JPH11157744A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

Info

Publication number
JPH11157744A
JPH11157744A JP9273998A JP9273998A JPH11157744A JP H11157744 A JPH11157744 A JP H11157744A JP 9273998 A JP9273998 A JP 9273998A JP 9273998 A JP9273998 A JP 9273998A JP H11157744 A JPH11157744 A JP H11157744A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cover
recording paper
paper
folding
image forming
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP9273998A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroaki Ikeda
博昭 池田
Akinori Yoshida
明徳 吉田
Motomi Takemoto
もとみ 竹本
Koji Naito
耕司 内藤
Hiroshi Yamada
浩史 山田
Masami Toyama
雅美 遠山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Minolta Co Ltd
Original Assignee
Minolta Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Minolta Co Ltd filed Critical Minolta Co Ltd
Priority to JP9273998A priority Critical patent/JPH11157744A/ja
Priority to US09/161,795 priority patent/US6573974B1/en
Publication of JPH11157744A publication Critical patent/JPH11157744A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03GELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
    • G03G15/00Apparatus for electrographic processes using a charge pattern
    • G03G15/65Apparatus which relate to the handling of copy material
    • G03G15/6538Devices for collating sheet copy material, e.g. sorters, control, copies in staples form
    • G03G15/6541Binding sets of sheets, e.g. by stapling, glueing
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B26HAND CUTTING TOOLS; CUTTING; SEVERING
    • B26DCUTTING; DETAILS COMMON TO MACHINES FOR PERFORATING, PUNCHING, CUTTING-OUT, STAMPING-OUT OR SEVERING
    • B26D5/00Arrangements for operating and controlling machines or devices for cutting, cutting-out, stamping-out, punching, perforating, or severing by means other than cutting
    • B26D5/20Arrangements for operating and controlling machines or devices for cutting, cutting-out, stamping-out, punching, perforating, or severing by means other than cutting with interrelated action between the cutting member and work feed
    • B26D5/30Arrangements for operating and controlling machines or devices for cutting, cutting-out, stamping-out, punching, perforating, or severing by means other than cutting with interrelated action between the cutting member and work feed having the cutting member controlled by scanning a record carrier
    • B26D5/32Arrangements for operating and controlling machines or devices for cutting, cutting-out, stamping-out, punching, perforating, or severing by means other than cutting with interrelated action between the cutting member and work feed having the cutting member controlled by scanning a record carrier with the record carrier formed by the work itself
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
    • Y10TTECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
    • Y10T83/00Cutting
    • Y10T83/525Operation controlled by detector means responsive to work
    • Y10T83/538Positioning of tool controlled
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
    • Y10TTECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
    • Y10T83/00Cutting
    • Y10T83/525Operation controlled by detector means responsive to work
    • Y10T83/541Actuation of tool controlled in response to work-sensing means

