JP2010224465A - 画像形成装置、カートリッジおよび清掃器 - Google Patents

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Abstract

【課題】塞き止め体によるトナーの塞き止め過剰を塞き止め体の各位置で回避することができる画像形成装置、カートリッジおよび清掃器を提供する。
【解決手段】塞き止め体23を5つの塞き止め部分で構成する。画像データが表わす像の濃度に基づいて、濃度が高い部分に対応する塞き止め部分を電磁ソレノイドに駆動させてトナーを塞き止める第1の位置からトナーの塞き止めを解く第2の位置まで移動させてトナーを開放し、収容槽22へとトナーを排出させる。
【選択図】 図2

Description

本発明は、画像形成装置、カートリッジおよび清掃器に関する。
トナー像を保持する像保持体上に付着する、トナーや外添剤等といった付着物を清掃部材(例えばゴムのブレード)で除去するタイプの画像形成装置が知られている。また、このような清掃部材が備えられた画像形成装置の中には、清掃部材で除去した付着物を塞き止め体で清掃部材付近に一時的に塞き止めて清掃効果を高めているものがある(例えば特許文献1参照)。
特開平11−161125号公報
本発明は、塞き止め体の付着物の塞き止め過剰を塞き止め体の各位置で回避することができる画像形成装置、カートリッジおよび清掃器を提供することを目的とするものである。
請求項1記載の画像形成装置は、
表面に像が形成されて該像を保持する像保持体と、
上記像保持体の表面に像を形成する像形成部と、
上記像保持体の表面に形成された像を被転写体へと転写する転写器と、
上記像保持体の、上記転写器によって上記像が上記被転写体へと転写された後の表面に沿って延びた、その表面に接してその表面上の付着物をその表面から取り除く清掃部材と、
上記清掃部材によって取り除かれた付着物がその清掃部材から移動してきて収容される収容槽と、
上記清掃部材が延びた方向に沿う方向に延びた、その清掃部材と上記収容槽との間を遮って、その清掃部材からその収容槽へと向かう付着物をその清掃部材側に一時的に塞き止める塞き止め体であって、その塞き止め体が延びた方向に並んだ複数の塞き止め部分を有する、各塞き止め部分が、上記付着物を塞き止める第1の位置から、その付着物の塞き止めを解く第2の位置まで移動自在なものである塞き止め体と、
上記複数の塞き止め部分それぞれを個別に駆動する駆動部とを備えたことを特徴とする。
請求項2記載の画像形成装置は、
上記複数の塞き止め部分が、上記塞き止め体が延びた方向における端部では央部よりも寸法が小さいものであることを特徴とする。
請求項3記載の画像形成装置は、
上記複数の塞き止め部分の各々によって塞き止められている付着物の増減を直接あるいは間接に、各塞き止め部分について知得する増減知得部と、
上記増減知得部によって付着物の増加が知得された塞き止め部分を上記駆動部によって上記第2の位置側へと駆動させる駆動制御部とを備えたことを特徴とする。
請求項4記載の画像形成装置は、
上記駆動部が、上記塞き止め体が延びた方向における端部では央部よりも、上記塞き止め部分を大きく移動させるものであることを特徴とする。
請求項5記載の画像形成装置は、
上記複数の塞き止め部分の各々に付けられた、その塞き止め部分の歪みに応じた信号を出力する複数の歪センサと、
上記複数の歪みセンサのそれぞれから出力された信号に基づいて、上記複数の塞き止め部分の各々について、その塞き止め部分によって塞き止められている付着物の増減を判定する増減判定部と、
付着物が増加したと上記増減判定部によって判定された塞き止め部分を上記駆動部によって上記第2の位置側へと駆動させる駆動制御部とを備えたことを特徴とする。
請求項6記載の画像形成装置は、
上記複数の塞き止め部分の各々に光を照射し、その塞き止め部分で反射された反射光の、その塞き止め部分の歪みの増減に応じた変化を、各塞き止め部分について検出する歪み計と、
上記歪み計による検出結果に基づいて、上記複数の塞き止め部分の各々について、その塞き止め部分によって塞き止められている付着物の増減を判定する増減判定部と、
付着物が増加したと上記増減判定部によって判定された塞き止め部分を上記駆動部によって上記第2の位置側へと駆動させる駆動制御部とを備えたことを特徴とする。
請求項7記載の画像形成装置は、
上記像形成部によって形成される像を表わした画像データを入手し、上記複数の塞き止め部分の各々によって塞き止められている付着物の増減を、各塞き止め部分について、その画像データが表わした像の濃度を求めることで知得する増減知得部と、
上記濃度型増減知得部によって付着物の増加が知得された塞き止め部分を上記駆動部によって上記第2の位置側へと駆動させる駆動制御部とを備えたことを特徴とする。
請求項8記載のカートリッジは、
表面に像が形成されてその像を保持する像保持体と、
上記像保持体の表面に沿って延びた、その表面に接してその表面上の付着物をその表面から取り除く清掃部材と、
上記清掃部材によって取り除かれた付着物がその清掃部材から移動してきて収容される収容槽と、
上記清掃部材が延びた方向に沿う方向に延びた、その清掃部材と上記収容槽との間を遮って、その清掃部材から該収容槽へと向かう付着物をその清掃部材側に一時的に塞き止める塞き止め体と、
上記塞き止め体が延びた方向におけるその塞き止め体の各位置に付けられた、各々が振動する複数の振動器とを備えたことを特徴とする。
請求項9記載のカートリッジは、
上記塞き止め体が延びた方向におけるその塞き止め体の各位置に付けられた、その塞き止め体の歪みに応じた信号を出力する歪センサを備えたことを特徴とする。
請求項10記載の清掃器は、
被清掃体の表面に沿って延びた、その表面に接してその表面上の付着物をその表面から取り除く清掃部材と、
上記清掃部材によって取り除かれた付着物がその清掃部材から移動してきて収容される収容槽と、
上記清掃部材が延びた方向に沿う方向に延びた、その清掃部材と上記収容槽との間を遮って、その清掃部材からその収容槽へと向かう付着物をその清掃部材側に一時的に塞き止める塞き止め体であって、その塞き止め体が延びた方向に並んだ複数の塞き止め部分を有する、各塞き止め部分が、上記付着物を塞き止める第1の位置から、その付着物の塞き止めを解く第2の位置まで移動自在なものである塞き止め体と、
上記複数の塞き止め部分それぞれを個別に駆動する駆動部とを備えたことを特徴とする。
請求項11記載の清掃器は、
