JP4462367B2 - 清掃装置及びこれを用いた画像形成装置、清掃具 - Google Patents
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Description
例えば特許文献1には、一部がブレードから突出するようにブレードに接着固定されたトナー捕捉部材を設け、このトナー捕捉部材にて捕捉して貯留したトナーをブレードに供給するようにした構造が開示されている。また、特許文献2には、下方に向かって延びるように配置されたブレードに対し、ブレードの下方に設けたシールと、ブレードの下端位置より上方位置まで設けたトナー塞き止め部材との間にトナーを貯留させるようにした構成が開示されている。更に、特許文献3には、基端側が支持板に固定されたブレードに対し、支持板に一端側が支持されてブレードより上流側まで延びるシートに廃トナーを一定量貯留するようにした構成が開示されている。
請求項3に係る発明は、請求項1又は2に係る清掃装置において、トナー掻き取り部材は、先端部が上方に向かうように被清掃体に接する清掃装置である。
請求項4に係る発明は、請求項1乃至3のいずれかに係る清掃装置において、トナー捕捉部材は撓み変形可能な部材で構成される清掃装置である。
請求項5に係る発明は、請求項1乃至4のいずれかに係る清掃装置において、揺動支持機構は、取付部材に連結テープを介してトナー捕捉部材を連結し、この連結部位を揺動支点とした清掃装置である。
請求項6に係る発明は、請求項5に係る清掃装置において、トナー捕捉部材の押さえ部は直線状に延びる形状である清掃装置である。
請求項7に係る発明は、請求項5に係る清掃装置において、トナー捕捉部材の押さえ部は略U字状に湾曲する形状である清掃装置である。
請求項8に係る発明は、請求項7に係る清掃装置において、トナー捕捉部材の貯留変形部は、その先端部がトナー掻き取り部材の外方から被清掃体に向かって近づくように配置される清掃装置である。
請求項9に係る発明は、請求項1乃至4のいずれかに係る清掃装置において、揺動支持機構は、トナー捕捉部材及び取付部材の一方に揺動軸を設けると共に他方に軸受部を設け、前記揺動軸を揺動支点とした清掃装置である。
請求項11に係る発明は、被清掃体に対向する開口部を有する清掃筐体に着脱自在に設けられて被清掃体上のトナーを清掃する清掃具であって、清掃筐体に着脱自在に支持される支持部材と、この支持部材に固定され、被清掃体の移動方向に対向するように当該被清掃体に先端側が接触して被清掃体上のトナーを掻き取るトナー掻き取り部材と、トナー掻き取り部材の先端部より被清掃体の移動方向上流側領域に対しトナー掻き取り部材にて掻き取られたトナーを一時的に貯留するトナー貯留機構とを備え、トナー貯留機構は、トナー掻き取り部材にて掻き取られたトナーを捕捉するようにトナー掻き取り部材の先端部近傍に当該トナー掻き取り部材から突出して設けられるトナー捕捉部材と、前記支持部材に固定される取付部材のうちトナー掻き取り部材の先端部から離間した部位でトナー捕捉部材の中間部を揺動支点として揺動自在に支持する揺動支持機構とを有し、前記揺動支点を境としてトナー捕捉部材のうちトナー掻き取り部材から突出した部分を貯留するトナー量に基づいて変形する貯留変形部とする一方、トナー捕捉部材の反対側部分を前記貯留変形部の変形量に基づいてトナー掻き取り部材が被清掃体側に押さえ込まれる押さえ部とした清掃具である。
請求項2に係る発明によれば、本構成を有しないものに比べ、揺動支点をトナー掻き取り部材に近づけることで、トナー掻き取り部材への押さえ力を一層有効に作用させることができるようになる。
請求項3に係る発明によれば、本構成を有しないものに比べ、トナー掻き取り部材に対する有効な貯留領域を設けることができ、押さえ力の付与がより一層有効になされるようになる。
請求項4に係る発明によれば、本構成を有しないものに比べ、トナー捕捉部材が撓み変形することで、トナー掻き取り部材の特性に関係なく押さえ力を付与することができるようになる。
請求項5に係る発明によれば、本構成を有しないものに比べ、簡単な構成で押さえ力を発揮させることができる。
請求項6に係る発明によれば、本構成を有しないものに比べ、トナー捕捉部材の形状を簡単にすることができる。