Landscapes

  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Forests & Forestry (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Folding Of Thin Sheet-Like Materials, Special Discharging Devices, And Others (AREA)
  • Paper Feeding For Electrophotography (AREA)
  • Control Or Security For Electrophotography (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 原稿を印字した記録紙束の厚さにかかわら
ず、表紙用記録紙内に記録紙束を挟み込む製本を、高品
位に低コストで実現する装置を提供する。 【解決手段】 製本ユニット40にて表紙用記録紙の表表
紙と裏表紙の間に非表紙用記録紙を挟み込んで製本する
画像形成装置であって、原稿群の枚数を検出する手段
と、表紙用記録紙を通紙方向に直交する方向で折る折手
段γ,48,εと、表紙用記録紙が、表表紙と裏表紙の2部
分に二つ折りされ、又は表表紙と背表紙と裏表紙の3部
分に三つ折りされるように、原稿枚数に応じて前記折手
段を制御する折制御手段と、を有する画像形成装置。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、入力される原稿群
を記録紙に順に印字して画像形成装置本体から製本ユニ
ットへ順に送り込み、該製本ユニットにて表紙用記録紙
の表表紙と裏表紙の間に非表紙用記録紙を挟み込んで製
本する画像形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】特開平4−320896号公報には、表
紙原稿の複写物(表紙用記録紙)を折り畳み、その内側
に内容原稿の複写物(非用紙用記録紙の束)を挟み込
み、図20(b)に示すように折り目寄りの位置でステ
イプルする簡易製本機能を備えた複写機が開示されてい
る。特開平5−83460号公報には、針のサイズが異
なる複数のステイプル手段を備え、出力枚数に応じてス
テイプル手段を切り換えることにより、綴じる厚さが厚
い場合のステイプルをも可能にしたファクシミリ装置が
開示されている。
【0003】画像複写後の記録紙(非表紙用記録紙)
を、製本用の糊が予め塗布されている専用の表紙用用紙
で挟み込み、ヒータで糊を溶かして、図20(c)に示
すように製本する機能を備えた複写機が提案されてい
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】前記特開平4−320
896号公報の複写機では、内容原稿の複写物の厚さが
厚くなると、内容原稿の複写物が表紙原稿の複写物の端
からはみ出したり、綴じた部分が綺麗に揃わなくなった
りするという不具合がある。前記特開平5−83460
号公報に記載の技術は、綴じる厚さの範囲を拡げるもの
ではあるが、表表紙と裏表紙の間に記録紙束を挟み込ん
で製本する際の仕上がり具合を良くするための技術では
ない。前述のように予め糊が塗布された専用の表紙用用
紙を用いて製本する複写機では、特殊な表紙用用紙が必
要であり、装置も大型化し、装置コストやランニングコ
ストが高くなるという不具合がある。
【0005】本発明の目的は、原稿画像を印字した記録
紙束を表紙用記録紙内に挟み込む製本を、記録紙束の厚
さにかかわらず、高品位に且つ低コストで実現できる画
像形成装置を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、入力される原
稿群を記録紙に順に印字して製本ユニットへ順に送り込
み、該製本ユニットにて表紙用記録紙の表表紙と裏表紙
の間に非表紙用記録紙を挟み込んで製本する画像形成装
置であって、表紙用記録紙を通紙方向に直交する方向で
折る折手段と、表紙用記録紙が表表紙と背表紙と裏表紙
の3部分に三つ折りされるように前記折手段を制御する
折制御手段と、を有する画像形成装置である。
【0007】本発明は、入力される原稿群を記録紙に順
に印字して製本ユニットへ順に送り込み、該製本ユニッ
トにて表紙用記録紙の表表紙と裏表紙の間に非表紙用記
録紙を挟み込んで製本する画像形成装置であって、前記
原稿群の枚数を検出する検出手段と、表紙用記録紙を通
紙方向に直交する方向で折る折手段と、表紙用記録紙
が、表表紙と裏表紙の2部分に二つ折りされ、又は表表
紙と背表紙と裏表紙の3部分に三つ折りされるように、
原稿枚数に応じて前記折手段を制御する折制御手段と、
を有する画像形成装置である。
【0008】本発明は、入力される原稿群を記録紙に順
に印字して製本ユニットへ順に送り込み該製本ユニット
にて表紙用記録紙の表表紙と裏表紙の間に非表紙用記録
紙を挟み込んで製本する画像形成装置であって、前記原
稿群の枚数を検出する検出手段と、表紙用記録紙を通紙
方向に直交する方向で折る折手段と、表紙用記録紙が表
表紙と裏表紙の2部分に二つ折りされ又は表表紙と背表
紙と裏表紙の3部分に三つ折りされるように原稿枚数に
応じて前記折手段を制御する折制御手段と、通紙経路に
面する所定位置に設けられ、指定された動作タイミング
で非表紙用記録紙と表紙用記録紙にパンチ孔をあけるパ
ンチ手段と、表紙用記録紙と非表紙用記録紙に所定の動
作タイミングを前記パンチ手段に対して指定するととも
に、表紙用記録紙に関しては該所定の動作タイミングと
して原稿枚数に応じて定まる動作タイミングを指定する
パンチ制御手段と、を有する画像形成装置である。
【0009】本発明は、前記折制御手段が、前記三つ折
り時に於いて、前記背表紙の幅が原稿枚数に応じた幅と
なるように前記折手段を制御する画像形成装置である。
本発明は、前記に於いて、原稿枚数に応じたサイズの表
紙用記録紙を給紙用に選択する選択手段を有する画像形
成装置である。本発明は、前記に於いて、表紙用記録紙
と非表紙用記録紙を表紙用記録紙の折り目寄りの位置で
ステイプルすることにより製本を行うステイプル手段、
を有する画像形成装置である。本発明は、上記に於い
て、原稿枚数に応じたサイズの表紙用記録紙を給紙用に
選択する選択手段を有する画像形成装置である。
【0010】本発明は、入力される原稿群を記録紙に印
字して製本ユニットへ順に送り込む画像形成装置であっ
て、通紙経路に面する所定位置に設けられ、指定された
動作タイミングで記録紙にパンチ穴をあけるパンチ手段
と、記録紙群を通紙方向に直交する方向で折ったとき、
内側になる記録紙と外側になる記録紙でパンチ穴の位置
をずれているように所定の動作タイミングを前記パンチ
手段に対して指定するパンチ制御手段と、を有する画像
形成装置である。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明を具体的に説明す
る。 〔1〕複写機の構成.まず、図1〜図4に即して、本複
写機の構成を説明する。本複写機は、複写機本体20の原
稿台30上に循環原稿自動給紙装置(RDH)10が載置さ
れるとともに、複写機本体20の用紙排出側に、フィニッ
シャ40が取付けられた構成を成す
【0012】(a)RDH10:図1.RDH10は、原稿
の自動給紙及び計数を行う装置である。即ち、原稿トレ
イ11に原稿面を上向きにしてセットされた原稿は、本体
側のCPU61(図4)からの制御信号に応じて、順次最
下層の原稿から引き出されて、破線矢印q→r→sの経
路で複写機本体20の原稿台ガラス30上に搬送され、所定
の走査位置にセットされる。かかる状態で、光学系によ
る原稿画像走査が行われ、その後、破線矢印t→u→x
→yの経路で排出されて、破線矢印zの経路で、前記原
稿トレイ11に戻される。なお、RDH10は、原稿搬送方
式での画像走査(流し撮り)も可能な装置である。
【0013】上記に於いて、原稿トレイ11への原稿セッ
トは、原稿センサ11S によって検出され、RDH側のC
PU45に入力された後、本体側のCPU61へ送信される
(図4参照)。また、原稿トレイ11から画像走査のため
に引き出された原稿は、原稿センサ12S によって検出さ
れ、原稿センサ11S の場合と同様に、RDH側のCPU
45に入力された後、本体側CPU61へ送信される。これ
により、給紙される原稿の枚数が計数される。また、R
DH10と複写機本体20とが接続されていることは、例え
ば、RDHセンサ10S によって検出することができる。
【0014】(b)複写機本体20:図1.複写機本体20
は、電子写真方式による複写処理を行う装置である。即
ち、原稿台ガラス30上の所定の走査位置にセットされた
原稿を、図示しない走査光学系によって露光走査して、
その反射光像を、一様帯電されて定速回転している感光
体ドラム21上に破線矢印oの如き経路で導き、該感光体
ドラム21の表面に静電潜像を形成して、これを、現像器
22によりトナ−現像した後、所定のタイミングで給紙さ
れる記録紙上に転写して、定着する装置である。なお、
図1では、アナログ方式の複写機が示されているが、本
発明は、ディジタル方式の複写機(例:露光走査により
原稿画像を読み取って画像データを生成し、該画像デー
タを圧縮して画像メモリに格納し、該画像メモリから読
み出したデータを伸長し、該画像データに基づいてレー
ザ走査光学系やLEDアレイ等の書込ヘッドを駆動する
ことにより、感光体ドラム21の帯電表面に電荷潜像を形
成する装置)についても当然に適用可能である。また、
複写機本体をディジタル方式で構成した場合は、読み取
った画像をメモリに記憶しておくことができるため、循
環方式のRDH10に代えて、非循環方式の原稿給紙装置
を用いることができる。
【0015】記録紙は、給紙口として第1段給紙口が選
択されている場合には、第1段給紙カセット271 から、
破線矢印a1→bの経路で転写部(感光体ドラム21〜転写
チャ−ジャ6 間の転写位置)に給紙されて転写処理を施
される。同様に、第2段給紙カセット272 が選択されて
いる場合には、第2段給紙カセット272 から、破線矢印
a2→bの経路で転写部に給紙されて転写処理を施され
る。同様に、第3段給紙カセット273 が選択されている
場合には、第3段給紙カセット273 から、破線矢印a3→
bの経路で転写部に給紙されて転写処理を施される。同
様に、第4段給紙カセット274 が選択されている場合に
は、第4段給紙カセット274 から、破線矢印a4→bの経
路で転写部に給紙されて転写処理を施される。同様に、
第5段給紙カセット275 が選択されている場合には、第
5段給紙カセット275 から、破線矢印a5→bの経路で転
写部に給紙されて転写処理を施される。
【0016】各給紙カセット271 〜275 には、それぞ
れ、各カセット内の記録紙の有無を検出するためのセン
