JP2008233240A - 清掃器および画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】感光体表面の残留現像剤を除去して搬送するための清掃器に関し、回収現像剤を堰き止めるための部材の変形による機能低下を防止する。
【解決手段】被清掃体(PR)に付着した付着物を擦り落とす板状の清掃部材(7)と、前記清掃部材(7)で回収された付着物を堰き止める堰き止め部材(8)と、前記堰き止め部材(8)で堰き止められた付着物が前記清掃容器(1)内部に移動する内部通過領域(R1)と、前記内部通過領域(R1)を通過した付着物を予め設定された所定の排出方向に排出する搬送部材(13)であって、前記排出方向下流側の搬送量が排出方向上流側の搬送量に比べて多い前記搬送部材と、を備えた清掃器(CL1)。
【選択図】図2

Description

本発明は、清掃器および前記清掃器を備えた画像形成装置に関する。
従来の電子写真方式の複写機、プリンタ等の画像形成装置では、感光体等の像保持体表面が帯電器により帯電され、帯電された像保持体表面に静電潜像を形成、現像し、媒体に転写して画像を形成している。転写後の像保持体表面に残留した現像剤は、板状の掻き取り部材、いわゆるクリーニングブレードや、刷毛状の清掃部材、いわゆるクリーニングブラシ等を備えた清掃器、いわゆる、クリーナにより清掃され、回収された現像剤は搬送部材により搬送、廃棄される。
このような清掃器として、下記の特許文献1〜3記載の技術が従来公知である。
特許文献1(特開平5−72952号公報)には、像担持体(10)のクリーナ(11)で回収されたトナーを搬送する廃トナー搬送スクリュー(13)において、搬送方向下流側にクリーナ(11)からのトナーに加えて、上流側から搬送された廃トナーが加わって堆積され、廃トナーが廃トナー溜部に搬送されなくなることを防止するために、搬送スクリューの搬送羽根の外径を下流側に行くにつれて大きくしたり、搬送スクリューのピッチを大きくしたり、搬送スクリューを下流側が鉛直方向下方になるように傾斜させることで、搬送方向上流側に比べて下流側の搬送量を増やす技術が記載されている。
特許文献2(米国特許第5101961号明細書)には、清掃器は記載されていないが、回転軸と回転軸の外周に支持された螺旋状の搬送羽根とを有する搬送スクリューにおいて、搬送スクリューの搬送方向下流側に行くにつれて回転軸の軸径を段階的に細くする技術が記載されている。
特許文献3(特開2001−075445号公報)には、クリーニングブレード(29)で掻き取られたトナーを塞き止める塞き止めシート(31)を設け、掻き取られたトナーを塞き止めシート(31)で塞き止めてトナーをクリーニングブレード(29)と感光体(1)との接触領域に供給することで掻き取ったトナーをクリーニングブレード(29)の潤滑に使用する技術が記載されている。
特開平5−72952号公報(「0005」、「0012」〜「0015」、図1〜図3) 米国特許第5101961号明細書(図2、図3) 特開2001−075445号公報(「0026」〜「0028」、「0042」〜「0050」、図5、図10、図13)
本発明は、前述の事情に鑑み、堰き止め部材の変形による機能低下を防止することを技術的課題とする。
前記課題を解決するために請求項1に記載の発明の清掃器は、
トナーを含む現像剤で形成された像を保持する像保持体の表面に接触して前記像保持体表面の現像剤を除去することで前記像保持体表面を清掃する清掃部材と、
前記清掃部材で前記現像剤保持体表面から除去された現像剤が収容される清掃容器と、
前記清掃容器内部に配置され且つ、前記清掃容器に収容された現像剤を予め設定された所定の搬送方向に排出する搬送部材と、
前記清掃部材と前記搬送部材との間に配置され且つ、前記清掃部材で前記像保持体表面から除去された現像剤を堰き止めると共に、前記搬送部材に向けて通過するための通過領域を有する弾性変形可能な堰き止め部材と、
前記搬送方向下流側の搬送能力が前記搬送方向上流側の搬送能力に比べて高い前記搬送部材と、
を備えたことを特徴とする。
前記課題を解決するために請求項2に記載の発明の像保持体ユニットは、
トナーを含む現像剤で形成された像を保持する像保持体と、
前記像保持体の表面に接触して前記像保持体表面の現像剤を除去することで前記像保持体表面を清掃する清掃部材と、
前記清掃部材で前記現像剤保持体表面から除去された現像剤が収容される清掃容器と、
前記清掃容器内部に配置され且つ、前記清掃容器に収容された現像剤を予め設定された所定の搬送方向に排出する搬送部材と、
前記像保持体と前記清掃部材との接触部と前記搬送部材との間に配置され且つ、前記清掃部材で前記像保持体表面から除去された現像剤を堰き止めると共に、前記搬送部材に向けて通過するための通過領域を有する弾性変形可能な堰き止め部材と、
前記像保持体の軸方向の中央部における前記通過領域を通過する現像剤量に比べて、前記像保持体の軸方向の端部における前記通過領域を通過する現像剤量が少ない前記堰き止め部材と、
前記搬送方向下流側且つ、少なくとも前記通過領域を通過する現像剤量が少ない部分の搬送能力が前記搬送方向上流側の搬送能力に比べて高い前記搬送部材と、
を備えたことを特徴とする。
請求項3に記載の発明は、請求項2に記載の像保持体ユニットにおいて、
重力方向の下端部が前記清掃容器に支持されると共に、前記清掃容器と前記堰き止め部材の上端との間で前記通過領域を構成し、前記像保持体の軸方向の中央部の重力方向上端に比べて前記像保持体の軸方向の重力方向上端が高い位置に前記通過領域が配置された前記堰き止め部材、
を備えたことを特徴とする。
請求項4に記載の発明は、請求項2に記載の像保持体ユニットにおいて、
重力方向の上端部が前記清掃容器に支持されると共に、前記清掃容器と前記堰き止め部材の下端との間で前記通過領域を構成し、前記像保持体の軸方向の中央部の重力方向下端に比べて前記像保持体の軸方向の重力方向下端が低い位置に配置された前記堰き止め部材と、
を備えたことを特徴とする。
請求項5に記載の発明は、請求項2ないし4のいずれかに記載の像保持体ユニットにおいて、
前記像保持体の軸方向に沿って複数形成された前記通過領域を構成する開口であって、前記像保持体の軸方向の中央部に形成された前記開口の開口面積に比べて前記像保持体の軸方向の端部に形成された前記開口の開口面積が小さい前記開口を有する前記堰き止め部材、
を備えたことを特徴とする。
請求項6に記載の発明は、請求項2ないし4のいずれかに記載の像保持体ユニットにおいて、