上記複数の塞き止め部分の各々に付けられた、その塞き止め部分の歪みに応じた信号を出力する複数の歪センサを備えたことを特徴とする。
請求項1の画像形成装置によれば、塞き止め体による付着物の塞き止め過剰を塞き止め体の各位置で回避することができる。
請求項2の画像形成装置によれば、央部よりも過剰となり易い端部の付着物の塞き止め過剰を回避することができる。
請求項3の画像形成装置によれば、塞き止め体で塞き止められている付着物の増減に応じた付着物の排出を行なうことができる。
請求項4の画像形成装置によれば、央部よりも過剰となり易い端部の付着物の塞き止め過剰を回避することができる。
請求項5の画像形成装置によれば、付着物の増減を正確に知得することができる。
請求項6の画像形成装置によれば、塞き止め体の歪を塞き止め体の動きに対して非干渉で検知することができる。
請求項7の画像形成装置によれば、塞き止め体で塞き止められている付着物の増減を、簡易な構成の割には正確に知得することができる。
請求項8のカートリッジによれば、塞き止め体による付着物の塞き止め過剰を塞き止め体の各位置で回避することができる。
請求項9のカートリッジによれば、塞き止め体の歪を簡易な構成で検知することができる。
請求項10の清掃器によれば、塞き止め体による付着物の塞き止め過剰を塞き止め体の各位置で回避することができる。
請求項11の清掃器によれば、塞き止め体の歪を簡易な構成で検知することができる。
プリンタの概略構成図である。 清掃器20の構成および動作を説明する側面図である。 清掃器20の構成および動作を説明する正面図である。 5つの塞き止め部分のうち左から2番目の塞き止め部分に対応する領域がベタ画像となった画像Iを示す図である。 5つの塞き止め部分のうち、左端と中央と右端の3つの塞き止め体に対応する領域がベタ画像となった画像I1を示す図である 本発明にいう増減知得部の一例である制御部1Aが実行するトナー溜りのトナーを排出する処理の手順を示すフローチャートである。 図6のフロー中の判定根拠に用いられる実験式を説明する図である。 第2実施形態の清掃器の構成および動作を説明する側面図である。 第2実施形態の清掃器の構成および動作を説明する正面図を示す図である。 5つの塞き止め部分のうち左から2番目の塞き止め部分に対応する領域がベタ画像となった画像Iを示す図である。 5つの塞き止め部分のうち、左端と中央と右端の3つの塞き止め体に対応する領域がベタ画像となった画像I1を示す図である。 第3実施形態を示す図である。 試験用の画像を示す図である。 試験用の別の画像を示す図である。
以下図面を参照して本発明の実施の形態を説明する。
図1は、プリンタの概略構成図である。
図1に示すプリンタ1は、本発明の画像形成装置の第1実施形態である。このプリンタ1は、感光体10と、この感光体10の表面に電荷を付与する帯電ロール11と、外部から送信されてきた画像データに基づいた露光光(レーザ光)を生成する露光器12と、トナーを含む現像剤を収容する現像器13と、記録用紙を収容する用紙カセット16と、用紙カセット16から記録用紙を引き出して搬送する用紙搬送装置17と、感光体10の表面に保持されたトナー像を、矢印B方向に搬送されてきた記録用紙上に転写する転写器14と、記録用紙上のトナー像を加熱および加圧することでその記録用紙上にトナー像を定着させる定着器15と、感光体10の表面を清掃する清掃装置20とを有している。感光体10、帯電ロール11、および、清掃器20は、プロセスカートリッジ1B内に設けられており、プロセスカートリッジ1Bはプリンタ1に対し交換可能に装着されている。現像器13は、感光体10に対向して回転しながら、現像剤を感光体10との間の領域に搬送する現像ロール133を有している。
ここで、このプリンタ1における画像形成の動作の流れを簡単に説明する。
図1に示すプリンタ1では、矢印A方向に回転する感光体10の表面に、帯電ロール11により電荷が付与され、電荷が付与された感光体10の表面に、外部から送信されてきた画像データに基づいた露光光(レーザ光)が露光器12により照射されることでこの表面には静電潜像が形成される。その後、現像器13に収容されている現像剤が、現像ロール133の表面に供給されて現像ロール133と感光体10との間の現像領域に運ばれ、運ばれた現像剤中のトナーにより、感光体10の表面の静電潜像は現像される。この現像により得られたトナー像が、矢印B方向に搬送されてきた記録用紙上に転写器14により転写される。その後、トナー像を加熱および加圧する定着器15により記録用紙上のトナー像が溶融されて記録用紙上に定着される。
感光体10が、表面に像が形成されてその像を保持する、本発明にいう像保持体の一例に相当する。さらに、帯電ロール11と露光器12と現像器13とが、本発明にいう像形成部の一例を構成している。また、プロセスカートリッジ1Bが本発明にいうカートリッジの一例に相当する。
感光体10の、トナー像の転写を終えた部分に付着しているトナーは、矢印Aの向きの回転おける転写器14よりも下流側で帯電ロール11よりも上流側、かつ感光体10の回転中心に沿った全幅にわたって先端が接触した清掃部材21を備える清掃器20により、感光体10表面から掻き落とすように除去され、除去されたトナーは清掃器20内の収容槽22に回収される。この清掃器20の清掃部材21は、ゴム製の板状の部材で構成され清掃器20の壁22Aに固定されている。
なお、清掃器20では、感光体10に付着している付着物としてトナー以外に外添剤等も清掃部材21で除去されて回収されるが、付着物の多くはトナーが占めるので、以下では付着物の代表としてのトナーの除去回収について説明する。詳細は後述するが、本実施形態の清掃器20には、清掃部材21による感光体10の表面に残留するトナーの清掃能力を高めるために、清掃部材21と収容槽22との間を遮って、その清掃部材21から収容槽22へと向かうトナーを清掃部材21側に一時的に塞き止める塞き止め体23が配備されている。このように塞き止められたトナーは、清掃部材21と塞き止め体23との間でトナー溜りを形成する。そしてトナー溜りのトナーが増えてくると、塞き止め体23の撓みによってトナーが収容槽22へとあふれ出る。このトナー溜りのトナーがあまり過剰になると、感光体10の動きに支障が生じることがあるので、本実施形態では塞き止め体23を複数の塞き止め部分(後述する)に分割し、各塞き止め部分を個別に移動可能として、トナー溜りのトナーが過剰になったときには塞き止め部分を適宜に移動させてトナー溜りからのトナーの排出量を増加させている。