サ271S1,272S1,273S1,274S1,275S1 が設けられていると
ともに、カセット内に収納される複写紙のサイズ及び種
類を検出するためのセンサ群271S2 〜271S6,272S2 〜27
2S6,273S2 〜273S6,274S2 〜274S6,275S2 〜275S6 が設
けられており、各センサの検出信号は、それぞれ、本体
CPU61に入力される(図4参照)。これらのセンサ群
271S2 〜271S6,272S2 〜272S6,273S2 〜273S6,274S2 〜
274S6,275S2 〜275S6 からの信号に基づいて、各カセッ
トに収納される記録紙のサイズ及び種類(表紙用記録紙
1,表紙用記録紙2,表紙用記録紙3,非表紙用記録
紙)に対応するコ−ドが生成される。
【0017】前述の如くして転写処理を施された記録紙
は、次に、破線矢印cの経路で定着装置23に搬送され
て、定着処理を施される。その後は、収排切換爪25のセ
ット位置に応じて、フィニッシャ40側へ送り込まれ、又
は、両面複写用の中間トレイ26へ収納される。
【0018】即ち、収排切換爪25が図示の位置にセット
されている場合には、該収排切換爪25の上面側に案内さ
れて、破線矢印dの経路で、機外のフィニッシャ40側へ
送り込まれる。この送り込みは、センサ24S によって検
出される。フィニッシャ40内での記録紙の処理について
は、後述する。
【0019】また、収排切換爪25が図示の位置から時計
回りに若干自転した位置、即ち、定着装置23から送り出
されて来る記録紙の先端が収排切換爪25の下面に当接す
る位置にセットされている場合には、該収排切換爪25の
下面側に案内されて、破線矢印g→h→i→j→kの経
路で、画像記録面が上向きとなるように、中間トレイ26
に収納される。
【0020】中間トレイ26は、1 枚の記録紙の両面にそ
れぞれ複写画像を記録する所謂両面複写モード時に於い
て、第1面(表面)側に複写画像を記録された記録紙を
一時的に収納して、第2面(裏面)側への複写処理に備
えるためのトレイである。
【0021】即ち、両面複写モード時の第2面側への複
写時には、中間トレイ26内の複写紙は、破線矢印l→m
→n→bの経路で転写部へ給紙されて、第2面側への複
写処理を施される。なお、中間トレイ26には、中間トレ
イ26への記録紙の収納を検出するためのセンサ26S1、及
び、中間トレイ26内の記録紙の有無を検出するためのセ
ンサ26S2が、それぞれ配設されている。
【0022】(c)フィニッシャ40:図2.フィニッシ
ャ40は、複写機本体20側から送られて来る記録紙の共通
部位にパンチ孔をあけて製本可能にし、又はステイプル
により製本して、収納トレイ51内へ収納する装置であ
る。また、表紙モードでは、二つ折り又は三つ折りにし
た表紙用記録紙内に非表紙用記録紙を挟み込む装置であ
る。
【0023】フィニッシャ40は、通紙路θ、α、β、
γ、δ、ε、ζ、ηを備えており、切換爪41より下流側
の各通紙路α、β、γ、δ、ε、ζ、ηは、モ−ドに応
じて選択される。通紙路の選択は、切換爪41,42,49の設
定位置を適宜に切り換えるとともに、ロ−ラ44,46,48,5
2,53を適宜にオン/オフさせて記録紙の送り出し先を切
り換えることで行われる。
【0024】フィニッシャ40は、また、ストッパ43,45
を適宜にオン/オフさせることにより記録紙(非表紙用
記録紙)を通紙路α,δ内に滞留させたり、ストッパ56
の設定位置を適宜に切り換えることにより表紙用記録紙
の二つ折り/三つ折りを選択したり、さらに、三つ折り
の幅を調整したりする機能を備えている。
【0025】非ステイプルモ−ド(排出モ−ド)では、
通紙路α、βが選択されて、記録紙は、通紙路α→βを
経て、機外の排紙トレイ24上へ排出される。
【0026】ステイプルモ−ドでは、通紙路α、δ、ζ
が順に選択されて、一つに纏められた記録紙束がステイ
プラ50まで搬送されてステイプル処理を施される。ま
た、ステイプル処理後には、設定位置を切り換えられた
切換爪49の下面に案内されて通紙路ηへ進入し、該通紙
路ηを経て収納トレイ51へ収納される。
【0027】パンチモードでは、所定の動作タイミング
でパンチユニット54が動作され、これにより、記録紙を
束ねた場合の共通部位にパンチ孔が穿たれる。パンチモ
ードで且つ表紙モードが設定されている場合は、非表紙
用記録紙については上記と同様に共通部位にパンチ孔が
穿たれ、表紙用記録紙については該共通部位と同じ動作
タイミングの他に、表表紙(又は裏表紙)用のパンチ孔
用の動作タイミングでパンチ孔が穿たれる。
【0028】週刊誌モードでは、記録紙毎(又は所定枚
数の記録紙群毎)に順に値を調整されるタイマによって
規定される各2回の動作タイミングでパンチユニット54
が動作され、これにより、図25に示すように、通紙方
向中央位置の折り曲げ線(図中『一点鎖線』で示す)を
挟んで対称にパンチ孔が穿たれる。ここで、各記録紙の
パンチ孔の位置は、図26(a)に示すように複数枚重
ね合わせて週刊誌綴じのように折り曲げたときに、同図
(c)に示すように中の記録紙のパンチ孔が記録紙の厚
みによる位置ズレで隠されてしまう位置ではなく、同図
(b)に示すように上記位置ズレを補償する位置になる
ように調整されている。
【0029】右開き表紙モ−ドでは、非表紙用記録紙に
ついては通紙路α、δが選択されて一つに纏められた記
録紙束がストッパ45まで搬送され、表紙用記録紙につい
ては通紙路α、γ、εが選択されて表裏反転された表紙
用記録紙がストッパ45の直下の位置まで搬送される。右
開き表紙モ−ドとは、図22(b)に示すように、非表
紙用記録紙の略2倍の大きさの表紙用記録紙の内側に、
表表紙側から右開きとなるように、非表紙用記録紙を挟
み込むモ−ドである。
【0030】左開き表紙モードでは、非表紙用記録紙に
ついては通紙路α、β、δが選択されて一つに纏められ
て表裏反転された記録紙束がストッパ45まで搬送され、
表紙用記録紙については通紙路α、γ、εが選択されて
表裏反転された表紙用記録紙がストッパ45の直下の位置
まで搬送される。左開き表紙モ−ドとは、図22(b)
に示すように、非表紙用記録紙の略2倍の大きさの表紙
用記録紙の内側に、表表紙側から左開きとなるように、
非表紙用記録紙を挟み込むモ−ドである。
【0031】右開き表紙モード及び左開き表紙モードで
実行される折り込み処理では、通紙路γ,ε内に位置さ
れた表紙用記録紙が、図12中下欄に示す折り目部分を
先頭として、ローラ48により通紙路ζ内へ引き込まれる
ことにより、折り目が付けられる。また、通紙路γ,ε
内に位置された表紙用記録紙上に、通紙路δ内に滞留さ
れている記録紙束が落下されることにより、折込みが行
われる。
【0032】以上の機能を実現するために、フィニッシ
ャ−40には、複写機本体20側から送り込まれて来る記録
紙をパンチユニット54の手前で検出するセンサ46S 、通
紙路αの入口付近で記録紙を検出するセンサ41S 、通紙
路βの入口付近で記録紙を検出するセンサ42S 、通紙路
δの出口付近で記録紙を検出するセンサ43S 、通紙路ε
の終端付近で記録紙を検出するセンサ44S 、通紙路ζの
入口付近で記録紙を検出するセンサ48S 、通紙路ζの出
口付近(切換爪49の先端部付近) で記録紙を検出するセ
ンサ45S 、ステイプラ50の直前で記録紙を検出するセン
サ47S が、それぞれ配設されており、これらの検出信号
は、フィニッシャ−制御用のCPU63を介して、複写機
本体制御用のCPU61へ送信される(図4参照)。
【0033】図示の装置では、複数部数のコピ−が指令
された場合には、まず、各原稿について各1枚のコピ−
を行い、原稿が一巡して1部(1セット)のコピ−が完
了すると、再び原稿の給紙を開始して第2部目のコピ−
を行うというように、1部づつ、順次コピ−を行うよう
に制御される。なお、ディジタル複写機に非循環方式の
原稿給紙装置を設けた場合には、原稿画像の読取動作は
一巡で足り、以後の複写動作は、メモリに記憶された画
像データに基づいて行われることになる。
【0034】(d)操作パネル:図3.操作パネルOPに
は、液晶タッチパネル91、複写枚数等の置数や複写倍率
等を入力するためのテンキー92、置数等を標準値「1」
に戻すためのクリアキー93、複写機内部に設定された設
定値を標準値に戻すパネルリセットキー94、動作を中止
させるためのストップキー95、動作を開始させるための
スタートキー96、動作中に割り込んで別の動作を実行さ
せるための割込キー97が設けられている。
【0035】液晶タッチパネル91は、露光レベル、複写
倍率、記録紙サイズ、仕上げ方法等の複写機のコピー動
作モード、及び、ジャムの発生、サービスマンコールの
発生、ペーパーエンプティの発生等の各種の異常状態、
その他の情報を表示するとともに、動作モードを指定す
るための入力を行うことができる。
【0036】図3(b)は、液晶タッチパネル91で仕上
げキーTP4 を押した直後の表示である。タッチパネルキ
ー群TP5 は、仕分けモードとして、ノンソート、ソー
ト、ステイプルソートから任意の仕分けモードを選択す
るためのタッチパネルキー群である。タッチパネルキー
群TP6 は、製本モードとして、左開き、右開きの何れか
一方を選択するためのタッチパネルキー群である。タッ
チパネルキーTP7 は表紙用記録紙の設定画面に遷移する
ためのタッチパネルキーである。タッチパネルキーTP8
はパンチモードの設定を行うためのタッチパネルキーで
ある。タッチパネルキーTP9 は週刊誌モードの設定を行
うためのタッチパネルキーである。
【0037】図3(c)は、図3(b)でタッチパネル
キーTP7 を押して表紙用記録紙の設定画面に遷移した直
後の表示であり、給紙カセット271 〜275 の中の何れの
カセットに表紙用記録紙をセットするかを設定するため
の画面である。
【0038】タッチパネルキー群TP10は、表紙用記録紙
の種類を選択するためのタッチパネルキー群である。所
望の種類の表紙のタッチパネルキーを選択してアップ/
ダウンキーTP12を押すことにより、表示部TP11に示され
る当該所望の種類の表紙用記録紙の給紙カセットに設定
を変更することができる。表紙用記録紙の種類は、本例
では、表紙1(表紙用記録紙1)は通紙方向の長さが非
表紙用記録紙の2倍の記録紙、表紙2(表紙用記録紙
2)は2倍+7mmの記録紙、表紙3(表紙用記録紙
3)は2倍+14mmの記録紙というように、通紙方向
の長さが異なる記録紙であるが、これらに限定されな
い。図3(c)では、表紙用記録紙1が4段目の給紙カ
セットにセットされ、表紙用記録紙2が5段目の給紙カ
セットにセットされている場合が示されている。
【0039】上述の各種のキースイッチやタッチパネル
スイッチからの操作入力は、本体CPU61に入力され
る。また、上述の各種の表示は、本体CPU61によって