前記像保持体の軸方向に沿って複数形成された前記通過領域を構成する開口であって、前記像保持体の軸方向の中央部に形成された前記開口の重力方向の位置に比べて前記像保持体の軸方向の端部に形成された前記開口の重力方向の位置が下方に配置された前記開口を有する前記堰き止め部材、
を備えたことを特徴とする。
請求項7に記載の発明は、請求項5または6に記載の像保持体ユニットにおいて、
回転中心と前記回転中心に回転する螺旋羽根を有し且つ、前記螺旋羽根の重力方向上端は前記複数の開口のうち軸方向の中央部と比べて重力方向下方に配置した開口の下端よりも高い前記搬送部材、
を備えたことを特徴とする。
請求項8に記載の発明は、請求項5または6に記載の像保持体ユニットにおいて、
回転中心と前記回転中心に回転する螺旋羽根を有し且つ、前記螺旋羽根の径を大きくすることで前記搬送方向下流側の搬送能力を高くすると共に、前記螺旋羽根の径を大きくした部分の重力方向上端は前記複数の開口のうちの前記螺旋羽根の径を大きくした部分に配置した開口の下端よりも高い前記搬送部材、
を備えたことを特徴とする。
前記技術的課題を解決するために請求項9に記載の発明の画像形成装置は、下記の構成要件(A01)〜(A05)を備えたことを特徴とする。
(A01)回転する像保持体、
(A02)前記像保持体の軸方向の所定の幅に潜像を書き込む潜像書込装置、
(A03)前記像保持体表面の潜像を可視像に現像する現像器、
(A04)前記像保持体表面の可視像を媒体に転写する転写器、
(A05)前記像保持体の表面に接触して、転写後の前記像保持体表面の現像剤を除去することで前記像保持体表面を清掃する清掃部材と、
前記清掃部材で前記現像剤保持体表面から除去された現像剤が収容される清掃容器と、
前記清掃容器内部に配置され且つ、前記清掃容器に収容された現像剤を予め設定された所定の搬送方向に排出する搬送部材と、
前記清掃部材と前記搬送部材との間に配置され且つ、前記清掃部材で前記像保持体表面から除去された現像剤を堰き止めると共に、前記搬送部材に向けて通過するための通過領域を有し、前記可視像が形成された幅に対応する前記通過領域を通過する現像剤量に比べて、前記像保持体の軸方向の前記搬送方向下流側の端部における前記通過領域を通過する現像剤量が少なく弾性変形可能な堰き止め部材と、
前記搬送方向下流側の搬送能力が前記搬送方向上流側の搬送能力に比べて高い前記搬送部材と、
を有する清掃器。
請求項1記載の発明によれば、本発明の構成を有しない場合と比べて、堰き止め部材によって堰き止められる現像剤量が増加したときに発生する堰き止め部材の変形を防止することができる。
請求項2乃至6記載の発明によれば、本発明の構成を有しない場合と比べて、清掃部材で回収する現像剤量が増加し、堰き止め部材での通過量が少ない部分で現像剤量が増加したときに発生する堰き止め部材の変形を防止することができる。
請求項7及び8記載の発明によれば、塞がれやすい内部通過領域が塞がれにくくなるという顕著な効果を期待できる構成である。
請求項9記載の発明によれば、本発明の構成を有しない場合と比べて、像保持体から回収されて堰き止め部材によって堰き止められる現像剤量が増加したときに発生する堰き止め部材の変形を防止することができる。
次に図面を参照しながら、本発明の実施の形態の具体例(実施例)を説明するが、本発明は以下の実施例に限定されるものではない。
なお、以後の説明の理解を容易にするために、図面において、前後方向をX軸方向、左右方向をY軸方向、上下方向をZ軸方向とし、矢印X,−X,Y,−Y,Z,−Zで示す方向または示す側をそれぞれ、前方、後方、右方、左方、上方、下方、または、前側、後側、右側、左側、上側、下側とする。
また、図中、「○」の中に「・」が記載されたものは紙面の裏から表に向かう矢印を意味し、「○」の中に「×」が記載されたものは紙面の表から裏に向かう矢印を意味するものとする。
図1は本発明の実施例1の画像形成装置の全体説明図で断面図である。
図1において、画像形成装置Uは、上面に透明な原稿台PG、いわゆる、プラテンガラスを有する画像形成装置本体の一例としてのデジタル式の複写機本体U1と、前記プラテンガラスPG上に着脱自在に装着される自動原稿搬送装置U2とを備えている。
前記自動原稿搬送装置U2は、複写しようとする複数の原稿Giが重ねて収容される原稿給紙部TG1を有している。前記原稿給紙部TG1に載置された複数の各原稿Giは順次プラテンガラスPG上の複写位置、すなわち、原稿搬送部材の一例としてのプラテンロールGR1の圧接位置を通過して、原稿排出部材GR2により原稿排紙部TG2に排出されるように構成されている。
前記複写機本体U1は、前記プラテンガラスPGを有する画像読取装置の一例としてのスキャナ部U1aおよび画像記録装置の一例としてのプリンタ部U1bを有している。
前記スキャナ部U1aは、読取り基準位置に配置された露光系位置検出部材、いわゆる露光系レジセンサSp、および露光光学系Aを有している。
前記露光光学系Aは、その移動および停止が露光系レジセンサSpの検出信号により制御され、常時は読取り基準位置に停止している。
前記自動原稿搬送装置U2を使用して複写を行う自動原稿搬送動作の場合は、前記露光光学系Aは読取り基準位置に停止した状態で、プラテンガラスPG上の複写位置を順次通過する各原稿Giを露光する。
原稿Giを作業者が手でプラテンガラスPG上に置いて複写を行う手動原稿配置動作の場合、露光光学系Aは移動しながらプラテンガラスPG上の原稿Giを露光走査する。
露光された前記原稿Giからの反射光は、前記露光光学系Aを通って固体撮像素子CCD上に収束される。前記固体撮像素子CCDは、その撮像面上に収束された原稿反射光を電気信号に変換する。
画像処理部IPSは、前記固体撮像素子CCDから入力された読取画像信号をデジタルの画像書込信号に変換してプリンタ部U1bの書込駆動信号出力装置DLに出力する。
プリンタ部U1bの制御部Cにより動作タイミングを制御される前記書込駆動信号出力装置DLは、入力された画像データに応じた書込駆動信号を潜像書込装置ROSに出力する。
前記潜像書込装置ROSの下方に配置された被清掃体の一例としての像保持体PRは、矢印Ya方向に回転する。前記像保持体PR表面は、帯電領域Q0において帯電器の一例としての帯電ロールCRにより帯電された後、潜像書込位置Q1において前記潜像書込装置ROSの潜像書込光の一例としてのレーザビームLにより露光走査されて静電潜像が形成される。前記静電潜像が形成された像保持体PR表面は回転移動して現像領域Q2、転写領域Q4を順次通過する。
前記現像領域Q2において前記静電潜像を現像する現像器Dは、現像剤を現像ロールR0により現像領域Q2に搬送し、前記現像領域Q2を通過する像保持体PR上の静電潜像を可視像の一例としてのトナー像Tnに現像する。