ここまで説明してきたこのプリンタでは、内部の各種の動作が制御部1Aによって統括的に制御されている。この図1には制御部1Aがこのプリンタの動作を統括的に制御していることを示すために、感光体駆動回路18に指示して感光体10の回転を制御することが示されている。この感光体駆動回路18は制御部1Aの指示に従って不図示のモータを駆動して感光体10を回転させている。この感光体10の回転を制御する制御部1Aにも露光器12に供給される画像データが供給されており、この制御部1Aはその画像データが表わす像の濃度を算出し、その像の濃度に応じて塞き止め部分(後述する)を駆動させることでトナー溜りのトナーを開放してトナー溜りのトナーの量を適量にする制御を実施する。詳細は後述するが制御部1Aは駆動回路24にアクチュエータを駆動させそのアクチュエータに連結されている塞き止め部分を図1の上方に引き上げることにより塞き止め過剰が起きた塞き止め部分のトナーを開放し収容槽22へと排出させてトナー溜りのトナーの量を調整する。
尚、このプリンタ1は、モノクロ画像専用機であるが、本発明は、カラー画像機に適用されてもよい。またこの実施形態では感光体が本発明にいう像保持体の一例に相当するが、本発明にいう像保持体は中間転写ベルト等であっても良い。
図2、図3は、清掃器20の構成および動作を説明する図である。
図2には、清掃器20が備える塞き止め体23の側面図が示されており、図3には、清掃器が備える塞き止め体23の正面図が示されている。
詳細は後述するが、本実施形態では塞き止め体を複数(ここでは一例として5つ)の塞き止め部分231〜235に分割して各塞き止め部分の引き上げ量を画像の各箇所のトナー濃度に応じて制御する構成を採用している。図3では、図1のプリンタなどに代表される画像形成装置には感光体や清掃部材や塞き止め体を保持する機構がそれらの両端側に設けられることが多く、トナー溜りに塞き止められているトナーの量は、感光体10の中央部よりも端部の方が多くなって過剰となりやすいとして、両端の塞き止め部分231,235の大きさを他の塞き止め部分232〜234の大きさよりも小さくした例が示されている。
このように、両端の塞き止め部分231,235が他の塞き止め部分232〜234よりも小さいと、過剰となりやすい端部のトナーが集中的に排出され、トナーの凝集が回避される。
まず図2、図3を参照して図1の清掃器20の構成を説明する。
塞き止め体23は、図3に示す様に、清掃部材21が延びた方向に沿う方向に延びている。また、塞き止め体23は自らが延びた方向に並んだ5つの塞き止め部分231〜235を有する。また図3に示す各塞き止め部分231〜235は、図2(a)に示す、トナーを塞き止める第1の位置から、図2(b)に示す、トナーの塞き止めを解く第2の位置まで移動自在なものである。これらの部材231A〜235A,231B〜235Bは、ポリエチレンテレフタレート(以降PETという)樹脂で構成されている。
塞き止め部分231〜235の端部は電磁ソレノイド方式のアクチュエータ25に固定されているとともにガイド22Aに、図2,図3の上下方向に移動自在に保持されている。このガイド22Aは、清掃部材21が延びた方向に沿って延びており、塞き止め体23の各塞き止め部分231〜235の上端を図2(a)、図2(b)の左右両側から挟み込んで保持している。
各アクチュエータ25は、ソレノイド中に可動鉄芯251が通された構造を有している。ソレノイドが通電されると可動鉄芯251が図2の上方へと引き込まれ、ソレノイドの電流が止められると、内蔵されているバネによって可動鉄芯251が図2の下方に押し下げられる。
ここで、制御部1Aが、各塞き止め部分231〜235をどのように駆動させるかを説明する。
まず、図2(a)には、制御部1Aが指示してアクチュエータを駆動させる駆動回路24が示されている。この駆動回路24は、5つのアクチュエータ25をそれぞれ個別に駆動させるものである。
このアクチュエータ25の可動鉄芯251が、各塞き止め部分231〜235の上端にそれぞれ固定されている。駆動回路24が、5つの塞き止め部分231〜235に対応する各アクチュエータ25のソレノイドを通電させたときには、可動鉄芯251がアクチュエータ25内部へと引き込まれ、図2(b)に示す様に各塞き止め部分231〜235は上方へと引き上げられる。アクチュエータ25の引き上げ量はソレノイドへ通電される電流量に応じた引き上げ量となる。逆に、駆動回路24が塞き止め部分231〜235に対応するアクチュエータ25のソレノイドに対する電流量を減らすと、可動鉄芯251はアクチュエータ25内部のバネによって押し出されて各塞き止め部分231〜235は下方へと押し下げられ、通電を止めると図2(a)に示す第1の位置まで押し下げられる。
図2(a)に示す第1の位置は、塞き止め部分231〜235が一番下がった位置である。塞き止め部分231〜235がこの第1の位置にある場合は、トナー溜まりのトナーは塞き止め部分231〜235を押して撓ませることで塞き止め部分231〜235の下からあふれ出て収容槽22に収容されるが、トナーの排出量は最小である。
図2(b)に示す第2の位置は、塞き止め部分231〜235が一番上がった位置である。塞き止め部分231〜235がこの第2の位置にある場合は、トナー溜まりのトナーが凝集しかけていても崩されて収容槽22へと排出されることとなり、トナーの排出量は最大である。
本実施形態の制御部1Aは、図2(a)に示す第1の位置と図2(b)に示す第2の位置との間の任意の位置に各塞き止め部分を停止させることができる。
ここで、例えば、図3の状態のままで、ある程度濃度の高い画像が連続して形成された場合は、清掃部材21から移動してくるトナーの量が増えて塞き止め体の下方からのトナー排出ではトナーの排出量が不足して、トナー溜まりのトナーの量が増加する。こうしてトナー溜りのトナー量が増加すると塞き止め体が歪み始める。
図4は、5つの塞き止め部分231〜235のうち左から2番目の塞き止め部分232に対応する領域がベタ画像となった画像Iを示す図であり、図5は、5つの塞き止め部分のうち、左端と中央と右端の3つの塞き止め体231,233,235に対応する領域がベタ画像となった画像I1を示す図である。