制御される。また、前述の各種のモードの設定状態等
は、電池バックアップされたRAM62に格納される。ま
た、本体CPU61は、図4に示すように、収排切換爪25
のクラッチ類等、複写機本体20内の各種の作動部を制御
するとともに、フィニッシャ40のCPU63を介して、フ
ィニッシャ40内の各種の作動部を制御する。
【0040】〔2〕CPU61での処理.次に、CPU61
での処理を示すフロ−チャ−ト(図5〜図11,図13
〜図18)に即して、図12,19,22を参照して、
本複写機の作動を説明する。なお、以下の説明中で、
『オンエッジ』とは、信号の状態が『オフ→オン』と変
化したときの状態変化をいうものと定義し、また、『オ
フエッジ』とは、信号の状態が『オン→オフ』と変化し
たときの状態変化をいうものと定義する。
【0041】(a)メインル−チン:図5.CPU61で
は、例えば、電源の接続によって処理が開始され、RA
M62のクリア等の初期設定が行われる(S11) 。その後、
ステップS12 〜S17 の繰り返しル−プ処理が実行され
る。
【0042】操作パネル入力処理(S12) では、図3に示
す操作パネルOPからの入力操作に対応した処理が実行さ
れる。原稿セット位置切換処理(S13) では、モード等に
応じて原稿台ガラス30上での原稿のセット位置を切り換
えるための処理が行われる。詳細は、図6と図22に即
して後述する。表紙モード切換処理(S14) では、原稿枚
数に応じて表紙用記録紙の種類を選択するための処理が
行われる。詳細は、図7と図8に即して後述する。コピ
ー動作処理(S15) では、所定の条件が満たされた場合に
コピー動作シーケンスを実行するための処理が行われ
る。詳細は図9に即して後述する。フィニッシャ処理(S
16) では、記録紙にパンチ孔を穿つパンチ処理、表紙用
記録紙間に非表紙用記録紙束を挟み込む表紙モード処
理、記録紙束をステイプルするステイプル処理が、モー
ドに応じて選択的に行われる。詳細は、図8〜図19に
即して後述する。その他の処理(S17) は、CPU61で実
行される処理であって上記以外の処理を纏めて示すステ
ップである。
【0043】以下、原稿セット位置切換処理(S13) 、表
紙モード切換処理(S14) 、コピー動作処理(S15) 、及び
フィニッシャ処理(S16) を、順に説明する。
【0044】(b)原稿セット位置切換処理:図6,図
22.原稿給紙センサ12S の検出信号のオンエッジが検
出されると(S31;YES) 、原稿搬送動作の継続時間を管理
するタイマ1又はタイマ2の何れかが、表紙用記録紙へ
画像を形成する場合であるか非表紙用記録紙へ画像を形
成する場合であるか等に応じてスタートされる。タイマ
1は、図22(a)に示すように、原稿先端を原稿給紙
センサ12S の位置から左セット位置の左端まで移動させ
るのに必要な搬送時間である。また、タイマ2は、右セ
ット位置の左端まで移動させるのに必要な搬送時間であ
る。
【0045】原稿給紙センサ12S のオンエッジが検出さ
れたとき(S31;YES) 、表紙モードが設定されていない場
合は(S32;NO)、原稿を通常のセット位置(右セット位
置)まで搬送して停止させるように、タイマ2がスター
トされる(S37) 。
【0046】原稿給紙センサ12S のオンエッジが検出さ
れたときに表紙モードが設定されている場合であっても
(S32;YES) 、表紙用記録紙ではない通常の記録紙に画像
を形成する場合、つまり、最終原稿ではなく(S33;NO)、
且つ、両面コピーモードでもない(S34;NO)場合や、両面
コピーモードであっても(S34;YES) 、最終原稿やその直
前の原稿でない場合(S35;NO)は、原稿を通常のセット位
置(右セット位置)まで搬送して停止させるように、タ
イマ2がスタートされる(S37) 。
【0047】原稿給紙センサ12S のオンエッジが検出さ
れたときに表紙モードが設定されており(S32;YES) 、且
つ、図22(a)の左セット位置に対応する表紙用記録
紙上の位置(左セット対応位置)に画像を形成する場
合、つまり、最終原稿である(S33;YES) か、又は、両面
コピーモードで最終原稿の直前の原稿である場合(S35;Y
ES) であって、且つ、表紙用記録紙に挟み込まれる通常
の記録紙に記録される画像と該表紙用記録紙に記録され
る画像とを整合させる(図22(b)参照)ためには表
紙用記録紙の左セット対応位置に画像を形成する必要が
ある場合は(S36;YES) 、タイマ1がスタートされる(S3
8) 。
【0048】こうしてスタートされたタイマ1又はタイ
マ2が終了すると(S39;YES,or,S40;YES)、原稿の搬送が
停止される(S41) 。こうして、原稿は、図22(a)の
左セット位置又は右セット位置に停止される。
【0049】(c)表紙モード切換処理:図7,図8.
スタートキー96のオンエッジが検出されたときに(S51;Y
ES) 、表紙モードが設定されている場合は(S52;YES) 、
原稿を空送りして枚数をカウントするための処理が実行
される。即ち、原稿カウントフラグFが1にセットされ
(S53) 、原稿枚数カウンタが初期化される(S54) 。
【0050】原稿カウントフラグFが1の原稿カウント
モードで(S55;YES) 、原稿が原稿台ガラス30上の所定位
置にセットされた旨を示す原稿セット信号のオンエッジ
が検出されると(S56;YES) 、原稿枚数カウンタがインク
リメントされて(S57) 、セットされた原稿が最終原稿か
否か判定される(S58) 。その結果、最終原稿でなければ
(S58;NO)、次の原稿が原稿台ガラス30上にセットされる
まで待機される。最終原稿であれば(S58;YES) 、原稿カ
ウントフラグFが0にされる(S59) 。即ち、原稿カウン
トモードが解除される。
【0051】原稿カウントモードが終了すると次に複写
のための原稿搬送が開始される。(原稿搬送自体はCP
U45で制御されている。)この時、原稿カウントフラグ
Fは0となっており(S55;NO)、ステップS60A以下の処理
が実行される。ここでは、原稿のセット信号が入力され
る毎に(S60A;YES)、ステップS61 、ステップS62 の判断
が行われ、表紙モードが設定されており(S61;YES) 、給
紙すべき記録紙が最終の記録紙である場合は(S62;YES)
、記録紙として表紙用記録紙を給紙すべき場合である
ため、表紙用給紙口選択処理(S63) が実行される。
【0052】表紙用給紙口選択処理(S63) では、図8に
示すように、原稿枚数に応じて、換言すれば、記録紙束
1冊当りの厚さに応じて、表紙用記録紙の種類(サイ
ズ)を選択する処理が行われる。
【0053】例えば、原稿枚数が20枚未満の場合(S7
1;YES) や、原稿枚数が20枚以上40枚未満であって
両面コピーモードの場合は(S71;NO,and,S73;YES,and,S7
4;YES)、綴じるべき複写物の厚さが比較的薄いため、表
紙用記録紙1(図19(b)参照)が選択され(S72) 、
該選択された表紙用記録紙1が収納されている給紙カセ
ットの給紙口が選択される(S82) 。
【0054】原稿枚数が20枚以上40枚未満であって
両面コピーモードでない場合(S71;NO,and,S73;YES,and,
S74;NO) や、原稿枚数が40枚以上80枚未満であって
両面コピーモードの場合は(S73;NO,and,S76;YES,and,S7
7;YES)、綴じるべき複写物の厚さが若干厚いため、該厚
さに対応する背表紙部分を形成可能なサイズの表紙用記
録紙2(図19(b)参照)が選択され(S75) 、該選択
された表紙用記録紙2が収納されている給紙カセットの
給紙口が選択される(S82) 。
【0055】原稿枚数が40枚以上80枚未満であって
両面コピーモードでない場合(S73;NO,and,S76;YES,and,
S77;NO) や、原稿枚数が80枚以上160枚未満であっ
て両面コピーモードの場合は(S76;NO,and,S79;YES,and,
S80;YES)、綴じるべき複写物の厚さが十分に厚いため、
該厚さに対応する幅広の背表紙部分を形成可能なサイズ
の表紙用記録紙3(図19(b)参照)が選択され(S7
8) 、該選択された表紙用記録紙3が収納されている給
紙カセットの給紙口が選択される(S82) 。
【0056】原稿枚数が160枚以上の場合(S79;NO)、
又は、選択された表紙用記録紙の収納されているカセッ
トが無い場合は(S81;NO)、表紙ペーパー無フラグが1に
セットされる(S83) 。なお、これに対応して、その旨を
表示パネルに表示させる等の処理を行うように構成して
もよい。
【0057】(d)コピー動作処理:図9.選択された
サイズの記録紙が在り(S91;NO)、表紙モードの場合は選
択された種類の表紙用記録紙が有り(S92;NO)、原稿枚数
のカウント中でなく(S93;NO)、フィニンシング中でない
(S94;NO)ことを条件として、コピー動作シーケンスを制
御するための処理(S95) が実行される。
【0058】(e)フィニッシャ処理:図10〜図1
8.パンチモードが設定されている場合には(S101;YE
S)、パンチ処理(S102)が実行される。週刊誌モードでパ
ンチ孔を穿つ処理は、パンチ処理(S102)内で実行され
る。表紙モードが設定されている場合には(S103;YES)、
表紙モード処理(S104)が実行される。週刊誌モードに於
いて各記録紙を通紙方向の中央位置で折り曲げるように
制御してもよい。その場合は、例えば、表紙モード処理
(S103)で表紙用紙1を折り曲げる場合と同様の制御を各
記録紙について行えばよい。なお、当然ながら、週刊誌
モードの場合に、各記録紙を折り曲げることなく収納ト
レイ51へ排出するように制御することもできる。ステイ
プルモードが設定されている場合には(S105;YES)、ステ
イプラ50にセットされた記録紙束(表紙モードが併設さ
れている場合は表紙用き記録紙内に挟み込まれた記録紙
束)を、ステイプルするためのステイプル処理(S106)が
実行される。以下、パンチ処理(S102)と表紙モード処理
(S104)について説明する。
【0059】(e−1)パンチ処理:図11,図12.
複写機本体からフィニッシャ40に送り込まれた記録紙が
パンチユニット54の直前位置に配置されているセンサ46
S により検出されて該センサ46S の検出信号のオンエッ
ジが検出されると(S111;YES)、該記録紙にパンチ穴を穿
つタイミングを管理するタイマ3〜7の何れか1つ又は
2つがスタートされ、該タイマの終了タイミングで(S12
3;YES)、パンチ穴が穿たれる(S124)。パンチ処理内で実
行される週刊誌モードの処理では、上記センサ46S の検
出信号のオンエッジが検出されると(S111;YES)、該記録
紙にパンチ穴を穿つタイミングを管理するタイマ10〜
15の何れか2つがスタートされ、該2つのタイマの各