請求項7に係る発明によれば、本構成を有しないものに比べ、簡単な構成で押さえ力を発揮させることができると共にトナー掻き取り部材への押さえ力を十分付与できるようになる。
請求項8に係る発明によれば、本構成を有しないものに比べ、トナー貯留領域を小さくすることができ、トナーの貯留量に対する検出感度を向上させることができるようになる。
請求項9に係る発明によれば、本構成を有しないものに比べ、安定した揺動支点の構成を実現できる。
請求項11に係る発明によれば、被清掃体上に付着したトナーをトナー掻き取り部材にて清掃するに際し、被清掃体上のトナー量に依らず適度な潤滑性を保つことができ、被清掃体及びトナー掻き取り部材の長寿命化を維持しながら、良好な清掃性を確保することができる清掃具を提供できる。
先ず、本発明が適用される実施の形態モデルの概要について説明する。
図1(a)(b)は本発明を具現化する実施の形態モデルに係る清掃装置の概要を模式的に示したものである。同図において、本実施の形態モデルに係る清掃装置は、被清掃体1に対向する開口部を有する清掃筐体2及び前記開口部に対応して清掃筐体2に設けられ被清掃体1上のトナーTを清掃する清掃具3を有する清掃装置であって、清掃具3は、清掃筐体2に着脱自在に支持される支持部材4と、この支持部材4に固定され、被清掃体1の移動方向に対向するように当該被清掃体1に先端側が接触して被清掃体1上のトナーTを掻き取るトナー掻き取り部材5と、トナー掻き取り部材5の先端部より被清掃体1の移動方向上流側領域に対しトナー掻き取り部材5にて掻き取られたトナーTを一時的に貯留するトナー貯留機構6とを備え、トナー貯留機構6は、トナー掻き取り部材5にて掻き取られたトナーTを捕捉するようにトナー掻き取り部材5の先端部近傍にトナー掻き取り部材5から突出して設けられるトナー捕捉部材7と、清掃筐体2又は支持部材4に固定される取付部材8のうちトナー掻き取り部材5の先端部から離間した部位でトナー捕捉部材7の中間部を揺動支点αとして揺動自在に支持する揺動支持機構9とを有し、揺動支点αを境としてトナー捕捉部材7のうちトナー掻き取り部材5から突出した部分を貯留するトナー量に基づいて変形する貯留変形部βとする一方、トナー捕捉部材7の反対側部分を貯留変形部βの変形量に基づいてトナー掻き取り部材5が被清掃体1側に押さえ込まれる押さえ部γとしたものとなっている。尚、(b)はトナー貯留機構6の概略を示すもので、貯留変形部βが矢印A方向に変形すれば、押さえ部γが矢印方向の押さえ力FPを発揮するようになる。
トナー掻き取り部材5にて被清掃体1上のトナーを清掃する場合、トナー掻き取り部材5の変形や被清掃体1の摩耗等の発生を抑えて安定した清掃性能を確保するには、被清掃体1とトナー掻き取り部材5との間に所望量のトナーTを流して両者間での潤滑性を維持することが好適である。そのため、トナー掻き取り部材5の先端にトナー貯留領域(トナー溜り)を設け、ここに貯留されるトナーTを潤滑剤として利用することが知られている。
また、トナー掻き取り部材5は、被清掃体1に接する先端部が上方に向かうように被清掃体1に接するように配置されていることが好ましく、この場合、トナー掻き取り部材5によって掻き取られたトナーをトナー掻き取り部材5の先端表面により長く留めることができるようになり、有効な貯留領域を形成し易くなる。尚、より少ないトナー量でも潤滑性を保つようにする観点からすれば、トナー掻き取り部材5の先端部の被清掃体1に接する側の方が下方に向かうように配置することが好ましい。
また、連結部位を揺動支点αとする態様では、トナー捕捉部材7の押さえ部γを直線状に延びる形状とする態様や、トナー捕捉部材7の押さえ部γを略U字状に湾曲させる形状とする態様が挙げられる。そして、特に、後者の場合には、トナー捕捉部材7での貯留するトナー貯留量の検出感度を向上させる観点から、トナー捕捉部材7の貯留変形部βは、その先端部がトナー掻き取り部材5の外方から被清掃体1に向かって近づくように配置されることが好ましい。
◎実施の形態1
図3は本実施の形態モデルが適用された画像形成装置の実施の形態1の概要を示す。