前記転写領域Q4において前記像保持体PRに対向する転写器の一例としての転写ロールTRは、像保持体PR表面のトナー像Tnを媒体の一例としてのシートSに転写する部材であり、現像器Dで使用される現像用のトナーの帯電極性と逆極性の転写電圧が電源回路Eから供給される。前記帯電ロールCRに印加する帯電電圧、現像ロールR0に印加する現像電圧、転写ロールTRに印加する転写電圧等の印加電圧、後述の定着装置Fの加熱ロールのヒータを加熱するヒータ電源等を有する電源回路Eは前記制御部Cにより制御される。
複写機本体U1の下部には、給紙容器の一例としての第1給紙トレイTR1および第2給紙トレイTR2が上下に並んで配置されている。
前記第1給紙トレイTR1および第2給紙トレイTR2の右端部の上端部には用紙取出部材の一例としてのピックアップロールRpが配置されており、前記ピックアップロールRpにより取り出されたシートSは、さばき部材Rsに搬送される。
前記さばき部材Rsは、互いに圧接する給紙部材の一例としてのフィードローラRs1および分離部材の一例としてのリタードロールRs2を有している。前記ニップ部に搬送されたシートは給紙部材Rsにより1枚づつ分離されて、媒体搬送路の一例としてのシート搬送路SH1に搬送される。
シート搬送路SH1には、正逆回転可能な搬送部材の一例としての搬送ロールRbが配置されている。シート搬送路SH1に搬送された前記シートSは正逆転回転可能な搬送ロールRbにより、上方の転写前シート搬送路SH2に搬送される。
転写前シート搬送路SH2に搬送されたシートSは、搬送ロールRaにより転写領域搬送時期調整部材の一例としてのレジロールRrに搬送される。
また、手差し給紙部の一例としての手差し給紙トレイTR0から給紙されたシートSもレジロールRrに搬送される。
前記レジロールRrに搬送されたシートSは、前記像保持体PR上のトナー像Tnが転写領域Q4に移動するのにタイミングを合わせて、転写前媒体案内部材の一例としての転写前シートガイドSG1から転写領域Q4に搬送される。
前記像保持体PR表面に現像されたトナー像Tnは、前記転写領域Q4において、転写ロールTRによりシートSに転写される。転写後、像保持体PR表面は、清掃器の一例としてのクリーナCL1によりクリーニングされて付着物の一例としての残留トナーが除去され、前記帯電ロールCRにより再帯電される。
前記像保持体PR、帯電ロールCR、潜像書込装置ROS、現像器D等によりトナー像形成装置G(PR+CR+ROS+D)が構成されている。
前記転写領域Q4のシート搬送方向下流側には、前記転写領域Q4でトナー像Tnが記録された記録済シートSを定着領域Q5に搬送する転写後シート搬送路SH3が設けられている。前記転写領域Q4において転写ロールTRによりトナー像が転写された前記シートSは、像保持体PR表面から剥離され、前記転写後シート搬送路SH3の転写後媒体案内部材の一例としてのシートガイドSG2により案内され、転写後媒体搬送部材の一例としてのシート搬送ベルトBHにより、定着装置Fに搬送される。
定着装置Fは、内部に熱源としてのヒータを有する加熱定着部材の一例としての加熱ロールFhと、加圧定着部材の一例としての加圧ロールFpとを有する。定着装置Fに搬送されたシートSは、前記加熱ロールFhと加圧ロールFpとの圧接領域により構成される定着領域Q5を通過する際に、トナー像が加熱定着されてから、シート排出路SH4を通って媒体排出部の一例としての排紙トレイTRhに搬送される。
前記シート排出路SH4には、前記定着装置Fの下流側に搬送路切替部材の一例としての切替ゲートGT1が配置されている。切替ゲートGT1は、前記定着装置Fを通過したシートSの搬送方向を前記排紙トレイTRh側またはシート反転接続路SH5のいずれかの方向に切り替える。シート反転用接続路SH5は、前記シート排出路SH4の上流端、すなわち、定着装置Fの下流側部分と前記上下方向シート搬送路SH1とを接続する。
両面複写の場合、1面目のトナー像が記録された片面記録済シートSは、前記切替ゲートGT1によりシート反転接続路SH5に搬送され、搬送方向規制部材の一例としてのマイラーゲートGT2を通って、正逆回転搬送ロールRbの逆回転によりシート反転路SH6に搬送される。シート反転路SH6に搬送されたシートSは、正逆回転搬送ロールRbの正回転により、逆方向に搬送、いわゆる、スイッチバックされ、表裏が反転した状態で転写領域Q4に再送される。
前記符号SH1〜SH6により示された要素により媒体搬送路の一例としてのシート搬送路SHが構成されている。
前記シート搬送路SHおよびそこに配置されたシート搬送機能を有するローラRa,Rb,Rr等により媒体搬送装置の一例としてのシート搬送装置USが構成されている。
(清掃器の説明)
図2は本発明の実施例1の清掃器部分の要部拡大図である。
図3は実施例1の清掃器の清掃部材が取り外された状態の斜視説明図である。
図4は図3に示す状態から漏出防止部材が取り外された状態の斜視説明図である。
図5は図3の要部断面図である。
図6は実施例1の清掃器の前側部分の斜視説明図である。
図7は実施例1の清掃器の後側部分の斜視説明図である。
なお、説明をわかりやすくするために、図面において、部材の図示が適宜省略されている。
図2〜図7において、本発明の実施例1の清掃器としてのクリーナCL1は、清掃容器の一例としてのハウジング1を有する。前記ハウジング1は、像保持体PR側が開放された開口1aを有し、前記ハウジング1の上端部には、清掃部材支持部1bが形成されている。前記ハウジング1の下部の像保持体PR側には、堰き止め部材取付け部1cが設けられており、開口1aの前後両側には清掃部材固定部1eが形成されている。前記ハウジング1の前後両端部には一対の像保持体支持部1dが形成されている。前記ハウジング1の開口1aの前後両端部および上部には、漏出防止用の密閉部材2、3、4が貼付されている。前記密閉部材2,3,4は、多孔質の弾性体、いわゆる、スポンジで構成することができる。また、図6,図7において、前記像保持体支持部1dには、保護部材、いわゆるカバーU3a、U3bが装着される。
前記清掃部材支持部1bには、密閉部材4を挟んで逆L字形の取付け部材6が支持されており、取付け部材6は、清掃部材固定部1eにねじ止めされることで固定される。前記取付け部材6の像保持体PR側表面には、清掃部材の一例としてのクリーニングブレード7が支持されている。前記クリーニングブレード7は、像保持体PR表面に接触して像保持体PR表面に残留した残留トナーを擦り取る。