終了タイミングで(S123;YES)、各々パンチ穴が穿たれる
(S124)。
【0060】例えば、表紙モードでない場合は(S112;N
O) 、週刊誌モードでない場合(S125;NO) 、図12左上
欄に示す距離に相当する時間を管理するタイマ3がスタ
ートされて(S118)、該タイマ3の終了タイミングで(S12
3;YES)、パンチ穴あけ動作が行われる(S124)。
【0061】左開き表紙モード(図22(b)参照)で
あって(S113;NO) 、表紙用記録紙でない場合は(S115;N
O) 、図12左上欄に示す距離に相当する時間を管理す
るタイマ3がスタートされて(S118)、該タイマ3の終了
タイミングで(S123;YES)、パンチ穴あけ動作が行われる
(S124)。
【0062】左開き表紙モードで(S113;NO) 、且つ、表
紙用記録紙で(S115;YES)、且つ、表紙用記録紙1が選択
されている場合は(S116;YES)、図12左中欄に示す距離
に相当する時間を管理するタイマ5とタイマ3とがスタ
ートされて(S120,S118) 、該タイマ3とタイマ5の各終
了タイミングで(S123;YES)、パンチ穴あけ動作が各々行
われる(S124)。
【0063】左開き表紙モードで(S113;NO) 、且つ、表
紙用記録紙で(S115;YES)、且つ、表紙用記録紙2が選択
されている場合は(S117;YES)、図12右中欄に示す距離
に相当する時間を管理するタイマ6とタイマ3とがスタ
ートされて(S121,S118) 、該タイマ3とタイマ6の各終
了タイミングで(S123;YES)、パンチ穴あけ動作が各々行
われる(S124)。
【0064】左開き表紙モードで(S113;NO) 、且つ、表
紙用記録紙で(S115;YES)、且つ、表紙用記録紙3が選択
されている場合は(S117;NO) 、図12下欄に示す距離に
相当する時間を管理するタイマ7とタイマ3とがスター
トされて(S122,S118) 、該タイマ3とタイマ7の各終了
タイミングで(S123;YES)、パンチ穴あけ動作が各々行わ
れる(S124)。
【0065】右開き表紙モード(図22(b)参照)で
あって(S113;YES)、表紙用記録紙でない場合は(S114;N
O) 、図12右上欄に示す距離に相当する時間を管理す
るタイマ4がスタートされる(S119)。また、該タイマ4
の終了タイミングで(S123;YES)、パンチ穴あけ動作が行
われる(S124)。
【0066】右開き表紙モードで(S113;YES)、且つ、表
紙用記録紙が給紙された場合も(S114;YES)、表紙用記録
紙1〜3の何れが給紙されたか応じて、各々上記左開き
表紙モードに於いて表紙用記録紙1〜3の何れかが給紙
された場合と同様の処理が行われる。
【0067】ステップS125で週刊誌モードが設定されて
いる場合には、パンチ孔を穿つ処理が、図24に示すよ
うにして実行される。即ち、複写機本体からフィニッシ
ャ40に送り込まれた記録紙がパンチユニット54の直前位
置のセンサ46S により検出された後(S111;YES)、表紙モ
ードでなく(S112;NO) 、且つ、週刊誌モードがオンの場
合は(S125;YES)、パンチ穴処理(S128)が呼ばれる。この
パンチ穴処理に於いて、パンチ穴あけ動作のタイミング
を制御するタイマの値が、何枚目の記録紙が給紙された
場合であるかに応じてそれぞれ設定される。
【0068】例えば、図23に示すように、8頁の原稿
の画像1〜8を2枚の記録紙A,Bの両面に複写して、
A、Bの順に収納トレイ51へ排出する場合であれば、1
枚目の用紙Aについてはタイマ10,11がセットされ
(S305)、2枚目の用紙Bについてはタイマ12,13が
セットされる(S309)。また、各タイマの終了タイミング
で(S123;YES)、それぞれパンチ穴あけ動作が実行される
(S124)。つまり、用紙Aについては図25(a)に示す
位置にパンチ孔が穿たれ、用紙Bについては同図(b)
に示す位置にパンチ孔が穿たれる(S123;YES,and,S124)
。なお、図23では示していないが、3枚目の用紙が
ある場合は、タイマ14,15がセットされ(S313)、図
25(c)に示す位置にパンチ孔が穿たれる。
【0069】タイマ10〜15は、用紙先端からパンチ
孔あけ位置までの時間を管理するタイマであり、図25
に示すように、タイマ10は用紙先端から位置Cまで、
タイマ11は位置Aまで、タイマ12は位置Gまで、タ
イマ13は位置Eまで、タイマ14は位置Kまで、タイ
マ15は位置Iまでの時間に相当する。また、距離AB
とBC、距離EFとFG、距離IJとJKはそれぞれ等
しく、AB<EF<IJの関係にある。また、図中一点
鎖線で示すB’B、F’F、J’J線は、中央の折り曲
げ線である。
【0070】このように、何枚目の用紙であるかに応じ
てパンチ孔の位置を調整することにより、複数枚の記録
紙を重ねて週刊誌綴じのために折り曲げた場合に於ける
パンチ孔の位置ズレを補償できるため、26図(c)の
ように内部の記録紙のパンチ孔が位置ズレで隠されてし
まうことが無く、同図(b)のように各記録紙のパンチ
孔位置を揃えることができる。
【0071】上記では、各記録紙が比較的厚いため記録
紙1枚毎にパンチ孔の位置をずらせているが、記録紙が
比較的薄い場合には、例えば、10枚毎にパンチ孔の位
置をずらせるように制御してもよい。即ち、記録紙の厚
みに応じて、適宜の枚数毎にパンチ孔の位置をずらせる
ように制御してもよい。また、記録紙の厚みに対応する
タイマテーブルを用意しておき、記録紙の厚みに応じて
タイマテーブルを切り換えるように制御してもよい。な
お、記録紙の厚みは、例えば、操作パネルOPから入力す
るように構成することができる。
【0072】また、上記では、用紙Aの上に用紙Bが排
出される場合を述べているが、この順序は反対でもよ
い。その場合には、パンチ孔をずらせる方向も反対とな
る。つまり、週刊誌綴じで内部に挟み込まれる記録紙の
パンチ孔の位置が、外側の記録紙のパンチ孔の位置より
も相対的に折り曲げ線寄りの位置となり、その結果、各
記録紙のパンチ孔の位置が、各記録紙を重ねて週刊誌綴
じのために折り曲げた場合に於いて揃うように制御すれ
ばよい。
【0073】(e−2)表紙モード処理:図13〜図1
9. (e−2−1)右開き表紙モード:右開き表紙モードで
は(S141;YES)、切換爪42がB位置(図19(a)参照)
にセットされる(S142)。つまり、通紙路αから通紙路δ
へ記録紙(1冊分の記録紙の束)を送り出すための準備
が行われる。
【0074】また、当初、フィニシングフラグはクリア
されており(S143;NO) 、記録紙は1枚もセンサ41S を通
過していないため(S145;NO) 、切換爪41がA位置(図1
9(a)参照)にセットされ(S148)、ストッパ43がオン
される(S149)。つまり、通紙路θから通紙路αへ記録紙
を送り込み、該通紙路α内に滞留させるための準備が行
われる。
【0075】上述の準備が終わると、複写機本体20から
フィニッシャ40へ画像記録済みの記録紙が順に排出され
る。その結果、通紙路α内には(コピー枚数−1)枚の
画像記録済みの記録紙(非表紙用記録紙)が溜まる。こ
れにより、次ルーチンでのステップS145の判定は「YES
」となり、処理はステップS146へ進む。ステップS147
ではストッパ43がオフされ且つストッパ45がオンされ
る。さらに、ステップS147ではローラ44がオンされる。
このため、通紙路α内に溜まっていた(コピー枚数−
1)枚の画像記録済みの記録紙は、表裏反転されること
なく、一括して通紙路δへ送り込まれて、該通紙路δ内
に止められる。
【0076】次に、折込み処理(S164)が行われる。ま
ず、複写機本体20から送り込まれて来る表紙用記録紙
(設定コピー枚数目の記録紙)がセンサ41S を通過する
まで待機される(S201)。
【0077】表紙用記録紙がセンサ41S を通過すると(S
201;YES)、切換爪41がC位置にセットされ(S202)、ロー
ラ44がオフされるとともにローラ53の逆転が開始され、
さらに、ローラローラ48の正転が開始される(S203A) 。
つまり、通紙路α内に一旦送り込んだ表紙用記録紙を後
退させ、表裏反転して通紙路γ内へ送り込み、通紙路ε
まで進行させる動作が開始される。
【0078】表紙用記録紙の後端がセンサ41S の位置を
通過してその検出信号のオフエッジが検出されると(S20
4;YES)、選択されている表紙用記録紙の種類(表紙用記
録紙1/表紙用記録紙2/表紙用記録紙3)に応じた位
置に、ストッパ56が設定される(S205 〜S209) 。つま
り、図19(b)に示すように、表紙用記録紙の折り目
とストッパ56との距離が、表紙用記録紙1が選択されて
いる場合はAとなり、表紙用記録紙2が選択されている
場合はBとなり、表紙用記録紙3が選択されている場合
はCとなるように、ストッパ56の位置が設定される。な
お、表紙用記録紙2又は3の折り目とは、この場合、図
中の左側の折り目をいう。ストッパ56が上述の位置に設
定されると、表紙用記録紙は通紙路ε内に送り込まれ
て、先端側がストッパ56に当接し、後端側は通紙路γ内
に在り、上述の折り目はローラ48と該ローラ48の図2内
で右隣のローラとのニップの直上に位置する状態とな
る。
【0079】表紙用記録紙の後端がセンサ41S の位置を
通過すると、逆転中のローラ53が停止される(S210A;YE
S,and,S211)。なお、ローラ48の正転は停止されずに継
続される。次に、表紙用記録紙1が選択されているか、
又は表紙用記録紙2又は3が選択されているかが判定さ
れる。その結果、表紙用記録紙1が選択されている場合
は(S212;YES)、表紙用記録紙を折り畳んで表表紙と裏表
紙の間に非表紙用記録紙の束を挟み込む動作(二つ折り
動作)を行うための処理(S220,S221) が実行される。ま
た、表紙用記録紙2又は3が選択されている場合は(S21
2;NO) 、三つ折りフラグがセットされ(S213)、これによ
り、図19(b)の表紙用紙2と表紙用紙3に描かれて
いる左側の折り目をつけるための動作(三つ折り動作)
を行わせる三つ折り処理(S215)が実行された後に、上述
の二つ折り動作を行うための処理が実行される。
【0080】まず、表紙用記録紙1が選択されている場
合(S212;YES)に於いて、上記二つ折り動作を行う場合を
説明する。当初、三つ折りフラグはクリアされている(S
216;NO) 。また、先述のように表紙用記録紙1の先端が
ストッパ56に当接したときに、センサ44S はオン状態で
あり(S217;YES)、且つ、記録紙(非表紙用記録紙)一冊
分の束が通紙路δ内に送り込まれて止められているため
センサ43S はオン状態である(S218;YES)。
【0081】このため、処理はステップS219以降に進
む。即ち、フィニシングフラグがセットされ(S219)、ス
