装置。
- 前記中間転写体上に設けられた非画像形成領域が前記クリーニング手段と接触する位置で中間転写体を駆動停止し、その停止状態から起動される中間転写体の前記逆回転は前記非画像形成領域がクリーニング手段に接触している範囲内で行うことを特徴とする請求項1〜請求項4の何れか1項記載の画像形成装置。
- 前記クリーニング手段は、回転して前記中間転写体上に残留するトナーを掻き取るブラシロールとされ、このブラシロールは中間転写体の前記逆回転と同時に回転駆動させることを特徴とする請求項1〜請求項5の何れか1項記載の画像形成装置。
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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-
2004
- 2004-05-31 JP JP2004161059A patent/JP2005338709A/ja active Pending
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