例えば、図4に示す画像Iが連続して形成されるような場合には、5つの塞き止め部分231〜235のうち左から2番目の塞き止め部分232に対応する領域の濃度のみが高くてその塞き止め部分232が塞き止めているトナーの量が増加する。また、図5に示す画像I1が連続して形成されるような場合には、塞き止め体23の3つの塞き止め部分231,233,235それぞれに対応する領域の濃度が高くて3つの塞き止め部分231,233,235それぞれが塞き止めているトナーの量が増加する。図4、図5のいずれの状態であってもトナー溜りのトナーの量が増えて過剰になると、トナー溜り内のトナーは、清掃部材21付近に凝集して感光体10の回転の大きな負荷となって感光体10の回転を妨げるようになる。また、凝集したトナーは感光体10の表面の摩耗を促進するため、塞き止め体23の全幅中で局所的にトナーが凝集すると感光体10の表面の偏摩耗を生むこととなる。
そこで、図1に示す制御部1Aは露光器12に供給されているのと同じ画像データを入手し、その画像データが表わした像の濃度を求めてその濃度に基づいて、塞き止め体23によって塞き止められるトナー溜りの各塞き止め部分231〜235に対応する箇所のトナーの増減を間接に知得している。即ち、画像データが表した像の濃度が高い部分があると、その部分の現像に要するトナーの消費が多く、像の転写後に残る残留トナー(および外添剤等)も多くなって、清掃器20で除去されて回収されるトナー量も多くなるので、トナー溜りのトナーの量は増加する。逆に、像の濃度が低い部分があると、トナーの消費が少なく、残留トナー(および外添剤等)も少なくなって、清掃器20で除去されて回収されるトナー量も少なくなるのでトナー溜りのトナーの量は少なくなる。
制御部1Aでは、このように画像の各塞き止め部分231〜235に対応する各領域の像の濃度を求めて各塞き止め部分231〜235に対応する箇所ごとのトナー量の増減を知得し、駆動回路24に指示してその駆動回路24にアクチュエータを適宜駆動させて5つの塞き止め部分231〜235の引き上げ量を、像の濃度に応じた引き上げ量に調整する。これにより、トナー溜りに入るトナーの量と、トナー溜りから排出される量とのバランスが調整されてトナー溜り内のトナーの量が常時適量に保たれる。その結果、清掃部材21と感光体10との間に適量のトナーが補填され補填されたトナーと清掃部材21とにより感光体10上のトナー(および外添剤等)の除去が適切に行なわれる。
ここで、制御部1Aが像の濃度に基づいて駆動回路24にアクチュエータを駆動させてどのようにトナー溜りの量を適量に調節するかを、図2〜図5を参照して詳細に説明する。
以降においては、トナー溜りが形成されていない初期状態では、各塞き止め部分がすべて第1の位置にあって図3の状態にあるとして説明する。
制御部1Aは、その初期状態(図3の状態)にあるときには、トナー溜りにはトナーがまだ溜まっていないので画像データごとに画像データに基づいて求めた像の濃度を各塞き止め部分231〜235に対応する領域ごとに積算していく処理を実行する。制御部1Aは、各塞き止め部分231〜235ごとの積算量が、予め決められた積算量を表わす濃度よりも低濃度であることを知得しているうちは、トナー溜り内のトナーがまだ適量になっていないとして5つの塞き止め部分231〜235を駆動させずに図3の状態を維持させる。つまり、制御部1Aはトナー溜りのトナーの量が適量になるまで図3の状態を維持させてトナー溜りに溜まる量を増加させる。トナー溜りのトナー量が適量になるまでは、図3の状態であっても、塞き止め体23の下方からのトナー排出はほとんど生じない。
そして、制御部1Aは、連続して画像が形成されて各回の像の濃度の、各塞き止め部分231〜235の積算値各々がトナー溜りの適量に対応する積算値になったことを知得したときには、トナー溜りのトナーの量が適量になったとして次の画像形成からは画像データに基づいて求めた濃度に基づいて駆動回路24に指示して5つの塞き止め部分231〜235を個別に駆動させてトナー溜りのトナーの量を適量にする制御を実行する。
制御部1Aは、画像データに基づいて求めた像の濃度が、予め決められた限界の濃度よりも低いことを知得した場合には、図3の状態をさらに維持する。上記の限界の濃度とは、清掃部材21で掻き取られたトナーがトナー溜りに入る量と、塞き止め体23の下方を移動して出て行くトナーの量とがほぼ同じ量になる濃度をいう。つまり、この限界濃度までは、塞き止め体からトナー自身があふれ出ることによって適切なトナー排出が行なわれる。
ここで制御部1Aが、例えば図4に示す画像Iの画像形成が連続して行なわれていて左から2番目の塞き止め部分232に対応する領域の濃度が予め決められた限界の濃度よりも高いことを知得した場合には、図3の状態では左から2番目の塞き止め部分232周辺のトナー溜りのトナーが過剰になるとして駆動回路24に指示して、図4に示す様に、左から2番目の塞き止め部分232の引き上げ量が像の濃度に応じた引き上げ量になるようにアクチュエータ25に塞き止め部分232を駆動させる。そしてトナー溜り内の過剰なトナーを、その引き上げられた塞き止め部分232の下から排出させる。
また制御部1Aが、図5に示す画像I1の画像形成が連続して行なわれていて3つの塞き止め部分231,233,235に対応する領域の濃度が予め決められた限界の濃度よりも高いことを知得した場合には、図3の状態ではそれら3つの塞き止め部分231,233,235周辺のトナー溜りのトナーが過剰になるとして駆動回路24に指示して、図5に示すように3つの塞き止め部分231,233,235を駆動させる。そしてトナー溜り内の過剰なトナーを、その引き上げられた塞き止め部分231,233,235の下から排出させる。
なお、両端の塞き止め部分231,235についてはトナーの凝集が多くなるとして、制御部1Aは、上述した限界の濃度として他の塞き止め部分232〜234よりも低めの濃度を用いている。この結果、両端の塞き止め部分231,235は他の塞き止め部分232〜234よりも頻繁に引き上げられることとなり、トナーが凝集し難くなっている。
このように制御部1Aは、形成される像の濃度が限界の濃度を超えてトナー溜りのトナーの量が増加する傾向にあることを知得した場合には、増加傾向にある箇所について、塞き止め部分の引き上げ量を増やして、清掃部材21から収容槽22に至るトナーの移動経路の面積を大きくしてトナー溜りから収容槽22へと移動するトナーの量を増やしてトナー溜りのトナーの量を適量に保つ。逆に像の濃度が低くてトナー溜りのトナーの量が減る傾向にあることを知得した場合には、その減少傾向にある箇所について塞き止め部分の引き上げ量を減らすことでトナー溜りのトナーの量を適量に保つ。なお図2には塞き止め部分が第1の位置と第2の位置にある場合の2つの状態しか示されていないが、制御部1Aによるこのような塞き止め部分の引き上げ量の調整は、像の濃度に応じた無段階の連続的な調整である。