トッパ45がオフされ(S220)、さらに、ローラ48とローラ
52がオンされる(S221)。これにより、通紙路δ内の記録
紙束が表紙用記録紙の上に落下し、表紙用記録紙が、図
19(b)の表紙用記録紙1内に示す点線の部分で折ら
れ(なお、後述の表紙用記録紙2又は3の場合は表紙用
記録紙2又は3内の右側の点線の部分で折られ)、これ
により、該表紙用記録紙1内に記録紙束が挟み込まれ
て、上記折り目を先頭として両者が通紙路ζ内へ送り込
まれる。つまり、二つ折り動作が実現される。
【0082】なお、ローラ48は前述のステップS203A で
正転を開始されているため上述のようにステップS221で
正転を開始させる必要は無いが、後述の表紙用記録紙2
又は3の場合のように三つ折り処理(S215)を実行して図
19(b)の表紙用記録紙2又は3内の左側の点線の部
分に折り目を付けた後にステップS221を実行する場合に
は該ステップS221の実行前にローラ48が停止されている
ため、ステップS221でローラ48をオンさせているのであ
る。
【0083】次に、表紙用記録紙2又は3が選択されて
いるため、前記三つ折り動作を行った後に上述の二つ折
り動作を行う場合について説明する。表紙用記録紙2又
は3が選択されている場合は(S212;NO) 、三つ折りフラ
グがセットされる(S213)。この三つ折りフラグは、図1
9(b)の表紙用記録紙2又は3内で左側に描かれてい
る折り目を付ける動作が完了するまで、ステップS220と
ステップS221の処理が実行されないようにするためのフ
ラグである。
【0084】先述のように、ステップS203A にてローラ
48の正転が開始され、該正転は継続されている。このた
め、先端がストッパ56に当接して止められた表紙用記録
紙2又は3は、ローラ48と図2でローラ48の右隣に接し
ているローラとのニップに引き込まれて、通紙路ζ内へ
進入する。換言すれば、図19(b)の表紙用記録紙2
又は3内で左側に描かれている折り目の部分で折られ
て、該折り目部分を先頭として通紙路ζ内へ進入する。
【0085】通紙路ζ内へ進入した表紙用記録紙の折り
目部分がセンサ48S に達すると、その検出信号のオンエ
ッジが検出される(S252A;YES) 。また、その時点ではフ
ィニシングフラグはクリアされている(S253A;NO)。この
ため、ローラ48の逆転が開始されて(S254)、タイマ8又
はタイマ9がスタートされる(S256,or,S261)。
【0086】タイマ8とタイマ9はローラ48の逆転継続
時間を管理するものであり、これにより、図19(b)
に示すように、表紙用記録紙2又は3内の背表紙の幅に
相当する移動(戻し距離)が実現される。つまり、タイ
マ8又は9の計時終了で(S257;YES)、ローラ48の逆転が
停止される(S259)ことにより、上述のタイマ8又は9に
相当する距離の戻しが実現される。また、このタイミン
グで(S257;YES)、三つ折りフラグがクリアされる(S25
8)。
【0087】三つ折りフラグがクリアされるとステップ
S216での判定が「NO」となり、前述の二つ折り動作を行
うための処理、つまり、ステップS220,S221 の実行が可
能となる。これにより、通紙路δ内に在った記録紙束が
表紙用記録紙2又は3の上に落下され、表紙用記録紙2
又は3が図19(b)の表紙用記録紙2又は3内で右側
に描かれている折り目の部分で折られて、該表紙用記録
紙2又は3に記録紙束が挟み込まれて、通紙路ζ内へ進
入される。この処理については既に詳述したため、ここ
での説明は省略する。このようにして、右開き表紙モー
ドでの処理が行われる。
【0088】左開き表紙モード:次に、左開き表紙モー
ドについて説明する。前述の右開き表紙モードでは、記
録紙束(非表紙用記録紙の束)が表裏反転されずに通紙
路αからδ内へ送り込まれたのに対して、左開き表紙モ
ードでは(S141;NO) 、記録紙束は、一旦通紙路βへ送り
込まれた後、表裏反転されて通紙路δ内へ送り込まれ
る。
【0089】当初はフィニシングフラグはクリアされて
おり(S144;NO) 、記録紙は1枚もセンサ41S を通過して
いないため(S150;NO) 、まず、切換爪41がA位置(図1
9(a)参照)にセットされ(S162)、ストッパ43がオン
される(S163)。つまり、通紙路θから通紙路αへ記録紙
を送り込み、該通紙路α内に滞留させるための準備が行
われる。
【0090】上述の準備が終わると、複写機本体20から
フィニッシャ40へ画像記録済みの記録紙が順に排出され
る。その結果、通紙路α内には(コピー枚数−1)枚の
画像記録済みの記録紙(非表紙用記録紙)が溜まる。こ
れにより、次ルーチンでのステップS150の判定は「YES
」となり、処理はステップS155に進む。当初は反転フ
ラグはセットされていない(S155;NO) 。このため、ステ
ップS151以降に進み、ストッパ43がオフされるとともに
ストッパ45がオンされ(S151)、ローラ44がオンされ(S15
2)、切換爪42がA位置にセットされ(S153)、反転フラグ
がセットされる(S154)。これにより、通紙路α内に溜ま
っていた(コピー枚数−1)枚の記録紙束は、一旦、通
紙路βへ送り込まれる。
【0091】こうして、記録紙束が通紙路βへ送り込ま
れて、その後端がセンサ42S の位置を通過すると、換言
すれば、反転フラグがセットされている状態で(S155;YE
S)センサ42S の検出信号のオフエッジが検出されたとき
に(S156;YES)、切換爪42がA位置に在る場合は(S157;YE
S)、ローラ46の逆転が開始されるとともに(S158)、切換
爪42がC位置にセットされる(S159)。これにより、通紙
路β内の記録紙束は表裏反転されて通紙路δ内へ送り込
まれて、該通紙路δ内に止められる。
【0092】また、上述のようにして記録紙束が通紙路
βから通紙路δ内へ表裏反転されて送り込まれて、その
後端がセンサ42S の位置を通過すると、換言すれば、反
転フラグがセットされている状態で(S155;YES)センサ42
S の検出信号のオフエッジが検出されたときに(S156;YE
S)、切換爪42がA位置に無い場合は(S157;NO) 、ローラ
46が停止されて(S160)、反転フラグがクリアされる(S16
1)。
【0093】このようにして、左開き表紙モードでの処
理が行われる。なお、折込み処理(S164)については、前
述の右開き表紙モードの場合と同様である。なお、本実
施例においては原稿枚数を検出する手段として、原稿複
写に先立ってRDH10により原稿を空送りして自動カウ
ントする例を示したが、原稿枚数を直接操作パネルから
入力するようにしてもよい。また、本実施例では、複写
機の製本装置の例を示してあるが、プリンタやファクシ
ミリ等の製本装置としても適用できる。その場合には、
原稿画像はコンピュータや画像読取装置等他の装置から
入力され、あわせて原稿枚数のデータや表紙モードの指
定データ等を送るようにすればよい。
【0094】
【発明の効果】本発明によると、表紙用記録紙を、表表
紙と背表紙と裏表紙の3部分から成るように三つ折りで
きるため、挟み込むべき記録紙束が厚い場合でも、綺麗
に製本することができる。
【0095】本発明によると、表紙用記録紙を、表表紙
と裏表紙の2部分から成るように深二つ折りできるとと
もに、表表紙と背表紙と裏表紙の3部分から成るように
三つ折りでき、何れかを原稿枚数(記録紙束の厚み)に
応じて選択できるため、挟み込むべき記録紙束の厚さに
応じて、綺麗に製本することができる。
【0096】本発明によると、表紙用記録紙を、表表紙
と裏表紙の2部分から成るように深二つ折りできるとと
もに、表表紙と背表紙と裏表紙の3部分から成るように
三つ折りでき、何れかを原稿枚数(記録紙束の厚み)に
応じて選択でき、さらに、原稿枚数(記録紙束の厚み)
に応じてパンチ孔を適正な位置に穿つことができるた
め、挟み込むべき記録紙束の厚さに応じた綺麗な製本が
可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施の形態の複写機の内部機構を模式的に示す
説明図。
【図2】図1の複写機のフィニッシャ40の内部機構を示
す説明図。
【図3】図1の複写機の操作パネルOPの説明図(a)、
該操作パネルOP内の液晶タッチパネル91の表示例を示す
説明図(b)、該表示例のタッチパネルキーの操作で入
った次画面の表示を示す説明図(c)。
【図4】図1の複写機の制御回路の構成を示すブロック
図。
【図5】図4のCPU61での処理を示すフロ−チャ−
ト。
【図6】図5内の原稿セット位置切換処理を示すフロ−
チャ−ト。
【図7】図5内の表紙モード切換処理を示すフロ−チャ
−ト。
【図8】図7内の表紙用給紙口選択処理を示すフロ−チ
ャ−ト。
【図9】図5内のコピー動作処理を示すフロ−チャ−
ト。
【図10】図5内のフィニッシャ処理を示すフロ−チャ
−ト。
【図11】図10内のパンチ処理を示すフロ−チャ−
ト。
【図12】図11内の各タイマとパンチ穴の位置関係を
示す説明図。
【図13】図10内の表紙モード処理の一部を示すフロ
−チャ−ト。
【図14】図10内の表紙モード処理の残部を示すフロ
−チャ−ト。
【図15】図13内の折込み処理の一部を示すフロ−チ
ャ−ト。
【図16】図13内の折込み処理の残部を示すフロ−チ
ャ−ト。
【図17】図16内の三つ折り処理の一部を示すフロ−
チャ−ト。
【図18】図16内の三つ折り処理の残部を示すフロ−
チャ−ト。
【図19】切換爪41,42 のA〜C位置を示す説明図
(a)、ストッパ56のA〜C位置を示す説明図(b)。
【図20】従来の製本方法の例を示す説明図。
【図21】本発明の製本方法の例を示す説明図。
【図22】原稿の右セット位置と左セット位置の説明図
(a)、記録紙及び表紙用記録紙の左開きと右開きの説
明図(b)。
【図23】原稿画像を記録紙に複写して該記録紙を週刊
誌綴じする場合の各画像の記録位置と記録紙の重ね方を
示す説明図。
【図24】パンチ穴処理を示すフロ−チャ−ト。
【図25】週刊誌モードの場合のパンチ穴の位置とタイ
マの関係を示す説明図。
【図26】週刊誌綴じの場合にパンチ穴の位置がずれる
様子と、これを補償する様子を示す説明図。
【符号の説明】
40 フィニッシャ 54 パンチユニット 41 切換爪 42 切換爪 49 切換爪 43 ストッパ 45 ストッパ 56 ストッパ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 竹本 もとみ 大阪市中央区安土町二丁目3番13号 大阪 国際ビルミノルタ株式会社内 (72)発明者 内藤 耕司 大阪市中央区安土町二丁目3番13号 大阪 国際ビルミノルタ株式会社内 (72)発明者 山田 浩史 大阪市中央区安土町二丁目3番13号 大阪 国際ビルミノルタ株式会社内 (72)発明者 遠山 雅美 大阪市中央区安土町二丁目3番13号 大阪 国際ビルミノルタ株式会社内