前記堰き止め部材取付け部1cには、堰き止め部材の一例としての堰き止めフィルム8が支持されている。実施例1の堰き止めフィルム8は、前後方向の幅がハウジング1の開口1aの幅よりも狭く形成された堰き止め部材本体8aと、堰き止め部材本体8aの下端に連続し且つ堰き止め部材本体8aよりも前後方向の幅が長い被取付け部8bとを有する。前記堰き止めフィルム8は、両面テープ9を介して被支持部8bで前記堰き止め部材取付け部1cに固定支持されており、堰き止め部材本体8aの前後両端部は、ハウジング1に固定されていない。
図8は実施例1のクリーニングブレードと堰き止め部材と搬送部材との関係を説明する説明図である。
図3〜図8前記堰き止め部材本体8aには、図6に示すように通過領域の一例としての前後方向に沿って複数の内部通過領域形成口8cが形成されている。図8において、前記内部通過領域形成口8cは、像保持体PR表面において画像形成動作時に画像が形成されて残留トナーが多く回収されると想定した多回収領域A1に対応して形成された多回収領域用内部通過領域形成口8c1と、残留トナーの回収量が多回収領域A1に比べて少ないと想定した少回収領域A2に対応して形成された少回収領域用内部通過領域形成口8c2とを有する。前記少回収領域用内部通過領域形成口8c2に対して、多回収領域用内部通過領域形成口8c1の位置は、鉛直方向で高く形成されている。なお、実施例1では、多回収領域A1は前後方向中央部に設定されており、少回収領域A2は多回収領域A1の前後両側に設定されている。また、実施例1では、前記多回収領域A1は、画像形成装置Uで使用可能な最大サイズのシートSの前後方向の幅の内側に設定されており、最大サイズシートSの幅A1aは、多回収領域A1の前後方向の幅に比べて広く設定されている。なお、最大サイズのシートSの幅A1aに対応して多回収領域と少回収領域とを設定しているが、一般的に画像形成回数が多いと考えられる、A4横及びA3縦のシート幅に対応して多回収領域と少回収領域とを設定してもよい。
図2〜図8において、前記内部通過領域形成口8cにより形成された空間により、堰き止めフィルム8で堰き止められた残留トナーがハウジング1内部に移動する内部通過領域R1が構成されている。実施例1では、前記内部通過領域R1は、前記多回収領域用内部通過領域形成口8c1により形成される多回収領域用内部通過領域R1aと、少回収領域用内部通過領域形成口8c2により形成される少回収領域用内部通過領域R1bとを有する。
また、図2において、前記堰き止めフィルム8の上端とハウジング1の壁面との間の隙間、すなわち、堰き止めフィルム8により塞がれなかった開口1aの上側部分により第2の内部通過領域R2が構成されている。
図2〜図7において、前記堰き止めフィルム8の像保持体PR側には、漏出防止部材11が固定支持されている。前記漏出防止部材11は、下端部が前記堰き止めフィルム8の被取付け部8bの表面に両面テープ12を介して固定されており、像保持体PR表面に弱い押付け力で接触してクリーニングブレード7で擦り落とされて回収された残留トナーが外部に漏出することを防止する。したがって、図2において、前記クリーニングブレード7と、堰き止めフィルム8と、漏出防止部材11と、像保持体PRとにより囲まれた空間により、付着物堰き止め空間の一例としての残留トナー堰き止め空間K1が構成されている。
図2,図8において、前記ハウジング1の内部の搬送空間K2には、内部通過領域R1を通過して搬送空間K2ハウジング1に回収された残留トナーを排出方向Yaに搬送する搬送部材の一例としての搬送オーガ13が配置されている。前記搬送オーガ13は、回転軸13aと、回転軸13aの外周に支持された螺旋状の搬送羽根13bとを有する。なお、実施例1の搬送部材として搬送オーガ13を使用したが、線材を螺旋状に形成したいわゆるコイルオーガを使用することも可能である。
図2において、実施例1の搬送オーガ13では、搬送羽根13bの上端が、内部通過領域形成口8cの下端よりも高い位置に設定されている。
実施例1の搬送オーガ13は、前記多回収領域A1に対応する大径部13a1と、多回収領域A1の排出方向下流側および上流側に設定された前記少回収領域A2に対応する小径部13a2とを有する。すなわち、小径部13a2では搬送羽根13bにより搬送可能な断面積が、大径部13a1の断面積よりも大きくなるため、小径部13a2の部分で回収された残留トナーの搬送量が多くなっている。
(実施例1の作用)
前記構成を備えた本発明の実施例1の画像形成装置Uの清掃器CL1では、クリーニングブレード7で像保持体PRから擦り取られた現像剤は、搬送オーガ13によって搬送されず、堰き止めフィルム8により堰き止められる。堰き止められた現像剤は、残留トナー堰き止め空間K1に蓄積される。残留トナー堰き止め空間K1の残留トナーは、フィルム状の堰き止めフィルム8の弾性復元力によりクリーニングブレード7と像保持体PRとの接触部側に向かう力を受け、クリーニングブレード7と像保持体PRとの接触部に供給される。このため、蓄積された現像剤、主として、現像剤に外添された外添剤は、像保持体PRとクリーニングブレード7との接触部に供給されて潤滑がされ、クリーニングブレード7のめくれや微小振動が防止される。
このとき、残留トナー堰き止め空間K1において、前後方向、すなわち、像保持体PRの軸方向に対して、多回収領域A1と少回収領域A2では回収される現像剤量が異なり、蓄積される速さが異なる。このとき、実施例1では、堰き止めフィルム8と漏出防止部材13との間が近接しているため、最初は、小回収領域用内部通過領域形成口8c2では漏出防止部材13によりほとんど塞がれる形で、現像剤が小回収領域用内部通過領域R1bを通過せず、蓄積されやすい。そして、ある程度現像剤が蓄積されて、蓄積された現像剤により押されて、堰き止めフィルム8と漏出防止部材13との間が広がると、小回収領域用内部通過領域R1bを通過して、搬送空間K2に流入する。一方で、多回収領域用内部通過領域形成口8c1は、その一部が、漏出防止部材13の上端縁よりも上方にあるため、クリーニングブレード7で除去された現像剤は、最初でも、一部が多回収領域用内部通過領域R1aを通過して搬送空間K2に流入し、残りの一部が残留トナー堰き止め空間K1にせき止められる。
また、実施例1では、多回収領域用内部通過領域形成口8c1の高さが高くなっているので、残留トナーが多い多回収領域A1で回収された残留トナーは、残留トナーの回収量が少ない少回収領域A2側に流れ込むようにして移動し、クリーニングブレード7の前後方向全域に効率的に潤滑剤としての現像剤が供給される。