こうして、各塞き止め部分に対応する領域ごとのトナー溜りのトナーの量の増加減少に相当する像濃度の増加減少に応じて制御部1Aが駆動回路24に指示して塞き止め部分231〜235を駆動させるとトナー溜りのトナーの量が適量に保たれ、感光体10に接するゴム製の板状の清掃部材21の先端と感光体10との間には適量のトナーが補填されることとなる。その結果、感光体10上のトナー(および外添剤等)は清掃部材21の先端からすり抜けられずに確実に除去される。また、トナー溜まりにおけるトナー凝集が回避されるので、感光体10の回転負荷の増大も回避されるし、感光体10の偏摩耗も回避される。
この例においては、制御部1Aが、本発明にいう増減知得部の一例に相当し、また駆動制御部の一例にも相当する。また駆動回路24とアクチュエータ25が、本発明にいう駆動部の一例を構成する。
以下、本発明にいう増減知得部の一例である制御部が実行するトナー溜りを適量にする制御の処理手順をフローを参照して説明しておく。
図6は、本発明にいう増減知得部の一例である制御部1Aが実行するトナー溜りのトナーを排出する処理の手順を示すフローチャートである。図7は、図6のフロー中の判定根拠に用いられる実験式を説明する図である。
図6のフローの処理を説明する前に、図7の実験式の意味と、図6のフロー中の変数Dと定数Dmaxの意味を説明する。
この図7には、感光体上の残留トナーの量が画像濃度xに応じてどのように変化するかが示されている。
図7の縦軸は、感光体上の残留トナーの量を表しており、この量は、下式1を使って算出されたものである。またこの図7の横軸は画像濃度xを表している。
感光体上の残量トナーの量は、画像濃度をxとすると、
f(x)=0.2816x−0.0308x 式1
で表される。
制御部1Aは、画像濃度xを画像データからページ上の各画像について算出し、その算出した画像濃度xと上式1を使って感光体上の残留トナーの量f(x)をページ上の各画像について算出する。さらに、各画像について算出したf(x)に画像のプロセス方向(即ち感光体10の回転方向)のサイズlとそのページのプリント枚数nを乗算することで、当該プリントジョブで清掃部材21に突入する残留トナーの積算量Dを下式2を使って算出する。
D=f(x)×l×n 式2
そして、制御部1Aは、積算した残留トナーの積算量Dが、予め決められた限界積算量Dmaxを超えるかどうかをページごとに判定する。この限界積算量Dmaxが前述した限界の濃度に相当する。
ここで図7を参照して、トナー溜りのトナーが過剰になるかどうかの判定を制御部1Aがどのように行なっているかを数値を上げて説明しておく。
例えば図7に示す様に、画像の濃度xが80%であると、0.18g/mの量のトナーが清掃部材21に補填されることが上述した各式から算出される。一方で、実験的には、0.18g/m以上のトナーが数ページにわたって連続して清掃部材21に突入すると、清掃部材付近のトナーが過剰になって感光体の回転が妨げられてしまうことが分かっている。
そこで、後述するフローでは制御部1Aが、80%の画像濃度を超えている画像を有するページが連続して形成されていることを、トナー溜りのトナー量の過剰が生じる恐れがあるか否かの判定根拠にしている。即ち、80%の濃度を超えている画像部分を有さないページであるか、あるいは、80%の濃度を超えている画像部分を有していてもページが連続しなければ、トナー溜りのトナーは順次に塞き止め部分の下方から排出されるとして塞き止め部分の引き上げの制御を行なう必要はないとしている。また、限界積算量Dmaxの具体的な値も、0.18g/mという残留トナーの数ページ分の積算量から求められて設定されている。
これらのことを踏まえて図6のフローを説明する。
制御部1Aは、トナー溜りに適量のトナーが溜められたことを知得した後で図6のフローの処理を実行する。
ステップS601で、画像形成が行なわれていると判定すると、ステップS602へ進んでステップS602で画像の濃度xが80%以上の部分があるかどうかを判定する。このステップS602で濃度xが80%を超えた部分がないと判定すると、トナー溜りの量が過剰になることはないとしてすべての5つの塞き止め部分231〜235を図3の状態にしたままステップS601〜S602の処理を繰り返す。
またステップS602で例えば図4の画像Iが形成されていて濃度80%以上の部分があると判定すると、濃度80%以上の部分が5つの塞き止め部分231〜235のうちのどれに対応するかを特定し、さらに特定した塞き止め部分232に対応する領域について式1を使って残留トナーの量f(x)を算出する。そして次のステップS603へ進んでステップS603で例えば図4の画像Iが連続的に形成されているかどうかを判定する。このステップS603で連続して画像Iが形成されていないと判定すると、ステップS601に戻ってステップS601〜S603の処理を繰り返す。
ステップS603で画像Iが連続して形成されていると判定すると式2を使って積算量Dを算出し、Y側へ進んでステップS604に移行する。
まず、ステップS604ではページごとに積算してきた積算量Dが限界積算量Dmaxを越えたかどうかを判定する。
このステップS604で積算量Dが限界積算量Dmaxを超えたと判定すると、ある側へ進んでステップS605で、ステップS602の処理で特定した塞き止め部分232(図4の例)を駆動回路24に駆動させ、濃度に応じた量だけ塞き止め部分を引き上げさせてトナー溜りのトナーを排出させる。即ち、積算量Dが限界積算量Dmaxをぎりぎり越えているような場合には引き上げ量は少しだけで、ベタ画像が連続するようなときに生じる最大の積算量Dである場合には引き上げ量も最大で図2(b)に示す第2の位置まで引き上げられる。
そしてステップS603に戻ってステップS603からステップS606の処理を繰り返す。
そして繰り返している最中にステップS605で、引き上げられている塞き止め部分(図4の例であれば、左から2番目の塞き止め部分232)に対応する領域について積算量Dが限界積算量Dmaxを下回ったと判定すると、N側へ進んでステップS606で駆動回路24に指示して塞き止め部分232を駆動させて塞き止め部分を第1の位置側に押し下げさせる。そしてステップS601からステップS606の処理を繰り返す。