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 入力される原稿群を記録紙に順に印字し
    て製本ユニットへ順に送り込み、該製本ユニットにて表
    紙用記録紙の表表紙と裏表紙の間に非表紙用記録紙を挟
    み込んで製本する画像形成装置であって、 表紙用記録紙を通紙方向に直交する方向で折る折手段
    と、 表紙用記録紙が表表紙と背表紙と裏表紙の3部分に三つ
    折りされるように前記折手段を制御する折制御手段と、 を有する画像形成装置。
  2. 【請求項2】 入力される原稿群を記録紙に順に印字し
    て製本ユニットへ順に送り込み、該製本ユニットにて表
    紙用記録紙の表表紙と裏表紙の間に非表紙用記録紙を挟
    み込んで製本する画像形成装置であって、 前記原稿群の枚数を検出する検出手段と、 表紙用記録紙を通紙方向に直交する方向で折る折手段
    と、 表紙用記録紙が、表表紙と裏表紙の2部分に二つ折りさ
    れ、又は表表紙と背表紙と裏表紙の3部分に三つ折りさ
    れるように、原稿枚数に応じて前記折手段を制御する折
    制御手段と、 を有する画像形成装置。
  3. 【請求項3】 入力される原稿群を記録紙に順に印字し
    て製本ユニットへ順に送り込み、該製本ユニットにて表
    紙用記録紙の表表紙と裏表紙の間に非表紙用記録紙を挟
    み込んで製本する画像形成装置であって、 前記原稿群の枚数を検出する検出手段と、 表紙用記録紙を通紙方向に直交する方向で折る折手段
    と、 表紙用記録紙が、表表紙と裏表紙の2部分に二つ折りさ
    れ、又は表表紙と背表紙と裏表紙の3部分に三つ折りさ
    れるように、原稿枚数に応じて前記折手段を制御する折
    制御手段と、 通紙経路に面する所定位置に設けられ、指定された動作
    タイミングで非表紙用記録紙と表紙用記録紙にパンチ孔
    をあけるパンチ手段と、 表紙用記録紙と非表紙用記録紙に所定の動作タイミング
    を前記パンチ手段に対して指定するとともに、表紙用記
    録紙に関しては該所定の動作タイミングとして原稿枚数
    に応じて定まる動作タイミングを指定するパンチ制御手
    段と、 を有する画像形成装置。
  4. 【請求項4】 請求項2、又は請求項3に於いて、 前記折制御手段は、前記三つ折り時に於いて、前記背表
    紙の幅が原稿枚数に応じた幅となるように前記折手段を
    制御する、 画像形成装置。
  5. 【請求項5】 請求項2〜請求項4の何れかに於いて、
    さらに、 原稿枚数に応じたサイズの表紙用記録紙を給紙用に選択
    する選択手段、 を有する画像形成装置。
  6. 【請求項6】 請求項1、又は請求項2に於いて、さら
    に、 表紙用記録紙と非表紙用記録紙を表紙用記録紙の折り目
    寄りの位置でステイプルすることにより製本を行うステ
    イプル手段、 を有する画像形成装置。
  7. 【請求項7】 請求項6に於いて、さらに、 原稿枚数に応じたサイズの表紙用記録紙を給紙用に選択
    する選択手段、 を有する画像形成装置。
  8. 【請求項8】 入力される原稿群を記録紙に印字して製
    本ユニットへ順に送り込む画像形成装置であって、 通紙経路に面する所定位置に設けられ、指定された動作
    タイミングで記録紙にパンチ穴をあけるパンチ手段と、 記録紙群を通紙方向に直交する方向で折ったとき、内側
    になる記録紙と外側になる記録紙でパンチ穴の位置をず
    れているように所定の動作タイミングを前記パンチ手段
    に対して指定するパンチ制御手段と、 を有する画像形成装置。
JP9273998A 1997-09-27 1998-03-21 画像形成装置 Pending JPH11157744A (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9273998A JPH11157744A (ja) 1997-09-27 1998-03-21 画像形成装置
US09/161,795 US6573974B1 (en) 1997-09-27 1998-09-28 Image forming apparatus capable of producing high-quality bound documents of any thickness