前記トナー堰き止め空間K1に蓄積された残留トナーの量が多くなり、高さが内部通過領域形成口8cの高さを超えると内部通過領域R1を通じて、ハウジング1内部の搬送空間K2に流入し、排出、廃棄される。また、いわゆる、べた画像のような高濃度画像が連続して形成される等して、残留トナーの回収量が内部通過領域R1を通じて移動する量に比べて多くなった場合には、回収トナーが堰き止めフィルム8の上端を越えて、すなわち、第2の内部通過領域R2を通じてトナー堰き止め空間K1から搬送空間K2側に流入可能に構成されている。
前記ハウジング1の内部の搬送空間K2に搬送された残留トナーは、搬送オーガ13により上流側から下流側に搬送される。このとき、下流側では、トナー堰き止め空間K1から流入してくる残留トナーに加えて、上流側から搬送された残留トナーがあるため、搬送空間K2内のトナー量は下流側ほど多くなりやすい。
図9は作用説明図であり、図9Aは従来の堰き止め部材を備えた清掃器でせき止めが開始された状態の説明図、図9Bは図9Aから内部の現像剤の排出方向下流側で現像剤が増加した状態の説明図、図9Cは図9Bの状態からトナー堰き止め空間の回収トナーが過剰になり堰き止め部材が折れ曲がった状態の説明図である。
図9において、従来のように堰き止め部材01を設けた清掃器02では、搬送部材03は軸方向に沿って同じ搬送量のものしか使用されていなかったため、搬送部材03の搬送方向中流〜下流側で現像剤が多くなっていた。図9Bに示すように、中流〜下流側の現像剤多くなると、内部通過領域04が塞がれてしまい、内部通過領域04から内部に現像剤が移動できなくなり、乗り越える形でしか流入できなくなる。トナー堰き止め空間06から残留トナーが内部通過領域04を通過して搬送部材03に移動せず且つクリーニングブレード07により回収された残留トナーが蓄積され続けると、トナー堰き止め空間06内部の圧力が過剰になり、図9Cに示すように堰き止め部材01が塑性変形して倒れてしまったり、クリーニングブレード07でのクリーニング不良やトナーの漏れ出し等が発生することがあった。
これに対して、実施例1の清掃器CL1では、搬送オーガ13の回転軸13aの下流側に小径部13a2が形成され、単位時間当りの搬送量、すなわち、搬送能力が高くなっており、上流側の大径部13a1での搬送量よりも多くの残留トナーが搬送される。すなわち、上流側から搬送されてくるトナー量よりも多くのトナーが搬送可能な構成であるため、内部通過領域R1bを通じて流入する現像剤も搬送される。
また、実施例1の清掃器CL1では、搬送オーガ13の搬送羽根13bの上端が、内部通過領域形成口8cの下端よりも高い位置に設定されており、搬送部材13により搬送される現像剤が増加した場合には、内部通過領域R1が塞がれやすくなるが、下流側で搬送能力が高く速やかに搬送され、塞がれることが低減される。
図10は本発明の実施例2の清掃器の説明図であり、実施例1の図8に対応する図である。
次に、本発明の実施例2の説明をするが、この実施例2の説明において、前記実施例1の構成要素に対応する構成要素には同一の符号を付して、その詳細な説明を省略する。
この実施例2は、下記の点で前記実施例1と相違しているが、他の点では前記実施例1と同様に構成されている。
図10において、実施例2の清掃器CL1では、内部通過領域形成口8c′は、搬送オーガ13の大径部13a1に対応して形成された多回収領域用内部通過領域形成口8c1′と、搬送オーガ13の小径部13a2に対応して形成された少回収領域用内部通過領域形成口8c2′とを有し、多回収領域用内部通過領域形成口8c1′の開口面積は、少回収領域用内部通過領域形成口8c2′の開口面積よりも大きく形成されている。
(実施例2の作用)
前記構成を備えた実施例2の清掃器CL1では、開口面積が小さい少回収領域用内部通過領域形成口8c2′の内側の搬送オーガ13の搬送力が大きく、速やかに下流側に搬送される。すなわち、堰き止めフィルム8の内側の搬送空間K2のトナー量が多くなり、少回収領域用内部通過領域R1bが塞がれることが低減され、少回収領域用内部通過領域R1bを通じて残留トナーが搬送空間K2に流入し、排出される。また、多回収領域用内部通過領域形成口8c1′の開口面積が大きく、塞がれにくいため、多回収領域A1で回収された残留トナーは、多回収領域用内部通過領域R1aを通じて残留トナーが搬送空間K2に流入し、排出される。
図11は本発明の実施例3の清掃器の説明図であり、実施例1の図8に対応する図である。
次に、本発明の実施例3の説明をするが、この実施例3の説明において、前記実施例1の構成要素に対応する構成要素には同一の符号を付して、その詳細な説明を省略する。
この実施例3は、下記の点で前記実施例1と相違しているが、他の点では前記実施例1と同様に構成されている。
図11において、実施例3の清掃器CL1では、搬送オーガ13の回転軸13a′において、小径部13a2が排出方向下流側の少回収領域A2aに対応する部分にのみ形成され、排出方向上流側の少回収領域A2bに対応する部分は、大径部13a1となっている。
(実施例3の作用)
前記構成を備えた実施例3の清掃器CL1では、搬送オーガ13は、残留トナーの総量が最も多くなる排出方向下流側の部分の搬送能力が高く、上流側から残留トナーが搬送されてこない最上流側は、搬送能力を高める必要がないため高めていない。したがって、搬送空間K2の排出方向下流側の残留トナーが効率的に搬送、排出される。
図12は本発明の実施例4の清掃器の説明図であり、実施例1の図8に対応する図である。
次に、本発明の実施例4の説明をするが、この実施例4の説明において、前記実施例1の構成要素に対応する構成要素には同一の符号を付して、その詳細な説明を省略する。
この実施例4は、下記の点で前記実施例1と相違しているが、他の点では前記実施例1と同様に構成されている。
図12において、実施例4の清掃器CL1では、搬送オーガ13の搬送羽根13b′において、排出方向下流側の少回収領域A2aに対応する下流側搬送羽根13b1′の搬送羽根どうしの間隔、いわゆるピッチが、排出方向上流側の多回収領域および少回収領域A2bに対応する上流側搬送羽根13b2′のピッチに比べて大きく設定されている。すなわち、回転軸13aが一回転した時の搬送距離が下流側搬送羽根13b1′の方が長く、搬送能力が高く設定されている。
(実施例4の作用)
前記構成を備えた実施例4の清掃器CL1では、搬送オーガ13は、残留トナーの総量が最も多くなる排出方向下流側の部分の搬送能力が高く、搬送空間K2の排出方向下流側の残留トナーが効率的に搬送、排出される。
図13は本発明の実施例5の像保持体PRおよび清掃器の要部説明図であり、実施例1の図2に対応する図である。
図14は実施例5の清掃器の説明図であり、実施例1の図8に対応する図である。
次に、本発明の実施例5の説明をするが、この実施例5の説明において、前記実施例1の構成要素に対応する構成要素には同一の符号を付して、その詳細な説明を省略する。