このような処理で、制御部1Aは、画像濃度に対応する残留トナー積算量Dに応じて塞き止め部分を駆動させ、トナー溜りのトナーの量を常時適量に保つ。
画像形成が繰り返されている間はステップS601からステップS606までのフローの処理を繰り返してステップS601で画像形成が終了したと判定するとこのフローの処理を終了する。
なお、上記実施形態では塞き止め体23を5つの塞き止め部分231〜235で構成した例を示したが、塞き止め体を構成する塞き止め部分は複数であれば5つより多くても少なくても良い。
以下、第2実施形態を説明する。
図8から図11は、第2実施形態を示す図である。
図8が第1実施形態の図2に対応し図9が第1実施形態の図3に対応する。
この第2実施形態では、トナー溜まりのトナー量を制御する方式が第1実施形態とは異なっている。以下では、第1実施形態との共通部分については説明を省略し、第1実施形態と相違している清掃器20Aおよびトナー量制御に着目した説明を行う。
図8には、第2実施形態の清掃器20Aが備える塞き止め体23の側面図が示されている。また図9には、塞き止め体23の正面図が示されている。
塞き止め体23の、清掃部材21とは反対側の側面には、歪みセンサS1が貼り付けられている。この歪みセンサS1は、塞き止め体23によって自らも歪み、その歪みの大きさに応じた大きさの信号を出力する。
本実施形態では、上記第1実施形態とは異なり制御部1Aは、歪センサS1の出力信号の大きさが、予め設定された閾値を超えたか否かに応じて、各塞き止め部分231〜235を、図8(a)に示された閉鎖状態と図8(b)に示された全開状態とのいずれかの引き上げ状態にする制御を実施する。
図1に示す制御部1Aは、塞き止め体23の各塞き止め部分231〜235に貼り付けられている各歪みセンサS1からの出力信号に基づいて、各塞き止め部分周辺のトナー溜りのトナーの増減を直接に知得している。上述したように、歪みセンサS1は、自らの歪みの大きさに応じた大きさの信号を出力する。また、歪みセンサS1の歪みは塞き止め体23の歪みによって生じるものである。この塞き止め体23の歪みは、塞き止め体23によって塞き止められたトナーの圧力によって生じている。従って歪みセンサS1からの出力信号の大きさはトナーの圧力の大きさを表しており、出力信号の大きさの増減は各塞き止め部分周辺のトナー量の増減を表していることとなる。
そして制御部1Aでは、5つの歪みセンサS1の出力信号の大小に応じた指示を駆動回路24に出してその駆動回路24に可動部材231〜235をそれぞれ個別に駆動させてトナーの排出面積を調整する。但し、この第2実施形態における塞き止め部分の引き上げ調整は、第1実施形態における調整とは異なり、後述するように段階的な調整となっている。
ここで、制御部1Aが各塞き止め部分に貼り付けられている5つの歪みセンサS1の出力信号に基づいて駆動回路24に指示して塞き止め部分をどのように駆動させるかを、図10、図11を参照して具体的に説明する。
図10には、5つの塞き止め部分231〜235のうち左から2番目の塞き止め部分232に対応する領域がベタ画像となった画像Iが示されており、図11には、5つの塞き止め部分のうち、左端と中央と右端の3つの塞き止め体231,233,235に対応する領域がベタ画像となった画像I1が示されている
以降においては、トナー溜りが形成されていない初期状態では、図9の状態であるとして説明する。
制御部1Aは、その初期状態である図9の状態にあるときには、5つの歪みセンサS1各々からの出力信号の大きさが最低レベルなので何もしない。つまり、制御部1Aは、トナー溜りのトナーの量が適量になるまで図9の状態を維持させてトナー溜りのトナー量を増加させる。
そして、制御部1Aは、連続して画像が形成されてトナー溜りのトナーの量が適量になった後で塞き止め体23に歪みが発生し始めて5つの歪みセンサS1のうちの少なくとも1つからの出力信号の大きさが増加し始めると、5つの歪みセンサからの出力信号それぞれに基づいてトナー溜りのトナーの増減を知得して、駆動回路24に指示して5つの塞き止め部分231〜235を個別に駆動させてトナー溜りのトナーの量を適量にする制御を実行する。
まず、制御部1Aは、5つの歪みセンサS1からの出力信号それぞれが、予め設定された閾値を超えたかどうかを判定する。この閾値を超えないうちは、制御部1Aは、駆動回路24に指示せずに図9の状態を更に維持させる。この閾値は、塞き止め体23にある程度の圧力が掛かっているがトナー溜りは凝集しておらず、塞き止め体の下方からのトナー排出が円滑に行われているときの歪み量に相当する値である。塞き止め体23に歪みが生じていても、このように塞き止め体の下方からのトナー排出が円滑に行われている間は、トナー溜りのトナー量は適量に保たれている。
ここで、一例として、図10に示す画像Iが連続的に形成され始めて、以降その画像が連続的に形成されているとして説明する。この画像Iは、5つの塞き止め部分231〜235のうち左側から2番目の塞き止め部分232に対応する領域がベタ画像となったものである。
図9の状態を維持させているときに、図10に示す画像Iが連続的に形成され始めその後継続されると、5つの歪みセンサS1のうち、左側から2番目の塞き止め部分232に張り付けられた歪みセンサS1からの出力信号が上述の閾値を超える。制御部1Aは、その塞き止め部分232の周辺のトナー溜りのトナーが過剰になり始めたとして駆動回路24に指示してアクチュエータを駆動させて塞き止め部分232を引き上げさせてトナー溜り内の過剰なトナーを塞き止め部分の下方から排出させる。これにより、清掃部材21から収容槽22に至るトナーの移動経路の面積が増加してトナー溜りから収容槽22へと移動するトナーの量が増加する。その結果、図10に示す画像Iが連続的に形成されていてもその塞き止め部分周辺のトナー溜りのトナー量は減少し始める。
そして制御部1Aが、駆動回路24に塞き止め部分232を駆動させて図10の位置に位置させた後において上記歪みセンサS1から出力される出力信号の大きさが上述の閾値よりも小さくなったこと、即ち塞き止め部分周辺のトナー溜りのトナーが十分に減少したことを知得した場合には、駆動回路24に指示して、塞き止め部分232を戻してトナー溜りのトナー量を増加させる。このような塞き止め部分の駆動制御を制御部1Aは5つの塞き止め部分231〜235について個別に行なっており、その結果、濃度分布が偏った画像の連続形成があっても、トナー溜りの各箇所におけるトナー量が適正量に保たれる。