同図において、画像形成装置は、複数の張架ロール11〜14によって略横方向に張架されて循環回転する中間転写ベルト10と、中間転写ベルト10の一辺側に沿って並べて配置された四色(例えばイエロー、マゼンタ、シアン、ブラック)の各色プロセスカートリッジ20(20a〜20d)等で構成されている。
本実施の形態のプロセスカートリッジ20は、トナー像を保持する像保持体としての感光体21と、感光体21上を帯電する帯電ロール22と、帯電ロール22によって帯電された感光体21が露光されて潜像が形成され、この潜像をトナーにて現像して可視像化する現像装置30と、感光体21上のトナー像が一次転写部位にて中間転写ベルト10上に転写された後の感光体21上の残留トナーを清掃する清掃装置40とで構成されている。尚、符号23の矢印は、図示外の露光装置としてレーザ走査装置から各色に対応させて照射されるレーザ光線を示すもので、一つのレーザ走査装置から各色のプロセスカートリッジ20の感光体21に対し、プロセスカートリッジ20の枠体の隙間(図示せず)を介して夫々露光できるように構成されている。
更に、清掃装置40内には、ハウジング41内のトナーを図示外の廃トナー収容部に搬送する撹拌搬送部材47や、ブレード42で掻き取られたトナーのハウジング41からの飛散を防止するシールリップ48が設けられている。
また、取付部材46の先端は、トナー捕捉部材45に接触しており、更に、この取付部材46の先端とトナー捕捉部材45との間は、例えば粘着テープ等の連結テープ49によって連結されており、取付部材46のエッジ部46aがトナー捕捉部材45の所定位置に位置決めされて揺動支点になるようになっている。そのため、本例では、取付部材46と連結テープ49とにより、揺動支持機構が機能するようになっている。
ブレード42の先端側のトナー貯留領域にトナーTが貯留されてくると、この貯留領域のトナーTや感光体21の回転によってブレード42が押し下げられようとする力f1が生じ、これに対する反力が発生して釣り合うようになる。一方、ブレード42を感光体21側に押圧する力(図示せず)によってブレード42にはその反力が作用するようになる。このとき、貯留領域のトナーTが増え、トナー捕捉部材45の貯留変形部βにてトナー捕捉部材45を外側に押し広げようとする力f2が作用すると、トナー捕捉部材45の押さえ部γではf2と反対側の方向に押さえ力f3(図1のFPに相当する力)が作用するようになる。
つまり、ブレード42には、トナーTの貯留によって感光体21から離間させようとする力と、感光体21側に押さえようとする力が加わるようになる。これらの力は相殺される方向にあることから、ブレード42を感光体21に押圧する力の変化はより小さくなり、貯留領域に貯留されるトナー量に拘わらず、より安定した圧力でブレード42が感光体21を押圧し続けるようになる。
更に、ここでは清掃装置40を感光体21に対して用いる態様を示したが、トナー像を保持する像保持体のトナーTを清掃する用途に適用できることは明らかであり、像保持体としては例えばトナー像を一時的に保持して搬送する中間転写体であっても差し支えない。
図7(a)は、本発明の実施の形態モデルが適用された実施の形態2の清掃装置40の概要を示すものである。本実施の形態の清掃装置40は、実施の形態1の清掃装置40と略同様に構成されるが、トナー捕捉部材45の形状が実施の形態1のものと異なる。また、(b)は、トナー捕捉部材45がフリーの状態のときの様子を示す。尚、実施の形態1と同様の構成要素には同様の符号を付し、ここでは、その詳細な説明を省略する。
そして、特に、本実施の形態では、トナー捕捉部材45の先端側(貯留変形部βの先端側)が感光体21に向かって窄む方向に配置されている。
(a)では、トナー捕捉部材45側のブレード42との接触部位に、例えば合成樹脂を塗布固着した突起部51を形成し、トナー捕捉部材45の変形によって、この突起部51によってブレード42を押さえるようになっている。
また、(b)では、ブレード42側に(a)と略同様の突起部51を形成し、トナー捕捉部材45の変形をこの突起部51で受けるようにしたものとなっている。