この実施例5は、下記の点で前記実施例1と相違しているが、他の点では前記実施例1と同様に構成されている。
図13、図14において、実施例5の清掃器CL1′では、実施例1の堰き止め部材取付け部1cに替えて、漏出防止部材取付け部1c′が形成されており、漏出防止部材取付け部1c′には漏出防止部材11が固定支持されている。
前記清掃部材支持部1bの下方には、堰き止め部材取付け部1fが形成されており、堰き止め部材取付け部1fには堰き止めフィルム21が固定支持されている。前記堰き止めフィルム21は、前記堰き止め部材取付け部1fに取付けられる上端の被固定部21aと、下方に延びる堰き止め部材本体21bとを有する。なお、実施例5の堰き止めフィルム21も、実施例1の堰き止めフィルム8と同様に、前後両端縁がハウジング1に支持されていない。
図14において、前記堰き止め部材本体21bは、多回収領域A1に対応する多回収領域部21b1が、少回収領域A2に対応する少回収領域部21b2とを有し、堰き止めフィルム21の下端は漏出防止部材取付け部1c′の上面1c1′に接触しない長さに設定されている。また、実施例5では、前記多回収領域部21b1の鉛直方向の長さ、すなわち、自由長が、少回収領域部21b2の自由長よりも短く形成されている。
したがって、前記堰き止めフィルム21の下端と、漏出防止部材取付け部1c′の上面1c1′との間の隙間により、残留トナー堰き止め空間K1から内部の搬送空間K2に残留トナーを移動させる内部通過領域R1′が構成されている。前記内部通過領域R1′は、多回収領域部21b1と上面1c1′との間の隙間により構成された多回収領域用内部通過領域R1a′と、少回収領域部21b2と上面1c1′との間の隙間により構成された少回収領域用内部通過領域R1b′とを有する。図14に示すように、前記多回収領域用内部通過領域R1a′は、少回収領域用内部通過領域R1b′に比べて、鉛直方向の幅が広く設定されている。
なお、実施例5では、搬送オーガ13は、実施例1、2の場合と同様に、多回収領域A1に対応する大径部13a1と、少回収領域A2に対応する小径部13a2とを有する。
(実施例5の作用)
前記構成を備えた実施例5の清掃器CL1′では、回収量が多い多回収領域A1では多回収領域用内部通過領域R1a′が大きく、多くの過剰な現像剤が内部の搬送空間K2に流入する。また、搬送オーガ13は、実施例1、2と同様に、排出方向下流側で搬送能力が高いため、下流側の回収トナーは速やかに搬送され、少回収領域用内部通過領域R1b′が塞がれることが低減される。
図15は本発明の実施例6の清掃器の説明図であり、実施例5の図14に対応する図である。
次に、本発明の実施例6の説明をするが、この実施例6の説明において、前記実施例1〜5の構成要素に対応する構成要素には同一の符号を付して、その詳細な説明を省略する。
この実施例6は、下記の点で前記実施例1〜5と相違しているが、他の点では前記実施例1〜5と同様に構成されている。
図15において、実施例6の清掃器CL1′では、実施例5の搬送オーガ13に替えて、実施例3の搬送オーガ13を使用している。
(実施例6の作用)
前記構成を備えた実施例6の清掃器CL1′は、搬送オーガ13により、搬送空間K2内でのトナー量が多くなる排出方向下流側のトナーが効率的に排出される。
図16は本発明の実施例7の清掃器の説明図であり、実施例5の図14に対応する図である。
次に、本発明の実施例7の説明をするが、この実施例7の説明において、前記実施例1〜6の構成要素に対応する構成要素には同一の符号を付して、その詳細な説明を省略する。
この実施例7は、下記の点で前記実施例1〜6と相違しているが、他の点では前記実施例1〜6と同様に構成されている。
図16において、実施例7の画像形成装置Uでは、像保持体PRに画像形成動作時に画像が形成される領域が、中央部ではなく、後端を基準として画像が形成されるように設定されている。これに応じて、実施例7の清掃器CL1′は、多回収領域A1が後端側のみに設定され、少回収領域A2が前端側のみに設定されている。したがって、前記堰き止め部材本体21bの多回収領域部21b1および少回収領域部21b2と、搬送オーガ13の大径部13a1および小径部13a2の位置が、多回収領域A1および少回収領域A2に対応する位置に設定されている。
(実施例7の作用)
前記構成を備えた実施例7の清掃器CL1′では、画像が形成される領域の変動に伴い適切な位置に内部通過領域R1′が設定され、クリーニングブレード7が潤滑されると共に、堰き止めフィルム21の破損が効率的に防止される。
図17は本発明の実施例8の清掃器の説明図であり、実施例5の図14に対応する図である。
次に、本発明の実施例8の説明をするが、この実施例8の説明において、前記実施例1〜7の構成要素に対応する構成要素には同一の符号を付して、その詳細な説明を省略する。
この実施例8は、下記の点で前記実施例1〜7と相違しているが、他の点では前記実施例1〜7と同様に構成されている。
図17において、実施例8の清掃器CL1′では、搬送オーガ13の搬送羽根13b″が、下流側の少回収領域A2Aに対応する下流側搬送羽根13b1″の外径が、上流側搬送羽根13b2″の外径よりも大きく形成されている。これに伴い、ハウジング1の搬送空間K2の底壁も、下流側の少回収領域A2Aに対応する下流側底壁1gは、上流側底壁1hに比べて深さが深く形成されている。したがって、下流側搬送羽根13b1″により、搬送オーガ13は下流側の搬送能力が上流側に比べて高く設定されている。
(実施例8の作用)
前記構成を備えた実施例8の清掃器CL1′では、搬送能力が大きな下流側搬送羽根13b1″により、搬送空間K2の下流側の回収トナーが速やかに搬送され、清掃器CL1′から排出される。
(変更例)
以上、本発明の実施例を詳述したが、本発明は、前記実施例に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された本発明の要旨の範囲内で、種々の変更を行うことが可能である。本発明の変更例(H01)〜(H010)を下記に例示する。
(H01)前記実施例において、画像形成装置の一例としての複写機に限定されず、プリンタ、FAX等の画像形成装置にも適用可能である。また、単色、いわゆる、モノクロの画像形成装置に限定されず、多色、いわゆる、カラーの画像形成装置にも適用可能である。
(H02)前記実施例において、清掃器として被清掃体が像保持体PR表面の清掃を行う清掃器を例示したが、これに限定されず、転写ロールTRの清掃器や帯電ロールCRの清掃器にも適用可能である。このほかにも、カラーの画像形成装置において、ベルト状やドラム状の中間転写体の清掃を行う清掃器にも適用可能である。