次に、図11に示す画像I1が連続的に形成されているとして以降説明する。
この画像I1は、5つの塞き止め部分のうち、左端と中央と右端の3つの塞き止め体231,233,235に対応する領域がベタ画像となったものである。
このような画像I1が形成され始めさらにその画像が継続して形成されていると、5つの塞き止め部分のうちの上記の3つの塞き止め部分周辺のトナー量が増えて3つの塞き止め部分が歪み始める。
そして制御部1Aは5つの歪みセンサS1のうち上記の3つの塞き止め部分231,233,235それぞれに貼り付けられた歪みセンサS1の出力信号の大きさが上述の閾値を超えているか否かに応じて、駆動回路24に指示して、それら3つの塞き止め部分231,233,235の状態を、図8(a)の状態と図8(b)の状態とに切り替える。その結果、3つの塞き止め部分231,233,235の周辺のトナー溜り内の過剰なトナーは引き上げられた塞き止め部分の下方から適宜排出されてトナー溜りのトナー量が適正量に保たれる。
以上説明した制御部の制御によってトナー溜りのトナー量が適量に保たれると、感光体10に接するゴム製の板状の清掃部材21の先端と感光体10との間に適量のトナーが補填されることとなる。その結果、感光体10上のトナー(および外添剤等)は清掃部材21の先端からすり抜けられずに確実に除去されるし、感光体10の回転負荷の増大は回避されるし、感光体10の偏摩耗も回避される。
このように、この第2実施形態では、図8(a)に示す状態と図8(b)に示す状態とを各塞き止め部分ごとの歪みセンサS1の出力変化に基づいて使い分けるので、どのような濃度分布の画像形成であってもトナー溜まりのトナー量は適量に保たれる。なお、上記実施形態では塞き止め体を構成する塞き止め部分を5つで構成した例を示したが、この塞き止め部分は複数であれば5つより多くても少なくても良い。
この第2実施形態においては、制御部1Aが、本発明にいう増減知得部の一例に相当する。また制御部1Aは、増減判定部および駆動制御部を兼ねた一例にも相当し、駆動回路24とアクチュエータ25が本発明にいう駆動部の一例を構成する。
図12、図13は、第3実施形態を示す図である。
この第3実施形態は、図8、図9に示す歪みセンサS1の代わりにレーザ変位計LMが用いられている以外は、第2実施形態の構成と同じである。
レーザ変位計LMは、塞き止め体23にレーザ光を照射し、その塞き止め体23で反射された反射光を受光素子で受光し、受光量の大きさに応じた大きさの信号を出力するものである。図示は省略されているが、受光素子による受光箇所は、塞き止め体23に歪みが生じていないときに反射光が到達する箇所となっている。反射光の到達位置は、塞き止め体23の歪み(即ち変位の一種)が増えるほど受光素子の位置からずれていくことになり、受光素子による受光量は、塞き止め体23の歪みが増えるほど減少してレーザ変位計LMの出力信号の大きさも減少する。このレーザ変位計LMを用いると、塞き止め体23の動きに影響を与えることなく(即ち動きに非干渉で)塞き止め体23の歪みが正確に検出される。
第3実施形態では、このようなレーザ変位計LMを図8、図9の歪センサS1の代わりに用いて、そのレーザ変位計LMによる検出結果に基づいて、制御部1Aが塞き止め体23によって塞き止められているトナー溜りのトナーの増減を各塞き止め部分ごとに直接に知得する。
この第3実施形態では、制御部1Aが本発明にいう増減知得部の一例に相当し、また本発明にいう増減判定部の一例にも相当する。またレーザ変位計が本発明にいう歪計の一例に相当する。
尚、以上の実施形態では、本発明の画像形成装置の一例としてプリンタを例に挙げて説明したが、本発明の画像形成装置は複写機であってもよく、またファクシミリ等でもあっても良い。また、本実施形態では、塞き止め体を2枚の部材で構成した例を示したが、本発明では塞き止め体を3枚以上の部材で構成しても良い。また、プロセスカートリッジ1Bは、感光体10、帯電ロール11、および清掃器20を有するものとして説明したが、本発明にいうカートリッジは、帯電手段を有してしていなくともよい。
最後に各実施形態に対応する実施例を掲げておく。
上述した第1実施形態と第2実施形態のそれぞれの構成を適用したプリンタの実機走行試験である実施例1および実施例2を説明する前に比較例について説明する。まず、比較例1としては、図3の塞き止め体23の各塞き止め部分が第1の位置に固定で第2の位置側には移動させることができないプリンタによる走行試験の試験結果を行った。
また、塞き止め部分に分割されていない1枚の塞き止め体を第2の位置に移動させることが可能なプリンタによる実機走行試験を比較例2とし、更に図3の各塞き止め部分を第2の位置に位置させたままの状態のプリンタによる実機走行試験を比較例3として説明する。
図13と図14は、試験用の画像を示す図である。
比較例1については、実機走行試験として、富士ゼロックス社製のプリンタ(駆動速度220mm/sec)の清掃器を上述した構成に改造した改造機を用いて、温度28℃、相対湿度85%RHの環境下で、図13に示す横帯画像(ハッチングの部分の画像密度は20%)を使った100枚ごとの通紙繰り返しという条件で、感光体を100万回転させる走行試験を実施した。
また、比較例2、3については、実機走行試験として、富士ゼロックス社製のプリンタ(駆動速度320mm/sec)の清掃器を上述した構成に改造した改造機を用いて、温度10℃、相対湿度15%RHの環境下で、図14に示す縦帯画像(画像密度20%)を使った100枚ごとの通紙繰り返しという条件で、感光体を100万回転させる走行試験を実施した。
実施例1、2については、図13に示す横帯画像と図14に示す縦帯画像との双方を使って、比較例1と同様な走行試験と、比較例2、3と同様な走行試験との双方を実施した。
<比較例1>
図3の塞き止め体23の各塞き止め部分を第2の位置側に移動させることができないプリンタによる走行試験を実施した結果、感光体を回転させるモータが0.4Mサイクル付近で過負荷となって感光体の回転が停止した。
<比較例2>
図3のような塞き止め部分に分かれていない1枚の塞き止め体を第2の位置に移動させることが可能なプリンタによる実機走行試験を実施した結果、感光体磨耗率が35nm/kcyc、面内偏磨耗量4μmとなってハーフトーン画像上に、画質上の問題にはならない程度であるが濃淡筋が発生した。
<比較例3>