また、このような突起部51としては、例えばスクリーン印刷等にて容易に形成することが可能であるが、例えば突起部51を別に構成し、トナー捕捉部材45やブレード42に接着等によって固着するようにしてもよいことは云うまでもない。更に、突起部51の形状はその断面形状が略半円状のものを示したが、特に限られず、断面形状が角形状であってもよい。更にまた、突起部51としては、ブレード42に対する押さえ力を付与できるものであれば例えばある程度弾性を備えるものであってもよい。
図9(a)は、本発明の実施の形態モデルが適用された実施の形態3の清掃装置40の概要を示すものである。本実施の形態の清掃装置40は、実施の形態1や実施の形態2の清掃装置40と略同様に構成されるが、トナー捕捉部材45の揺動支持機構が実施の形態1や実施の形態2のものと異なるようになっている。尚、実施の形態1と同様の構成要素には同様の符号を付し、ここでは、その詳細な説明を省略する。
図9(b)は、揺動軸461を取付部材46と一体化した構成を示すもので、トナー捕捉部材45の一部に軸受部462を設け(本例では両側二箇所に示しているが適宜設けるようにすればよい)、揺動軸461にてトナー捕捉部材45が揺動できるようにしたものである。この軸受部462は、例えばトナー捕捉部材45を製作する際、一部該当箇所をプレス加工等によって出張らせ、反対側をテープにてシールするようにすればよい。そして、この軸受部462に揺動軸461を通すことで、トナー捕捉部材45が揺動できるようにしたものである。
特に、本実施の形態では、トナー捕捉部材45はフリーに揺動できるようになっているが、清掃装置40が所定位置に配置された段階でトナー捕捉部材45の一端側がブレード42に接触するため、トナー捕捉部材45の揺動軌跡が制約されるようになり、トナーの貯留量に基づいた変形を行うようになる。尚、ここでは、トナー捕捉部材45として、実施の形態1のようにブレード42側の端部(押さえ部に相当)が直線状に延びる形状のものを示したが、実施の形態2のように湾曲部を備えるようにしても差し支えない。
図10は、実施の形態1の変形形態としての清掃装置40の概要を示すものである。本実施の形態の清掃装置40は、感光体21に対するブレード42の配置が実施の形態1とは異なるものとなっている。そのため、トナー捕捉部材45の貯留変形部β側の先端部は、トナーTを有効に貯留できるように上方に向かう折曲部451を備えている。尚、揺動支点αは実施の形態1と同様の構成でなされており、説明を分かり易くするため、ここではブレード支持部材や取付部材は省略している。
本実施例の測定治具は、図11(a)に示すように、ブレード42を固定支持するブレード支持部材43を傾斜受け面がある取付台61の傾斜受け面にねじ61aにて固定した。この取付台61の後方にはL字型の移動台62を設け、この移動台62と取付台61との間を滑り移動可能なスライダ64で構成し、移動台62に取付台61の滑り方向に沿った負荷(垂直抗力Nに相当する)を計測するロードセル66を設けている。更に、移動台62には、装置の固定支持台63との間に図の縦方向に滑り移動可能なスライダ65を設け、固定支持台63に移動台62の滑り方向に沿った負荷(摩擦力Fに相当)を計測するロードセル67を設けている。
ここで評価した貯留条件としては、次の四種とした。
(a)トナー捕捉部材を設けたもの(本実施例):実施の形態1の態様
(b)貯留領域を設けないもの(トナー溜りなし)
(c)貯留領域が小さいもの(突出型小サイズ)
(d)貯留領域を大きくとったもの(突出型大サイズ)
尚、ここで、(b)〜(d)は比較例となっている。また、測定値は単位長さ当たりの力(ここではgf/mmの単位を使用(1gf/mm=9.8N/m))を求めた。
本実施例では、白画像のときの摩擦力Fが2.75gf/mmであり、白画像と100%画像とで摩擦力Fの差ΔFは0.25gf/mmとなることが確認された。つまり、白画像ではある程度感光体とブレードとの間をトナーが擦り抜けており、また、100%画像ではトナー捕捉部材によってブレードに押圧力が付加され、擦り抜けるトナー量が制限されるようになっていることが判明した。このことは、貯留領域でのトナー貯留量が感光体上の画像によって変化しても、ブレードによる安定した清掃性能が確保され、更に、ブレードや感光体の長寿命化も可能であることが理解された。
Claims (11)