(H03)前記実施例において、内部通過領域の位置および大きさは、実施例に例示した構成に限定されず、設計や仕様等に応じて変更可能である。例えば、実施例1と実施例2を組み合わせて、多回収領域用内部通過領域が少回収領域用内部通過領域に比べて、高い位置に配置し且つ開口面積を大きく構成することができる。他にも、高さや開口面積は高低、大小の2段階に限定されず、3段階以上の段階的あるいは連続的に変化するように構成することができる。
(H04)前記実施例において、搬送部材は、下流側の搬送力が高くなるように、回転軸の径や搬送羽根のピッチを調整する場合を例示したが、これに限定されず、他にも、上流側に搬送能力を有しない撹拌用の板状部材、いわゆる、パドルを設け、搬送速度を低下させることで、相対的に下流側の搬送能力を高めたり、搬送羽根の厚みを薄くすることで羽根どうしの間隔を広げて搬送能力を高めたり等の構成を採用することも可能である。また、各実施例の搬送部材の構成を組み合わせることも可能であり、さらに、回転軸の径やピッチの変化のさせ方は、実施例に例示した2段階に限定されず、3段階以上の段階的あるいは連続的に変化するように構成することも可能である。
(H05)前記実施例5〜7において、堰き止めフィルム21に、実施例1〜4の内部通過領域形成口を設けることも可能である。
(H06)前記実施例において、搬送部材として、回転軸と搬送羽根とを有するオーガを例示したが、これに限定されず、つるまきばね状の搬送部材、いわゆるアジテータを使用することも可能である。また、搬送羽根は螺旋状の搬送羽根に限定されず、半月板状の羽根を回転軸に傾斜して固定する構成等を採用することも可能である。
(H07)前記実施例において、内部通過領域形成口の形状や個数、配置間隔、大きさ等は、任意に変更可能であり、例えば、形状は、四角状に限定されず、丸形や楕円形、あるいは、三角形、五角形等の多角形等任意の形状とすることも可能である。
(H08)前記実施例において、実施例1〜4の構成に実施例5〜8の構成を適用して、下端部が支持された堰き止めフィルムの幅方向の上端の高さを、搬送方向Yaの下流側や、下流側および上流側で高くすることも可能である。
(H09)前記実施例において、内部通過領域と搬送部材との上下方向の高さの関係は、実施例に例示した構成に限定されず、設計等に応じて任意に変更可能である。例えば、搬送オーガ13の搬送羽根13bの上端を内部通過領域形成口の下端よりも下方にすることで、内部通過領域が塞がれにくくすることも可能である。
図18は変更例の説明図であり、図18Aは実施例1の図8に対応する変更例のクリーニングブレードと堰き止め部材と搬送部材との関係を説明する説明図、図18Bは図18AのXVIIIB−XVIIIB線断面図である。
(H010)これまでの実施例では、搬送オーガーの下流側で搬送量を大きくすることで現像剤の蓄積量が過剰となった場合の堰き止めフィルム8の変形を低減しているが、図18に示すように、堰き止めフィルムの形状を変更しても良い。例えば、図18Aにおいて、変更例の清掃器CL1では、堰き止め部材の一例としての堰き止めフィルム8′は、搬送方向Yaの下流側の上端8a1が、搬送方向Yaの中央部および上流側の上端8a2に比べて、低く形成されている。また、変更例では、実施例8の搬送オーガ13と同様の搬送オーガ13を使用しているが、下流側の少回収領域用内部通過領域形成口8c2に対応する領域の上端8a1を低く形成することで、下流側と中・上流側の搬送能力が同じ清掃器にも適用が可能である。図18Bにおいて、変更例では、下流側搬送羽根13b1″の外径の重力方向上端は、少回収領域用内部通過領域形成口8c2の下端よりも高い位置となるように構成されている。
このような構成を備えた変更例の清掃器CL1では、堰き止めフィルム8′の下流側の上端8a1が、中、上流側の上端8a2に比べて低く、現像剤が下流側で上方を乗り越えて流入しやすい。従って、堰き止めフィルム8′で堰き止められたトナー堰き止め空間K1内の現像剤量が少ない時には、少回収領域用内部通過領域形成口8c2を通過する通過量は多回収領域用内部通過領域R1a′を通過する通過量よりも小さく、クリーニングブレード29への現像剤供給が適切に行えるが、トナー堰き止め空間K1での現像剤の蓄積量が過剰となった場合には、下流側の少回収領域に対応する堰き止め空間K1内のトナーが多回収領域のトナーよりも通過しやすいため、下流側の少回収領域に対応するトナー堰き止め空間K1のトナーの蓄積量の過剰を低減することができ、堰き止めフィルム8′の変形、破損が低減される。
なお、本変更例では、堰き止めフィルムの下流側の上端8a1を中、上流側の上端8a2に比べて低くすることで、トナー堰き止め空間K1での現像剤の蓄積量が過剰となった場合の通過量を増加させているが、クリーニングブレードの重力方向の下端よりも上方の位置に第2の開口を設けることで、トナー堰き止め空間K1での現像剤の蓄積量が過剰となった場合の通過量を増加するようにしてもよい。
図1は本発明の実施例1の画像形成装置の全体説明図で断面図である。 図2は本発明の実施例1の清掃器部分の要部拡大図である。 図3は実施例1の清掃器の清掃部材が取り外された状態の斜視説明図である。 図4は図3に示す状態から漏出防止部材が取り外された状態の斜視説明図である。 図5は図3の要部断面図である。 図6は実施例1の清掃器の前側部分の斜視説明図である。 図7は実施例1の清掃器の後側部分の斜視説明図である。 図8は実施例1のクリーニングブレードと堰き止め部材と搬送部材との関係を説明する説明図である。 図9は作用説明図であり、図9Aは従来の堰き止め部材を備えた清掃器でせき止めが開始された状態の説明図、図9Bは図9Aから内部の現像剤の排出方向下流側で現像剤が増加した状態の説明図、図9Cは図9Bの状態からトナー堰き止め空間の回収トナーが過剰になり堰き止め部材が折れ曲がった状態の説明図である。 図10は本発明の実施例2の清掃器の説明図であり、実施例1の図8に対応する図である。 図11は本発明の実施例3の清掃器の説明図であり、実施例1の図8に対応する図である。 図12は本発明の実施例4の清掃器の説明図であり、実施例1の図8に対応する図である。 図13は本発明の実施例5の像保持体PRおよび清掃器の要部説明図であり、実施例1の図2に対応する図である。 図14は実施例5の清掃器の説明図であり、実施例1の図8に対応する図である。 図15は本発明の実施例6の清掃器の説明図であり、実施例5の図14に対応する図である。 図16は本発明の実施例7の清掃器の説明図であり、実施例5の図14に対応する図である。 図17は本発明の実施例8の清掃器の説明図であり、実施例5の図14に対応する図である。 図18は変更例の説明図であり、図18Aは実施例1の図8に対応する変更例のクリーニングブレードと堰き止め部材と搬送部材との関係を説明する説明図、図18Bは図18AのXVIIIB−XVIIIB線断面図である。