図3の各塞き止め部分を第2の位置に位置させたままの状態のプリンタによる実機走行試験を実施した結果、感光体磨耗率が56nm/kcyc、面内偏磨耗量12μmとなってハーフトーン画像上に濃淡筋が発生した。
<実施例1>
第1実施形態の構成を具備したプリンタで実機走行試験を実施した結果、感光体磨耗率が27nm/kcyc、面内偏磨耗量1μmとなり、また図13と図14の画像のいずれにおいても濃淡筋の発生はなかった。
<実施例2>
第2実施形態の構成を具備したプリンタで実機走行試験を実施した結果、途中でモータの過負荷や感光体の停止を起こすことなく1Mサイクルまで回転した。また図13と図14の画像のいずれにおいても濃淡筋の発生はなかった。
1 プリンタ
10 感光体
11 帯電ロール
12 露光器
13 現像器
14 転写ロール
15 定着器
16 用紙カセット
17 用紙搬送装置
20 クリーニング装置
21 清掃部材
22 収容槽

Claims (11)

  1. 表面に像が形成されて該像を保持する像保持体と、
    前記像保持体の表面に像を形成する像形成部と、
    前記像保持体の表面に形成された像を被転写体へと転写する転写器と、
    前記像保持体の、前記転写器によって前記像が前記被転写体へと転写された後の表面に沿って延びた、該表面に接して該表面上の付着物を該表面から取り除く清掃部材と、
    前記清掃部材によって取り除かれた付着物が該清掃部材から移動してきて収容される収容槽と、
    前記清掃部材が延びた方向に沿う方向に延びた、該清掃部材と前記収容槽との間を遮って、該清掃部材から該収容槽へと向かう付着物を該清掃部材側に一時的に塞き止める塞き止め体であって、該塞き止め体が延びた方向に並んだ複数の塞き止め部分を有する、各塞き止め部分が、前記付着物を塞き止める第1の位置から、該付着物の塞き止めを解く第2の位置まで移動自在なものである塞き止め体と、
    前記複数の塞き止め部分それぞれを個別に駆動する駆動部とを備えたことを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記複数の塞き止め部分が、前記塞き止め体が延びた方向における端部では央部よりも寸法が小さいものであることを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
  3. 前記複数の塞き止め部分の各々によって塞き止められている付着物の増減を直接あるいは間接に、各塞き止め部分について知得する増減知得部と、
    前記増減知得部によって付着物の増加が知得された塞き止め部分を前記駆動部によって前記第2の位置側へと駆動させる駆動制御部とを備えたことを特徴とする請求項1または2記載の画像形成装置。
  4. 前記駆動部が、前記塞き止め体が延びた方向における端部では央部よりも、前記塞き止め部分を大きく移動させるものであることを特徴とする請求項3記載の画像形成装置。
  5. 前記複数の塞き止め部分の各々に付けられた、該塞き止め部分の歪みに応じた信号を出力する複数の歪センサと、
    前記複数の歪みセンサのそれぞれから出力された信号に基づいて、前記複数の塞き止め部分の各々について、該塞き止め部分によって塞き止められている付着物の増減を判定する増減判定部と、
    付着物が増加したと前記増減判定部によって判定された塞き止め部分を前記駆動部によって前記第2の位置側へと駆動させる駆動制御部とを備えたことを特徴とする請求項1から4のうちいずれか1項記載の画像形成装置。
  6. 前記複数の塞き止め部分の各々に光を照射し、該塞き止め部分で反射された反射光の、該塞き止め部分の歪みの増減に応じた変化を、各塞き止め部分について検出する歪み計と、
    前記歪み計による検出結果に基づいて、前記複数の塞き止め部分の各々について、該塞き止め部分によって塞き止められている付着物の増減を判定する増減判定部と、
    付着物が増加したと前記増減判定部によって判定された塞き止め部分を前記駆動部によって前記第2の位置側へと駆動させる駆動制御部とを備えたことを特徴とする請求項1から4のうちいずれか1項記載の画像形成装置。
  7. 前記像形成部によって形成される像を表わした画像データを入手し、前記複数の塞き止め部分の各々によって塞き止められている付着物の増減を、各塞き止め部分について、該画像データが表わした像の濃度を求めることで知得する増減知得部と、
    前記濃度型増減知得部によって付着物の増加が知得された塞き止め部分を前記駆動部によって前記第2の位置側へと駆動させる駆動制御部とを備えたことを特徴とする請求項1から4のうちいずれか1項記載の画像形成装置。
  8. 表面に像が形成されて該像を保持する像保持体と、
    前記像保持体の表面に沿って延びた、該表面に接して該表面上の付着物を該表面から取り除く清掃部材と、
    前記清掃部材によって取り除かれた付着物が該清掃部材から移動してきて収容される収容槽と、
    前記清掃部材が延びた方向に沿う方向に延びた、該清掃部材と前記収容槽との間を遮って、該清掃部材から該収容槽へと向かう付着物を該清掃部材側に一時的に塞き止める塞き止め体と、
    前記塞き止め体が延びた方向における該塞き止め体の各位置に付けられた、各々が振動する複数の振動器とを備えたことを特徴とするカートリッジ。
  9. 前記塞き止め体が延びた方向における該塞き止め体の各位置に付けられた、該塞き止め体の歪みに応じた信号を出力する歪センサを備えたことを特徴とする請求項8記載のカートリッジ。
  10. 被清掃体の表面に沿って延びた、該表面に接して該表面上の付着物を該表面から取り除く清掃部材と、
    前記清掃部材によって取り除かれた付着物が該清掃部材から移動してきて収容される収容槽と、
    前記清掃部材が延びた方向に沿う方向に延びた、該清掃部材と前記収容槽との間を遮って、該清掃部材から該収容槽へと向かう付着物を該清掃部材側に一時的に塞き止める塞き止め体であって、該塞き止め体が延びた方向に並んだ複数の塞き止め部分を有する、各塞き止め部分が、前記付着物を塞き止める第1の位置から、該付着物の塞き止めを解く第2の位置まで移動自在なものである塞き止め体と、
    前記複数の塞き止め部分それぞれを個別に駆動する駆動部とを備えたことを特徴とする清掃器。
  11. 前記複数の塞き止め部分の各々に付けられた、該塞き止め部分の歪みに応じた信号を出力する複数の歪センサを備えたことを特徴とする請求項10記載の清掃器。
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