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9-279975 1997-09-27
JP27997597 1997-09-27
JP9273998A JPH11157744A (ja) 1997-09-27 1998-03-21 画像形成装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH11157744A true JPH11157744A (ja) 1999-06-15

Family

ID=26434116

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP9273998A Pending JPH11157744A (ja) 1997-09-27 1998-03-21 画像形成装置

Country Status (2)

Country Link
US (1) US6573974B1 (ja)
JP (1) JPH11157744A (ja)

Cited By (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003098774A (ja) * 2001-09-25 2003-04-04 Konica Corp 画像形成装置及び画像形成装置の後処理装置並びに画像形成システム
JP2007168265A (ja) * 2005-12-22 2007-07-05 Konica Minolta Business Technologies Inc 製本装置、製本プログラム及び製本システム
JP2007196633A (ja) * 2006-01-30 2007-08-09 Canon Inc 製本装置、製本方法及び印刷装置
JP2007245611A (ja) * 2006-03-17 2007-09-27 Konica Minolta Business Technologies Inc 画像形成システム、画像形成装置及び製本装置
JP2008133124A (ja) * 2006-11-29 2008-06-12 Canon Inc 製本装置及びその制御方法、画像形成装置及びその制御方法、並びに制御プログラム
JP2009137115A (ja) * 2007-12-05 2009-06-25 Nisca Corp 後処理装置及び製本装置並びに画像形成システム
US7660556B2 (en) 2005-01-12 2010-02-09 Konica Minolta Business Technologies, Inc. Sheet post processing apparatus and image forming system
JP2015100889A (ja) * 2013-11-26 2015-06-04 株式会社セーコウ 後処理装置

Families Citing this family (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6956664B1 (en) * 1999-11-03 2005-10-18 Toshiba Tec Kabushiki Kaisha Generation of cover sheets by networked printer
AU2003217584A1 (en) * 2002-02-21 2003-09-09 General Binding Corporation Punching station, punch pin, punch plate, die set, angled aligner, a method of making punch pins and a method of punching in line with a processing machine
JP4933052B2 (ja) * 2004-03-18 2012-05-16 オセ−テクノロジーズ ビーブイ スマートパンチングに対するシート処理方法及びシート処理機器
US7596751B2 (en) * 2005-04-22 2009-09-29 Hewlett-Packard Development Company, L.P. Contact sheet based image management
JP4848778B2 (ja) * 2006-01-26 2011-12-28 コニカミノルタビジネステクノロジーズ株式会社 画像形成装置

Family Cites Families (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US3730560A (en) * 1969-02-13 1973-05-01 Abildgaard Lab Method of forming and casing books and product thereof
US5275520A (en) * 1990-11-14 1994-01-04 Mita Industrial Co., Ltd. Binding unit for binding sheets in adherence to a binder
JP3134348B2 (ja) 1991-04-22 2001-02-13 ミノルタ株式会社 複写機
US5263698A (en) * 1991-06-10 1993-11-23 Ricoh Company, Ltd. Binding device for an image forming apparatus with cover sheet
JP3207468B2 (ja) 1991-09-20 2001-09-10 キヤノン株式会社 ファクシミリ装置
WO1994022264A1 (en) * 1993-03-17 1994-09-29 Ricoh Company, Ltd. Apparatus for recording image
EP0960704B1 (en) * 1993-12-28 2002-05-22 Sharp Kabushiki Kaisha Paper-punching device for use in an image-forming apparatus
JP2965497B2 (ja) * 1995-12-06 1999-10-18 富士ゼロックス株式会社 シート後処理装置
JP2894269B2 (ja) * 1996-03-14 1999-05-24 富士ゼロックス株式会社 パンチ処理装置
US6065379A (en) * 1996-06-19 2000-05-23 Minolta Co., Ltd. Finisher with a punching function

Cited By (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003098774A (ja) * 2001-09-25 2003-04-04 Konica Corp 画像形成装置及び画像形成装置の後処理装置並びに画像形成システム
US7660556B2 (en) 2005-01-12 2010-02-09 Konica Minolta Business Technologies, Inc. Sheet post processing apparatus and image forming system
JP2007168265A (ja) * 2005-12-22 2007-07-05 Konica Minolta Business Technologies Inc 製本装置、製本プログラム及び製本システム
JP2007196633A (ja) * 2006-01-30 2007-08-09 Canon Inc 製本装置、製本方法及び印刷装置
JP4621148B2 (ja) * 2006-01-30 2011-01-26 キヤノン株式会社 製本装置、製本方法及び印刷装置
JP2007245611A (ja) * 2006-03-17 2007-09-27 Konica Minolta Business Technologies Inc 画像形成システム、画像形成装置及び製本装置
JP2008133124A (ja) * 2006-11-29 2008-06-12 Canon Inc 製本装置及びその制御方法、画像形成装置及びその制御方法、並びに制御プログラム
JP2009137115A (ja) * 2007-12-05 2009-06-25 Nisca Corp 後処理装置及び製本装置並びに画像形成システム
JP2015100889A (ja) * 2013-11-26 2015-06-04 株式会社セーコウ 後処理装置

Also Published As

Publication number Publication date
US6573974B1 (en) 2003-06-03

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6371472B1 (en) Sheet processing for stacking shifted sheet bundles
JP2001235977A (ja) 画像形成装置
US5105229A (en) Image recording apparatus
US6801748B2 (en) Image forming apparatus, sheet processing apparatus, sheet processing method, and book-binding method
JPH10245151A (ja) 画像形成装置
JPH11157744A (ja) 画像形成装置
JP4462136B2 (ja) 画像形成システム、画像形成方法および画像形成プログラム
JPH10218483A (ja) シート処理装置及び画像形成装置
US7536149B2 (en) Image forming apparatus
JPH09142728A (ja) 画像形成システム及びフィニッシャ
JP2744233B2 (ja) 原稿循環装置
JPH10194578A (ja) 画像形成システム
JP3652075B2 (ja) シート処理装置及びこれを備える画像形成装置
JP4434800B2 (ja) シート処理装置
JP2001096870A (ja) 画像形成システムおよびそのジョブ処理方法、制御方法、画像形成装置並びに記憶媒体
JP2765654B2 (ja) シート綴じ装置
JP2000177921A (ja) 後処理装置および後処理方法
JP3130507B2 (ja) 2in1モードを有する画像形成装置
JP3108461B2 (ja) 画像形成システム
JPH05286281A (ja) 画像形成装置の綴り装置
JP2911456B2 (ja) 画像形成装置
JP3247808B2 (ja) シート材再給送装置並びにこれを備えた画像形成装置
JP2957809B2 (ja) 自動原稿給送装置
JP3419088B2 (ja) シート後処理装置
JPH08152772A (ja) 画像形成装置