- 被清掃体に対向する開口部を有する清掃筐体及び前記開口部に対応して清掃筐体に設けられ被清掃体上のトナーを清掃する清掃具を有する清掃装置であって、
清掃具は、
清掃筐体に着脱自在に支持される支持部材と、
この支持部材に固定され、被清掃体の移動方向に対向するように当該被清掃体に先端側が接触して被清掃体上のトナーを掻き取るトナー掻き取り部材と、
トナー掻き取り部材の先端部より被清掃体の移動方向上流側領域に対しトナー掻き取り部材にて掻き取られたトナーを一時的に貯留するトナー貯留機構とを備え、
トナー貯留機構は、
トナー掻き取り部材にて掻き取られたトナーを捕捉するようにトナー掻き取り部材の先端部近傍に当該トナー掻き取り部材から突出して設けられるトナー捕捉部材と、
前記清掃筐体又は前記支持部材に固定される取付部材のうちトナー掻き取り部材の先端部から離間した部位でトナー捕捉部材の中間部を揺動支点として揺動自在に支持する揺動支持機構とを有し、
前記揺動支点を境としてトナー捕捉部材のうちトナー掻き取り部材から突出した部分を貯留するトナー量に基づいて変形する貯留変形部とする一方、トナー捕捉部材の反対側部分を前記貯留変形部の変形量に基づいてトナー掻き取り部材が被清掃体側に押さえ込まれる押さえ部としたことを特徴とする清掃装置。 - 請求項1記載の清掃装置において、
トナー捕捉部材に対する揺動支点は、貯留変形部の方が押さえ部より長くなる位置に設定されることを特徴とする清掃装置。 - 請求項1又は2に記載の清掃装置において、
トナー掻き取り部材は、先端部が上方に向かうように被清掃体に接することを特徴とする清掃装置。 - 請求項1乃至3のいずれかに記載の清掃装置において、
トナー捕捉部材は撓み変形可能な部材で構成されることを特徴とする清掃装置。 - 請求項1乃至4のいずれかに記載の清掃装置において、
揺動支持機構は、取付部材に連結テープを介してトナー捕捉部材を連結し、この連結部位を揺動支点としたことを特徴とする清掃装置。 - 請求項5記載の清掃装置において、
トナー捕捉部材の押さえ部は直線状に延びる形状であることを特徴とする清掃装置。 - 請求項5記載の清掃装置において、
トナー捕捉部材の押さえ部は略U字状に湾曲する形状であることを特徴とする清掃装置。 - 請求項7記載の清掃装置において、
トナー捕捉部材の貯留変形部は、その先端部がトナー掻き取り部材の外方から被清掃体に向かって近づくように配置されることを特徴とする清掃装置。 - 請求項1乃至4のいずれかに記載の清掃装置において、
揺動支持機構は、トナー捕捉部材及び取付部材の一方に揺動軸を設けると共に他方に軸受部を設け、前記揺動軸を揺動支点としたことを特徴とする清掃装置。 - 像保持体上にトナー像を形成する画像形成部と、
像保持体に対向配置され且つ当該像保持体上のトナーを清掃する請求項1乃至9のいずれかに記載の清掃装置とを備えることを特徴とする画像形成装置。 - 被清掃体に対向する開口部を有する清掃筐体に着脱自在に設けられて被清掃体上のトナーを清掃する清掃具であって、
清掃筐体に着脱自在に支持される支持部材と、
この支持部材に固定され、被清掃体の移動方向に対向するように当該被清掃体に先端側が接触して被清掃体上のトナーを掻き取るトナー掻き取り部材と、
トナー掻き取り部材の先端部より被清掃体の移動方向上流側領域に対しトナー掻き取り部材にて掻き取られたトナーを一時的に貯留するトナー貯留機構とを備え、
トナー貯留機構は、
トナー掻き取り部材にて掻き取られたトナーを捕捉するようにトナー掻き取り部材の先端部近傍に当該トナー掻き取り部材から突出して設けられるトナー捕捉部材と、
前記支持部材に固定される取付部材のうちトナー掻き取り部材の先端部から離間した部位でトナー捕捉部材の中間部を揺動支点として揺動自在に支持する揺動支持機構とを有し、
前記揺動支点を境としてトナー捕捉部材のうちトナー掻き取り部材から突出した部分を貯留するトナー量に基づいて変形する貯留変形部とする一方、トナー捕捉部材の反対側部分を前記貯留変形部の変形量に基づいてトナー掻き取り部材が被清掃体側に押さえ込まれる押さえ部としたことを特徴とする清掃具。
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