符号の説明
1…清掃容器、
1a…開口、
7…クリーニングブレード、
8,21…堰き止め部材、
8c…内部通過領域形成口、
8c1…多回収領域用内部通過領域形成口、
8c2…少回収領域用内部通過領域形成口、
13…搬送部材、
13a,13a′…回転軸、
13b,13b′,13b″…搬送羽根、
A1…多回収領域、
A2,A2a,A2b…少回収領域、
CL1,CL1′…清掃器、
D…現像器、
PR…像保持体、
R1,R1′…内部通過領域、
R1a,R1a′…多回収領域用内部通過領域、
R1b,R1b′…少回収領域用内部通過領域、
TR…転写器、
U…画像形成装置。

Claims (9)

  1. トナーを含む現像剤で形成された像を保持する像保持体の表面に接触して前記像保持体表面の現像剤を除去することで前記像保持体表面を清掃する清掃部材と、
    前記清掃部材で前記現像剤保持体表面から除去された現像剤が収容される清掃容器と、
    前記清掃容器内部に配置され且つ、前記清掃容器に収容された現像剤を予め設定された所定の搬送方向に搬送する搬送部材と、
    前記清掃部材と前記搬送部材との間に配置され且つ、前記清掃部材で前記像保持体表面から除去された現像剤を堰き止めると共に、前記搬送部材に向けて通過するための通過領域を有する弾性変形可能な堰き止め部材と、
    前記搬送方向下流側の搬送能力が前記搬送方向上流側の搬送能力に比べて高い前記搬送部材と、
    を備えたことを特徴とする清掃器。
  2. トナーを含む現像剤で形成された像を保持する像保持体と、
    前記像保持体の表面に接触して前記像保持体表面の現像剤を除去することで前記像保持体表面を清掃する清掃部材と、
    前記清掃部材で前記現像剤保持体表面から除去された現像剤が収容される清掃容器と、
    前記清掃容器内部に配置され且つ、前記清掃容器に収容された現像剤を予め設定された所定の搬送方向に排出する搬送部材と、
    前記像保持体と前記清掃部材との接触部と前記搬送部材との間に配置され且つ、前記清掃部材で前記像保持体表面から除去された現像剤を堰き止めると共に、前記搬送部材に向けて通過するための通過領域を有する弾性変形可能な堰き止め部材と、
    前記像保持体の軸方向の中央部における前記通過領域を通過する現像剤量に比べて、前記像保持体の軸方向の端部における前記通過領域を通過する現像剤量が少ない前記堰き止め部材と、
    前記搬送方向下流側且つ、少なくとも前記通過領域を通過する現像剤量が少ない部分の搬送能力が前記搬送方向上流側の搬送能力に比べて高い前記搬送部材と、
    を備えたことを特徴とする像保持体ユニット。
  3. 重力方向の下端部が前記清掃容器に支持されると共に、前記清掃容器と前記堰き止め部材の上端との間で前記通過領域を構成し、前記像保持体の軸方向の中央部の重力方向上端に比べて前記像保持体の軸方向の重力方向上端が高い位置に前記通過領域が配置された前記堰き止め部材、
    を備えたことを特徴とする請求項2に記載の像保持体ユニット。
  4. 重力方向の上端部が前記清掃容器に支持されると共に、前記清掃容器と前記堰き止め部材の下端との間で前記通過領域を構成し、前記像保持体の軸方向の中央部の重力方向下端に比べて前記像保持体の軸方向の重力方向下端が低い位置に配置された前記堰き止め部材と、
    を備えたことを特徴とする請求項2に記載の像保持体ユニット。
  5. 前記像保持体の軸方向に沿って複数形成された前記通過領域を構成する開口であって、前記像保持体の軸方向の中央部に形成された前記開口の開口面積に比べて前記像保持体の軸方向の端部に形成された前記開口の開口面積が小さい前記開口を有する前記堰き止め部材、
    を備えたことを特徴とする請求項2ないし4のいずれかに記載の像保持体ユニット。
  6. 前記像保持体の軸方向に沿って複数形成された前記通過領域を構成する開口であって、前記像保持体の軸方向の中央部に形成された前記開口の重力方向の位置に比べて前記像保持体の軸方向の端部に形成された前記開口の重力方向の位置が下方に配置された前記開口を有する前記堰き止め部材、
    を備えたことを特徴とする請求項2ないし4のいずれかに記載の像保持体ユニット。
  7. 回転中心と前記回転中心に回転する螺旋羽根を有し且つ、前記螺旋羽根の重力方向上端は前記複数の開口のうち軸方向の中央部と比べて重力方向下方に配置した開口の下端よりも高い前記搬送部材、
    を備えたことを特徴とする請求項5または6に記載の像保持体ユニット。
  8. 回転中心と前記回転中心に回転する螺旋羽根を有し且つ、前記螺旋羽根の径を大きくすることで前記搬送方向下流側の搬送能力を高くすると共に、前記螺旋羽根の径を大きくした部分の重力方向上端は前記複数の開口のうちの前記螺旋羽根の径を大きくした部分に配置した開口の下端よりも高い前記搬送部材、
    を備えたことを特徴とする請求項5または6に記載の像保持体ユニット。
  9. 下記の構成要件(A01)〜(A05)を備えたことを特徴とする画像形成装置、
    (A01)回転する像保持体、
    (A02)前記像保持体の軸方向の所定の幅に潜像を書き込む潜像書込装置、
    (A03)前記像保持体表面の潜像を可視像に現像する現像器、
    (A04)前記像保持体表面の可視像を媒体に転写する転写器、
    (A05)前記像保持体の表面に接触して、転写後の前記像保持体表面の現像剤を除去することで前記像保持体表面を清掃する清掃部材と、
    前記清掃部材で前記現像剤保持体表面から除去された現像剤が収容される清掃容器と、
    前記清掃容器内部に配置され且つ、前記清掃容器に収容された現像剤を予め設定された所定の搬送方向に排出する搬送部材と、
    前記清掃部材と前記搬送部材との間に配置され且つ、前記清掃部材で前記像保持体表面から除去された現像剤を堰き止めると共に、前記搬送部材に向けて通過するための通過領域を有し、前記可視像が形成された幅に対応する前記通過領域を通過する現像剤量に比べて、前記像保持体の軸方向の前記搬送方向下流側の端部における前記通過領域を通過する現像剤量が少なく弾性変形可能な堰き止め部材と、
    前記搬送方向下流側の搬送能力が前記搬送方向上流側の搬送能力に比べて高い前記搬送部材と、
    を有する清掃器。
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